フィボナッチ・ゾーン(週次)

USDJPY フィボナッチ・ゾーン振り返り(2025/12/08〜12/12)

12/8

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=155.20円(前営業日NY終値比▲0.13円)
ユーロ円:1ユーロ=180.90円(△0.08円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1656ドル(△0.0014ドル)
日経平均株価:50581.94円(前営業日比△90.07円)
東証株価指数(TOPIX):3384.31(△21.75)
債券先物12月物:133.84円(▲0.10円)
新発10年物国債利回り:1.965%(△0.015%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
        <発表値>    <前回発表値>
10月毎月勤労統計(現金給与総額)
 前年同月比   2.6%      2.1%・改
7-9月期実質国内総生産(GDP)改定値
 前期比     ▲0.6%     ▲0.4%
 前期比年率   ▲2.3%     ▲1.8%
10月国際収支速報
経常収支(季節調整前)
      2兆8335億円の黒字 4兆4833億円の黒字
経常収支(季節調整済)
      2兆4764億円の黒字 4兆3476億円の黒字
貿易収支
       983億円の黒字  2360億円の黒字

11月景気ウオッチャー調査
  現状判断指数  48.7      49.1
  先行き判断指数 50.3      53.1

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は方向感がない。7-9月期実質国内総生産(GDP)改定値が弱い内容だったことを受けて円売りが先行すると一時155.38円まで値を上げた。ただ、上昇スタートの日経平均株価が下落に転じると一転して154.90円まで下押しした。一方で、一巡後は本邦実需勢の買いが観測されて155.20円台まで切り返すなど下値も限られた。

・ユーロ円は底堅い。日本株の一転下落を受けて180.50円まで下げる場面があったが、下値は限定的。日本株が再び持ち直すにつれたうえ、シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事が「次の動きが利上げとの見方に異論はない」と発言すると181.10円まで買い上げられた。

・ユーロドルは強含み。ユーロ円の底堅さを支えにじり高の動きに。シュナーベルECB専務理事の発言が伝わると1.1672ドルまで上値を伸ばした。

・日経平均株価は小反発。先週末の米国株が上昇したことを好感して180円超上昇してスタートしたが、ソフトバンクやアドバンテストなど値嵩株が売られると一転して260円超安まで急失速した。一方で、内需株などが物色され再びプラス圏を回復した。

・債券先物相場は4日続落。前週末終値を挟んで方向感を欠いていたが、国債増発や日銀の利上げに対する警戒感から次第に売りが強まった。なお、20年債利回りは一時2.945%と1999年6月以来の高水準を付けた。

欧州マーケットダイジェスト

(8日終値:9日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=155.74円(8日15時時点比△0.54円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.27円(△0.37円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1639ドル(▲0.0017ドル)
FTSE100種総合株価指数:9645.09(前営業日比▲21.92)
ドイツ株式指数(DAX):24046.01(△17.87)
10年物英国債利回り:4.528%(△0.052%)
10年物独国債利回り:2.862%(△0.064%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
10月独鉱工業生産
(前月比)   1.8%      1.1%・改
(前年比)   0.8%     ▲1.4%・改
11月スイスSECO消費者信頼感指数
        ▲33.8      ▲36.9

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。9-10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げがほぼ確実視される中、市場では「FOMC声明やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見はタカ派寄りになる」との観測が浮上。円売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。米長期金利の指標である10年債利回りが4.18%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、0時30分過ぎに一時155.99円と日通し高値を更新した。
 なお、青森県東方沖で震度6強の地震が発生し、北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、岩手県に津波警報が発令されるとリスク回避の円買い・ドル売りが入り、23時30分前に155.40円付近まで下押しする場面があった。

・ユーロドルは頭が重かった。シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事が「次の動きが利上げとの見方に異論はない」などと発言すると一時1.1672ドルと日通し高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが強まると、前週末の安値1.1628ドルを下抜けて一時1.1617ドルまで値を下げた。

・ユーロ円はじり高の展開となり、24時前に一時181.44円と日通し高値を更新した。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが出たため、上昇のスピードは緩やかだった。

・ロンドン株式相場は小幅ながら続落。小幅に反発して始まったものの、引けにかけて売りが強まると下げに転じた。本日の米国株相場が下落したことなどが相場の重し。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が売られたほか、コンパス・グループやネクストなど一般消費財サービスが値下がりした。

・フランクフルト株式相場は小幅ながら3日続伸。FOMC結果公表を10日に控えて様子見ムードが強く、相場は大きな方向感が出なかった。個別ではバイエル(4.70%高)やラインメタル(3.63%高)、ドイツ銀行(1.35%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は下落した。米債高につれた。

