雇用統計受け
1)市場で織り込まれているよりも政策金利を引き上げなければならないかもしれない
2)今後の金融政策はデータ次第で判断する
3)「誰も想定していない強さだった」
4)(インフレを抑える)プロセスにかなりの期間を要すると考えているのかを示している
5)1月の雇用統計は非農業部門の就業者数が市場予想を上回る伸びとなり、米債券市場で金融引き締めが長期化するとの見方が広がっていた。
6)インフレ鈍化のプロセスは始まっているが、まだ先は長い
7)家賃を除くサービス価格で物価上昇の加速が止まっていない
8)2023年にはインフレ率が大幅に下がるという従来通りのシナリオを説明しつつ、その道のりは「なめらかではなく、デコボコになるだろう」と市場の楽観論にクギを刺した。
9)米議会で調整が難航している政府債務の法定上限の引き上げについては「結論が遅すぎた場合、(債務不履行に陥った後の)金融市場や経済を守る力はFRBにはない」と警鐘を鳴らした。