USDJPY 4h



2026年3月23日(月)、今週のドル円(USD/JPY)相場は**「160円の壁」**を巡る攻防の最終章に突入しそうですね。
ご提示いただいた4時間足チャートを見ると、価格はピボット(P)ラインである159.30付近で推移しており、ZigZagインジケーターは依然として安値を切り上げる強気なリズムを刻んでいます。先週のFOMCで「年内利下げは1回のみ」というタカ派寄りの姿勢が示されたことで、ドルの底堅さは盤石に見えますが、上値には日本の財務省による**口頭介入(あるいは実弾介入)**の影がちらついています。
以下に、テクニカルとファンダメンタルズを融合させた今週の投資戦略をまとめました。
📊 テクニカル分析のポイント(チャートより)
- 現状: 159.20~30円。直近高値160.23を狙う上昇トレンドの最中。
- レジスタンス: R1(160.54)、R2(161.26)。160.00の大台は心理的な超強力抵抗帯。
- サポート: 158.50(直近の押し安値)、S1(157.80)。ここを割ると、156.20(中央ピボット)までの調整が視野に入ります。
🗓️ 日別投資戦略(2026/3/23~3/27)
| 日付 | 予想レンジ | 戦略・注目イベント |
| 3/23 (月) | 158.80 - 159.80 | 「静かなる蓄積」 週明けは材料難。159円前半での押し目買い。160円手前では利益確定が進むため、深追いは禁物。 |
| 3/24 (火) | 158.50 - 160.10 | 「消費者の声に耳を澄ませ」 米・消費者信頼感指数に注目。強気な数字が出れば160円への一撃もあり得ますが、介入警戒で上値は重い。 |
| 3/25 (水) | 159.00 - 160.50 | 「耐久財の底力」 米・耐久財受注。製造業の堅調さが確認されれば、R1(160.54)付近までのオーバーシュートを想定。 |
| 3/26 (木) | 158.20 - 160.00 | 「嵐の前の静けさ」 米・新規失業保険申請件数。翌日のPCEを控え、ポジション調整の売りが出やすい日。160円台維持は困難か。 |
| 3/27 (金) | 157.50 - 161.50 | 「PCE大決戦」 今週のメインイベント。 米・PCEデフレータが予想を上回れば161円突破。下回れば157円台への急落もあり得るハイボラティリティ予想。 |
💡 ファンダメンタルズの補足
- 日米金利差: 日銀が0.50%で据え置いた一方で、FRBは依然として高い政策金利(3.50-3.75%)を維持。この「キャリートレード」の構造は依然として円売りを正当化しています。
- 原油価格の高騰: 中東情勢によりブレント原油が100ドルを突破。輸入依存の日本にとっては円安要因(貿易赤字拡大)として機能しています。
- 介入リスク: 片山さつき財務相(想定)の「行き過ぎた動きには断固たる措置」という発言は、160円台に定着しようとする市場への最大の牽制です。
⚠️ アドバイス: 160円付近でのロング(買い)は、ストップロスをタイトに(159.50割れなど)設定することをお勧めします。介入が入った場合、数円規模の「滝」が発生する可能性があるためです。