フィボナッチ・ゾーン(週次)

USDJPY フィボナッチ・ゾーン振り返り(2026/03/16〜03/20)

2026/03/16 15:39:46
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.34円(前営業日NY終値比▲0.39円)
ユーロ円:1ユーロ=182.20円(▲0.16円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1434ドル(△0.0017ドル)
日経平均株価:53751.15円(前営業日比▲68.46円)
東証株価指数(TOPIX):3610.73(▲18.30)
債券先物6月物:131.04円(▲0.14円)
新発10年物国債利回り:2.275%(△0.035%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は頭が重い。週末に米国がイランの原油輸出の約9割を担う重要拠点カーグ島を攻撃したことで原油先物価格が時間外で102ドル台まで上昇すると、一時159.75円まで値を上げた。ただ、先週末高値との面合わせに留まると、原油価格が失速したことにつれて159.26円まで売りに押された。原油価格が持ち直すと再び159.60円台まで切り返したが、戻りは限られるなど、原油動向に振らされる展開となった。

・ユーロ円は頭が重い。正午にかけて182.73円まで上昇したものの、スイスフラン円を主導にクロス円にまとまった売りが出ると182.03円まで押し戻された。

・ユーロドルは方向感がない。上昇してスタートした原油相場が一転下落したことを支えにショートカバーが先行し、一時1.1457ドルまで上昇した。一方で、ユーロ円が東京終盤にかけて下落した影響から1.1420ドル台まで伸び悩んだ。

・日経平均株価は3日続落。中東情勢の緊迫化が引き続き投資家心理の悪化につながり、指数は一時700円超下落した。もっとも主力株の一角には押し目買いが入り、一時はプラス圏を回復する場面も見られた。

・債券先物相場は3日続落。先週末の米国債券相場が下落した流れを引き継いで131.04円まで売りが先行した後、日経平均株価が軟調に推移するなかで131.34円まで反発。一方、日銀の国債買い入れオペが売り意欲の強さを示す内容だったことで再びマイナス圏に沈んだ。

2026/03/17 3:25:41
欧州マーケットダイジェスト
(16日終値:17日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.26円(16日15時時点比▲0.08円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.03円(△0.83円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1492ドル(△0.0058ドル)
FTSE100種総合株価指数:10317.69(前営業日比△56.54)
ドイツ株式指数(DAX):23564.01(△116.72)
10年物英国債利回り:4.770%(▲0.053%)
10年物独国債利回り:2.952%(▲0.031%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。日本時間夕刻に一時1.1414ドル付近まで値を下げたものの、週明け早朝取引で付けた日通し安値1.1411ドルが目先サポートとして働くと下げ渋った。
 重要な石油輸送ルートであるホルムズ海峡の通航は依然としてほぼ停止状態にあるものの、一部の船舶は同海峡を通過し始めたと伝わり、WTI原油先物価格が一時1バレル=92ドル台後半まで下落。ダウ平均は一時610ドル超上昇し、為替市場では足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となった。2時過ぎには一時1.1504ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.80まで低下した。
 なお、インド外相は「同国のタンカー2隻がホルムズ海峡を通過した」と明らかにしたほか、ベッセント米財務長官は「イランの船舶はすでにホルムズ海峡を通過し始めており、我々はそれを容認している」と述べたと伝わった。

・ドル円は下げ渋り。ホルムズ海峡の航行状況が改善するとの期待から、原油供給の停滞を巡る懸念が薄れると原油先物相場が下落。株高・ドル安の様相が強まり、23時30分前に一時158.85円と日通し安値を更新した。
 ただ、WTI原油先物価格が96ドル台半ばまで下げ渋ると全般ドル売り圧力が後退。ユーロ円などクロス円の上昇につれた買いも入り、一時159.36円付近まで下値を切り上げた。

・ユーロ円はしっかり。日本時間夕刻に一時181.87円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったほか、欧米株価の上昇が相場の押し上げ要因となり、3時過ぎに一時183.14円と本日高値を更新した。

・ロンドン株式相場は4日ぶりに反発。原油などエネルギー価格の下落を受けて、投資家心理が改善すると買いが優勢となった。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が買われたほか、BPやシェルなどエネルギー株が値上がりした。HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株も堅調だった。

・フランクフルト株式相場は4日ぶりに反発。重要な石油輸送ルートであるホルムズ海峡の通航は依然としてほぼ停止状態にあるものの、一部の船舶は同海峡を通過し始めたと伝わった。原油先物相場の下落を受けて、投資家心理が改善すると買いが広がった。個別ではコメルツ銀行(8.62%高)やバイエル(3.77%高)、ハイデルベルク・マテリアルズ(2.92%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。原油先物価格が下落すると、インフレ懸念が和らぎ買いが優勢となった。

2026/03/17 6:20:37
NYマーケットダイジェスト
(16日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.07円(前営業日比▲0.66円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.03円(△0.67円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1505ドル(△0.0088ドル)
ダウ工業株30種平均:46946.41ドル(△387.94ドル)
ナスダック総合株価指数:22374.18(△268.82)
10年物米国債利回り:4.22%(▲0.06%)
WTI原油先物4月限:1バレル=93.50ドル(▲5.21ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=5002.2ドル(▲59.5ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
3月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
        ▲0.2       7.1
2月米鉱工業生産
(前月比)   0.2%       0.7%
設備稼働率   76.3%     76.3%・改
3月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
         38       37・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは5日ぶりに反発。重要な石油輸送ルートであるホルムズ海峡の通航は依然としてほぼ停止状態にあるものの、一部の船舶は同海峡を通過し始めたと伝わり、WTI原油先物価格が一時1バレル=92ドル台後半まで下落。ダウ平均は一時610ドル超上昇し、為替市場では足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となった。4時過ぎには一時1.1525ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.66まで低下した。
 なお、インド外相は「同国のタンカー2隻がホルムズ海峡を通過した」と明らかにしたほか、ベッセント米財務長官は「イランの船舶はすでにホルムズ海峡を通過し始めており、我々はそれを容認している」などと発言。また、国際エネルギー機関(IEA) のビロル事務局長は「IEAはこれまでに合意された過去最大規模の戦略石油備蓄放出に加え、必要に応じて備蓄の追加的な放出を行う可能性がある」と話した。

