フィボナッチ・ゾーン(週次)

USDJPY フィボナッチ・ゾーン振り返り(2025/11/10〜11/14)

11/10

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=153.94円(前営業日NY終値比△0.52円)
ユーロ円:1ユーロ=177.98円(△0.54円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1562ドル(▲0.0004ドル)
日経平均株価:50911.76円(前営業日比△635.39円)
東証株価指数(TOPIX):3317.42(△18.57)
債券先物12月物:135.63円(▲0.23円)
新発10年物国債利回り:1.695%(△0.020%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>    <前回発表値>
10月外貨準備高
      1兆3474億ドル   1兆3413億ドル
9月景気動向指数速報値
先行指数    108.0      107.0
一致指数    114.6      112.8

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。「米民主党の上院議員が政府閉鎖終結に向けて共和党案の審議を進めている」「米上院の与野党議員が失効した予算を再開するつなぎ予算案で合意した」などの報道が伝わり、米政府の一部閉鎖が解除に向けて前進するとの思惑が広がった。閉鎖の解除によって米景気への影響も和らぐとの見方からドル買いが先行。本日は5・10日(ゴトー日)とあって仲値に向けた買いが入ったほか、日経平均株価の堅調推移も相場の支えとなり、一時154.07円まで値を上げた。

・ユーロ円はしっかり。ドル円や日本株の上昇を手掛かりに円売り・ユーロ買いが進み、178.09円まで上値を伸ばした。

・ユーロドルはもみ合い。ドル買いの流れに沿って一時1.1542ドルまで下げたものの、その後は売りも一服しており、総じて前週末終値を挟んだ水準でのもみ合いとなった。

・日経平均株価は反発。米政府閉鎖の解除期待から前週末のダウ平均などが上昇した流れを引き継いだ。前週に大きく売られた半導体関連株が買われたほか、海外勢からの買いが観測された株価指数先物主導で上値を伸ばし、指数は一時700円近く上昇した。

・債券先物相場は3日続落。米政府閉鎖が解除されるとの思惑から投資家がリスク回避姿勢を弱め、安全資産とされる債券には売りが出た。

欧州マーケットダイジェスト

(10日終値:11日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=153.96円(10日15時時点比△0.02円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=177.98円(横ばい)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1560ドル(▲0.0002ドル)
FTSE100種総合株価指数:9787.15(前営業日比△104.58)
ドイツ株式指数(DAX):23959.99(△390.03)
10年物英国債利回り:4.461%(▲0.005%)
10年物独国債利回り:2.668%(△0.002%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
10月ノルウェー消費者物価指数(CPI)
(前月比)   0.3%       0.4%
(前年比)   3.3%       3.6%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は伸び悩み。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待が高まったほか、アジア株高を受けて投資家心理が改善すると、欧州株相場が堅調に推移。リスク・オンの円売り・ドル買いが優勢となった。米長期金利の上昇なども相場の支えとなり、20時過ぎに一時154.25円と日通し高値を更新した。
 ただ、買い一巡後はやや上値が重くなった。先月末から今月初めにかけて154円台では度々頭を抑えられており、この日も戻り売りなどが出やすい地合いとなった。一時は340ドル超上昇したダウ平均が下げに転じたことも相場の重しとなり、153.89円付近まで下押しした。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するムサレム米セントルイス連銀総裁は「米国経済はかなり回復力がある」「金融政策は、緩やかな引き締めよりも中立に近い」「政策をさらに緩和する余地は限られている」などと述べた一方、ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事は「9月以降のデータはFRBが9月の見通しよりもハト派的な姿勢を取るべきことを示唆」「現時点では、12月は0.50%の利下げが適切と考える」などと語った。

・ユーロドルは頭が重かった。欧州勢参入後は欧州株高に伴うリスク・オンのユーロ買い・ドル売りが優勢となり一時1.1583ドルまで値を上げた。ただ、前週末の高値1.1591ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速した。2時過ぎには一時1.1541ドルと日通し安値を更新した。

・ユーロ円は上値が重かった。日本時間夕刻に一時178.45円と日通し高値を付けたものの、10月31日の高値178.56円や30日に付けたユーロ導入以来の高値178.82円がレジスタンスとして働くと失速した。2時過ぎには177.74円付近まで下押しした。ユーロドルと似た動きとなった。

・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発し、史上最高値を更新した。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待が高まったほか、アジア株高を好感した買いが優勢となった。リオ・ティントやグレンコアなど素材株が買われたほか、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待が高まったほか、アジア株高を受けて投資家心理が改善。独株にも買いが広がった。個別ではコメルツ銀行(6.57%高)やシーメンス・エナジー(4.62%高)、ドイツ銀行(4.39%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は英国債が上昇した一方、独国債が下落した。

