
2026/03/13 8:00:43
東京為替見通し
12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、イランの新しい最高指導者モジタバ師の声明「ホルムズ海峡は引き続き閉鎖されるべきだ」を受けてWTI原油先物価格が1バレル=97ドル台まで上昇し、ダウ平均が750ドル超下落したことなどで、159.43円まで上昇し、1月14日に付けた年初来高値159.45円に迫った。ユーロドルは原油価格上昇を受けて1.1510ドルまで下落した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、中東有事のドル買いと原油価格上昇を受けた円売りにより、年初来高値159.45円を上抜けて160円を目指す動きを想定。そういった中、本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入の可能性に警戒していく展開が予想される。
イランの新たな最高指導者モジタバ・ハメネイ師が「ホルムズ海峡の閉鎖を継続するべき」と表明したことで、WTI原油価格は97ドル台に上昇し、ドル円は年初来高値159.45円に迫りつつある。
高市政権は、原油価格上昇を抑えるために原油備蓄45日分(国家備蓄1カ月+民間備蓄15日)の放出を決定したが、原油などの輸入物価の上昇を抑えるには、円安を抑える必要がある。160円という心理的な節目を控えて、ドル売り・円買い介入の可能性が高まりつつある。
植田日銀総裁は昨日「為替が物価に与える影響は過去よりも大きく、インフレ期待にも影響を及ぼす可能性があることに留意する必要がある」と述べており、円安に対する追加利上げの可能性に含みを持たせた。1月の実質賃金は前年比+1.4%と24年12月以来のプラスとなり、2月の輸入物価指数は19カ月ぶりの高い伸びとなる前年比+2.8%となっており、イラン情勢という不透明感はあるものの、利上げの条件は整いつつある。
イラン革命防衛隊は、「米国・イスラエル・欧州諸国、そしてそれらの支援国に属する軍用船と商船のホルムズ海峡通航を禁止する」と表明している。すなわち、友好国の中国船籍のタンカーは通航が認められ、高市首相が米国の攻撃の法的評価は避け、イランを批判しているため、日本のタンカーの通航は禁止と受け取れる。
来週19日に予定されている日米首脳会談での注目ポイントは、高市首相が米国のイラン攻撃に支持を表明するのか否か、トランプ米大統領が自衛艦の出動を要請した場合、首相は機雷除去での自衛隊展開は想定できない、と述べているが、官邸筋は「首相は可能な限り協力したい考え」とも明かしている。
かつて安倍元首相は、2015年の安保関連法改正とともに、集団的自衛権行使の必要性を強調するため、ホルムズ海峡封鎖を例に挙げたことがある。「ホルムズ海峡が機雷で封鎖され、原油が日本に入らなくなった場合、日本経済と国民生活に深刻な影響を及ぼし、国家の存立を脅かされる可能性がある」という理屈である。
またロシアは、ウクライナとの4年間の戦争で武器弾薬が枯渇し、財政面でも逼迫していたが、イラン戦争を受けた原油高により、財政均衡水準である1バレル=59ドルを上回ったことで財政面で余裕が出来、武器調達ができるようになっている。さらに、ロシア産の天然ガスを欧州に売却する際に武器化が可能となりつつあるため、プーチン露大統領は、イラン戦争で漁夫の利を獲得しつつある。
先日ケイン米統合参謀本部議長は、米軍の武器弾薬はウクライナやガザで使用してきたことで、枯渇しつつあるため、イラン戦争の長期化への懸念を示していた。国防総省は開戦から1週間もしないうちに、精密兵器の備蓄を急速に消費している、と報じられている。
米国家情報会議の報告書によると、米国が大規模な軍事攻撃をイランに実施したとしても、同国に根強い宗教指導者層と軍部の指導体制を打倒することは困難である、との結論に達していた。イラン革命防衛隊がホルムズ海峡を封鎖し、機雷を敷設すると表明したことで、トランプ大統領は「アメリカ海軍がタンカーの護衛を開始する」と表明した。しかし米海軍関係者は、米艦船はイランとの戦闘の最中であるためタンカーの護衛には回せないと述べており、イラン戦争が長期化する可能性が高まりつつある。
2026/03/13 8:06:52
東京外国為替市場概況
13日の東京外国為替市場でドル円は年初来高値前に足踏み。8時時点では159.27円とニューヨーク市場の終値(159.35円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。7時過ぎに前日高値に並ぶ159.43円まで上昇し、1月14日につけた年初来高値159.45円に迫った。ただ、水準的に通貨当局による口先介入の警戒感もあることで、積極的には上攻めはできず高値更新には至らず足踏み状態になっている。
ユーロドルは小動き。8時時点では1.1519ドルとニューヨーク市場の終値(1.1512ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。前日安値(1.1510ドル)や9日安値(1.1507ドル)そして大台の1.1500ドルが視野に入っているが、ドル円の上値トライも失敗していることで小幅な値動きに留まっている。
ユーロ円はもみ合い。8時時点では183.46円とニューヨーク市場の終値(183.44円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。ドル相場となっていることで方向感はなく、183円半ばを挟んでもみ合い。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.26円 - 159.43円
ユーロドル:1.1511ドル - 1.1521ドル
ユーロ円:183.34円 - 183.58円
2026/03/13 8:49:17
要人発言
ベッセント米財務長官
「既存の供給を世界規模で拡大するため、財務省は、現在海上に停滞しているロシア産原油を各国が購入することを許可する一時的な承認を与える」
「この短期的な措置は既に輸送中の石油にのみ適用され、ロシア政府に対して多大な利益をもたらすものではない」
「原油価格の一時的な上昇は短期的かつ一時的な混乱であり、長期的には米国経済に『極めて大きな利益』をもたらすだろう」
2026/03/13 10:07:43
東京外国為替市場概況
13日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。10時時点では159.09円とニューヨーク市場の終値(159.35円)と比べて26銭程度のドル安水準だった。時間外取引でWTI原油先物価格が98ドル台に乗せたところから失速し、一時95ドル割れまで下落。つれる形でドル円も159.01円まで下げ足を速めた。週末の東京仲値にかけて159.20円台を回復する場面もあったが、仲値通過後は再び上値を切り下げた。
