
10/27
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=153.12円(前営業日NY終値比△0.26円)
ユーロ円:1ユーロ=178.02円(△0.25円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1626ドル(▲0.0001ドル)
日経平均株価:50512.32円(前営業日比△1212.67円)
東証株価指数(TOPIX):3325.05(△55.60)
債券先物12月物:135.96円(▲0.18円)
新発10年物国債利回り:1.665%(△0.010%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
9月企業向けサービス価格指数
前年比 3.0% 2.7%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。週末に通商政策を巡る米中の対立が和らいだことを背景に全般円売りでスタートすると、153.18円まで上昇するも、10日高値153.27円が目先の抵抗として意識されると伸び悩み。東京仲値前後に売られたことも合わさり、一時152.66円まで下押した。もっとも、時間外の米10年債利回りが上昇したほか、日経平均が4桁の上げ幅となっていることもあり、下げ一巡後は買い戻しが優勢となって153.26円まで再び上昇した。
・ユーロ円も底堅い。朝方の円売りの流れの中で178.15円まで上昇してユーロ導入来の高値を更新。その後の下押しを177.80円前後に留めると再び178円台に戻すなど、ドル円に連れた動きとなった。
・ユーロドルは小動き。ドル円でドル売りが優勢となるのをながめて値を上げるも、前週末高値1.1648ドルに並んだところで上昇が一服。その後は時間外の米長期金利が上昇したことも重しとなり下押すも1.1620ドル付近までに留まるなど、1.16ドル台前半でのもみ合いとなった。
・日経平均株価は続伸。週末に米中貿易対立が和らいだことを受けてリスク選好の流れでスタートすると、取引開始直後に史上初となる5万円の大台に乗せた。その後も堅調に推移すると、上げ幅は一時1200円超に達した。
・債券先物相場は反落。米中貿易対立が和らぎ、安全資産とされる債券は売りが優勢となった。日経平均の大幅高も債券相場の重しとなった。
欧州マーケットダイジェスト
(27日終値:28日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=153.05円(27日15時時点比▲0.07円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=178.12円(△0.10円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1638ドル(△0.0012ドル)
FTSE100種総合株価指数:9653.82(前営業日比△8.20)
ドイツ株式指数(DAX):24308.78(△68.89)
10年物英国債利回り:4.402%(▲0.030%)
10年物独国債利回り:2.616%(▲0.010%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10月独Ifo企業景況感指数
88.4 87.7
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅かった。28日の日米首脳会談や28-29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、29-30日の日銀金融政策決定会合など重要イベントを控えて、ポジション調整目的の円買い・ドル売りが先行。21時過ぎに一時152.57円と日通し安値を付けた。
ただ、前週末の安値152.30円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米国株相場が上昇し、史上最高値を更新したことも相場の支援材料。23時前には153.20円付近まで持ち直した。もっとも、アジア時間に付けた日通し高値153.26円がレジスタンスとして意識されると上昇は一服した。
なお、片山さつき財務相はベッセント米財務長官と初の対面での会談を行い、「今後も両財務相の間で緊密に協調していくことを確認した」と明らかにした。また、「日本の金融政策は直接的な話題にはならなかった」「日米の為替共同声明は特に機微にわたる話はなかった」と説明した。
・ユーロドルは底堅い動き。日本時間夕刻に一時1.1618ドルと日通し安値を更新したものの、前週末の安値1.1601ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。10月独Ifo企業景況感指数が88.4と予想の88.0を上回ったことも相場の支援材料。21時過ぎに一時1.1651ドルと日通し高値を付けた。ただ、一目均衡表転換線が位置する1.1653ドルが目先レジスタンス意識されると伸び悩んだ。
もっとも、28-29日のFOMCや30日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会など重要イベントを控えて、神経質な商いとなり大きな方向感は出なかった。今日これまでの値幅は0.0033ドル程度と小さかった。
・ユーロ円はしっかり。日本時間夕刻に一時177.63円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。23時前には一時178.23円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。ドル円の下げ渋りやユーロドルの上昇、欧米株高に伴う円売り・ユーロ買いが出た。
・ロンドン株式相場は小幅ながら6日続伸し、史上最高値を更新した。前週末の米国株相場が史上最高値を更新したことを受けて投資家心理が改善すると、英株にも買いが入った。ただ、高値警戒感から利益確定の売りも出たため、そのあとは一進一退の展開が続いた。ロイズ・バンキング・グループやバークレイズなど金融株が買われた半面、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が売られた。
・フランクフルト株式相場は3日続伸。前週末の米国株相場が史上最高値を更新したことを受けて投資家心理が上向くと、独株にも買いが波及した。米中貿易摩擦再燃への警戒感が和らいだことも相場の支援材料。個別ではインフィニオン・テクノロジーズ(2.37%高)やコンチネンタル(1.43%高)、DHLグループ(1.33%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇した。
NYマーケットダイジェスト
(27日終値)
ドル・円相場:1ドル=152.88円(前営業日比△0.02円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=178.03円(△0.26円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1645ドル(△0.0018ドル)
ダウ工業株30種平均:47544.59ドル(△337.47ドル)
ナスダック総合株価指数:23637.46(△432.59)
10年物米国債利回り:3.98%(▲0.02%)
