
2026/03/19 6:34:49
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
ブラジル中銀政策金利〔予想 14.50%と14.75%への引き下げで拮抗〕 (前回発表値 15.00%)
2026/03/19 6:45:49
【指標】
10-12月期ニュージーランドGDP(前年同期比) +1.3%、予想 +1.7%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
10-12月期ニュージーランド(NZ)国内総生産(GDP)(前期比)〔予想 +0.4%〕 (前回発表値 +1.1%)
10-12月期ニュージーランド(NZ)国内総生産(GDP)(前年同期比)〔予想 +1.7%〕 (前回発表値 +1.3%)
2026/03/19 8:00:54
東京為替見通し
昨日の海外市場では、ドル円は中東情勢の緊迫化を背景に原油先物相場が上昇すると、株価の下落とともに「有事のドル買い」で159.90円まで上昇した。米連邦公開市場委員(FOMC)後にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が想定よりもややタカ派的だったこともドル買いを促した。ユーロドルは一時1.1450ドルまで下落した。
本日の為替市場でドル円は、強いドル買い基調の中で160円という節目を意識しつつも、介入警戒感もあり神経質な動きになるだろう。また、日銀の金融政策決定会合と日米首脳会談という2つの大きなイベントの結果次第では相場が急変するリスクにも備えておきたい。加えて、引き続きホルムズ海峡の動向で神経質に動く原油先物価格の値動きにも為替相場全体が影響を受けることになる。
為替市場は引き続きイラン情勢に強く左右される展開が続いているが、原油先物価格は高値圏での推移が定着している。トランプ大統領や米政権関係者による楽観的な発言を受け、一時的に原油価格が押し下げられる局面も見られるものの、その下げは限定的にとどまっている。実際の原油市場の値動きが示す通り、市場は今回の紛争が短期的に収束し、リスク回避局面が終息するとのシナリオを織り込んではいない。むしろ不透明感の長期化を前提とした値動きが続いている。このため当面は、リスク回避に伴う原油買いを起点に、米金利の上昇、株式市場の軟調推移、そしてドル買いという一連の流れが継続する公算が大きい。地政学リスクを背景とした「ドル優位」の相場構造は、依然として崩れていない。
原油相場に左右される地合いは続くものの、東京時間での最大の焦点は日銀金融政策決定会合。政策判断と同時に公表される声明、さらに植田日銀総裁の会見が、為替市場の方向性を左右する重要イベントとなる。
現政権は利上げに慎重姿勢を示している一方、かつては米財務省からの利上げ圧力もあり、日銀は難しい舵取りを迫られてきた。ただ、米国とイスラエルによるイラン攻撃を背景に原油価格が急騰し、ドル円も2024年7月以来の円安水準にある中、インフレ圧力の高まりは無視できない状況にある。市場では今回の会合での据え置き予想がコンセンサスだが、4月または6月の利上げを示唆するかが最大の注目点だ。
昨日の連邦公開市場委員会でもエネルギー価格高騰によるインフレ期待の上昇が明言されたように、植田総裁が同様の警戒感を示せば、円買いに傾く可能性がある。一方で、中東情勢の不透明感を理由に慎重姿勢を強調すれば、円安進行リスクが再燃する展開には警戒が必要だ。
また、会談は20日未明になるだろうが、日米首脳会談では、ホルムズ海峡への自衛艦派遣を巡る議論が焦点となる見通し。トランプ大統領は同盟国の対応に不満を示すなど発言が揺れており、会談中に再び圧力を強める可能性も否定できない。こうした中、高市早苗首相の対応次第では、外交リスクのみならず市場センチメントにも影響が及ぶ公算が大きい。
さらに注視すべきは、政権の求心力低下リスクだ。参議院予算委員会での答弁において、旧統一教会の「先祖解怨」に関連する発言や不適切とも受け取られる応答が波紋を広げ、支持率は足元で低下傾向にある。政治的基盤の揺らぎは政策遂行能力への不透明感につながり、結果として為替市場にも影響を及ぼし得る点には警戒が必要だ。
加えて、高市政権は米国産原油の共同備蓄を打ち出し、首脳会談の打開策とする構えだが、輸送コストの高さやインフラ投資負担を踏まえると、経済合理性には疑問も残る。結果として財政負担の拡大を通じた円安圧力という新たなリスクも意識されよう。
円以外では、本日は豪州の2月雇用統計が発表される予定であり、豪ドルの値動きには注意が必要だ。足元ではリスクオフの流れを受け対ドルでは軟調に推移しているものの、対NZドルでは約13年ぶりの高値圏を維持するなど、通貨間で強弱の差が鮮明となっている。背景には、豪準備銀行(RBA)が今週、2会合連続で利上げを実施するなど、金融引き締め姿勢を強めている点がある。金利上昇が通貨の下支え要因として機能する中、本日の雇用統計が堅調な結果となれば、追加利上げ観測が一段と高まり、豪ドルの上値余地を試す展開も想定される。一方で、結果が市場期待を下回る場合には、足元の上昇に対する調整圧力が強まる可能性もあり、指標発表を契機としたボラティリティの拡大には警戒しておきたい。
2026/03/19 8:06:49
東京外国為替市場概況
19日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では159.77円とニューヨーク市場の終値(159.86円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。本邦勢の本格参入待ちだが、心理的節目の160円を前に神経質な展開が想定される。昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)のタカ派的見解や中東情勢の長期化を背景としたドル先高観と、政府日銀による円買い介入への警戒感とのせめぎ合いとなっている。
ユーロドルは戻りが鈍い。8時時点では1.1456ドルとニューヨーク市場の終値(1.1452ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。1.1472ドルまでショートカバーが入ったが、「アブダビのハブシャンのガス施設が操業停止」との報道が伝わると1.1451ドルまで下げ、昨日安値の1.1450ドルに接近した。
なお、朝方に発表された10-12月期ニュージーランド(NZ)国内総生産(GDP)が予想を下回ったことも嫌気され、NZドル米ドルは一時0.5785米ドルまで下げた。
ユーロ円は8時時点では183.05円とニューヨーク市場の終値(183.09円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。日本株の取引開始待ち。なお、昨日のCME225先物は53465円と大阪取引所比1445円安で引けた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.73円 - 159.87円
ユーロドル:1.1451ドル - 1.1472ドル
ユーロ円:183.04円 - 183.29円
2026/03/19 8:50:49
【指標】
1月機械受注(船舶・電力除く民需、前年比) +13.7%、予想 +9.0%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
1月機械受注(船舶・電力除く民需、前月比)〔予想 -9.6%〕 (前回発表値 +19.1%)
1月機械受注(船舶・電力除く民需、前年比)〔予想 +9.0%〕 (前回発表値 +16.8%)
