
2026/03/06 8:00:49
東京為替見通し
5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、有事のドル買いに加えて好調だった米経済指標を受けて157.85円まで上昇した。ユーロドルは、中東情勢の緊迫化を背景に原油先物相場が急騰したことで1.1559ドルまでユーロ安・ドル高が進んだ。
本日の東京外国為替市場のドル円は、これまでのように中東有事のドル買いと原油価格上昇による円売りが継続することが見込まれる。そういった中、本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入の可能性に警戒していく展開が予想される。
NYダウは、中東情勢の緊迫を背景にWTI原油先物価格が急騰し、米当局による半導体輸出規制案などから大幅に下落した。米10年債利回りも原油価格急騰を背景に上昇(債券売り)となり、ドル買いが続いている。
しかし、1991年の湾岸戦争の時は、ドル円は138円台から127円台まで下落して、有事のドル売りとなっていた。過去米軍が敗れたベトナム戦争、アフガニスタン戦争、イラク戦争などの例もあるため、中東情勢の進展次第では、米国のトリプル安(株安・債券安・ドル安)の可能性にも警戒しておきたい。
イスラエルと米国によるイラン攻撃の構図が、イランからミサイル攻撃を受けているサウジアラビアなどの湾岸諸国や北大西洋条約機構(NATO)のイギリス、フランス、トルコも参戦しつつあることで、戦闘地域の拡大と長期化の様相を呈しつつある。
ドル円は、有事のドル買いに加えて、原油価格の上昇による円売り圧力の強まった。それにも関わらず、1月23日にベッセント米財務長官主導による日米協調のドル高・円安抑制が打ち出された158円の手前で留まっている。当時、ベッセント米財務長官は日本側の要請があれば日米協調の為替介入も視野に入れていた、と報じられている。今夜発表される米2月雇用統計が堅調な雇用情勢を示した場合は、158円台に乗せて、日米通貨当局のドル高・円安阻止の本気度を探ることになるのかもしれない。
イランでの戦争に関する観測報道、「イラン情報機関員が戦争終結に向けた条件協議を提案」「イラン外務次官は米国の代替案次第で核計画を放棄する用意があると述べた」「米財務省は原油先物市場への何らかの措置を発表する可能性」などが報じられるたびに、リクス回避の巻き戻しが起きている。今後も、関連ヘッドラインには警戒しておきたい。
トランプ米大統領は、イランとの戦争が当初想定の4-5週間を超える可能性を示唆し、ヘグゼス米国防長官は8週間以上続く可能性を示唆している中、今後の政治日程を見据えての終結の時期が模索されている。
トランプ米大統領は3月31日から訪中して、4月1日から2日にかけて米中首脳会談に臨むことになる。中国は、イランから原油を輸入し、イランとサウジアラビアとの外交正常化を仲介した実績があるため、期待感が高まっている。また、7月4日の米国建国250周年に向けて、6月にはサッカーのワールドカップ北中米3カ国大会が開幕し、11月の中間選挙に向けた夏の休暇シーズン前のガソリン価格上昇を回避する必要性ある。
2026/03/06 8:07:46
東京外国為替市場概況
6日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では157.48円とニューヨーク市場の終値(157.59円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。早朝のオセアニア市場では157円台半ばで推移している。引き続き、中東情勢を巡るヘッドラインを意識し、原油やドルの強弱に振らされる動きとなるだろう。
ユーロ円ももみ合い。8時時点では182.78円とニューヨーク市場の終値(182.93円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。東京株式相場の取引開始待ち。なお、昨日のCME225先物は54610円と大阪取引所比で530円安で引けた。
ユーロドルは8時時点では1.1607ドルとニューヨーク市場の終値(1.1609ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.45円 - 157.63円
ユーロドル:1.1606ドル - 1.1610ドル
ユーロ円:182.78円 - 182.96円
2026/03/06 8:51:46
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月外貨準備高〔予想 ±〕 (前回発表値 1兆3948億ドル)
2026/03/06 9:25:46
要人発言
城内経済財政相
「中東情勢の影響注視、 経済・物価動向に応じ経済運営に万全を期す」
「中東情勢長期化・拡大する場合、エネルギー・物価に影響する可能性あるが現時点でコメント控える」
2026/03/06 10:05:46
東京外国為替市場概況
6日の東京外国為替市場でドル円はじり安。10時時点では157.47円とニューヨーク市場の終値(157.59円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。昨日急騰したNY原油先物が時間外で2ドル超の下落を眺め、ドル円の上値は重かった。週末の東京仲値にかけて緩むと、昨日NY終盤の下押し水準157.42円を割り込んで157.39円まで売られた。