WTI原油先物12月限:1バレル=61.31ドル(▲0.19ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4019.7ドル(▲118.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は小幅ながら7日続伸。明日28日の日米首脳会談や28-29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、29-30日の日銀金融政策決定会合など重要イベントを前に、ポジション調整目的の円買い・ドル売りが先行。21時過ぎに一時152.57円と日通し安値を付けた。
ただ、前週末の安値152.30円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米国株相場が上昇し、史上最高値を更新したことも相場の支援材料。23時前には153.20円付近まで持ち直した。
もっとも、アジア時間に付けた日通し高値153.26円や10日の高値153.27円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利が低下に転じたことも相場の重し。「米アマゾン・ドット・コムは最大3万人のホワイトカラー職を削減する計画」との一部報道で米雇用情勢の悪化が警戒された面もあったようだ。
・ユーロドルは4日続伸。米長期金利が低下に転じたことなどを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが進行。4時前に一時1.1652ドルと日通し高値を付けた。ただ、一目均衡表転換線が位置する1.1653ドルが目先レジスタンスとして意識されたため、一本調子で上昇する展開にはならなかった。
もっとも、28-29日のFOMCや30日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会など重要イベントを控えて、神経質な商いとなり大きな方向感は出なかった。今日の安値は日本時間夕刻に付けた1.1618ドルで値幅は0.0034ドル程度と小さかった。
・ユーロ円は6日続伸。日本時間夕刻に一時177.63円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。23時前には一時178.23円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。ドル円の持ち直しやユーロドルの上昇、米株高に伴う円売り・ユーロ買いが出た。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、史上最高値を更新した。ベッセント米財務長官は26日、11月1日発動を予定していた100%の対中追加関税を巡り、「米中首脳会談で回避が実現する見通しだ」と発言。「代わりに中国がレアアース輸出規制の実施を1年間延期する」との見方を示した。貿易問題を巡る米中対立の緩和期待を背景に買いが優勢となった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、中盤以降はじり高の展開となった。28-29日のFOMCで追加利下げが見込まれる中、長期債に買いが入った。
・原油先物相場は続落。米中対立抗争の落ち着きでエネルギー需要を押し上げるとの期待感から62ドル台に乗せる場面もあった。ただ、「OPECプラスの有志8カ国が増産を検討」との一部報道を受けて失速した。
・金先物相場は大幅続落。米中貿易摩擦を巡る不透明感がやや払しょくされたことで、これまで急ピッチで上昇していた金に投げ売りが持ち込まれ、急落した。
10/28
東京マーケットダイジェスト
(27日終値)
ドル・円相場:1ドル=152.88円(前営業日比△0.02円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=178.03円(△0.26円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1645ドル(△0.0018ドル)
ダウ工業株30種平均:47544.59ドル(△337.47ドル)
ナスダック総合株価指数:23637.46(△432.59)
10年物米国債利回り:3.98%(▲0.02%)
WTI原油先物12月限:1バレル=61.31ドル(▲0.19ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4019.7ドル(▲118.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は小幅ながら7日続伸。明日28日の日米首脳会談や28-29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、29-30日の日銀金融政策決定会合など重要イベントを前に、ポジション調整目的の円買い・ドル売りが先行。21時過ぎに一時152.57円と日通し安値を付けた。
ただ、前週末の安値152.30円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米国株相場が上昇し、史上最高値を更新したことも相場の支援材料。23時前には153.20円付近まで持ち直した。
もっとも、アジア時間に付けた日通し高値153.26円や10日の高値153.27円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利が低下に転じたことも相場の重し。「米アマゾン・ドット・コムは最大3万人のホワイトカラー職を削減する計画」との一部報道で米雇用情勢の悪化が警戒された面もあったようだ。
・ユーロドルは4日続伸。米長期金利が低下に転じたことなどを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが進行。4時前に一時1.1652ドルと日通し高値を付けた。ただ、一目均衡表転換線が位置する1.1653ドルが目先レジスタンスとして意識されたため、一本調子で上昇する展開にはならなかった。
もっとも、28-29日のFOMCや30日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会など重要イベントを控えて、神経質な商いとなり大きな方向感は出なかった。今日の安値は日本時間夕刻に付けた1.1618ドルで値幅は0.0034ドル程度と小さかった。
・ユーロ円は6日続伸。日本時間夕刻に一時177.63円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。23時前には一時178.23円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。ドル円の持ち直しやユーロドルの上昇、米株高に伴う円売り・ユーロ買いが出た。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、史上最高値を更新した。ベッセント米財務長官は26日、11月1日発動を予定していた100%の対中追加関税を巡り、「米中首脳会談で回避が実現する見通しだ」と発言。「代わりに中国がレアアース輸出規制の実施を1年間延期する」との見方を示した。貿易問題を巡る米中対立の緩和期待を背景に買いが優勢となった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、中盤以降はじり高の展開となった。28-29日のFOMCで追加利下げが見込まれる中、長期債に買いが入った。