ユーロドルはじり高。10時時点では1.1523ドルとニューヨーク市場の終値(1.1512ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円同様にWTI原油先物の失速につれたドル売りが見受けられ、1.1528ドルまでユーロ高ドル安に若干ながら傾いた。一巡後は1.15ドル前半でもみ合うも、依然として9日安値1.1507ドルが目先の支持水準として意識されてはいる。
ユーロ円は上値が重い。10時時点では183.32円とニューヨーク市場の終値(183.44円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下押したタイミングで183.29円まで売られた。大幅安で始まった日経平均が1100円超まで下げ幅を拡大したことも重しとなった。一巡後の戻りも183.40円台までと限られた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.01円 - 159.43円
ユーロドル:1.1511ドル - 1.1528ドル
ユーロ円:183.29円 - 183.58円
2026/03/13 10:28:13
要人発言
城内経済財政相
「金融市場に大きな変動が生じている、高い緊張感を持って注視している」
「中東情勢を注視し、必要な手を打ち経済に万全を期す」
「原油価格の経済への影響、確たることは言えない」
2026/03/13 11:10:43
インターバンクスワップ状況
ドル円スワップスプレッド
O/N 3.98 / 3.88
T/N 1.39 / 1.29
S/W 9.43 / 9.31
1M 43.11 / 42.81
2M 85.19 / 84.68
3M 124.96 / 124.47
6M 241.30 / 240.30
※3月13日10時38分時点
2026/03/13 11:58:49
要人発言
片山財務相
「為替に関して、いかなる時も万全の対応をとる方針」
「中東情勢受けて、為替を含む市場に大きな変動が生じている」
「混乱状態を最短、沈静化していかなければならない」
「原油価格の高騰が市場に悪影響を及ぼしている」
「為替介入が困難との指摘に対してはコメント控える」
2026/03/13 12:02:48
要人発言
片山財務相
「米国当局とは日頃より以上に緊密に連絡取り合っている」
2026/03/13 12:06:49
東京外国為替市場概況
13日の東京外国為替市場でドル円は持ち直し。12時時点では159.28円とニューヨーク市場の終値(159.35円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。一時94ドル台に下落した時間外取引でWTI原油先物価格が96ドル台まで切り返すと共にドルを買い戻す流れとなり、159.30円台まで値を戻した。
なお、片山財務相から「為替に関して、いかなる時も万全の対応をとる方針」「為替介入が困難との指摘に対してはコメント控える」などの発言が伝わっている。
ユーロドルは小安い。12時時点では1.1513ドルとニューヨーク市場の終値(1.1512ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。10時過ぎに1.1530ドルまで値を上げるも、その後は原油価格が反発してドル買いの流れとなった影響を受けて、1.1511ドルまで下押して朝方に付けた日通し安値に並んだ。
ユーロ円は下げ渋り。12時時点では183.39円とニューヨーク市場の終値(183.44円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が持ち直した影響を受けて183.51円前後まで連れて値を上げて朝方の高値183.58円に接近。ただ、同時にユーロドルが下押した影響を受け、その後は伸び悩んだ。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.01円 - 159.43円
ユーロドル:1.1511ドル - 1.1530ドル
ユーロ円:183.29円 - 183.58円
2026/03/13 12:31:43
インターバンクオプション状況
【ドル円】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 9.79%(前日比+0.18%)
リスクリバーサル1カ月物 0.45%の円コールオーバー
主なオプションのストライクと行使期日
159.00円 13・19日
158.60円 18日
158.40円 17日
157.50円 18日
157.25円 13日
157.00円 16・18日
【ユーロドル】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 7.82%(前日比+0.02%)
主なオプションのストライクと行使期日
1.1700ドル 13・16・17・19日
1.1670ドル 13日
1.1650ドル 13・17・18日
1.1645ドル 13日
1.1625ドル 17日
1.1600ドル 13・16・17・18日
1.1590ドル 13日
1.1585ドル 13日
1.1580ドル 19日
1.1575ドル 16・18日
1.1550ドル 13・17・19・20日
1.1500ドル 13・16・19日
1.1475ドル 13日
1.1450ドル 19日
1.1400ドル 13・20日
1.1350ドル 20日
1.1335ドル 13日
2026/03/13 13:38:53
要人発言
トランプ米大統領
「今日、イランで何が起こるか見てみよう」
2026/03/13 14:00:53
イベントスケジュール
○16:00 ◇ 2月独卸売物価指数(WPI)
○16:00 ☆ 1月英国内総生産(GDP、予想:前月比0.2%)
○16:00 ◎ 1月英鉱工業生産(予想:前月比0.2%/前年比0.6%)
○16:00 ◎ 1月英製造業生産高(予想:前月比0.2%)
○16:00 ◇ 1月英商品貿易収支/英貿易収支(予想:221.50億ポンドの赤字/39.00億ポンドの赤字)
○16:45 ◇ 2月仏消費者物価指数(CPI)改定値(予想:前月比0.7%/前年比1.0%)
○18:45 ◎ ウンシュ・ベルギー中銀総裁、講演
○19:00 ◎ 1月ユーロ圏鉱工業生産(予想:前月比0.6%/前年比1.3%)
○21:00 ◇ 1月メキシコ鉱工業生産(季調済、予想:前月比0.1%)
○21:30 ☆ 2月カナダ雇用統計(予想:新規雇用者数変化1.00万人/失業率6.6%)
○21:30 ◇ 1月カナダ製造業出荷(予想:前月比▲3.3%)
○21:30 ◇ 10-12月期カナダ設備稼働率(予想:78.4%)
○21:30 ☆ 10-12月期米国内総生産(GDP)改定値(予想:前期比年率1.4%)
◎ 個人消費(改定値、予想:前期比2.4%)
◎ コアPCE(改定値、予想:前期比2.7%)
○21:30 ◎ 1月米個人消費支出(PCE、予想:前月比0.3%)
◎ 1月米個人所得(予想:前月比0.5%)
☆ 1月米PCEデフレーター(予想:前年比2.9%)
☆ 1月米PCEコアデフレーター(予想:前月比0.4%/前年比3.1%)