・ドル円は5日ぶりに反落。ホルムズ海峡の航行状況が改善するとの期待から、原油供給の停滞を巡る懸念が薄れると原油先物相場が下落。株高・ドル安の様相が強まり、23時30分前に一時158.85円と日通し安値を更新した。
 ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。ユーロ円などクロス円の上昇につれた買いが入り、一時159.36円付近まで下値を切り上げる場面があった。

・ユーロ円は3日ぶりに反発。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったほか、米国株高に伴う円売り・ユーロ買いが出て、3時30分前に一時183.18円と本日高値を更新した。
 ユーロ円以外のクロス円も上昇が目立った。ポンド円は212.12円、豪ドル円は112.58円、NZドル円は93.28円、南アフリカランド円は9.56円、メキシコペソ円は9.00円まで値を上げた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日ぶりに反発。重要な石油輸送ルートであるホルムズ海峡の通航は依然としてほぼ停止状態にあるものの、一部の船舶は同海峡を通過し始めたと伝わった。原油先物相場の下落を受けて、投資家心理が改善すると買いが広がった。
 本日から開発者会議(GTC)が始まった米半導体大手エヌビディアはジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)の発言を受けて上げ幅を拡大したものの、すぐに伸び悩んだ。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発した。

・米国債券相場で長期ゾーンは5日ぶりに反発。原油先物価格が下落すると、過度なインフレ懸念が後退し買いが優勢となった。17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にポジション調整目的の買いも入りやすかった。

・原油先物相場は4日ぶりに反落。複数のタンカーがホルムズ海峡を通過しているとの観測から、中東原油の供給不安が和らぎ、原油は売り優勢となった。

・金先物相場は4日続落。中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が高止まりしてインフレ警戒感が漂う中、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ期待が後退すると、金利の付かない資産である金は売りが優勢となった。ただ、中東情勢不安の長期化を見越して安全資産として金を買う動きも見られたため下げ渋った。

2026/03/17 15:40:43
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.44円(前営業日NY終値比△0.37円)
ユーロ円:1ユーロ=183.04円(△0.01円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1480ドル(▲0.0025ドル)
日経平均株価:53700.39円(前営業日比▲50.76円)
東証株価指数(TOPIX):3627.07(△16.34)
債券先物6月物:131.09円(△0.05円)
新発10年物国債利回り:2.265%(▲0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) <発表値>  <前回発表値>
1月第三次産業活動指数
前月比         1.7%    ▲0.8%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。時間外取引で原油先物相場が上昇したことを手掛かりにしたドル買いが入った。東京仲値に向けた買いも観測され、10時30分前には一時159.45円まで上昇。その後はいったん伸び悩む場面もあったが、14時過ぎから原油高を手掛かりにした買いが再開し、159.49円まで上値を伸ばした。

・豪ドルは荒い値動き。豪準備銀行(RBA)は政策金利を市場予想通り0.25%引き上げて4.10%に決定したが、理事会メンバーの投票で「利上げ賛成は5名、4名が据え置き主張」と僅差の決定であったことが明らかになると売りで反応。対ドルは0.7049ドル、対円では112.29円まで下押しした。ただ、声明文ではインフレの上振れリスクに言及があったほか、ブロックRBA総裁もその後に改めてインフレリスクへの懸念を表明すると対ドルで0.7090ドル付近、対円でも112.90円台まで買い戻される場面があった。

・ユーロドルはさえない。全般にドルの買い戻しが進んだ流れに沿った。しばらくは1.1500ドルを挟んだもみ合いとなっていたが、15時時過ぎに1.1466ドルまで下押しした。

・ユーロ円はもみ合い。朝方からドル絡みの取引が中心となったこともあり、183.00円を挟んだ水準で方向感が出なかった。

・日経平均株価は小幅に4日続落。前日の米国株式相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行し、指数は一時640円近く上昇する場面があった。もっとも、今週に日米の金融政策発表を控える中で積極的に買いを進める動きも限られ、東京午後に入って原油先物相場が急伸すると指数も下げに転じた。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反発。原油先物相場の上昇を受けてインフレリスクへの懸念から売りが出た一方、20年物国債入札が順調な結果となったことを好感した買いも入った。

2026/03/18 3:25:52
欧州マーケットダイジェスト
(17日終値:18日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.96円(17日15時時点比▲0.48円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.44円(△0.40円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1540ドル(△0.0060ドル)
FTSE100種総合株価指数:10403.60(前営業日比△85.91)
ドイツ株式指数(DAX):23730.92(△166.91)
10年物英国債利回り:4.694%(▲0.076%)
10年物独国債利回り:2.906%(▲0.046%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
2月スイス生産者輸入価格
(前月比)   ▲0.3%     ▲0.2%
3月独ZEW景況感指数
        ▲0.5       58.3
3月ユーロ圏ZEW景況感指数
        ▲8.5       39.4