ユーロ円はやや伸び悩み。10時時点では182.84円とニューヨーク市場の終値(182.93円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。日経平均の安寄りを確認すると182.74円まで売られるも、株価指数が下げ幅を急速に縮めた場面では182.90円台まで持ち直した。もっとも一巡後はドル円に引きずられ、182.70円台まで上値を切り下げている。
ユーロドルは10時時点では1.1610ドルとニューヨーク市場の終値(1.1609ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。1.1603ドルを下値に下げ渋った。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.39円 - 157.63円
ユーロドル:1.1603ドル - 1.1614ドル
ユーロ円:182.74円 - 182.96円
2026/03/06 10:43:46
インターバンクスワップ状況
ドル円スワップスプレッド
O/N 3.96/ 3.86
T/N 1.35 / 1.31
S/W 9.35 / 9.24
1M 42.47 / 42.27
2M 83.93 / 83.53
3M 122.40 / 121.98
6M 234.95 / 233.90
※3月6日10時29分時点
2026/03/06 12:06:46
東京外国為替市場概況
6日の東京外国為替市場でユーロ円は小幅高。12時時点では182.95円とニューヨーク市場の終値(182.93円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。一時760円超下落していた日経平均株価がプラス圏を回復したことを支えに一時183.03円まで値を上げた。もっとも、株式市場ほど為替市場は盛り上がらず、上値は限られている。
ユーロドルも小高い。12時時点では1.1616ドルとニューヨーク市場の終値(1.1609ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。日米株価指数が反発したことで有事のドル買いの巻き戻しが散見されたが、上値は1.1621ドルに留まっている。
ドル円は12時時点では157.50円とニューヨーク市場の終値(157.59円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。緩やかな円売りとドル売りでドル円は157円台半ばで方向感が出ていない。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.39円 - 157.63円
ユーロドル:1.1603ドル - 1.1621ドル
ユーロ円:182.74円 - 183.03円
2026/03/06 12:17:49
要人発言
トランプ米大統領
「イラン指導体制の解体を要求する」
「イランの優れた指導者候補を念頭においている」
「イラン地上侵攻は現時点では検討していない」
2026/03/06 12:46:49
インターバンクオプション状況
【ドル円】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 9.57%(前日比+0.01%)
リスクリバーサル1カ月物 1.46%の円コールオーバー
主なオプションのストライクと行使期日
158.25円 6日
158.00円 9日
157.00円 9日
156.40円 6日
156.00円 9・13日
155.50円 9日
155.00円 9・10・11日
【ユーロドル】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 7.25%(前日比+0.16%)
主なオプションのストライクと行使期日
1.1850ドル 6・9日
1.1830ドル 6日
1.1815ドル 13日
1.1800ドル 12日
1.1795ドル 12日
1.1760ドル 11日
1.1750ドル 6日
1.1740ドル 6日
1.1720ドル 6日
1.1700ドル 6・11・10・13日
1.1695ドル 10日
1.1680ドル 12日
1.1670ドル 13日
1.1650ドル 9・10日
1.1600ドル 6・9・10・13日
1.1550ドル 6日
1.1500ドル 6日
1.1490ドル 6日
1.1480ドル 6日
2026/03/06 14:00:49
イベントスケジュール
○19:00 ☆ 10-12月期ユーロ圏域内総生産(GDP)確定値(予想:前期比0.3%/前年比1.3%)
○22:30 ☆ 2月米雇用統計(予想:非農業部門雇用者数変化5.5万人/失業率4.3%/平均時給、前月比0.3%/前年比3.7%)
○22:30 ☆ 1月米小売売上高(予想:前月比▲0.3%/自動車を除く前月比横ばい)
○22:30 ◎ チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
○24:00 ◇ 2月カナダIvey購買部協会景気指数
○24:00 ◇ 12月米企業在庫(予想:前月比0.1%)
○7日00:15 ◎ デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、ポールソン米フィラデルフィア連銀総裁、討議に参加
○7日01:30 ◎ シュミッド米カンザスシティー連銀総裁、講演
○7日02:00 ◎ シュナーベルECB専務理事、講演
○7日03:20 ◎ コリンズ米ボストン連銀総裁、講演
○7日03:30 ◎ ハマック米クリーブランド連銀総裁、講演
○7日05:00 ◇ 1月米消費者信用残高(予想:120.0億ドル)
○8日 米国が夏時間に移行
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/06 14:49:49
