
2026/03/24 8:00:51
東京為替見通し
昨日の海外市場でドル円は下落。トランプ米大統領のSNS投稿で中東情勢を巡る懸念が後退し、159.60円台を高値に158円手前まで売られた。原油先物の急落も背景に、ユーロドルも1.15ドル割れから1.1640ドルまで大きく切り返している。
本日の東京為替市場でドル円はイラン戦争に関する報道を見極めながら、不安定な動きが続きそうだ。トランプ米大統領はイランの発電所やエネルギー施設への攻撃を5日間延期し、米国とイランの協議継続に期待を示した。ただ、イラン側は協議実施そのものを否定しており、停戦や緊張緩和を織り込むにはなお早い。
市場はひとまず軍事行動の先送りを好感し、原油先物は大きく下落した。ドルも主要通貨に対して売られる場面があった。ただ、これは情勢改善が確認されたというより、最悪シナリオがいったん後ろ倒しになったとの受け止めに近いとも言える。ホルムズ海峡を巡る不透明感はなお残り、エネルギー供給の正常化を見通せる局面には至っていない。
加えて、トランプ氏は協議進展に期待を示す一方で、交渉が不調に終われば攻撃再開も辞さない姿勢を崩しておらず、発言の振れがそのまま相場の振幅につながりやすい。東京時間も、協議進展期待によるドル売りと、軍事圧力再強化への警戒によるドル買いが交錯し、ヘッドライン主導の不安定な値動きが続く公算が大きい。
トランプ氏の昨日のSNS投稿を受けて、それまで売られていた米長期債も急ピッチで買い戻される場面があった(金利は低下)。ただし依然として4.3%台と水準として高い位置にいる。先週、米金融当局のタカ派的な姿勢を受け、一部で浮上した年内の米利上げ観測はさすがに鎮火したものの、「年内の利下げはなし」という見通しがかなり優勢だ。
先週発表された2月米卸売物価指数(PPI)が総合・コア指数いずれも強かったように、米国ではイラン戦争に伴う原油高の前からインフレ懸念はくすぶり始めていた。エネルギー価格の動向次第ではインフレが再燃し、長期化もあり得るだろう。こうした見方は、ドルの下支え要因として引き続き意識される。
なお本邦では本日、2月全国消費者物価指数(CPI)が発表予定。市場は、生鮮食品を除く総合が前年比1.7%と約4年ぶりの低い水準を予想している。とはいえ、先週の日銀金融イベントでは、中東情勢の悪化によるエネルギー高騰を背景としたインフレ上振れリスクが指摘されていた。本日に関しては、物価上振れ前の基調を確認するに留まりそうだ。
2026/03/24 8:06:44
東京外国為替市場概況
24日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では158.33円とニューヨーク市場の終値(158.44円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。158.30円台でのもみ合いとなった。本日のアジア時間も為替市場は原油先物価格の動向に振らされる神経質な展開となる可能性があり、トランプ米大統領の発言や中東関連の報道などを受けた突発的な変動についても注意が必要となる。
なお、8時30分には2月全国消費者物価指数(CPI)の発表が予定されているが、中東紛争前のデータということもあって相場への影響は限られそうだ。
ユーロ円ももみ合い。8時時点では183.88円とニューヨーク市場の終値(183.99円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だったた。183.90円前後でのもみ合いとなっており、目先は本邦勢の本格参入を待つ状態だ。
ユーロドルは8時時点では1.1614ドルとニューヨーク市場の終値(1.1613ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。前日終値付近で動意を欠いた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.28円 - 158.44円
ユーロドル:1.1608ドル - 1.1618ドル
ユーロ円:183.84円 - 184.01円
2026/03/24 8:30:50
【指標】
2月全国CPI(生鮮食料品・エネルギー除く)(前年比)+2.5%、予想 +2.6%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合 前年比)
〔予想 +1.7%〕 (前回発表値 +2.0%)
2月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く 前年比)
〔予想 +2.6%〕 (前回発表値 +2.6%)
2026/03/24 9:50:44
要人発言
片山財務相
「(為替について)いかなる時もあらゆる方面で万全の対応を取る」
「中東情勢を注視し、対応に万全を期す」
「原油先物市場における投機的な動きが為替に影響しているとの声がある」
2026/03/24 10:09:24
東京外国為替市場概況
24日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。10時時点では158.57円とニューヨーク市場の終値(158.44円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。WTI原油先物が時間外取引きで買いが強まり、91ドル台まで上昇するのを眺めて158.71円までドル高が進行。同値に位置する日足一目均衡表・転換線が抵抗水準として意識されると伸び悩むも、下押しは158.40円台までと限られた。片山財務相の発言「(為替について)いかなる時もあらゆる方面で万全の対応を取る」が本日も伝わったが、相場の反応は限られた。
