フィボナッチ・ゾーン

【ドル円】【フィボナッチゾーン】 2026年03月03日

2026/03/03 8:00:47
東京為替見通し
 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、有事のドル買いが優勢となる中、2月米ISM製造業景況指数が予想を上回り、米10年債利回りが4.06%台まで上昇したことなどで157.75円まで上昇した。ユーロドルは、有事のドル買いや原油・天然ガス先物の大幅上昇を受けて1.1672ドルまで下落した。

 本日の東京外国為替市場のドル円は、中東有事のドル買いが継続することが予想される中、本邦通貨当局による円安阻止の可能性や植田日銀総裁による中東の地政学リスクを受けた金融政策への言及に注目する展開となる。

 ドル円は、有事のドル買いと原油価格上昇による円売りで157円台まで上昇してきており、1月23日にベッセント米財務長官の指示による日米協調のドル高・円安阻止「レートチェック」水準である158円台に迫ってきている。ベッセント米財務長官は、日本側の要請があれば日米協調の為替介入も視野に入れていた、と報じられている。

 中東有事のドル買いに対して、日米の通貨当局が協調してドル高・円安阻止に乗り出すのか、あるいは本邦通貨当局単独での円安阻止、ドル売り・円買い介入に踏み切るのか否かを見極めていくことになる。

 また、中東有事という不確実性を受けて、米連邦準備理事会(FRB)は利下げ先送り、日銀は利上げ先送りという様子見スタンスとなる可能性が高まっている。

 13時から植田日銀総裁が金融とIT(情報技術)融合の総合イベント「FIN/SUM(フィンサム)2026」で挨拶する予定となっている。中東の地政学リスクを受けた金融政策への言及があるのか否かは不明だが、関連ヘッドラインには警戒しておきたい。

 市場では、中東の地政学リスクにより、日銀の利上げ時期が先送りされることが多数派となりつつある。

 これまでの日銀の金融政策に関する報道や発言を確認しておきたい。
・2月24日:高市首相が利上げに難色報道(ハト派)
 高市首相は、16日の植田日銀総裁との会談で利上げに難色を示した。
・2月25日:2名のリフレ派の日銀審議委員人事を提示(ハト派)
 政府は、野口・中川両日銀審議委員の後任にリフレ派と見なされている2名を提示した。
・2月26日:植田日銀総裁(タカ派)※2/24のインタビュー記事
「4月1日に公表する短観も一つの大事な情報だが、必ず短観を待たないと情報を得られないわけではない」
・2月26日:高田日銀審議委員(タカ派)
「中長期のインフレ期待が上がっており、物価上昇の二次的な影響も生じやすくなっている」
・3月2日:氷見野日銀副総裁(タカ派)
「緩やかな利上げによって徐々に景気を刺激も過熱もしない中立金利に近づけていく」

 また、イスラエル、アメリカとイランの交戦状態が長期化した場合、日本にとっては、同盟国である米国への攻撃、イランや中東在住の邦人の保護、そして、ホルムズ海峡が封鎖された場合の日本経済への悪影響などから、存立危機事態が浮上する可能性にも警戒しておきたい。

2026/03/03 8:06:36
東京外国為替市場概況
 3日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では157.36円とニューヨーク市場の終値(157.39円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。本邦勢の本格参入を前に157.40円を挟んで推移している。引き続き中東情勢を巡るヘッドラインなどを注視する神経質な展開が想定される。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.1687ドルとニューヨーク市場の終値(1.1688ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。イランの革命防衛隊司令官が「ホルムズ海峡は閉鎖された」と宣言するなど供給不安が一段と高まるなかで、原油先物相場の動向に一喜一憂しそうだ。

 ユーロ円は8時時点では183.89円とニューヨーク市場の終値(183.97円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.31円 - 157.45円
ユーロドル:1.1683ドル - 1.1692ドル
ユーロ円:183.89円 - 184.06円

2026/03/03 8:31:26
【指標】
1月有効求人倍率 1.18倍、予想 1.20倍

※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。

1月完全失業率〔予想 2.6%〕 (前回発表値 2.6%)
1月有効求人倍率〔予想 1.20倍〕 (前回発表値 1.20倍・改)

2026/03/03 8:44:46
要人発言
片山財務相
「金融市場、極めて高い緊張感を持って注視している」
「原油市場、引き続き状況を見ていく必要」

2026/03/03 8:51:43
【指標】
10-12月期法人企業統計調査・ソフトウェア含む全産業設備投資額(前年比)
+6.5%、予想 +3.0%

※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。

2月マネタリーベース(前年比)〔予想 -〕 (前回発表値 -9.5%)
10-12月期法人企業統計調査・ソフトウェア含む全産業設備投資額(前年比)
〔予想 +3.0%〕 (前回発表値 +2.9%)