2026/03/19 8:52:49
【指標】
週次・前週土曜日まで7日間分
[対内]-[対外]証券投資
【非居住者による円資産売買・居住者による外貨資産売買 差引き】
ネット -5,372 (←外貨資産買い超) ※単位:億円
出所;財務省データよりDZHフィナンシャルリサーチ算出
対外証券投資【居住者による取得・処分】(単位:億円) 出所;財務省
中長期債
ネット -9,920 (←外貨資産売り超)
株式・投資ファンド持分
ネット 9,507 (←外貨資産買い超)
小計
ネット -413 (←外貨資産売り超)
対内証券投資【非居住者による取得・処分】(単位:億円) 出所;財務省
中長期債
ネット 11,941 (←円資産買い超)
株式・投資ファンド持分
ネット -17,726 (←円資産売り超)
小計
ネット -5,785 (←円資産売り超)
※ネットのプラスは取得超・買い越し、マイナス(-)は処分超・売り越しを表す。
2026/03/19 9:30:49
【指標】
2月豪失業率 4.3%、予想 4.1%
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月豪雇用統計
新規雇用者数〔予想 +2.00万人〕 (前回発表値 +1.78万人)
失業率〔予想 4.1%〕 (前回発表値 4.1%)
2026/03/19 9:48:49
要人発言
片山財務相
「為替対応、いかなる時にも万全な対応、しっかり構える」
「原油高、為替もそれに影響されているがどう考えても投機的な部分ある」
「為替動向、非常な緊張感を持ってみている」
2026/03/19 10:07:49
東京外国為替市場概況
19日の東京外国為替市場でドル円は神経質な動き。10時時点では159.78円とニューヨーク市場の終値(159.86円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。9時過ぎには159.85円付近まで上昇したが、早朝高値159.87円や前日高値159.90円を上抜けることはできず、介入警戒感もあり159.69円まで小幅に弱含んだ。もっとも、東京仲値の値決めには輸入予約が優勢になったことで、159.80円台を再び回復するなど神経質に動いている。
なお、片山財務相は「為替動向、非常な緊張感を持ってみている」「為替対応、いかなる時にも万全な対応、しっかり構える」等との発言が伝わったが、市場の反応は限定的。
ユーロドルは小高い。10時時点では1.1474ドルとニューヨーク市場の終値(1.1452ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準だった。早朝につけた1.1451ドルを安値に10時過ぎには1.1477ドルまでじり高。前日安値1.1450ドルが支えになっている。
豪ドル/ドルは0.7040ドル近辺で小動き。2月豪雇用統計は、新規雇用者数が予想を上回る増加になった一方で、同失業率は予想や前月から悪化と強弱まちまちの結果となり、反応は限定的。
ユーロ円はやや買い優勢。10時時点では183.34円とニューヨーク市場の終値(183.09円)と比べて25銭程度のユーロ高水準だった。対円、対ドルともにドルの売り戻しが進んでいることで方向感はない。ただ、東京仲値の値決め時にはやや買いが優勢となり、10時過ぎには183.40円まで上値を広げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.69円 - 159.87円
ユーロドル:1.1451ドル - 1.1477ドル
ユーロ円:183.04円 - 183.40円
2026/03/19 11:15:49
インターバンクスワップ状況
ドル円スワップスプレッド
O/N 5.42 / 5.32
T/N 1.40 / 1.30
S/W 9.54 / 9.43
1M 43.19 / 42.89
2M 86.20 / 85.78
3M 124.62 / 124.12
6M 243.00 / 242.00
※3月19日12時30分時点
2026/03/19 11:17:30
要人発言
片山財務相
「為替誘導目的に経済・財政運営はできない」
「為替相場については特定の水準に言及できない」
2026/03/19 11:47:44
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
日本銀行政策金利(無担保コールO/N物レート誘導目標)
〔予想 0.75%で据え置き〕 (前回発表値 0.75%)
2026/03/19 12:06:49
東京外国為替市場概況
19日の東京外国為替市場でドル円は小幅安。12時時点では159.65円とニューヨーク市場の終値(159.86円)と比べて21銭程度のドル安水準だった。昨日に進んだドル高の反動で159.55円まで調整の売りに押された。ただ、日銀は市場予想通りに政策金利の据え置きを決定した。声明内容にもサプライズがなく、円相場の反応の反応は限定的。市場の目線は植田日銀総裁の会見に向けられている。
ユーロドルはじり高。12時時点では1.1482ドルとニューヨーク市場の終値(1.1452ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ高水準だった。全般ドル高の調整売りが優勢となり、1.1491ドルまで持ち直した。今晩は欧州中央銀行(ECB)理事会の金融政策公表が予定されている。
ユーロ円は12時時点では183.32円とニューヨーク市場の終値(183.09円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。底堅い動きも、ドル主導の動きとなるなかで183.44円を頭に伸び悩み、183円前半での振幅にとどまっている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.55円 - 159.87円
ユーロドル:1.1451ドル - 1.1491ドル
ユーロ円:183.04円 - 183.44円
2026/03/19 12:31:49
インターバンクオプション状況
【ドル円】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 10.08%(前日比+0.36%)
リスクリバーサル1カ月物 0.24%の円コールオーバー
主なオプションのストライクと行使期日
160.00円 26日
159.00円 19日
158.50円 20日
158.00円 24・26日
【ユーロドル】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 7.93%(前日比-0.05%)
主なオプションのストライクと行使期日
1.1700ドル 19・25日
1.1675ドル 25日
1.1650ドル 20・23日
1.1645ドル 20日
1.1605ドル 25日
1.1600ドル 23・24・26日
1.1590ドル 19日
1.1580ドル 19・25日
1.1565ドル 19日
1.1560ドル 19日
1.1550ドル 19・20日
1.1530ドル 19日
1.1525ドル 20日
1.1500ドル 19・20・24・26日
1.1460ドル 20日
1.1450ドル 19・20日
1.1425ドル 19日
1.1400ドル 19・20日
1.1380ドル 20日
1.1370ドル 20日
1.1350ドル 20日
1.1330ドル 20日
1.1325ドル 19・20日
1.1250ドル 26日