NYマーケットダイジェスト

(8日終値)
ドル・円相場:1ドル=155.92円(前営業日比△0.59円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.46円(△0.64円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1637ドル(▲0.0005ドル)
ダウ工業株30種平均:47739.32ドル(▲215.67ドル)
ナスダック総合株価指数:23545.91(▲32.22)
10年物米国債利回り:4.16%(△0.03%)
WTI原油先物1月限:1バレル=58.88ドル(▲1.20ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4217.7ドル(▲25.3ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は続伸。米長期金利の指標である10年債利回りが4.18%台まで上昇したことなどを手掛かりに円売り・ドル買いが先行。0時30分過ぎに一時155.99円と日通し高値を更新した。市場は18-19日の日銀金融政策決定会合での利上げをほぼ織り込んでおり、「日銀の利上げ観測を背景とした円買いよりも日本の財政悪化を懸念した円売りの方が優勢だった」との声が聞かれた。
 なお、青森県東方沖で震度6強の地震が発生し、北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、岩手県に津波警報が発令されるとリスク回避の円買い・ドル売りが入り、23時30分前に155.40円付近まで下押ししたものの、反応は一時的だった。

・ユーロドルは小幅下落。シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事が「次の動きが利上げとの見方に異論はない」などと発言すると、15時過ぎに一時1.1672ドルと日通し高値を付けたものの、そのあとは徐々に上値が重くなった。NY市場に入ると、米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが優勢となり、前週末の安値1.1628ドルを下抜けて一時1.1617ドルまで値を下げた。

・ユーロ円は続伸。ユーロドルの下落につれた売りが出た半面、ドル円の上昇につれた買いが入った。6時30分前には一時181.50円と日通し高値を更新した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前にポジション調整目的の売りが出た。市場では「FOMC声明やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見、経済・金利見通し(ドット・プロット)の内容が注視される中、持ち高調整目的の売りが優勢となった」との声が聞かれた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日ぶりに反落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日続落。9-10日のFOMCで0.25%の利下げがほぼ確実視される中、市場では「FOMC声明やパウエルFRB議長の記者会見がタカ派寄りになる」との観測が浮上し、債券売りを誘った。

・原油先物相場は4日ぶり反落。前週末に約2週間ぶり高値を付けた直後ということもあり、利益確定の売りが先行した。

・金先物相場は下落。米10年債利回りが一時4.19%目前まで上昇し、金利を生まない金の投資妙味が薄れたことから売りが優勢となった。

12/9

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=156.01円(前営業日NY終値比△0.09円)
ユーロ円:1ユーロ=181.73円(△0.27円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1648ドル(△0.0011ドル)
日経平均株価:50655.10円(前営業日比△73.16円)
東証株価指数(TOPIX):3384.92(△0.61)
債券先物12月物:133.96円(△0.12円)
新発10年物国債利回り:1.960%(▲0.005%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
       <発表値>   <前回発表値>
11月マネーストックM2
前年同月比   1.8%      1.6%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は小高い。本日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードが強く、しばらくは155.90円前後での小動きとなっていたが、時間外の米10年債利回りが4.17%台まで上昇したことに伴い、一時156.13円と2日以来の高値をつけた。
 なお、植田日銀総裁は衆院予算委員会で「経済・物価の中心的見通しが実現していけば利上げで緩和調整」「中心的見通しが実現していく確度が少しずつ高まっている」などの見解を示したが、相場への影響は限られた。

・豪ドルは下値が堅い。豪準備銀行(RBA)はこの日、政策金利を予想通り3.60%で据え置いた。声明文では「慎重姿勢を維持することが適切」「インフレは最近再び上昇している」「インフレ圧力の持続性を評価するにはもう少し時間がかかる」などの見解が示された。発表直後こそ豪ドル売りで反応する場面も見られたが、その後は徐々に下値を切り上げる展開に。ブロックRBA総裁が「さらなる利下げは必要ないだろう」「理事会は金融引き締めが必要となるシナリオを議論した」などと述べたことも材料視され、対ドルでは0.6609ドルまで下押しした後に0.6648ドルまで反発。対円でも103.00円から103.68円まで切り返した。

・ユーロ円は強含み。ドル円や豪ドル円などの上昇につれて東京午後にやや上値を伸ばし、181.79円まで値を上げた。

・ユーロドルは小高い。総じて前日終値付近でのもみ合いとなったが、一時1.1650ドルまで上昇する場面も見られた。

・日経平均株価は小幅続伸。値がさの半導体関連株に買いが入ったことで指数も押し上げられた一方、本日からのFOMCを前に持ち高調整目的の売りも出た。相場は前日終値を挟んで上下し、方向感は定まらなかった。

・債券先物相場は5営業日ぶりに反発。持ち高調整目的の買いが先行したものの、この日実施された5年物国債入札が「やや弱めの結果だった」と受け止められると上値も重くなった。

