フィボナッチ・ゾーン(週次)

USDJPY フィボナッチ・ゾーン振り返り(2025/09/15〜09/19)

9/15

東京マーケットダイジェスト

休場

欧州マーケットダイジェスト

(15日終値:16日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.25円(15日15時時点比▲0.26円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.33円(△0.32円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1771ドル(△0.0042ドル)
FTSE100種総合株価指数:9277.03(前営業日比▲6.26)
ドイツ株式指数(DAX):23748.86(△50.71)
10年物英国債利回り:4.633%(▲0.038%)
10年物独国債利回り:2.691%(▲0.024%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
8月独卸売物価指数(WPI)
前月比     ▲0.6%     ▲0.1%
8月スイス生産者輸入価格
(前月比)   ▲0.6%     ▲0.2%
7月ユーロ圏貿易収支
(季調済)53億ユーロの黒字 37億ユーロの黒字・改
(季調前)124億ユーロの黒字  70億ユーロの黒字

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は頭が重かった。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げがほぼ確実視される中、全般ドル売りが先行。22時過ぎに一時147.23円と日通し安値を付けた。なお、トランプ米大統領は自身のSNSに「手遅れだ。今すぐ金利を引き下げなければならない。しかも、当初の想定よりも大幅な引き下げだ。住宅価格は急騰するだろう!!!」と投稿し、米連邦準備理事会(FRB)に「大幅な」利下げを実施するよう改めて要求した。
 ただ、前週末の安値147.12円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。

・ユーロドルは底堅い動き。アジア市場では一時1.1716ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。欧州中央銀行(ECB)の利下げ局面は終わりに近づいているとの見方が広がる一方、FRBは16-17日のFOMCで利下げを再開することがほぼ確実視されており、金融政策の方向性の違いを意識したユーロ買い・ドル売りが入りやすかった。1時過ぎには一時1.1775ドルと日通し高値を更新した。
 なお、シュナーベルECB専務理事は「金利は適切な水準にある」と述べた一方、「インフレの上方リスクが優勢になりつつある」などと発言した。

・ユーロ円は下値が堅かった。アジア時間に一時172.90円と日通し安値を付けたあとはじりじりと下値を切り上げる展開に。21時30分前には一時173.45円と週明け早朝取引で付けた日通し高値に面合わせした。ユーロドルの上昇につれた買いが相場を下支えした。

・ロンドン株式相場は小幅ながら続落。今週のFOMCや英中銀金融政策委員会(MPC)など重要イベントを前に様子見ムードも強く、相場は大きな方向感は出なかった。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が売られた半面、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が買われた。

・フランクフルト株式相場は反発。今週のFOMCでの利下げがほぼ確実視される中、投資家が運用リスクをとりやすくなるとの見方から買いが入った。個別ではラインメタル(2.82%高)やインフィニオン・テクノロジーズ(2.82%高)、シーメンス・エナジー(2.77%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。

NYマーケットダイジェスト

(15日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.40円(前営業日比▲0.28円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.37円(△0.10円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1761ドル(△0.0027ドル)
ダウ工業株30種平均:45883.45ドル(△49.23ドル)
ナスダック総合株価指数:22348.75(△207.65)
10年物米国債利回り:4.04%(▲0.02%)
WTI原油先物10月限:1バレル=63.30ドル(△0.61ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3719.0ドル(△32.6ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
9月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
         ▲8.7      11.9

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は反落。16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げがほぼ確実視される中、全般ドル売りが先行。22時過ぎに一時147.23円と日通し安値を付けた。ただ、前週末の安値147.12円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。
 なお、トランプ米大統領は自身のSNSに「手遅れだ。今すぐ金利を引き下げなければならない。しかも、当初の想定よりも大幅な引き下げだ。住宅価格は急騰するだろう!!!」と投稿し、米連邦準備理事会(FRB)に「大幅な」利下げを実施するよう改めて要求した。

・ユーロドルは上昇。欧州中央銀行(ECB)の利下げ局面は終わりに近づいているとの見方が広がる一方、FRBは今週のFOMCで利下げを再開することがほぼ確実視されており、金融政策の方向性の違いを意識したユーロ買い・ドル売りが入りやすかった。1時過ぎには一時1.1774ドルと日通し高値を更新した。米長期金利の低下も相場の支援材料。
 なお、シュナーベルECB専務理事は「金利は適切な水準にある」と述べた一方、「インフレの上方リスクが優勢になりつつある」などと発言した。

・ユーロ円は小幅ながら3日続伸。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると、週明け早朝取引で付けた日通し高値173.45円に面合わせした。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。米利下げ観測や米中貿易協議の進展期待から買いが優勢となった。ただ、主力株の一角には利益確定目的の売りも出たため、上値は限定的だった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。