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は頭が重かった。アジア市場では一時159.49円まで値を上げたものの、前日の高値159.75円が目先レジスタンスとして意識されると次第に弱含んだ。重要な石油輸送ルートであるホルムズ海峡の航行状況が改善するとの期待から、原油供給の停滞を巡る懸念が薄れると原油先物相場が失速。米株式市場でダウ平均は一時480ドル超上昇した。為替市場では全般ドル売りが優勢となり、前日の安値158.85円を下抜けて一時158.72円まで値を下げた。
 なお、WTI原油先物価格は1バレル=93.83ドル前後まで下落した。ハセット米国家経済会議(NEC)委員長は米CNBCの番組で「タンカーがホルムズ海峡を通過し始めている」などと発言。前日にはベッセント米財務長官が同様の認識を示していた。

・ユーロドルは底堅い動き。ホルムズ海峡の通航は依然としてほぼ停止状態にあるものの、一部の船舶は同海峡を通過し始めたと伝わった。原油の騰勢が弱まっており、株高・ドル安の様相となった。アジア時間に一時1.1466ドルと日通し安値を付けたあとは底堅く推移し、3時過ぎに一時1.1545ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.52まで低下した。

・ユーロ円はじり高。アジア時間に一時182.82円と日通し安値を付けたあとはじりじりと下値を切り上げる展開に。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったほか、欧米株高に伴う円売り・ユーロ買いが出て、3時過ぎに一時183.50円と本日高値を更新した。

・ロンドン株式相場は続伸。ホルムズ海峡の航行状況が改善するとの期待から、原油供給の停滞を巡る懸念が薄れると原油先物相場が失速。投資家心理が上向き、買いが広がった。BPやシェルなどエネルギー株が買われたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値上がりした。HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株も堅調だった。

・フランクフルト株式相場は続伸。ホルムズ海峡の航行状況が改善するとの期待から、原油の騰勢が弱まっており、株式の買いにつながった。個別ではハノーバー再保険(4.03%高)やエーオン(3.20%高)、ブレンターク(2.64%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。原油先物価格が失速すると、インフレ懸念が和らぎ買いが入った。

2026/03/18 6:20:48
NYマーケットダイジェスト
(17日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.00円(前営業日比▲0.07円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.49円(△0.46円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1540ドル(△0.0035ドル)
ダウ工業株30種平均:46993.26ドル(△46.85ドル)
ナスダック総合株価指数:22479.53(△105.35)
10年物米国債利回り:4.20%(▲0.02%)
WTI原油先物4月限:1バレル=96.21ドル(△2.71ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=5008.2ドル(△6.0ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
2月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
(前月比)   1.8%     ▲1.0%・改
(前年比)  ▲0.6%     ▲1.4%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは続伸。重要な石油輸送ルートであるホルムズ海峡の航行状況が改善するとの期待から、原油供給の停滞を巡る懸念が薄れると原油先物相場が失速し、米株式市場ではダウ平均が一時480ドル超上昇した。為替市場では全般ドル売りが優勢となり、3時過ぎに一時1.1547ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.50まで低下した。
 なお、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長は米CNBCの番組で「タンカーがホルムズ海峡を通過し始めている」などと発言。前日にはベッセント米財務長官が同様の認識を示していた。WTI原油先物価格は1バレル=93.83ドル前後まで下落する場面があった。

・ドル円は小幅ながら続落。ホルムズ海峡の通航は依然としてほぼ停止状態にあるものの、一部の船舶は同海峡を通過し始めたと伝わった。原油の騰勢が弱まっており、株高・ドル安の様相となった。前日の安値158.85円を下抜けて一時158.72円まで値を下げた。
 ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。ユーロ円など一部クロス円の上昇につれた買いが入り、159.12円付近まで下値を切り上げる場面があった。

・ユーロ円は続伸。アジア時間に一時182.82円と日通し安値を付けたあとはじりじりと下値を切り上げる展開に。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったほか、欧米株高に伴う円売り・ユーロ買いが出て、4時過ぎに一時183.55円と本日高値を更新した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。原油先物相場が上げ幅を縮小すると、エネルギー高が景気や企業活動に悪影響を及ぼすとの警戒感が和らいだ。市場では「短期的に下げ過ぎたとの見方から自律反発を見込んだ買いが入りやすかった」との声も聞かれ、指数は一時480ドル超上げた。ただ、中東情勢を巡る懸念は根強く、買いの勢いは限られた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸した。

・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。原油先物相場の上昇が一服すると、過度なインフレ懸念が後退し買いが優勢となった。明日18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前にポジション調整目的の買いも入りやすかった。

・原油先物相場は反発。中東情勢の緊迫化により原油の供給不足が当面続くとの見方から上昇した。ただ、ハセットNEC委員長が「ホルムズ海峡のタンカー通航は、徐々に始まっている」などと発言すると、93ドル台に下押す場面も見られた。

・金先物相場は5日ぶりに反発。米長期金利が低下してドル売りが優勢となる中、金利を生まない金の割安感が意識されて買いが入った。

2026/03/18 15:40:43
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=158.70円(前営業日NY終値比▲0.30円)
ユーロ円:1ユーロ=183.25円(▲0.24円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1545ドル(△0.0005ドル)
日経平均株価:55239.40円(前営業日比△1539.01円)
東証株価指数(TOPIX):3717.41(△90.34)
債券先物6月物:131.55円(△0.46円)
新発10年物国債利回り:2.210%(▲0.055%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) <発表値>  <前回発表値>
2月貿易統計(通関ベース)
季節調整前   573億円の黒字 1兆1635億円の赤字・改
季節調整済   3742億円の赤字 4991億円の黒字・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。東京仲値にかけて159.14円まで上昇する場面があったものの、その後は次第に上値を切り下げた。時間外取引で原油先物相場が下落しており、為替市場では全般ドル売りが優勢に。米長期金利の低下も相場の重しとなり、158.57円まで下押しした。