欧州マーケットダイジェスト

(9日終値:10日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.91円(9日15時時点比△0.90円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.39円(△0.66円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1624ドル(▲0.0024ドル)
FTSE100種総合株価指数:9642.01(前営業日比▲3.08)
ドイツ株式指数(DAX):24162.65(△116.64)
10年物英国債利回り:4.505%(▲0.023%)
10年物独国債利回り:2.850%(▲0.012%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
10月独貿易収支
    169億ユーロの黒字  153億ユーロの黒字

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。明日10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで神経質な商いとなる中、円売り・ドル買いが優勢となった。NY市場では10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が767.0万件と予想の715.0万件を上回り、米長期金利の指標である10年債利回りが4.18%台まで上昇したことなどを手掛かりに全般ドル買いが進んだ。1時過ぎには一時156.92と日通し高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.31まで上昇した。
 なお、植田和男日銀総裁は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のオンラインイベントで「為替はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に沿うべきだ」「現時点でインフレが加速する兆候はみられない」と述べたうえで、「通貨安や食品価格の上昇がインフレ期待に影響を及ぼす可能性を注視している」などと語った。

・ユーロドルは頭が重かった。欧州勢参入直後に一時1.1657ドルと日通し高値を付けたものの、すぐに失速した。NY勢が本格参入すると全般ドル買いが活発化し一時1.1615ドルと日通し安値を更新した。良好な米雇用関連指標も相場の重し。
 もっとも、今日これまでの値幅は0.0042ドル程度。明日のFOMCの結果に市場参加者の関心が向かう中、様子見ムードも強かった。

・ユーロ円はしっかり。ドル円の上昇や米国株高に伴う円売り・ユーロ買いが優勢になった。1時30分過ぎには一時182.64円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。

・ロンドン株式相場は小幅ながら3日続落。明日10日にFOMCの結果が公表されるのを前に、積極的な売買は手控えられた。BPやシェルなどエネルギー株が売られた半面、ユニリーバなど生活必需品株が買われた。

・フランクフルト株式相場は4日続伸。買いが先行したあとは、明日10日に発表されるFOMCの結果に市場参加者の関心が向かい、様子見ムードが強まった。個別ではバイエル(4.13%高)やバイヤスドルフ(3.88%高)、ラインメタル(3.56%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇した。

NYマーケットダイジェスト

(9日終値)
ドル・円相場:1ドル=156.88円(前営業日比△0.96円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.40円(△0.94円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1627ドル(▲0.0010ドル)
ダウ工業株30種平均:47560.29ドル(▲179.03ドル)
ナスダック総合株価指数:23576.49(△30.59)
10年物米国債利回り:4.18%(△0.02%)
WTI原油先物1月限:1バレル=58.25ドル(▲0.63ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4236.2ドル(△18.5ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
9月米景気先行指標総合指数
(前月比)   ▲0.3%     ▲0.3%・改
10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
        767.0万件    765.8万件

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は3日続伸。明日10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで神経質な商いとなる中、円売り・ドル買いが優勢となった。10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が767.0万件と予想の715.0万件を上回り、米長期金利の指標である10年債利回りが4.18%台まで上昇したことなども相場の支援材料。4時過ぎには一時156.95円と日通し高値を付けた。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.31まで上昇した。

・ユーロドルは小幅ながら続落。欧州市場では一時1.1657ドルまで値を上げたものの、NY市場では上値の重さが目立った。良好な米雇用関連指標や米長期金利の上昇を手掛かりに全般ドル買いが優勢になると、一時1.1615ドルと日通し安値を付けた。
 もっとも、今日一日の値幅は0.0042ドル程度だった。明日のFOMCの結果に市場参加者の関心が向かう中、様子見ムードも強かった。

・ユーロ円は3日続伸。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが優勢になると、1時30分過ぎに一時182.64円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。

・代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは堅調だった。対ドルでは一時9万4605ドル前後まで上昇したほか、対円では1483万円台まで買われる場面があった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。反発して始まったものの、主力株への買いが一巡したあとは売りが優勢となり下げに転じた。FOMCの結果公表を明日10日に控えて、持ち高調整目的の売りも出やすかった。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小反発。テスラやアルファベットなどが買われた。

・米国債券相場で長期ゾーンは4日続落。10月米JOLTS求人件数が予想を上回ると、債券売りが優勢となった。

・原油先物相場は続落。強めの米雇用関連指標を受けてドルが上昇すると、ドル建てで取引される原油の割高感が意識されて売りが優勢となった。ただ、その後はウクライナ和平協議の行方などを見極めたいとしてもみ合いとなった。