・米国債券相場で長期ゾーンは反発。米利下げ観測を背景に買いが入ったほか、9月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を下回ったことが相場の支援材料となった。

・原油先物相場は続伸。トランプ米大統領が北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対してロシア産原油の購入を停止するよう要請したことや、ウクライナの攻撃にロシアスルグトネフテガスのキリシ製油所が標的となったことが支えとなった。

・金先物相場は続伸。中心限月の清算値ベースでは先週末に続き史上最高値を更新した。今週のFOMCでの利下げがほぼ確実視されていることが引き続き支援材料となった。また、為替相場でドルが重い動きとなったこともドル建ての金の買いを後押した。

9/16

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=146.99円(前営業日NY終値比▲0.41円)
ユーロ円:1ユーロ=173.13円(▲0.24円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1778ドル(△0.0017ドル)
日経平均株価:44902.27円(前営業日比△134.15円)
東証株価指数(TOPIX):3168.36(△7.87)
債券先物12月物:136.52円(▲0.12円)
新発10年物国債利回り:1.605%(△0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
      <発表値>    <前回発表値>
7月第三次産業活動指数
 前月比    0.5%    ▲0.2%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。3連休明けとあって本邦実需勢から買いが観測されると一時147.54円まで値を上げた。ただ、本邦長期金利が上昇したことをながめ、一巡後は一転して売りが優勢に。ハト派とされる大統領経済諮問委員会(CEA)のミラン委員長が米連邦準備理事会(FRB)理事に承認されたことが売り材料視されたほか、自民党の小泉氏が自民党総裁選に出馬したことが重しとなった面もあり、一時146.78円まで値を下げた。

・ユーロ円も頭が重い。総じてドル円につれる展開となった。午前に一時173.50円まで上昇したものの、15時過ぎには173.03円まで売られている。

・ユーロドルは強含み。ミラン氏のFRB理事承認がドル売り材料にされるとユーロ買い・ドル売りが進み、一時1.1791ドルまで値を上げ、7月3日以来の高値を付けた。

・日経平均株価は4日続伸し、連日で史上最高値を更新した。昨日の米ハイテク株高を受けて半導体関連株が買われた。もっとも、高値警戒感も台頭する中で下げに転じる場面もあった。

・債券先物相場は4日続落。前日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いで小高く始まったが、一巡後は下げに転じた。日本株高が重しとなったほか、明日の20年債入札を前に持ち高調整の売りも強まった。

欧州マーケットダイジェスト

(16日終値:17日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=146.37円(16日15時時点比▲0.62円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.68円(△0.55円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1866ドル(△0.0088ドル)
FTSE100種総合株価指数:9195.66(前営業日比▲81.37)
ドイツ株式指数(DAX):23329.24(▲419.62)
10年物英国債利回り:4.639%(△0.006%)
10年物独国債利回り:2.693%(△0.002%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
8月英雇用統計
失業率     4.4%      4.3%・改
失業保険申請件数
       1.74万件    ▲3.33万件・改
5-7月英失業率
(ILO方式)  4.7%       4.7%
9月独ZEW景況感指数
        37.3       34.7
9月ユーロ圏ZEW景況感指数
        26.1       25.1
7月ユーロ圏鉱工業生産
(前月比)   0.3%      ▲0.6%・改
(前年比)   1.8%       0.7%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。欧州中央銀行(ECB)の利下げ局面は終わりに近づいているとの見方が広がる一方、米連邦準備理事会(FRB)は16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを再開することがほぼ確実視されており、金融政策の方向性の違いを意識したユーロ買い・ドル売りが入った。2時30分前には一時1.1878ドルと2021年9月以来4年ぶりの高値を更新した。
 なお、カザークス・ラトビア中銀総裁は「ECBの利下げ幅はすでに著しく大きい」「現時点で金利を引き下げる理由はない」などと述べたと伝わった。

・ドル円は軟調。明日のFOMCでの利下げがほぼ確実視される中、全般ドル売りが優勢になると、2時30分前に一時146.28円と8月14日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時96.56まで低下した。
 なお、この日発表の8月米小売売上高や同月米輸入物価指数、同月米鉱工業生産は予想を上回ったものの、相場の反応は限定的だった。

・ユーロ円は下値が堅かった。東京午後に一時173.03円と日通し安値を付けたものの、前日の安値172.90円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。ユーロドルの上昇につれた買いも入り、2時前には173.79円と8日以来の高値を付けた。