要人発言
氷見野日銀副総裁
「デフレ脱却は政府が各種指標を見て総合判断する」
「現在は、インフレの状態にある」
「緩和的な金融環境の下で緩和度合いを調整している」
2026/03/06 14:49:59
要人発言
片山財務相
「賃金上昇を伴った持続的・安定的な物価上昇の実現は道半ば」
「日本経済が再びデフレに戻る見込みがないとまで言える状況にはない」
2026/03/06 14:56:50
要人発言
氷見野日銀副総裁
「円安の物価に与える影響をしっかりみていきたい」
2026/03/06 14:57:49
要人発言
片山財務相
「日銀の金融政策は為替誘導を目的としたものではない」
2026/03/06 15:06:49
東京外国為替市場概況
6日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では157.84円と12時時点(157.50円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。後場の日経平均株価が上げ幅を拡大したことやホルムズ海峡の船舶航行がほぼ完全に停止したとの報道でWTI原油先物価格が80ドル台を回復したことも支えに、一時157.88円まで上値を伸ばした。
片山財務相が「賃金上昇を伴った持続的・安定的な物価上昇の実現は道半ば」などと述べたことも円売りにつながった可能性がある。
ユーロドルは小安い。15時時点では1.1606ドルと12時時点(1.1616ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。ホルムズ海峡の船舶航行がほぼ完全に停止したとの報道などから、1.16ドル台前半で弱含みに推移した。
ユーロ円は15時時点では183.19円と12時時点(182.95円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。日本株が底堅く推移するのを眺め183.25円まで上値を伸ばした。
ポンド円は210.89円、カナダドル円は115.56円、豪ドル円は111.01円まで外貨高・円安に振れた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.39円 - 157.88円
ユーロドル:1.1603ドル - 1.1621ドル
ユーロ円:182.74円 - 183.25円
2026/03/06 15:39:49
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=157.84円(前営業日NY終値比△0.25円)
ユーロ円:1ユーロ=183.19円(△0.26円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1606ドル(▲0.0003ドル)
日経平均株価:55620.84円(前営業日比△342.78円)
東証株価指数(TOPIX):3716.93(△14.26)
債券先物3月物:132.47円(△0.06円)
新発10年物国債利回り:2.160%(△0.005%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) (発表値) (前回発表値)
2月外貨準備高
1兆4107億ドル 1兆3948億ドル
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は小高い。しばらくは157円台半ばでのもみ合いとなっていたものの、東京午後に入ると日経平均株価の上昇などを手掛かりに買いが入った。昨日高値の157.85円を上抜けて、一時157.90円まで値を上げた。
なお、氷見野日銀副総裁は「現在はインフレの状態にある」「円安の物価に与える影響をしっかりみていきたい」などの見解を示した。
・ユーロドルは伸び悩み。1.1621ドルまでやや買いが入る場面もあったが、中東情勢への警戒感からドル買い需要も根強く、その後はやや上値が重くなった。
・ユーロ円は小高い。ドル円や日本株の上昇につれた円売り・ユーロ買いが進み、一時183.25円まで上値を伸ばした。
・日経平均株価は続伸。前日の米国株式相場が大きく下落し、この日の国内株式市場にも売りが波及した。ただ、時間外取引で原油先物相場の上昇が一服すると次第に下値を切り上げる展開に。指数は午前につけた760円超安から400円超高まで持ち直し、高値圏で取引を終えた。
・債券先物相場は反発。株安を背景に安全資産とされる債券需要が意識された。もっとも、安く始まった日経平均株価は一巡後にプラス圏まで反発したため、上値も限られた。
2026/03/06 16:52:49
要人発言
潘功勝・中国人民銀行(PBOC)総裁
「貿易競争力を高めるために為替を利用する意図も必要もない」
「金利や預金準備率の引き下げなど様々な金融政策手段を柔軟に活用へ」
「中銀は適切な金融政策を今年実施へ」
2026/03/06 17:07:50
東京外国為替市場概況
6日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。17時時点では157.53円と15時時点(157.84円)と比べて31銭程度のドル安水準だった。15時過ぎに157.90円まで上値を伸ばしたが、3日高値157.97円や節目の158.00円を前に伸び悩んだ。市場ではベッセント米財務長官が1月下旬にレートチェックを指示した水準が158円台だったこともあり、積極的に上値を仕掛けにくいとの声があった。
