
11/24
東京マーケットダイジェスト
配信なし
欧州マーケットダイジェスト
(24日終値:25日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.88円(24日15時時点比△0.29円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=180.69円(△0.27円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1518ドル(▲0.0004ドル)
FTSE100種総合株価指数:9534.91(前営業日比▲4.80)
ドイツ株式指数(DAX):23239.18(△147.31)
10年物英国債利回り:4.537%(▲0.009%)
10年物独国債利回り:2.692%(▲0.011%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
11月独Ifo企業景況感指数
88.1 88.4
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は伸び悩み。「積極財政」を掲げる高市政権の下で日本の財政悪化への懸念が高まる中、円先安観を手掛かりに円売り・ドル買いが先行。米利下げ観測を支えに米国株相場が上昇すると、投資家心理が改善し全般円売りが加速した。24時過ぎには一時157.19円と日通し高値を更新した。
ただ、前週末の高値157.54円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利の低下や、政府・日銀による為替介入への警戒感も相場の上値を抑えた。
なお、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事はこの日、「懸念しているのは労働市場であり、利下げを支持」「1月は多くの経済データが公表される時期で、利下げが妥当かどうかを判断するのが難しい」などと述べたと伝わった。
・ユーロドルは上値が重かった。26日に公表予定の英秋季予算案を前にユーロポンドが上昇すると、ドルに対してもユーロ買いが先行。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りも入り、22時前に一時1.1550ドルと日通し高値を更新した。ただ、前週末の高値1.1552ドルが目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。ユーロポンドが失速したことも相場の重し。
なお、この日発表の11月独Ifo企業景況感指数は88.1と予想の88.5を若干下回ったものの、相場の反応は限られた。
・ユーロ円は伸び悩み。円先安観を背景に円売り・ユーロ買いが進行すると、22時過ぎに一時181.27円と日通し高値を付けた。ただ、前週末の高値181.66円がレジスタンスとして働くと徐々に上値が重くなった。ドル円の伸び悩みやユーロドルの失速も相場の重し。
・ロンドン株式相場は3日ぶりに小反落。米利下げ観測を支えに米国株相場が上昇すると、投資家心理が改善し英株にも買いが入った。ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクターが買われたほか、リオ・ティントやグレンコアなど素材株が値上がりした。ただ、ユニリーバやディアジオなど生活必需品株が売られ、相場の重しになると下げに転じた。
・フランクフルト株式相場は反発。米利下げ観測を支えに前週末の米国株相場が上昇。投資家心理が改善し、独株にも買いが入った。本日の米国株相場が底堅く推移したことも相場の支援材料。個別ではバイエル(10.91%高)やシーメンス・エナジー(5.61%高)、インフィニオンテクノロジーズ(3.69%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。
NYマーケットダイジェスト
(24日終値)
ドル・円相場:1ドル=156.89円(前営業日比△0.48円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=180.70円(△0.58円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1521ドル(△0.0008ドル)
ダウ工業株30種平均:46448.27ドル(△202.86ドル)
ナスダック総合株価指数:22872.01(△598.93)
10年物米国債利回り:4.02%(▲0.04%)
WTI原油先物1月限:1バレル=58.84ドル(△0.78ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4094.2ドル(△14.7ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は反発。「積極財政」を掲げる高市政権の下で日本の財政悪化への懸念が高まる中、円先安観を手掛かりに円売り・ドル買いが先行。米利下げ観測を支えに米国株相場が上昇すると、投資家心理が改善し全般円売りが加速した。24時過ぎには一時157.19円と日通し高値を更新した。
ただ、前週末の高値157.54円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利の低下や、政府・日銀による為替介入への警戒感が相場の上値を抑えた。
なお、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事は「次回会合では利下げを支持。その後は会合ごとに判断する」と述べたほか、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁は「労働市場の急激な悪化リスクの高まりを理由に、12月の会合での利下げを支持する」などと語った。
