
2026/03/31 7:09:50
要人発言
ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「米経済の基本的な見通しは非常に良好」
「コアインフレの見通しは原油価格の急騰でもまだ変わっていない」
「インフレ期待には細心の注意を払う必要がある」
2026/03/31 8:00:40
東京為替見通し
昨日の海外市場では、ドル円は一時159.33円まで弱含んだ。ただ、原油先物相場が底堅く推移し、対欧州・オセアニア通貨中心にドル高が進んだ影響を受けて、159.74円付近まで下げ幅を縮めた。ユーロドルは1.1443ドルまで弱含んだ。
本日の為替市場も、引き続きイラン情勢に振らされる展開がメインシナリオ。ただし、月末・年度末フローが重なる本日は、東京仲値を中心に実需の売買が通常以上に膨らみやすく、明確なニュースがなくとも相場が急変するリスクには警戒しておきたい。
イラン情勢を巡っては、英紙が報じたところによれば、トランプ米大統領は「イランの石油を奪い、輸出拠点であるカーグ島を占領できる」と発言。空爆を4月6日まで見送る一方で、資源確保とホルムズ海峡の掌握を視野に入れる強硬姿勢が透ける。こうした構図のもとでは、イラン側が安易に停戦へ傾くとは考えにくい。短期間で終了するとされていたロシアのウクライナ侵攻が5年目を迎えているように短期決着の思惑は後退し、戦線の長期化を織り込む流れが強まりやすい。結果として、原油高を背景としたドル需要は当面底堅さを維持しそうだ。
もっとも、カーグ島の掌握は言うほど単純ではない。イランの徹底抗戦は織り込み済みとしても、同島はホルムズ海峡から約500kmと距離があり、仮に制圧したとしても輸出ボトルネックの解消には直結しない。加えて、民間インフラへの攻撃は国際人道法上のリスクも孕む。仮に米兵の犠牲が増えれば、低下基調にある支持率への打撃は避けられず、政権にとってもハイリスクな賭けとなる。
こうした地政学リスクが主導する地合いの中で、本日は年度末フローがもう一つの注目動向となる。昨年は仲値にかけて円売りが優勢となったが、その後は株安に押され失速。本日も仲値前後にかけてピンポイントで流動性が歪み、短期的な値動きが増幅される可能性が高い。
為替介入については、三村財務官が「この状況が続けば断固たる措置が必要」と踏み込んだ。ただ、足元の円安は円単独ではなくドル全面高の色彩が強い。ドル高局面で円だけを買い支えても、効果は限定的となる公算が大きい。介入警戒は残るが、トレンド転換の決定打とまでは見込みづらい。
なお、本日は2月失業率と3月東京都区部CPIが発表予定。都区部CPIは全国版の先行指標とされるが、足元のエネルギー価格上昇の影響はなお限定的で、前年比+1.8%程度と前月並みの伸びが見込まれている。インフレ加速の有無というより、現状維持を確認するイベントにとどまる可能性が高い。
2026/03/31 8:06:40
東京外国為替市場概況
31日の東京外国為替市場でドル円は小高い。8時時点では159.81円とニューヨーク市場の終値(159.71円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。159.83円までやや値を上げた。引き続き中東関連の報道に注意する必要があるほか、本日は年度末とあって仲値前後の本邦勢のフローにも注目しておきたい。なお、8時30分には3月東京都区部消費者物価指数(CPI)、8時50分には2月鉱工業生産速報などの発表が予定されている。
ユーロ円はもみ合い。8時時点では183.12円とニューヨーク市場の終値(183.10円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。183.10円台でのもみ合いとなっており、目先は本邦勢の本格参入を待つ状態だ。
ユーロドルは小動き。8時時点では1.1458ドルとニューヨーク市場の終値(1.1465ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。前日終値付近で動意を欠いた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.67円 - 159.83円
ユーロドル:1.1456ドル - 1.1469ドル
ユーロ円:182.96円 - 183.17円
2026/03/31 8:31:20
【指標】
2月完全失業率 2.6%、予想 2.7%
2月有効求人倍率 1.19倍、予想 1.18倍
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合・前年比)
〔予想 +1.8%〕 (前回発表値 +1.8%)
2月完全失業率〔予想 2.7%〕 (前回発表値 2.7%)
2月有効求人倍率〔予想 1.18倍〕 (前回発表値 1.18倍)
2026/03/31 8:51:47
【指標】
2月鉱工業生産・速報値(前年比)+0.3%、予想 +0.4%
2月商業販売統計速報(小売業販売額)(前年比) -0.2%、予想 +0.9%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月鉱工業生産・速報値(前月比)〔予想 -2.0%〕 (前回発表値 +4.3%)
2月鉱工業生産・速報値(前年比)〔予想 +0.4%〕 (前回発表値 +0.7%)
2月商業販売統計速報(小売業販売額)(前年比)〔予想 +0.9%〕 (前回発表値 +1.8%)
2026/03/31 9:00:50
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月ニュージーランド(NZ)ANZ企業信頼感〔予想 -〕 (前回発表値 59.2)
2026/03/31 9:45:47
要人発言
片山財務相
「原油先物だけでなく為替も投機的になっている」
「あらゆる方面で万全の対応をとっていく」
2026/03/31 10:10:37
東京外国為替市場概況
31日の東京外国為替市場でドル円は方向感なく上下。10時時点では159.88円とニューヨーク市場の終値(159.71円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。一部通信社が「イランによる攻撃でクウェートのタンカーがドバイ港で被弾した」と報じたことで、WTI原油先物価格が106ドル後半まで上昇した。この報道をきっかけに、一時159.94円まで強含んだ。