・原油先物相場は続落。米中対立抗争の落ち着きでエネルギー需要を押し上げるとの期待感から62ドル台に乗せる場面もあった。ただ、「OPECプラスの有志8カ国が増産を検討」との一部報道を受けて失速した。
・金先物相場は大幅続落。米中貿易摩擦を巡る不透明感がやや払しょくされたことで、これまで急ピッチで上昇していた金に投げ売りが持ち込まれ、急落した。
欧州マーケットダイジェスト
(27日終値)
ドル・円相場:1ドル=152.88円(前営業日比△0.02円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=178.03円(△0.26円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1645ドル(△0.0018ドル)
ダウ工業株30種平均:47544.59ドル(△337.47ドル)
ナスダック総合株価指数:23637.46(△432.59)
10年物米国債利回り:3.98%(▲0.02%)
WTI原油先物12月限:1バレル=61.31ドル(▲0.19ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4019.7ドル(▲118.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は小幅ながら7日続伸。明日28日の日米首脳会談や28-29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、29-30日の日銀金融政策決定会合など重要イベントを前に、ポジション調整目的の円買い・ドル売りが先行。21時過ぎに一時152.57円と日通し安値を付けた。
ただ、前週末の安値152.30円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米国株相場が上昇し、史上最高値を更新したことも相場の支援材料。23時前には153.20円付近まで持ち直した。
もっとも、アジア時間に付けた日通し高値153.26円や10日の高値153.27円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利が低下に転じたことも相場の重し。「米アマゾン・ドット・コムは最大3万人のホワイトカラー職を削減する計画」との一部報道で米雇用情勢の悪化が警戒された面もあったようだ。
・ユーロドルは4日続伸。米長期金利が低下に転じたことなどを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが進行。4時前に一時1.1652ドルと日通し高値を付けた。ただ、一目均衡表転換線が位置する1.1653ドルが目先レジスタンスとして意識されたため、一本調子で上昇する展開にはならなかった。
もっとも、28-29日のFOMCや30日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会など重要イベントを控えて、神経質な商いとなり大きな方向感は出なかった。今日の安値は日本時間夕刻に付けた1.1618ドルで値幅は0.0034ドル程度と小さかった。
・ユーロ円は6日続伸。日本時間夕刻に一時177.63円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。23時前には一時178.23円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。ドル円の持ち直しやユーロドルの上昇、米株高に伴う円売り・ユーロ買いが出た。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、史上最高値を更新した。ベッセント米財務長官は26日、11月1日発動を予定していた100%の対中追加関税を巡り、「米中首脳会談で回避が実現する見通しだ」と発言。「代わりに中国がレアアース輸出規制の実施を1年間延期する」との見方を示した。貿易問題を巡る米中対立の緩和期待を背景に買いが優勢となった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、中盤以降はじり高の展開となった。28-29日のFOMCで追加利下げが見込まれる中、長期債に買いが入った。
・原油先物相場は続落。米中対立抗争の落ち着きでエネルギー需要を押し上げるとの期待感から62ドル台に乗せる場面もあった。ただ、「OPECプラスの有志8カ国が増産を検討」との一部報道を受けて失速した。
・金先物相場は大幅続落。米中貿易摩擦を巡る不透明感がやや払しょくされたことで、これまで急ピッチで上昇していた金に投げ売りが持ち込まれ、急落した。
NYマーケットダイジェスト
(27日終値)
ドル・円相場:1ドル=152.88円(前営業日比△0.02円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=178.03円(△0.26円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1645ドル(△0.0018ドル)
ダウ工業株30種平均:47544.59ドル(△337.47ドル)
ナスダック総合株価指数:23637.46(△432.59)
10年物米国債利回り:3.98%(▲0.02%)
WTI原油先物12月限:1バレル=61.31ドル(▲0.19ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4019.7ドル(▲118.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は小幅ながら7日続伸。明日28日の日米首脳会談や28-29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、29-30日の日銀金融政策決定会合など重要イベントを前に、ポジション調整目的の円買い・ドル売りが先行。21時過ぎに一時152.57円と日通し安値を付けた。
ただ、前週末の安値152.30円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米国株相場が上昇し、史上最高値を更新したことも相場の支援材料。23時前には153.20円付近まで持ち直した。
もっとも、アジア時間に付けた日通し高値153.26円や10日の高値153.27円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利が低下に転じたことも相場の重し。「米アマゾン・ドット・コムは最大3万人のホワイトカラー職を削減する計画」との一部報道で米雇用情勢の悪化が警戒された面もあったようだ。
・ユーロドルは4日続伸。米長期金利が低下に転じたことなどを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが進行。4時前に一時1.1652ドルと日通し高値を付けた。ただ、一目均衡表転換線が位置する1.1653ドルが目先レジスタンスとして意識されたため、一本調子で上昇する展開にはならなかった。
もっとも、28-29日のFOMCや30日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会など重要イベントを控えて、神経質な商いとなり大きな方向感は出なかった。今日の安値は日本時間夕刻に付けた1.1618ドルで値幅は0.0034ドル程度と小さかった。