2026/03/03 8:55:43
要人発言
片山財務相
「各国のカウンターパートと緊密に連携し、必要であれば対応する」

2026/03/03 8:57:43
要人発言
片山財務相
「緊張感を持って対応、日米覚書には介入も含まれている」

2026/03/03 9:31:26
【指標】
1月豪住宅建設許可件数 (前月比) -7.2%、予想 +5.0%

※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。

10-12月期豪経常収支〔予想 165億豪ドルの赤字〕 (前回発表値 166億豪ドルの赤字)
1月豪住宅建設許可件数 (前月比)〔予想 +5.0%〕 (前回発表値 -14.9%)

2026/03/03 10:07:47
東京外国為替市場概況
 3日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。10時時点では157.48円とニューヨーク市場の終値(157.39円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。時間外の米株先物の売り先行を眺め、一時157.18円まで下押した。しかしながら昨日NY終盤の下押し水準157.12円が支えとなり、一巡後は下値を切り上げる展開に。東京仲値の後には157.57円まで買われた。
 なお、片山財務相の発言「各国のカウンターパートと緊密に連携し、必要であれば対応する」や「緊張感を持って対応、日米覚書には介入も含まれている」が伝わったものの、相場の反応は限られた。

 ユーロ円は強含み。10時時点では184.17円とニューヨーク市場の終値(183.97円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。日経平均の弱さを確認すると、183.82円までユーロ安円高に振れた。もっとも、昨日の欧州序盤につけた183.75円には届かず。ドル円の切り返しにつれて184円台を回復し、184.24円まで上昇した。
 日経平均は327円安で寄り付き、その後は670円超まで下げ幅を広げている。

 ユーロドルは10時時点では1.1695ドルとニューヨーク市場の終値(1.1688ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。1.1690ドル付近で動意は鈍かった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.18円 - 157.57円
ユーロドル:1.1683ドル - 1.1698ドル
ユーロ円:183.82円 - 184.24円

2026/03/03 11:14:43
インターバンクスワップ状況
ドル円スワップスプレッド

O/N 1.40 / 1.23
T/N 1.38 / 1.28
S/W 9.40 / 9.29
1M 43.83 / 43.59
2M 85.29 / 84.89
3M 122.26 / 121.85
6M 235.91 / 234.90

※3月3日10時45分時点

2026/03/03 11:31:23
要人発言
 ネタニヤフ・イスラエル首相
「イランに対する行動はしばらく続くかもしれないが、何年もかかることはない」
「イランの政権交の最終的な判断は国民に委ねられる」

2026/03/03 12:06:46
東京外国為替市場概況
 3日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。12時時点では157.24円とニューヨーク市場の終値(157.39円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。10時過ぎに157.60円まで上値を伸ばすも、昨日高値157.75円が目先の抵抗として意識されると失速。その後は日経平均の下げ幅が一時1400円超となった事も重しとなり、157.18円まで下押して本日安値に並ぶ場面も見られた。

 ユーロ円は上値が重い。12時時点では183.88円とニューヨーク市場の終値(183.97円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。ドル円に連れて184.33円まで値を上げるも、その後は本邦株安やドル円の失速が重しとなり、183.85円付近まで下押して朝方に付けた本日安値183.82円に迫った。

 ユーロドルは12時時点では1.1695ドルとニューヨーク市場の終値(1.1688ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円でドル売りとなった影響を受けて1.1707ドルまで値を上げるも一時的。円主体の動きとなる中、1.17ドルを挟み動意の薄い展開が続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.18円 - 157.60円
ユーロドル:1.1683ドル - 1.1707ドル
ユーロ円:183.82円 - 184.33円

2026/03/03 12:32:43
インターバンクオプション状況
【ドル円】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 9.75%(前日比+0.10%)
リスクリバーサル1カ月物 1.52%の円コールオーバー

主なオプションのストライクと行使期日
158.25円 6日
158.00円 3日
157.50円 3日
157.40円 3日
157.05円 5日
157.00円 3・5・9日
156.50円 3日
156.40円 6日
156.00円 4日
155.50円 3・5日
155.40円 3日
155.00円 3・4日

【ユーロドル】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 6.50%(前日比+0.07%)

主なオプションのストライクと行使期日
1.1900ドル 3・4・6日
1.1870ドル 5日
1.1850ドル 5・6・9日
1.1830ドル 6日
1.1800ドル 4日
1.1750ドル 4・6日
1.1735ドル 5日
1.1725ドル 3日
1.1720ドル 3・5日
1.1700ドル 3・5・6・10日
1.1695ドル 10日
1.1675ドル 4日
1.1655ドル 5日
1.1650ドル 9日
1.1600ドル 4・5・6日
1.1575ドル 3日
1.1550ドル 4日
1.1500ドル 5日