・ロンドン株式相場は3日続落。今週のFOMCや英中銀金融政策委員会(MPC)など重要イベントを前に、持ち高調整目的の売りが優勢となった。HSBCやバークレイズなど金融株が売られたほか、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が値下がりした。半面、グレンコアやアングロ・アメリカンなど素材株は買われた。

・フランクフルト株式相場は反落。FOMCの結果公表を明日に控えて、持ち高調整目的の売りが優勢となった。個別ではコメルツ銀行(4.14%安)やドイツ銀行(3.45%安)、ハノーバー再保険(2.74%安)などの下げが目立ち、フレゼニウス・メディカル・ケア(1.47%高)などを除く38銘柄が下落した。

・欧州債券相場は下落。FOMCの結果発表を明日17日に控えて、持ち高調整や利益確定の売りが優勢となった。

NYマーケットダイジェスト

(16日終値)
ドル・円相場:1ドル=146.48円(前営業日比▲0.92円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.83円(△0.46円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1867ドル(△0.0106ドル)
ダウ工業株30種平均:45757.90ドル(▲125.55ドル)
ナスダック総合株価指数:22333.96(▲14.79)
10年物米国債利回り:4.03%(▲0.01%)
WTI原油先物10月限:1バレル=64.52ドル(△1.22ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3725.1ドル(△6.1ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
8月米小売売上高
(前月比)   0.6%      0.6%・改
(除く自動車) 0.7%      0.4%・改
8月米輸入物価指数
(前月比)   0.3%      0.2%・改
8月米鉱工業生産
(前月比)   0.1%     ▲0.4%・改
設備稼働率   77.4%     77.4%・改
7月米企業在庫
(前月比)   0.2%       0.2%
9月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
         32        32

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は続落。16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げがほぼ確実視される中、全般ドル売りが進行。2時30分前に一時146.28円と8月14日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時96.56と7月1日以来約2カ月半ぶりの低水準を更新した。
 なお、この日発表の8月米小売売上高や同月米輸入物価指数、同月米鉱工業生産は予想を上回ったものの、相場の反応は限られた。

・ユーロドルは続伸。欧州中央銀行(ECB)の利下げ局面は終わりに近づいているとの見方が広がる一方、米連邦準備理事会(FRB)は明日のFOMCで利下げを再開することがほぼ確実視されており、金融政策の方向性の違いを意識したユーロ買い・ドル売りが広がった。目先レジスタンスとして意識されていた7月1日の高値1.1829ドルを上抜けると上昇に弾みが付き、2時30分前に一時1.1878ドルと2021年9月以来4年ぶりの高値を更新した。

・ユーロ円は4日続伸。ドル円の下落につれた売りが出たものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時173.83円と8日以来の高値を付けた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。明日17日のFOMC結果公表を前に様子見ムードが強まる中、主力株の一角に利食い売りなどが出た。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は7日ぶりに小反落した。連日で史上最高値を更新したあとだけに、利益確定目的の売りが優勢となった。

・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。8月米小売売上高や同月米輸入物価指数が予想を上回ると売りが先行したものの、すぐに持ち直した。明日のFOMCで利下げがほぼ確実視される中、買いが入りやすかった。

・原油先物相場は3日続伸。ウクライナのドローン攻撃を受けてロシアの石油パイプライン運営会社大手トランスネフチが減産を余儀なくされる可能性を指摘したことや、翌日にFOMCの結果公表を控えドル安が続いたことが支援材料となった。

・金先物相場は3日続伸。3日連続で史上最高値を更新するなど堅調地合いを維持した。米長期金利が低下し、為替相場でドル安が進んだことが買いを後押した。

9/17

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=146.52円(前営業日NY終値比△0.04円)
ユーロ円:1ユーロ=173.74円(▲0.09円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1858ドル(▲0.0009ドル)
日経平均株価:44790.38円(前営業日比▲111.89円)
東証株価指数(TOPIX):3145.83(▲22.53)
債券先物12月物:136.65円(△0.13円)
新発10年物国債利回り:1.590%(▲0.015%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
8月貿易統計(通関ベース)
季節調整前 2425億円の赤字 1184億円の赤字・改
季節調整済 1501億円の赤字 2928億円の赤字・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。米利下げ観測が一段と高まるなかで売りが先行し、昨日安値の146.28円を下抜けて146.21円まで8月14日安値に面合わせした。ただ、その後は東京仲値にかけて本邦実需勢の買いが観測されたため反発。下落して始まった日経平均株価がプラス圏を回復したことも支えに一時146.61円まで切り返した。一方で、株価が再びマイナス圏に沈んだこともあり戻りも限定的だった。

