はじめに
日経新聞の記事に、「米景気期待、円に先安観」。
2021年05月10日の朝刊の記事。中長期的な視点として、記事の要約を記録しておく。
記事要約
1)今週の円相場は下落基調が継続する公算が大きい。
2)最大の注目は12日発表の米消費者物価指数。
3)米国で早期の景気回復期待が強まる中、インフレ観測が一段と強まれば日米の金利差を意識した円売りドル買いが膨らむ可能性が高い。
4)心理的な節目として、1ドル110円台が意識されそう。
5)FRB幹部の発言も材料視されそう。
6)11日はブレイナード理事、12日にはクラリダ副議長が講演を予定。
7)パウエル議長は早期の緩和縮小に否定的だが、今後の金融政策を占う上で幹部の景気認識が焦点になる。
8)市場では円相場の先安観が根強い。
9)新型コロナウィルスのワクチン接種が米国や欧州と比べて遅れており、円を積極的に買う理由が乏しい。