しかし、ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙が「トランプ大統領はホルムズ海峡の封鎖解除なしでも戦争終結に前向き」と報じたことをきっかけに、原油先物価格が103ドル台まで売られ、軟調な動きだった米株指数先物が一転プラス圏を回復すると159.70円近辺まで下押した。ただ、年度末ということもあり、東京仲値にかけてはドル買い・円売り需要が入ると159.89円付近まで買い戻されるなど方向感なく上下している。
ユーロドルは一転買い戻し。10時時点では1.1475ドルとニューヨーク市場の終値(1.1465ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。タンカー被弾のニュースが伝わると徐々に上値が重くなり1.1448ドルまで弱含んだが、WSJ紙の報道が伝わると一転買い戻され10時過ぎには1.1477ドルまで切り返した。
ユーロ円はじり高。10時時点では183.46円とニューヨーク市場の終値(183.10円)と比べて36銭程度のユーロ高水準だった。一時1300円超の大幅続落となっていた日経平均株価だが、WSJ報道後に313円安まで一時下げ幅を取り戻したことや、米株指数先物がプラスに転じるとクロス円も下げ渋った。東京仲値にかけては円売りが進んだことも支えになり183.47円までじり高になった
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.67円 - 159.94円
ユーロドル:1.1448ドル - 1.1477ドル
ユーロ円:182.96円 - 183.47円
2026/03/31 10:31:47
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)〔予想 50.1〕 (前回発表値 49.0)
2026/03/31 11:12:47
インターバンクスワップ状況
ドル円スワップスプレッド
O/N 1.66 / 1.13
T/N 1.40 / 1.30
S/W 9.62 / 9.51
1M 48.11 / 47.81
2M 82.39 / 81.97
3M 122.26 / 121.76
6M 240.80 / 239.77
※3月31日10時13分時点
2026/03/31 12:08:19
東京外国為替市場概況
31日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。12時時点では159.60円とニューヨーク市場の終値(159.71円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。本邦年度末の仲値に向けたドル買いの流れが10時過ぎも続き、一時159.97円まで上昇。もっとも160円手前の重さを確認すると、WTI原油先物の売り戻しに引きずられて上値を切り下げる展開に。12時前には159.59円まで下押した。
ユーロドルは上昇一服。12時時点では1.1476ドルとニューヨーク市場の終値(1.1465ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。WSJ紙電子版が報じた「トランプ大統領はホルムズ海峡の封鎖解除なしでも戦争終結に前向き」を受けた原油先物とドルの売り戻しは、10時過ぎも継続。一時106ドル後半まで上げ幅を拡大したWTI原油先物価格は、101ドルを割り込む場面があった。ユーロドルも1.1491ドルまでユーロ高ドル安が進んだ。もっとも、原油売りが一服するとともにユーロドルは1.1470ドル台まで上値を切り下げている。
ユーロ円は12時時点では183.15円とニューヨーク市場の終値(183.10円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。東京仲値の後も円売りが続き、183.58円までユーロ高円安に傾いた。しかしながら、一巡後はドル円の失速に歩調を合わせて183.10円台まで水準を落とした。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.59円 - 159.97円
ユーロドル:1.1448ドル - 1.1491ドル
ユーロ円:182.96円 - 183.58円
2026/03/31 12:24:47
インターバンクオプション状況
【ドル円】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 9.97%(前日比+0.08%)
リスクリバーサル1カ月物 0.45%の円コールオーバー
主なオプションのストライクと行使期日
162.00円 2日
161.00円 2・6日
160.55円 2日
160.50円 2日
160.00円 1・2日
159.75円 2日
159.50円 2日
159.10円 1日
159.00円 31・2・7日
158.00円 1日
157.35円 2日
157.00円 31・2日
【ユーロドル】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 7.63%(前日比-0.14%)
主なオプションのストライクと行使期日
1.1800ドル 31・1・6・7日
1.1795ドル 1日
1.1790ドル 1日
1.1750ドル 1日
1.1730ドル 1日
1.1700ドル 31・1・6・7日
1.1665ドル 31日
1.1655ドル 1日
1.1650ドル 31・1・2日
1.1635ドル 1日
1.1630ドル 1日
1.1625ドル 1・7日
1.1620ドル 1日
1.1600ドル 31・1・7日
1.1580ドル 7日
1.1570ドル 1日
1.1555ドル 31日
1.1550ドル 31・3日
1.1540ドル 2日
1.1530ドル 1日
1.1525ドル 31・1日
1.1500ドル 31・1・2・7日
1.1495ドル 31日
1.1485ドル 31日
1.1460ドル 31日
1.1450ドル 1・6日
1.1425ドル 2日
1.1350ドル 31・1日
1.1300ドル 31・1・6日
2026/03/31 13:53:50
イベントスケジュール
○15:00 ◇ 2月独輸入物価指数(予想:前月比0.8%/前年比なし)
○15:00 ◎ 2月独小売売上高(予想:前月比0.3%/前年比1.0%)
○15:00 ◇ 3月英ネーションワイド住宅価格指数(予想:前月比横ばい)
○15:00 ☆ 10-12月期英国内総生産(GDP)改定値(予想:前期比0.1%/前年比1.0%)
○15:00 ◇ 10-12月期英経常収支(予想:238億ポンドの赤字)
○15:45 ◇ 2月仏消費支出(予想:前月比▲0.3%)
○15:45 ◇ 3月仏CPI速報値(予想:前月比0.9%/前年比1.6%)