・ユーロ円は6日続伸。日本時間夕刻に一時177.63円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。23時前には一時178.23円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。ドル円の持ち直しやユーロドルの上昇、米株高に伴う円売り・ユーロ買いが出た。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、史上最高値を更新した。ベッセント米財務長官は26日、11月1日発動を予定していた100%の対中追加関税を巡り、「米中首脳会談で回避が実現する見通しだ」と発言。「代わりに中国がレアアース輸出規制の実施を1年間延期する」との見方を示した。貿易問題を巡る米中対立の緩和期待を背景に買いが優勢となった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、中盤以降はじり高の展開となった。28-29日のFOMCで追加利下げが見込まれる中、長期債に買いが入った。
・原油先物相場は続落。米中対立抗争の落ち着きでエネルギー需要を押し上げるとの期待感から62ドル台に乗せる場面もあった。ただ、「OPECプラスの有志8カ国が増産を検討」との一部報道を受けて失速した。
・金先物相場は大幅続落。米中貿易摩擦を巡る不透明感がやや払しょくされたことで、これまで急ピッチで上昇していた金に投げ売りが持ち込まれ、急落した。
10/29
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=152.36円(前営業日NY終値比△0.25円)
ユーロ円:1ユーロ=177.22円(▲0.01円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1631ドル(▲0.0020ドル)
日経平均株価:51307.65円(前営業日比△1088.47円)
東証株価指数(TOPIX):3278.24(▲7.63)
債券先物12月物:136.13円(▲0.09円)
新発10年物国債利回り:1.650%(△0.010%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10月消費動向調査(消費者態度指数、一般世帯)
35.8 35.3
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。ベッセント米財務長官が自身のSNSに「日本が日銀の政策余地を認める意思が鍵になる」などと投稿したことが伝わると、円買いが優勢となり151.54円まで下落。ただ、22日安値151.49円を前に下げ渋ると、日経平均の大幅反発も支えに買い戻しが優勢となり、152.54円まで上昇した。
・ユーロ円も底堅い。ベッセント米財務長官が日銀の金融政策に言及したことを受けて円が全面高となる中で176.64円まで下落するも、その後ドル円が上昇する中で177.41円まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは弱含み。午前にドル円でドル売りとなった影響を受けて1.1661ドルまで値を上げるも、前日高値1.1669ドルが目先の抵抗として意識されると伸び悩み。午後に入りドル円でドル買いが強まると1.1625ドルまで下押した。
・日経平均株価は大幅続伸。前日の米株高の流れを引き継ぎ高く始まると、その後は堅調に推移。上げ幅は一時1200円近くに達した。好決算を発表したアドバンテストの大幅上昇が日経平均の上昇をけん引した。
・債券先物相場は反落。日経平均の大幅上昇を受けて売りが優勢となり、一時136円03銭まで下落した。
欧州マーケットダイジェスト
(29日終値:30日2時時点)
ドル・円相場:1ドル=152.15円(29日15時時点比▲0.21円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=177.36円(△0.14円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1657ドル(△0.0026ドル)
FTSE100種総合株価指数:9756.14(前営業日比△59.40)
ドイツ株式指数(DAX):24124.21(▲154.42)
10年物英国債利回り:4.392%(▲0.008%)
10年物独国債利回り:2.621%(▲0.002%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
9月英消費者信用残高
15億ポンド 17億ポンド
9月英マネーサプライM4
(前月比) 0.6% 0.4%
(前年比) 3.6% 3.4%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。18時30分前に一時152.47円付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値152.54円がレジスタンスとして働くと失速。22時30分過ぎに151.87円付近まで値を下げた。ただ、アジア時間に付けた日通し安値151.54円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。
日本時間30日3時の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表や明日30日の日銀金融政策決定会合など重要イベントを控えて、神経質な商いとなり大きな方向感は出なかった。
・ユーロドルは底堅い動き。日本時間夕刻に一時1.1619ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。米利下げ観測が高まる一方、ユーロ圏では政策金利が当面据え置かれるとの見方が優勢となる中、ユーロ買い・ドル売りが入りやすかった。1時過ぎには一時1.1666ドルと日通し高値を更新した。
・ユーロ円はアジア時間に一時177.41円と日通し高値を付けたものの、NY時間には176.77円付近まで下押しした。ただ、アジア時間に付けた日通し安値176.64円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。ユーロドルの持ち直しに伴う円売り・ユーロ買いも出て一時177.41円と日通し高値に面合わせした。
・カナダドルは強含み。カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)はこの日、政策金利を現行の2.50%から2.25%に引き下げることを決めたと発表。市場予想通りの結果となった。ただ、声明では「インフレと経済活動が予想通りなら、現在の政策金利はインフレ率を2%近辺に維持するためにほぼ適切な水準にあると考える」と指摘。今後公表されるデータを慎重に見極めていく考えを示すと、「追加利下げに慎重」との受け止めからカナダドル買いが広がった。対ドルでは一時1.3888カナダドル、対ユーロでは1.6181カナダドルまで値を上げた。