ユーロドルは伸び悩み。10時時点では1.1588ドルとニューヨーク市場の終値(1.1613ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ安水準だった。中東の地政学リスクが再び意識され、有事のドル買いが強まった。一時1.1581ドルまでユーロ安ドル高に振れている。
中東では、イランで複数のガス関連施設が攻撃を受けたと伝わったほか、米WSJ紙が「サウジやUAEなどペルシャ湾岸の米国同盟国がイラン戦争への関与を強める方向にある」と報じており、情勢の一段の混迷が警戒された。
ユーロ円は10時時点では183.76円とニューヨーク市場の終値(183.99円)と比べて23銭程度のユーロ安水準だったた。9時頃に184円手前で頭を抑えられ、ユーロドルの下落につれて183円後半で弱含み。仲値にかけて183.64円まで下押した。
なお、一時1100円超高まで強含んだ日経平均だが、その後は500円超高まで上げ幅を縮小する場面があった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.28円 - 158.71円
ユーロドル:1.1581ドル - 1.1618ドル
ユーロ円:183.64円 - 184.01円
2026/03/24 11:05:54
インターバンクスワップ状況
ドル円スワップスプレッド
O/N 1.41 / 1.31
T/N 1.37 / 1.33
S/W 10.19 / 10.06
1M 44.66 / 44.38
2M 83.74 / 83.34
3M 125.01 / 124.51
6M 248.90 / 247.90
※3月24日10時20分時点
2026/03/24 12:06:45
東京外国為替市場概況
24日の東京外国為替市場でドル円は底堅さ維持。12時時点では158.66円とニューヨーク市場の終値(158.44円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。中東の地政学リスクが依然として持続していることを感じさせるニュースが伝わるなか、WTI原油先物のじり高推移もあって、ドル買い戻し優位の状態が継続。朝方につけた日通し高値158.71円から大きく離れない水準の動きが続いた。
ユーロドルは上値が重い。12時時点では1.1586ドルとニューヨーク市場の終値(1.1613ドル)と比べて0.0027ドル程度のユーロ安水準だった。中東リスクが依然としてくすぶっている状態で、昨日の緊張緩和を材料に巻き戻しが入って「有事のドル買い」が再び意識されている。1.1579ドルまでじり安となる場面があった。
ユーロ円は12時時点では183.82円とニューヨーク市場の終値(183.99円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルのじり安に連れて、183.63円までわずかながら下値を広げた。一方で底堅いドル円の動きが一定の支えとなり、下落一辺倒の動きにはならなかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.28円 - 158.71円
ユーロドル:1.1579ドル - 1.1618ドル
ユーロ円:183.63円 - 184.01円
2026/03/24 12:24:51
インターバンクオプション状況
【ドル円】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 9.51%(前日比-0.56%)
リスクリバーサル1カ月物 0.44%の円コールオーバー
主なオプションのストライクと行使期日
161.40円 27日
160.00円 25・26日
159.00円 27日
158.00円 24・25・26日
157.50円 25日
【ユーロドル】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 8.16%(前日比-0.08%)
主なオプションのストライクと行使期日
1.1800ドル 26・27日
1.1795ドル 24日
1.1770ドル 24日
1.1750ドル 26日
1.1725ドル 27日
1.1700ドル 25・26日
1.1675ドル 25日
1.1660ドル 24日
1.1650ドル 24日
1.1645ドル 24日
1.1605ドル 25日
1.1600ドル 24・26・27日
1.1580ドル 25日
1.1575ドル 27日
1.1500ドル 24・25・26日
1.1450ドル 24・25・26日
1.1430ドル 24日
1.1410ドル 24日
1.1400ドル 24日
2026/03/24 14:00:51
イベントスケジュール
○未定 ◇ 1-3月期南アフリカ経済研究所(BER)消費者信頼感指数
○17:15 ◎ 3月仏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値(予想:49.5)
○17:15 ◎ 3月仏サービス部門PMI速報値(予想:49.0)
○17:30 ◎ 3月独製造業PMI速報値(予想:49.5)
○17:30 ◎ 3月独サービス部門PMI速報値(予想:52.5)
○18:00 ◎ 3月ユーロ圏製造業PMI速報値(予想:49.6)
○18:00 ◎ 3月ユーロ圏サービス部門PMI速報値(予想:51.1)
○18:30 ◎ 3月英製造業PMI速報値(予想:50.0)
○18:30 ◎ 3月英サービス部門PMI速報値(予想:52.9)
○19:00 ◎ コッハー・オーストリア中銀総裁、講演
○21:00 ◎ スレイペン・オランダ中銀総裁、講演
○21:30 ◇ 10-12月期米非農業部門労働生産性・改定値(予想:前期比1.8%)
○22:30 ◎ チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