・ユーロドルは7日ぶりに小反発。ユーロポンドの上昇をきっかけにユーロ買い・ドル売りが先行。米長期金利の低下も相場の支援材料となり、22時前に一時1.1550ドルと日通し高値を付けた。ただ、前週末の高値1.1552ドルが目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。ユーロポンドが失速したことも相場の重しとなり、1.1512ドル付近まで下押しした。
・ユーロ円は反発。円先安観を背景に円売り・ユーロ買いが進行すると、22時過ぎに一時181.27円と日通し高値を付けた。ただ、前週末の高値181.66円がレジスタンスとして働くと伸び悩んだ。
・代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは底堅い動き。対ドルでは一時8万5231ドル前後まで下落したものの、そのあとは一転上昇し8万9217ドル前後まで値を上げた。また、対円では1340万円台まで売られたあと1397万円台まで買い戻された。市場では「現物ビットコインETFに機関投資家の資金が戻り始めたようだ」との声が聞かれた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。21日にはウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が12月利下げの可能性を示したほか、本日はウォラーFRB理事やデイリー米サンフランシスコ連銀総裁が12月利下げを支持する姿勢を示唆。FRBの追加利下げ観測が高まる中、ハイテク株などに買いが集まった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日続伸。複数のFRB高官が12月の利下げ支持を表明したことで、米利下げ観測が高まると買いが優勢となった。
・原油先物相場は4日ぶりに反発。米国が提案した露・ウクライナ和平案にウクライナや欧州諸国が難色を示しており、ウクライナ情勢の不透明感が拭えない。同地域の緊張継続を背景とした供給停滞が続くとの見方が原油相場を下支え。ユーロほか主要通貨に対するドルの重さも、ドル建て原油価格の換算値を押し上げる一因となった。
・金先物相場は続伸。米長期金利が前週末より低水準で推移し、金利が付かない資産である金の投資妙味を相対的に高める方向で作用。対ユーロなど主要通貨に対してドルが重く推移したことも、ドル建て金相場の換算値を押し上げる結果につながった。
11/25
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=156.74円(前営業日NY終値比▲0.15円)
ユーロ円:1ユーロ=180.51円(▲0.19円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1516ドル(▲0.0005ドル)
日経平均株価:48659.52円(前営業日比△33.64円)
東証株価指数(TOPIX):3290.89(▲6.84)
債券先物12月物:135.00円(▲0.24円)
新発10年物国債利回り:1.800%(△0.020%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は頭が重い。3連休明けの5・10日(ゴトー日)とあって東京仲値にかけて156.98円まで上昇したが、仲値直前で輸出の売りが持ち込まれると156.56円まで失速した。一方で、その後は156円台後半まで持ち直すなど下値も限られた。
・ユーロ円は上値が重い。ドル円が仲値直前から失速するにつれて売りが強まったほか、その後も戻りの鈍い動きが続いた。東京終盤には一時180.43円まで下押しした。
・ユーロドルはもみ合い。1.1520ドルを挟んで多少上下に振れた程度で東京市場では大きな動意は見られなかった。値幅は1.1512-30ドルと狭かった。
・日経平均株価は小反発。昨日の米国株が上昇したことを受けて値嵩株の半導体関連株が買われ、指数を押し上げ一時500円超上昇した。ただ、ソフトバンクグループが急落すると午後には下げに転じる場面も見られた。
・債券先物相場は反落。日銀の早期利上げ観測が高まったことを受けて債券を売る動きが強まった。明日の40年債入札を前に超長期債に持ち高調整の売りが出たことも影響した。
欧州マーケットダイジェスト
(25日終値:26日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=155.89円(25日15時時点比▲0.85円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=180.57円(△0.06円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1583ドル(△0.0067ドル)
FTSE100種総合株価指数:9609.53(前営業日比△74.62)
ドイツ株式指数(DAX):23464.63(△225.45)
10年物英国債利回り:4.494%(▲0.043%)
10年物独国債利回り:2.672%(▲0.020%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7-9月期独国内総生産(GDP)改定値(季節調整済)
(前期比) 0.0% 0.0%
(前年同期比) 0.3% 0.3%
7-9月期独国内総生産(GDP)改定値(季節調整前)
(前年同期比) 0.3% 0.3%
11月仏消費者信頼感指数
89 90
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円はさえない。米長期金利の低下などを手掛かりに円買い・ドル売りが先行。この日発表の米ADP民間雇用者数が低調な結果となったほか、9月米小売売上高や同月米卸売物価指数(PPI)、11月米消費者信頼感指数が予想を下回ったことが分かると、米利下げ観測が高まり全般ドル売りが活発化した。「ハセット米国家経済会議(NEC)委員長が次期米連邦準備理事会(FRB)議長人事の最有力候補に浮上している」との一部報道もドル売りを促し、2時30分前に一時155.80円と日通し安値を更新した。