・ユーロドルは頭が重い。全般ドル安が進んだ流れに沿って一時1.1873ドルまで上げたが、4年ぶりの高値圏とあって高値警戒感もあり、一巡後はやや上値が重くなった。

・ユーロ円はもみ合い。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたためユーロ円自体は方向感がなく173.58-85円で上下した。

・日経平均株価は5営業日ぶりに反落。史上最高値圏だったため主力株を中心に利益確定売りが優勢となった。半導体関連株には押し目買いが入りプラス圏を回復する場面もあったが、維持できなかった。

・債券先物相場は5営業日ぶりに反発。昨日の米国債券相場が上昇した影響から買いが強まったほか、20年債入札が強い内容だったことが伝わると買いが観測された。

欧州マーケットダイジェスト

(17日終値:18日2時時点)
ドル・円相場:1ドル=146.28円(17日15時時点比▲0.24円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.39円(▲0.35円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1853ドル(▲0.0005ドル)
FTSE100種総合株価指数:9208.37(前営業日比△12.71)
ドイツ株式指数(DAX):23359.18(△29.94)
10年物英国債利回り:4.625%(▲0.014%)
10年物独国債利回り:2.675%(▲0.018%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
8月英消費者物価指数(CPI)
(前月比)   0.3%       0.1%
(前年比)   3.8%       3.8%
CPIコア指数
(前年比)   3.6%       3.8%
8月英小売物価指数(RPI)
(前月比)   0.4%       0.4%
(前年比)   4.6%       4.8%
8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値
(前年比)   2.0%       2.1%
8月ユーロ圏HICPコア改定値
(前年比)   2.3%       2.3%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは小安い。前日に一時1.1878ドルと2021年9月以来4年ぶりの高値を付けたあとだけに、ポジション調整目的の売りが先行。19時過ぎに一時1.1833ドルと日通し安値を更新した。ただ、売りはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を控えて、投資家の様子見ムードも強く大きな方向感は出なかった。今日これまでの値幅は0.0040ドル程度だった。

・ドル円は上値が重かった。欧州勢参入直後はドル買いが強まり一時146.68円と日通し高値を付けたものの、買いが一巡すると徐々に上値を切り下げた。19時過ぎには一時146.21円と東京午前に付けた日通し安値に面合わせした。その後の戻りも146.48円付近にとどまった。

・ユーロ円は小幅安。ドル円の失速やユーロドルの下落につれた売りが出ると、20時過ぎに一時173.09円と本日安値を更新した。

・ロンドン株式相場は4日ぶりに小反発。前日まで3日続落しており、値ごろ感からの買いが優勢となった。なお、8月英消費者物価指数(CPI)は市場予想通りの結果となったため、相場の反応は限られた。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が買われたほか、HSBCやバークレイズなど金融株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は小反発。このところ下げていた一部銘柄に押し目買いが入り相場の支援材料となったものの、FOMCの結果公表やパウエルFRB議長の記者会見を控えて、投資家の様子見ムードも強く上値は限られた。個別ではSAP(3.20%高)やコンチネンタル(1.90%高)、アディダス(1.74%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。持ち高調整の動きが中心となる中、買いがやや優勢となった。

NYマーケットダイジェスト

(17日終値)
ドル・円相場:1ドル=146.99円(前営業日比△0.51円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.64円(▲0.19円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1813ドル(▲0.0054ドル)
ダウ工業株30種平均:46018.32ドル(△260.42ドル)
ナスダック総合株価指数:22261.33(▲72.63)
10年物米国債利回り:4.09%(△0.06%)
WTI原油先物10月限:1バレル=64.05ドル(▲0.47ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3717.8ドル(▲7.3ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比)  29.7%       9.2%
8月米住宅着工件数
       130.7万件    142.9万件・改
建設許可件数
       131.2万件     136.2万件
米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利
    4.00-4.25%に引き下げ 4.25-4.50%

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反発。米連邦準備理事会(FRB)は今日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通り政策金利を4.00-4.25%に引き下げることを決めたと発表。声明では「雇用の伸びは鈍化し、失業率は小幅に上昇したものの、依然として低水準にある」「委員会は2つの使命の両面に対するリスクを注視しており、雇用に対する下振れリスクが高まっている」と指摘した。採決では16日に理事に就任したミラン氏が反対票を投じ、0.50%の利下げを主張したことが明らかになった。
 また、同時に公表されたFOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)では、2025年末時点の中央値が3.625%に引き下げられ、年内残り2回の会合でも利下げするとのシナリオが示された。
 FOMC結果公表直後は米長期金利の低下とともにドル売りが活発化し、一時145.49円と7月7日以来約2カ月半ぶりの安値を更新した。ただ、売り一巡後は一転上昇した。一時は3.9879%前後と4月7日以来の低水準を付けた米10年債利回りが4.08%台まで上昇したことを受けてドルを買い戻す動きが広がった。5時30分過ぎには一時147.05円と日通し高値を更新した。
 なお、パウエルFRB議長はFOMC後の会見で「雇用減速の大部分は労働人口の減少を反映」「リスクバランスは変化し、雇用に対する下振れリスクが高まっている」と述べたほか、「今日の決定はリスク管理の利下げだ」「今回の会合で0.50%の利下げは広く支持されなかった」などと発言。市場の一部ではパウエル氏の「リスク管理のための利下げ」との発言が「今後の利下げに慎重」と受け止められた面もあったようだ。