○21:30 ◎ 1月米耐久財受注額(予想:前月比1.1%/輸送用機器を除く前月比0.5%)
○23:00 ◎ 3月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値、予想:54.6)
○23:00 ◎ 1月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数(予想:675.0万件)
○14日01:00 ◎ 2月ロシアCPI(予想:前月比0.5%)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/13 15:08:43
東京外国為替市場概況
13日午後の東京外国為替市場でドル円は年初来高値を更新。15時時点では159.43円と12時時点(159.28円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。片山財務相の円安牽制発言「万全の対応をとる」が円買い介入実施を示唆するような緊迫感がなかったことで、上値を試す展開に。1月14日の高値159.45円を上抜けて、159.69円まで年初来高値を更新した。その後の下押しは159.30円台までに留まった。
トランプ米大統領がSNSに「今日、イランで何が起こるか見てみよう」と投稿したことも、イラン戦争への警戒感を強めた。
ユーロドルは小安い。15時時点では1.1501ドルと12時時点(1.1513ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。WTI原油先物価格がやや反発したことやドル円主導のドル買いなどで、一時1.1500ドルまで下値を広げた。
ユーロ円は15時時点では183.35円と12時時点(183.39円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇に連れて、一時183.65円まで上値を伸ばしたものの、日経平均株価がマイナス圏で軟調に推移していることで、上値は限定的だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.01円 - 159.69円
ユーロドル:1.1500ドル - 1.1530ドル
ユーロ円:183.29円 - 183.65円
2026/03/13 15:38:43
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.43円(前営業日NY終値比△0.08円)
ユーロ円:1ユーロ=183.35円(▲0.09円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1501ドル(▲0.0011ドル)
日経平均株価:53819.61円(前営業日比▲633.35円)
東証株価指数(TOPIX):3629.03(▲20.82)
債券先物6月物:131.18円(▲0.54円)
新発10年物国債利回り:2.240%(△0.060%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。WTI原油先物価格が時間外で下落したことにつれて159.01円まで下げたが、下値は限定的だった。片山財務相が「為替に関して、いかなる時も万全の対応をとる方針」と発言したものの、為替介入が近いことを示唆するような内容ではなかったことで円売りが優勢に。1月14日高値の159.45円を上抜けて159.69円まで年初来高値を更新した。
トランプ米大統領がSNSに「今日、イランで何が起こるか見てみよう」と投稿し、中東情勢の緊迫化から有事のドル買いが強まったことも支えとなった。
・ユーロドルは頭が重い。原油売りが先行したことを背景に1.1530ドルまで序盤は買われたが、その後はドル円の上昇に伴って徐々に上値を切り下げた。米大統領の発言で有事のドル買いが全般広がったことも重しに一時1.1492ドルまで値を下げ、昨年11月21日以来の安値を付けた。
・ユーロ円はさえない。ドル円が高値を付けたタイミングで一時183.65円まで上げたが、買いは続かなかった。ユーロドルの下落に押される形で183.18円まで押し戻された。
・日経平均株価は続落。中東の軍事衝突の長期化が懸念されるなか、昨日の米国株が下落したことも売りを促し、指数は一時1100円超下落した。値嵩株の半導体関連株の下げが目立った。
・債券先物相場は続落。中東情勢の緊迫化を受けた原油価格の上昇により、インフレ圧力の高まりが警戒されて売りが強まった。
2026/03/13 16:00:53
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月独卸売物価指数(WPI、前月比)〔予想 - 〕 (前回発表値 +0.9%)
2026/03/13 16:01:48
【指標】
1月英鉱工業生産(前月比) -0.1%、予想 +0.2%
1月英鉱工業生産(前年比) +0.4%、予想 +0.6%
1月英製造業生産指数(前月比) +0.1%、予想 +0.2%
1月英商品貿易収支 -144.49億ポンド、予想 -221.50億ポンド
1月英貿易収支 -39.22億ポンド、予想 -39.00億ポンド
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
1月英国内総生産(GDP)(前月比)〔予想 +0.2%〕 (前回発表値 +0.1%)
1月英鉱工業生産(前月比)〔予想 +0.2%〕 (前回発表値 -0.9%)
1月英鉱工業生産(前年比)〔予想 +0.6%〕 (前回発表値 +0.5%)
1月英製造業生産指数(前月比)〔予想 +0.2%〕 (前回発表値 -0.5%)
1月英商品貿易収支〔予想 221.50億ポンドの赤字〕 (前回発表値 227.24億ポンドの赤字)
1月英貿易収支〔予想 39.00億ポンドの赤字〕 (前回発表値 43.40億ポンドの赤字)
2026/03/13 16:46:44
【指標】
2月仏CPI改定値(前年比) +0.9%、予想 +1.0%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月仏消費者物価指数(CPI)改定値(前月比)〔予想 +0.7%〕 (前回発表値 +0.7%)
2月仏消費者物価指数(CPI)改定値(前年比)〔予想 +1.0%〕 (前回発表値 +1.0%)
2026/03/13 17:06:43
東京外国為替市場概況
13日午後の東京外国為替市場でユーロドルは下値模索。17時時点では1.1458ドルと15時時点(1.1501ドル)と比べて0.0043ドル程度のユーロ安水準だった。「イラン当局は地域内の米軍基地およびイスラエルに対する新たな攻撃を開始すると発表」との報道が伝わるなど、中東情勢の緊迫化から有事のドル買いがさらに加速。昨年11月5日に付けた1.1469ドルを割り込んで1.1452ドルと同年8月1日以来の安値を付けた。