○15:45 ◇ 2月仏卸売物価指数(PPI)
○16:00 ◇ 2月トルコ失業率
○16:00 ◇ 2月トルコ貿易収支(予想:92.0億ドルの赤字)
○16:00 ◎ パネッタ伊中銀総裁、講演
○16:30 ◎ ミュラー・エストニア中銀総裁、講演
○16:55 ◎ 3月独雇用統計(予想:失業率6.3%/失業者数変化0.20万人)
○17:00 ◎ カジミール・スロバキア中銀総裁、講演
○18:00 ☆ 3月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値(予想:前年比2.6%)
○18:00 ☆ 3月ユーロ圏HICPコア速報値(予想:前年比2.4%)
○19:00 ◇ 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
○21:00 ◎ 2月南アフリカ貿易収支(予想:200億ランドの黒字)
○21:30 ☆ 1月カナダGDP(予想:前月比横ばい/前年比0.4%)
○22:00 ◇ 1月米住宅価格指数(予想:前月比0.1%)
○22:00 ◎ 1月米ケース・シラー住宅価格指数(予想:前年比1.4%)
○22:10 ◎ スレイペン・オランダ中銀総裁、講演
○22:45 ◎ 3月米シカゴ購買部協会景気指数(予想:54.2)
○23:00 ◎ 3月米消費者信頼感指数(予想:88.0)
○23:00 ◎ 2月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数(予想:689.5万件)
○1日01:00 ◎ グールズビー米シカゴ連銀総裁、あいさつ
○1日02:10 ◎ シュミッド米カンザスシティー連銀総裁、講演
○1日04:00 ◎ バー米連邦準備理事会(FRB)理事、討論会に参加
○1日06:10 ◎ ボウマンFRB副議長、講演
○インド(ジャイナ教マハビラ生誕日)、休場
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/31 14:01:40
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月新設住宅着工戸数(前年比)〔予想 -4.5%〕 (前回発表値 -0.4%)
2026/03/31 15:01:47
【指標】
10-12月期英GDP改定値(前年比) +1.0%、予想 +1.0%
10-12月期英経常収支 -238億ポンド、予想 -184億ポンド
3月英ネーションワイド住宅価格(前月比) +0.9%、予想 ±0.0%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
10-12月期英国内総生産(GDP)改定値(前期比)〔予想 +0.1%〕 (前回発表値 +0.1%)
10-12月期英国内総生産(GDP)改定値(前年比)〔予想 +1.0%〕 (前回発表値 +1.0%)
10-12月期英経常収支〔予想 238億ポンドの赤字〕 (前回発表値 121億ポンドの赤字)
3月英ネーションワイド住宅価格(前月比)〔予想 ±0.0%〕 (前回発表値 +0.3%)
2026/03/31 15:02:50
【指標】
2月独小売売上高(前年比) +0.6%、予想 +1.0%
2月独輸入物価指数(前月比) +0.3%、予想 +0.8%
2月独輸入物価指数(前年比) -2.3%、前回 -2.3%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月独小売売上高(前月比)〔予想 +0.3%〕 (前回発表値 -1.0%・改)
2月独小売売上高(前年比)〔予想 +1.0%〕 (前回発表値 +0.9%・改)
2月独輸入物価指数(前月比)〔予想 +0.8%〕 (前回発表値 +1.1%)
2月独輸入物価指数(前年比)〔予想 -〕 (前回発表値 -2.3%)
2026/03/31 15:07:50
東京外国為替市場概況
31日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。15時時点では159.60円と12時時点(159.60円)とほぼ同水準だった。午前に160円手前での上値の重さを確認すると、時間外の米10年債利回りが一時4.31%台まで低下するのを眺め159.49円まで下落。ただ、前日安値159.33円が目先のサポートとして意識されると、午前に101ドル割れまで売られた時間外のWTI原油先物がやや持ち直していることもあり、その後は下げ渋った。
ユーロ円も下げ渋り。15時時点では182.96円と12時時点(183.15円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。182.83円まで下押し後に183.00円台まで値を戻すなど、ドル円の動きにつれる形となった。
ユーロドルは15時時点では1.1464ドルと12時時点(1.1476ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。手掛かり材料に乏しい中、1.1470ドルを挟んで方向感を模索する動きとなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.49円 - 159.97円
ユーロドル:1.1448ドル - 1.1491ドル
ユーロ円:182.83円 - 183.58円
2026/03/31 15:36:40
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.60円(前営業日NY終値比▲0.11円)
ユーロ円:1ユーロ=182.96円(▲0.14円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1464ドル(▲0.0001ドル)
日経平均株価:51063.72円(前営業日比▲822.13円)
東証株価指数(TOPIX):3497.86(▲44.48)
債券先物6月物:130.31円(▲0.03円)
新発10年物国債利回り:2.355%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年同月比 1.7% 1.8%
2月完全失業率
2.6% 2.7%
2月有効求人倍率
1.19倍 1.18倍
2月鉱工業生産・速報値
前月比 ▲2.1% 4.3%
前年同月比 0.3% 0.7%
2月商業販売統計速報(小売業販売額)
前年同月比 ▲0.2% 1.8%
2月新設住宅着工戸数
