フィボナッチ・ゾーン(週次)

USDJPY フィボナッチ・ゾーン振り返り(2025/09/29〜10/03)

9/29

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=148.78円(前営業日NY終値比▲0.71円)
ユーロ円:1ユーロ=174.49円(▲0.46円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1728ドル(△0.0025ドル)
日経平均株価:45043.75円(前営業日比▲311.24円)
東証株価指数(TOPIX):3131.57(▲55.45)
債券先物12月物:135.90円(△0.11円)
新発10年物国債利回り:1.640%(▲0.015%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
     <発表値>    <前回発表値>
7月景気動向指数改定値
先行指数   106.1      105.9
一致指数   114.1      113.3

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は軟調。日経平均株価がさえない動きとなり、投資家のリスク志向低下を意識した売りが強まった。国内輸出企業からの断続的な売りが観測されたほか、野口日銀審議委員が「政策金利調整の必要性がこれまで以上に高まりつつある」との見解を示したことも重しとなり、一時148.71円まで下押しした。

・ユーロ円は弱含み。日本株安やドル円の下落につれた円買い・ユーロ売りが進み、前週末安値の174.64円を下抜けて174.35円まで値を下げた。

・ユーロドルは強含み。対円を中心にドル売りが進んだ流れに沿ったほか、時間外の米10年債利回りが低下したこともユーロ買い・ドル売りを誘い、一時1.1733ドルまで値を上げた。

・日経平均株価は続落。本日は9月末配当権利落ち日にあたり、権利落ち分で日経平均を300円程度押し下げたほか、四半期末の持ち高調整売りなども重なった。指数は一時460円超安まで下げ幅を拡大する場面も見られたが、自民党総裁選などの不透明要素もある中で積極的な売買にはつながらなかった。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反発。先週末の夜間取引で買われた流れを引き継いだ。この日実施された日銀の国債買い入れオペで売り意欲の乏しさが意識されたことも相場の支えとなった。

欧州マーケットダイジェスト

(29日終値:30日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=148.58円(29日15時時点比▲0.20円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=174.16円(▲0.33円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1721ドル(▲0.0007ドル)
FTSE100種総合株価指数:9299.84(前営業日比△15.01)
ドイツ株式指数(DAX):23745.06(△5.59)
10年物英国債利回り:4.700%(▲0.049%)
10年物独国債利回り:2.707%(▲0.039%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
8月英消費者信用残高
       17億ポンド  17億ポンド・改
8月英マネーサプライM4
(前月比)   0.4%       0.1%
(前年比)   3.4%       2.9%
9月ユーロ圏消費者信頼感指数
(確定値)  ▲14.9       ▲14.9
9月ユーロ圏経済信頼感指数
        95.5       95.3・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは上値が重かった。米政府機関の一部閉鎖の可能性が警戒される中、米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが先行。23時前に一時1.1755ドルと日通し高値を付けた。
 ただ、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。8月米住宅販売保留指数が予想を大幅に上回ったことなどが相場の重しとなり、3時過ぎに1.1720ドル付近まで下押しした。

・ドル円は頭が重かった。野口旭日銀審議委員の「政策金利調整の必要性がこれまで以上に高まりつつある」とのタカ派的な発言が引き続き相場の重しとなり、17時30分前に一時148.47円と日通し安値を付けた。米連邦議会が政府運営を続けるための「つなぎ予算案」を30日までに可決できなければ、米政府の一部機関が閉鎖されるとの警戒感も相場の重し。その後の戻りも148.81円付近にとどまった。

・ユーロ円は弱含み。日銀の早期利上げ観測を背景に円買い・ユーロ売りが先行すると一時173.99円と日通し安値を付けた。22時過ぎには174.65円付近まで下げ渋ったものの、買い戻しが一巡すると174.15円付近まで押し戻された。

・ポンド円は一時199.35円まで値を下げた。野口日銀審議委員のタカ派的な発言が相場の重しとなったほか、ラムスデン英中銀(BOE)副総裁が「英雇用市場の軟化と賃金上昇率の正常化を背景に、一段の利下げが可能」と述べたことがポンド売りを誘った。

・ロンドン株式相場は小幅ながら続伸。前週末の米国株高の流れを引き継ぎ、買いが先行したものの、引けにかけては伸び悩んだ。リオ・ティントやグレンコアなど素材株が買われたほか、ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクターが値上がりした。半面、原油安を背景にBPやシェルなどエネルギー株が売られた。

・フランクフルト株式相場は小幅ながら続伸。米国で利下げが続くとの見方が投資家心理を支えた。ただ、そのあとは下げに転じるなど、上値の重さが目立った。個別ではバイエル(1.71%高)やラインメタル(1.43%高)、ボノビア(1.35%高)などが上昇した半面、ハイデルベルク・マテリアルズ(3.40%安)やコメルツ銀行(3.01%安)が下げた。