ユーロ円は売り優勢。17時時点では182.66円と15時時点(183.35円)と比べて69銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれる形で売りが活発化。時間外の欧米株価指数先物の下落もリスク回避の売りを促し、一時182.56円まで下げ足を速めた。
ドル円は17時時点では159.42円と15時時点(159.43円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。ドル買いと円買いが同時進行したため159.50円を挟んで方向感が出ていない。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.01円 - 159.69円
ユーロドル:1.1452ドル - 1.1530ドル
ユーロ円:182.56円 - 183.65円
2026/03/13 19:01:53
【指標】
1月ユーロ圏鉱工業生産(前年比) -1.2%、予想 +1.3%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
1月ユーロ圏鉱工業生産(前月比)〔予想 +0.6%〕 (前回発表値 -1.4%)
1月ユーロ圏鉱工業生産(前年比)〔予想 +1.3%〕 (前回発表値 +1.2%)
2026/03/13 20:07:53
欧州外国為替市場概況
13日の欧州外国為替市場でユーロドルは下落が一巡。20時時点では1.1458ドルと17時時点(1.1458ドル)と比べてほぼ同水準だった。中東情勢の緊迫化を背景とした有事のドル買いによるユーロ安・ドル高推移は、1.1433ドルまで進んだところで一服。時間外取引の米10年債利回りに4.28%手前で天井感が出てきて4.25%へ下落したことも後押しとなり、一時1.1470ドル付近へ持ち直した。
ユーロ円も下落が一服。20時時点では182.64円と、17時時点(182.66円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルに連動して下値を探り、182.30円まで下落。その後はダウ先物が260ドルほど下落したところからプラスに転じるなど株式市場の動向も支えとなるなかユーロドルとともに戻し、182.80円近辺まで水準を回復する場面もあった。
ドル円は20時時点では159.40円と17時時点(159.42円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。ドル買い圧力が一服も、円買い圧力も弱まったため、159.40円付近のレンジを維持した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.01円 - 159.69円
ユーロドル:1.1433ドル - 1.1530ドル
ユーロ円:182.30円 - 183.65円
2026/03/13 20:30:54
イベントスケジュール
○21:00 ◇ 1月メキシコ鉱工業生産(季調済、予想:前月比0.1%)
○21:30 ☆ 2月カナダ雇用統計(予想:新規雇用者数変化1.00万人/失業率6.6%)
○21:30 ◇ 1月カナダ製造業出荷(予想:前月比▲3.3%)
○21:30 ◇ 10-12月期カナダ設備稼働率(予想:78.4%)
○21:30 ☆ 10-12月期米国内総生産(GDP)改定値(予想:前期比年率1.4%)
◎ 個人消費(改定値、予想:前期比2.4%)
◎ コアPCE(改定値、予想:前期比2.7%)
○21:30 ◎ 1月米個人消費支出(PCE、予想:前月比0.3%)
◎ 1月米個人所得(予想:前月比0.5%)
☆ 1月米PCEデフレーター(予想:前年比2.9%)
☆ 1月米PCEコアデフレーター(予想:前月比0.4%/前年比3.1%)
○21:30 ◎ 1月米耐久財受注額(予想:前月比1.1%/輸送用機器を除く前月比0.5%)
○23:00 ◎ 3月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値、予想:54.6)
○23:00 ◎ 1月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数(予想:675.0万件)
○14日01:00 ◎ 2月ロシアCPI(予想:前月比0.5%)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/13 21:00:44
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
1月メキシコ鉱工業生産(前月比)〔予想 +0.1%〕 (前回発表値 +0.2%)
2026/03/13 21:31:44
【指標】
1月米個人所得(前月比) +0.4%、予想 +0.5%
1月米個人消費支出(PCE)(前月比) +0.4%、予想 +0.3%
1月米PCEコア・デフレーター(前月比) +0.4%、予想 +0.4%
1月米PCEコア・デフレーター(前年比) +3.1%、予想 +3.1%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
1月米PCEデフレーター(前年比)〔予想 +2.9%〕 (前回発表値 +2.9%)
1月米個人所得(前月比)〔予想 +0.5%〕 (前回発表値 +0.3%)
1月米個人消費支出(PCE)(前月比)〔予想 +0.3%〕 (前回発表値 +0.4%)
1月米PCEコア・デフレーター(前月比)〔予想 +0.4%〕 (前回発表値 +0.4%)
1月米PCEコア・デフレーター(前年比)〔予想 +3.1%〕 (前回発表値 +3.0%)
2026/03/13 21:33:48
【指標】
10-12月期米GDP個人消費・改定値(前期比年率) +2.0%、予想 +2.4%
10-12月期米コアPCE・改定値(前期比年率) +2.7%、予想 +2.7%
1月米耐久財受注額(前月比) ±0.0%、予想 +1.1%
1月米耐久財受注額(輸送用機器除く、前月比) +0.4%、予想 +0.5%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
10-12月期米国内総生産(GDP)改定値(前期比年率)〔予想 +1.4%〕 (前回発表値 +1.4%)
10-12月期米GDP個人消費・改定値(前期比年率)〔予想 +2.4%〕 (前回発表値 +2.4%)
10-12月期米コアPCE・改定値(前期比年率)〔予想 +2.7%〕 (前回発表値 +2.7%)
1月米耐久財受注額(前月比)〔予想 +1.1%〕 (前回発表値 -1.4%)
1月米耐久財受注額(輸送用機器除く、前月比)〔予想 +0.5%〕 (前回発表値 +1.0%)
2026/03/13 21:34:18
【指標】
2月カナダ失業率 6.7%、予想 6.6%
1月カナダ製造業出荷(前月比) -3.0%、予想 -3.3%
10-12月期カナダ設備稼働率 78.5%、予想 78.4%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月カナダ雇用統計
新規雇用者数変化〔予想 +1.00万人〕 (前回発表値 -2.48万人)