・ユーロドルは小高い。しばらくは1.1540ドル付近でのもみ合いとなっていたが、ドル売りの流れに沿って1.1549ドルまでわずかに値を上げた。

・ユーロ円は上値が重い。ドル円が上昇したタイミングで一時183.58円まで買われたものの、その後は上値を切り下げる展開となり、15時過ぎには183.14円まで値を下げた。

・日経平均株価は5営業日ぶりに大幅反発。中東情勢を手掛かりにした原油の供給懸念が後退しており、投資家のリスク志向改善を意識した買いが入った。海外勢などが日本株の買い戻しを進めていることも相場を押し上げ、指数は1500円超高まで上げ幅を拡大。この日の高値で取引を終えた。

・債券先物相場は続伸。原油の過度な供給懸念が後退するなか、昨日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いだ。一時131円60銭まで上昇する場面も見られた。

2026/03/19 2:25:43
欧州マーケットダイジェスト
(18日終値:19日2時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.47円(18日15時時点比△0.77円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.58円(△0.33円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1510ドル(▲0.0035ドル)
FTSE100種総合株価指数:10305.29(前営業日比▲98.31)
ドイツ株式指数(DAX):23502.25(▲228.67)
10年物英国債利回り:4.738%(△0.044%)
10年物独国債利回り:2.940%(△0.034%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
2月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値
(前年比)   1.9%       1.9%
2月ユーロ圏HICPコア改定値
(前年比)   2.4%       2.4%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。「イスラエルがイランのサウス・パースガス田関連施設を攻撃した」との報道をきっかけに原油先物価格が急騰すると、欧州株相場が軟調に推移。為替市場では「有事のドル買い」が優勢となった。
 NYの取引時間帯に入ると、米労働省が発表した2月米卸売物価指数(PPI)が総合・コア指数いずれも予想を上回る強い数字となり、米長期金利の上昇とともにドル買いが加速。22時過ぎに一時159.58円と日通し高値を付けた。
 ただ、13日と16日の高値159.75円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。節目の160円に接近したことで、政府・日銀による為替介入への警戒感も高まった。
 なお、イランはガス田関連施設攻撃の報復措置として「ペルシャ湾周辺諸国のエネルギー施設を攻撃する」と警告。中東情勢の緊迫化を背景に、WTI原油先物価格は1バレル=99.41ドル前後まで上昇した。

・ユーロドルは下落。中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の上昇と米インフレ指標の上振れを受けて、米利下げ期待が後退すると全般ドル買いが優勢に。22時30分前には一時1.1491ドルと日通し安値を更新した。なお、米長期金利の指標である10年債利回りは4.23%台まで上昇したほか、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.98まで上げた。
 ただ、前日の安値1.1466ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋った。この後予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見を前に、様子見ムードも強まった。

・ユーロ円はじり高。日本時間夕刻に一時182.98円と本日安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ユーロドルの下落につれた売りが出た半面、ドル円の上昇につれた買いが入った。23時過ぎには一時183.83円と本日高値を更新した。

・ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。本日のアジア株高を受けて買いが先行したものの、中東情勢の緊迫化を受けて原油価格が急騰すると一転売りが優勢となった。ユニリーバやブリティッシュ・アメリカン・タバコなど生活必需品株が売られたほか、ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が値下がりした。

・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反落。本日のアジア株高を受けて買い先行で始まったものの、中東情勢の緊迫化を背景に原油先物相場が急騰すると一転売りが優勢となった。個別ではSAP(2.89%安)やドイツテレコム(2.72%安)、ミュンヘン再保険(2.67%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は下落。原油高を背景にインフレ懸念が高まると売りが優勢となった。

2026/03/19 6:20:49
NYマーケットダイジェスト
(18日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.86円(前営業日比△0.86円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.09円(▲0.40円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1452ドル(▲0.0088ドル)
ダウ工業株30種平均:46225.15ドル(▲768.11ドル)
ナスダック総合株価指数:22152.42(▲327.11)
10年物米国債利回り:4.26%(△0.06%)
WTI原油先物4月限:1バレル=96.32ドル(△0.11ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=4896.2ドル(▲112.0ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反発。中東情勢の緊迫化を背景に原油先物相場が上昇すると、株価の下落とともに「有事のドル買い」が先行。米労働省が発表した2月米卸売物価指数(PPI)が総合・コア指数いずれも予想を上回る強い数字となったこともドル買いを促し、22時過ぎに一時159.58円まで上げた。
 そのあとは米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、もみ合いの展開が続いていたが、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言をきっかけに再びドル買いが活発化し、5時30分過ぎに一時159.90円と2024年7月以来の高値を更新した。
 FRBは今日まで開いたFOMCで市場予想通りFFレートの誘導目標を3.50-3.75%に据え置くことを決めたと発表。声明では「経済見通しに関する不確実性は依然として高い水準にある」「中東の動向が米経済に及ぼす影響は不透明」と指摘し、原油高騰に警戒感を示した。また、同時に公表されたFOMCメンバーによる金利見通し(ドット・チャート)では、2026年末時点の中央値が3.375%、27年末時点が3.125%、28年末時点が3.125%となり、年内1回の利下げ予想が維持された。一方、長期金利見通しは3.125%と前回の3.000%から上方修正された。
 パウエルFRB議長はFOMC後の会見で「短期的なインフレ期待はここ数週間で上昇」「インフレ面での進展なければ、利下げはない」「金利をやや抑制的な水準で維持することが重要」などと発言。市場では「想定よりもややタカ派的だった」との見方から、マーケットは金利高・株安・ドル高で反応した。