・ユーロドルは底堅い動き。複数のFRB高官が12月の利下げ支持を表明したことや、低調な米経済指標が相次いだことで、米利下げ観測が高まり全般ドル売りが出やすい地合いとなった。一部ユーロクロスの上昇につれた買いも入り、0時30分過ぎに一時1.1584ドルと日通し高値を更新した。そのあとは1.1550ドル付近まで下押ししたものの、3時過ぎには1.1584ドルまで持ち直した。
・ユーロ円は大きな方向感が出なかった。日本時間夕刻に一時180.10円と日通し安値を付けたものの、前日の安値180.07円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。21時30分過ぎに180.85円付近まで値を上げた。ただ、東京午前に付けた日通し高値180.86円が目先レジスタンスとして意識されると失速した。
・ロンドン株式相場は反発。前日の米株式相場や本日のアジア株式相場が堅調だった流れを受けて、英株にも買いが入った。BTグループやボーダフォン・グループなど電気通信サービス株が買われたほか、ロイズ・バンキング・グループやバークレイズなど金融株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は続伸。米利下げ観測を支えに前日の米国株相場が上昇すると投資家のリスク志向が改善し、独株にも買いが波及した。個別ではハイデルベルク・マテリアルズ(6.64%高)やコンチネンタル(3.03%高)、ダイムラー・トラック・ホールディング(2.97%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。
NYマーケットダイジェスト
(25日終値)
ドル・円相場:1ドル=156.03円(前営業日比▲0.86円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=180.45円(▲0.25円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1569ドル(△0.0048ドル)
ダウ工業株30種平均:47112.45ドル(△664.18ドル)
ナスダック総合株価指数:23025.59(△153.58)
10年物米国債利回り:3.99%(▲0.03%)
WTI原油先物1月限:1バレル=57.95ドル(▲0.89ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4177.3ドル(△46.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
9月米卸売物価指数(PPI)
(前月比) 0.3% ▲0.1%
(前年比) 2.7% 2.7%・改
食品とエネルギーを除くコア指数
(前月比) 0.1% ▲0.1%
(前年比) 2.6% 2.9%・改
9月米小売売上高
(前月比) 0.2% 0.6%
(除く自動車) 0.3% 0.6%・改
8月米企業在庫
(前月比) 0.0% 0.1%・改
11月米リッチモンド連銀製造業景気指数
▲15 ▲4
11月米消費者信頼感指数
88.7 95.5・改
10月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
(前月比) 1.9% 0.1%・改
(前年比) ▲0.4% 1.7%・改
10月米財政収支
2844億ドルの赤字 1980億ドルの黒字
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反落。米ADP民間雇用者数が低調な結果となったほか、9月米小売売上高や同月米卸売物価指数(PPI)、11月米消費者信頼感指数が予想を下回ったことが分かると、米利下げ観測が高まり全般ドル売りが優勢となった。「ハセット米国家経済会議(NEC)委員長が次期米連邦準備理事会(FRB)議長人事の最有力候補」との一部報道もドル売りを促し、2時30分前に一時155.80円と日通し安値を更新した。FRBが米政権の意向をくんだ利下げ路線を取るとの思惑が高まった。
ただ、一目均衡表転換線が位置する155.76円がサポートとして意識されると下げ渋る展開に。引けにかけては156円台前半まで下値を切り上げた。
・ユーロドルは続伸。低調な米経済指標が相次いだことで、米利下げ観測が高まり全般ドル売りが出やすい地合いとなった。次期FRB議長人事を巡る報道もドル売りを促し、3時過ぎに一時1.1586ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.65まで低下した。
・ユーロ円は小反落。21時30分過ぎに一時180.85円付近まで値を上げたものの、東京午前に付けた日通し高値180.86円が目先レジスタンスとして意識されると失速。そのあとは180円台半ばでのもみ合いに終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸。この日発表の9月米小売売上高や同月米PPI、11月米消費者信頼感指数が予想を下回り、米利下げ観測が高まると株買いが優勢となった。「FRBの次期議長候補としてハセットNEC委員長が有力」との報道も相場の支援材料。FRBが米政権の意向をくんだ利下げ路線を取るとの思惑が高まった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは4日続伸。低調な米経済指標が相次いだことや次期FRB議長人事を巡る報道を受けて、米利下げ観測が高まると債券買いが優勢となった。
・原油先物相場は小反落。露・ウクライナ和平案について、ウクライナや欧州諸国が当初の米国案を修正して合意に動くとの見方になってきた。同地域を巡る原油供給の停滞解消へ一歩近づいたとして、売りが強まった。ただ、ロシア側から修正内容について警戒を示す声も聞かれ、終盤は下落幅を縮小する動きとなった。