2026/03/19 13:34:45
【指標】
1月鉱工業生産・確報値(前月比) +4.3%、前回 +2.2%
1月鉱工業生産・確報値(前年比) +0.7%、前回 +2.3%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
1月設備稼働率(前月比)〔予想 -〕 (前回発表値 +1.3%)
1月鉱工業生産・確報値(前月比)〔予想 -〕 (前回発表値 +2.2%)
1月鉱工業生産・確報値(前年比)〔予想 -〕 (前回発表値 +2.3%)
2026/03/19 14:00:54
イベントスケジュール
○15:30 ☆ 植田和男日銀総裁、定例記者会見
○16:00 ◎ 2月英雇用統計(失業率/失業保険申請件数推移)
○16:00 ◎ 11-1月英失業率(ILO方式、予想:5.3%)
○17:30 ☆ スイス国立銀行(中央銀行、SNB)、政策金利発表(予想:0.00%で据え置き)
○17:30 ◎ スウェーデン中銀、政策金利発表(予想:1.75%で据え置き)
○19:00 ◇ 1月ユーロ圏建設支出
○21:00 ☆ 英中銀(BOE)、政策金利発表(予想:3.75%で据え置き)
○21:00 ☆ 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
○21:30 ◎ 3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想:8.5)
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:21.5万件/185.0万人)
○22:15 ☆ 欧州中央銀行(ECB)定例理事会、終了後政策金利発表(予想:2.15%で据え置き)
○22:45 ☆ ラガルドECB総裁、定例記者会見
○23:00 ◎ 2月米景気先行指標総合指数(予想:前月比▲0.1%)
○23:00 ☆ 1月米新築住宅販売件数(予想:前月比▲2.7%/72.0万件)
○23:00 ◇ 1月米卸売売上高(予想:前月比0.6%)
○日米首脳会談(ワシントン)
○欧州連合(EU)首脳会議(ブリュッセル、20日まで)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/19 15:06:45
東京外国為替市場概況
19日午後の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。15時時点では159.70円と12時時点(159.65円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。159.60円台を中心に動意の鈍い動きが続いた。時間外の米10年債利回りの高止まりが支えとなった印象はある。この後、15時30分から予定されている植田日銀総裁の定例記者会見が注目される。
ユーロドルは伸び悩み。15時時点では1.1466ドルと12時時点(1.1482ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の高止まりが重しとなり、東京昼前につけた1.1491ドルを上値に1.1460ドル台までユーロ安ドル高に傾いた。
ユーロ円は上値が重い。15時時点では183.12円と12時時点(183.32円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。日銀会合の結果公表後につけた183.44円を本日高値に、183.10円割れまで弱含んだ。日経平均の大幅安もユーロ売り円買いにつながったもよう。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.55円 - 159.87円
ユーロドル:1.1451ドル - 1.1491ドル
ユーロ円:183.04円 - 183.44円
2026/03/19 15:35:49
要人発言
植田日銀総裁
「日本経済は徐々に回復している」
「中東緊迫化で国際金融資本市場では不安定な動きがみられる」
「賃金と物価が緩やかに上昇するメカニズムは維持される」
「原油価格は大幅に上昇、今後の動向に注意」
2026/03/19 15:37:44
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.70円(前営業日NY終値比▲0.14円)
ユーロ円:1ユーロ=183.12円(△0.03円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1466ドル(△0.0014ドル)
日経平均株価:53372.53円(前営業日比▲1866.87円)
東証株価指数(TOPIX):3609.40(▲108.01)
債券先物6月物:131.21円(▲0.34円)
新発10年物国債利回り:2.260%(△0.045%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
1月機械受注(船舶・電力除く民需)
前月比 ▲5.5% 19.1%
前年同月比 13.7% 16.8%
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
9920億円の処分超 4025億円の取得超・改
対内株式
1兆7726億円の処分超 3855億円の取得超
日銀金融政策決定会合(日銀金融市場調節目標)
政策金利 0.75%で据え置き 0.75%
1月鉱工業生産・確報値
前月比 4.3% 2.2%
前年同月比 0.7% 2.3%
1月設備稼働率
前月比 2.9% 1.3%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。政府・日銀による為替介入への警戒感などが相場の重しとなり、前日高値の159.90円手前で上値の重い動きとなった。東京仲値後は持ち高調整売りに押されて159.55円まで下押し。もっとも、売りが一巡すると米10年債利回りの高止まりなどを支えに159.70円台まで下げ渋るなど下値も限られた。
なお、日銀はこの日まで開催された金融政策決定会合で、政策金利を予想通り0.75%で据え置いた。声明文では「経済・物価見通し実現していくとすれば、経済・物価の改善に応じて引き続き政策金利を引き上げ」「予想物価上昇率は緩やかに上昇している」など見解が示されたが、目新しさはなく相場への影響も限定的だった。
・ユーロドルは伸び悩み。昨日の引けにかけて売りが進んだ反動から1.1491ドルまで買い戻しが入ったものの、東京午後に入ると上値が重くなった。
・ユーロ円も伸び悩み。ユーロドルの上昇とともに183.44円まで買いが入ったが、その後はユーロドルの買い一服や日経平均株価の下げ幅拡大などをながめ、183円手前まで押し戻された。
・日経平均株価は大幅反落。中東情勢の緊迫化や米利下げ観測の後退によって、投資家のリスク回避姿勢が強まった。幅広い銘柄が売りに押され、取引終了前には2000円超安まで下げ幅を拡大した。
・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のタカ派的発言を受けて、昨日の米国債券相場が大きく下落した影響から売りが優勢に。一時131円10銭まで下押す場面があった。
2026/03/19 15:38:49
要人発言
植田日銀総裁
「基調的な物価上昇率は徐々に高まっていくと予想」
「見通し期間の後半には物価目標とおおむね整合的な水準で推移」
「原油価格の上昇が基調物価の見通しに及ぼす影響には留意が必要」