・欧州債券相場は上昇した。英国債や米国債の上昇につれた。

NYマーケットダイジェスト

(29日終値)
ドル・円相場:1ドル=148.59円(前営業日比▲0.90円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=174.25円(▲0.70円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1727ドル(△0.0024ドル)
ダウ工業株30種平均:46316.07ドル(△68.78ドル)
ナスダック総合株価指数:22591.16(△107.09)
10年物米国債利回り:4.14%(▲0.03%)
WTI原油先物11月限:1バレル=63.45ドル(▲2.27ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3855.2ドル(△46.2ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
8月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
(前月比)   4.0%     ▲0.3%・改
(前年比)   0.5%      0.5%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は続落。アジア時間に伝わった野口旭日銀審議委員の「政策金利調整の必要性がこれまで以上に高まりつつある」とのタカ派的な発言が相場の重しとなり、日本時間夕刻に一時148.47円まで下落した影響が残った。
 NY市場序盤には148.81円付近まで下げ渋る場面もあったが、米政府機関の一部閉鎖の可能性が警戒される中、米長期金利の低下に伴う円買い・ドル売りが入ったため、戻りは鈍かった。
 なお、ムサレム米セントルイス連銀総裁は追加利下げにオープンな姿勢を示しつつも、「インフレ率が目標を依然として上回っていることを踏まえると、政策運営は慎重に進めるべきだ」との見解を示した。また、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は「インフレの上振れリスクは低下した一方、雇用リスクは増加している」と述べた。

・ユーロドルは続伸。米連邦議会が政府運営を続けるための「つなぎ予算案」を30日までに可決できなければ、米政府の一部機関が閉鎖されるとの警戒感からユーロ買い・ドル売りが先行。23時前に一時1.1755ドルと日通し高値を付けた。
 ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。8月米住宅販売保留指数が予想を大幅に上回ったことなどが相場の重しとなり、3時過ぎに1.1720ドル付近まで下押しした。

・ユーロ円は反落。日本時間夕刻に一時173.99円と日通し安値を付けたものの、22時過ぎには174.65円付近まで下げ渋った。ただ、買い戻しが一巡すると174.15円付近まで押し戻された。日銀の早期利上げ観測を背景に円買い・ユーロ売りが入りやすかった。
 ポンド円はラムスデン英中銀(BOE)副総裁が「英雇用市場の軟化と賃金上昇率の正常化を背景に、一段の利下げが可能」と述べたことなどが相場の重しとなり、一時199.35円まで値を下げた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。米利下げ継続期待を背景に買いが入った。エヌビディアなど人工知能(AI)関連株の一角に買いが集まったことも相場を下支えした。ただ、「つなぎ予算案」の成立が遅れて米政府機関の一部が閉鎖する可能性も警戒されたため、指数は下げに転じる場面もあった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸した。

・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。米政府機関の一部閉鎖の可能性が警戒される中、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。

・原油先物相場は反落。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが11月も引き続き増産する公算が高まったことから、原油先物価格は大幅に反落して引けた。また、イラクからトルコへの原油輸出が2年半ぶりに再開すると発表されたことも売り要因となった。

・金先物相場は3日続伸。米国の利下げ期待や、米予算案は合意に至らなければ1日0時1分に米政府機関が閉鎖する懸念があることで安全資産とされる金先物は3日続伸した。史上最高値を更新し、そのまま3800ドル半ばを保ったまま引けた。

9/30

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=148.28円(前営業日NY終値比▲0.31円)
ユーロ円:1ユーロ=173.98円(▲0.27円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1733ドル(△0.0006ドル)
日経平均株価:44932.63円(前営業日比▲111.12円)
東証株価指数(TOPIX):3137.60(△6.03)
債券先物12月物:135.79円(▲0.11円)
新発10年物国債利回り:1.650%(△0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
     <発表値>    <前回発表値>
8月鉱工業生産・速報値
前月比     ▲1.2%    ▲1.2%
前年同月比   ▲1.3%    ▲0.4%
8月商業販売統計速報(小売業販売額)
前年同月比   ▲1.1%    0.4%・改
8月新設住宅着工戸数
前年同月比   ▲9.8%    ▲9.7%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。月末最終日である仲値に向けて148.84円まで上昇する場面があったが、その後は徐々に上値を切り下げた。新発2年物国債入札が低調な結果となり、国内中期債利回りの上昇が円買いを促すと一時148.16円まで値を下げた。

・豪ドルは強含み。豪準備銀行(RBA)は予想通りに政策金利を3.60%で据え置いたが、声明文では「過去の利下げの効果が完全に表れるにはなお時間がかかる」「慎重な姿勢を維持し、今後のデータを踏まえて見通しを更新する意向」など、追加利下げについて慎重な姿勢を示した。金融政策の公表後は豪ドル買いで反応し、対ドルでは0.6609ドル、対円では98.15円まで値を上げる場面も見られた。

・ユーロ円は弱含み。しばらくは174円台前半でのもみ合いとなっていたが、東京午後に入るとやや円買いが強まった流れに沿って売りに押された。昨日安値の173.99円を下抜けて、一時173.92円まで値を下げた。

・ユーロドルは小高い。1.17ドル台前半でのレンジ内推移となったが、ドル円が下落した影響もあって1.1740ドルまでわずかに買いが入った。

・日経平均株価は3日続落。小高く始まったものの、その後は四半期末に絡んだ持ち高調整売りに押されて310円超安まで下押しした。一方で、後場に入ると日本株の先高観を手掛かりにした押し目買いに支えられて、再びプラス圏を回復する場面も見られるなど方向感は定まらなかった。