2026/03/03 14:00:46
イベントスケジュール
○16:00 ◎ 2月トルコ消費者物価指数(CPI、予想:前月比3.00%/前年比31.55%)
○19:00 ☆ 2月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値(予想:前年比1.7%)
○19:00 ☆ 2月ユーロ圏HICPコア速報値(予想:前年比2.2%)
○21:00 ☆ 10-12月期ブラジル国内総生産(GDP、予想:前期比0.1%/前年同期比1.8%)
○23:55 ◎ ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、あいさつ
○4日00:30 ◎ コッハー・オーストリア中銀総裁、講演
○4日00:40 ◎ スレイペン・オランダ中銀総裁、講演
○4日01:45 ◎ カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
○米独首脳会談(ワシントン)
○インド(ホーリー祭)、休場

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。

2026/03/03 14:09:46
要人発言
レーンECB専務理事(FT紙)
「戦争と石油供給減少でインフレ高進の可能性」
「戦争の期間が衝撃の大きさを左右する」

2026/03/03 15:06:44
東京外国為替市場概況
 3日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では157.39円と12時時点(157.24円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。後場の日経平均株価が1800円超の下落まで下げ幅を拡大したものの、WTI原油先物が一時73ドル台まで上昇したことで有事のドル買いが意識されたため、下値は堅かった。
 植田日銀総裁は、フィンテック関連イベントで「ブロックチェーンを用いたシステム上で日銀の当座預金による中央銀行マネーの決済を実現することを検証するプロジェクトを進めている」などと述べたが、金融政策への言及はなかった。

 ユーロドルは弱含み。15時時点では1.1667ドルと12時時点(1.1695ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。中東有事のドル買いから一時1.1665ドルまで下値を広げた。ポンドドルも1.3361ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は15時時点では183.63円と12時時点(183.88円)と比べて25銭程度のユーロ安水準だった。後場の日経平均株価が1800円超の下落まで下げ幅を拡大したことで、一時183.60円まで下値を広げた。
 ポンド円は210.31円、スイスフラン円は201.40円まで外貨安・円高に推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.18円 - 157.60円
ユーロドル:1.1665ドル - 1.1707ドル
ユーロ円:183.60円 - 184.33円

2026/03/03 15:38:46
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=157.39円(前営業日NY終値比横ばい)
ユーロ円:1ユーロ=183.63円(▲0.34円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1667ドル(▲0.0021ドル)
日経平均株価:56279.05円(前営業日比▲1778.19円)
東証株価指数(TOPIX):3772.17(▲126.25)
債券先物3月物:132.65円(▲0.59円)
新発10年物国債利回り:2.125%(△0.065%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  (発表値)  (前回発表値)
1月完全失業率
             2.7%      2.6%
1月有効求人倍率
             1.18      1.20・改
10-12月期法人企業統計調査・ソフトウェア含む全産業設備投資額
前年比          6.5%      2.9%
2月マネタリーベース
前年比         ▲10.6%     ▲9.5%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。東京仲値にかけての買いで157.60円まで上昇する場面があったが、日経平均株価が大幅安となった影響もあり、昨日高値の157.75円手前では積極的に買いを進める展開にもならなかった。総じて157円台前半でのもみ合いが中心だった。

・ユーロドルは小安い。しばらくは前日終値付近での小動きとなっていたが、1.17ドル台で上値の重さを確認すると15時過ぎに1.1662ドルまで下押しした。

・ユーロ円は上値が重い。仲値後に184.33円まで上昇したものの、その後はドル円と同じく伸び悩む展開に。ユーロドルの下落に伴い、183.50円の安値まで失速した。

・日経平均株価は大幅続落。中東情勢の緊迫化を背景にしたリスク回避目的の売りがこの日も続いた。原油価格の上昇によるインフレ懸念が広がる中で景気に悪影響が出るとの思惑も相場の重し。株価指数先物主導で下げ幅を拡大し、指数は一時2000円近く下落する場面も見られた。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。中東の地政学リスクから原油先物価格が上昇しており、国内のインフレ懸念を意識した売りが優勢となった。

2026/03/03 16:01:46
【指標】
2月トルコCPI(前月比) +2.96%、予想 +3.00%

※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。

2月トルコ消費者物価指数(CPI、前年比)〔予想 +31.55%〕 (前回発表値 +30.65%)
2月トルコ消費者物価指数(CPI、前月比)〔予想 +3.00%〕 (前回発表値 +4.84%)

2026/03/03 17:07:48
東京外国為替市場概況
 3日午後の東京外国為替市場でユーロドルは弱含み。17時時点では1.1644ドルと15時時点(1.1667ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ安水準だった。欧州は中東と地政学的に近いこともあり、リスク回避の欧州通貨売り・ドル買いは継続し17時前には1.1643ドルまで弱含んだ。また、ポンドドルは1.3334ドルまで弱含んだほか、昨日スイス中銀(SNB)がスイス高に対して為替介入の可能性を示唆したこともあり、ドルスイスフランは0.7835フランまでドル高・フラン安が進んだ。