2026/03/19 15:44:44
要人発言
植田日銀総裁
「今日の会合、これまでの中心シナリオを維持することとした」
「自然利子率を再推計することも検討」
「基調物価把握のため、今後はコア指標を拡充して公表」
「今後の利上げは、経済・物価情勢などを踏まえて毎回会合で判断」
「当面は春闘における賃上げ状況や企業の値上げの動きを点検」
2026/03/19 15:52:49
要人発言
植田日銀総裁
「原油価格の高騰は、インフレ期待を高める」
「過去のショックを参考に、最終的には目標実現の観点で適切に対応する」
「政府とは今後も緊密な意見交換を続けていきたい」
「政府とは意見交換の努力をしてきたし、うまくいっている」
「中東情勢が物価に与える影響にはコメント控える」
「中東情勢がなければ、我々の見通し、基調物価は少しづつ上昇」
2026/03/19 15:56:19
要人発言
植田日銀総裁
「為替変動が基調物価に与える影響を注意してみていきたい」
「基調物価の上昇リスクを指摘する委員の方が多かった」
2026/03/19 16:01:49
【指標】
2月英失業保険申請件数推移 +2.47万件、前回 +2.86万件
2月英失業率 4.4%、前回 4.4%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
11-1月英失業率(ILO方式)〔予想 5.3%〕 (前回発表値 5.2%)
2月英雇用統計
失業保険申請件数推移〔予想 -〕 (前回発表値 +2.86万件)
失業率〔予想 -〕 (前回発表値 4.4%)
2026/03/19 16:27:54
要人発言
植田日銀総裁
「見通し実現の確度が少し低下、リスクシナリオが高まった」
「為替変動が国内物価に与える影響が過去より強くなっている」
2026/03/19 16:46:49
要人発言
植田日銀総裁
「景気下がっても一時的で、基調物価の経路に影響しないなら利上げは可能」
「基調物価が2%に定着できるか注意深く点検していきたい」
2026/03/19 17:06:44
東京外国為替市場概況
19日午後の東京外国為替市場でドル円はさえない。17時時点では159.21円と15時時点(159.70円)と比べて49銭程度のドル安水準だった。植田日銀総裁の会見内容が伝わるなか、16時過ぎからやや円高方向へと推移し、一時159.20円まで本日安値を更新した。植田総裁は会見で「見通し実現の確度が少し低下、リスクシナリオが高まった」「基調物価の上昇リスクを指摘する委員の方が多かった」「景気下がっても一時的で、基調物価の経路に影響しないなら利上げは可能」などの見解を示したほか、「夏ごろまでに制度要因を除いた消費者物価を発表する」と述べた。
ユーロ円は軟調。17時時点では182.34円と15時時点(183.12円)と比べて78銭程度のユーロ安水準だった。全般に円買いが進んだ流れに沿って、昨日安値の182.98円を下抜けると一時182.33円まで値を下げた。
ユーロドルは17時時点では1.1453ドルと15時時点(1.1466ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。上値の重い展開が続いており、朝方につけた本日安値の1.1451ドルに面合わせした。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.20円 - 159.87円
ユーロドル:1.1451ドル - 1.1491ドル
ユーロ円:182.33円 - 183.44円
2026/03/19 17:30:44
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
スイス国立銀行(スイス中銀、SNB)政策金利
〔予想 0.00%で据え置き〕 (前回発表値 0.00%)
2026/03/19 17:31:49
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
スウェーデン中銀政策金利〔予想 1.75%で据え置き〕 (前回発表値 1.75%)
2026/03/19 17:52:49
要人発言
リクスバンク(スウェーデン中銀)声明
「基調インフレ率は、最近の統計で予想外に低い水準にとどまっている」
「中東戦争は短期的には成長をやや抑制し、エネルギー価格の上昇によって消費者物価指数(CPIF)のインフレ率を押し上げると予想される」
「極めて不確実性が高いものの、リクスバンクの主要シナリオでは中東戦争がインフレと経済回復に及ぼす影響は穏やかな程度であると想定している」
「現時点で理事会は現在の政策金利水準と12月時点から変更のない予測は、バランスの取れた金融政策であると判断」
2026/03/19 19:02:49
【指標】
1月ユーロ圏建設支出(前年比) -1.9%、前回 +0.8%
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
1月ユーロ圏建設支出(前月比)〔予想 -〕 (前回発表値 +0.7%・改)
1月ユーロ圏建設支出(前年比)〔予想 -〕 (前回発表値 +0.8%・改)
2026/03/19 20:07:24
欧州外国為替市場概況
19日の欧州外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。20時時点では1.1474ドルと17時時点(1.1453ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。アジア時間からの流れを引き継いで17時30分過ぎに1.1443ドルまで下落する場面があったものの、その後は1.1480ドル台まで買い戻しが入った。欧州中央銀行(ECB)の金融政策公表を前に持ち高を傾けにくかったほか、一時100ドル手前まで上昇していた原油先物相場が95ドル台まで反落したことに伴い、ドルが戻り売りに押された影響も受けた。
ドル円は安値圏でのもみ合い。20時時点では159.12円と17時時点(159.21円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。植田日銀総裁の会見を手掛かりにした円買いが進み、一時159.04円まで下落したものの、節目の159.00円手前では売りも一服した。もっとも、為替相場がドル売り方向で推移したため円買いの動きが一巡後も戻りは鈍く、本日安値圏でのもみ合いに転じた。
ユーロ円は20時時点では182.58円と17時時点(182.34円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの買い戻しにつれた円売り・ユーロ買いが強まり、17時過ぎに182.06円の安値をつけた後は182.70円台まで切り返した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.04円 - 159.87円
ユーロドル:1.1443ドル - 1.1491ドル
ユーロ円:182.06円 - 183.44円
2026/03/19 20:30:45
イベントスケジュール
○21:00 ☆ 英中銀(BOE)、政策金利発表(予想:3.75%で据え置き)
○21:00 ☆ 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
○21:30 ◎ 3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想:8.5)
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:21.5万件/185.0万人)