・債券先物相場は反落。昨日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行したものの、新発2年物国債入札が需要の乏しさを示す結果だったと受け止められると売りに押された。

欧州マーケットダイジェスト

(30日終値:1日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.79円(30日15時時点比▲0.49円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.63円(▲0.35円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1749ドル(△0.0016ドル)
FTSE100種総合株価指数:9350.43(前営業日比△50.59)
ドイツ株式指数(DAX):23880.72(△135.66)
10年物英国債利回り:4.699%(▲0.001%)
10年物独国債利回り:2.711%(△0.004%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
8月独輸入物価指数
(前月比)   ▲0.5%     ▲0.4%
(前年比)   ▲1.5%     ▲1.4%
8月独小売売上高
(前月比)   ▲0.2%    ▲0.5%・改
(前年比)   ▲1.1%     3.3%・改
4-6月期英国内総生産(GDP)改定値
(前期比)    0.3%      0.3%
(前年同期比)  1.4%      1.2%
4-6月期英経常収支
     289億ポンドの赤字 212億ポンドの赤字・改
8月仏消費支出
(前月比)    0.1%     ▲0.6%・改
9月仏消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比)   ▲1.0%      0.4%
(前年比)    1.2%      0.9%
8月仏卸売物価指数(PPI)
(前月比)   ▲0.2%     0.5%・改
9月スイスKOF景気先行指数
         98.0      96.2・改
9月独雇用統計
失業率      6.3%      6.3%
失業者数変化  1.40万人   ▲0.70万人・改
9月独消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比)    0.2%      0.1%
(前年比)    2.4%      2.2%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はさえない。日銀が公表した「10-12月期の国債買い入れ予定」でオファー額が前回から減額されたことが分かると円買い・ドル売りが先行。米国で政府運営を維持するための「つなぎ予算案」について与野党の調整が難航する中、10月1日から米政府機関の一部が閉鎖されるとの懸念も強く、ドル売りを誘った。
 この日発表の9月米シカゴ購買部協会景気指数や9月米消費者信頼感指数が予想を下回ったことも相場の重しとなり、一時147.65円と日通し安値を更新した。なお、8月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想をやや上回ると下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。

・ユーロドルは底堅い動き。米政府機関の一部閉鎖の可能性が警戒される中、ユーロ買い・ドル売りが先行。前日の高値1.1755ドルを上抜けると、17時30分過ぎに一時1.1761ドルまで値を上げた。22時30分前には1.1717ドル付近まで伸び悩む場面もあったが、売り一巡後は再び強含んだ。
 トランプ米大統領が会見で「おそらく(政府機関)閉鎖が起こるだろう」と発言すると、米政府機関の一部が閉鎖されるとの可能性が改めて意識され、ドル売りが再開。2時30分前に一時1.1762ドルと日通し高値を更新した。

・ユーロ円は頭が重かった。日銀の早期利上げ観測を背景に円買い・ユーロ売りが先行。ドル円の下落につれた売りも出て、23時過ぎに一時173.39円と日通し安値を更新した。

・ロンドン株式相場は3日続伸し、史上最高値を更新した。月末・四半期末とあって、持ち高調整目的の売りが先行したものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。引けにかけては上げ幅を拡大した。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が買われたほか、ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクターが値上がりした。

・フランクフルト株式相場は3日続伸。反落して始まったものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり上げに転じた。個別ではMTUエアロ・エンジンズ(4.57%高)やスカウト24(2.11%高)、GEAグループ(2.03%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は英国債が上昇した一方、独国債が下落した。

NYマーケットダイジェスト

(30日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.90円(前営業日比▲0.69円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.53円(▲0.72円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1734ドル(△0.0007ドル)
ダウ工業株30種平均:46397.89ドル(△81.82ドル)
ナスダック総合株価指数:22660.01(△68.86)
10年物米国債利回り:4.15%(△0.01%)
WTI原油先物11月限:1バレル=62.37ドル(▲1.08ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3873.2ドル(△18.0ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
7月米住宅価格指数
(前月比)   ▲0.1%      ▲0.2%
7月米ケース・シラー住宅価格指数
(前年比)    1.8%     2.2%・改
9月米シカゴ購買部協会景気指数
         40.6       41.5
8月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
        722.7万件   720.8万件・改
9月米消費者信頼感指数
          94.2      97.8・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は3日続落。米政府機関閉鎖への懸念や日銀の利上げ再開観測を背景に円買い・ドル売りが入りやすい地合いとなった。この日発表の9月米シカゴ購買部協会景気指数や9月米消費者信頼感指数が予想を下回ったことも相場の重しとなり、2時30分前には一時147.65円と日通し安値を更新した。
 米与野党は前日に政府運営を維持するための「つなぎ予算案」の成立を目指して協議したものの、医療関連予算を巡る溝は埋まらず、10月1日から一部の政府機関が閉鎖される可能性が高まった。また、本日東京時間に公表された9月18-19日分の日銀金融政策決定会合における主な意見では「利上げ再開を検討すべきとの複数の意見があった」ことが示された。