・ユーロドルは3日ぶりに反落。中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の上昇と米インフレ指標の上振れを受けて、米利下げ期待が後退すると全般ドル買いが先行。パウエルFRB議長の会見を受けて、全般ドル買いが加速すると一時1.1450ドルと日通し安値を更新した。なお、米長期金利の指標である10年債利回りは4.26%台まで上昇。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.31まで上げた。
 WTI原油先物価格は通常取引終了後に1バレル=100ドル台半ばまで上昇した。「イスラエルはイランのサウス・パースガス田関連施設を攻撃した」と伝わったあと、イランはガス田関連施設攻撃の報復措置として「ペルシャ湾周辺諸国のエネルギー施設を攻撃する」と警告。原油供給の停滞を巡る懸念が高まった。

・ユーロ円は3日ぶりに反落。日本時間夕刻に一時182.98円と本日安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと買い戻しが進み、23時過ぎには一時183.83円と本日高値を更新した。ただ、引けにかけては183.09円付近まで押し戻された。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の上昇と米インフレ指標の上振れで、米早期利下げ観測が後退すると売りが先行。パウエルFRB議長がFOMC後の会見で、イランを巡る軍事攻撃でもたらされる不確実性を強調したうえで、インフレへの警戒をにじませると売りが加速した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに反落。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。イラン紛争が長期化するとの懸念が再燃する中、原油先物相場が上昇すると、インフレへの懸念からが債券売りが先行。2月米PPIが予想を上回ったことも相場の重し。パウエルFRB議長の会見を受けて、早期利下げ観測が後退すると売りが加速した。

・原油先物相場は続伸。イランのガス田が攻撃されたとの報道を受け、イランがアラブ首長国連合やサウジアラビア、カタールの製油所やガス田などへの攻撃を示唆したことでエネルギーの供給不安が高まると、一時99ドル台まで上昇した。

・金先物相場は大幅反落。中東紛争の長期間が懸念される中、NY原油先物が一時99ドル台まで上昇。2月米PPIが予想を上回る伸びとなった事もあり、インフレ懸念からFRBの早期利下げ観測が後退して金は売りが優勢となった。

2026/03/19 15:37:44
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.70円(前営業日NY終値比▲0.14円)
ユーロ円:1ユーロ=183.12円(△0.03円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1466ドル(△0.0014ドル)
日経平均株価:53372.53円(前営業日比▲1866.87円)
東証株価指数(TOPIX):3609.40(▲108.01)
債券先物6月物:131.21円(▲0.34円)
新発10年物国債利回り:2.260%(△0.045%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) <発表値>  <前回発表値>
1月機械受注(船舶・電力除く民需)
前月比         ▲5.5%    19.1%
前年同月比       13.7%     16.8%
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
        9920億円の処分超 4025億円の取得超・改
対内株式
       1兆7726億円の処分超 3855億円の取得超
日銀金融政策決定会合(日銀金融市場調節目標)
政策金利     0.75%で据え置き   0.75%
1月鉱工業生産・確報値
前月比         4.3%     2.2%
前年同月比       0.7%     2.3%
1月設備稼働率
前月比         2.9%     1.3%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。政府・日銀による為替介入への警戒感などが相場の重しとなり、前日高値の159.90円手前で上値の重い動きとなった。東京仲値後は持ち高調整売りに押されて159.55円まで下押し。もっとも、売りが一巡すると米10年債利回りの高止まりなどを支えに159.70円台まで下げ渋るなど下値も限られた。
 なお、日銀はこの日まで開催された金融政策決定会合で、政策金利を予想通り0.75%で据え置いた。声明文では「経済・物価見通し実現していくとすれば、経済・物価の改善に応じて引き続き政策金利を引き上げ」「予想物価上昇率は緩やかに上昇している」など見解が示されたが、目新しさはなく相場への影響も限定的だった。

・ユーロドルは伸び悩み。昨日の引けにかけて売りが進んだ反動から1.1491ドルまで買い戻しが入ったものの、東京午後に入ると上値が重くなった。

・ユーロ円も伸び悩み。ユーロドルの上昇とともに183.44円まで買いが入ったが、その後はユーロドルの買い一服や日経平均株価の下げ幅拡大などをながめ、183円手前まで押し戻された。

・日経平均株価は大幅反落。中東情勢の緊迫化や米利下げ観測の後退によって、投資家のリスク回避姿勢が強まった。幅広い銘柄が売りに押され、取引終了前には2000円超安まで下げ幅を拡大した。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のタカ派的発言を受けて、昨日の米国債券相場が大きく下落した影響から売りが優勢に。一時131円10銭まで下押す場面があった。

2026/03/20 3:25:49
欧州マーケットダイジェスト
(19日終値:20日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=157.82円(19日15時時点比▲1.88円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.44円(▲0.68円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1559ドル(△0.0093ドル)
FTSE100種総合株価指数:10063.50(前営業日比▲241.79)
ドイツ株式指数(DAX):22839.56(▲662.69)
10年物英国債利回り:4.843%(△0.105%)
10年物独国債利回り:2.962%(△0.022%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
2月英雇用統計
失業率     4.4%      4.3%・改
失業保険申請件数
       2.47万件    0.47万件・改
11-1月英失業率
(ILO方式)  5.2%       5.2%
スイス国立銀行(SNB、中央銀行)政策金利
      0.00%で据え置き   0.00%
1月ユーロ圏建設支出
(前月比)  ▲0.1%      0.7%・改
(前年比)  ▲1.9%      0.8%・改
英中銀(BOE)、政策金利
     3.75%で据え置き    3.75%
欧州中央銀行(ECB)、政策金利
      2.15%で据え置き   2.15%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。イランによる湾岸諸国への攻撃が激化したことで、エネルギー市場では原油と天然ガスの価格が急騰。エネルギー価格高騰によるユーロ圏景気の減速懸念からユーロ売り・ドル買いが先行し、17時30分過ぎに一時1.1443ドルと日通し安値を更新した。
 ただ、13日に付けた年初来安値1.1411ドルがサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。欧州中央銀行(ECB)による利上げ観測が高まったことも相場の支援材料となり、3時前に一時1.1568ドルと日通し高値を更新した。
 欧州中央銀行(ECB)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の2.15%に据え置くことを決めたと発表。声明では「中東での戦争により、経済見通しは著しく不確実性を増し、インフレ率の上振れリスクと経済成長の下振れリスクが生じている」と指摘。今後の金融政策については「経済データに基づき、理事会ごとに判断していく」「金利特定の軌道を事前に約束することはしない」と従来の方針を維持した。
 また、ラガルドECB総裁は理事会後の記者会見で「中東紛争により見通しは著しく不確実になった」「経済成長のリスクは下方に傾いている」「インフレのリスクは上方に傾いている」と発言。市場では「中東情勢の混乱によるエネルギー価格の高騰で、インフレ再燃の懸念が強まっており、ECBが年内に1-2回利上げするとの観測が浮上している」との声が聞かれた。