・金先物相場は反発。明日のFOMCでの利下げ観測を背景に金に買いが入るも、結果を見極めたいとして全般様子見ムードが漂っていたこともあり、上値は重かった。

12/10

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=156.70円(前営業日NY終値比▲0.18円)
ユーロ円:1ユーロ=182.24円(▲0.16円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1630ドル(△0.0003ドル)
日経平均株価:50602.80円(前営業日比▲52.30円)
東証株価指数(TOPIX):3389.02(△4.10)
債券先物12月物:133.96円(横ばい)
新発10年物国債利回り:1.955%(▲0.005%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
       <発表値>   <前回発表値>
11月企業物価指数
前月比     0.3%    0.5%・改
前年同月比   2.7%     2.7%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。朝方に156.94円まで上昇する場面があったものの、昨日高値の156.95円が目先のレジスタンスとして意識されると次第に上値が重くなった。高く始まった日経平均株価がマイナス圏に沈んだ影響もあり、一時156.56円まで下押し。ただ、東京午後に入ると156.70円台まで下げ渋るなど売りも一服となった。

・ユーロ円も上値が重い。日本株の失速に伴って朝方につけた高値182.48円から182.01円まで売りに押された。もっとも、節目の182.00円割れには至らず、その後は182円台前半で下げ渋った。

・ユーロドルは小動き。今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードが強く、東京時間は1.1620ドル台を中心とする狭いレンジ内推移に終始した。

・日経平均株価は3営業日ぶりに小反落。株価指数先物主導で朝方に450円超高まで上昇する場面があったが、その後はFOMCの結果公表を控えて持ち高調整売りに押された。半導体関連株の一角が軟調に推移し、指数は一時320円超安まで下押し。一巡後は戻りを試したものの、プラス圏を回復できないままこの日の取引を終えた。

・債券先物相場は横ばい。米金融イベントを前に持ち高調整目的の買いが入った一方、日銀の国債買い入れオペで需給の緩みが意識されたため、買いの勢いも続かなかった。

欧州マーケットダイジェスト

(10日終値:11日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.31円(10日15時時点比▲0.39円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.23円(▲0.01円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1658ドル(△0.0028ドル)
FTSE100種総合株価指数:9655.53(前営業日比△13.52)
ドイツ株式指数(DAX):24130.14(▲32.51)
10年物英国債利回り:4.506%(△0.001%)
10年物独国債利回り:2.851%(△0.001%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
11月ノルウェー消費者物価指数(CPI)
(前月比)   0.1%      0.1%・改
(前年比)   3.0%      3.1%・改
11月ロシア消費者物価指数(CPI)
(前月比)   0.4%       0.5%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は頭が重かった。日本時間夕刻に一時156.89円付近まで値を上げたものの、東京午前に付けた日通し高値156.94円が目先レジスタンスとして意識されると失速した。米長期金利の指標となる米10年債利回りが低下に転じたことも円買い・ドル売りを促し、3時前には一時156.25円と日通し安値を付けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前にポジション調整目的の売りも出やすかった。
 なお、米労働省が発表した7-9月期米雇用コスト指数は前期比0.8%上昇と予想の0.9%上昇を下回り、「米労働市場の軟化が賃金の伸びを抑制し、サービスインフレにとって好ましい兆候」が示された。

・ユーロドルは底堅い動き。欧州勢がユーロ買いで参入すると、18時前に一時1.1658ドルまで上昇。そのあとは1.1628ドル付近まで下押ししたものの、NY勢参入後は再び強含む展開に。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると、3時前に一時1.1660ドルと日通し高値を更新した。
 なお、シムカス・リトアニア中銀総裁は「インフレ率が目標水準にあるため、金利変更の必要はない」と述べたほか、ビルロワドガロー仏中銀総裁は「来週の欧州中央銀行(ECB)定例理事会では政策金利を据え置くことが賢明」などと発言。また、ラガルドECB総裁は「ユーロ圏の経済は潜在成長率にかなり近い」「成長率予測は上方修正されるだろう」「ECBはインフレに焦点を当て、経済を考慮する必要がある」などと語った。

・ユーロ円は上値が重かった。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時182.62円まで値を上げたものの、前日に付けたユーロ導入以来の高値182.64円がレジスタンスとして働くと失速した。NY市場に入るとドル円の下落につれた売りが出て一時182.05円付近まで下押しした。

・ロンドン株式相場は4日ぶりに小反発。足もとで相場下落が続いたあとだけに、短期的な戻りを期待した買いが入った。ただ、FOMCを前に様子見ムードも強く、大きな方向感は出なかった。HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は5日ぶりに小反落。前日まで4日続伸していただけに利益確定目的の売りが優勢となった。個別ではインフィニオンテクノロジーズ(2.12%安)やドイツ証券取引所(2.01%安)、ラインメタル(1.92%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は小動き。