・ユーロドルは3日ぶりに反落。FOMC金利見通しで年内の連続利下げ予想が示されると米長期金利の低下とともに全般ドル売りが進行。3時過ぎに一時1.1919ドルと2021年6月以来約4年3カ月ぶりの高値を付けた。
 ただ、1.19ドル台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。米長期金利が一転上昇するとドル買い戻しが優勢となり、一時1.1808ドルと日通し安値を更新した。

・ユーロ円は5日ぶりに小反落。20時過ぎに一時173.09円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。4時過ぎには173.78円付近まで下げ渋った。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。FRBが今日まで開いたFOMCで市場予想通り利下げを実施し、今後も利下げを継続する見通しを示すと、「利下げが米経済を支える」との見方から買いが優勢となった。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落。米長期金利が上昇に転じたことなどが相場の重しとなった。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。FOMCで利下げ継続見通しが示されると買いが先行し、利回りは一時3.9879%前後と4月7日以来の低水準を付けた。ただ、そのあとは一転売りが優勢に。パウエルFRB議長がFOMC後の会見で「リスク管理のための利下げ」と発言したことなどが材料視されたもよう。

・原油先物相場は4日ぶりに反落。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油在庫統計で、原油は予想以上の取り崩しとなったが、ディスティレート(留出油)は予想以上の積み増しとなった。結果公表後に原油先物はやや売りが優勢となった。また、FOMCで雇用情勢の悪化を背景に利下げを決定し、結果公表後に原油相場も一時売りで反応した。

・金先物相場は4日ぶりに反落。前日まで3日連続で史上最高値を更新し、この日にFOMCの結果公表を控え調整や利食い売りが優勢となるも、利下げが確実視されていることも支えに下押しは限られた。

9/18

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=147.35円(前営業日NY終値比△0.36円)
ユーロ円:1ユーロ=173.73円(△0.09円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1791ドル(▲0.0022ドル)
日経平均株価:45303.43円(前営業日比△513.05円)
東証株価指数(TOPIX):3158.87(△13.04)
債券先物12月物:136.56円(▲0.09円)
新発10年物国債利回り:1.595%(△0.005%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
     <発表値>    <前回発表値>
7月機械受注(船舶・電力除く民需)
前月比   ▲4.6%       3.0%
前年比    4.9%       7.6%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)による政策発表後にドルの買い戻しが強まった流れを引き継いだ。自民党の高市氏が総裁選への出馬を正式に表明したことも円安・ドル高につながった面があり、一時147.53円まで上昇し、16日高値の147.54円に接近した。

・ユーロドルは弱含み。全般ドル買い戻しが優勢となった流れに沿った。足元で急速にユーロ高・ドル安が進んでいただけに持ち高調整も活発化し、一時1.1781ドルまで値を下げている。

・ユーロ円は小高い。ドル円の上昇とユーロドルの下落に挟まれて動きは鈍かったものの、東京午後に入ると次第に買いが強まり、一時173.88円まで値を上げた。

・日経平均株価は反発。史上初めて4万5000円台で取引を終えた。昨日の米国株が上昇した流れを引き継いで買いが強まった。主力の半導体関連株を中心に買われ、指数は一時700円超上昇した。

・債券先物相場は反落。昨日の米国債券相場が下落し、この日の国内債にも売りが波及した。日本株高も相場の重しとなった。

欧州マーケットダイジェスト

(18日終値:19日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.87円(18日15時時点比△0.52円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=174.30円(△0.57円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1787ドル(▲0.0004ドル)
FTSE100種総合株価指数:9228.11(前営業日比△19.74)
ドイツ株式指数(DAX):23674.53(△315.35)
10年物英国債利回り:4.676%(△0.051%)
10年物独国債利回り:2.726%(△0.051%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
7月ユーロ圏経常収支(季調済)
    277億ユーロの黒字 358億ユーロの黒字
ノルウェー中銀、政策金利
     4.00%に引き下げ    4.25%
7月ユーロ圏建設支出
(前月比)   0.5%     ▲0.7%・改
(前年比)   3.2%      1.8%・改
英中銀(BOE)、政策金利
     4.00%で据え置き    4.00%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、NYの取引時間帯に入ると値を上げた。21時30分発表の9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると全般ドル買いが先行。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.13%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、22時30分過ぎに一時148.27円と日通し高値を更新した。
 ただ、買い一巡後はやや伸び悩んだ。米10年債利回りの上昇が一服したことや、8月米景気先行指標総合指数が予想を下回ったことなどが相場の重し。2時30分過ぎには147.81円付近まで下押しした。