ユーロドルは小動き。17時時点では1.1614ドルと15時時点(1.1606ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。15時過ぎに1.1602ドルまで下押ししたものの、欧州勢参入後も値動きは限られている。朝からのレンジもいまだに20pipsにも満たない。
ユーロ円は買い一服。17時時点では182.95円と15時時点(183.19円)と比べて24銭程度のユーロ安水準だった。15時半過ぎに183.27円まで上値を広げたが、ドル円が伸び悩んだことでユーロ円の買いも一服となっている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.39円 - 157.90円
ユーロドル:1.1602ドル - 1.1621ドル
ユーロ円:182.74円 - 183.27円
2026/03/06 17:19:10
要人発言
エスクリバ・スペイン中銀総裁
「ECBが次回の理事会で金利を動かす可能性は極めて低い」
「ECBの次の決定に関しては予測できない」
2026/03/06 19:00:50
【指標】
10-12月期ユーロ圏GDP確定値(前年比) +1.2%、予想 +1.3%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
10-12月期ユーロ圏域内総生産(GDP)確定値(前期比)〔予想 +0.3%〕 (前回発表値 +0.3%)
10-12月期ユーロ圏域内総生産(GDP)確定値(前年比)〔予想 +1.3%〕 (前回発表値 +1.3%)
2026/03/06 20:06:40
欧州外国為替市場概況
6日の欧州外国為替市場でユーロドルはさえない。20時時点では1.1578ドルと17時時点(1.1614ドル)と比べて0.0036ドル程度のユーロ安水準だった。カタールのアルカービー・エネルギー相が「湾岸地域の全てのエネルギー輸出国が数週間以内に輸出停止に追い込まれる可能性がある」などの見解を示すなか、原油先物価格が85ドル手前まで急伸すると、為替市場では全般にドル買いが進んだ。ユーロも対ドルで売りに押され、一時1.1572ドルまで本日安値を更新した。
ドル円は買い戻し。20時時点では157.87円と17時時点(157.53円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。全般にドル高が進んだ流れに沿って本日高値の157.90円に面合わせした。もっとも、3日につけた直近高値の157.97円がレジスタンスとして意識されており、節目の158.00円手前では買いの勢いも落ち着いた。
ユーロ円は20時時点では182.80円と17時時点(182.95円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれて182.69円まで本日安値を更新する場面も見られた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.39円 - 157.90円
ユーロドル:1.1572ドル - 1.1621ドル
ユーロ円:182.69円 - 183.27円
2026/03/06 20:30:40
イベントスケジュール
○22:30 ☆ 2月米雇用統計(予想:非農業部門雇用者数変化5.5万人/失業率4.3%/平均時給、前月比0.3%/前年比3.7%)
○22:30 ☆ 1月米小売売上高(予想:前月比▲0.3%/自動車を除く前月比横ばい)
○22:30 ◎ チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演
○24:00 ◇ 2月カナダIvey購買部協会景気指数
○24:00 ◇ 12月米企業在庫(予想:前月比0.1%)
○7日00:15 ◎ デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、ポールソン米フィラデルフィア連銀総裁、討議に参加
○7日01:30 ◎ シュミッド米カンザスシティー連銀総裁、講演
○7日02:00 ◎ シュナーベルECB専務理事、講演
○7日03:20 ◎ コリンズ米ボストン連銀総裁、講演
○7日03:30 ◎ ハマック米クリーブランド連銀総裁、講演
○7日05:00 ◇ 1月米消費者信用残高(予想:120.0億ドル)
○8日 米国が夏時間に移行
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/06 21:44:50
要人発言
ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事
「1月の就業者数が下方修正されるのはほぼ確実」
2026/03/06 22:06:50
欧州外国為替市場概況
6日の欧州外国為替市場でドル円はしっかり。22時時点では157.99円と20時時点(157.87円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。原油高・ドル高の流れが続く中、レジスタンスとして意識されていた節目の158.00円を突破し、1月23日以来の高値となる158.09円まで強含んだ。この後に発表される2月米雇用統計と1月米小売売上高の結果次第では買いが一段と強まる可能性はあるものの、158円台では介入警戒感が強く、157.80円台に押し戻された。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事は「1月の就業者数が下方修正されるのはほぼ確実」との見解を示した。
