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FRB利下げ開始「24年4〜6月」が45% QUICK債券調査

日経新聞より引用

QUICKは4日、8月の債券月次調査の結果を発表した。米連邦準備理事会(FRB)が利下げを開始する時期は「2024年4〜6月」との予想が45%と最も多かった。「24年後半」が32%で続いた。

足元の米長期金利の上昇要因については「足元の景気・インフレ」が48%と最も多かった。次いで「利下げ観測の後退」が28%と、米国経済が想定以上に好調なことを指摘する意見が多く見られた。

ただ、「米インフレ率の落ち着きや米景気の減速が確認される中、米利上げは結果として23年7月までとなるとみられる」(証券会社)との声もあった。

日銀は7月に現行の金融政策の枠組みを維持した上で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)運用の柔軟化を決めた。この政策修正について「評価できる」が57%と「評価できない」の14%を大きく上回った。「どちらでもない」も29%あった。

調査は8月29〜31日に証券会社や生損保、銀行など180人の債券市場関係者を対象に実施、119人から回答を得た。

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