フィボナッチ・ゾーン

定位置に向かうドル円 105~115円

日経新聞に、上記の記事。記事の要約と、今後のトレード方針についてまとめる。

日経新聞からの記事

記事の要約

1)外為市場では、昨年末まで1ドル=100円突破を視野に入れた円高予想が多かった。
2)円相場は、新型コロナウィルスの収束を見据えて、2017年から長く続いた105~115円の定位置に戻ってきた。
3)円相場の長期チャートを見ると、コロナ前まで105~115円の狭いレンジで停滞していた。
4)この相場が崩れたのが、秋以降の相場。
5)円相場は一時、レンジの上限である、105円を突破し、102円台まで上昇。
6)市場参加者が100円突破説が広がるきっかけになった。
7)2月半ば以降、円相場は、105~115円のレンジに戻ってきた。
8)現在はレンジの中心である、110円を伺う位置まで戻ってきた。
9)定位置に戻った要因は、需給と金利差という為替相場の2大要因がある。
【需給面】について
1)財務省の統計を見ると、昨年秋以降、貿易黒字が大幅に膨らんだ。
2)中国や米国の経済がコロナショックから先行して立ち直り、輸出が回復に向かった。
3)貿易黒字は、日本企業が輸出で得た外貨を、円に替える過程で過程で円買いを伴う。
4)ただ今年にかけて、資源価格が上昇してきたことで輸入額が増加。
5)貿易黒字が縮小し、輸出入がほぼ均衡した。
6)これが定位置に戻った一つの要因。

【金利要因】
1)米国の長期金利上昇が要因
2)FRBパウエル議長3月のFOMC後の会見で、「少なくとも23年末まではゼロ金利政策を維持する」という従来姿勢を堅持。
3)米長期金利もコロナ前の昨年初めの水準である1%台後半で落ち着きどころを探り始めている。
4)日銀も長期金利の上昇を抑え込む手段として、連続指し値オペ制度」を新たに導入。
5)日本の金利もゼロ金利で落ち着き。
6)日米間の金利が落ち着きを取り戻しつつある。
7)金利差の安定がドル円を定位置に戻した。

まとめ

今回の円安ドル高の過程で、ヘッジファンドの偏ったポジションが解消された。ドル高、円高どちらにもポジションを取りやすくなっているとのこと。また、各国の緩和政策が、経済の過熱感をまねく可能性を示唆。米長期金利が2%台になると、一気にドル高になるとも。

コロナショックを得ても、レンジ内で停滞すれば、5年にわたって「動かぬ円」が続くこととなり、金利変動も貿易活動も活性化しない停滞経済の裏返しかもしれないと記事はしている。

ドル円 今後のトレードについて

最近のドル円の上昇を裏付ける記事に出会った。米長期金利をみていく必要があることがわかた。また、経済の過熱感も示唆しており、どこで、金融引締めに動くかも注意が必要かと。当面先だと思うが。。。。このへんの仕組みをいち早く察知して、少し長期的なポジション取得も検討していいのかもしれないと思っている。為替は回帰性があるので、あまり無茶なポジションをとらなければ。。。。利益を上げれるかと。。。。

債券の仕組みをもっと勉強が必要があることも痛感している。

自分自身のトレードを2月から振り返ると。

2月は、会社をやめた初月。コロナショックの相場にあたふたした思い出あり、資金をふっとばした。今思うと、耐えられるだけの資金を持っていればと思う。資金管理がなっていなかったと。回帰性があったので、今では利益になっていたかと。

資金管理の勉強は債券の勉強よりもっと必要と認識している。

 

 

 

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