NYマーケットダイジェスト

(10日終値)
ドル・円相場:1ドル=154.15円(前営業日比△0.73円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=178.15円(△0.71円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1557ドル(▲0.0009ドル)
ダウ工業株30種平均:47368.63ドル(△381.53ドル)
ナスダック総合株価指数:23527.18(△522.64)
10年物米国債利回り:4.12%(△0.02%)
WTI原油先物12月限:1バレル=60.13ドル(△0.38ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4122.0ドル(△112.2ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は続伸。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待が高まる中、世界的に株価が上昇するとリスク・オンの円売り・ドル買いが出た。米長期金利の上昇なども相場の支えとなり、20時過ぎに一時154.25円と日通し高値を更新した。
 ただ、直近高値である4日の154.48円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利が上昇幅を縮めたことなども相場の重しとなり153.89円付近まで下押しする場面があった。もっとも、引けにかけては154円台を回復している。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するムサレム米セントルイス連銀総裁は「米国経済はかなり回復力がある」「金融政策は、緩やかな引き締めよりも中立に近い」「政策をさらに緩和する余地は限られている」などと述べた一方、ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事は「9月以降のデータはFRBが9月の見通しよりもハト派的な姿勢を取るべきことを示唆」「現時点では、12月は0.50%の利下げが適切と考える」などと語った。

・ユーロドルは4日ぶりに小反落。日本時間夕刻に一時1.1583ドルと日通し高値を付けたものの、前週末の高値1.1591ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速。2時過ぎに一時1.1541ドルと日通し安値を更新した。もっとも、前週末の安値1.1530ドルが目先サポートとして働くと下げ渋った。
 米政府機関の一部閉鎖が長期化し、主要な米経済指標が発表されない中、本日はユーロ圏の経済指標の発表などもなく手掛かり材料に欠けたため、相場は大きな方向感が出なかった。今日1日の値幅は0.0042ドル程度と小さかった。

・ユーロ円は続伸。日本時間夕刻に一時178.45円と日通し高値を付けたものの、10月31日の高値178.56円や30日に付けたユーロ導入以来の高値178.82円がレジスタンスとして働くと失速した。2時過ぎには177.74円付近まで下押しした。もっとも、取引終盤には178円台を回復した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。米政府機関の一部閉鎖が解除に向けて前進したとの見方から投資家心理が改善すると、株買いが優勢となった。「半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)に増産を依頼した」と伝わったエヌビディアが大幅高となるなど、ハイテク株中心に買いが入った。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに大幅反発した。

・米国債券相場で長期ゾーンは続落。米政府機関の一部閉鎖が解除に向けて前進したとの見方から株価が上昇すると、相対的に安全資産とされる米国債に売りが出た。なお、この日実施された3年債入札は「堅調」と受け止められたものの、反応は限定的だった。

・原油先物相場は続伸。米政府機関の一部閉鎖が解除されるとの期待を背景にリスクオンの地合いとなって買いが入るも、その後は市場での根強い供給過剰懸念が上値を抑えた。

・金先物相場は大幅続伸。前週発表された米経済指標は弱い結果が相次いだ。これを受けて米12月利下げ観測が再び意識されると、金は買いが優勢となった。

11/11

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=154.12円(前営業日NY終値比▲0.03円)
ユーロ円:1ユーロ=178.19円(△0.04円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1561ドル(△0.0004ドル)
日経平均株価:50842.93円(前営業日比▲68.83円)
東証株価指数(TOPIX):3321.58(△4.16)
債券先物12月物:135.80円(△0.17円)
新発10年物国債利回り:1.690%(▲0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
       <発表値>     <前回発表値>
9月国際収支速報
経常収支(季節調整前)
     4兆4833億円の黒字 3兆7014億円の黒字・改
経常収支(季節調整済)
     4兆3476億円の黒字 2兆3890億円の黒字・改
貿易収支
      2360億円の黒字   1059億円の黒字
10月景気ウオッチャー調査
現状判断指数   49.1        47.1
先行き判断指数  53.1        48.5

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。日経平均株価が上昇して始まったことを受け、投資家のリスク志向改善を意識した買いが先行した。仲値に向けた買いも入り、一時154.49円と4日につけた直近高値の154.48円をわずかに上抜ける場面も見られた。もっとも、その後は伸び悩む展開に。米上院で政府機関の再開に向けた法案が可決され、明日にも下院で採決が実施される可能性があるなか、閉鎖解除後に持ち高調整や利益確定目的の売りが持ち込まれる動きを警戒して、後場の日本株がマイナス圏まで失速。ドル円も日本株の動きをながめながら154.09円付近まで押し戻された。

・ユーロ円はもみ合い。ドル円の上昇につれて一時178.40円まで値を上げたが、昨日高値の178.45円手前では買いも一服となった。

・ユーロドルは小動き。昨日終値の1.1557ドルを挟んだ狭いレンジ内取引に終始した。

・日経平均株価は反落。米政府機関の閉鎖解除に向けた期待からこの日も買いが先行し、指数は一時600円超高まで上昇した。ただ、後場に入ると持ち高調整売りが優勢に。株価指数先物主導で売りが進み、一転して330円超安まで失速する場面も見られた。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反発。30年物国債入札を前に持ち高調整目的の買いが先行したほか、高く始まった日経平均株価が失速したことも債券買いを誘った。なお、30年債入札は「低調な結果だった」と受け止められた。

