USDJPY 4h



現在、ドル円は160.247という極めて高い水準にあり、チャート上では強い上昇トレンド(パーフェクトオーダー)を維持していますが、心理的節目である160円を突破したことで、「本邦当局による為替介入」への警戒感が最大級に高まっている局面です。
📅 2026/3/30〜4/3 投資戦略スケジュール
3月30日(月):週明けの様子見と「主な意見」の確認
- イベント: 日銀金融政策決定会合(3月分)の「主な意見」公表
- 戦略: 「押し目買い」だが、深追いは厳禁。
- 詳細: 朝方の「主な意見」で追加利上げへの意欲が示されれば、一時的な円高(ドル安)に振れる可能性があります。チャート上のPivot(ピボット)付近まで調整が入るのを待ち、サポートされるのを確認してから160.00付近を背にロング。
- 目標値: 160.50付近 / 損切り: 159.80
3月31日(火):日本年度末の「リパトリ」と実需の交錯
- イベント: 日本の年度末(大引け)、東京都区部CPI、米消費者信頼感指数
- 戦略: 「ボラティリティ警戒」と利益確定の優先。
- 詳細: 日本企業の決算に伴う円買い戻し(リパトリエーション)が発生しやすい日です。また、160円台での推移が続けば、財務省による実弾介入のトリガーが引かれるリスクが非常に高い日でもあります。テクニカル的には上昇基調ですが、急落に備えてストップロスはタイトに。
- 注目レベル: チャート上部の抵抗線(R3: 161.1付近)へのタッチで利確。
4月1日(水):新年度入りと「日銀短観」
- イベント: 日銀短観(3月調査)、米ADP雇用統計、米ISM製造業景況指数
- 戦略: 「指標発表後のトレンドフォロー」。
- 詳細: 日銀短観の結果が「企業の景況感改善・インフレ期待継続」であれば、円買い要因となります。一方、夜の米ISMが強ければドル高が再燃。チャートのZigZagが示す直近高値を更新するか、あるいは反落して159円台のサポート(緑のボックス付近)を試すかの分岐点になります。
4月2日(木):嵐の前の静けさ
- イベント: 米新規失業保険申請件数
- 戦略: 「ポジション調整」と静観。
- 詳細: 翌日の雇用統計を控え、大きな方向性は出にくい日です。4時間足の移動平均線(MA)付近まで引き付けての短期トレードに留めます。
4月3日(金):【最重要】米雇用統計と聖金曜日(グッドフライデー)
- イベント: 米雇用統計、米ISM非製造業景況指数、欧米諸国祝日(聖金曜日)
- 戦略: 「ノーポジ推奨」または「雇用統計後のスキャルピング」。
- 詳細: 欧米市場が休日のため、流動性が極端に低下します。その中で米雇用統計が発表されるため、**予想外の数字が出た際に異常な値飛び(フラッシュクラッシュ等)**が起きるリスクがあります。ギャンブル的な持ち越しは避け、指標通過後にトレンドが明確になってからエントリーを検討してください。
📈 テクニカル・重要ポイント
- レジスタンス(上値抵抗): 161.114 (R3) / 161.497 (R4)
- この付近は「介入警戒ゾーン」と重なります。161円台に乗せた瞬間の急落には最大級の注意を払ってください。
- サポート(下値支持): 159.100 〜 159.500
- チャート上のZigZag安値(緑のボックス)が集中しているエリア。ここを割り込むと、上昇トレンドが一旦崩れます。
💡 総括アドバイス
現在のドル円は「テクニカル的には買い」ですが、「ファンダメンタル(介入・年度末 flows)的には非常に危険」な位置にあります。
- 利益が出たらこまめに利確する(Trailing Stopの活用)。
- 160円台での全力ロングは避ける。
- 特に4/3(金)の薄商いの中での雇用統計は、想定以上のスリップが発生する可能性があるため注意。
この週は「稼ぐこと」よりも「介入に巻き込まれて資金を失わないこと」を優先した立ち回りをお勧めします。