 ドル円はもみ合い。17時時点では157.41円と15時時点(157.39円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。16時過ぎにはユーロ円の売りに連れて157.15円まで弱含み日通し安値を更新した。しかし、欧州通貨に対してドル買いが進んでいることもあり、対円でもドルの下値は支えられて157円でのもみ合いになっている。

 ユーロ円は下値広げる。17時時点では183.29円と15時時点(183.63円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの動きに連れ、17時前には183.16円まで下値を広げた。なお、ポンド円は209.77円、スイスフラン円は200.99円まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.15円 - 157.60円
ユーロドル:1.1643ドル - 1.1707ドル
ユーロ円:183.16円 - 184.33円

2026/03/03 19:01:48
【指標】
2月ユーロ圏HICPコア速報値(前年比) +2.4%、予想 +2.2%

※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。

2月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値(前年比)〔予想 +1.7%〕 (前回発表値 +1.7%)
2月ユーロ圏HICPコア速報値(前年比)〔予想 +2.2%〕 (前回発表値 +2.2%)

2026/03/03 20:06:46
欧州外国為替市場概況
 3日の欧州外国為替市場でユーロドルは軟調。20時時点では1.1591ドルと17時時点(1.1644ドル)と比べて0.0053ドル程度のユーロ安水準だった。中東の地政学リスクの高まりを背景に原油や天然ガス先物価格の上昇が続いており、欧州の景気に悪影響を及ぼすとの警戒感が広がっている。欧州株式相場も大幅安となる中でユーロ売りが強まり、一時1.1589ドルと1月19日以来の安値を更新。同日につけた年初来安値1.1573ドルを視野に入れた動きとなった。
 なお、2月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は同コア指数ともに市場予想を上回る結果となった。

 ドル円はじり高。20時時点では157.84円と17時時点(157.41円)と比べて43銭程度のドル高水準だった。有事のドル買いが対円でも入り、2月9日につけた直近高値の157.76円を上抜けて157.85円まで上値を伸ばした。エネルギー価格の高騰によって本邦経済の減速懸念が意識されたことも円売り・ドル買いを促した面がある。

 ユーロ円は売り継続。20時時点では182.95円と17時時点(183.29円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれた売りが強まり、一時182.88円まで下げ幅を拡大した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.15円 - 157.85円
ユーロドル:1.1589ドル - 1.1707ドル
ユーロ円:182.88円 - 184.33円

2026/03/03 20:30:44
イベントスケジュール
○21:00 ☆ 10-12月期ブラジル国内総生産(GDP、予想:前期比0.1%/前年同期比1.8%)
○23:55 ◎ ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、あいさつ
○4日00:30 ◎ コッハー・オーストリア中銀総裁、講演
○4日00:40 ◎ スレイペン・オランダ中銀総裁、講演
○4日01:45 ◎ カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
○米独首脳会談(ワシントン)

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。

2026/03/03 21:00:44
【指標】
10-12月期ブラジルGDP(前年比)+1.8%、予想 +1.8%

※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。

10-12月期ブラジル国内総生産(GDP)(前期比)〔予想 +0.1%〕 (前回発表値 +0.1%)
10-12月期ブラジル国内総生産(GDP)(前年比)〔予想 +1.8%〕 (前回発表値 +1.8%)

2026/03/03 22:07:47
欧州外国為替市場概況
 3日の欧州外国為替市場でドル円は買いが一服。22時時点では157.64円と20時時点(157.84円)と比べて20銭程度のドル安水準だった。イラン戦争の攻撃が広がり、原油相場は連日の急騰が続き、世界同時株安が大きく進んだ。ドル円は伸び悩んでいたが、徐々に「有事のドル買い」の動きが波及し、20時30分前には157.97円まで上値を伸ばした。ただ、日米のレートチェックで急落した1月23日以来の158円台回復はいったんお預けとなり、上昇が一服すると一時157.50円台に押し戻された。
 
 ユーロドルは下げ渋る。22時時点では1.1613ドルと20時時点(1.1591ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準だった。ドル全面高が上値を圧迫し、エネルギー価格の上昇による欧州経済への悪影響も懸念され1.1582ドルまで弱含んだ。ドル買いが一服すると1.16ドル台を回復するも、戻りは1.1610ドル台にとどめている。

 ユーロ円は上値が重い。22時時点では183.07円と20時時点(182.95円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ドルが主役の相場が続くも、投資家のリスク回避志向が強い。クロス円全般の上値は重く、一時182.80円まで弱含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.15円 - 157.97円
ユーロドル:1.1582ドル - 1.1707ドル
ユーロ円:182.80円 - 184.33円

2026/03/04 0:07:44
要人発言
ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「インフレが鈍化すれば、政策金利の更なる引き下げが正当化される」
「中銀の金利政策スタンスは現在、良好な状態」
「政策が過度に引き締め的にならないよう、最終的な利下げを狙う」
「失業率は今年と来年に緩やかに低下すると予想」
「インフレ率は今年2.5%、2027年には2%に低下すると予測」
「関税はインフレの主要な要因だが、今年はその圧力は弱まる見込み」
「経済は堅調、雇用市場は安定している」