欧州マーケットダイジェスト

(11日終値:12日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=154.07円(11日15時時点比▲0.05円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=178.64円(△0.45円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1595ドル(△0.0034ドル)
FTSE100種総合株価指数:9899.60(前営業日比△112.45)
ドイツ株式指数(DAX):24088.06(△128.07)
10年物英国債利回り:4.387%(▲0.074%)
10年物独国債利回り:2.658%(▲0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
10月英雇用統計
失業率     4.4%      4.3%・改
失業保険申請件数
       2.90万件    0.04万件・改
7-9月英失業率
(ILO方式)  5.0%       4.8%
11月独ZEW景況感指数
        38.5       39.3
11月ユーロ圏ZEW景況感指数
        25.0       22.7

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待が高まる中、欧州株相場の上昇を背景にリスク・オンのユーロ買い・ドル売りが先行した。NYの取引時間帯に入ると、ADPが発表した米民間雇用者数は10月25日終了週までの4週間に週平均で1万1250人減少したと伝わり、全般ドル売りが活発化。23時前に一時1.1606ドルと日通し高値を更新した。
 なお、11月独ZEW景況感指数は38.5と予想の41.0を下回ったものの、相場の反応は限られた。

・ドル円は一進一退。欧州株相場の上昇を手掛かりに円売り・ドル買いが先行すると一時154.44円付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた約9カ月ぶりの高値154.49円がレジスタンスとして意識されると上値が重くなった。NY市場に入り、米国の民間経済指標が労働市場の冷え込みを示すと全般ドル売りが加速し、22時30分過ぎに一時153.67円と日通し安値を更新した。
 ただ、前日の安値153.36円や一目均衡表転換線153.33円がサポートとして意識されると下げ渋った。24時過ぎには154.13円付近まで下値を切り上げた。

・ポンドドルは持ち直した。低調な10月英雇用統計の結果を受けてポンド売り・ドル買いが先行すると一時1.3117ドルと日通し安値を更新したものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。NY市場に入り、米労働市場の軟化が示されると全般ドル安が進んだ流れに沿って一時1.3184ドルと日通し高値を付けた。

・ユーロ円は堅調。ユーロドルの上昇や欧州株高に伴う円売り・ユーロ買いが出ると一時178.74円と10月30日以来の高値を付けた。

・ロンドン株式相場は続伸し、史上最高値を更新した。低調な10月英雇用統計の結果を受けて、英中銀(BOE)による利下げ観測が高まると株買いが優勢となった。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が買われたほか、BPやシェルなどエネルギー株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は続伸。米政府機関の一部閉鎖の解除が近いとの観測が広がる中、前日の米国株相場の上昇を受けて独株にも買いが入った。個別ではバイエル(3.51%高)やアディダス(2.92%高)、メルク(2.69%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。英利下げ観測の高まりを背景に独国債にも買いが入った。

NYマーケットダイジェスト

(11日終値)
ドル・円相場:1ドル=154.16円(前営業日比△0.01円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=178.55円(△0.40円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1582ドル(△0.0025ドル)
ダウ工業株30種平均:47927.96ドル(△559.33ドル)
ナスダック総合株価指数:23468.30(▲58.87)
10年物米国債利回り:休場
WTI原油先物12月限:1バレル=61.04ドル(△0.91ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4116.3ドル(▲5.7ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ユーロドルは反発。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待が高まる中、欧州株相場の上昇を背景にリスク・オンのユーロ買い・ドル売りが先行。ADPが発表した米民間雇用者数は10月25日終了週までの4週間に週平均で1万1250人減少したと伝わると全般ドル売りが活発化し、23時前に一時1.1606ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、欧州勢が引けたあとは徐々に商いが細る中、やや伸び悩んだ。取引終盤には一時1.1581ドル付近まで下押しした。

・ドル円はほぼ横ばい。欧州序盤に一時154.44円付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた約9カ月ぶりの高値154.49円がレジスタンスとして意識されると失速した。NY市場に入り、米国の民間経済指標が労働市場の冷え込みを示すと全般ドル売りが加速し、22時30分過ぎに一時153.67円と日通し安値を付けた。ただ、前日の安値153.36円や一目均衡表転換線153.33円がサポートとして意識されると下げ渋った。取引終了間際には154.18円付近まで下値を切り上げた。
 もっとも、本日はベテランズデーで米債券市場が休場となったため、市場参加者が少なく大きな方向感が出なかった。

・ユーロ円は3日続伸。ユーロドルの上昇や株高に伴う円売り・ユーロ買いが出ると一時178.74円と日通し高値を付けた。ただ、10月30日に付けたユーロ導入以来の高値178.82円が目先レジスタンスとして意識されると上昇は一服した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、史上最高値を更新した。米政府機関の一部閉鎖の解除が近いとの観測が広がる中、買いが優勢となった。ナイキやメルク、アムジェンなどが買われた半面、ソフトバンクグループが保有する全株式を売却したと伝わったエヌビディアが下げた。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反落。前日に大幅上昇した反動で利食い売りなどが出た。