・ロンドン株式相場は8日続伸し、史上最高値を更新した。貿易問題を巡る米中対立の緩和期待や米利下げ観測を背景に投資家心理が上向くと、英株にも買いが入った。好業績を発表した銘柄を中心に買いが入った面もある。リオ・ティントやグレンコアなど素材株が買われたほか、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は続落。FOMC結果公表やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見など、米重要イベントを前に持ち高調整目的の売りが出た。個別ではアディダス(10.39%安)やザランド(4.76%安)、SAP(4.19%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は上昇した。
NYマーケットダイジェスト
(29日終値)
ドル・円相場:1ドル=152.73円(前営業日比△0.62円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=177.18円(▲0.05円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1601ドル(▲0.0050ドル)
ダウ工業株30種平均:47632.00ドル(▲74.37ドル)
ナスダック総合株価指数:23958.47(△130.98)
10年物米国債利回り:4.08%(△0.10%)
WTI原油先物12月限:1バレル=60.48ドル(△0.33ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4000.7ドル(△17.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比) 7.1% ▲0.3%
9月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
(前月比) 0.0% 4.2%・改
(前年比) 1.5% 0.5%
米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利
3.75-4.00%に引き下げ 4.00-4.25%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。米重要イベントを控えて、しばらくは152.00円を挟んだもみ合いの展開が続いていたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けて一時153.06円まで値を上げた。
FRBは今日まで開いたFOMCで市場予想通り政策金利を3.75-4.00%に引き下げることを決めたと発表。量的引き締め(QT)と呼ばれるバランスシートの圧縮を12月1日で終了することも決めた。
声明では「米経済活動が緩やかなペースで拡大していることを示唆」「経済見通しに関する不確実性は依然として高い」「委員会は2つの使命の両面に対するリスクを注視しており、ここ数カ月で雇用に対する下振れリスクが高まったと判断」と指摘。採決ではミラン理事が前回と同様に0.50%の利下げを、シュミッド米カンザスシティー連銀総裁が金利据え置きを主張し、反対票を投じたことが明らかになった。
また、パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見で12月の利下げについて「既定路線というにはほど遠い」などと発言。米利下げ継続への期待感が後退し、米長期金利の上昇とともにドル買いが広がった。市場では「本日の会合での利下げを確実視しており、12月会合での利下げ実施の確率も高い」とみていた。
・ユーロドルは6日ぶりに反落。FOMCを控えたポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りが先行すると、1時過ぎに一時1.1666ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1669ドルが目先レジスタンスとして働くと失速した。
FOMCやパウエルFRB議長の発言を受けて、米追加利下げ観測が後退すると全般ドル買いが加速し、4時30分過ぎには一時1.1578ドルと日通し安値を更新した。
・ユーロ円は小幅ながら続落。22時30分過ぎに一時176.77円付近まで下押ししたものの、アジア時間に付けた日通し安値176.64円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。FOMC後のドル円の上昇も相場を押し上げ、3時30分過ぎに一時177.59円と日通し高値を更新した。ただ、ユーロドルの下落につれた売りが出ると上値が重くなった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日ぶりに反落。好決算を発表したキャタピラーが11%超上昇し、1銘柄でダウ平均を418ドル近く押し上げたが、指数は終盤失速した。パウエルFRB議長がFOMC後の記者会見で「12月の利下げは決して確実ではない」との見解を示すと、米利下げ継続への期待感が後退し株売りが広がった。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸し、史上最高値で取引を終えた。
・米国債券相場で長期ゾーンは大幅に下落。パウエルFRB議長がFOMC後の記者会見で「12月の利下げは決して確実ではない」との見方を示すと、米利下げ継続への期待感が後退し、債券売りが優勢となった。
・原油先物相場は4日ぶりに反発。米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計で大幅な取り崩しが判明すると供給過剰懸念が後退し買いが強まった。
・金先物相場は4日ぶりに反発。足もとで急速に売られていた反動から押し目買いが入った。ただ、FOMC後に米長期金利が上昇すると、金利のつかない金に売りが出て時間外でマイナス圏に沈んだ。
10/30
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=153.05円(前営業日NY終値比△0.32円)
ユーロ円:1ユーロ=177.90円(△0.72円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1624ドル(△0.0023ドル)
日経平均株価:51325.61円(前営業日比△17.96円)
東証株価指数(TOPIX):3300.79(△22.55)
債券先物12月物:136.21円(△0.08円)
新発10年物国債利回り:1.645%(▲0.005%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
3514億円の処分超 6644億円の処分超・改
対内株式
1兆3442億円の取得超 7526億円の取得超
日銀金融政策決定会合、政策金利
0.50%で据え置き 0.50%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は神経質な動き。前日に上昇した流れを引き継いで152.95円まで上昇するも、買いの勢いは続かず。日経平均の軟調推移も重しとなると、12時過ぎに152.28円まで下落。その後、日銀は政策金利の据え置きを決定したほか、声明も追加利上げ期待を高める内容ではなかったことから円売りが強まり、153.14円まで再び上昇するなど荒い展開となった。
米中首脳会談では冒頭、トランプ米大統領が「中国とはすでに多く合意しているが、今日さらに合意する」と発言。また、習中国国家主席も「トランプ氏と協力し強固な関係を構築する用意がある」と述べたことが伝わった。