・ユーロドルは小幅ながら3日続伸。予想を下回る米経済指標を受けてユーロ買い・ドル売りが先行。トランプ米大統領が会見で「おそらく政府機関閉鎖が起こるだろう」と発言したこともドル売りを促し、一時1.1761ドルと日通し高値を更新した。ただ、引けにかけては1.1733ドル付近まで上げ幅を縮めた。

・ユーロ円は続落。日銀の早期利上げ観測を背景に円買い・ユーロ売りが先行。ドル円の下落につれた売りも出て、23時過ぎに一時173.39円と日通し安値を更新した。その後の戻りも173.72円付近にとどまった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、史上最高値を更新した。米政府機関の一部が閉鎖する可能性が警戒されて、指数は下落して始まったものの、米利下げ継続期待を背景に買いが入ると持ち直した。「米製薬大手ファイザーは薬価引き下げでトランプ大統領と合意」との報道を好感して製薬株に買いが集まり、指数を押し上げた面もある。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸した。

・米国債券相場で長期ゾーンは反落。米政府機関の一部閉鎖の可能性が警戒されて、相対的に安全資産とされる米国債には買いが先行したものの、終盤失速した。ダウ平均が史上最高値を更新するなど、米国株相場が底堅く推移すると米国債には売りが出た。

・原油先物相場は続落。軟調な動きを見せていた原油先物だったが、OPEC事務局がXで「日量500キロバレルの増産を計画しているという最近のメディア報道を断固として否定する」と発表すると一時強含む場面もあった。しかし、前日にイスラエルがガザ和平の新提案を合意したこともあり、上値は限られ続落して引けた。

・金先物相場は4日続伸。米政府機関の閉鎖の可能性が高まっていることで、この日も安全資産とされる金先物には買いが集まり史上最高値を更新した。3900ドル手前まで上昇すると、一時利食いの売りも入り下げに転じる場面もあったが、NY勢参入とともに買いの勢いが再び強まった。

10/1

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=147.51円(前営業日NY終値比▲0.39円)
ユーロ円:1ユーロ=173.36円(▲0.17円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1752ドル(△0.0018ドル)
日経平均株価:44550.85円(前営業日比▲381.78円)
東証株価指数(TOPIX):3094.74(▲42.86)
債券先物12月物:135.78円(▲0.01円)
新発10年物国債利回り:1.645%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
     <発表値>    <前回発表値>
日銀・企業短期経済観測調査(短観、9月調査)
大企業製造業の業況判断指数(DI)
         14       13
大企業非製造業の業況判断指数(DI)
         34       34
大企業製造業DI 12月見込み
         12       12
大企業非製造業DI 12月見込み
         28       27
大企業全産業設備投資
前年度比    12.5%     11.5%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。月初に絡んだ本邦実需勢の買いに支えられて一時148.23円まで上昇する場面があったものの、その後は日経平均株価が下落した影響でリスク回避目的の売りに押された。米政府機関の一部が閉鎖に追い込まれたことも売りを促し、15時過ぎには147.33円まで下押しした。

・ユーロ円も上値が重い。東京仲値にかけてはドル円の上昇につれて173.92円まで上昇したものの、その後は日本株安などを手掛かりにした売りに押されて173.20円まで失速した。

・ユーロドルは小高い。米政府機関の一部閉鎖によって経済活動の混乱や重要な経済指標の発表延期などが予想されるなか、全般にドル売りが強まった。一時1.1767ドルまで上値を伸ばし、昨日高値の1.1761ドルを上抜けた。

・日経平均株価は4日続落。国内の機関投資家から期初に伴う売りが出て、幅広い銘柄に売りが広がった。日銀の根強い利上げ観測も相場の重しとなり、指数は一時570円超下押す場面も見られた。後場に入るとやや下げ幅を縮めたが、米政府機関の閉鎖などが手控え要因となったため、戻りは鈍かった。

・債券先物相場は小幅続落。日銀短観は概ね予想通りの結果となったが、その後は材料出尽くし感から買いが入った。ただ、一段の買いを誘う材料が乏しかったこともあって上値を伸ばすには至らず、取引時間の終盤は持ち高調整売りに押されて伸び悩んだ。

欧州マーケットダイジェスト

(1日終値:2日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.16円(1日15時時点比▲0.35円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.54円(▲0.82円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1724ドル(▲0.0028ドル)
FTSE100種総合株価指数:9446.43(前営業日比△96.00)
ドイツ株式指数(DAX):24113.62(△232.90)
10年物英国債利回り:4.696%(▲0.003%)
10年物独国債利回り:2.713%(△0.002%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
9月英ネーションワイド住宅価格
前月比      0.5%       ▲0.1%
8月スイス小売売上高
(前年同月比) ▲0.2%      0.9%・改
9月スイス製造業PMI
        46.3       49.0
9月仏製造業PMI改定値
        48.2       48.1
9月独製造業PMI改定値
        49.5       48.5
9月ユーロ圏製造業PMI改定値
        49.8       49.5
9月英製造業PMI改定値
        46.2       46.2
9月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
(前年比)   2.2%      2.0%
9月ユーロ圏HICPコア速報値
(前年比)   2.3%      2.3%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はさえない。米政府機関の一部閉鎖が米経済を下押しするとの懸念を背景に、リスク回避の円買い・ドル売りが先行。9月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が3.2万人減と予想の5.0万人増に反して減少すると全般ドル売りが活発化し、一時146.59円と9月17日以来の安値を付けた。
 ただ、売り一巡後は徐々に買い戻しが優勢となり下げ渋った。9月米ISM製造業景況指数が49.1と予想の49.0をわずかに上回ったことが相場を下支えしたほか、市場では「一目均衡表雲の下限146.80円がサポートとして意識されている」との声が聞かれた。