・ポンドドルも底堅い動き。日本時間夕刻に一時1.3246ドルと日通し安値を付けたあとは一転買い戻しが優勢となり、3時前に1.3410ドルと日通し高値を更新した。
 英中銀(BOE)はこの日、市場予想通り政策金利を3.75%に据え置くことを決めたと発表。声明では「イラン戦争によってインフレ加速が引き起こされる場合には行動する用意がある」と表明した。英金融政策委員会(MPC)議事要旨では「9人委員全員が金利の据え置きに賛成票を投じた」ことが判明し、4年半ぶりの全会一致となった。この結果を受けて、短期金融市場では年内利上げ観測が高まり、ポンド買い・ドル売りが優勢となった。

・ドル円は軟調。植田和男日銀総裁は金融政策決定会合後の記者会見で、「原油価格上昇に伴うリスクシナリオが新たに登場し、これを重視した」「景気をどの程度下押しする可能性があるかを今後点検する」などと発言。政府・日銀による為替介入への警戒感が高まる中、欧州勢参入後は円買い・ドル売りが優勢となった。
 そのあとは英欧利上げ観測が強まる中、対欧州通貨中心にドル安が進行。円に対してもドル売りが優勢となった。WTI原油先物相場が一時1バレル=101.48ドル前後まで急伸したあと96ドル台前半まで失速し、米国株相場が下げ渋ったこともドル売りを誘ったもよう。3時前には一時157.80円と日通し安値を更新した。

・ユーロ円は売り先行後、もみ合い。植田日銀総裁のややタカ派的な見解や日経平均先物の大幅下落を受けて円買い・ユーロ売りが先行すると一時182.06円と日通し安値を更新した。ただ、そのあとはドル円とユーロドルの影響を同時に受けたため、182円台前半から半ばで大きな方向感は出なかった。

2026/03/20 3:26:39
欧州マーケットダイジェスト
・ロンドン株式相場は大幅に続落し、1月8日以来の安値で取引を終えた。原油先物相場が高値圏で推移する中、エネルギー価格の上昇が英景気に悪影響を与えるとの懸念が強まった。英中銀(BOE)の年内利上げ観測の高まりも相場の重し。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が売られたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株も値下がりした。

・フランクフルト株式相場は大幅に続落し、昨年4月30日以来の安値となった。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が続く中、欧州の天然ガス価格の急騰を受けて、エネルギー価格高騰によるユーロ圏景気の減速懸念が高まった。投資家がリスク回避姿勢を強め、株売りが広がった。個別ではボノビア(12.12%安)やインフィニオンテクノロジーズ(7.19%安)、コンチネンタル(7.09%安)などの下げが目立ち、ドイツ証券取引所(0.12%高)を除く39銘柄が下落した。

・欧州債券相場は下落。英欧中銀は政策金利を据え置いたものの、利上げ観測が強まったことから債券売りが広がった。

2026/03/20 6:20:40
NYマーケットダイジェスト
(19日終値)
ドル・円相場:1ドル=157.73円(前営業日比▲2.13円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.80円(▲0.29円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1589ドル(△0.0137ドル)
ダウ工業株30種平均:46021.43ドル(▲203.72ドル)
ナスダック総合株価指数:22090.69(▲61.73)
10年物米国債利回り:4.25%(▲0.01%)
WTI原油先物4月限:1バレル=96.14ドル(▲0.18ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=4605.7ドル(▲290.5ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
        18.1       16.3
前週分の米新規失業保険申請件数
       20.5万件    21.3万件・改
1月米景気先行指標総合指数
(前月比)  ▲0.1%      ▲0.2%
1月米新築住宅販売件数
(前月比)  ▲17.6%     ▲6.8%・改
(件数)   58.7万件    71.2万件・改
1月米卸売売上高
(前月比)   0.5%      1.3%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は大幅に反落。政府・日銀による為替介入への警戒感が高まる中、植田和男日銀総裁のややタカ派的な発言や日経平均先物の大幅下落を受けて円買い・ドル売りが先行した。NY序盤は英欧利上げ観測を背景に、対欧州通貨中心にドル売りが進んだ影響を受けて、円高・ドル安の様相が強まった。
 NY終盤は原油先物相場が急失速し、一時490ドル超下落したダウ平均が上げに転じるなど米国株が下げ渋る展開に。為替市場ではドル売りが活発化し、ドル円は4時過ぎに一時157.51円と日通し安値を更新した。
 なお、WTI原油先物価格は一時1バレル=101.48ドル前後まで急伸したあと92ドル台後半まで一転下落した。ネタニヤフ・イスラエル首相はこの日、「イランには現在、ウラン濃縮や弾道ミサイル製造の能力はない」「戦争は人々が考えているよりもずっと早く終わるだろう」などと述べたほか、「米当局は一部ロシア産原油の搬入や販売を承認」との一部報道が伝わり、原油先物の売りを誘ったもよう。市場では「中東情勢に関する進展を待っていたマーケットにとってポジティブなニュースだと捉えられた」との指摘があった。