○22:30 ◎ ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト、講演
○22:45 ◎ 3月米製造業PMI速報値(予想:51.3)
○22:45 ◎ 3月米サービス部門PMI速報値(予想:51.5)
○22:45 ◎ 3月米総合PMI速報値
○23:00 ◎ 3月米リッチモンド連銀製造業景気指数(予想:▲8)
○25日00:45 ◎ レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、あいさつ
○25日02:00 ◎ 米財務省、2年債入札
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/24 14:46:45
要人発言
植田日銀総裁
「大規模緩和や政府の取り組み、日本経済に強力な刺激効果」
「賃金上昇伴う2%物価目標実現へ、適切な金融政策を運営」
「食品消費税ゼロ、予想物価上昇率への影響小さい」
2026/03/24 15:07:14
東京外国為替市場概況
24日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩む。15時時点では158.63円と12時時点(158.66円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。時間外のNY原油先物と米長期金利の上昇を支えに一時158.79円まで強含んだ。ただ、上昇が一服すると158.50円台に上値を切り下げた。
植田日銀総裁は、基調的な物価上昇率は徐々に高まっていくとの見解を示し、賃金上昇に伴う2%物価目標を実現するために適切な金融政策を運営すると述べた。
ユーロドルは上値が重い。15時時点では1.1583ドルと12時時点(1.1586ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。中東紛争への懸念を背景に全般ドル買いが優勢となる中、一時1.1576ドルまで下押した。
ユーロ円は15時時点では183.74円と12時時点(183.82円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。ドルの動きが主役となり、183円後半の狭いレンジ内での振幅にとどまった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.28円 - 158.79円
ユーロドル:1.1576ドル - 1.1618ドル
ユーロ円:183.63円 - 184.01円
2026/03/24 15:50:41
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=158.63円(前営業日NY終値比△0.19円)
ユーロ円:1ユーロ=183.74円(▲0.25円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1583ドル(▲0.0030ドル)
日経平均株価:52252.28円(前営業日比△736.79円)
東証株価指数(TOPIX):3559.67(△73.23)
債券先物6月物:131.01円(△0.22円)
新発10年物国債利回り:2.265%(▲0.040%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年比 1.6% 2.0%
2月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)
前年比 2.5% 2.6%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は伸び悩み。中東の地政学リスクが依然として持続していることを感じさせるニュースが伝わるなか、WTI原油先物のじり高推移もあり、158.79円まで上昇。ただ、買いの勢いが一巡すると158.50円台に上値を切り下げる場面も見られた。
なお、植田日銀総裁は、基調的な物価上昇率は徐々に高まっていくとの見解を示し、賃金上昇に伴う2%物価目標を実現するために適切な金融政策を運営すると述べた。
・ユーロ円は弱含み。ユーロドルの下げに連れて183.63円まで下押すも、同時にドル円が上昇したこともありその後は下げ渋った。
・ユーロドルは軟調。中東情勢不安が依然としてくすぶる中、有事のドル買いが意識されて1.1576ドルまで下押した。
・日経平均株価は3営業日ぶり反発。前日にトランプ米大統領が「イランの発電所とエネルギーインフラへの攻撃を5日間延期する」などと表明したことを受けて、中東情勢を巡る懸念が後退して前日の米株が上昇した流れを引き継いで買いが先行。ただ、依然として米国とイランの協議の実態が疑問視されており、その後は徐々に上げ幅を縮小した。原油相場が堅調に推移していることも上値を抑えた。
・債券先物相場は3営業日ぶり反発。過度に緊張したイラン情勢が和らぎ、前日に原油先物相場が急落したことで、インフレ懸念が後退して債券は買いが優勢となった。
2026/03/24 17:02:44
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
1-3月期南アフリカ経済研究所(BER)消費者信頼感指数〔予想 -〕 (前回発表値 -9)
2026/03/24 17:08:14
東京外国為替市場概況
24日午後の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。17時時点では158.49円と15時時点(158.63円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。欧州通貨に対してドルが売られると、一時158.41円前後まで下押した。ただ、積極的にドル売りを仕掛けるほどの新たなニュース等がない中で、依然としてイラン情勢は不透明なこともあり売りの勢いは強まらず、再び158.60円台に戻すなど方向感はでずにもみ合い。