○22:15 ☆ 欧州中央銀行(ECB)定例理事会、終了後政策金利発表(予想:2.15%で据え置き)
○22:45 ☆ ラガルドECB総裁、定例記者会見
○23:00 ◎ 2月米景気先行指標総合指数(予想:前月比▲0.1%)
○23:00 ☆ 1月米新築住宅販売件数(予想:前月比▲2.7%/72.0万件)
○23:00 ◇ 1月米卸売売上高(予想:前月比0.6%)
○日米首脳会談(ワシントン)
○欧州連合(EU)首脳会議(ブリュッセル、20日まで)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/19 21:00:55
【指標】
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
イングランド銀行(BOE、英中銀)・金融政策委員会(MPC)政策金利
〔予想 3.75%で据え置き〕 (前回発表値 3.75%)
2026/03/19 21:12:54
要人発言
ベッセント米財務長官
「我々は、イランの石油関連施設への攻撃は行っていない」
「ホルムズ海峡は、一時的なチョークポイントになっている」
「我々は、イランに対して原油価格の引き下げを要請している」
「我々は、イランの原油を価格抑制維持に利用」
「海上輸送中のイラン産原油を制裁対象から外す可能性」
2026/03/19 21:16:50
要人発言
ベッセント米財務長官
「原油先物市場への介入は行っていない」
「日本がイラン空爆作戦に参加するとは期待しない」
「日本は、世界最高水準の掃海艇を保有している」
2026/03/19 21:24:16
要人発言
ベッセント米財務長官
「今年の米国経済は3%を超える成長へ」
「原油価格は、いずれ2/28以前の水準まで低下する見込み」
2026/03/19 21:31:44
【指標】
前週分の新規失業保険申請件数 20.5万件、予想 21.5万件
前週分の失業保険継続受給者数 185.7万人、予想 185.0万人
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数〔予想 +8.5〕 (前回発表値 +16.3)
前週分の新規失業保険申請件数〔予想 21.5万件〕 (前回発表値 21.3万件)
前週分の失業保険継続受給者数〔予想 185.0万人〕 (前回発表値 184.7万人・改)
2026/03/19 22:07:45
欧州外国為替市場概況
18日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では158.90円と20時時点(159.12円)と比べて22銭程度のドル安水準だった。植田日銀総裁のややタカ派的な見解を受けた円買いの流れに加え、日経平均先物が1000円超下落していることで、一時158.86円まで下値を広げた。
3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を上回り、前週分の新規失業保険申請件数は20.5万件と予想の21.5万件を下回ったものの、市場への影響は限定的だった。
ユーロドルは小高い。22時時点では1.1487ドルと20時時点(1.1474ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。欧州中央銀行(ECB)の金融政策公表を控えるなか、1.14ドル台後半で底堅く推移した。
ユーロ円は22時時点では182.54円と20時時点(182.58円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。日米株価指数の下落により182円台半ばで上値が重い展開となった。
ポンドドルは、イングランド銀行金融政策委員会(MPC)で政策金利3.75%での据え置きが全会一致で決定されたことで、一時1.3310ドルまで上値を伸ばした。短期金融市場では年内に3回の利上げを織り込んでいるようだ。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.86円 - 159.87円
ユーロドル:1.1443ドル - 1.1491ドル
ユーロ円:182.06円 - 183.44円
2026/03/19 22:16:15
【指標】
欧州中央銀行(ECB)は19日、政策金利を市場予想通り2.15%で据え置いた。また、中銀預金金利を2.00%で据え置き、限界貸出金利を2.40%で据え置いた。
なお、ラガルドECB総裁の記者会見が日本時間22時45分から行われる。
2026/03/19 22:33:39
【指標】
チェコ国立銀行(中央銀行)は19日、政策金利を3.50%で据え置くことを決めたと発表した。
2026/03/19 22:58:24
要人発言
ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「中東紛争により見通しは著しく不確実になった」
「エネルギーショックに対する財政対応は、一時的かつ的を絞った、状況に合わせたものでなければならない」
「基調インフレ指標は2%目標と整合的」
2026/03/19 23:02:51
【指標】
1月米新築住宅販売件数 58.7万件、予想 72.0万件
1月米新築住宅販売件数(前月比) -17.6%、予想 -2.7%
1月米卸売売上高(前月比) +0.5%、予想 +0.6%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月米景気先行指標総合指数(前月比)〔予想 -0.1%〕 (前回発表値 -0.2%)
1月米新築住宅販売件数〔予想 72.0万件〕 (前回発表値 74.5万件)
1月米新築住宅販売件数(前月比)〔予想 -2.7%〕 (前回発表値 -1.7%)
1月米卸売売上高(前月比)〔予想 +0.6%〕 (前回発表値 +1.0%)
2026/03/19 23:04:50
要人発言
ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「賃金指標は労働コストのさらなる緩和を示唆」
「エネルギー価格の上昇が短期的にインフレ率を2%以上に押し上げる」
「長期的なインフレ期待は2%前後」
「成長見通しに対するリスクは下振れ方向」
2026/03/19 23:07:45
要人発言
ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「経済リスクは特に短期的に下振れリスクが高い」
「中東戦争は経済にとって下振れリスク」
「インフレリスクは上昇傾向にある」
「戦争の長期化は、より大きく、より長期的なエネルギー価格の変動を引き起こす可能性」
「中東情勢は金融市場に顕著な影響を与えた」
「前回会合以降、金融環境は引き締まっている」
2026/03/19 23:21:14
要人発言
ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「ECBは不利なシナリオと深刻なシナリオを作成した」
「ECBは戦略を実行し、機敏に対応できる体制が整っている」
「ECBは現在、経済見通しを取り巻くリスクにより注意を払っている」
2026/03/19 23:27:45
要人発言
デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「欧州におけるプライベート・マーケットへのエクスポージャーは、米国よりも限定的」
「継続基金の存在は、流動性やバリュエーションに問題があったことを示唆」