前年同月比 ▲4.9% ▲0.4%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は頭が重い。WTI原油先物価格が時間外で上昇したことを背景に買いが先行。四半期末に絡んだ本邦実需勢の買いも観測され、一時159.97円まで値を上げた。ただ、「トランプ米大統領はホルムズ海峡封鎖解除がなくても戦争終結の準備をしている」とWSJ紙が報じると原油価格が一転下落。ドル円もつれる形で159.49円まで押し戻されている。
・ユーロ円も頭が重い。総じてドル円につれる展開となり、序盤に一時183.58円まで値を上げたものの、その後は182.83円まで伸び悩んだ。
・ユーロドルは方向感がない。原油高が嫌気され一時1.1448ドルまで売りが先行したが、昨日安値の1.1443ドルが目先のサポートとして意識されると、原油の失速とともに1.1491ドルまで切り返した。一方で、欧州勢の本格参入を前に上値も限られた。
・日経平均株価は4日続落。中東情勢を巡る不透明感が払しょくされず、原油相場の高止まりが投資家心理を冷やした。昨日の米ハイテク株安も売りに拍車をかけ、指数は一時1300円近く下落した。
・債券先物相場は反落。原油高により本邦のインフレが懸念されて130.19円まで売りが先行したが、日本株安を受けて一巡後は買い戻しが入った。
2026/03/31 15:46:50
【指標】
3月仏CPI速報値(前年比) +1.7%、予想 +1.6%
2月仏消費支出(前月比) -1.4%、予想 -0.3%
2月仏PPI(前月比) -0.2%、前回 +0.5%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月仏消費者物価指数(CPI)速報値(前月比)〔予想 +0.9%〕 (前回発表値 +0.6%)
3月仏消費者物価指数(CPI)速報値(前年比)〔予想 +1.6%〕 (前回発表値 +0.9%)
2月仏消費支出(前月比)〔予想 -0.3%〕 (前回発表値 +0.4%・改)
2月仏卸売物価指数(PPI、前月比)〔予想 -〕 (前回発表値 +0.5%)
2026/03/31 16:02:17
【指標】
2月トルコ失業率 8.5%、前回 8.1%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月トルコ貿易収支〔予想 92.0億ドルの赤字〕 (前回発表値 83.8億ドルの赤字)
2月トルコ失業率〔予想 -〕 (前回発表値 8.2%・改)
2026/03/31 16:32:20
要人発言
カラハム・トルコ中銀総裁
「外貨流動性を支えるための金取引は通常のもの」
「金取引の大部分はスワップ取引の性質を持つもの」
「中央銀行は先回りし、かつ柔軟に行動している」
「必要な金融引き締めの達成に向けて断固とした姿勢」
2026/03/31 16:57:20
【指標】
3月独失業率 6.3%、予想 6.3%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月独雇用統計
失業者数変化〔予想 +0.20万人〕 (前回発表値 +0.10万人)
失業率〔予想 6.3%〕 (前回発表値 6.3%)
2026/03/31 17:00:41
要人発言
ミュラー・エストニア中銀総裁
「向こう数四半期で利上げの可能性」
「エネルギー価格が高止まりし続けるのであれば行動を起こさなければならない」
「ベースラインはおそらく現時点では楽観的すぎるものとなっている」
2026/03/31 17:06:40
東京外国為替市場概況
31日午後の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。17時時点では159.63円と15時時点(159.60円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。欧州勢が参入し始めたが動意は薄く、159円台半ばから後半で推移している。なお、時間外の米10年債利回りは一時4.30%台まで低下したものの、ドル相場の反応は限られている。
ユーロドルはこう着。17時時点では1.1473ドルと15時時点(1.1464ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。東京午前に上下した以降は方向感はなく、1.1470ドル前後での推移が続いている。ミュラー・エストニア中銀総裁が「向こう数四半期で利上げの可能性」などと述べたが、特段影響は見られない。
ユーロ円は下値が堅い。17時時点では183.14円と15時時点(182.96円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。欧米株価指数が上昇していることなどが支えとなり183円台前半まで下値を切り上げている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.49円 - 159.97円
ユーロドル:1.1448ドル - 1.1491ドル
ユーロ円:182.83円 - 183.58円
2026/03/31 18:00:48
【指標】
3月ユーロ圏HICPコア速報値(前年比) +2.3%、予想 +2.4%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値(前年比)〔予想 +2.6%〕 (前回発表値 +1.9%)
3月ユーロ圏HICPコア速報値(前年比)〔予想 +2.4%〕 (前回発表値 +2.4%)
2026/03/31 19:01:40
【指標】
財務省は31日、2月26日-3月27日に外国為替市場で為替介入を実施しなかったことを明らかにした。介入額ゼロは20カ月連続となる。
2026/03/31 20:05:48
欧州外国為替市場概況
31日の欧州外国為替市場でドル円はもみ合いが継続。20時時点では159.73円と17時時点(159.63円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。欧州勢参入後の動意は引き続き限定的。時間外取引の米10年債利回りが一時4.30%台まで低下後に4.33%付近へ小幅持ち直す動きに多少反応したものの、レンジを明確にシフトするような展開になっていない。
ユーロドルはこう着状態をおおむね維持。20時時点では1.1459ドルと17時時点(1.1473ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。東京午前から変わらないレンジの振れが続いた。独債利回りの小幅な低下や欧州株の底堅い動きへ、特段の反応は示さなかった。