失業率〔予想 6.6%〕 (前回発表値 6.5%)
1月カナダ製造業出荷(前月比)〔予想 -3.3%〕 (前回発表値 +0.6%)
10-12月期カナダ設備稼働率〔予想 78.4%〕 (前回発表値 78.5%)
2026/03/13 22:06:44
欧州外国為替市場概況
13日の欧州外国為替市場でドル円は小動き。22時時点では159.32円と20時時点(159.40円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。米指標結果への反応は鈍く、「有事のドル買い」が一服する中、159円前半での小動きにとどまっている。1月米PCEコア・デフレーターは予想通りの結果になったが、10-12月期米GDP改定値は前年比+0.7%と速報値の+1.4%から下方修正された。
ユーロドルは小幅な買い戻し。22時時点では1.1479ドルと20時時点(1.1458ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ高水準だった。NY原油先物が前日比マイナスに転じたことや、米GDPの下方修正を受けてやや買い戻しが優勢となり、1.1480ドル台まで持ち直した。
ユーロ円は22時時点では182.88円と20時時点(182.64円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの持ち直しや日米株価指数の上昇を支えに切り返しの動きとなるも、183円台を前に戻りが抑えられている。
加ドルはさえない動き。カナダの2月雇用統計で、新規雇用者数が1万人増予想に対し8.39万人減と予想を大きく下回り、同失業率が6.7%と前月から予想以上に悪化したことを受けて、ドル/加ドルは1.3715加ドルまで加ドル安が進み、加ドル円は116.15円まで弱含んだ。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.01円 - 159.69円
ユーロドル:1.1433ドル - 1.1530ドル
ユーロ円:182.30円 - 183.65円
2026/03/13 23:00:45
【指標】
1月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数 694.6万件、予想 675.0万件
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月米ミシガン大学消費者態度指数・速報値〔予想 54.6〕 (前回発表値 56.6)
1月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数〔予想 675.0万件〕 (前回発表値 654.2万件)
2026/03/13 23:21:44
要人発言
トランプ米大統領
「米国は来週、イランを強く攻撃する」
「(ジョーンズ法の規制緩和について)検討してみる」
2026/03/13 23:48:54
要人発言
トランプ米大統領
「イランとの戦争が終結した際には経済もすぐに回復するだろう」
2026/03/14 0:08:44
ニューヨーク外国為替市場概況
13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では159.37円と22時時点(159.32円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。米長期金利の低下などを手掛かりに円買い・ドル売りが先行すると、23時前に159.01円とアジア時間に付けた日通し安値に面合わせした。
ただ、23時発表の3月米ミシガン大学消費者態度指数速報値や1月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想よりも強い結果だったことが分かると買い戻しが優勢に。一時92ドル台まで下落したWTI原油先物価格が95ドル台まで持ち直したこともドル買いを誘ったもよう。
なお、トランプ米大統領はフォックス・ニュースとのインタビューで「必要ならホルムズ海峡を通過する船舶を米国が護衛する」「今後1週間でイランに激しい打撃を与える」と述べた。
ユーロドルは戻りが鈍い。24時時点では1.1457ドルと22時時点(1.1479ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ安水準だった。23時前に一時1.1490ドル付近まで値を戻したものの、買い戻しが一巡すると次第に上値が重くなった。米経済指標の上振れや原油先物相場の持ち直しなどが相場の重しとなった。
ユーロ円は弱含み。24時時点では182.59円と22時時点(182.88円)と比べて29銭程度のユーロ安水準。ドル円の持ち直しにつれた買いが入った半面、ユーロドルの失速につれた売りが出た。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.01円 - 159.69円
ユーロドル:1.1433ドル - 1.1530ドル
ユーロ円:182.30円 - 183.65円
2026/03/14 0:39:48
要人発言
トランプ米大統領
「プーチン露大統領はイランを少し助けているかもしれない」
「ウクライナの支援はドローン防衛に必要ない」
2026/03/14 1:00:39
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月ロシア消費者物価指数(CPI、前月比)〔予想 +0.5%〕 (前回発表値 +1.6%)
2026/03/14 1:08:48
イベントスケジュール
17日
○13:30 ◇ 1月第三次産業活動指数
18日
○日銀金融政策決定会合(1日目)
○08:50 ◎ 2月貿易統計(通関ベース)
19日
○08:50 ◎ 1月機械受注
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
○未定 ☆ 日銀金融政策決定会合(終了後、決定内容発表)
○13:30 ◇ 1月鉱工業生産確報
○13:30 ◇ 1月設備稼働率
○15:30 ☆ 植田和男日銀総裁、定例記者会見
20日
○春分の日の祝日で休場
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/14 1:10:44
イベントスケジュール
16日
○11:00 ◎ 2月中国鉱工業生産
○11:00 ◎ 2月中国小売売上高
○21:15 ◇ 2月カナダ住宅着工件数
○21:30 ◎ 2月カナダ消費者物価指数(CPI)
○21:30 ◎ 3月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
○22:15 ◎ 2月米鉱工業生産
◇ 設備稼働率
○23:00 ◎ 3月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
○メキシコ(ベニート・フアレス生誕日)、休場
17日
○12:30 ☆ 豪準備銀行(RBA)、政策金利発表