2026/03/04 0:09:14
ニューヨーク外国為替市場概況
 3日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは軟調。24時時点では1.1567ドルと22時時点(1.1613ドル)と比べて0.0046ドル程度のユーロ安水準だった。24時前に一時1.1565ドルと昨年11月28日以来の安値を更新した。中東情勢が一段と緊迫する中、原油や天然ガスの先物価格が大幅に上昇。エネルギー高が欧州各国の景気に及ぼす悪影響が懸念され、ユーロ売りが優勢となった。なお、欧州は株安・債券安・通貨安の「トリプル安」となっている。

 ドル円は高値もみ合い。24時時点では157.72円と22時時点(157.64円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。21時30分前に一時157.51円付近まで下押ししたものの、売り一巡後は再び強含む展開に。米国・イスラエルとイランの戦闘が拡大する中、「有事のドル買い」が入りやすい地合いだ。
 もっとも、欧州時間に付けた日通し高値157.97円には届かなかった。世界的な株安を受けてクロス円が下落した影響を受けたほか、市場では「心理的な節目となる158円付近では政府・日銀による為替介入への警戒がくすぶる」との声が聞かれた。

 ユーロ円は下落。24時時点では182.44円と22時時点(183.07円)と比べて63銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出たほか、欧米株安に伴う円買い・ユーロ売りが入った。24時過ぎには一時182.33円と日通し安値を更新した。

 オセアニア通貨は軟調。ダウ平均が一時1100ドル超下落するなど、米株式相場が軟調に推移するとリスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨に売りが出た。豪ドル米ドルは0.6972米ドル、NZドル米ドルは0.5859米ドルまで値を下げたほか、豪ドル円は109.90円、NZドル円は92.38円と日通し安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.15円 - 157.97円
ユーロドル:1.1565ドル - 1.1707ドル
ユーロ円:182.33円 - 184.33円

2026/03/04 0:18:44
要人発言
シュミッド米カンザスシティー連銀総裁
「インフレに油断する余地なし」
「インフレは高水準で、需要が供給を上回っている」
「関係者からは来年について楽観的な見方が聞かれ、私もその見方に賛同」
「財政政策に支えられ、成長軌道は依然として力強い」
「労働市場は均衡している」

2026/03/04 1:12:47
要人発言
ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「米国は原油価格の変動に対する耐性があることを証明した」
「インフレ目標の継続的な未達は期待を損なわせる可能性」
「戦争による不確実性への影響は重要になる可能性」
「イランの市場への影響は比較的小さい」
「天然ガスを通じた欧州への影響はより大きくなる可能性」

2026/03/04 1:46:37
要人発言
ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「長期的なインフレ期待は極めて安定している」
「潜在的な石油ショックがどの程度持続するかは現時点では不透明であるため、イラン紛争とロシアのウクライナ侵攻を比較することは困難」

2026/03/04 1:57:44
要人発言
カザークス・ラトビア中銀総裁
「現時点では、今の金利は適切だ」
「利上げを急ぐ必要はない」
「2月のインフレ指標で、引き続き慎重な姿勢を維持」

2026/03/04 2:02:44
要人発言
カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「イラン情勢は金融政策に影響を与える可能性」
「イラン情勢がインフレにどのような影響を与えるかはまだ分からない」
「最近のインフレ動向を考えると、総合インフレ率の上昇は注視する必要」
「関税に関する不確実性が高まっている」
「労働市場は良好な状態にある」
「FRBは2%のインフレ目標を達成する必要がある」

2026/03/04 2:06:17
ニューヨーク外国為替市場概況
 3日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。2時時点では1.1603ドルと24時時点(1.1567ドル)と比べて0.0036ドル程度のユーロ高水準だった。中東の緊張がエネルギー価格の上昇を通して欧州経済を圧迫するとの見方による売りは、1.1530ドルまで進んだところで一巡。原油先物相場の上昇や米国株相場の下落が一服するなか一時1.1606ドル前後と、1.16ドル台を回復するところまで持ち直した。

 ユーロ円も下げ渋る。2時時点では182.97円と24時時点(182.44円)と比べて53銭程度のユーロ高水準だった。対ドルでの各通貨の動きをにらんでクロス円全般の持ち直しに沿った動き。182.03円まで下値を広げたのち183.01円前後と、183円台を回復した。

 ドル円は高値を維持しつつもやや下押し。2時時点では157.69円と24時時点(157.72円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。米長期金利の指標である10年債利回りが一時4.11%台まで上昇していたところから4.04%台へ低下したことでドル円の上昇も一服。157.60円台へ下押す場面があった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.15円 - 157.97円
ユーロドル:1.1530ドル - 1.1707ドル
ユーロ円:182.03円 - 184.33円