ユーロドルは下値を広げる。22時時点では1.1554ドルと20時時点(1.1578ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ安水準だった。原油高を嫌気した売りが継続し、一時1.1552ドルまで弱含んだ。NY原油先物は86ドル台まで一段と上げ幅を拡大した。
ユーロ円もさえない動き。22時時点では182.56円と20時時点(182.80円)と比べて24銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下げにつられ、一時182.50円まで下値を広げ、戻りの鈍い動き。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.39円 - 158.09円
ユーロドル:1.1552ドル - 1.1621ドル
ユーロ円:182.50円 - 183.27円
2026/03/06 22:31:47
【指標】
1月米小売売上高(自動車を除く、前月比)±0.0%、予想 ±0.0%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
1月米小売売上高(前月比)〔予想 -0.3%〕 (前回発表値 ±0.0%)
1月米小売売上高(自動車を除く、前月比)〔予想 ±0.0%〕 (前回発表値 ±0.0%)
2026/03/06 22:31:50
【指標】
2月米失業率 4.4%、予想 4.3%
2月米平均時給(前月比)+0.4%、予想 +0.3%
2月米平均時給(前年比)+3.8%、予想 +3.7%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月米雇用統計
非農業部門雇用者数変化〔予想 5.5万人〕 (前回発表値 13.0万人)
失業率〔予想 4.3%〕 (前回発表値 4.3%)
平均時給(前月比)〔予想 +0.3%〕 (前回発表値 +0.4%)
平均時給(前年比)〔予想 +3.7%〕 (前回発表値 +3.7%)
2026/03/06 22:58:47
要人発言
トランプ米大統領
「イランは降伏後、偉大な指導者を選ぶことができる」
2026/03/06 23:19:50
要人発言
デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「(米雇用統計)1カ月分のデータだけで判断することはできない」
「昨年の利下げで雇用市場の底打ちが期待されるが、今回の雇用統計には注目している」
「原油価格が上昇する中で、問題はそれがいつまで続くかだ」
「この賃金上昇はバブルの兆候ではない」
「労働市場はこれまで以上に弱くなっているという懸念がある」
「より多くの情報を収集する間、現状維持を心がける必要がある」
2026/03/06 23:41:47
要人発言
ハセット米国家経済会議(NEC)委員長
「民間のクレジット市場を非常に注意深く監視」
「イラン情勢が解決されれば、市場はすぐに改善する」
2026/03/07 0:01:54
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
12月米企業在庫(前月比)〔予想 +0.1%〕 (前回発表値 +0.1%)
2026/03/07 0:03:33
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月カナダIvey購買部協会指数 〔予想 - 〕 (前回発表値 50.9)
2026/03/07 0:08:47
ニューヨーク外国為替市場概況
6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では157.66円と22時時点(157.99円)と比べて33銭程度のドル安水準だった。米労働省が発表した2月米雇用統計で非農業部門雇用者数が9.2万人減と予想の5.5万人増に反して減少したうえ、失業率が4.4%と予想の4.3%より弱い内容となったことが分かると円買い・ドル売りが先行。一時157.41円付近まで値を下げた。
ただ、アジア時間に付けた日通し安値157.39円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。中東情勢の緊迫化を背景に原油高・ドル高の流れも継続し、23時30分前には158.09円と本日高値に面合わせした。
なお、WTI原油先物価格は一時1バレル=89.62ドルと2023年10月以来約2年5カ月ぶりの高値を更新した。トランプ米大統領が自身のSNSで「イランとの取引は『無条件降伏』以外にあり得ない」との見解を示すと、イラン情勢の混乱が長期化するとの懸念が高まった。
ユーロドルは戻りが鈍い。24時時点では1.1572ドルと22時時点(1.1554ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。低調な米雇用統計をきっかけに全般ドル売りが先行すると一時1.1593ドル付近まで値を上げたものの、上値は重かった。原油価格の急騰を嫌気したユーロ売り・ドル買いが出やすい地合いとなる中、23時30分前に一時1.1546ドルと日通し安値を更新した。
ユーロ円は本日安値圏でもみ合い。24時時点では182.45円と22時時点(182.56円)と比べて11銭程度のユーロ安水準。23時前に一時182.38円と日通し安値を付けたものの、ドル相場となったためユーロ円自体は方向感が出にくい状況だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.39円 - 158.09円
ユーロドル:1.1546ドル - 1.1621ドル
ユーロ円:182.38円 - 183.27円