NYマーケットダイジェスト

(10日終値)
ドル・円相場:1ドル=156.02円(前営業日比▲0.86円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.44円(△0.04円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1695ドル(△0.0068ドル)
ダウ工業株30種平均:48057.75ドル(△497.46ドル)
ナスダック総合株価指数:23654.16(△77.67)
10年物米国債利回り:4.15%(▲0.04%)
WTI原油先物1月限:1バレル=58.46ドル(△0.21ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4224.7ドル(▲11.5ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比)   4.8%       ▲1.4%
7-9月期米雇用コスト指数
(前期比)   0.8%       0.9%
11月米財政収支
     1733億ドルの赤字  2844億ドルの赤字
米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利
    3.50-3.75%に引き下げ  3.75-4.00%

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は4日ぶりに反落。米連邦準備理事会(FRB)は今日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通り政策金利を3.50-3.75%に引き下げることを決めたと発表。声明では「米経済活動が緩やかなペースで拡大していることを示唆」「FF金利の目標レンジのさらなる調整の程度とタイミングを検討する際、FOMCは入ってくるデータ、進展する見通しおよびリスクのバランスを慎重に評価する」と指摘した。また、準備預金残高が十分な水準まで減少したと判断し、準備金を恒常的に十分な水準に維持するため、必要に応じて短期国債の購入を開始するとした。
 同時に公表されたFOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)では、2026年と27年は1回の利下げ予想が維持され、長期金利(中立金利)見通しも3.0%で据え置かれた。
 FOMCの結果を受けてマーケットは株高・金利低下・ドル安で反応した。ダウ平均は一時630ドル超上昇し、米長期金利の指標となる米10年債利回りは4.13%台まで低下。ドル円は一時155.80円と日通し安値を更新した。市場関係者からは「バランスシートの水準を維持するために短期国債を購入する方針を示したことが株高・金利低下・ドル安につながったようだ」との声が聞かれた。
 なお、パウエルFRB議長はFOMC後の会見で「インフレ率は依然としてやや高い」「雇用の下振れリスクは最近高まっているようだ」「FRBは会合ごとに決定を下す」「FRBは経済の動向を見守る態勢にある」「1月FOMCまでに多くのデータが得られるだろう」などと述べ、今後の政策判断において経済指標を見極める姿勢を示した。

・ユーロドルは3日ぶりに反発。米長期金利の低下やFOMC前のポジション調整に伴うユーロ買い・ドル売りが先行。FOMC後に全般ドル売りが活発化すると、一時1.1700ドルと10月17日以来の高値を付けた。

・ユーロ円は小幅ながら4日続伸。ドル円の下落につれた売りが出ると一時182.05円付近まで下押ししたものの、そのあとはユーロドルの上昇につれた買いが入り182.55円付近まで持ち直した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発。FOMC声明で「準備預金残高が十分な水準まで減少したと判断し、準備金を恒常的に十分な水準に維持するため、必要に応じて短期国債の購入を開始する」との見解が示されると、「金融市場に流動性を供給することで株などのリスク資産に資金が流入しやすくなる」との思惑につながり買いが広がった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。

・米国債券相場で長期ゾーンは5日ぶりに反発。FOMCで、バランスシートの水準を維持するために短期国債を購入する方針が決まると買いが優勢となった。

・原油先物相場は3日ぶりに反発。57ドル台まで下押す場面も見られたが一時的となり、引けにかけてプラス圏を回復した。なお、米国がベネズエラ沖で石油タンカーを拿捕したことが伝わると、取引終了後に上げ幅を拡大している。

・金先物相場は反落。FOMCの結果を見極めたいとして小動きが続いた。FOMC後のパウエルFRB議長の会見を受け、市場はドル売り・金利低下で反応しており、時間外取引では買いが優勢となっている。

12/11

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=156.06円(前営業日NY終値比△0.04円)
ユーロ円:1ユーロ=182.36円(▲0.08円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1685ドル(▲0.0010ドル)
日経平均株価:50148.82円(前営業日比▲453.98円)
東証株価指数(TOPIX):3357.24(▲31.78)
債券先物12月物:134.20円(△0.24円)
新発10年物国債利回り:1.930%(▲0.025%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
       <発表値>   <前回発表値>
10-12月期法人企業景気予測調査
大企業業況判断指数(BSI、全産業)
        4.9        4.7
大企業業況判断指数(BSI、製造業)
        4.7        3.8
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
    4529億円の取得超  7713億円の処分超
対内株式
    968億円の取得超  6557億円の取得超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル売りの流れを引き継いで、朝方から円買い・ドル売りが先行した。日経平均株価の失速も重しとなり、一時は155.49円まで下押し。ただ、その後は次第に下値を切り上げる展開となり、15時過ぎには156.16円まで買い戻しが入った。FOMCに対する反応が一巡したことで積極的に持ち高を傾けにくくなり、持ち高調整目的のドル買い戻しが入った格好だ。