・米国債券相場はベテランズデーのため休場となった。

・原油先物相場は3日続伸。一時閉鎖している米政府機関の再開期待を背景に投資家心理が改善すると、原油に買いが入った。

・金先物相場は3日ぶり反落。米利下げ観測を背景に買われるも一時的となり、利益確定売りに押された。

11/12

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=154.64円(前営業日NY終値△0.48円)
ユーロ円:1ユーロ=179.01円(△0.46円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1576ドル(▲0.0006ドル)
日経平均株価:51063.31円(前営業日比△220.38円)
東証株価指数(TOPIX):3359.33(△37.75)
債券先物12月物:135.86円(△0.06円)
新発10年物国債利回り:1.685%(▲0.005%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
       <発表値>     <前回発表値>
9月マネーストックM2
  前年同月比   1.6%     1.5%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。日経平均株価が下値の堅い動きとなったことをながめ、投資家のリスク志向改善を見越した買いが先行した。東京仲値にかけて本邦実需勢の買いも観測されたほか、午後に入るとさらに上値を試す動きが強まり、一時154.79円と2月以来の高値を更新。片山財務相が「為替、足元は一方的な動きがみられる」「円安、マイナス面が目立っていることは否定できない」などの見解を示すと154.50円台まで調整売りが出たものの、反応は一時的だった。

・ユーロ円はしっかり。ドル円や日本株の上昇につれて円売り・ユーロ買いが進み、179.15円までユーロ導入来の高値を更新した。

・ユーロドルは小安い。1.15ドル台後半の狭い値幅内で推移したが、一時1.1570ドルまで弱含む場面も見られた。

・日経平均株価は反発。小高く始まった後、いったんは下げに転じる場面も見られたが、一巡後は再びプラス圏に浮上した。好業績銘柄の一角に買いが向かったほか、外国為替市場で2月以来の水準まで円安・ドル高が進んだことも輸出関連株を下支えした。

・債券先物相場は3日続伸。昨日の欧州債券相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行した。日銀がこの日実施した国債買い入れオペは「弱めの結果だった」と受け止められたが、相場への影響は限られた。

欧州マーケットダイジェスト

(12日終値:13日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=154.60円(12日15時時点比▲0.04円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=179.22円(△0.21円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1593ドル(△0.0017ドル)
FTSE100種総合株価指数:9911.42(前営業日比△11.82)
ドイツ株式指数(DAX):24381.46(△293.40)
10年物英国債利回り:4.398%(△0.011%)
10年物独国債利回り:2.643%(▲0.015%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
10月独消費者物価指数(CPI)改定値
(前月比)   0.3%       0.3%
(前年同月比) 2.3%       2.3%
10月独卸売物価指数(WPI)
前月比     0.3%       0.2%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は伸び悩み。米政府機関再開への期待が高まる中、世界的に株価が上昇するとリスク・オンの円売り・ドル買いが進行。23時30分前に一時155.04円と2月4日以来約9カ月ぶりの高値を付けた。
 ただ、155円台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。米長期金利の低下も相場の重しとなり、2時過ぎに154.50円付近まで下押しした。
 なお、片山さつき財務相はこの日、「円安は日本経済にプラスとマイナスがあるが、マイナス面が目立ってきたところがあるのは否定しない」「足もとは為替の一方的で急激な動きがみられる」などと発言。市場では「155円を超える円安水準では政府・日銀による為替介入の現実味が増すとの見方も出ている」との声が聞かれた。

・ユーロドルは底堅い動き。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待とともにユーロ売り・ドル買いが進行。23時30分前に一時1.1563ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、前日の安値1.1547ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りも入ると、一時1.1598ドルと日通し高値を更新した。
 なお、シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事はこの日、「欧州経済が勢いを増し、各国政府が軍事やインフラに巨額の支出を開始しているため、ユーロ圏のインフレリスクは上方向にある」と述べたほか、ECBの政策金利については「適切な位置にある」と話した。

・ユーロ円は堅調。世界的な株価の上昇を受けて投資家のリスク選好姿勢が強まると円売り・ユーロ買いが出た。1時過ぎには一時179.45円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。

・ロンドン株式相場は小幅ながら3日続伸し、史上最高値を更新した。前日の米株式市場でダウ平均が史上最高値を更新した流れを受けて、投資家心理が上向くと英株にも買いが波及した。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が買われたほか、リオ・ティントやグレンコアなど素材株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は3日続伸し、10月13日以来約1カ月ぶりの高値となった。米政府機関再開への期待が高まる中、世界的に株価が上昇した流れを引き継いで独株にも買いが入った。個別ではRWE(9.13%高)やインフィニオンテクノロジーズ(6.92%高)、バイエル(5.94%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。

NYマーケットダイジェスト

(12日終値)
ドル・円相場:1ドル=154.79円(前営業日比△0.63円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=179.45円(△0.90円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1593ドル(△0.0011ドル)
ダウ工業株30種平均:48254.82ドル(△326.86ドル)
ナスダック総合株価指数:23406.46(▲61.84)
10年物米国債利回り:4.07%(▲0.05%)
WTI原油先物12月限:1バレル=58.49ドル(▲2.55ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4213.6ドル(△97.3ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
      <発表値>    <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比)   0.6%      ▲1.9%