・ユーロドルは上値が重かった。米政府機関の一部閉鎖によって米経済活動の混乱や米経済指標の発表延期などが予想される中、全般にドル売りが出やすい地合いとなった。日本時間夕刻には一時1.1779ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、ユーロポンドやユーロ円など一部ユーロクロスが下落した影響を受けたため、上値は限定的だった。19時30分過ぎには1.1716ドルまで本日安値を更新した。
 その後、ADP全米雇用報告の下振れを受けて再びドル売りが優勢になると1.1769ドル付近まで上げたものの、すぐに失速。2時前には1.1716ドルまで押し戻されている。

・ユーロ円は軟調。米政府機関の一部閉鎖で米経済活動に混乱が生じるとの懸念からリスク回避の円買いが優勢になると、一時172.31円と日通し安値を更新した。その後の戻りも172.66円付近にとどまった。

・ロンドン株式相場は4日続伸し、史上最高値を更新した。前日の米国株高が投資家心理を支えた。トランプ米政権が米国内での薬価引き下げに向けて米製薬大手ファイザーと合意したと発表したことを受けて、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株に買いが集まった。

・フランクフルト株式相場は4日続伸。前日のダウ平均が史上最高値を更新するなど、米国株相場が底堅く推移すると独株にも買いが波及した。個別ではメルク(10.05%高)やバイエル(4.99%高)、シーメンス・エナジー(4.76%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は英国債が上昇した一方、独国債が下落した。

NYマーケットダイジェスト

(1日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.07円(前営業日比▲0.83円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.53円(▲1.00円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1732ドル(▲0.0002ドル)
ダウ工業株30種平均:46441.10ドル(△43.21ドル)
ナスダック総合株価指数:22755.16(△95.15)
10年物米国債利回り:4.10%(▲0.05%)
WTI原油先物11月限:1バレル=61.78ドル(▲0.59ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3897.5ドル(△24.3ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比)  ▲12.7%      0.6%
9月ADP全米雇用報告
       ▲3.2万人   ▲0.3万人・改
9月米製造業PMI改定値
        52.0       52.0
9月米ISM製造業景況指数
        49.1       48.7

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は4日続落。米政府機関の一部閉鎖が米経済を下押しするとの懸念を背景に、リスク回避の円買い・ドル売りが先行。9月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が3.2万人減と予想の5.0万人増に反して減少すると全般ドル売りが活発化し、一時146.59円と9月17日以来の安値を付けた。
 ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。9月米ISM製造業景況指数が49.1と予想の49.0を若干上回ったことが相場を下支えしたほか、市場では「一目均衡表雲の下限146.80円がサポートとして意識されている」との声が聞かれた。1時30分過ぎには147.25円付近まで下値を切り上げた。

・ユーロドルは4日ぶりに小反落。ユーロポンドやユーロ円など一部ユーロクロスの下落につれた売りが出ると、欧州序盤に一時本日安値となる1.1716ドルまで下落した。NY市場に入ると、ADP全米雇用報告の下振れを受けて1.1769ドル付近まで値を戻したものの、すぐに失速した。2時前には1.1716ドルまで再び押し戻されている。

・ユーロ円は3日続落。米政府機関の一部閉鎖で米経済活動に混乱が生じるとの懸念からリスク回避の円買いが優勢になると、一時172.31円と日通し安値を更新した。その後の戻りも172.67円付近にとどまった。

・メキシコペソは軟調だった。ドルペソは一時18.3935ペソ、ペソ円は8.00円までペソ安に振れた。WTI原油先物価格の下落を背景に産油国通貨とされるメキシコの通貨ペソに売りが出た。9月メキシコ製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.6と前回の50.2から悪化し、景気判断の分岐点とされる50を下回ったことも相場の重しとなった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。9月ADP全米雇用報告が予想を下回ると、米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げ観測が高まり、株買いを誘った。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸した。

・米国債券相場で長期ゾーンは反発。米政府機関の一部閉鎖を受けて、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。9月ADP全米雇用報告が予想を下回ったことも買いを誘った。

・原油先物相場は3日続落。2018年の米政府機関の一部閉鎖では、1週間でGDP成長率を0.1%低下させるとの試算もあった。政府機関の閉鎖で、米国の景気減速の可能性が高まり、原油需要の減退につながるとの予想で3日続落した。この日発表された米エネルギー省(EIA)週間石油在庫で、原油と石油ともに積み増しとなったことも原油先物の売り要因になった。