ユーロ円も限定的な振幅。20時時点では183.03円と17時時点(183.14円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。欧州株の動きを支えに183円前半へ戻して以降は同レンジの動きが持続。ドル円やユーロドルの動意が限られるなか、大きく動きにくい状態だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.49円 - 159.97円
ユーロドル:1.1448ドル - 1.1491ドル
ユーロ円:182.83円 - 183.58円
2026/03/31 20:30:41
イベントスケジュール
○21:00 ◎ 2月南アフリカ貿易収支(予想:200億ランドの黒字)
○21:30 ☆ 1月カナダGDP(予想:前月比横ばい/前年比0.4%)
○22:00 ◇ 1月米住宅価格指数(予想:前月比0.1%)
○22:00 ◎ 1月米ケース・シラー住宅価格指数(予想:前年比1.4%)
○22:10 ◎ スレイペン・オランダ中銀総裁、講演
○22:45 ◎ 3月米シカゴ購買部協会景気指数(予想:54.2)
○23:00 ◎ 3月米消費者信頼感指数(予想:88.0)
○23:00 ◎ 2月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数(予想:689.5万件)
○1日01:00 ◎ グールズビー米シカゴ連銀総裁、あいさつ
○1日02:10 ◎ シュミッド米カンザスシティー連銀総裁、講演
○1日04:00 ◎ バー米連邦準備理事会(FRB)理事、討論会に参加
○1日06:10 ◎ ボウマンFRB副議長、講演
○インド(ジャイナ教マハビラ生誕日)、休場
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/31 20:33:50
要人発言
トランプ米大統領
「同盟国は、米国からジェット燃料を購入するか、あるいは自力でホルムズ海峡から獲得すべき」
「フランスはイランとの戦いで米国を支援しなかった。米国は忘れない」
2026/03/31 20:36:20
要人発言
トランプ米大統領
「ホルムズ海峡を通じて原油を輸入している国は、自力で原油を獲得すべき」
2026/03/31 20:44:41
要人発言
ラデブ・ブルガリア中銀総裁
「中東情勢の緊迫化により、インフレリスクが高まりつつある」
2026/03/31 21:01:48
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月南アフリカ貿易収支〔予想 200億ランドの黒字〕 (前回発表値 93億ランドの黒字)
2026/03/31 21:30:38
【指標】
1月カナダGDP(前年比) +0.6%、予想 +0.4%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
1月カナダ国内総生産(GDP)(前月比)〔予想 ±0.0%〕 (前回発表値 +0.2%)
1月カナダ国内総生産(GDP)(前年比)〔予想 +0.4%〕 (前回発表値 +1.0%)
2026/03/31 22:01:50
【指標】
1月米ケース・シラー住宅価格指数(前年比) +1.2%、予想 +1.4%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
1月米住宅価格指数(前月比)〔予想 +0.1%〕 (前回発表値 +0.3%・改)
1月米ケース・シラー住宅価格指数(前年比)〔予想 +1.4%〕 (前回発表値 +1.4%)
2026/03/31 22:07:48
欧州外国為替市場概況
31日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では159.35円と20時時点(159.73円)と比べて38銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが一時4.29%台まで低下したことなどで、159.35円まで下値を広げた。
トランプ米大統領は、「ホルムズ海峡を通じて原油を輸入している国は、自力で原油を獲得すべき」と述べた。
WTI原油先物価格は、イスラエルと米軍がホルムズ海峡のゲシュム島を空爆した、との報道で一時102ドル台まで下落した。
ユーロドルは強含み。22時時点では1.1503ドルと20時時点(1.1459ドル)と比べて0.0044ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りの低下で、一時1.1510ドルまで上値を伸ばした。
ユーロ円は強含み。22時時点では183.31円と20時時点(183.03円)と比べて28銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇に連れて、183.43円前後まで強含みに推移した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.35円 - 159.97円
ユーロドル:1.1448ドル - 1.1510ドル
ユーロ円:182.83円 - 183.58円
2026/03/31 22:45:48
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月米シカゴ購買部協会景気指数〔予想 54.2〕 (前回発表値 57.7)
2026/03/31 23:01:09
【指標】
3月米消費者信頼感指数 91.8、予想 88.0
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数〔予想 689.5万件〕 (前回発表値 694.6万件)
3月米消費者信頼感指数〔予想 88.0〕 (前回発表値 91.2)
2026/04/01 0:07:10
ニューヨーク外国為替市場概況
31日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では159.09円と22時時点(159.35円)と比べて26銭程度のドル安水準だった。トランプ米大統領の発言を受けて、米国とイランの紛争終結期待が高まる中、足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きが先行。前日の安値159.33円を下抜けて一時159.05円まで値を下げた。月末・期末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円買いのフローも観測された。