「我々は米国の問題を注視しており、それが先行指標となる可能性がある」
「銀行とのつながりについても慎重に注視している」
2026/03/20 0:06:55
ニューヨーク外国為替市場概況
19日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは上昇。24時時点では1.1516ドルと22時時点(1.1487ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利が低下に転じたことなどを手掛かりに全般ドル売りが先行。23時過ぎに一時1.1528ドルと日通し高値を更新した。1月米新築住宅販売件数が58.7万件と予想の72.0万件を大幅に下回ったこともドル売りを誘った。
なお、欧州中央銀行(ECB)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の2.15%に据え置くことを決めたと発表。声明では「中東での戦争により、経済見通しは著しく不確実性を増し、インフレ率の上振れリスクと経済成長の下振れリスクが生じている」と指摘。今後の金融政策については「経済データに基づき、理事会ごとに判断していく」「金利特定の軌道を事前に約束することはしない」と従来の方針を維持した。
また、ラガルドECB総裁は理事会後の記者会見で「中東紛争により見通しは著しく不確実になった」「経済成長のリスクは下方に傾いている」「インフレのリスクは上方に傾いている」と述べた。
ドル円は下落。24時時点では158.37円と22時時点(158.90円)と比べて53銭程度のドル安水準だった。植田日銀総裁のややタカ派的な見解や日経平均先物の大幅下落を受けて円買い・ドル売りが優勢となる中、前日の安値158.57円を下抜けて一時158.07円まで下げ足を速めた。米住宅指標の下振れや米金利低下も相場の重し。
ユーロ円はやや弱含み。24時時点では182.39円と22時時点(182.54円)と比べて15銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入った半面、ドル円の下落につれた売りが出た。22時30分過ぎに一時182.07円付近まで下落し、日本時間夕刻に付けた日通し安値182.06円に迫った。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.07円 - 159.87円
ユーロドル:1.1443ドル - 1.1528ドル
ユーロ円:182.06円 - 183.44円
2026/03/20 0:54:44
要人発言
高市早苗首相
「中東情勢により世界経済は厳しい影響を受けている」
「世界に平和をもたらすことができるのはドナルド」
「イランの核開発は許されない、日本も働きかける」
2026/03/20 0:58:45
要人発言
トランプ米大統領
「イランを巡る日本の支援はNATOとは異なる」
「日本がイランへの圧力を強めると確信」
2026/03/20 1:03:55
要人発言
トランプ米大統領
「イランの影響はもっとひどいと思っていたが、間もなく終結するだろう」
「イランの指導部は消滅した」
「彼らは再び新たな指導者を探しているところだ」
「日本と防衛装備品について協議する予定」
2026/03/20 1:08:44
要人発言
トランプ米大統領
「ネタニヤフ首相にエネルギー施設への攻撃をやめるよう伝えた」
「日本からは非常に力強いメッセージを得ていると思う」
「イランではあらゆるレベルで離反が見られる」
2026/03/20 1:11:44
要人発言
トランプ米大統領
「パウエルFRB議長は『直ちに』金利を引き下げるべき」
「日本がもっと積極的に行動してくることを期待」
「我々は他国のためにホルムズ海峡を守っている」
2026/03/20 2:06:40
ニューヨーク外国為替市場概況
19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は神経質。2時時点では158.04円と24時時点(158.37円)と比べて33銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りの低下を背景に23時過ぎに158.07円まで下押し後に同利回りが4.28%前後まで戻したのを眺め158.50円台まで戻すも一時的。その後は158.04円まで下落して日通し安値を更新するなど、荒い展開となった。
ユーロドルは小高い。2時時点では1.1536ドルと24時時点(1.1516ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下を受けたドル売りの流れを受け、24時過ぎに1.1539ドルまで上昇した。
一部通信社が欧州中央銀行(ECB)関係者の話として「イラン巡る戦争の影響でインフレ率が目標を大幅に上回った場合、ECBは次回4月の理事会で利上げに踏み切る用意がある」などと伝えている。
ユーロ円は方向感定まらず。2時時点では182.33円と24時時点(182.39円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。182.50円台まで上昇後に182.06円まで下押して本日安値を面合わせするも下げ渋るなど、ドル円の動きに左右されて主体性を欠いた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.04円 - 159.87円
ユーロドル:1.1443ドル - 1.1539ドル
ユーロ円:182.06円 - 183.44円
2026/03/20 3:25:49
欧州マーケットダイジェスト
(19日終値:20日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=157.82円(19日15時時点比▲1.88円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.44円(▲0.68円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1559ドル(△0.0093ドル)
FTSE100種総合株価指数:10063.50(前営業日比▲241.79)
ドイツ株式指数(DAX):22839.56(▲662.69)
10年物英国債利回り:4.843%(△0.105%)
10年物独国債利回り:2.962%(△0.022%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月英雇用統計
失業率 4.4% 4.3%・改
失業保険申請件数
2.47万件 0.47万件・改
11-1月英失業率
(ILO方式) 5.2% 5.2%
スイス国立銀行(SNB、中央銀行)政策金利
0.00%で据え置き 0.00%
1月ユーロ圏建設支出
(前月比) ▲0.1% 0.7%・改
(前年比) ▲1.9% 0.8%・改
英中銀(BOE)、政策金利
3.75%で据え置き 3.75%
欧州中央銀行(ECB)、政策金利
2.15%で据え置き 2.15%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。イランによる湾岸諸国への攻撃が激化したことで、エネルギー市場では原油と天然ガスの価格が急騰。エネルギー価格高騰によるユーロ圏景気の減速懸念からユーロ売り・ドル買いが先行し、17時30分過ぎに一時1.1443ドルと日通し安値を更新した。