・金先物相場は大幅に3日続伸。米長期金利の指標である10年債利回りが3.98%台まで低下。金利が付かない資産である金の相対的な投資妙味を高める結果につながった。ユーロなど主要通貨に対するドル安も、ドル建て金相場の割安感につながり、買いを促した。ドルの価値低下により、ドルの代替として金が買われた側面もあった。
11/26
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=156.12円(前営業日NY終値比△0.09円)
ユーロ円:1ユーロ=180.95円(△0.50円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1591ドル(△0.0022ドル)
日経平均株価:49559.07円(前営業日比△899.55円)
東証株価指数(TOPIX):3355.50(△64.61)
債券先物12月物:134.96円(▲0.04円)
新発10年物国債利回り:1.815%(△0.015%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10月企業向けサービス価格指数
前年同月比 2.7% 3.1%・改
9月景気動向指数改定値
先行指数 108.6 108.0
一致指数 114.6 114.6
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は方向感がない。本邦実需勢から買いが観測されたほか、日経平均株価の大幅上昇も支えに一時156.37円まで上昇した。ただ、「日銀は12月利上げの可能性に市場を対応させるためのコミュニケーション方法を調整している」との一部報道が伝わると失速。昨日安値の155.80円を下抜けて155.65円まで値を下げたが、下値も限定的だった。午後に入るとショートカバーが入り156.10円台まで持ち直した。
・ユーロ円は底堅い。ドル円の上昇につれて180.96円まで上げた後、日銀絡みの報道で180.35円まで一転下落した。ただ、午後には再び買いが強まり181.07円まで切り返した。
・NZドルは買い優勢。ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は予想通り2.25%への利下げを発表したが、全会一致ではなかったうえ、議事要旨では据え置きが議論されていたことも判明したことで発表後はNZドル買いが加速。対ドルで0.5697米ドル、対円で88.89円までそれぞれ上昇した。
・ユーロドルは強含み。NZドル米ドルの上昇につれるなど、緩やかながらも強い地合いを保ち一時1.1596ドルまで値を上げた。
・日経平均株価は続伸。米利下げ観測の高まりを背景にソフトバンクなど値嵩株を中心に買いが広がった。上げ幅は一時1000円を超える場面も見られた。
・債券先物相場は続落。昨日の米国債券相場が上昇したことにつれて135.13円まで買いが先行したが、その後は日銀の早期利上げ観測が意識されてマイナス圏に沈んだ。
欧州マーケットダイジェスト
(26日終値:27日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.40円(26日15時時点比△0.28円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.31円(△0.36円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1593ドル(△0.0002ドル)
FTSE100種総合株価指数:9691.58(前営業日比△82.05)
ドイツ株式指数(DAX):23726.22(△261.59)
10年物英国債利回り:4.423%(▲0.071%)
10年物独国債利回り:2.671%(▲0.001%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7-9月期ノルウェー国内総生産(GDP)
(前期比) 1.1% 1.2%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は伸び悩み。世界的な株価の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善すると円売り・ドル買いが先行。前週分の米新規失業保険申請件数が21.6万件と予想の22.5万件より強い内容だったことが分かると全般ドル買いが加速し、23時30分前に一時156.74円と日通し高値を更新した。
ただ、前日の高値156.98円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。11月米シカゴ購買部協会景気指数が36.3と予想の43.8を下回ったことも相場の重し。
・ユーロドルは底堅い動き。良好な米労働指標をきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.1547ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.1512ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米シカゴPMIの下振れも相場の支援材料となり、1時30分過ぎに一時1.1601ドルと日通し高値を更新した。
・ポンドドルは荒い値動き。英国予算責任局(OBR)が公表した財政予測では、2029-30年度の財政黒字が217億ポンドと3月時点の99億ポンドから大幅に増加したことが明らかに。英財政悪化への懸念が和らぐとポンド買いが先行し一時1.3201ドルまで値を上げた。ただ、来年の経済成長率(GDP)見通しが下方修正されたこともあり、ポンド買いは長続きしなかった。21時過ぎには一時1.3125ドルの日通し安値まで一転下落した。
もっとも、NY市場に入ると全般ドル売りが進んだ流れに沿って再び強含む展開に。1時過ぎには一時1.3238ドルと日通し高値を更新した。
・ユーロ円は強含み。世界的な株価の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善すると円売り・ユーロ買いが優勢に。0時過ぎに一時181.46円まで上昇し、20日に付けたユーロ導入以来の高値182.01円に近付いた。