ユーロドルは強含み。24時時点では1.1521ドルと22時時点(1.1503ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。中東情勢の緊張緩和期待が高まる中、全般ドル売りが先行。前日の高値1.1527ドルを上抜けて一時1.1541ドルと日通し高値を更新した。
ただ、買い一巡後はやや上値が重くなっている。原油先物が上昇し米株価が伸び悩むと、ドル売り圧力がやや後退した。
ユーロ円は上値が重かった。24時時点では183.29円と22時時点(183.31円)と比べて2銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時183.65円と本日高値を更新したものの、ドル円の下落につれた売りが出ると183.22円付近まで押し戻された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.05円 - 159.97円
ユーロドル:1.1448ドル - 1.1541ドル
ユーロ円:182.83円 - 183.65円
2026/04/01 0:13:22
要人発言
トランプ米大統領
「ホルムズ海峡は米軍が撤退すれば自動的に開く」
「米国はイラン戦争でまだすべきことがある」
「イランとの戦争はそれほど長く続かない」
2026/04/01 1:42:50
要人発言
ペゼシュキアン・イラン大統領
「保証があれば戦争を終わらせる準備ができている」
2026/04/01 2:06:48
ニューヨーク外国為替市場概況
31日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値を広げる動き。2時時点では158.95円と24時時点(159.09円)と比べて14銭程度のドル安水準。「有事のドル買い」の巻き戻しが一服し、ドル円は159円前半まで持ち直したが、ペゼシュキアン・イラン大統領の「保証があれば戦争を終わらせる準備ができている」との発言を受けてドル売りが再燃し、158.83円まで下値を広げた。
ユーロドルは上昇。2時時点では1.1540ドルと24時時点(1.1521ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ高水準。トランプ米大統領とペゼシュキアン・イラン大統領が戦争の終焉に言及したことで、中東情勢の緩和期待でドル売りが優勢となった。イラン大統領の発言を受けて、NY原油先物は一時100ドル近辺まで急落し、ユーロドルは1.1559ドルまで強含んだ。
ユーロ円は底堅い。2時時点で183.43円と24時時点(183.29円)と比べて14銭程度のユーロ高水準。ユーロドルとドル円に振られる動きとなるも、183円前半で底堅い動きとなり、一時高値の手前水準となる183.61円近辺まで切り返した。ダウ平均は一時1000ドル超高まで上げ幅を拡大している。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.83円 - 159.97円
ユーロドル:1.1448ドル - 1.1559ドル
ユーロ円:182.83円 - 183.65円
2026/04/01 2:44:48
要人発言
アラグチ・イラン外相
「米国とメッセージ交換しているが協議はない」
2026/04/01 3:25:50
欧州マーケットダイジェスト
(31日終値:1日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.95円(31日15時時点比▲0.65円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.42円(△0.46円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1539ドル(△0.0075ドル)
FTSE100種総合株価指数:10176.45(前営業日比△48.49)
ドイツ株式指数(DAX):22680.04(△117.16)
10年物英国債利回り:4.916%(▲0.019%)
10年物独国債利回り:3.004%(▲0.031%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月独輸入物価指数
(前月比) 0.3% 1.1%
(前年比) ▲2.3% ▲2.3%
2月独小売売上高
(前月比) ▲0.6% ▲1.1%・改
(前年比) 0.6% 0.6%・改
3月英ネーションワイド住宅価格
(前月比) 0.9% 0.3%
10-12月期英国内総生産(GDP)改定値
(前期比) 0.1% 0.1%
(前年同期比) 1.0% 1.0%
10-12月期英経常収支
184億ポンドの赤字 107億ポンドの赤字・改
2月仏消費支出
(前月比) ▲1.4% 0.4%・改
3月仏消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) 0.9% 0.6%
(前年比) 1.7% 0.9%
2月仏卸売物価指数(PPI)
(前月比) ▲0.2% 0.5%
3月独雇用統計
失業率 6.3% 6.3%
失業者数変化 0.00万人 0.10万人
3月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
(前年比) 2.5% 1.9%
3月ユーロ圏HICPコア速報値
(前年比) 2.3% 2.4%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は軟調。「トランプ米大統領は側近らに対し、ホルムズ海峡の大部分が封鎖されたままでも、イランに対する米軍の軍事作戦を終了させる意向を示した」との報道を受けて、米国とイランの紛争終結期待が高まると、足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きが広がった。市場では「月末・期末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円買いのフローが観測された」との声も聞かれ、前日の安値159.33円を下抜けると一時158.90円まで値を下げた。
フィキシング通過後は159円台前半まで下げ渋る場面もあったが、ペゼシュキアン・イラン大統領の「保証があれば戦争を終わらせる準備ができている」との発言を受けて、原油安・株高・ドル安の様相が強まると、158.75円まで下げ幅を広げた。