ただ、13日に付けた年初来安値1.1411ドルがサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。欧州中央銀行(ECB)による利上げ観測が高まったことも相場の支援材料となり、3時前に一時1.1568ドルと日通し高値を更新した。
欧州中央銀行(ECB)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の2.15%に据え置くことを決めたと発表。声明では「中東での戦争により、経済見通しは著しく不確実性を増し、インフレ率の上振れリスクと経済成長の下振れリスクが生じている」と指摘。今後の金融政策については「経済データに基づき、理事会ごとに判断していく」「金利特定の軌道を事前に約束することはしない」と従来の方針を維持した。
また、ラガルドECB総裁は理事会後の記者会見で「中東紛争により見通しは著しく不確実になった」「経済成長のリスクは下方に傾いている」「インフレのリスクは上方に傾いている」と発言。市場では「中東情勢の混乱によるエネルギー価格の高騰で、インフレ再燃の懸念が強まっており、ECBが年内に1-2回利上げするとの観測が浮上している」との声が聞かれた。
・ポンドドルも底堅い動き。日本時間夕刻に一時1.3246ドルと日通し安値を付けたあとは一転買い戻しが優勢となり、3時前に1.3410ドルと日通し高値を更新した。
英中銀(BOE)はこの日、市場予想通り政策金利を3.75%に据え置くことを決めたと発表。声明では「イラン戦争によってインフレ加速が引き起こされる場合には行動する用意がある」と表明した。英金融政策委員会(MPC)議事要旨では「9人委員全員が金利の据え置きに賛成票を投じた」ことが判明し、4年半ぶりの全会一致となった。この結果を受けて、短期金融市場では年内利上げ観測が高まり、ポンド買い・ドル売りが優勢となった。
・ドル円は軟調。植田和男日銀総裁は金融政策決定会合後の記者会見で、「原油価格上昇に伴うリスクシナリオが新たに登場し、これを重視した」「景気をどの程度下押しする可能性があるかを今後点検する」などと発言。政府・日銀による為替介入への警戒感が高まる中、欧州勢参入後は円買い・ドル売りが優勢となった。
そのあとは英欧利上げ観測が強まる中、対欧州通貨中心にドル安が進行。円に対してもドル売りが優勢となった。WTI原油先物相場が一時1バレル=101.48ドル前後まで急伸したあと96ドル台前半まで失速し、米国株相場が下げ渋ったこともドル売りを誘ったもよう。3時前には一時157.80円と日通し安値を更新した。
・ユーロ円は売り先行後、もみ合い。植田日銀総裁のややタカ派的な見解や日経平均先物の大幅下落を受けて円買い・ユーロ売りが先行すると一時182.06円と日通し安値を更新した。ただ、そのあとはドル円とユーロドルの影響を同時に受けたため、182円台前半から半ばで大きな方向感は出なかった。
2026/03/20 3:26:39
欧州マーケットダイジェスト
・ロンドン株式相場は大幅に続落し、1月8日以来の安値で取引を終えた。原油先物相場が高値圏で推移する中、エネルギー価格の上昇が英景気に悪影響を与えるとの懸念が強まった。英中銀(BOE)の年内利上げ観測の高まりも相場の重し。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が売られたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株も値下がりした。
・フランクフルト株式相場は大幅に続落し、昨年4月30日以来の安値となった。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が続く中、欧州の天然ガス価格の急騰を受けて、エネルギー価格高騰によるユーロ圏景気の減速懸念が高まった。投資家がリスク回避姿勢を強め、株売りが広がった。個別ではボノビア(12.12%安)やインフィニオンテクノロジーズ(7.19%安)、コンチネンタル(7.09%安)などの下げが目立ち、ドイツ証券取引所(0.12%高)を除く39銘柄が下落した。
・欧州債券相場は下落。英欧中銀は政策金利を据え置いたものの、利上げ観測が強まったことから債券売りが広がった。
2026/03/20 4:01:39
要人発言
ネタニヤフ・イスラエル首相
「イランには現在、ウラン濃縮や弾道ミサイル製造の能力はない」
「イランに残っている弾道ミサイルはごくわずかだ」
「この作戦は必要な限り続く」
2026/03/20 4:06:39
ニューヨーク外国為替市場概況
19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。4時時点では157.69円と2時時点(158.04円)と比べて35銭程度のドル安水準だった。英・ユーロ圏の利上げ観測を背景にポンドやユーロに対してドルが売られた影響を受け、ドル円は軟調に推移。4時過ぎに157.60円まで下値を広げた。
ユーロドルは上昇。4時時点では1.1584ドルと2時時点(1.1536ドル)と比べて0.0048ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ圏の利上げ観測を手掛かりにじり高となると、1.1596ドルまで上値を伸ばした。
ユーロ円は4時時点では182.67円と2時時点(182.33円)と比べて34銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが上昇した影響を受けて182.70円台まで値を上げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.60円 - 159.87円
ユーロドル:1.1443ドル - 1.1596ドル
ユーロ円:182.06円 - 183.44円
2026/03/20 4:12:39
要人発言
ネタニヤフ・イスラエル首相
「戦争は人々が考えているよりもずっと早く終わるだろう」
2026/03/20 6:04:49
ニューヨーク外国為替市場概況
19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は大幅に反落。終値は157.73円と前営業日NY終値(159.86円)と比べて2円13銭程度のドル安水準だった。政府・日銀による為替介入への警戒感が高まる中、植田和男日銀総裁のややタカ派的な発言や日経平均先物の大幅下落を受けて円買い・ドル売りが先行した。NY序盤は英欧利上げ観測を背景に、対欧州通貨中心にドル売りが進んだ影響を受けて、円高・ドル安の様相が強まった。
NY終盤は原油先物相場が急失速し、一時490ドル超下落したダウ平均が上げに転じるなど米国株が下げ渋る展開に。為替市場ではドル売りが活発化し、ドル円は4時過ぎに一時157.51円と日通し安値を更新した。
なお、WTI原油先物価格は一時1バレル=101.48ドル前後まで急伸したあと92ドル台後半まで一転下落した。ネタニヤフ・イスラエル首相はこの日、「イランには現在、ウラン濃縮や弾道ミサイル製造の能力はない」「戦争は人々が考えているよりもずっと早く終わるだろう」などと述べたほか、「米当局は一部ロシア産原油の搬入や販売を承認」との一部報道が伝わり、原油先物の売りを誘ったもよう。市場では「中東情勢に関する進展を待っていたマーケットにとってポジティブなニュースだと捉えられた」との指摘があった。