・ユーロドルは上値が重い。昨日高値の1.1700ドルを上抜けて、一時1.1707ドルと10月17日以来の高値を更新する場面もあったが、一巡後はドル買い戻しの流れに沿って1.1682ドルまで押し戻された。

・ユーロ円は下値が堅い。ドル円や日本株の下落につれて181.94円まで下落したものの、その後は182.40円台まで切り返した。

・日経平均株価は続落。前日の米国株式相場が上昇した流れを引き継いで高く始まったが、その後は材料出尽くし感から徐々に売りが優勢となった。時間外の米株先物の下げにつれた面もあり、一時は670円超安まで下押し。ただ、節目の5万円割れ水準では押し目買いも入り、引けにかけてはやや下げ幅を縮小した。

・債券先物相場は上昇。この日実施された20年物国債入札が「順調な結果だった」と受け止められると、需給の引き締まりを意識した買いが入った。

欧州マーケットダイジェスト

(11日終値:12日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=155.24円(11日15時時点比▲0.82円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.48円(△0.12円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1755ドル(△0.0070ドル)
FTSE100種総合株価指数:9703.16(前営業日比△47.63)
ドイツ株式指数(DAX):24294.61(△164.47)
10年物英国債利回り:4.484%(▲0.022%)
10年物独国債利回り:2.843%(▲0.008%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
スイス国立銀行(SNB、中央銀行)政策金利
      0.00%で据え置き   0.00%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は頭が重かった。米連邦準備理事会(FRB)は9-10日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決定。先行きの利下げ姿勢については「想定よりもタカ派的でなかった」と受け止める向きが多く、ドル売りが出やすい地合いとなった。
 NYの取引時間帯に入り、前週分の米新規失業保険申請件数が23.6万件と予想の22.0万件よりも弱い内容だったことが分かると全般ドル売りが加速。24時前に一時154.95円と日通し安値を更新した。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.13と10月17日以来の低水準を付けた。

・ユーロドルは底堅い動き。低調な米雇用関連指標を手掛かりに全般ドル売りが優勢になると、2時過ぎに一時1.1763ドルと10月1日以来の高値を付けた。来週18日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会で政策金利の据え置きがほぼ確実視される中、欧米の金融政策の方向性の違いに着目したユーロ買い・ドル売りも入りやすかった。

・ユーロ円は下値が堅かった。ドル円の下落につれた売りが出ると一時181.88円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ユーロドルの上昇につれた買いも入り、3時前には182.57円と日通し高値を更新した。

・トルコリラ円は軟調。24時前に一時3.63円まで下落した。トルコ中銀はこの日、政策金利を現行の39.50%から38.00%へ引き下げることを決めたと発表。利下げ幅は市場予想(1%の利下げ)よりも大きかった。声明では「物価安定を達成するまで引き締め的な金融スタンスを維持する」「調整幅はインフレ見通しを重視しつつ、会合ごとに慎重に見直す」と明記し、引き続き対策を続ける考えを示した。インフレの下落ペースはトルコ中銀の目標に達しておらず、2月に掲げた目標「2025年末に24%」の達成は困難な状況だ。

・ロンドン株式相場は続伸。反落して始まったものの、すぐに買い戻しが優勢となり上げに転じた。米利下げが景気を支えるとの見方から、米国株が底堅く推移したことが相場を下支えした。リオ・ティントやグレンコアなど素材株が買われたほか、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は反発。米利下げが景気を支えるとの見方から、米国株が底堅く推移すると独株にも買いが入った。個別ではダイムラー・トラック・ホールディング(4.76%高)やブレンターク(4.40%高)、BASF(3.29%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇した。

NYマーケットダイジェスト

(11日終値)
ドル・円相場:1ドル=155.59円(前営業日比▲0.43円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.65円(△0.21円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1738ドル(△0.0043ドル)
ダウ工業株30種平均:48704.01ドル(△646.26ドル)
ナスダック総合株価指数:23593.86(▲60.29)
10年物米国債利回り:4.16%(△0.01%)
WTI原油先物1月限:1バレル=57.60ドル(▲0.86ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4313.0ドル(△88.3ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
9月米貿易収支
     528億ドルの赤字  593億ドルの赤字・改
前週分の米新規失業保険申請件数
       23.6万件    19.2万件・改
9月米卸売売上高
(前月比)   ▲0.2%    ▲0.2%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は続落。9-10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が「想定よりもタカ派的でなかった」との受け止めから、本日もドル売りが出やすい地合いとなった。前週分の米新規失業保険申請件数が23.6万件と予想の22.0万件よりも弱い内容だったことが分かると全般ドル売りが加速し、24時前に一時154.95円と日通し安値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.13と10月17日以来の低水準を付けた。
 ただ、8日の安値154.90円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。ダウ平均が一時700ドル近く上昇し史上最高値を更新するなど、米国株相場が底堅く推移したことも相場を下支えした。