・ロンドン株式相場は続伸。前日の米株高や本日のアジア株高を受けて、英株にも買いが入った。英OBRが秋季予算案を公表すると伸び悩む場面もあったが、引けにかけて再び強含んだ。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が買われたほか、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は3日続伸。前日の米国株相場や本日のアジア株相場の上昇を受けて投資家心理が上向くと、欧州株全般に買いが波及した。個別ではコメルツ銀行(5.80%高)やシーメンス・エナジー(5.01%高)、インフィニオンテクノロジーズ(3.70%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。本日公表された英秋季予算案では、増税策とともに将来的な財政余力が増すとの見通しが示された。英財政に対する先行き不安が和らぐと、英国債に買いが入った。
NYマーケットダイジェスト
(26日終値)
ドル・円相場:1ドル=156.49円(前営業日比△0.46円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.39円(△0.94円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1593ドル(△0.0024ドル)
ダウ工業株30種平均:47427.12ドル(△314.67ドル)
ナスダック総合株価指数:23214.69(△189.10)
10年物米国債利回り:3.99%(横ばい)
WTI原油先物1月限:1バレル=58.65ドル(△0.70ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4202.3ドル(△25.0ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比) 0.2% ▲5.2%
9月米耐久財受注額
(前月比) 0.5% 3.0%・改
輸送用機器を除く
(前月比) 0.6% 0.5%・改
前週分の米新規失業保険申請件数
21.6万件 22.2万件・改
11月米シカゴ購買部協会景気指数
36.3 43.8
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。前週分の米新規失業保険申請件数が21.6万件と予想の22.5万件より強い内容だったことが分かると全般ドル買いが先行。23時30分前に一時156.74円と日通し高値を更新した。
ただ、前日の高値156.98円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。11月米シカゴ購買部協会景気指数が36.3と予想の43.8を下回ったことも相場の重しとなった。
もっとも、NY午後に入ると徐々に値動きが鈍った。明日27日の米感謝祭の祝日を前に商いが細ると、156円台半ばでのもみ合いに転じた。
・ユーロドルは3日続伸。良好な米労働指標をきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.1547ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.1512ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米シカゴPMIの下振れも相場の支援材料となり、1時30分過ぎに一時1.1601ドルと日通し高値を更新した。
もっとも、NY市場に限れば大きな方向感は出なかった。市場では「米感謝祭ウィークに入り、すでに市場参加者が少なく流動性が低下。薄商いの中、方向感が出にくい面があった」との声が聞かれた。
・ユーロ円は反発。欧米株価の上昇を背景に投資家のリスク志向が改善すると円売り・ユーロ買いが優勢となった。0時過ぎに一時181.46円まで上昇し、20日に付けたユーロ導入以来の高値182.01円に近付いた。
・代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは堅調だった。対ドルでは一時9万0399ドル前後まで上昇したほか、対円では1413万円台まで買われる場面があった。市場では「ビットコインを押し下げてきた強い売り圧力が和らぎつつあり、急落局面が終わりに近づいているとの期待が広がっている」との声が聞かれた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸。米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測が引き続き相場を下支えした。ただ、明日27日は感謝祭の祝日で休場となるほか、休み明けの28日は短縮取引となる。すでに休暇に入っている市場参加者が多く、買い一巡後は高値圏でもみ合いとなった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4日続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。この日発表の米経済指標が強弱入り混じる結果となったため、相場は方向感が出なかった。明日27日は感謝祭の祝日で休場となるほか、休み明けの28日は短縮取引となる。市場参加者が少なく、商いも低調だった。
・原油先物相場は小幅に反発。露・ウクライナ和平案の行方を見守る状態のなか、明日に米感謝祭を控えていることもあり動きにくかった。昨日の反落の揺り戻しで小幅に上昇。ドルの弱含みも、ドル建て原油相場の割安感を意識させ、下支えとなった。
・金先物相場は4日続伸。米長期金利の指標である10年債利回りは一時4.04%台へ上昇したものの結局4%割れへ押し戻された。金利が付かない資産である金の相対的な投資妙味を低める材料にならなかった。底堅い欧州通貨や持ち直したオセアニア通貨など主要通貨に対するドル弱含みも、ドル建て金相場の押し上げ要因に。14日以来の高値4209ドルまで一時上昇した。