2026/03/07 0:09:47
要人発言
グールズビー米シカゴ連銀総裁
「雇用統計は散々な結果だった」
「このようなデータが数カ月続いた場合、懸念材料となるだろう」
「インフレの継続的な進展が見られることを期待」
「年末までに利下げを再開できることを期待」
「問題はインフレが一時的なものになるのか、それとも長期的なものになるのかだ」
「原油ショックはスタグフレーション的な方向に進む可能性がある。スタグフレーションは銀行にとって最悪のシナリオ」
「すべての会合であらゆる議題が議題に上がる」
2026/03/07 1:10:47
イベントスケジュール
9日
○08:30 ◇ 1月毎月勤労統計(現金給与総額)
○08:50 ◎ 1月国際収支速報
○14:00 ◇ 1月景気動向指数速報値
○15:00 ◇ 2月景気ウオッチャー調査
10日
○08:30 ◇ 1月家計調査(消費支出)
○08:50 ☆ 10-12月期実質国内総生産(GDP)改定値
○08:50 ◇ 2月マネーストックM2
11日
○08:50 ◇ 2月企業物価指数
12日
○08:50 ◇ 1-3月期法人企業景気予測調査
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/07 1:15:50
イベントスケジュール
8日
○米国が夏時間に移行
9日
○10:30 ◎ 2月中国消費者物価指数(CPI)
○10:30 ◎ 2月中国生産者物価指数(PPI)
○16:00 ◎ 1月独製造業新規受注
○16:00 ◎ 1月独鉱工業生産
○17:00 ◇ 2月スイスSECO消費者信頼感指数
○21:00 ◎ 2月メキシコCPI
○ロシア(国際婦人デーの振替休日)、休場
10日
○08:30 ◇ 3月豪ウエストパック消費者信頼感指数
○09:01 ◇ 2月英小売連合(BRC)小売売上高調査
○09:30 ◇ 2月豪NAB企業景況感指数
○未定 ◎ 2月中国貿易収支
○16:00 ◇ 1月独貿易収支
○16:00 ◎ 2月ノルウェーCPI
○16:00 ◇ 1月トルコ鉱工業生産
○16:00 ◎ シムカス・リトアニア中銀総裁、ミュラー・エストニア中銀総裁、講演
○16:45 ◇ 1月仏貿易収支
○16:45 ◇ 1月仏経常収支
○18:30 ◎ 10-12月期南アフリカ国内総生産(GDP)
○23:00 ◎ 2月米中古住宅販売件数
○11日02:00 ◎ 米財務省、3年債入札
11日
○16:00 ◎ 2月独CPI改定値
○17:30 ◎ デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁、講演
○20:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○21:00 ◎ 1月ブラジル小売売上高
○21:30 ☆ 2月米CPI
☆ エネルギーと食品を除くコア指数
○23:30 ◇ EIA週間在庫統計
○24:00 ◎ シュナーベルECB専務理事、講演
○12日02:00 ◎ 米財務省、10年債入札
○12日03:00 ◎ 2月米月次財政収支
12日
○06:45 ◇ 10-12月期ニュージーランド(NZ)製造業売上高
○09:01 ◇ 2月英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数
○16:00 ◇ 1月トルコ経常収支
○18:00 ◎ 10-12月期南アフリカ経常収支
○19:30 ◎ 2月インドCPI
○20:00 ◎ トルコ中銀、政策金利発表
○21:00 ◎ 2月ブラジルIBGE消費者物価指数(IPCA)
○21:30 ◇ 1月カナダ貿易収支
○21:30 ◇ 1月カナダ卸売売上高
○21:30 ◇ 1月カナダ住宅建設許可件数
○21:30 ◎ 1月米貿易収支
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
○21:30 ◎ 1月米住宅着工件数
◎ 建設許可件数
○13日01:25 ◎ ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演
○13日02:00 ◎ 米財務省、30年債入札
13日
○16:00 ☆ 1月英GDP
○16:00 ◎ 1月英鉱工業生産/製造業生産高
○16:00 ◇ 1月英商品貿易収支/英貿易収支
○16:45 ◇ 2月仏CPI改定値
○19:00 ◎ 1月ユーロ圏鉱工業生産
○21:00 ◇ 1月メキシコ鉱工業生産
○21:30 ☆ 2月カナダ雇用統計
○21:30 ◇ 1月カナダ製造業出荷
○21:30 ◇ 10-12月期カナダ設備稼働率
○21:30 ☆ 10-12月期米GDP改定値
◎ 米個人消費/コアPCE改定値
○21:30 ◎ 1月米個人消費支出(PCE)
◎ 1月米個人所得
☆ 1月米PCEデフレーター
☆ 1月米PCEコアデフレーター
○21:30 ◎ 1月米耐久財受注額
○23:00 ◎ 3月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)
○23:00 ◎ 1月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
○14日01:00 ◎ 2月ロシアCPI
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/03/07 1:53:47
要人発言
ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事
「1カ月分の雇用統計を過度に解釈するのはためらわれる」
「金融政策は引き締め過ぎ」