ユーロドルは小幅高。17時時点では1.1608ドルと15時時点(1.1583ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢が本格参入すると、16時過ぎにはポンドドルが1.3445ドルまで上昇し日通し高値を更新した。この動きにユーロドルも連れて早朝につけた高値1.1618ドルに並んだが、更に買い上げるほどの勢いはなかった。
ユーロ円は強含み。17時時点では183.97円と15時時点(183.74円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルに連れて184.06円まで強含んだ。また、ポンド円は212.99円までじり高。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.28円 - 158.79円
ユーロドル:1.1576ドル - 1.1618ドル
ユーロ円:183.63円 - 184.06円
2026/03/24 17:16:21
【指標】
3月仏サービス部門PMI速報値 48.3、予想 49.0
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月仏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値〔予想 49.5〕 (前回発表値 50.1)
3月仏サービス部門PMI速報値〔予想 49.0〕 (前回発表値 49.6)
2026/03/24 17:30:51
【指標】
3月独サービス部門PMI速報値 51.2、予想 52.5
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月独製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値〔予想 49.5〕 (前回発表値 50.9)
3月独サービス部門PMI速報値〔予想 52.5〕 (前回発表値 53.5)
2026/03/24 18:00:54
【指標】
3月ユーロ圏サービス部門PMI速報値 50.1、予想 51.1
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月ユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値〔予想 49.6〕 (前回発表値 50.8)
3月ユーロ圏サービス部門PMI速報値〔予想 51.1〕 (前回発表値 51.9)
2026/03/24 18:30:44
【指標】
3月英サービス部門PMI速報値 51.2、予想 52.9
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月英製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値〔予想 50.0〕 (前回発表値 51.7)
3月英サービス部門PMI速報値〔予想 52.9〕 (前回発表値 53.9)
2026/03/24 20:06:44
欧州外国為替市場概況
24日の欧州外国為替市場でドル円は小高い。20時時点では158.70円と17時時点(158.49円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。イスラエル高官が「トランプ大統領は合意を望んでいるが、交渉が成功する見込みは低い」と述べたことが伝わり、ドル買いの流れとなる中、158.77円前後まで上昇。その後の下押しを158.61円前後に留めると、20時前に158.80円まで上昇してわずかに日通し高値を更新した。
ユーロドルは下げ渋り。20時時点では1.1591ドルと17時時点(1.1608ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。全般ドル買いの流れとなった事が重しとなり、1.1579ドル付近まで下押すも、東京時間に付けた日通し安値1.1576ドルを前に下げ渋った。
なお、仏・独・ユーロ圏で3月購買担当者景気指数(PMI)・速報値が発表され、製造業はいずれも予想を上回ったが、サービス業はいずれも予想を下回るも、市場の反応は薄かった。
ユーロ円は20時時点では183.95円と17時時点(183.97円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。18時前に183.68円付近まで下押すも、本日安値183.63円が目先のサポートとして意識されると184.01円付近まで値を戻すなど、方向感が定まらなかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.28円 - 158.80円
ユーロドル:1.1576ドル - 1.1618ドル
ユーロ円:183.63円 - 184.06円
2026/03/24 20:30:51
イベントスケジュール
○21:00 ◎ スレイペン・オランダ中銀総裁、講演
○21:30 ◇ 10-12月期米非農業部門労働生産性・改定値(予想:前期比1.8%)
○22:30 ◎ チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
○22:30 ◎ ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト、講演
○22:45 ◎ 3月米製造業PMI速報値(予想:51.3)