・ユーロドルは頭が重かった。日本時間夕刻に一時1.1848ドルと日通し高値を付けたものの、買いが一巡すると徐々に弱含んだ。堅調な米経済指標を受けて米長期金利が上昇すると全般ドル買いが進んだ流れに沿った。23時前に一時1.1750ドルと日通し安値を付けた。ただ、米長期金利の上昇が一服すると1.1794ドル付近まで下げ渋っている。
 なお、デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁は「今後も非常に慎重な姿勢を維持し続けなければならない」「現行の政策スタンスは適切」などと述べたと伝わった。

・ポンドドルも頭が重かった。英中銀(BOE)はこの日、市場予想通り政策金利を4.00%に据え置くことを決めたと発表。直後には一時1.3661ドルと日通し高値を付けたものの、すぐに失速した。BOEが量的引き締め(QT)ペースを縮小したことなどが相場の重しとなり、一時1.3534ドルと日通し安値を更新した。
 なお、QTペース縮小は7対2で決定。2009年から21年までに買い入れた国債の売却を年間1000億ポンドから700億ポンドに縮小する。市場予想は800億ポンドへの縮小だった。

・ユーロ円は買い先行後、もみ合い。欧州株相場の上昇などを手掛かりに円売り・ユーロ買いが先行。18時前に一時174.47円と昨年7月11日以来約1年2カ月ぶりの高値を更新した。ただ、NY市場ではドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

・ロンドン株式相場は小幅続伸。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や本日の英中銀金融政策委員会(MPC)を波乱なく通過したことで、買い安心感が広がった。ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクターが買われた半面、アストラゼネカなど医薬品株が売られた。

・フランクフルト株式相場は続伸。前日のFOMCを波乱なく通過したことで、買い安心感が広がった。個別ではSAP(5.42%高)やザランド(5.30%高)、コンチネンタル(4.29%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は下落。独国債の発行増などが意識されて売りが優勢となった。

NYマーケットダイジェスト

(18日終値)
ドル・円相場:1ドル=148.00円(前営業日比△1.01円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=174.44円(△0.80円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1788ドル(▲0.0025ドル)
ダウ工業株30種平均:46142.42ドル(△124.10ドル)
ナスダック総合株価指数:22470.73(△209.40)
10年物米国債利回り:4.10%(△0.01%)
WTI原油先物10月限:1バレル=63.57ドル(▲0.48ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3678.3ドル(▲39.5ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
前週分の米新規失業保険申請件数
       23.1万件     26.4万件
9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
        23.2       ▲0.3
8月米景気先行指標総合指数
(前月比)  ▲0.5%      0.1%・改
7月対米証券投資動向
短期債を含む  21億ドル   921億ドル・改
短期債を除く 492億ドル   1510億ドル・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は続伸。9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると全般ドル買いが先行。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.13%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、22時30分過ぎに一時148.27円と8日以来の高値を更新した。
 ただ、買い一巡後はやや伸び悩んだ。米10年債利回りの上昇が一服したことや、8月米景気先行指標総合指数が予想を下回ったことなどが相場の重し。2時30分過ぎには147.81円付近まで下押しした。

・ユーロドルは続落。堅調な米経済指標を受けて米長期金利が上昇すると全般ドル買いが進行。23時前に一時1.1750ドルと日通し安値を付けた。ただ、米長期金利の上昇が一服すると1.1794ドル付近まで下げ渋っている。
 なお、英国を訪問中のトランプ米大統領は、スターマー英首相との共同記者会見で「ロシア・ウクライナ戦争の解決は想定より複雑」「プーチン露大統領には失望させられた」などと述べた。また、スターマー英首相は「トランプ米大統領との会談ではウクライナに対する防衛支援を強化する方策について協議した」と明らかにした。

・ユーロ円は反発。欧州市場序盤に一時174.47円と昨年7月11日以来約1年2カ月ぶりの高値を付けたものの、NY市場に限れば狭いレンジ取引に終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も連日で過去最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が前日に利下げを再開し、今後も利下げを継続するとの見通しを示したことが引き続き買いを促した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、史上最高値で取引を終えた。