・ユーロ円も神経質。12時過ぎに176.82円まで下落後に177.97円まで切り返すなど、ドル円に連れる形で荒い動きとなった。
・ユーロドルは底堅い。1.1597ドルを安値に下げ渋ると買い戻しが入り、1.1637ドルまで値を上げた。
・日経平均株価は続伸。アドバンテストやレーザーテックなど半導体株の上昇を背景に買いが入った。もっとも、前日に大幅に上昇した影響から利益確定の売りも出やすかった。
・債券先物相場は反発。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見にて12月FOMCでの利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇した。この流れを引き継いで債券は売りが先行するも、日銀会合の展望リポートが次回会合での利上げを示唆する内容ではなかったことから債券は買いが優勢となった。
欧州マーケットダイジェスト
(30日終値:31日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=154.10円(30日15時時点比△1.05円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=178.24円(△0.34円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1566ドル(▲0.0058ドル)
FTSE100種総合株価指数:9760.06(前営業日比△3.92)
ドイツ株式指数(DAX):24118.89(▲5.32)
10年物英国債利回り:4.424%(△0.032%)
10年物独国債利回り:2.643%(△0.022%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7-9月期仏国内総生産(GDP)速報値
(前期比) 0.5% 0.3%
10月独雇用統計
失業率 6.3% 6.3%
失業者数変化 ▲0.10万人 1.30万人・改
7-9月期独国内総生産(GDP)速報値(季節調整済)
(前期比) 0.0% ▲0.2%・改
(前年同期比) 0.3% 0.3%・改
7-9月期ユーロ圏域内総生産(GDP)速報値
(前期比) 0.2% 0.1%
(前年同期比) 1.3% 1.5%
9月ユーロ圏失業率
6.3% 6.3%
10月独消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) 0.3% 0.2%
(前年比) 2.3% 2.4%
欧州中央銀行(ECB)、政策金利
2.15%で据え置き 2.15%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは軟調。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けて、米利下げ継続への期待が後退する中、ユーロ売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。米長期金利の上昇も相場の重しとなり、22時過ぎに一時1.1547ドルと日通し安値を付けた。14日の安値1.1543ドルや9日の安値1.1542ドルがサポートとして意識されると1.1586ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは限定的だった。
なお、欧州中央銀行(ECB)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の2.15%に据え置くことを決めたと発表。声明では「世界的な貿易紛争や地政学的緊張の継続により、見通しは依然として不透明」「理事会は特定の金利経路を事前にコミットしない」との見解を示した。また、ラガルドECB総裁は理事会後の会見で「基調的インフレは2%の目標と一致している」「インフレの見通しは従来よりも不確実性が高まっている」などと述べたものの、相場の反応は限られた。
・ドル円は底堅い。日銀は29-30日に開いた金融政策決定会合で市場予想通り政策金利の据え置きを決めた。植田和男日銀総裁が会合後の記者会見で「利上げの是非やタイミングは現時点では予断持っていない」「緩和度合い調整にはもう少しデータ等確認したい」などと発言すると、「日銀は利上げに消極的」と受け止められ、円を売る動きが広がった。欧米市場でも円売りの流れが継続し、22時過ぎに一時154.45円と2月13日以来の高値を付けた。パウエルFRB議長がFOMC後の会見で12月の利下げ観測をけん制したことで、米利下げ観測が後退していることも相場の支援材料。
ただ、2月12日の高値154.80円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利の上昇が一服したことも相場の重し。
・ユーロ円は買い先行後、伸び悩んだ。日銀の早期利上げ観測が後退する中、全般円売りが優勢になると21時過ぎに一時178.82円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。ただ、そのあとはユーロドルの下落につれた売りが出て一時178.15円付近まで下押しする場面があった。
・ロンドン株式相場は小幅ながら9日続伸し、史上最高値を更新した。連日で史上最高値を更新する中、高値警戒感から利益確定の売りが先行したものの、売り一巡後は徐々に買い戻しが優勢となり上げに転じた。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が買われたほか、BPやシェルなどエネルギー株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は小幅ながら3日続落。米利下げ継続への期待感が後退すると、投資家心理が悪化し売りが優勢となった。半面、米中関係の改善への期待が相場を下支えした。個別ではバイエル(2.50%安)やドイツテレコム(2.45%安)、ポルシェ・オートモービル・ホールディング(2.34%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。米債安につれた。
NYマーケットダイジェスト
(30日終値)
ドル・円相場:1ドル=154.13円(前営業日比△1.40円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=178.25円(△1.07円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1565ドル(▲0.0036ドル)
ダウ工業株30種平均:47522.12ドル(▲109.88ドル)
ナスダック総合株価指数:23581.14(▲377.33)
10年物米国債利回り:4.10%(△0.02%)
WTI原油先物12月限:1バレル=60.57ドル(△0.09ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4015.9ドル(△15.2ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は続伸。日銀は今日まで開いた金融政策決定会合で市場予想通り政策金利の据え置きを決めたと発表。植田和男日銀総裁が会合後の記者会見で「利上げの是非やタイミングは現時点では予断持っていない」「緩和度合い調整にはもう少しデータ等確認したい」などと発言すると、「日銀は利上げに消極的」と受け止められ、円を売る動きが広がった。海外市場でも円売りの流れが継続し、22時過ぎに一時154.45円と2月13日以来の高値を付けた。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けて、米利下げ継続への期待が後退する中、ドル買いが入りやすい面もあった。