○16:30 ◇ 2月スイス生産者輸入価格
○19:00 ◎ 3月独ZEW景況感指数
○19:00 ◎ 3月ユーロ圏ZEW景況感指数
○23:00 ◎ 2月米景気先行指標総合指数
○23:00 ◎ 2月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
○18日02:00 ◎ 米財務省、20年債入札
○米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
18日
○06:45 ◇ 10-12月期ニュージーランド(NZ)経常収支
○17:00 ◎ 2月南アフリカCPI
○19:00 ☆ 2月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値
○19:00 ☆ 2月ユーロ圏HICPコア改定値
○20:00 ◇ 1月南アフリカ小売売上高
○20:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○21:30 ◇ 1月対カナダ証券投資
○21:30 ◎ 2月米卸売物価指数(PPI)
◎ 食品とエネルギーを除くコア指数
○22:45 ☆ カナダ銀行(BOC、中央銀行)、政策金利発表
○23:00 ◎ 1月米製造業新規受注
○23:30 ◇ EIA週間在庫統計
○19日03:00 ☆ 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
○19日03:30 ☆ パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
○19日05:00 ◎ 1月対米証券投資動向
○19日06:30 ☆ ブラジル中銀、政策金利発表
19日
○06:45 ☆ 10-12月期NZ国内総生産(GDP)
○09:30 ◎ 2月豪雇用統計(失業率/新規雇用者数)
○16:00 ◎ 2月英雇用統計(失業率/失業保険申請件数推移)
○16:00 ◎ 11-1月英失業率(ILO方式)
○17:30 ☆ スイス国立銀行(中央銀行、SNB)、政策金利発表
○17:30 ◎ スウェーデン中銀、政策金利発表
○19:00 ◇ 1月ユーロ圏建設支出
○21:00 ☆ 英中銀(BOE)、政策金利発表
○21:00 ☆ 英中銀MPC議事要旨
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
○21:30 ◎ 3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
○22:15 ☆ 欧州中央銀行(ECB)定例理事会、終了後政策金利発表
○22:45 ☆ ラガルドECB総裁、定例記者会見
○23:00 ☆ 1月米新築住宅販売件数
○23:00 ◇ 1月米卸売売上高
○日米首脳会談(ワシントン)
○欧州連合(EU)首脳会議(ブリュッセル、20日まで)
20日
○06:45 ◎ 2月NZ貿易収支
○16:00 ◇ 2月独生産者物価指数(PPI)
○17:30 ◎ 2月香港CPI
○18:00 ◇ 1月ユーロ圏経常収支(季節調整済)
○19:00 ◇ 1月ユーロ圏貿易収支
○19:30 ◎ ロシア中銀、政策金利発表
○21:30 ◎ 1月カナダ小売売上高
○21:30 ◇ 2月カナダ鉱工業製品価格
○21:30 ◇ 2月カナダ原料価格指数
○21日02:30 ◎ ナーゲル独連銀総裁、講演
○トルコ(砂糖祭)、休場
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/14 2:03:48
ニューヨーク外国為替市場概況
13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。2時時点では159.60円と24時時点(159.37円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。中東戦争の長期化懸念が広がるなか、原油先物相場は97ドル台まで上昇。原油高を手掛かりにした株売り・ドル買いが進み、一時159.64円付近まで値を上げた。米10年債利回りは2月3日以来の水準となる4.28%台まで上昇しており、米長期金利の上昇もドル買いを誘った面がある。
ユーロドルはさえない。2時時点では1.1443ドルと24時時点(1.1457ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。1.1500ドル手前で戻りの鈍さを確認すると、全般にドル買いが進んだ流れに沿って1.1435ドル近辺まで下押し。本日安値の1.1433ドルに迫った。
ユーロ円は2時時点では182.63円と24時時点(182.59円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、182.60円前後で方向感を欠いた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.01円 - 159.69円
ユーロドル:1.1433ドル - 1.1530ドル
ユーロ円:182.30円 - 183.65円
2026/03/14 3:25:43
欧州マーケットダイジェスト
(13日終値:14日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.56円(13日15時時点比△0.13円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.58円(▲0.77円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1442ドル(▲0.0059ドル)
FTSE100種総合株価指数:10261.15(前営業日比▲44.00)
ドイツ株式指数(DAX):23447.29(▲142.36)
10年物英国債利回り:4.823%(△0.050%)
10年物独国債利回り:2.983%(△0.026%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月独卸売物価指数(WPI)
(前月比) 0.6% 0.9%
1月英国内総生産(GDP)
(前月比) 0.0% 0.1%
1月英鉱工業生産
(前月比) ▲0.1% ▲0.9%
(前年同月比) 0.4% 0.5%
1月英製造業生産指数
(前月比) 0.1% ▲0.5%
1月英商品貿易収支
144.49億ポンドの赤字 227.24億ポンドの赤字
2月仏消費者物価指数(CPI)改定値
(前月比) 0.6% 0.7%
(前年比) 0.9% 1.0%
1月ユーロ圏鉱工業生産
(前月比) ▲1.5% ▲0.5%・改
(前年比) ▲1.2% 2.2%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。WTI原油先物価格が時間外取引で1バレル=92ドル台まで下落すると足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きが先行した。NY市場に入っても、しばらくは原油安・株高・ドル安の流れが継続し、23時前に一時159.01円とアジア時間に付けた日通し安値に面合わせした。