・米国債券相場で長期ゾーンは続落。9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことを受けて売りが出たものの、8月米景気先行指標総合指数が予想を下回ると買い戻しが入り下げ幅を縮めた。

・原油先物相場は続落。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが決定し、年内にあと2回の利下げ想定が示されたことがエネルギー需要への影響を巡り見方が分かれ、売り買いが交錯。ただ、8月米景気先行指標総合指数が予想を下回ったことや、為替相場でドル高が進んだことを手がかりに、原油先物は徐々に売りに押された。

・金先物相場は続落。前日引け後にFOMCの結果公表を受けて米長期金利が上昇し、為替相場ではドル高が進み、金利を生まないドル建ての金相場は売りが優勢となった。

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東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=147.51円(前営業日NY終値比▲0.49円)
ユーロ円:1ユーロ=173.67円(▲0.77円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1773ドル(▲0.0015ドル)
日経平均株価:45045.81円(前営業日比▲257.62円)
東証株価指数(TOPIX):3147.68(▲11.19)
債券先物12月物:136.10円(▲0.46円)
新発10年物国債利回り:1.640%(△0.045%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
     <発表値>    <前回発表値>
8月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年比    2.7%      3.1%
8月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)
前年比    3.3%      3.4%
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
  1兆4785億円の取得超 2080億円の取得超・改
対内株式
  2兆340億円の処分超  1086億円の取得超
日銀金融政策決定会合、政策金利
    0.50%で据え置き   0.50%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は売り優勢。日銀金融政策決定会合の結果公表を前に148円を挟んだもみ合いが続いた。日銀が予想通り政策金利を0.50%で据え置くことを決定したが、2名の審議委員(高田委員・田村委員)が0.75%への利上げを主張したことが伝わると急落。上場投資信託(ETF)の売却を開始することを決定したことも売りを促し、一時147.20円まで売り込まれた。もっとも、急ピッチで下げた反動から一巡後はショートカバーが入り147.80円台を回復している。

・ユーロ円は急落。日銀の政策発表後は円が全面高となり、一時173.48円まで下げ足を速めた。その後はドル円と同様に買い戻しが入り173.90円台まで下げ渋っている。

・ユーロドルは小安い。円絡みの取引が中心となったため動きは鈍かったが、東京後半には時間外の米10年債利回りが上昇したことなどが重しとなり、一時1.1763ドルまで下押しした。
 なお、ポンドドルは一時1.3497ドルまで下落。8月英小売売上高は強い内容だったが、同時に発表された8月英公的部門純借入額が180億ポンド増加し、市場予想の135億ポンド程度を上回ったことで英財政悪化懸念からポンド売りにつながった。

・日経平均株価は反落。日銀がETF売却を決定したことが嫌気され売りが優勢に。発表前には上昇していた日経平均は下げに転じ一時800円超急落する場面があった。もっとも、押し目買い意欲も強く、引けにかけては急速に下げ幅を縮めた。

・債券先物相場は続落。日銀会合で利上げに2名投票していたことが伝わったことが債券売りを促した。

欧州マーケットダイジェスト

(19日終値:20日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.94円(19日15時時点比△0.43円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.85円(△0.18円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1751ドル(▲0.0022ドル)
FTSE100種総合株価指数:9216.67(前営業日比▲11.44)
ドイツ株式指数(DAX):23639.41(▲35.12)
10年物英国債利回り:4.715%(△0.039%)
10年物独国債利回り:2.748%(△0.022%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
8月独生産者物価指数(PPI)
(前月比)  ▲0.5%      ▲0.1%
8月英小売売上高(自動車燃料含む)
(前月比)   0.5%      0.5%・改
(前年比)   0.7%      0.8%・改
8月英小売売上高(自動車燃料除く)
(前月比)   0.8%      0.4%・改
(前年比)   1.2%      1.0%・改
9月仏企業景況感指数
         96        96

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は持ち直した。植田和男日銀総裁は金融政策決定会合後の記者会見で「今後の金融政策、もう少しデータを見たい」「経済の下振れリスク、そこそこある」などと述べ、追加利上げの時期については言及しなかった。欧州勢参入後は徐々に円売り・ドル買いが増え、下値を切り上げた。NYの取引時間帯に入ると、米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが優勢となり、22時前に一時148.28円と8日以来の高値を付けた。
 ただ、200日移動平均線が位置する148.65円付近がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。
 なお、トランプ米大統領と習近平・中国国家主席はこの日、電話会談を実施。両首脳は来月韓国で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際に直接会談することで合意した。また、中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を巡る取引で進展があったとの認識も示した。