2026/03/04 2:14:44
要人発言
トランプ米大統領
「原油価格は戦争が終われば従来水準を下回る可能性」

2026/03/04 2:31:36
要人発言
トランプ米大統領
「イランが先に攻撃してくると強く感じていた」
「我々は非常にうまくやっている」
「イランは、現状とは全く関係のない国々を攻撃している」
「我々は前進を続けるだけだ」
「我々はスペインとの貿易を全て停止するつもりだ」
「英国には満足していない」
「原油価格はしばらく高値を維持する可能性があるが、いずれ下落するだろう」

2026/03/04 3:25:44
欧州マーケットダイジェスト
(3日終値:4日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=157.83円(3日15時時点比△0.44円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.94円(▲0.69円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1590ドル(▲0.0077ドル)
FTSE100種総合株価指数:10484.13(前営業日比▲295.98)
ドイツ株式指数(DAX):23790.65(▲847.35)
10年物英国債利回り:4.471%(△0.097%)
10年物独国債利回り:2.752%(△0.040%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
2月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
(前年比)   1.9%       1.7%
2月ユーロ圏HICPコア速報値
(前年比)   2.4%       2.2%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは下落した。米国とイスラエルによるイラン攻撃から軍事衝突は4日目に突入。中東情勢が一段と緊迫する中、原油や天然ガスの先物価格が大幅に上昇すると、エネルギー価格の高騰が欧州各国の景気に及ぼす悪影響が懸念されてユーロ売りが広がった。0時30分前に一時1.1530ドルと昨年11月25日以来の安値を更新した。なお、欧州は株安・債券安・通貨安の「トリプル安」となった。
 ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。原油先物価格の上昇や米国株相場の下落が一服するとユーロ売り・ドル買い圧力が後退。2時前に1.1606ドル付近まで下値を切り上げた。

・ドル円は買い先行後、伸び悩み。米イスラエルとイランの戦闘が拡大する中、「有事のドル買い」がこの日も続いた。2月9日の高値157.76円を上抜けて、20時30分前に一時157.97円と1月23日以来の高値を付けた。
 ただ、日米レートチェックで急落した1月23日以来の158円台乗せに失敗すると157.51円付近まで押し戻された。世界的な株安を受けてクロス円が下落した影響を受けたほか、市場では「心理的な節目となる158円付近では政府・日銀による為替介入への警戒がくすぶる」との声も聞かれ、相場の上値を抑えた。
 なお、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は「インフレが鈍化すれば、政策金利の更なる引き下げが正当化される」「中銀の金利政策スタンスは現在、良好な状態」「政策が過度に引き締め的にならないよう、最終的な利下げを狙う」などと述べたと伝わった。

・ユーロ円は下値が堅かった。ユーロドルの下落につれた売りが出たほか、欧米株安に伴う円買い・ユーロ売りが先行すると、0時30分前に一時182.03円と日通し安値を更新した。ただ、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ユーロドルの下げ渋りにつれた買いが入ったほか、米国株相場の下げ幅縮小に伴って買いが入った。3時過ぎには183.09円付近まで持ち直した。

・オセアニア通貨は下落。ダウ平均が一時1200ドル超下落するなど、米株式相場が軟調に推移するとリスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨に売りが出た。豪ドル米ドルは0.6944米ドル、NZドル米ドルは0.5836米ドルまで値を下げたほか、豪ドル円は109.53円、NZドル円は92.12円と日通し安値を更新した。
 ただ、ダウ平均が600ドル安程度まで急速に下げ幅を縮めると、オセアニア通貨の下落も一服した。

・ロンドン株式相場は大幅に続落。中東情勢の悪化懸念からリスクを回避するための売りが広がった。天然ガス先物などエネルギー価格の急騰を受けて、インフレ懸念が高まったことも重し。英住宅ローン会社の破綻を受けて、この日もHSBCホールディングスやバークレイズなど金融株の下げが目立った。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株も軟調だった。

・フランクフルト株式相場は大幅に3日続落。米国とイスラエルのイランへの攻撃が長期化する可能性に加え、エネルギー価格の高騰が投資家心理の悪化につながった。DAXの下げ幅は一時4%を超えた。なお、フランスの株価指数は3.46%安、イタリアは3.92%安、スペインは4.55%安となった。

・欧州債券相場は下落。原油や天然ガス先物の大幅上昇がインフレ圧力の高まりにつながるとの見方から、この日も欧州債への売りが続いた。

2026/03/04 4:08:44
ニューヨーク外国為替市場概況
 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は一時下押し。4時時点では157.65円と2時時点(157.69円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。157.97円まで上昇後の下落が小幅に進展。NY入り前の下押し水準付近に相当する157.50円付近まで下振れる場面があった。