・ユーロドルは続伸。低調な米雇用関連指標を手掛かりに全般ドル売りが優勢になると、2時過ぎに一時1.1763ドルと10月1日以来の高値を付けた。
 米連邦準備理事会(FRB)が10日に利下げを決めた一方、来週18日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会では政策金利の据え置きが確実視されている。欧米の金融政策の方向性の違いに着目したユーロ買い・ドル売りも入りやすかった。

・ユーロ円は5日続伸。ドル円の下落につれた売りが出ると一時181.88円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ユーロドルの上昇につれた買いも入り、5時過ぎには182.75円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。日米株価指数の上昇も相場の追い風。
 なお、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比730円高の5万0930円まで上昇した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。9-10日のFOMCの結果を株式市場の参加者は好意的に受け止め、景気敏感株を中心にこの日も買いが続いた。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに小反落した。低調な四半期決算を発表したオラクルが急落したことを受け、他のハイテク株にも売りが波及した。

・米国債券相場で長期ゾーンは小反落。前週分の米新規失業保険申請件数が予想よりも弱い内容だったことが分かると買いが先行したものの、終盤失速した。ダウ平均が史上最高値を更新したことなどが相場の重し。

・原油先物相場は反落。需給の緩みが意識されて軟調に推移した。

・金先物相場は反発。米新規失業保険申請件数が弱めの結果となった事でドル売りが優勢となると、ドル建てで取引される金の割安感が意識されて買いが優勢となった。

12/12

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=155.74円(前営業日NY終値比△0.15円)
ユーロ円:1ユーロ=182.82円(△0.17円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1738ドル(横ばい)
日経平均株価:50836.55円(前営業日比△687.73円)
東証株価指数(TOPIX):3423.83(△66.59)
債券先物12月物:134.05円(▲0.15円)
新発10年物国債利回り:1.955%(△0.025%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>  <前回発表値>
10月鉱工業生産・確報値
前月比     1.5%    1.4%
前年同月比   1.6%    1.5%
10月設備稼働率
前月比     3.3%    2.5%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。週末の仲値に向けた買いが観測されたほか、日経平均株価の大幅上昇を支えに投資家のリスク志向改善を意識した買いも入った。東京午後に入っても買いの流れが継続し、一時155.81円まで値を上げた。

・ユーロ円は底堅い。ドル円と同様に日本株の上昇を支えに底堅く推移し、一時182.89円とユーロ導入来の高値を更新した。

・ユーロドルはもみ合い。円絡みの取引が中心となったこともあり、前日終値を挟んだ水準でのもみ合いに終始した。

・日経平均株価は3営業日ぶりに大幅反発。昨日のダウ工業株30種平均が史上最高値を更新した流れを引き継いで、この日の東京市場でも主力株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。指数は一時980円近く上昇する場面も見られた。

・債券先物相場は反落。財政拡張による国債増発や日銀の利上げを警戒した売りが進んだ。

欧州マーケットダイジェスト

(12日終値:13日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=155.77円(12日15時時点比△0.03円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.00円(△0.18円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1748ドル(△0.0010ドル)
FTSE100種総合株価指数:9649.03(前営業日比▲54.13)
ドイツ株式指数(DAX):24186.49(▲108.12)
10年物英国債利回り:4.517%(△0.033%)
10年物独国債利回り:2.857%(△0.014%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
11月独消費者物価指数(CPI)改定値
(前月比)   ▲0.2%     ▲0.2%
(前年同月比)  2.3%      2.3%
10月英国内総生産(GDP)
(前月比)   ▲0.1%     ▲0.1%
10月英鉱工業生産
(前月比)    1.1%     ▲2.0%
(前年同月比) ▲0.8%     ▲2.5%
10月英製造業生産指数
(前月比)    0.5%     ▲1.7%
10月英商品貿易収支
  225.42億ポンドの赤字 188.83億ポンドの赤字
10月英貿易収支
   48.24億ポンドの赤字 10.94億ポンドの赤字
11月仏消費者物価指数(CPI)改定値
(前月比)   ▲0.2%     ▲0.1%
(前年比)    0.9%      0.9%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は小幅高。日本時間夕刻に一時155.54円付近まで値を下げたものの、東京午前に付けた日通し安値155.45円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米長期金利の指標である10年債利回りが4.19%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、22時前に一時156.13円と日通し高値を更新した。高市政権の積極財政姿勢を背景とした財政悪化懸念から、円売りが出やすい面もあった。
 ただ、前日の高値156.16円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米国株相場の下落を背景にクロス円中心に円高が進んだ影響も受けた。
 「日銀は18-19日に開く金融政策決定会合で政策金利を現行の0.50%から0.75%に引き上げる公算が大きい」との報道が相次いだものの、市場は日銀の利上げをほぼ織り込んでおり、相場の反応は限られた。