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は上昇。米政府機関再開への期待が高まる中、世界的に株価が上昇するとリスク・オンの円売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。23時30分前には一時155.04円と2月4日以来約9カ月ぶりの高値を付けた。
 ただ、155円台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。米長期金利の低下も相場の重しとなり、2時過ぎには154.50円付近まで下押しした。
 なお、片山さつき財務相はこの日、「円安は日本経済にプラスとマイナスがあるが、マイナス面が目立ってきたところがあるのは否定しない」「足もとは為替の一方的で急激な動きがみられる」などと発言。市場では「155円を超える円安水準では政府・日銀による為替介入の現実味が増すとの見方も出ている」との声が聞かれた。

・ユーロドルは小幅ながら続伸。米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待とともにユーロ売り・ドル買いが先行。23時30分前に一時1.1563ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、前日の安値1.1547ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りも入ると、一時1.1598ドルと日通し高値を更新した。もっとも、前日の高値1.1606ドルが目先レジスタンスとして働くと伸び悩んだ。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するコリンズ米ボストン連銀総裁は「当面、金利を据え置くことが適切である可能性が高い」などと述べたと伝わった。

・ユーロ円は4日続伸。ダウ平均が連日で史上最高値を更新するなど、米国株相場が底堅く推移すると投資家のリスク選好姿勢が強まり円売り・ユーロ買いが進んだ。取引終了間際には一時179.48円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、史上最高値を更新した。米政府機関の一部閉鎖の解除が近いとの観測が広がる中、この日も買いが続いた。個別ではユナイテッド・ヘルス・グループやゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなどの上昇が目立った。一方、シェブロンやアマゾン・ドット・コムは下落した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら続落。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反発。前日に発表された民間の雇用関連指標が米労働市場の冷え込みを示したことで、米利下げ観測が高まり買いが優勢となった。

・原油先物相場は4日ぶりに反落。市場で根強い供給過剰観測を背景に、売りが優勢となった。

・金先物相場は大幅反発。ハセット米国家経済会議(NEC)委員長が「政府閉鎖は今四半期のGDPに影響を与えるだろう」などと発言したことを受け、米利下げ継続観測が強まり、金に買いが入った。

11/13

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=154.95円(前営業日NY終値△0.16円)
ユーロ円:1ユーロ=179.45円(横ばい)
ユーロドル:1ユーロ=1.1581ドル(▲0.0012ドル)
日経平均株価:51281.83円(前営業日比△218.52円)
東証株価指数(TOPIX):3381.72(△22.39)
債券先物12月物:135.84円(▲0.02円)
新発10年物国債利回り:1.690%(△0.005%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
       <発表値>   <前回発表値>
10月企業物価指数
前月比     0.4%     0.5%・改
前年同月比   2.7%     2.8%・改
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
     5663億円の取得超 3545億円の処分超・改
対内株式
     3473億円の処分超 6901億円の取得超

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。米政府機関再開への期待を背景とした地合いの強さを支えに一時155.01円まで上昇する場面もあったが、昨日の高値155.04円の上抜けに失敗すると154.63円まで調整売りに押された。もっとも、午後に入ると再び下値を切り上げる展開に。時間外の米10年債利回りが4.09%台まで上昇したことをながめ、155.00円付近まで再度切り返した。
 なお、米下院は東京時間の午前につなぎ予算を可決。午後になってトランプ米大統領がつなぎ予算に署名し、過去最長を記録した米政府機関の閉鎖は解除された。

・豪ドルは強含み。10月豪雇用統計が良好な結果となり、豪ドル買いで反応した。対ドルでは0.6565ドル、対円では101.66円までそれぞれ上値を伸ばした。

・ユーロドルは小安い。1.1580ドル台を中心とする狭いレンジ内での値動きとなったが、ドル円の上昇を受けて一時1.1579ドルまで下落する場面も見られた。

・ユーロ円はもみ合い。昨日につけた高値179.48円をわずかに上抜けて179.50円までユーロ導入来の高値を更新したものの、買いの勢いは強まらなかった。

・日経平均株価は続伸。外国為替市場での円安・ドル高の進行が輸出関連株を押し上げたほか、米政府機関の閉鎖が解除されたことも投資家心理の改善につながった。一方で、ハイテク株などの下落が指数の重しとなっており、積極的に上値を試す展開とはならなかった。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。5年物国債入札を控えて様子見ムードが強く、前日終値を挟んでの上下にとどまった。なお、5年債入札は「無難な結果だった」と受け止められたため、相場への影響は限定的だった。