 ユーロドルは小高い。4時時点では1.1616ドルと2時時点(1.1603ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の指標である10年債利回りが4.04%台で戻りの鈍い動きに。ユーロドルは1.1622ドル前後までユーロ高・ドル安方向へ持ち直した。

 ユーロ円も小高い。4時時点では183.12円と2時時点(182.97円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。小高いユーロドルの動きと、下押し後やや持ち直したドル円の動きが支えに。一時183.15円前後と底堅く推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.15円 - 157.97円
ユーロドル:1.1530ドル - 1.1707ドル
ユーロ円:182.03円 - 184.33円

2026/03/04 4:23:13
要人発言
マクロン仏大統領
「空母を地中海へ向かわせるよう要求」
「航路の再開と保護に向けた連携構築へ」

2026/03/04 4:42:46
要人発言
トランプ米大統領
「米国は世界へのエネルギーの自由な流れを確保する」
「米海軍は必要であればホルムズ海峡でタンカーを護衛する」

2026/03/04 6:15:45
イベントスケジュール
<国内>
○14:00 ◇ 2月消費動向調査(消費者態度指数 一般世帯、予想:38.2)

<海外>
○09:30 ☆ 10-12月期豪国内総生産(GDP、予想:前期比0.8%/前年比2.3%)
○10:30 ◎ 2月中国製造業購買担当者景気指数(PMI、予想:49.2)
○10:45 ◎ 2月RatingDog中国製造業PMI(予想:50.1)
○10:45 ◎ 2月RatingDog中国サービス部門PMI(予想:52.3)
○16:30 ◎ 2月スイス消費者物価指数(CPI、予想:前月比0.5%)
○17:50 ◎ 2月仏サービス部門PMI改定値(予想:49.6)
○17:55 ◎ 2月独サービス部門PMI改定値(予想:53.4)
○18:00 ◎ 2月ユーロ圏サービス部門PMI改定値(予想:51.8)
○18:30 ◎ 2月英サービス部門PMI改定値(予想:53.9)
○18:40 ◎ ミュラー・エストニア中銀総裁、講演
○未定 ◇ 1-3月期南アフリカ経済研究所(BER)企業信頼感指数
○19:00 ◎ 1月ユーロ圏卸売物価指数(PPI、予想:前月比0.2%/前年比▲2.6%)
○19:00 ◎ 1月ユーロ圏失業率(予想:6.2%)
○19:45 ◎ チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
○未定 ◎ ポーランド中銀、政策金利発表(予想:3.75%に引き下げ)
○21:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○21:40 ◎ ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演
○22:15 ☆ 2月ADP全米雇用報告(予想:5.0万人)
○22:30 ◇ 10-12月期カナダ労働生産性指数(予想:前期比▲0.1%)
○22:30 ◎ デギンドスECB副総裁、講演
○23:45 ◎ 2月米サービス部門PMI改定値(予想:52.3)
○23:45 ◎ 2月米総合PMI改定値(予想:52.3)
○24:00 ☆ 2月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数(予想:53.5)
○5日00:30 ◇ EIA週間在庫統計
○5日00:30 ◎ マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁、講演
○5日01:00 ◎ 1月ロシア失業率(予想:2.3%)
○5日04:00 ◎ 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。

2026/03/04 7:04:45
ニューヨーク外国為替市場概況
 3日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは続落。終値は1.1613ドルと前営業日NY終値(1.1688ドル)と比べて0.0075ドル程度のユーロ安水準だった。米国とイスラエルによるイラン攻撃が長期化するとの懸念が高まる中、原油や天然ガスの先物価格が大幅に上昇。エネルギー価格の高騰が欧州景気の足を引っ張りかねないとの見方からユーロ売りが出た。0時30分前に一時1.1530ドルと昨年11月25日以来の安値を更新した。
 ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。「米政権は米軍を投入してホルムズ海峡を通る石油・ガスタンカーを護衛することを検討」との一部報道やトランプ米大統領が自身のSNSで「必要に応じ、米海軍がホルムズ海峡を航行するタンカーの護衛を可能な限り早い時期に始める」と表明したことが伝わると、原油先物相場が失速。一時1270ドル超下落したダウ平均は200ドル安程度まで急速に下げ幅を縮めた。投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぐとユーロドルにも買い戻しが入り、1.1626ドル付近まで下値を切り上げた。

 ドル円は続伸。終値は157.74円と前営業日NY終値(157.39円)と比べて35銭程度のドル高水準だった。米国・イスラエルとイランの戦闘が拡大する中、「有事のドル買い」がこの日も入った。2月9日の高値157.76円を上抜けて、20時30分前には一時157.97円と1月23日以来の高値を付けた。
 ただ、日米レートチェックで急落した1月23日以来の158円台乗せに失敗すると上値が重くなった。市場では「心理的な節目となる158円付近では政府・日銀による為替介入への警戒がくすぶる」との声も聞かれた。トランプ氏のSNS投稿をきっかけに原油先物相場が上げ幅を縮めたことも相場の重しとなり、4時30分過ぎに157.48円付近まで下押しした。