・金先物相場は5日続伸。米政府機関が2018年以来の一部閉鎖になったことで、安全資産とされる金先物はこの日も過去最高値を更新し一時3900ドルを上回った。ただ、連日続伸していることで、利食い売りも入り、引けにかけては上げ幅をやや縮小した。

10/2

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=147.15円(前営業日NY終値比△0.08円)
ユーロ円:1ユーロ=172.70円(△0.17円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1736ドル(△0.0004ドル)
日経平均株価:44936.73円(前営業日比△385.88円)
東証株価指数(TOPIX):3087.40(▲7.34)
債券先物12月物:135.73円(▲0.05円)
新発10年物国債利回り:1.660%(△0.015%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
     <発表値>    <前回発表値>
9月マネタリーベース
前年比   ▲6.2%     ▲4.1%
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
   1620億円の処分超 8167億円の取得超・改
対内株式
   9633億円の処分超 1兆7471億円の処分超・改
9月消費動向調査(消費者態度指数、一般世帯)
       35.3      34.9

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。日経平均株価の上昇を支えに投資家のリスク志向改善を意識した買いが入り、9時過ぎに一時147.32円まで値を上げた。もっとも、日経平均が米政府機関の閉鎖による経済活動への悪影響などを嫌気して失速すると、つれて146.95円まで伸び悩み。東京午後に入って日本株は再び底堅く推移したものの、147円台前半のレンジ内推移が続き、方向感は乏しかった。

・ユーロ円ももみ合い。15時過ぎには172.80円まで値を上げたものの、本日ここまでの値幅は172.46-80円と狭く、明確な方向感は出なかった。

・ユーロドルは小動き。手掛かり材料難とあって朝方から方向感の乏しい動きとなり、前日終値を挟んだ水準でのもみ合いが続いた。

・日経平均株価は5営業日ぶりに反発。前日の米国株式相場が堅調に推移したことを受け、この日の国内株式市場でも半導体関連株などを中心に買いが強まった。指数は一時570円超高まで上値を伸ばした後、いったんは伸び悩む場面も見られたが、後場に入ると押し目買いに支えられて再び底堅く推移した。

・債券先物相場は3日続落。昨日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いで買い先行となったが、この日実施された新発10年物国債入札が「やや弱めな結果だった」と受け止められると売りに押された。

欧州マーケットダイジェスト

(2日終値:3日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.18円(2日15時時点比△0.03円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.40円(▲0.30円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1713ドル(▲0.0023ドル)
FTSE100種総合株価指数:9427.73(前営業日比▲18.70)
ドイツ株式指数(DAX):24422.56(△308.94)
10年物英国債利回り:4.710%(△0.014%)
10年物独国債利回り:2.699%(▲0.014%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
9月スイス消費者物価指数(CPI)
前月比     ▲0.2%      ▲0.1%
8月ユーロ圏失業率
         6.3%      6.2%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。米政府機関の一部閉鎖が米景気に悪影響を及ぼしかねないとの懸念から、円買い・ドル売りが先行。19時前に一時146.60円と日通し安値を更新した。
 ただ、前日の安値146.59円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。一目均衡表雲の下限146.80円がサポートとして働いた面もあった。NY勢が本格参入すると全般ドル買いが活発化し、0時30分過ぎに一時147.51円と日通し高値を更新した。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.13まで上昇した。

・ユーロドルは頭が重かった。新規材料に乏しい中、しばらくは1.17ドル台半ばでのもみ合いが続いた。ただ、NY勢が本格参入すると全般ドル買いが進行。前日の安値1.1716ドルを下抜けて一時1.1683ドルまで値を下げた。
 なお、米政府機関の一部閉鎖を受けて、毎週木曜日に発表される米新規失業保険申請件数の発表は延期された。

・ユーロ円はさえない。アジア時間に一時172.98円と本日高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。1時前には一時172.27円と本日安値を更新した。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが出た。

・産油国通貨は軟調だった。WTI原油先物価格が5月30日以来約4カ月ぶりの安値を付けると、産油国通貨とされるカナダドルやメキシコペソ、ノルウェークローネなどに売りが出た。カナダドルは対米ドルで一時1.3986カナダドル、ノルウェークローネは10.0253クローネ、メキシコペソは18.5157ペソまで値を下げた。

・ロンドン株式相場は5日ぶりに小反落。前日までに4日続伸し史上最高値を更新したあとだけに、利益確定目的の売りが出た。BTグループやボーダフォン・グループなど電気通信サービス株が売られたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値下がりした。

・フランクフルト株式相場は5日続伸。前日の米株高を引き継いで投資家心理が改善すると独株にも買いが続いた。個別ではシーメンス(4.21%高)やシーメンス・エナジー(4.13%高)、ザランド(3.42%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。

NYマーケットダイジェスト

(2日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.26円(前営業日比△0.19円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.52円(▲0.01円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1715ドル(▲0.0017ドル)
ダウ工業株30種平均:46519.72ドル(△78.62ドル)
ナスダック総合株価指数:22844.05(△88.89)
10年物米国債利回り:4.08%(▲0.02%)
WTI原油先物11月限:1バレル=60.48ドル(▲1.30ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3868.1ドル(▲29.4ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
9月米企業の人員削減数
(前年比)   ▲25.8%     13.3%