欧州マーケットダイジェスト

(13日終値:14日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=154.31円(13日15時時点比▲0.64円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=179.79円(△0.34円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1651ドル(△0.0070ドル)
FTSE100種総合株価指数:9807.68(前営業日比▲103.74)
ドイツ株式指数(DAX):24041.62(▲339.84)
10年物英国債利回り:4.437%(△0.039%)
10年物独国債利回り:2.688%(△0.045%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
9月英国内総生産(GDP)
(前月比)   ▲0.1%     0.0%・改
7-9月期英GDP速報値
(前期比)    0.1%      0.3%
(前年同期比)  1.3%      1.4%
9月英鉱工業生産
(前月比)   ▲2.0%     0.3%・改
(前年同月比) ▲2.5%    ▲0.5%・改
9月英製造業生産指数
(前月比)   ▲1.7%     0.6%・改
9月英商品貿易収支
  188.83億ポンドの赤字 195.28億ポンドの赤字・改
9月英貿易収支
   10.94億ポンドの赤字 12.76億ポンドの赤字・改
10月スイス生産者輸入価格
(前月比)   ▲0.3%      ▲0.2%
9月ユーロ圏鉱工業生産
(前月比)    0.2%     ▲1.1%・改
(前年比)    1.2%      1.2%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は軟調。トランプ米大統領が難航の末に議会を通過したつなぎ予算案の修正案に署名し、予算が成立。これを受けて、過去最長となった政府機関の一部閉鎖が終了した。ただ、市場の関心が米政府再開後の経済指標の発表に向かう中、米経済減速への懸念は根強く、時間外の米株価指数先物や現物の米国株が下落。リスク回避の円買い・ドル売りが優勢となった。ナイト・セッションの日経平均先物が大証終値比1020円安の5万0280円まで下げたことも相場の重しとなり、一時154.13円と日通し安値を更新した。
 ただ、前日の安値154.05円や一目均衡表転換線153.93円がサポートとして意識されると下げ渋った。2時過ぎには154.47円付近まで買い戻された。

・ユーロドルは底堅い動き。過去最長となった米政府機関の一部閉鎖は終了したものの、欧米市場に入るとユーロ買い・ドル売りが優勢となった。米政府閉鎖の影響で発表が遅れていた米経済指標の内容を見極めたいとの雰囲気が広がる中、3時前に一時1.1656ドルと日通し高値を更新した。
 なお、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長は「政府閉鎖の影響で第4四半期GDPは1.5%低下を予想」「利下げしないという議論にはあまり賛同できない」と述べたほか、「10月米雇用統計は失業率なしで発表する」「9月米雇用統計は来週発表する可能性」との見解を示した。

・ポンドドルも底堅い動きとなった。7-9月期英国内総生産(GDP)速報値など、この日発表の英経済指標が軒並み予想を下回ると、英景気減速への懸念が高まりポンド売りが先行。日本時間夕刻に一時1.3101ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、前日の安値1.3085ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。NY市場に入り、全般ドル売りが活発化すると一時1.3216ドルと日通し高値を更新した。

・ユーロ円は一進一退。2時過ぎに一時179.93円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けたものの、ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

・ロンドン株式相場は4日ぶりに反落。7-9月期英GDP速報値など、この日発表の英経済指標が軒並み予想を下回ると、英景気減速への懸念が高まり株売りが広がった。前日に史上最高値を付けたあとだけに、利益確定目的の売りも出やすかった。

・フランクフルト株式相場は4日ぶりに反落。過去最長となった米政府機関の一部閉鎖は終了したものの、市場では「米政府再開後の経済指標を見極めたいとの思惑から、買い控えムードが広がった」との声が聞かれ、次第に売りに押された。本日の米国株が下落したことも相場の重し。

・欧州債券相場は下落。米債安につれた。

NYマーケットダイジェスト

(13日終値)
ドル・円相場:1ドル=154.56円(前営業日比▲0.23円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=179.80円(△0.35円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1633ドル(△0.0040ドル)
ダウ工業株30種平均:47457.22ドル(▲797.60ドル)
ナスダック総合株価指数:22870.36(▲536.10)
10年物米国債利回り:4.12%(△0.05%)
WTI原油先物12月限:1バレル=58.69ドル(△0.20ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4194.5ドル(▲19.1ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は反落。過去最長となった米政府機関の一部閉鎖は終了したものの、市場の関心が米政府再開後の経済指標の発表に向かう中、米経済減速への懸念から全般ドル売りが先行した。米国株相場や日経平均先物が大幅に下落したことも相場の重しとなり、一時154.13円と日通し安値を更新した。ダウ平均は一時840ドル超下落したほか、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1280円安の5万0020円まで下げた。
 ただ、前日の安値154.05円や一目均衡表転換線153.93円がサポートとして意識されると下げ渋った。6時過ぎには154.59円付近まで下げ幅を縮めた。米連邦準備理事会(FRB)高官から12月の利下げに慎重なコメントが相次ぎ、米利下げ観測が後退したことも相場を下支えしたようだ。
 なお、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁は「12月の金利についてはまだ最終決定していない」「インフレ率を2%に引き下げるにはまだ努力が必要」と述べたほか、ハマック米クリーブランド連銀総裁は「高インフレが依然として続いている」「政策はある程度引き締め的な姿勢を維持する必要がある」などと発言。また、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「インフレ率は3%と依然として高すぎる」「12月の利下げについてはまだ強い意向はない」と話したほか、ムサレム米セントルイス連銀総裁は「金融政策を過度に緩和的にせずに追加的な利下げを実施する余地は限られている」などと語った。