・ユーロドルは底堅い動き。トランプ米大統領の発言を受けて、中東紛争の長期化懸念が後退すると、投資家心理が改善し、欧米株価が上昇。為替市場ではドル売りが優勢となった。「ペゼシュキアン・イラン大統領は米国・イスラエルとの交戦について早期終結に前向きな姿勢を示した」との報道が伝わると、WTI原油先物価格が1バレル=99.62ドル前後まで急落し、ダウ平均が一時1000ドル超上昇。為替市場ではドル売りが加速した。1時30分過ぎには一時1.1559ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.87まで低下した。
・ユーロ円は底堅い動き。ドル円の下落につれた売りが出たものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時183.65円と日通し高値を更新した。ロンドン・フィキシングに絡んだ円買いのフローが観測されると一時183.08円付近まで下げたものの、下押しは限定的だった。
・ロンドン株式相場は続伸。トランプ米大統領の発言を受けて、米国とイランの紛争終結期待が高まる中、買いが優勢となった。リオ・ティントやグレンコアなど素材株が買われたほか、ロールス・ロイス・ホールディングスやBAEシステムズなど資本財サービス株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は続伸。トランプ米大統領の発言を受けて、米国がイランでの軍事作戦を早期に終了させる可能性が意識されると株買いが広がった。個別ではMTUエアロ・エンジンズ(3.89%高)やラインメタル(2.48%高)、アディダス(2.24%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。中東情勢の緊張緩和期待が高まる中、原油先物相場が失速するとインフレ再燃への懸念が和らいだ。
2026/04/01 4:04:20
ニューヨーク外国為替市場概況
31日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。4時時点では158.89円と2時時点(158.95円)と比べて6銭程度のドル安水準。米・イランの終戦期待を背景としたドル売りが一服し、158.75円を安値に下げ渋るも、158円後半で戻りが鈍い。
ユーロドルは買いが一服。4時時点では1.1544ドルと2時時点(1.1540ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準。ドル安・原油安・株高の動きが一段落し、1.1559ドルを頭に買いが一服するも、押し戻しは1.1540ドル前後でとどめ下値の堅い動き。
ユーロ円は4時時点では183.42円と2時時点(183.43円)と比べて1銭程度のユーロ安水準。底堅い動きもドル主導の動きの中、183円前半で小幅の上下にとどまった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.75円 - 159.97円
ユーロドル:1.1448ドル - 1.1559ドル
ユーロ円:182.83円 - 183.65円
2026/04/01 6:06:18
ニューヨーク外国為替市場概況
31日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続落。終値は158.72円と前営業日NY終値(159.71円)と比べて99銭程度のドル安水準だった。アジア時間に伝わった「トランプ米大統領は側近らに対し、ホルムズ海峡の大部分が封鎖されたままでも、イランに対する米軍の軍事作戦を終了させる意向を示した」との報道を受けて、米国とイランの紛争終結期待が高まった。足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きがNY市場でも進んだ。月末・期末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円買いのフローが観測されると、前日の安値159.33円を下抜けて一時158.90円まで値を下げた。
フィキシング通過後は159円台前半まで下げ渋る場面もあったが、「ペゼシュキアン・イラン大統領は『保証があれば戦争を終わらせる準備ができている』との考えを示した」との報道をきっかけに、原油安・株高・ドル安の様相が強まると、158.66円まで下げ幅を広げた。市場では「米政権が想定している4-6週間というタイムラインを超えて紛争を長期化させない」との観測が広がっている。
ユーロドルは6営業日ぶりに反発。終値は1.1553ドルと前営業日NY終値(1.1465ドル)と比べて0.0088ドル程度のユーロ高水準だった。トランプ米大統領の発言を受けて、中東紛争の長期化懸念が後退すると、原油安・株高・ドル安が進んだ。「ペゼシュキアン・イラン大統領は米国・イスラエルとの交戦について早期終結に前向きな姿勢を示した」との報道が伝わると、WTI原油先物価格が1バレル=99.62ドル前後まで急落し、ダウ平均が1100ドル超上昇。為替市場ではドル売りが加速した。5時過ぎには一時1.1563ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.81まで低下した。
ユーロ円は反発。終値は183.38円と前営業日NY終値(183.10円)と比べて28銭程度のユーロ高水準。ドル円の下落につれた売りが出たものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時183.65円と日通し高値を更新した。ロンドン・フィキシングに絡んだ円買いのフローが観測されると一時183.08円付近まで下げたものの、下押しは限定的だった。
本日の参考レンジ
ドル円:158.66円 - 159.97円
ユーロドル:1.1448ドル - 1.1563ドル
ユーロ円:182.83円 - 183.65円
2026/04/01 6:15:40
イベントスケジュール
<国内>
○08:50 ☆ 日銀・企業短期経済観測調査(短観、3月調査)
☆ 大企業製造業の業況判断指数(DI、予想:16)
◎ 大企業非製造業の業況判断指数(DI、予想:33)
◎ 大企業製造業DI・6月見込み(予想:12)
◎ 大企業非製造業DI・6月見込み(予想:27)
◎ 大企業全産業設備投資計画(前年度比、予想:3.6%)
○日仏首脳会談
<海外>
○06:45 ◎ 2月ニュージーランド(NZ)住宅建設許可件数
○09:30 ◎ 2月豪住宅建設許可件数(予想:前月比5.5%)
○10:45 ◎ 3月RatingDog中国製造業購買担当者景気指数(PMI、予想:51.5)
○15:30 ◇ 2月スイス小売売上高
○16:00 ◇ 3月トルコ製造業PMI
○16:30 ◇ 3月スイス製造業PMI(予想:47.0)
○16:50 ◎ 3月仏製造業PMI改定値(予想:50.2)