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は5日ぶりに反発。米政府機関の一部閉鎖が米景気に悪影響を及ぼしかねないとの懸念から、欧州市場では一時146.60円まで下落する場面があった。
 ただ、NY市場に入ると買い戻しが目立つ展開に。足もとで相場下落が続いたあとだけに、ポジション調整目的の買いが入ったほか、一目均衡表雲の下限146.80円や前日の安値146.59円がサポートとして働くと買い戻しを促した。0時30分過ぎに一時147.51円と日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.13まで上昇した。

・ユーロドルは小幅ながら続落。NY勢が本格参入すると全般ドル買いが活発化し、前日の安値1.1716ドルを下抜けて一時1.1683ドルまで値を下げた。ただ、引けにかけては1.1727ドル付近まで下げ渋った。

・ユーロ円はほぼ横ばい。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが出た。1時前には一時172.27円と本日安値を更新した。

・産油国通貨は軟調だった。WTI原油先物価格が5月30日以来約4カ月ぶりの安値を付けると、産油国通貨とされるカナダドルやメキシコペソ、ノルウェークローネなどに売りが出た。カナダドルは対米ドルで一時1.3986カナダドル、ノルウェークローネは10.0253クローネ、メキシコペソは18.5157ペソまで値を下げた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げを決めるとの観測が引き続き相場を下支えた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も5日続伸し、史上最高値で取引を終えた。

・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。米政府機関の一部閉鎖を受けて、相対的に安全資産とされる米国債に買いが続いた。

・原油先物相場は4日続落。米国の政府閉鎖が米経済停滞懸念を高め、原油需要が減退することが懸念されると、原油先物は軟調に推移した。更に米エネルギー情報局(EIA)が、先週天然ガス在庫が大幅に積み増したことを発表したこともあり、5月末以来となる60ドル半ばまで下落してほぼ安値引けした。

・金先物相場は6日ぶりに反落。米政府機関が2018年以来の閉鎖になり2日目、安全資産とされる金先物はこの日も前日高値を僅かに上抜け過去最高値を更新する場面があった。ただ、大幅に続伸していたこともあり、利食いの売りが入り6日ぶりに反落して引けた。ドルがやや堅調だったことで、ドルで取引される金先物に割高感が出たことも上値を抑えた。

10/3

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=147.78円(前営業日NY終値比△0.52円)
ユーロ円:1ユーロ=173.15円(△0.63円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1716ドル(△0.0001ドル)
日経平均株価:45769.50円(前営業日比△832.77円)
東証株価指数(TOPIX):3129.17(△41.77)
債券先物12月物:135.91円(△0.18円)
新発10年物国債利回り:1.660%(▲0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
     <発表値>   <前回発表値>
8月完全失業率
      2.6%      2.3%
8月有効求人倍率
      1.20倍     1.22倍

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は堅調。日経平均株価の堅調推移をながめ、投資家のリスク許容度拡大を背景にした買いが入った。植田日銀総裁は「経済・物価の中心的見通しが実現していけば利上げ」「経済・物価見通し実現の確度などを点検、適切に政策判断する」「まずは緩和的な金融環境を維持することが大切」などの見解を示したが、総じて新味に乏しい内容だった。一部で期待されていた早期の利上げ思惑を高める内容ではなかったこともあり、日銀総裁の発言後はさらに上値を試す展開に。昨日高値の147.51円を上抜けて、一時147.82円まで値を上げた。

・ユーロ円も堅調。日本株高や日銀総裁発言などを手掛かりにした円売り・ユーロ買いが進み、一時173.21円まで上値を伸ばした。

・ユーロドルは小動き。円絡みの取引が中心となったこともあり、1.1720ドル前後の狭いレンジ内推移に終始した。

・日経平均株価は大幅続伸。前日の米国株式相場では主要3指数がそろって史上最高値を更新し、この日の国内株式市場でも投資家のリスク志向改善を意識した買いが入った。海外勢からの断続的な買いが観測された株価指数先物主導で上値を伸ばし、史上最高値を更新した。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反発。前日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いだ。また、市場の注目を集めていた植田日銀総裁の発言が早期の利上げ期待を高める内容とならなかったことも買いを後押した。

欧州マーケットダイジェスト

(3日終値:4日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.50円(3日15時時点比▲0.28円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.08円(▲0.07円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1734ドル(△0.0018ドル)
FTSE100種総合株価指数:9491.25(前営業日比△63.52)
ドイツ株式指数(DAX):24378.80(▲43.76)
10年物英国債利回り:4.690%(▲0.020%)
10年物独国債利回り:2.698%(▲0.001%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
8月仏鉱工業生産
(前月比)   ▲0.7%    ▲0.1%・改
9月仏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
        48.5       48.9
9月独サービス部門PMI改定値
         51.5       52.5
9月ユーロ圏サービス部門PMI改定値
         51.3       51.4
9月英サービス部門PMI改定値
         50.8       51.9
8月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)
(前月比)   ▲0.3%     0.3%・改
(前年比)   ▲0.6%      0.2%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。アジア時間に一時147.82円と日通し高値を付けたあとは、時間外の米長期金利が低下した影響で円買い・ドル売りがじわりと強まり、じり安の展開となった。
 NY市場に入り、9月米ISM非製造業指数が50.0と予想の51.7を下回ったことが分かると、一時147.10円とアジア時間に付けた日通し安値に面合わせした。ただ、米長期金利が上昇に転じると買い戻しが優勢となり、147.54円付近まで下げ幅を縮めた。
 なお、米政府機関の一部閉鎖を受けて、本日予定されていた9月米雇用統計は発表されなかった。