11/27
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=155.99円(前営業日NY終値比▲0.50円)
ユーロ円:1ユーロ=180.99円(▲0.40円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1602ドル(△0.0009ドル)
日経平均株価:50167.10円(前営業日比△608.03円)
東証株価指数(TOPIX):3368.57(△13.07)
債券先物12月物:135.14円(△0.18円)
新発10年物国債利回り:1.795%(▲0.020%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。野口日銀審議委員の講演を控えて朝方から売りが先行。野口委員から「目標達成が見通し期間後半なら金利調整も適切ペースで」との発言が伝わると一時155.73円まで値を下げた。ただ、昨日安値の155.65円がサポートとして意識されると反発。野口委員は利上げについては慎重な姿勢も示したため156.18円付近まで切り返した。一方で、一巡すると再び155円台後半まで押し戻されるなど、反発力は弱かった。
・ユーロ円も弱含み。総じてドル円につれ安となり、野口委員の発言が伝わった直後に180.76円まで下げた後は181.30円台まで持ち直した。ただ、その後は再び安値圏まで売りに押されている。
・ユーロドルはもみ合い。ドル円の下落に伴って一時1.1614ドルまで上昇したが、手掛かり材料に乏しいなかで上値は限られた。
・日経平均株価は続伸。昨日の米国株式相場が上昇した流れに沿った。株価指数先物に海外勢から断続的に買いが観測されたことも後押しし、一時700円超高まで上げ幅を広げた。
・債券先物相場は3営業日ぶりに反発。野口審議委員の発言がそれほどタカ派ではなかったとの見方から債券買いが強まった。40年債入札が強い結果だったことも相場を支えた。
欧州マーケットダイジェスト
(27日終値:28日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.32円(27日15時時点比△0.33円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.26円(△0.27円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1595ドル(▲0.0007ドル)
FTSE100種総合株価指数:9693.93(前営業日比△2.35)
ドイツ株式指数(DAX):23767.96(△41.74)
10年物英国債利回り:4.450%(△0.027%)
10年物独国債利回り:2.680%(△0.009%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
12月独消費者信頼感指数(Gfk調査)
▲23.2 ▲24.1
11月ユーロ圏消費者信頼感指数
(確定値) ▲14.2 ▲14.2
11月ユーロ圏経済信頼感指数
97.0 96.8
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は買い戻しが先行後、もみ合い。野口日銀審議委員が「目標達成が見通し期間後半なら金利調整も適切ペースで」と述べたことを受けて、東京午前に一時155.73円まで下落したものの、前日の安値155.65円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。欧州勢参入後も円安・ドル高の流れが継続し、18時30分過ぎには156.40円付近まで持ち直した。ただ、オセアニア時間に付けた日通し高値156.49円を上抜けることは出来なかった。
NYの取引時間帯に入ると、徐々に値動きが細った。米国市場が感謝祭で休場のため、市場参加者が激減し商いは低調に。値幅は15銭程度と狭い範囲内での推移にとどまった。
・ユーロドルは下値が堅かった。欧州勢が参入すると、対欧州通貨中心にドル高が進行。19時前に一時1.1577ドルと日通し安値を付けた。ポンドドルは一時1.3210ドルまで下落したほか、ドルスイスフランは0.8062スイスフランまで上昇した。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、2時過ぎには1.1602ドル付近まで持ち直した。もっとも、アジア時間に付けた日通し高値1.1613ドルを上抜けることは出来なかった。
欧州中央銀行(ECB)が公表した10月29-30日分の理事会議事要旨では「ECB当局者が利下げを急いでいない」ことが判明。「高い不確実性が続く中、一部当局者からは利下げサイクルは終了した」との見方も示された。
・ユーロ円は強含み。ドル円の買い戻しやユーロドルの下げ渋りにつれた円売り・ユーロ買いが出ると、24時前に一時181.31円付近まで値を上げた。ただ、オセアニア時間に付けた日通し高値181.43円が目先レジスタンスとして意識されると上昇は一服した。
・ロンドン株式相場は小幅ながら3日続伸。米国が感謝祭の祝日で休場となったため、積極的な売買は手控えられた。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が買われたほか、バークレイズなど金融株が値上がりした。半面、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が売られた。
・フランクフルト株式相場は4日続伸。米国の追加利下げ観測や前日の米国株高が投資家心理の改善につながり、独株にも買いが入った。ただ、本日は米国が感謝祭の祝日で休場となったため、商いは低調だった。個別ではインフィニオンテクノロジーズ(2.64%高)やシーメンス・エナジー(1.96%高)、ドイツ証券取引所(1.81%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は下落。株高を受けた。