ユーロドルは反発。終値は1.1589ドルと前営業日NY終値(1.1452ドル)と比べて0.0137ドル程度のユーロ高水準だった。欧州中央銀行(ECB)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の2.15%に据え置くことを決めたと発表。声明では「中東での戦争により、経済見通しは著しく不確実性を増し、インフレ率の上振れリスクと経済成長の下振れリスクが生じている」と指摘。今後の金融政策については「経済データに基づき、理事会ごとに判断していく」「金利特定の軌道を事前に約束することはしない」と従来の方針を維持した。
また、ラガルドECB総裁は理事会後の記者会見で「中東紛争により見通しは著しく不確実になった」「経済成長のリスクは下方に傾いている」「インフレのリスクは上方に傾いている」と発言。市場では「中東情勢の混乱によるエネルギー価格の高騰で、インフレ再燃の懸念が強まっており、ECBが年内に1-2回利上げするとの観測が浮上している」との声が聞かれた。ECBの利上げ観測が高まったことでユーロ買い・ドル売りが優勢になると、4時過ぎに一時1.1616ドルと日通し高値を更新した。
イスラエル首相の発言などを受けて原油先物相場が失速したこともドル売りを誘った。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.98まで低下した。
ユーロ円は続落。終値は182.80円と前営業日NY終値(183.09円)と比べて29銭程度のユーロ安水準。植田日銀総裁のややタカ派的な見解や日経平均先物の大幅下落を受けて、日本時間夕刻に一時182.06円と日通し安値を付けた。ただ、引けにかけては182.99円付近まで下げ渋る場面があった。米国株や日経平均先物の下げ幅縮小が相場を下支えした。
なお、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1310円安の5万1680円まで急落したものの、終盤買い戻しが優勢になると5万3000円台に乗せて夜間取引を終えた。
本日の参考レンジ
ドル円:157.51円 - 159.87円
ユーロドル:1.1443ドル - 1.1616ドル
ユーロ円:182.06円 - 183.44円
2026/03/20 6:15:49
イベントスケジュール
<国内>
○春分の日の祝日で休場
<海外>
○06:45 ◎ 2月ニュージーランド(NZ)貿易収支
○16:00 ◇ 2月独生産者物価指数(PPI、予想:前月比0.3%)
○17:30 ◎ 2月香港消費者物価指数(CPI、予想:前年比1.5%)
○18:00 ◇ 1月ユーロ圏経常収支(季節調整済)
○19:00 ◇ 1月ユーロ圏貿易収支(季節調整前/季節調整済)
○19:30 ◎ ロシア中銀、政策金利発表(予想:15.00%に引き下げ)
○21:30 ◎ 1月カナダ小売売上高(予想:前月比1.5%/自動車を除く前月比1.2%)
○21:30 ◇ 2月カナダ鉱工業製品価格(予想:前月比1.1%)
○21:30 ◇ 2月カナダ原料価格指数(予想:前月比2.4%)
○21日02:30 ◎ ナーゲル独連銀総裁、講演
○欧州連合(EU)首脳会議(ブリュッセル、最終日)
○トルコ(砂糖祭)、休場
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/20 6:20:40
NYマーケットダイジェスト
(19日終値)
ドル・円相場:1ドル=157.73円(前営業日比▲2.13円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.80円(▲0.29円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1589ドル(△0.0137ドル)
ダウ工業株30種平均:46021.43ドル(▲203.72ドル)
ナスダック総合株価指数:22090.69(▲61.73)
10年物米国債利回り:4.25%(▲0.01%)
WTI原油先物4月限:1バレル=96.14ドル(▲0.18ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=4605.7ドル(▲290.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
18.1 16.3
前週分の米新規失業保険申請件数
20.5万件 21.3万件・改
1月米景気先行指標総合指数
(前月比) ▲0.1% ▲0.2%
1月米新築住宅販売件数
(前月比) ▲17.6% ▲6.8%・改
(件数) 58.7万件 71.2万件・改
1月米卸売売上高
(前月比) 0.5% 1.3%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は大幅に反落。政府・日銀による為替介入への警戒感が高まる中、植田和男日銀総裁のややタカ派的な発言や日経平均先物の大幅下落を受けて円買い・ドル売りが先行した。NY序盤は英欧利上げ観測を背景に、対欧州通貨中心にドル売りが進んだ影響を受けて、円高・ドル安の様相が強まった。
NY終盤は原油先物相場が急失速し、一時490ドル超下落したダウ平均が上げに転じるなど米国株が下げ渋る展開に。為替市場ではドル売りが活発化し、ドル円は4時過ぎに一時157.51円と日通し安値を更新した。
なお、WTI原油先物価格は一時1バレル=101.48ドル前後まで急伸したあと92ドル台後半まで一転下落した。ネタニヤフ・イスラエル首相はこの日、「イランには現在、ウラン濃縮や弾道ミサイル製造の能力はない」「戦争は人々が考えているよりもずっと早く終わるだろう」などと述べたほか、「米当局は一部ロシア産原油の搬入や販売を承認」との一部報道が伝わり、原油先物の売りを誘ったもよう。市場では「中東情勢に関する進展を待っていたマーケットにとってポジティブなニュースだと捉えられた」との指摘があった。
・ユーロドルは反発。欧州中央銀行(ECB)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の2.15%に据え置くことを決めたと発表。声明では「中東での戦争により、経済見通しは著しく不確実性を増し、インフレ率の上振れリスクと経済成長の下振れリスクが生じている」と指摘。今後の金融政策については「経済データに基づき、理事会ごとに判断していく」「金利特定の軌道を事前に約束することはしない」と従来の方針を維持した。
また、ラガルドECB総裁は理事会後の記者会見で「中東紛争により見通しは著しく不確実になった」「経済成長のリスクは下方に傾いている」「インフレのリスクは上方に傾いている」と発言。市場では「中東情勢の混乱によるエネルギー価格の高騰で、インフレ再燃の懸念が強まっており、ECBが年内に1-2回利上げするとの観測が浮上している」との声が聞かれた。ECBの利上げ観測が高まったことでユーロ買い・ドル売りが優勢になると、4時過ぎに一時1.1616ドルと日通し高値を更新した。
イスラエル首相の発言などを受けて原油先物相場が失速したこともドル売りを誘った。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.98まで低下した。
・ユーロ円は続落。植田日銀総裁のややタカ派的な見解や日経平均先物の大幅下落を受けて、日本時間夕刻に一時182.06円と日通し安値を付けた。ただ、引けにかけては182.99円付近まで下げ渋る場面があった。米国株や日経平均先物の下げ幅縮小が相場を下支えした。
なお、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1310円安の5万1680円まで急落したものの、終盤買い戻しが優勢になると5万3000円台に乗せて夜間取引を終えた。