○22:45 ◎ 3月米サービス部門PMI速報値(予想:51.5)
○22:45 ◎ 3月米総合PMI速報値
○23:00 ◎ 3月米リッチモンド連銀製造業景気指数(予想:▲8)
○25日00:45 ◎ レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、あいさつ
○25日02:00 ◎ 米財務省、2年債入札
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/24 21:30:44
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
10-12月期米非農業部門労働生産性・改定値(前期比)〔予想 +1.8%〕 (前回発表値 +2.8%)
2026/03/24 22:03:15
【指標】
ハンガリー国立銀行(中央銀行)は24日、政策金利を現行の6.25%で据え置いた。
2026/03/24 22:06:41
欧州外国為替市場概況
24日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では158.81円と20時時点(158.70円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。WTI原油先物価格が92ドル台に乗せ、米10年債利回りが4.38%台まで上昇したことなどで、一時158.86円まで上値を伸ばした。
イランが一部船舶にホルムズ海峡の安全航行の手数料を賦課、と報じられた。
ユーロドルは小安い。22時時点では1.1584ドルと20時時点(1.1591ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りの上昇を受けて、1.1580ドル前後まで下押しした。
ユーロ円は22時時点では183.98円と20時時点(183.95円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が上昇した影響を受けて184.11円まで上値を伸ばした。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.28円 - 158.86円
ユーロドル:1.1576ドル - 1.1618ドル
ユーロ円:183.63円 - 184.11円
2026/03/24 22:45:51
【指標】
3月米サービス部門PMI速報値 51.1、予想 51.5
3月米総合PMI速報値 51.4、前回 51.9
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値〔予想 51.3〕 (前回発表値 51.6)
3月米サービス部門PMI速報値〔予想 51.5〕 (前回発表値 51.7)
3月米総合PMI速報値〔予想 -〕 (前回発表値 51.9)
2026/03/24 22:53:51
要人発言
ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト
「我々が常に直面している不確実性の霧は、何もしないことの言い訳にはなり得ない」
「中東での事態を受け、物価安定に対する上振れリスクが高まっている」
2026/03/24 23:01:52
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月米リッチモンド連銀製造業指数〔予想 -8〕 (前回発表値 -10)
2026/03/24 23:14:51
要人発言
王毅中国外相
「すべての紛争問題は武力ではなく対話を通じて解決されるべき」
2026/03/25 0:07:42
ニューヨーク外国為替市場概況
24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。24時時点では158.72円と22時時点(158.81円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。中東紛争終結を巡り不透明感がくすぶる中、原油高・株安・ドル高が進行。22時30分過ぎに一時158.96円と日通し高値を更新した。
ただ、買い一巡後はやや上値が重くなった。米長期金利が上昇幅を縮めたことや、政府・日銀による為替介入への警戒感が相場の上値を抑えた。
なお、片山さつき財務相は本日アジア時間に「(為替について)いかなる時もあらゆる方面で万全の対応を取る」「原油先物市場における投機的な動きが為替に影響しているとの声がある」と述べ、市場をけん制した。
ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.1589ドルと22時時点(1.1584ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。中東紛争の早期解決を巡る不確実性が漂う中、ユーロ売り・ドル買いが先行すると、23時前に1.1568ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後はやや下値を切り上げた。
ユーロ円は24時時点では183.94円と22時時点(183.98円)と比べて4銭程度のユーロ安水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.28円 - 158.96円
ユーロドル:1.1568ドル - 1.1618ドル
ユーロ円:183.63円 - 184.11円
2026/03/25 2:09:41
ニューヨーク外国為替市場概況