・ユーロドルはもみ合い。欧州勢参入後も狭いレンジでの取引が続いていたが、NY市場に入り9月米ISM非製造業指数が予想を下回ったことが分かるとユーロ買い・ドル売りが先行。23時過ぎに一時1.1759ドルと日通し高値を更新した。
 ただ、米長期金利が上昇に転じると上値が重くなった。週末を控えたポジション調整目的の売りも出た。
 注目された米雇用統計が予定通りに発表されず、材料に乏しい中、大きな方向感は出なかった。

・ユーロ円は21時前に一時172.80円付近まで値を下げたものの、アジア時間に付けた日通し安値172.44円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。23時過ぎに一時173.24円と日通し高値を付けた。そのあとは173.02円付近まで押し戻された。

・ロンドン株式相場は反発し、史上最高値を更新した。前日の米国株相場が史上最高値を更新した流れを引き継いで英株にも買いが入った。リオ・ティントやグレンコアなど素材株が買われたほか、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は6日ぶりに小反落。足もとで相場上昇が続いたあとだけに、週末を控えたポジション調整目的の売りが出た。個別ではシーメンス・エナジー(2.21%安)やドイツ証券取引所(1.86%安)、ハイデルベルク・マテリアルズ(1.26%安)など下げが目立った。

・欧州債券相場は上昇した。

NYマーケットダイジェスト

(3日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.47円(前営業日比△0.21円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.19円(△0.67円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1742ドル(△0.0027ドル)
ダウ工業株30種平均:46758.28ドル(△238.56ドル)
ナスダック総合株価指数:22780.51(▲63.54)
10年物米国債利回り:4.12%(△0.04%)
WTI原油先物11月限:1バレル=60.88ドル(△0.40ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3908.9ドル(△40.8ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
9月米サービス部門PMI改定値
         54.2       53.9
9月米総合PMI改定値
         53.9       53.6
9月米ISM非製造業指数
         50.0       52.0

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は続伸。9月米ISM非製造業指数が50.0と予想の51.7を下回ったことが分かると円買い・ドル売りが先行。23時過ぎに一時147.10円とアジア時間に付けた日通し安値に面合わせした。ただ、米長期金利が上昇に転じると買い戻しが優勢に。週末を控えたポジション調整目的の買いも入り、3時過ぎには147.54円付近まで持ち直した。
 米政府機関の一部閉鎖を受けて、本日予定されていた9月米雇用統計の発表は延期された。また、明日4日に自民党総裁選の投開票を控えていることもあり、相場は方向感が出にくい面もあった。

・ユーロドルは3日ぶりに反発。米ISM非製造業指数の下振れを受けてユーロ買い・ドル売りが先行すると、23時過ぎに一時1.1759ドルと日通し高値を付けた。ただ、米長期金利が上昇に転じると上値が重くなった。週末を控えたポジション調整目的の売りも出て一時1.1727ドル付近まで下押しした。

・ユーロ円は上昇。ドル円の下げ渋りや米国株高を受けて円売り・ユーロ買いが出ると、23時過ぎに一時173.24円と日通し高値を付けた。ただ、そのあとは173円台前半で値動きが鈍った。

・オセアニア通貨は強含んだ。ダウ平均が一時520ドル超上昇し、連日で史上最高値を更新すると、リスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨に買いが入った。豪ドル米ドルは0.6614米ドル、NZドル米ドルは0.5838米ドルまで上げたほか、豪ドル円は97.50円、NZドル円は86.06円と日通し高値を更新した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は6日続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げを決めるとの観測が引き続き相場を支えた。ダウ平均は一時520ドル超上昇し、初めて47000ドルを超える場面があった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6日ぶりに反落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。9月米ISM非製造業指数が予想を下回ると買いが先行したものの、そのあとは週末を控えたポジション調整目的の売りが優勢となり下げに転じた。米国株相場が底堅く推移したことも相場の重し。

・原油先物相場は5日ぶりに反発。昨日まで4日続落し、7月上旬以来となる水準まで下落したことで、週末を前にポジション調整の買い戻しが優勢となった。ただ、5日から始まるOPECプラスの会合で、11月の増産幅を10月の2・3倍まで拡大するのではないかとの報道もあることで上値も限られた。

・金先物相場は反発。連日最高値を更新していたことで昨日は6日ぶりに反落した金先物価格だが、本日は再び買いが優勢になり反発して引けた。米政府機関の一部閉鎖が3日目に入り、閉鎖期間が長期化するのではないかとの懸念が高まっていることで、安全資産とされる金先物に買いが集まった。初めて3900ドル台に乗せて引けた。

短期トレード向きの「DMM FX」

-フィボナッチ・ゾーン(週次)