ただ、2月12日の高値154.80円がレジスタンスとして意識されると上昇は一服し、NY午後に入ると154円台前半で値動きが鈍った。今週予定されていた重要イベントを通過したことで、次第に様子見ムードが広がったもよう。
・ユーロドルは続落。パウエルFRB議長がFOMC後の会見で12月の利下げ観測をけん制したことで、ユーロ売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。米長期金利の上昇も相場の重しとなり、22時過ぎに一時1.1547ドルと日通し安値を付けた。14日の安値1.1543ドルや9日の安値1.1542ドルがサポートとして意識されると1.1586ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。
なお、欧州中央銀行(ECB)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の2.15%に据え置くことを決めたと発表。声明では「世界的な貿易紛争や地政学的緊張の継続により、見通しは依然として不透明」「理事会は特定の金利経路を事前にコミットしない」との見解を示した。また、ラガルドECB総裁は理事会後の会見で「基調的インフレは2%の目標と一致している」「インフレの見通しは従来よりも不確実性が高まっている」などと述べたが、相場の反応は限られた。
・ユーロ円は3日ぶりに反発。日銀の早期利上げ観測が後退する中、全般円売りが優勢になると21時過ぎに一時178.82円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。ただ、そのあとはドル円の伸び悩みやユーロドルの下落につれた売りが出て178.15円付近まで上値を切り下げた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。決算内容が嫌気されたマイクロソフトやメタ・プラットフォームズなどハイテク株中心に売りが広がり、相場の重しとなった。ただ、米中関係の改善への期待から買いが入ると、指数は上げに転じる場面もあった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6日ぶりに反落。前日までに5日続伸し史上最高値を更新した後だけに利益確定目的の売りが優勢となった。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。前日のFOMCやパウエルFRB議長の発言を受けて、米利下げ継続への期待が後退する中、この日も売りが優勢となった。
・原油先物相場は小幅に続伸。米中首脳会議を通過してエネルギー需要見通しへの楽観的な見方から買いが入った。一方、外国為替市場でのドル高を受けてドル建てで取引される商品の割高感に繋がり、上値は限られた。
・金先物相場は続伸。米中貿易協定の結果を巡って不確実性が残ったことで、改めて安全資産とされる金需要が意識されて買いが強まった。
10/31
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=153.91円(前営業日NY終値比▲0.22円)
ユーロ円:1ユーロ=178.05円(▲0.20円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1568ドル(△0.0003ドル)
日経平均株価:52411.34円(前営業日比△1085.73円)
東証株価指数(TOPIX):3331.83(△31.04)
債券先物12月物:136.04円(▲0.17円)
新発10年物国債利回り:1.655%(△0.010%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年同月比 2.8% 2.5%
9月完全失業率
2.6% 2.6%
9月有効求人倍率
1.20倍 1.20倍
9月鉱工業生産・速報値
前月比 2.2% ▲1.5%
前年同月比 3.4% ▲1.6%
9月商業販売統計速報(小売業販売額)
前年同月比 0.5% ▲0.9%・改
9月新設住宅着工戸数
前年同月比 ▲7.3% ▲9.8%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下げ渋り。前日に急伸した反動が出たほか、10月東京都区部CPI(生鮮食料品除く総合、前年比)が+2.8%と前月から予想以上の伸びが加速したことも重しとなって下落。片山財務相の発言「為替市場では足元で一方的、急激な動きがみられる」や「投機的な動向も含めて市場の過度な変動を見極めている」が伝わると、153.65円まで下値を広げた。もっとも、売りが一巡すると154.10円前後まで持ち直した。
・ユーロ円も下げ渋り。177.84円まで下落後に178.30円台まで値を戻すなど、ドル円に連れて上下した。
・ユーロドルは様子見。円主体の動きとなる中で1.1570ドル前後での狭いもみ合いとなり、値幅はわずか13Pips程度に留まった。
・日経平均株価は3営業日続伸。前日の取引終了後に決算を発表したアマゾンやアップルが時間外で上昇したことや、円安が進行したことを手掛かりに買いが先行すると、史上初となる5万2000円台に乗せたほか、上げ幅は1000円超に達した。
・債券先物相場は反落。前日に米長期金利が上昇(国債価格は下落)したほか、10月東京都区部CPIが予想を上回る伸びとなった事で日銀の早期利上げが想起されたことあり、売りが先行した。
欧州マーケットダイジェスト
(31日終値:1日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=154.10円(31日15時時点比△0.19円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=177.59円(▲0.46円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1524ドル(▲0.0044ドル)
FTSE100種総合株価指数:9717.25(前営業日比▲42.81)
ドイツ株式指数(DAX):23958.30(▲160.59)
10年物英国債利回り:4.409%(▲0.015%)
10年物独国債利回り:2.633%(▲0.010%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
9月独輸入物価指数
(前月比) 0.2% ▲0.5%
(前年比) ▲1.0% ▲1.5%
9月独小売売上高
(前月比) 0.2% ▲0.5%・改
(前年比) 2.8% ▲1.6%・改
10月英ネーションワイド住宅価格
前月比 0.3% 0.5%
10月仏消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) 0.1% ▲1.0%
(前年比) 1.0% 1.2%
9月仏卸売物価指数(PPI)
(前月比) ▲0.2% ▲0.2%
10月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