24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では158.92円と24時時点(158.72円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。一時は90ドル台まで伸び悩んでいたWTI原油先物価格が92ドル台まで再び上昇したことで円売り・ドル買いが進行。2時過ぎには一時159.12円と日通し高値を更新している。
ユーロドルは頭が重い。2時時点では1.1582ドルと24時時点(1.1589ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。原油高に伴ってドル買いが圧力が高まると2時過ぎには日通し安値となる1.1557ドルまで下落している。
ユーロ円は2時時点では184.07円と24時時点(183.94円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。ドル円にややつれ高となり、一時184.13円まで上昇したが、ユーロドルが下げた影響も受けたため上値は限定的。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.28円 - 159.12円
ユーロドル:1.1557ドル - 1.1618ドル
ユーロ円:183.63円 - 184.13円
2026/03/25 3:23:41
要人発言
トランプ米大統領
「イランでの取り組みは成功している」
「我々はイランで適切な相手と協議している」
「イランで我々が話している相手は合意を望んでいる」
「イラン協議について、どうなるか見てみよう」
2026/03/25 3:25:41
欧州マーケットダイジェスト
(24日終値:25日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.07円(24日15時時点比△0.44円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.14円(△0.40円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1576ドル(▲0.0007ドル)
FTSE100種総合株価指数:9965.16(前営業日比△71.01)
ドイツ株式指数(DAX):22636.91(▲16.95)
10年物英国債利回り:4.958%(△0.038%)
10年物独国債利回り:3.027%(△0.022%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月仏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値
50.2 50.1
3月仏サービス部門PMI速報値
48.3 49.6
3月独製造業PMI速報値
51.7 50.9
3月独サービス部門PMI速報値
51.2 53.5
3月ユーロ圏製造業PMI速報値
51.4 50.8
3月ユーロ圏サービス部門PMI速報値
50.1 51.9
3月英製造業PMI速報値
51.4 51.7
3月英サービス部門PMI速報値
51.2 53.9
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。米国・イスラエルとイランの軍事衝突を巡り、停戦に向けた交渉の先行き不透明感が意識される中、しばらくは158円台後半でのもみ合いが続いた。ただ、NY午後に入り、米2年債入札が低調だったことが分かると、米長期金利が上昇幅を拡大し全般ドル買いが進行。2時過ぎに一時159.19円と日通し高値を更新した。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、「米政府は中東地域へ第82空挺師団の兵士約3000名を追加派遣する命令を下す方針を固めた」もよう。中東情勢を巡る懸念から原油先物相場が上昇し、「有事のドル買い」を誘った面もあった。
なお、WTI原油先物価格は1バレル=93.36ドル近辺まで買われたほか、米長期金利の指標である10年債利回りは一時4.4235%前後まで上昇した。
・ユーロドルは弱含み。トランプ米大統領は前日に「イランの発電所などへの軍事攻撃を5日間延期する」と表明。停戦へ向けた米国とイランの協議にも言及する一方で、イラン側は交渉を否定したと伝わった。戦闘終結に向けた米国とイランの協議について、先行き不透明感がくすぶる中、しばらくは方向感に乏しい展開が続いた。
ただ、NY午後に入ると全般ドル買いが進んだ流れに沿って一時1.1557ドルと日通し安値を付けた。中東情勢を巡る懸念から原油先物が上昇したことでドル買いが優勢となったほか、米長期金利の上昇に伴うドル買いが見られた。
・ユーロ円は強含み。ドル円の上昇につれた買いが入ると一時184.19円と日通し高値を付けたが、ユーロドルの下落につれた売りも出たため、上値は限定的だった。
・ロンドン株式相場は5日ぶりに反発。中東紛争終結を巡り不透明感はくすぶるものの、前日までに4日続落し昨年12月29日以来の安値を付けたあとだけに、自律反発狙いの買いが入った。本日のアジア株式相場が堅調に推移したことも、英株の買いを後押しした。BPやシェルなどエネルギー株が買われたほか、リオ・ティントやグレンコアなど素材株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は小反落。本日のアジア株式相場の上昇を受けて買いが入ったものの、中東情勢を巡る懸念から原油先物相場が上昇すると次第に上値が重くなった。個別ではSAP(4.06%安)やスカウト24(1.94%安)、バイエル(1.88%安)などの下げが目立った。半面、ブレンターク(7.57%高)やBASF(4.18%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は下落。原油高を背景にインフレ懸念が高まると売りが優勢となった。英欧中銀による利上げ観測も相場の重し。