・ユーロドルは小動き。日本時間夕刻に一時1.1743ドル付近まで上げたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると22時前に一時1.1720ドルと日通し安値を付けた。ただ、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げて、3時過ぎには1.1749ドルと日通し高値を更新した。
 もっとも、欧州時間の値幅は0.0029ドル程度と小さい。

・ユーロ円は強含み。ドル円の上昇につれた買いが入ったほか、日本の財政悪化を懸念した円売りが出ると、1時前に一時183.16円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。
 ただ、ハイテク株中心に米国株が下落するとオセアニアのクロス円中心に売りが出たため、ユーロ円も伸び悩んだ。

・ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。本日のアジア株相場の上昇を受けて英株にも買いが先行したものの、終盤下げに転じた。米国株相場が下落したことなどが相場の重し。リオ・ティントやグレンコアなど素材株が売られたほか、ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクターが値下がりした。

・フランクフルト株式相場は反落。続伸して始まったものの、本日の米国株相場が下落すると独株にも売りが波及し下げに転じた。個別ではシーメンス・エナジー(4.25%安)やドイツ銀行(3.13%安)、コメルツ銀行(2.30%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は下落。米債安につれた。

NYマーケットダイジェスト

(12日終値)
ドル・円相場:1ドル=155.81円(前営業日比△0.22円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.94円(△0.29円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1740ドル(△0.0002ドル)
ダウ工業株30種平均:48458.05ドル(▲245.96ドル)
ナスダック総合株価指数:23195.17(▲398.69)
10年物米国債利回り:4.18%(△0.02%)
WTI原油先物1月限:1バレル=57.44ドル(▲0.16ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4328.3ドル(△15.3ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反発。米長期金利の指標である10年債利回りが4.19%台まで上昇すると全般ドル買いが先行。高市政権の積極財政姿勢を背景とした財政悪化懸念から円売りが出やすい面もあり、22時前には一時156.13円と日通し高値を更新した。
 ただ、前日の高値156.16円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。ダウ平均が一時360ドル超下落したほか、ナイト・セッションの日経平均先物が大証終値比1020円安の4万9740円まで下げたことも相場の重しとなった。
 なお、「日銀は18-19日に開く金融政策決定会合で政策金利を現行の0.50%から0.75%に引き上げる公算が大きい」との報道が相次いだものの、市場は日銀の利上げをほぼ織り込んでおり、反応は限られた。「焦点はその後の利上げペースについて植田和男日銀総裁が何を話すかに移っている」との声も聞かれた。

・ユーロドルはほぼ横ばい。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが先行すると22時前に一時1.1720ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。3時30分過ぎには1.1750ドルと日通し高値を更新した。
 もっとも、今日一日の値幅は0.0030ドル程度と小さかった。

・ユーロ円は6日続伸。ドル円の上昇につれた買いが入ったほか、日本の財政悪化を懸念した円売りが出ると、1時前に一時183.16円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。ただ、日米株価指数の下落に伴う円買い・ユーロ売りが入ると伸び悩んだ。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。決算内容が嫌気された半導体のブロードコムが急落したことで、人工知能(AI)投資を巡る不透明感が高まると、ハイテク株中心に売りが出た。前日に史上最高値を更新したあとだけに、利益確定目的の売りも出やすかった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落。「一部のデータセンターの完成が2027年から28年にずれ込む」との報道が伝わったオラクルが軟調に推移した。

・米国債券相場で長期ゾーンは続落。週末を控えたポジション調整目的の売りが出たものの、今後の利下げを巡って米連邦準備理事会(FRB)内で意見が分かれる中、相場は大きな方向感が出なかった。市場では「来週の11月米雇用統計や同月米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたい雰囲気もあった」との声が聞かれた。

・原油先物相場は小幅続落。需給の緩みが意識されて軟調に推移。ただ、米軍が10日にベネズエラ沖で石油タンカーを拿捕し、今後も同様の行動に出る可能性があると伝えられたことで、地政学的リスクが意識されて下値は限定的となっている。

・金先物相場は続伸。対ユーロでドルが弱含むのをながめ、ドル建てで取引される金の割安感が意識されて買いが入った。ただ、史上最高値圏に迫る中、週末を前にした利益確定の売りなどで下げに転じる場面も見られた。

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