○16:55 ◎ 3月独製造業PMI改定値(予想:51.7)
○17:00 ◎ 3月ユーロ圏製造業PMI改定値(予想:51.4)
○17:30 ◎ 3月英製造業PMI改定値(予想:51.4)
○18:00 ◎ 2月ユーロ圏失業率(予想:6.1%)
○19:30 ◎ チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
○20:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○21:15 ☆ 3月ADP全米雇用報告(予想:4.0万人)
○21:30 ☆ 2月米小売売上高(予想:前月比0.5%/自動車を除く前月比0.3%)
○22:05 ◎ ムサレム米セントルイス連銀総裁、講演
○22:10 ◎ バー米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
○22:45 ◎ 3月米製造業PMI改定値(予想:52.4)
○23:00 ☆ 3月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数(予想:52.3)
○23:00 ◇ 1月米企業在庫(予想:前月比0.1%)
○23:30 ◇ EIA週間在庫統計
○24:00 ◇ 3月メキシコ製造業PMI
○2日01:00 ◎ 2月ロシア失業率(予想:2.2%)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/04/01 6:20:40
NYマーケットダイジェスト
(31日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.72円(前営業日比▲0.99円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.38円(△0.28円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1553ドル(△0.0088ドル)
ダウ工業株30種平均:46341.51ドル(△1125.37ドル)
ナスダック総合株価指数:21590.63(△795.99)
10年物米国債利回り:4.32%(▲0.03%)
WTI原油先物5月限:1バレル=101.38ドル(▲1.50ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4678.6ドル(△121.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
1月米住宅価格指数
(前月比) 0.1% 0.3%・改
1月米ケース・シラー住宅価格指数
(前年比) 1.2% 1.4%
3月米シカゴ購買部協会景気指数
52.8 57.7
3月米消費者信頼感指数
91.8 91.0・改
2月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
688.2万件 724.0万件
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続落。アジア時間に伝わった「トランプ米大統領は側近らに対し、ホルムズ海峡の大部分が封鎖されたままでも、イランに対する米軍の軍事作戦を終了させる意向を示した」との報道を受けて、米国とイランの紛争終結期待が高まった。足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きがNY市場でも進んだ。月末・期末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円買いのフローが観測されると、前日の安値159.33円を下抜けて一時158.90円まで値を下げた。
フィキシング通過後は159円台前半まで下げ渋る場面もあったが、「ペゼシュキアン・イラン大統領は『保証があれば戦争を終わらせる準備ができている』との考えを示した」との報道をきっかけに、原油安・株高・ドル安の様相が強まると、158.66円まで下げ幅を広げた。市場では「米政権が想定している4-6週間というタイムラインを超えて紛争を長期化させない」との観測が広がっている。
・ユーロドルは6日ぶりに反発。トランプ米大統領の発言を受けて、中東紛争の長期化懸念が後退すると、原油安・株高・ドル安が進んだ。「ペゼシュキアン・イラン大統領は米国・イスラエルとの交戦について早期終結に前向きな姿勢を示した」との報道が伝わると、WTI原油先物価格が1バレル=99.62ドル前後まで急落し、ダウ平均が1100ドル超上昇。為替市場ではドル売りが加速した。5時過ぎには一時1.1563ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.81まで低下した。
・ユーロ円は反発。ドル円の下落につれた売りが出たものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時183.65円と日通し高値を更新した。ロンドン・フィキシングに絡んだ円買いのフローが観測されると一時183.08円付近まで下げたものの、下押しは限定的だった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続伸。トランプ米大統領の発言を受けて、市場では「米政権が想定している4-6週間というタイムラインを超えて紛争を長期化させない」との観測が広がり、投資家心理が上向いた。ペゼシュキアン・イラン大統領が紛争の早期終結に前向きな姿勢を示唆したとの報道が伝わると、上げ幅を大きく拡大した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに大幅反発。
・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。米国・イスラエルとイランの戦闘終結に対する期待が高まると、WTI原油先物価格が下落。原油高によるインフレ再燃への懸念が和らぎ、米国債に買いが入った。
・原油先物相場は4日ぶりに反落。トランプ米大統領がホルムズ海峡の大部分が封鎖されたままでも、イランに対する軍事作戦を終了させる意向を側近に伝えたと報じられ、ペゼシュキアン・イラン大統領の「保証があれば戦争を終わらせる準備ができている」との発言が伝わったことで、戦争終結への期待感が高まり下落して取引を終えた。
・金先物相場は3日続伸。米・イラン両国の大統領が戦争終結の用意があることが伝わり、米長期金利が低下し、為替相場でドル安が進んだことを受けて金は買いが優勢となった。