・ユーロドルは3日続伸。米政府閉鎖の影響で発表が遅れていた米経済指標の内容を見極めたいとの雰囲気が広がる中、全般ドル売りが進行。3時前に一時1.1656ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、10月29日の高値1.1666ドルや28日の高値1.1669ドルがレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米利下げ観測の後退で米長期金利が上昇したことも相場の重し。

・ユーロ円は5日続伸。2時過ぎに一時179.93円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。ただ、節目の180.00円に接近した場面では戻り売りや利食い売りなどが出たため、やや伸び悩んだ。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日ぶりに大幅反落。過去最長となった米政府機関の一部閉鎖は終了したものの、前週末から閉鎖解除に向けた動きを好感した買いが断続的に入り、連日で史上最高値を更新していただけに、利益確定目的の売りが優勢となった。FRB高官から12月の利下げに慎重なコメントが相次ぎ、利下げ観測が後退したことも相場の重しとなった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に3日続落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは下落。FRB高官から12月の利下げに慎重なコメントが相次ぐと、利下げ観測が後退し債券売りが優勢となった。30年債入札の結果が「低調だった」と受け止められたことも相場の重し。

・原油先物相場は反発。前日の大幅下落の反動で買いが入るも、世界的な供給過剰懸念が上値を抑えた。EIA石油在庫統計で原油の在庫が積み増されたことが明らかとなると売られる場面も見られた。

・金先物相場は反落。米10年債利回りが一時4.11%台に上昇し、金利のつかない金の投資妙味が薄れると売りが優勢となった。前日に大きく上昇したことで利益確定の売りも出たもよう。

11/14

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=154.48円(前営業日NY終値▲0.08円)
ユーロ円:1ユーロ=179.93円(△0.13円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1648ドル(△0.0015ドル)
日経平均株価:50376.53円(前営業日比▲905.30円)
東証株価指数(TOPIX):3359.81(▲21.91)
債券先物12月物:135.86円(△0.02円)
新発10年物国債利回り:1.700%(△0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
       <発表値>   <前回発表値>
9月第三次産業活動指数
前月比     0.3%     0.1%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は小安い。本日は週末の実質5・10日(ゴトー日)とあって仲値に向けて154.74円まで上昇する場面があったものの、仲値通過後は日本株が大幅安となる中で買いの勢いも続かなかった。12時30分過ぎには一時154.31円まで下押し。ただ、その後は154円台半ばまで下げ渋っており、積極的に売りを進める動きにもなっていない。

・ユーロ円はもみ合い。179円台後半での神経質な動きとなった。朝方には179.95円までユーロ導入来の高値を更新したが、心理的節目の180.00円を前に買いも一服した。

・ユーロドルは小高い。手掛かり材料難ながら底堅く推移し、一時1.1649ドルまで値を上げた。

・日経平均株価は3営業日ぶりに大幅反落。昨日の米国株式市場でハイテク株安が進み、この日の国内市場でも値がさの半導体関連株などが売りに押された。前日までの上昇で史上最高値に迫っていたことから利益確定や持ち高調整目的の売りも進み、指数は1000円を超える下げとなる場面も見られた。

・債券先物相場は反発。昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで売りが散見された。もっとも、日銀の利上げが難しくなるとの見方が下値を支えたほか、この日の日本株が大幅安となったことで安全資産としての債券需要を意識した買いも入った。

欧州マーケットダイジェスト

(14日終値:15日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=154.64円(14日15時時点比△0.16円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=179.60円(▲0.33円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1614ドル(▲0.0034ドル)
FTSE100種総合株価指数:9698.37(前営業日比▲109.31)
ドイツ株式指数(DAX):23876.55(▲165.07)
10年物英国債利回り:4.574%(△0.137%)
10年物独国債利回り:2.720%(△0.032%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
10月仏消費者物価指数(CPI)改定値
前月比     0.1%       0.1%
前年比     0.9%       1.0%
7-9月期ユーロ圏域内総生産(GDP)改定値
(前期比)   0.2%       0.2%
(前年同期比) 1.4%       1.3%
9月ユーロ圏貿易収支
(季調済)187億ユーロの黒字 106億ユーロの黒字・改
(季調前)194億ユーロの黒字  10億ユーロの黒字

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。対欧州通貨などでドル高が進んだ影響を受けて、19時30分過ぎに一時154.76円と日通し高値を付けたが、米長期金利の低下をきっかけに円買い・ドル売りが優勢になると一転下落した。日米株価指数先物や欧州株相場の下落を背景にリスク回避の円買い・ドル売りも入ると、22時30分前に一時153.62円と日通し安値を付けた。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ナイト・セッションの日経平均先物やナスダック総合がプラス圏を回復するなど、日米株価が底堅く推移するとドル円にも買い戻しが集まった。米長期金利が上昇に転じたことも相場の支援材料となり、2時過ぎには154.74円付近まで持ち直した。「政府が近く策定する総合経済対策の規模は17兆円台になる見通し。ガソリン税などに上乗せされる旧暫定税率の廃止による大型減税も盛り込む」との報道も買いを後押ししたようだ。