「FRBは通常、原油価格に反応しない」
「もし何かあれば、私はさらにハト派的な政策に傾くだろう」
「中立的な政策金利は2.5%から2.75%程度」
2026/03/07 2:05:47
ニューヨーク外国為替市場概況
6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。2時時点では157.65円と24時時点(157.66円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。米長期金利の動向に振らされた。米長期金利の指標である10年債利回りが0時前に4.18%台まで上昇したところから4.12%台へ失速。ドル円は157.52円前後へ下押した。
ユーロドルは底堅い。2時時点では1.1604ドルと24時時点(1.1572ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ高水準だった。米金利低下を受け、ユーロ高・ドル安方向へ持ち直した。0時前に1.1546ドルまで売られていたところから、1.1610ドル台へ戻した。
ユーロ円も持ち直す。2時時点では182.94円と24時時点(182.45円)と比べて49銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの戻りに連動。ダウ平均が950ドル近く売られたところから、430ドル安程度まで下落幅を縮小したことも、リスク回避的な円買いを後退させた。日通し安値182.38円から182.94円前後と、183円台回復をうかがう様相となった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.39円 - 158.09円
ユーロドル:1.1546ドル - 1.1621ドル
ユーロ円:182.38円 - 183.27円
2026/03/07 2:55:19
要人発言
シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事
「ECBは依然として良好な状況にある」
「インフレ率は中期的に目標水準で推移すると予測され、インフレ期待は安定しているため、金融政策は依然として良好な状況にある」
「イランでの戦争はインフレの上振れリスクをもたらす」
「中銀はエネルギー価格ショックの持続性を監視する必要」
2026/03/07 3:25:46
欧州マーケットダイジェスト
(6日終値:7日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=157.80円(6日15時時点比▲0.04円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.98円(▲0.21円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1596ドル(▲0.0010ドル)
FTSE100種総合株価指数:10284.75(前営業日比▲129.19)
ドイツ株式指数(DAX):23591.03(▲224.72)
10年物英国債利回り:4.627%(△0.085%)
10年物独国債利回り:2.860%(△0.019%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10-12月期ユーロ圏域内総生産(GDP)確定値
(前期比) 0.2% 0.3%
(前年比) 1.2% 1.3%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は神経質な動き。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が続く中、「有事のドル買い」がこの日も入りやすかった。市場では「戦闘が続く中東情勢の先行きが見通せず、投資家の警戒が根強い。基軸通貨としてのドルを買う動きが活発になっている」との声が聞かれ、21時30分前に一時158.09円と日通し高値を更新。日米レートチェックで急落した1月23日以来の158円台乗せとなった。
NYの取引時間帯に入ると、米労働省が発表した2月米雇用統計で非農業部門雇用者数が9.2万人減と予想の5.5万人増に反して減少したうえ、失業率が4.4%と予想の4.3%より弱い内容となったことが分かり、全般ドル売りが先行。一時157.41円付近まで値を下げた。
ただ、アジア時間に付けた日通し安値157.39円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。中東情勢の緊迫化を背景に原油高・ドル高の流れも継続し、23時30分前には158.09円と本日高値に面合わせした。もっとも、週末を控えたポジション調整目的の売りが出ると再び上値が重くなっている。
なお、WTI原油先物価格は一時1バレル=92.61ドルと2023年9月以来約2年半ぶりの高値を記録した。トランプ米大統領が自身のSNSで「イランとの取引は『無条件降伏』以外にあり得ない」との見解を示すと、イラン情勢の混乱が長期化するとの懸念が高まった。
・ユーロドルは下値が堅かった。中東情勢の緊迫化を背景に原油高・ドル高の流れが継続し、23時30分前に一時1.1546ドルと日通し安値を付けた。ただ、低調な米雇用統計を受けて、米長期金利が低下したこともあって、NY中盤以降は買い戻しが優勢に。週末を控えたポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りも入り、2時前には1.1613ドル付近まで持ち直した。
