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米消費者態度指数、3.6ポイント低下

3月、4カ月ぶりマイナス

日経新聞より引用

【ニューヨーク=佐藤璃子】米ミシガン大が17日に発表した3月の消費者態度指数(速報値)は63.4と、前月の確報値である67.0から3.6ポイント低下した。ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(67.0)を下回り、4カ月ぶりの前月比マイナスとなった。物価の高止まりが依然として消費者の重荷になっている。米銀破綻による金融システム不安が消費者心理にも波及する可能性がある。

1年先の物価の見通しを示す予想インフレ率は3.8%と、2021年4月以来の低水準を記録した。新型コロナウイルス流行前の水準(2%台)と比較すると高水準で推移している。5年先の予想は2.8%と22年9月以来の低水準となった。

ミシガン大の調査分析担当、ジョアン・シュー氏は「米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の見通しが不透明になっている。インフレ期待は今後数カ月間、不安定に推移するだろう」と指摘した。

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