ただ、23時発表の3月米ミシガン大学消費者態度指数速報値や1月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想よりも強い結果だったことが分かると買い戻しが優勢に。中東情勢の緊迫化を背景にWTI原油先物価格が99ドル台まで値を戻すと、高く始まった米国株相場が失速。為替市場では「有事のドル買い」が再び優勢となった。ドル円は2時過ぎに一時159.69円とアジア時間に付けた日通し高値に面合わせした。
なお、トランプ米大統領はFOXニュースとのインタビューで「必要ならホルムズ海峡を通過する船舶を米国が護衛する」「今後1週間でイランに激しい打撃を与える」などと話した。
・ユーロドルは頭が重い。「イラン当局は地域内の米軍基地およびイスラエルに対する新たな攻撃を開始すると発表した」との報道が伝わると、中東情勢の緊迫化から「有事のドル買い」が先行。日本時間夕刻に一時1.1433ドルと昨年8月1日以来の安値を付けた。
ただ、同日の安値1.1392ドルがサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。原油先物が下落したことも相場を下支えし、23時前に一時1.1490ドル付近まで値を戻した。
もっとも、買い戻しが一巡すると再び上値が重くなった。米経済指標の上振れや原油先物の持ち直しなどが相場の重しとなり、2時過ぎに1.1434ドル付近まで押し戻された。原油高・株安・ドル高が進みやすい地合いだった。
・ユーロ円は売り先行後、もみ合い。ユーロドルの下落や欧州株安に伴う円買い・ユーロ売りが先行すると一時182.30円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は182円台半ばから後半でのもみ合いに転じた。NY市場ではドル相場となったためユーロ円自体は方向感が出にくい状況となった。
・ロンドン株式相場は3日続落。原油などエネルギー価格の上昇が英経済に悪影響を与えるとの懸念が引き続き相場の重しとなった。ただ、原油先物相場が下げに転じたタイミングで、指数はプラス圏に浮上する場面があった。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が売られたほか、ロールス・ロイス・ホールディングスやスミスグループなど資本財サービス株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は3日続落。大幅に下落して始まったものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり上げに転じた。ただ、引けにかけては再び売りが強まり続落して終えた。原油先物相場の動向につれる展開となった。個別ではシーメンス・エナジー(5.70%安)やフォルクスワーゲン(3.12%安)、ダイムラー・トラック・ホールディング(2.40%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。エネルギー高を背景にインフレ懸念が高まる中、債券売りが優勢となった。
2026/03/14 4:06:43
ニューヨーク外国為替市場概況
13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は高値圏でのもみ合い。4時時点では159.62円と2時時点(159.60円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。原油先物相場は99ドル台まで上昇する場面があったものの、週末のNY時間午後に入って為替市場の反応はやや鈍くなった。2時過ぎには一時159.69円とアジア時間につけた本日高値に面合わせしたが、高値更新には至らなかった。
ユーロドルは安値圏でのもみ合い。4時時点では1.1436ドルと2時時点(1.1443ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。3時30分前に1.1432ドルまでわずかに本日安値を更新したが、積極的に売りを進める展開にはならなかった。
ユーロ円は4時時点では182.54円と2時時点(182.63円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。182.60円前後で動意を欠いた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.01円 - 159.69円
ユーロドル:1.1432ドル - 1.1530ドル
ユーロ円:182.30円 - 183.65円
2026/03/14 6:04:48
ニューヨーク外国為替市場概況
13日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは4日続落。終値は1.1417ドルと前営業日NY終値(1.1512ドル)と比べて0.0095ドル程度のユーロ安水準だった。米財務省がロシア産原油に対する制裁を一時的に解除すると発表したことを受けて、WTI原油先物価格が時間外取引で1バレル=92ドル台まで下落すると、足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きが先行。23時前に一時1.1490ドル付近まで下げ渋った。
ただ、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。中東情勢の緊迫化を背景にWTI原油先物価格が99ドル台まで値を戻すと、高く始まった米国株相場が失速。為替市場では「有事のドル買い」が再び強まった。3月米ミシガン大学消費者態度指数速報値や1月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想よりも強い内容だったことも米長期金利の上昇とドル買いを促し、5時30分過ぎに一時1.1411ドルと昨年8月1日以来の安値を更新した。
トランプ米大統領はFOXニュースとのインタビューで「今後1週間でイランに激しい打撃を与える」などと述べたほか、米WSJは「米国防総省が海兵隊と軍艦を中東に追加派遣している」と報じた。戦争開始から2週間を迎えるものの、事態が収束に向かう兆しは見られず、市場では「中東情勢が不安定なまま週末を迎えたことで、基軸通貨であり流動性が高いドルが買われやすい地合いとなった」との声が聞かれた。
ドル円は4日続伸。終値は159.73円と前営業日NY終値(159.35円)と比べて38銭程度のドル高水準だった。NY市場に入ると、しばらくは原油安・株高・ドル安の流れが続き、23時前に一時159.01円とアジア時間に付けた日通し安値に面合わせした。
ただ、原油先物が再び上昇傾向を強めると、株安とドル高が進行。米経済指標の上振れや米金利上昇も相場の支援材料となり、5時30分過ぎに一時159.75円と2024年7月以来の高値を更新した。もっとも、政府・日銀による為替介入への警戒感も強く、一本調子で上昇する展開にはならなかった。