2026/03/25 3:38:51
要人発言
トランプ米大統領
「イランは決して核兵器を持たないことに同意した」
2026/03/25 3:41:41
要人発言
トランプ米大統領
「イランは話が通じるようになってきた」
2026/03/25 3:46:41
要人発言
トランプ米大統領
「(イランについて)我々はこの戦争に勝った」
「確実には言えないが、これを終わらせるつもりだ」
「(ホルムズ海峡について)我々は望むものは何でも掌握する」
2026/03/25 4:08:41
ニューヨーク外国為替市場概況
24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小動き。4時時点では158.97円と2時時点(158.92円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。NY終盤に入り、次第に158円台後半を中心に動きが鈍くなった。なお、トランプ米大統領は「我々はイランで適切な相手と協議している」「(イランについて)我々はこの戦争に勝った」などと述べたが、為替相場の反応は見られなかった。
ユーロドルはこう着。4時時点では1.1582ドルと2時時点(1.1582ドル)とほぼ同水準だった。全般ドルの動きが落ち着いたことから1.15ドル台後半で動意が乏しくなった。
ユーロ円は4時時点では184.12円と2時時点(184.07円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.28円 - 159.19円
ユーロドル:1.1557ドル - 1.1618ドル
ユーロ円:183.63円 - 184.19円
2026/03/25 6:04:52
ニューヨーク外国為替市場概況
24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は158.70円と前営業日NY終値(158.44円)と比べて26銭程度のドル高水準だった。米国・イスラエルとイランの軍事衝突を巡り、停戦に向けた交渉の先行き不透明感が意識される中、しばらくは158円台後半でのもみ合いが続いた。ただ、NY午後に入り、米2年債入札が低調だったことが分かると、米長期金利が上昇幅を拡大。全般ドル買いが優勢となり、2時過ぎに一時159.19円と日通し高値を更新した。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、「米政府は中東地域へ第82空挺師団の兵士約3000名を追加派遣する命令を下す方針を固めた」もよう。中東情勢を巡る懸念から原油先物相場が上昇し、「有事のドル買い」を誘った面もあった。
WTI原油先物価格は1バレル=93.36ドル近辺まで買われたほか、米長期金利の指標である10年債利回りは一時4.4235%前後まで上昇した。
もっとも、買い一巡後は伸び悩んだ。米長期金利が上昇幅を縮めたことや、政府・日銀による為替介入への警戒感が相場の上値を抑えた。取引終了間際には「米国の交渉担当者であるウィトコフ氏とクシュナー氏はイランとの1カ月間の停戦に向けて取り組んでいる」との報道が伝わり、原油安・株高・ドル安が進行。一時158.37円付近まで下押しした。
ユーロドルは小幅ながら反落。終値は1.1608ドルと前営業日NY終値(1.1613ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。戦闘終結に向けた米国とイランの協議について、先行き不透明感がくすぶる中、しばらくは方向感に乏しい展開が続いていたが、NY午後に入ると弱含んだ。中東情勢を巡る懸念から原油先物が上昇したことでドル買いが優勢となったほか、米長期金利の上昇に伴うドル買いが入り、2時過ぎに一時1.1557ドルと日通し安値を付けた。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。イスラエルのテレビ局チャンネル12が「米国はイランとの1カ月間の停戦に向けて協議」と報じたことで、全般ドル売りが優勢となり一時1.1628ドルと日通し高値を更新した。
ユーロ円は反発。終値は184.21円と前営業日NY終値(183.99円)と比べて22銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが先行したあとは、ユーロドルの買い戻しにつれた。取引終了間際に一時184.26円と日通し高値を付けた。
本日の参考レンジ
ドル円:158.28円 - 159.19円
ユーロドル:1.1557ドル - 1.1628ドル
ユーロ円:183.63円 - 184.26円
2026/03/25 6:15:41
イベントスケジュール
<国内>
○08:50 ☆ 1月22-23日分の日銀金融政策決定会合議事要旨
○14:00 ◇ 1月景気動向指数改定値
<海外>
○07:30 ◎ バー米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
○09:30 ◎ 2月豪消費者物価指数(CPI、予想:前年同月比3.8%)
○16:00 ◎ 2月英CPI(予想:前月比0.4%/前年比3.0%)
○16:00 ◎ 2月英CPIコア指数(予想:前年比3.1%)
○16:00 ◇ 2月英小売物価指数(RPI、予想:前月比0.5%/前年比3.7%)
○17:45 ◎ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、カンファレンスに参加
○18:00 ◎ 3月独Ifo企業景況感指数(予想:86.3)
○18:15 ◎ レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、カンファレンスに参加