 ユーロ円は続落。終値は183.15円と前営業日NY終値(183.97円)と比べて82銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出たほか、欧米株安に伴う円買い・ユーロ売りが先行すると、0時30分前に一時182.03円と日通し安値を更新した。
 ただ、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ユーロドルの下げ渋りにつれた買いが入ったほか、米国株相場の下げ幅縮小に伴う買いが入った。5時前には183.20円付近まで値を戻した。

本日の参考レンジ
ドル円:157.15円 - 157.97円
ユーロドル:1.1530ドル - 1.1707ドル
ユーロ円:182.03円 - 184.33円

2026/03/04 7:15:44
NYマーケットダイジェスト
(3日終値)
ドル・円相場:1ドル=157.74円(前営業日比△0.35円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.15円(▲0.82円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1613ドル(▲0.0075ドル)
ダウ工業株30種平均:48501.27ドル(▲403.51ドル)
ナスダック総合株価指数:22516.69(▲232.17)
10年物米国債利回り:4.06%(△0.03%)
WTI原油先物4月限:1バレル=74.56ドル(△3.33ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=5123.7ドル(▲187.9ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ユーロドルは続落。米国とイスラエルによるイラン攻撃が長期化するとの懸念が高まる中、原油や天然ガスの先物価格が大幅に上昇。エネルギー価格の高騰が欧州景気の足を引っ張りかねないとの見方からユーロ売りが出た。0時30分前に一時1.1530ドルと昨年11月25日以来の安値を更新した。
 ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。「米政権は米軍を投入してホルムズ海峡を通る石油・ガスタンカーを護衛することを検討」との一部報道やトランプ米大統領が自身のSNSで「必要に応じ、米海軍がホルムズ海峡を航行するタンカーの護衛を可能な限り早い時期に始める」と表明したことが伝わると、原油先物相場が失速。一時1270ドル超下落したダウ平均は200ドル安程度まで急速に下げ幅を縮めた。投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぐとユーロドルにも買い戻しが入り、1.1626ドル付近まで下値を切り上げた。

・ドル円は続伸。米国・イスラエルとイランの戦闘が拡大する中、「有事のドル買い」がこの日も入った。2月9日の高値157.76円を上抜けて、20時30分前には一時157.97円と1月23日以来の高値を付けた。
 ただ、日米レートチェックで急落した1月23日以来の158円台乗せに失敗すると上値が重くなった。市場では「心理的な節目となる158円付近では政府・日銀による為替介入への警戒がくすぶる」との声も聞かれた。トランプ氏のSNS投稿をきっかけに原油先物相場が上げ幅を縮めたことも相場の重しとなり、4時30分過ぎに157.48円付近まで下押しした。

・ユーロ円は続落。ユーロドルの下落につれた売りが出たほか、欧米株安に伴う円買い・ユーロ売りが先行すると、0時30分前に一時182.03円と日通し安値を更新した。
 ただ、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ユーロドルの下げ渋りにつれた買いが入ったほか、米国株相場の下げ幅縮小に伴う買いが入った。5時前には183.20円付近まで値を戻した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落。トランプ米大統領がイランへの大規模攻撃の可能性を示唆したことを受け、紛争の長期化への懸念が強まるとリスク回避の売りが膨らんだ。ダウ平均の下げ幅は一時1270ドルを超えた。ただ、「米政権は米軍を投入してホルムズ海峡を通る石油・ガスタンカーを護衛することを検討」との報道が伝わると次第に買い戻しが優勢となり、200ドル安程度まで下げ渋った。市場では「ソフトウエア関連株などを買い直す動きが出ている」との声も聞かれた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは続落。中東情勢の緊迫化を背景に原油先物価格が大幅に上昇すると、インフレ懸念が強まり債券売りが優勢となった。利回りは一時4.11%台まで上昇した。
 ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。「米政権は米軍を投入してホルムズ海峡を通る石油・ガスタンカーを護衛することを検討」との報道が伝わると原油先物価格が急速に上げ幅を縮め、債券を買い戻す動きにつながった。

・原油先物相場は3日続伸。中東リスクを懸念した買いで一時77.98ドルまで上伸。同限月として昨年6月以来の78ドル台をうかがう様相となり底堅さを維持して引けたが、トランプ米大統領の「米国は世界へのエネルギーの自由な流れを確保する」「米海軍は必要であればホルムズ海峡でタンカーを護衛する」との発言が効いて、引け後の時間外取引で71ドル台まで下振れる場面もあった。

・金先物相場は3日ぶりに大幅反落。昨日1月末以来の5400ドル台まで上伸したあとを受け、大きめに調整。ユーロなど主要通貨に対してドル高が進展したことも、ドル建て金相場の押し下げ圧力となった。一時5005.0ドルと、2月20日以来の5000ドル割れをうかがう様相となった。

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