・ユーロドルは反発。欧州中央銀行(ECB)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の2.15%に据え置くことを決めたと発表。声明では「中東での戦争により、経済見通しは著しく不確実性を増し、インフレ率の上振れリスクと経済成長の下振れリスクが生じている」と指摘。今後の金融政策については「経済データに基づき、理事会ごとに判断していく」「金利特定の軌道を事前に約束することはしない」と従来の方針を維持した。
 また、ラガルドECB総裁は理事会後の記者会見で「中東紛争により見通しは著しく不確実になった」「経済成長のリスクは下方に傾いている」「インフレのリスクは上方に傾いている」と発言。市場では「中東情勢の混乱によるエネルギー価格の高騰で、インフレ再燃の懸念が強まっており、ECBが年内に1-2回利上げするとの観測が浮上している」との声が聞かれた。ECBの利上げ観測が高まったことでユーロ買い・ドル売りが優勢になると、4時過ぎに一時1.1616ドルと日通し高値を更新した。
 イスラエル首相の発言などを受けて原油先物相場が失速したこともドル売りを誘った。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.98まで低下した。

・ユーロ円は続落。植田日銀総裁のややタカ派的な見解や日経平均先物の大幅下落を受けて、日本時間夕刻に一時182.06円と日通し安値を付けた。ただ、引けにかけては182.99円付近まで下げ渋る場面があった。米国株や日経平均先物の下げ幅縮小が相場を下支えした。
 なお、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1310円安の5万1680円まで急落したものの、終盤買い戻しが優勢になると5万3000円台に乗せて夜間取引を終えた。

2026/03/20 6:21:50
NYマーケットダイジェスト
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が続く中、エネルギー価格の高騰が投資家心理を冷やした。前日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けて、米早期利下げ観測が後退したことも相場の重しとなり、一時490ドル超下落した。ただ、WTI原油先物価格が急落したことをきっかけに買い戻しが強まると、上げに転じる場面もあった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続落。マイクロン・テクノロジーは前日引け後に予想を上回る決算を発表したものの、3%超下落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは反発。英欧利上げ観測を背景に欧州債相場が下落すると、米国債にも売りが波及したものの、終盤持ち直した。ネタニヤフ・イスラエル首相の発言などを手掛かりにWTI原油先物相場が下落し、債券の買い戻しを促した。利回りは21時30分過ぎに4.32%台まで上昇したものの、4時過ぎには4.23%台まで低下した。

・原油先物相場は3日ぶり反落。イスラエルとイランの双方がエネルギー施設を攻撃目標としたことで、供給不安が高まると一時101ドル台まで上昇。ただ、その後は利益確定の売りに押されたほか、ベッセント米財務長官が、タンカーに積載されたままとなっているイラン産原油について、制裁を解除する可能性を示唆したことなどから、供給不安がやや後退して下げに転じた。

・金先物相場は大幅続落。昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米年内利下げ観測が後退した流れを引き継いだほか、予想より強い結果となった米雇用指標を受けて米長期金利が上昇したことも重しとなり、金利のつかない金の投資妙味が薄れ売りが活発化すると、一時4500ドルの大台割れ目前まで下落。ただ、その後は値ごろ感から買いが入り下げ渋った。

2026/03/21 3:25:40
欧州マーケットダイジェスト
(20日終値:21日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.21円(20日15時時点比△0.78円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.03円(△1.01円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1559ドル(△0.0007ドル)
FTSE100種総合株価指数:9918.33(前営業日比▲145.17)
ドイツ株式指数(DAX):22380.19(▲459.37)
10年物英国債利回り:4.994%(△0.151%)
10年物独国債利回り:3.043%(△0.081%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
2月独生産者物価指数(PPI)
(前月比)   ▲0.5%     ▲0.6%
1月ユーロ圏経常収支(季調済)
     379億ユーロの黒字 146億ユーロの黒字
1月ユーロ圏貿易収支
(季調済)121億ユーロの黒字 116億ユーロの黒字
(季調前)19億ユーロの赤字  126億ユーロの黒字

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は堅調。「米国は中東に追加で数千人の海兵隊と3隻の軍艦を派遣」との報道が伝わると、中東情勢の緊迫化を背景に原油先物相場が再び上昇傾向を強め、欧米株相場が軟調に推移。為替市場では「有事のドル買い」が目立つ展開となった。また、17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)やパウエル米連邦準備理事会(FRB)の会見を受けて、米利下げ観測が後退していることもドル買いを促した。2時過ぎには一時159.36円まで値を上げた。市場ではFRBによる年内利上げ観測も浮上しており、ドル買いを後押しした面があった。短期金融市場ではFRBが10月までに利上げを実施する確率が50%に跳ね上がった。
 なお、ウォラーFRB理事はこの日、「今週のFOMCでは当初、利下げを主張するつもりだったが、イラン戦争による原油価格の高騰などを背景に金利据え置きに転じた」と述べたほか、「この紛争は長期化する可能性が高まっており、原油価格もより長く高止まりするだろう。インフレはより大きな懸念材料となる」などと発言。利上げの可能性を排除しつつ、現時点では物価動向を見極めるために慎重になる必要があるとの認識を示した。
 また、ボウマンFRB副議長は「年内に3回の利下げを見込んでいる」と話し、他の当局者と比べて利下げに積極的な姿勢を示した。