(前年比) 2.1% 2.2%
10月ユーロ圏HICPコア速報値
(前年比) 2.4% 2.4%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは頭が重かった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.11%台まで上昇するとユーロ売り・ドル買いが先行。ユーロクロスの下落につれた売りが出ると、前日の安値1.1547ドルを下抜けて一時1.1522ドルまで下げ足を速めた。月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだユーロ買いのフローが観測されると1.1544ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。2時30分前には再び1.1522ドルまで押し戻された。
なお、ユーロ豪ドルは一時1.7598豪ドル、ユーロNZドルは2.0116NZドル、ユーロポンドは0.8777ポンド、ユーロカナダドルは1.6140カナダドル、ユーロスイスフランは0.9259スイスフランまで値を下げた。
・ドル円は伸び悩み。日銀利上げ見送りや利上げに後ろ向きな「ハト派」姿勢を受けて円売りが出やすい地合いとなる中、日本時間夕刻に一時154.41円と日通し高値を付けた。片山さつき財務相は本日アジア時間の記者会見で、足元の円安をけん制したものの、円安傾向は続いた。
ただ、前日の高値154.45円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩む展開に。週末を控えたポジション調整目的の売りが出たほか、米10年債利回りが低下に転じたことなどが相場の重しとなった。
なお、ローガン米ダラス連銀総裁は「今週は金利据え置きを望んでいた」「12月に再び利下げするのは難しいだろう」と述べたほか、シュミッド米カンザスシティー連銀総裁は「経済の勢いが続いており、インフレが依然として高いため、利下げは適切でない」などと発言。また、ハマック米クリーブランド連銀総裁は「インフレを抑えるためには一定の制限を維持する必要」「今週の利下げ停止を望んでいた」などと話した。
・ユーロ円は上値が重かった。日本時間夕刻に一時178.56円と日通し高値を付けたものの、前日に付けた過去最高値178.82円がレジスタンスとして働くと失速した。ユーロ全面安となった流れに沿って一時177.45円と日通し安値を付けた。
・ロンドン株式相場は10日ぶりに反落。前日までに9日続伸し、史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが優勢となった。BPやシェルなどエネルギー株が売られたほか、コンパス・グループやネクストなど一般消費財サービスが値下がりした。
・フランクフルト株式相場は4日続落。米利下げ観測が後退したことを受けて、前日の米国株相場が下落すると独株にも売りが波及した。個別ではシムライズ(2.26%安)やアリアンツ(2.22%安)、アディダス(2.18%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。株安を受けた。
NYマーケットダイジェスト
(31日終値)
ドル・円相場:1ドル=153.99円(前営業日比▲0.14円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=177.67円(▲0.58円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1537ドル(▲0.0028ドル)
ダウ工業株30種平均:47562.87ドル(△40.75ドル)
ナスダック総合株価指数:23724.96(△143.82)
10年物米国債利回り:4.08%(▲0.02%)
WTI原油先物12月限:1バレル=60.98ドル(△0.41ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3996.5ドル(▲19.4ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10月米シカゴ購買部協会景気指数
43.8 40.6
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは3日続落。ユーロクロスの下落をきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行すると、前日の安値1.1547ドルを下抜けて一時1.1522ドルと8月1日以来約3カ月ぶりの安値を更新した。月末のロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだユーロ買いのフローが観測されると1.1544ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。2時30分前には再び1.1522ドルまで押し戻された。
なお、ユーロ豪ドルは一時1.7598豪ドル、ユーロNZドルは2.0116NZドル、ユーロポンドは0.8771ポンド、ユーロカナダドルは1.6140カナダドル、ユーロスイスフランは0.9259スイスフランまで値を下げた。
・ドル円は3日ぶりに小反落。NY時間に限れば154.00円を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合など重要イベントを通過したことで、新規材料に乏しく様子見ムードが広がった。NY時間の安値は153.89円、高値は154.25円で値幅は36銭程度だった。
なお、ローガン米ダラス連銀総裁は「今週は金利据え置きを望んでいた」「12月に再び利下げするのは難しいだろう」と述べたほか、シュミッド米カンザスシティー連銀総裁は「経済の勢いが続いており、インフレが依然として高いため、利下げは適切でない」などと発言。また、ハマック米クリーブランド連銀総裁は「インフレを抑えるためには一定の制限を維持する必要」「今週の利下げ停止を望んでいた」などと話した。
一方、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事は「全てのデータは12月の利下げが妥当だと示している」「要請されれば、FRB議長指名を受け入れる」などと述べた。
・ユーロ円は反落。日本時間夕刻に一時178.56円と日通し高値を付けたものの、前日に付けた過去最高値178.82円がレジスタンスとして働くと失速した。ユーロ全面安となった流れに沿って一時177.45円と日通し安値を付けた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発。決算内容が好感されたアマゾン・ドット・コムが大幅高となり、投資家心理の支えとなった。シェブロンやベライゾン・コミュニケーションズなども高かった。半面、前日に四半期決算を発表したアップルは小幅に下げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反発。市場では「月末の機関投資家による保有債券の残存年限を長期化するための買いが入った」との声が聞かれた。
・原油先物相場は3日続伸。米政権がベネズエラの軍事施設への攻撃を決定し、近く空爆に踏み切る可能性が出てきたことで地政学リスクを意識した買いが強まった。
・金先物相場は3日ぶりに反落。米利下げ観測が後退するなか、金利のつかない金には週末を前に利益確定売りが広がった。