・ユーロドルはじり安。今週17日に一時1.1919ドルと2021年6月以来約4年3カ月ぶりの高値を付けたあとだけに、週末を控えたポジション調整目的の売りが出やすかった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると、前日の安値1.1750ドルを下抜けて一時1.1729ドルまで値を下げた。
 なお、今週16日に米連邦準備理事会(FRB)理事に就任した米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長のミラン氏は「関税による目立ったインフレの兆候は見られない」などと話し、16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げを主張したことの正当性を訴えた。

・ポンドドルは一時1.3463ドルまで下落した。英国立統計局(ONS)が発表した4-8月の公的部門借入が公式予測を大幅に上回ると、英財政悪化への懸念が高まりポンド売りが出た。

・ユーロ円は戻りが鈍かった。日銀金融政策決定会合後に一時173.48円まで売られたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり17時前に174.17円付近まで下げ渋った。ただ、そのあとは173.66円付近まで再び弱含んだ。

・ロンドン株式相場は3日ぶりに小反落。前日の米国株高の流れを引き継いで買いが先行したものの、上値は限定的だった。週末を控えたポジション調整目的の売りが出ると小幅ながら下げた。BTグループやインフォーマなど電気通信サービス株が売られたほか、ロイズ・バンキング・グループやバークレイズなど金融株が値下がりした。

・フランクフルト株式相場は3日ぶりに小反落。前日の米国株相場が史上最高値を更新したことが好感されて独株にも買いが先行した。ただ、週末を控えたポジション調整目的の売りが出ると下げに転じた。個別ではザランド(3.67%安)やシムライズ(3.15%安)、インフィニオン・テクノロジーズ(2.06%安)など下げが目立った。

・欧州債券相場は下落。米債安につれた。

NYマーケットダイジェスト

(19日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.95円(前営業日比▲0.05円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.81円(▲0.63円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1746ドル(▲0.0042ドル)
ダウ工業株30種平均:46315.27ドル(△172.85ドル)
ナスダック総合株価指数:22631.48(△160.76)
10年物米国債利回り:4.12%(△0.02%)
WTI原油先物10月限:1バレル=62.68ドル(▲0.89ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3705.8ドル(△27.5ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに小反落。日銀は今日まで開いた金融政策決定会合で市場予想通り政策金利を現行の0.50%に据え置くことを決めたと発表。ただ、2名の審議委員(高田委員・田村委員)が0.75%への利上げを主張したことが伝わると円買い・ドル売りが優勢に。東京午後には一時147.20円まで値を下げた。
 もっとも、植田和男日銀総裁が会合後の記者会見で「今後の金融政策、もう少しデータを見たい」「経済の下振れリスク、そこそこある」などと述べ、追加利上げの時期について言及しなかったことが分かると、徐々に円売り・ドル買いが増えた。NY市場に入ると、米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが優勢となり、22時前に一時148.28円と8日以来の高値を付けた。
 ただ、そのあとは200日移動平均線が位置する148.65円付近がレジスタンスとして意識されたため上値が重くなった。

・ユーロドルは3日続落。今週17日に一時1.1919ドルと2021年6月以来約4年3カ月ぶりの高値を付けたあとだけに、週末を控えたポジション調整目的の売りが出やすかった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると、前日の安値1.1750ドルを下抜けて一時1.1729ドルまで値を下げた。
 なお、今週16日に米連邦準備理事会(FRB)理事に就任した米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長のミラン氏は「関税による目立ったインフレの兆候は見られない」などと話し、16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げを主張したことの正当性を訴えた。

・ユーロ円は反落。日銀金融政策決定会合後に一時173.48円まで売り込まれた影響が残った。ただ、NY市場に限ればドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も連日で過去最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が今後も利下げを継続するとの見方が引き続き買いを促した。米中首脳が今後も対話を続ける姿勢を示したことも好感された。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、史上最高値で取引を終えた。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日続落。週末を控えたポジション調整目的の売りが出たものの、本日は主要な米経済指標の発表などもなく手掛かり材料に欠けたことから、大きな方向感は出なかった。

・原油先物相場は3日続落。今週のFOMC後に為替相場でドルの堅調地合いが続いていることもドル建ての原油先物の重しとなった。また、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」による増産が引き続き相場の重しとなった。

・金先物相場は3日ぶり反発。17日のFOMC結果公表後に米長期金利の上昇とドル高が重しとなり、調整の売りに押されたが、FRBの利下げが続くとの観測が高いこともあり、金先物の堅調地合いは変わっておらず、安値拾いの買いが入った。

短期トレード向きの「DMM FX」

-フィボナッチ・ゾーン(週次)