・ユーロドルは下値が堅かった。中東情勢の悪化が長期化するとの観測が高まる中、原油高・株安・ドル高の様相が強まると、23時30分前に一時1.1525ドルと日通し安値を更新した。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いも出た。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.79まで上昇した。
 ただ、下値は限定的だった。今週の欧州中央銀行(ECB)定例理事会の結果を踏まえて、ECBの早期利上げ観測も高まっており、ユーロ買い・ドル売りも入りやすい地合いとなった。短期金融市場では、ECBによる年内3回の利上げが織り込まれている。
 なお、独10年債利回りは一時3.049%前後と2011年7月以来の高水準を記録した。

・ユーロ円はしっかり。2時過ぎに一時184.16円と本日高値を更新した。ドル円の上昇につれた買いが入ったほか、ユーロドルの持ち直しに伴う買いが入った。

・ロンドン株式相場は3日続落し、昨年12月29日以来の安値で取引を終えた。前日に急落した反動で買い戻しが先行したものの、戻りは鈍かった。原油先物相場が高値圏で推移する中、エネルギー価格の上昇が英景気に悪影響を与えるとの懸念が株売りを誘った。英中銀(BOE)の年内利上げ観測の高まりも相場の重し。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が売られたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値下がりした。

・フランクフルト株式相場は大幅に3日続落し、昨年4月28日以来の安値となった。前日に急落した反動で反発して始まったものの、買い戻しが一巡すると一転下落した。エネルギー価格高騰によるユーロ圏景気の減速懸念が高まる中、投資家がリスク回避姿勢を強めた。ECBによる利上げ観測の高まりも相場の重しとなり、終盤下げ幅を広げた。

・欧州債券相場は大幅下落。英欧中銀は今週、政策金利を据え置いたものの、利上げ観測が強まったことからこの日も債券売りが続いた。英10年債利回りは一時5.022%前後と2008年7月以来の5%台に乗せたほか、独10年債利回りは3.049%前後と11年7月以来の高水準を記録した。

2026/03/21 6:15:41
NYマーケットダイジェスト
(20日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.23円(前営業日比△1.50円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.23円(△1.43円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1572ドル(▲0.0017ドル)
ダウ工業株30種平均:45577.47ドル(▲443.96ドル)
ナスダック総合株価指数:21647.61(▲443.08)
10年物米国債利回り:4.38%(△0.13%)
WTI原油先物4月限:1バレル=98.32ドル(△2.18ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=4574.9ドル(▲30.8ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は反発。中東情勢の緊迫化を背景に原油先物相場が再び上昇傾向を強めると、世界的に株価が軟調に推移。為替市場では「有事のドル買い」が優勢となった。また、17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)やパウエル米連邦準備理事会(FRB)の会見を受けて、米利下げ観測が後退していることもドル買いを促した。4時前には一時159.39円まで値を上げた。
 市場ではFRBによる年内利上げ観測も浮上しており、ドル買いを後押しした面があった。短期金融市場ではFRBが10月までに利上げを実施する確率が50%に跳ね上がった。米長期金利の指標である10年債利回りは一時4.3915%前後と昨年8月1日以来約8カ月ぶりの高水準を付けた。
 WTI原油先物価格は一時1バレル=99.67ドル前後まで上昇した。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が続く中、この日は「イランがクウェートの製油所を攻撃した」「イラクは供給責任を免れる不可抗力宣言(フォースマジュール)を外国企業が運営する全ての油田に対して出した」「米国は中東に追加で数千人の海兵隊と3隻の軍艦を派遣」「米国はイランへの地上部隊展開の準備を進めている」との報道が相次いで伝わった。

・ユーロドルは反落。中東情勢の悪化が長期化するとの観測が高まる中、原油高・株安・ドル高の様相が強まると、23時30分前に一時1.1525ドルと日通し安値を更新した。
 ただ、下値は限定的だった。今週の欧州中央銀行(ECB)定例理事会の結果を踏まえて、ECBの早期利上げ観測が高まっており、ユーロ買い・ドル売りも入りやすい地合いとなった。独10年債利回りは一時3.049%前後と2011年7月以来の高水準を記録した。

・ユーロ円は3日ぶりに反発。ドル円の上昇につれた買いが入ると、取引終了間際に一時184.26円と本日高値を更新した。ECBによる利上げ観測の高まりも相場の押し上げ要因。
 ナーゲル独連銀総裁は講演で「中東紛争に伴うエネルギーコストの急激な上昇が欧州における広範なインフレを加速させる可能性」「インフレへの二次的波及効果が顕著になった場合、ECBは行動を起こさなければならない」と述べ、利上げの可能性を示唆した。短期金融市場では、ECBによる年内3回の利上げが織り込まれた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落。「中東のエネルギー生産やホルムズ海峡の航行が正常化するには時間がかかる」との見方が広がる中、投資家がリスク回避姿勢を強めた。米早期利下げ観測が後退する中、米長期金利が約8カ月ぶりの高水準を付けたことも投資家心理を冷やし、指数は一時650ドル超下げた。
 この日は先物やオプションなどの4つの満期が重なる「クアドルプル・ウィッチング」に当たり、ボラティリティが大きくなった面もある。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続落。

・米国債券相場で長期ゾーンは大幅反落。英欧利上げ観測を背景に欧州債相場が下落すると、米国債にも売りが波及。米利下げ観測の後退も相場の重しとなり、利回りは一時4.3915%前後と昨年8月1日以来の高水準を付けた。市場ではFRBによる年内利上げ観測も浮上し、債券売りを誘った。

・原油先物相場は反発。米・イスラエルとイランとの対立激化懸念よる供給不安から買いが強まると、99ドル台後半まで上昇する場面が見られた。

・金先物相場は3日続落。中東情勢の長期化懸念からインフレ懸念が強まる中、市場では欧米の中銀が年内にも利上げに踏み切るとの観測が浮上。米長期金利が大幅に上昇すると、金利のつかない金の投資妙味が薄れて売りが優勢となった。

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