・ユーロドルは上値が重かった。欧州勢参入直後はドル買いが進み一時1.1609ドルまで値を下げたものの、米長期金利が低下すると一転ユーロ買い・ドル売りが優勢に。22時過ぎに一時1.1654ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、前日の高値1.1656ドルや10月29日の高値1.1666ドル、同月28日の高値1.1669ドルがレジスタンスとして意識されると失速した。米長期金利が上昇に転じたことなども相場の重しとなり、1時前に1.1606ドルと日通し安値を更新した。

・ユーロ円は下値が堅かった。日本時間夕刻に一時179.97円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けたものの、節目の180.00円に接近した場面では戻り売りや利食い売りなどが出たため伸び悩んだ。そのあとは世界的な株価の下落を背景にリスク回避の円買い・ユーロ売りが入り一時178.98円と日通し安値を付けた。ただ、ドル円の持ち直しにつれた買いが入ると179.70円付近まで下げ渋っている。

・ロンドン株式相場は続落。前日の米株安や本日のアジア株安を受けて、英株にも売りが波及した。英フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道をきっかけに英財政不安が再び強まったことも投資家心理を冷やした。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が売られたほか、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値下がりした。

・フランクフルト株式相場は続落。前日の米国株相場や本日のアジア株相場の下落を受けて投資家心理が悪化すると、独株にも売りが出た。個別ではバイエル(5.11%安)やコメルツ銀行(3.34%安)、ザランド(3.29%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は下落。リーブス英財務相は26日に発表される予算案に所得税率引き上げを盛り込む計画を断念。「英国は歳入の不足分をどのように補うのか」との疑問が広がる中、英国債は下落した。

NYマーケットダイジェスト

(14日終値)
ドル・円相場:1ドル=154.55円(前営業日比▲0.01円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=179.61円(▲0.19円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1621ドル(▲0.0012ドル)
ダウ工業株30種平均:47147.48ドル(▲309.74ドル)
ナスダック総合株価指数:22900.59(△30.23)
10年物米国債利回り:4.15%(△0.03%)
WTI原油先物12月限:1バレル=60.09ドル(△1.40ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4094.2ドル(▲100.3ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円はほぼ横ばい。米長期金利の低下をきっかけに円買い・ドル売りが先行。日米株価指数先物や欧州株相場の下落を背景にリスク回避の円買い・ドル売りが入ると、22時30分前に一時153.62円と日通し安値を更新した。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ナイト・セッションの日経平均先物やナスダック総合がプラス圏を回復するなど、日米株価が底堅く推移するとドル円にも買い戻しが集まった。米長期金利が上昇に転じたことも相場の支援材料となり、2時過ぎには154.74円付近まで持ち直した。「政府が近く策定する総合経済対策の規模は17兆円台になる見通し。ガソリン税などに上乗せされる旧暫定税率の廃止による大型減税も盛り込む」との報道も買いを後押ししたようだ。
 もっとも、欧州時間に付けた日通し高値154.76円が目先レジスタンスとして意識されると上昇は一服し、NY午後に入ると154円台半ばで次第に値動きが鈍った。
 なお、10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに反対し、金利据え置きを主張したシュミッド米カンザスシティー連銀総裁は「10月の反対意見表明の根拠は、12月に向けても私の指針となっている」と述べたほか、ローガン米ダラス連銀総裁も「10月は据え置きを望んだ」「12月の会合で追加利下げを支持するのは難しい」などと話した。一方、ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事は「データは利下げを支持」「FRBの政策姿勢を一段とハト派的に変えるべきであり、弱めるべきではない」などと語った。

・ユーロドルは4日ぶりに小反落。米長期金利が低下するとユーロ買い・ドル売りが先行し、22時過ぎに一時1.1654ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、前日の高値1.1656ドルや10月29日の高値1.1666ドル、同月28日の高値1.1669ドルがレジスタンスとして意識されると失速。米長期金利が上昇に転じたことなども相場の重しとなり、1時前に1.1606ドルと日通し安値を更新した。

・ユーロ円は6日ぶりに反落。日本時間夕刻に一時179.97円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けたものの、株価の下落を背景にリスク回避の円買い・ユーロ売りが入ると一時178.98円と日通し安値を付けた。ただ、ドル円の持ち直しにつれた買いが入ると179.70円付近まで下げ渋った。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。FRBによる追加利下げ観測が後退する中、この日も売りが先行し、寄り付き直後には590ドル超下落した。ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。ハイテク株が上昇に転じたことなどが相場を下支えした。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに小反発。市場では「このところ下落が続いていただけに買い直す動きが見られた」との指摘があった。

・米国債券相場で長期ゾーンは続落。株価の下落を受けて買いが先行したものの、買い一巡後は売りが優勢となった。FRBによる追加利下げ観測の後退が相場の重しとなった。

・原油先物相場は続伸。ウクライナ軍がロシアのノボロシースク港を攻撃したことで、同港の石油の輸出が停止したと伝わると、買いが優勢となった。

・金先物相場は大幅続落。複数のFRB高官の発言を受けて、米12月利下げ観測が後退。米長期金利の上昇が重しとなり、利子を生まない金の投資妙味が低下すると売りが優勢となった。

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