ユーロ円は続落。終値は182.36円と前営業日NY終値(183.44円)と比べて1円08銭程度のユーロ安水準。22時前に一時182.92円付近まで下げ渋ったものの、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げた。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが出た。米国株相場の失速も相場の重しとなり、5時30分前には一時182.26円と日通し安値を更新した。
本日の参考レンジ
ドル円:159.01円 - 159.75円
ユーロドル:1.1411ドル - 1.1530ドル
ユーロ円:182.26円 - 183.65円
2026/03/14 6:15:38
NYマーケットダイジェスト
(13日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.73円(前営業日比△0.38円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.36円(▲1.08円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1417ドル(▲0.0095ドル)
ダウ工業株30種平均:46558.47ドル(▲119.38ドル)
ナスダック総合株価指数:22105.36(▲206.62)
10年物米国債利回り:4.28%(△0.02%)
WTI原油先物4月限:1バレル=98.71ドル(△2.98ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=5061.7ドル(▲64.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10-12月期米国内総生産(GDP)改定値
(前期比年率) 0.7% 1.4%
個人消費改定値
(前期比年率) 2.0% 2.4%
コアPCE改定値
(前期比年率) 2.7% 2.7%
1月米個人所得
前月比 0.4% 0.3%
1月米個人消費支出(PCE)
前月比 0.4% 0.4%
1月米PCEデフレーター
前年同月比 2.8% 2.9%
1月米PCEコア・デフレーター
前月比 0.4% 0.4%
前年同月比 3.1% 3.0%
1月米耐久財受注額
(前月比) 0.0% ▲0.9%・改
輸送用機器を除く
(前月比) 0.4% 1.3%・改
3月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)
55.5 56.6
1月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
694.6万件 655.0万件
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは4日続落。米財務省がロシア産原油に対する制裁を一時的に解除すると発表したことを受けて、WTI原油先物価格が時間外取引で1バレル=92ドル台まで下落すると、足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きが先行。23時前に一時1.1490ドル付近まで下げ渋った。
ただ、買い戻しはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。中東情勢の緊迫化を背景にWTI原油先物価格が99ドル台まで値を戻すと、高く始まった米国株相場が失速。為替市場では「有事のドル買い」が再び強まった。3月米ミシガン大学消費者態度指数速報値や1月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想よりも強い内容だったことも米長期金利の上昇とドル買いを促し、5時30分過ぎに一時1.1411ドルと昨年8月1日以来の安値を更新した。
トランプ米大統領はFOXニュースとのインタビューで「今後1週間でイランに激しい打撃を与える」などと述べたほか、米WSJは「米国防総省が海兵隊と軍艦を中東に追加派遣している」と報じた。戦争開始から2週間を迎えるものの、事態が収束に向かう兆しは見られず、市場では「中東情勢が不安定なまま週末を迎えたことで、基軸通貨であり流動性が高いドルが買われやすい地合いとなった」との声が聞かれた。
・ドル円は4日続伸。NY市場に入ると、しばらくは原油安・株高・ドル安の流れが続き、23時前に一時159.01円とアジア時間に付けた日通し安値に面合わせした。
ただ、原油先物が再び上昇傾向を強めると、株安とドル高が進行。米経済指標の上振れや米金利上昇も相場の支援材料となり、5時30分過ぎに一時159.75円と2024年7月以来の高値を更新した。もっとも、政府・日銀による為替介入への警戒感も強く、一本調子で上昇する展開にはならなかった。
・ユーロ円は続落。22時前に一時182.92円付近まで下げ渋ったものの、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げた。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが出た。米国株相場の失速も相場の重しとなり、5時30分前には一時182.26円と日通し安値を更新した。
2026/03/14 6:16:48
NYマーケットダイジェスト
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落。米財務省がロシア産石油に対する制裁を一時的に解除すると発表すると、原油先物相場が下落し株買いが先行した。ダウは一時440ドル超上昇する場面があった。ただ、原油先物相場が上昇に転じると徐々に上値が重くなり、下げに転じた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落。ブロードコムやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などが売られた。
・米国債券相場で長期ゾーンは4日続落。イラン紛争が長期化するとの懸念が再燃する中、原油先物相場が上昇すると、インフレへの懸念が高まり債券売りが出た。3月米ミシガン大学消費者態度指数速報値や1月米JOLTS求人件数が予想を上回ったことも相場の重し。利回りは一時4.2885%前後と2月3日以来の高水準を付けた。
・原油先物相場は大幅に3日続伸。米政府が対ロシア制裁の緩和に踏み切り、ロシア産原油の供給期待から一時92ドル台まで下げたものの、売りの流れは長続きしなかった。イラン側が徹底抗戦の構えを見せるなか、トランプ米大統領は「米国は来週、イランを強く攻撃する」と発言。中東戦争の長期化リスクが意識されると99ドル台まで反発した。
・金先物相場は3日続落。中東情勢の緊迫化を背景にこの日も有事のドル買いが進み、ドル建てで取引される金は割高感を意識した売りに押された。