11/28
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=156.33円(前営業日NY終値比△0.03円)
ユーロ円:1ユーロ=181.16円(▲0.09円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1588ドル(▲0.0009ドル)
日経平均株価:50253.91円(前営業日比△86.81円)
東証株価指数(TOPIX):3378.44(△9.87)
債券先物12月物:135.13円(▲0.01円)
新発10年物国債利回り:1.805%(△0.010%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10月完全失業率
2.6% 2.6%
10月有効求人倍率
1.18倍 1.20倍
11月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年同月比 2.8% 2.8%
10月鉱工業生産・速報値
前月比 1.4% 2.6%
前年同月比 1.5% 3.8%
10月商業販売統計速報(小売業販売額)
前年同月比 1.7% 0.2%・改
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
5765億円の取得超 3542億円の取得超・改
対内株式
3487億円の処分超 1兆210億円の取得超・改
10月新設住宅着工戸数
前年同月比 3.2% ▲7.3%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。月末最終日の実質5・10日(ゴトー日)とあって東京仲値にかけてまとまった買いが観測されると昨日高値の156.49円を上抜けて156.58円まで値を上げた。ただ、仲値直前には輸出の売りが持ち込まれるなど上値は限られ、その後は156円台前半を中心に方向感を欠いた。
・ユーロ円は一進一退。ドル円の上昇につれて181.52円まで買われたが、仲値直前から失速すると180.86円まで下げ足を速めた。一方で、昨日安値の180.76円が目先のサポートとして意識されると181円台前半まで持ち直している。
・ユーロドルは小幅安。ユーロ円が失速した影響を受けて1.1582ドルまで小幅に下げたが、東京市場では総じて動きが鈍かった。
・日経平均株価は4日続伸。昨日は感謝祭で米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しく、前日終値を挟んだ推移が続いた。
・債券先物相場は反落。国債の増発への警戒感から134.93円まで下げる場面があったが、割安感からの押し目買いが入るなど売買が交錯した。
欧州マーケットダイジェスト
(28日終値:29日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.22円(28日15時時点比▲0.11円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.24円(△0.08円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1602ドル(△0.0014ドル)
FTSE100種総合株価指数:9720.51(前営業日比△26.58)
ドイツ株式指数(DAX):23836.79(△68.83)
10年物英国債利回り:4.440%(▲0.010%)
10年物独国債利回り:2.689%(△0.009%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10月独輸入物価指数
(前月比) 0.2% 0.2%
(前年比) ▲1.4% ▲1.0%
10月独小売売上高
(前月比) ▲0.3% 0.3%・改
(前年比) 1.3% 3.4%・改
10月仏消費支出
(前月比) 0.4% 0.3%
11月仏消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) ▲0.1% 0.1%
(前年比) 0.9% 0.9%
7-9月期仏国内総生産(GDP)改定値
(前期比) 0.5% 0.5%
10月仏卸売物価指数(PPI)
(前月比) 0.0% ▲0.1%・改
11月独雇用統計
失業率 6.3% 6.3%
失業者数変化 0.10万人 ▲0.20万人・改
7-9月期インド国内総生産(GDP)
(前年比) 8.2% 7.8%
11月独消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) ▲0.2% 0.3%
(前年比) 2.3% 2.3%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は頭が重い。東京時間発表の11月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)が予想を上回ったことで、日銀が12月の金融政策決定会合で利上げに踏み切るとの見方が強まった。一方、米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げを行うとの観測は高まっており、日米金融政策の方向性の違いに着目した円買い・ドル売りが出やすかった。23時過ぎには一時155.99円と日通し安値を付けた。
ただ、前日の安値155.73円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢となり156.39円付近まで下げ渋った。もっとも、月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると再び上値が重くなっている。