○20:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○21:00 ◎ レーン・フィンランド中銀総裁、カンファレンスに参加
○21:30 ◇ 2月米輸入物価指数(予想:前月比0.6%)
○21:30 ◎ 10-12月期米経常収支(予想:2085億ドルの赤字)
○22:45 ◎ コッハー・オーストリア中銀総裁、カンファレンスに参加
○23:30 ◇ EIA週間在庫統計
○26日01:30 ◎ ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演
○26日02:00 ◎ 米財務省、5年債入札
○26日05:10 ◎ ミランFRB理事、講演
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/25 6:20:45
NYマーケットダイジェスト
(24日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.70円(前営業日比△0.26円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.21円(△0.22円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1608ドル(▲0.0005ドル)
ダウ工業株30種平均:46124.06ドル(▲84.41ドル)
ナスダック総合株価指数:21761.89(▲184.87)
10年物米国債利回り:4.36%(△0.02%)
WTI原油先物5月限:1バレル=92.35ドル(△4.22ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=4402.0ドル(▲5.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10-12月期米非農業部門労働生産性改定値
(前期比) 1.8% 2.8%
3月米製造業PMI速報値
52.4 51.6
3月米サービス部門PMI速報値
51.1 51.7
3月米総合PMI速報値
51.4 51.9
3月米リッチモンド連銀製造業景気指数
0 ▲10
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。米国・イスラエルとイランの軍事衝突を巡り、停戦に向けた交渉の先行き不透明感が意識される中、しばらくは158円台後半でのもみ合いが続いた。ただ、NY午後に入り、米2年債入札が低調だったことが分かると、米長期金利が上昇幅を拡大。全般ドル買いが優勢となり、2時過ぎに一時159.19円と日通し高値を更新した。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、「米政府は中東地域へ第82空挺師団の兵士約3000名を追加派遣する命令を下す方針を固めた」もよう。中東情勢を巡る懸念から原油先物相場が上昇し、「有事のドル買い」を誘った面もあった。
WTI原油先物価格は1バレル=93.36ドル近辺まで買われたほか、米長期金利の指標である10年債利回りは一時4.4235%前後まで上昇した。
もっとも、買い一巡後は伸び悩んだ。米長期金利が上昇幅を縮めたことや、政府・日銀による為替介入への警戒感が相場の上値を抑えた。取引終了間際には「米国の交渉担当者であるウィトコフ氏とクシュナー氏はイランとの1カ月間の停戦に向けて取り組んでいる」との報道が伝わり、原油安・株高・ドル安が進行。一時158.37円付近まで下押しした。
・ユーロドルは小幅ながら反落。戦闘終結に向けた米国とイランの協議について、先行き不透明感がくすぶる中、しばらくは方向感に乏しい展開が続いていたが、NY午後に入ると弱含んだ。中東情勢を巡る懸念から原油先物が上昇したことでドル買いが優勢となったほか、米長期金利の上昇に伴うドル買いが入り、2時過ぎに一時1.1557ドルと日通し安値を付けた。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。イスラエルのテレビ局チャンネル12が「米国はイランとの1カ月間の停戦に向けて協議」と報じたことで、全般ドル売りが優勢となり一時1.1628ドルと日通し高値を更新した。
・ユーロ円は反発。ドル円の上昇につれた買いが先行したあとは、ユーロドルの買い戻しにつれた。取引終了間際に一時184.26円と日通し高値を付けた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。中東紛争の早期解決を巡る不確実性が漂う中、リスク回避の売りが先行すると、指数は一時430ドル超下落した。原油高や米金利上昇も投資家心理を冷やした。市場では「プライベートクレジットを巡る不透明感もくすぶる」との声も聞かれた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反落。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が長期化するとの懸念から原油先物相場が上昇すると、インフレへの警戒からが債券売りが先行。米2年債入札が「不調」だったことも売りを誘った。
ただ、「米国の交渉担当者はイランとの1カ月間の停戦に向けて取り組んでいる」との報道をきっかけに原油先物が急落すると、債券買いが優勢となり下げ幅を縮めた。
・原油先物相場は反発。イランやイスラエルが交渉に否定的な姿勢を示したことで中東紛争が長期化するとの懸念から買いが優勢となった。
・金先物相場は5日続落。トランプ米大統領が前日にイランとの前向きな協議を継続している姿勢を示したことが引き続き重しとなった。