・ユーロドルは底堅い動き。欧州勢参入後はじり安の展開となり一時1.1556ドルと日通し安値を付けたものの、NY市場に入ると全般ドル売りが優勢に。ロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると、東京時間の高値1.1602ドルを上抜けて一時1.1608ドルまで値を上げた。ただ、前日の高値1.1613ドルが目先レジスタンスとして意識されると上昇は一服した。
・ユーロ円は下値が堅い。ドル円やユーロドルの下落につれた売りが先行すると一時180.53円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ドル円の下げ渋りやユーロドルの持ち直しにつれた買いが入り、1時前に181.22円付近まで下値を切り上げた。
・ロンドン株式相場は4日続伸。今週公表された予算案などを受けて英財政不安が後退する中、この日も買いが続いた。英中銀(BOE)が12月に利下げに踏み切るとの期待も根強い。BPやシェルなどエネルギー株が買われたほか、リオ・ティントやグレンコアなど素材株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は5日続伸。米国の追加利下げ観測や本日の米国株高が投資家心理の改善につながり、独株にも買いが入った。個別ではドイツ証券取引所(2.22%高)やインフィニオンテクノロジーズ(1.74%高)、フォルクスワーゲン(1.23%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は英国債が上昇した一方、独国債が下落した。
NYマーケットダイジェスト
(28日終値)
ドル・円相場:1ドル=156.18円(前営業日比▲0.12円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.16円(▲0.09円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1598ドル(△0.0001ドル)
ダウ工業株30種平均:47716.42ドル(△289.30ドル)
ナスダック総合株価指数:23365.69(△151.00)
10年物米国債利回り:4.01%(△0.02%)
WTI原油先物1月限:1バレル=58.55ドル(▲0.10ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4254.9ドル(△52.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は小幅続落。日銀が12月の金融政策決定会合で利上げに踏み切るとの見方が強まる一方、米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げを行うとの観測が高まっており、日米金融政策の方向性の違いを意識した円買い・ドル売りが入った。23時過ぎには一時155.99円と日通し安値を付けた。
ただ、前日の安値155.73円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢となり156.39円付近まで下げ渋った。もっとも、月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると再び上値が重くなった。
・ユーロドルはほぼ横ばい。欧州市場では一時1.1556ドルまで値を下げたものの、NY市場に入ると全般ドル売りが優勢に。FRBの追加利下げ観測が引き続き相場を下支えし、一時1.0607ドルと日通し高値を更新した。ロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローも観測された。
ただ、前日の高値1.1613ドルが目先レジスタンスとして意識されると上昇は一服し、1.1600ドルを挟んだ狭い範囲内でのもみ合いに転じた。
なお、本日は米感謝祭翌日で米債券・株式・商品市場が短縮取引となった。市場参加者が本格的に戻るのは来週明けになるとみられ、為替市場でも積極的に持ち高を傾ける動きは限られた。
・ユーロ円は小幅ながら続落。22時過ぎに一時180.53円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ユーロドルの持ち直しにつれた買いが入ると一時181.27円付近まで下げ渋った。
・カナダドルは上昇。7-9月期カナダ国内総生産(GDP)が前期比年率2.6%と予想の0.5%を大幅に上回ったことが分かると全般カナダドル買いが優勢となった。米ドルカナダドルは一時1.3939カナダドル、ユーロカナダドルは1.6169カナダドル、カナダドル円は112.01円までカナダドル高に振れた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸。特に新規の相場材料は伝わっていないものの、FRBが12月に利下げに踏み切るとの期待は根強く、この日も買いが続いた。なお、本日は感謝祭翌日で短縮取引だった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も5日続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは下落。前日は感謝祭の祝日で休場、本日は感謝祭翌日で短縮取引だった。連休を取る市場関係者が多く、薄商いとなる中で持ち高調整目的の売りが優勢となった。
・原油先物相場は小反落。露・ウクライナ和平へ向けた動きが進みつつあるものの、交渉の詰めに時間が掛かるとの見方もあり、上下方向性を探る展開となった。同地域の原油供給停滞の解消が速やかに進むとは限らないとの懸念は、原油相場の底堅さにつながり一時59.64ドルと、20日以来の60ドル台回復に接近。しかし米感謝祭絡みの谷間の取引ということもあって動きを強めきれず、失速した。
・金先物相場は5日続伸。さえない米金利動向が、金利の付かない資産である金の投資妙味を相対的に高め、13日以来の高値4263.1ドルまで上昇した。米長期金利の指標である10年債利回りは一時3.95%台と10月23日以来、1カ月ぶり以上の低水準へ低下。4.03%台へ持ち直したものの、感謝祭前26日のレンジを上回ることができなかった。