・ユーロ円は下げ渋り。アジア時間に一時183.27円と日通し高値を付けたあとはじり安の展開に。1時前に一時182.38円と日通し安値を更新した。ただ、前日の安値182.13円が目先サポートとして意識されるとじりじりと下値を切り上げた。ユーロドルの持ち直しにつれた買いも入り、183円台前半まで下げ幅を縮めた。
・ロンドン株式相場は続落。自律反発狙いの買いが先行したものの、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。イラン情勢の混乱が長期化するとの懸念が高まる中、原油先物価格が急騰。投資家の間で当面のリスクを避けようと株式を売る姿勢が強まった。ユニリーバやブリティッシュ・アメリカン・タバコなど生活必需品株が売られたほか、アングロ・アメリカンやグレンコアなど素材株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は続落。中東地域での紛争が長引けばエネルギー価格が高騰し、景気に悪影響を及ぼしかねないとの懸念から売りが広がった。低調な米雇用統計を受けて米国株が軟調に推移したことも相場の重し。個別ではインフィニオンテクノロジーズ(6.81%安)やバイエル(3.67%安)、キアゲン(3.59%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。エネルギー価格の上昇がインフレ期待を高めるとの観測から、欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測が高まった。
2026/03/07 3:30:46
要人発言
コリンズ米ボストン連銀総裁
「FRBの政策金利目標は当面据え置かれると予想」
「FRBは忍耐強く、慎重になるべき時」
「追加利下げを行うには、インフレが鈍化しているという明確な証拠が必要」
「現在の金融政策スタンスを緊急に変更する必要はないと考えている」
「雇用市場は比較的安定しているように見える」
「インフレ見通しは依然として不透明で、上振れリスクがある」
「インフレ率は2%の目標に向けて緩やかに低下すると予想」
「現在の経済見通しは比較的良好」
「今年後半にはインフレが緩和し、堅調な経済成長が見込まれる」
「見通しには相当な不確実性が伴う」
2026/03/07 3:40:49
要人発言
ハマック米クリーブランド連銀総裁
「インフレ率は高すぎる状態にあり、物価圧力は広範囲に及んでいる」
「政策金利は当面据え置かれる可能性が高い」
「インフレ問題は関税だけにとどまらない」
「ユーロはまだドルに取って代わる準備ができていない」
「ドルの世界的な役割は、米国のファンダメンタルズ、法制度、そして信頼性によって支えられている」
2026/03/07 4:05:46
ニューヨーク外国為替市場概況
6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが限定的。4時時点では157.80円と2時時点(157.65円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。157円半ばへ下押したところから、157.85円前後へ戻した。しかし「米政府、湾岸海運の支援と海上貨物保険の再開を支援するため、200億ドル規模の再保険制度を立ち上げる予定」との一部報道が伝わると1バレル=92.61ドルと2023年9月以来約2年半ぶりの高値を記録していたWTI原油先物価格が一時90ドル割れ。原油高に連動して上昇していた米金利が低下へ転じ、ドル円も重い動きに。米長期金利の指標である10年債利回りが4.18%台から4.10%台へ低下し、ドル円は157.62円前後へ下押した。その後も戻りが鈍かった。
ユーロドルは底堅さ維持。4時時点では1.1599ドルと2時時点(1.1604ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。日通し高値1.1621ドルに面合わせしたところで伸び悩んだものの、下押しは1.16ドルちょうど前後にとどまった。米長期金利の失速が支えとなった。
ユーロ円は本日高値圏183円台で推移。4時時点では183.03円と2時時点(182.94円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。底堅いユーロドルの動きが支えとなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.39円 - 158.09円
ユーロドル:1.1546ドル - 1.1621ドル
ユーロ円:182.38円 - 183.27円
2026/03/07 5:00:49
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
1月米消費者信用残高 〔予想 120.0億ドル〕 (前回発表値 240.5億ドル)
2026/03/07 6:40:47
要人発言
赤沢経済産業相
「昨年の日米合意より不利な扱いにならないようにする」
「122条に基づく関税、15%引き上げは日本を対象としない」
2026/03/07 6:49:40
要人発言
赤沢経済産業相
「石油備蓄の放出、IEAと連携してやっていくことが基本」
2026/03/07 7:04:47
ニューヨーク外国為替市場概況
6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。終値は157.78円と前営業日NY終値(157.59円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が続く中、「有事のドル買い」が継続した。市場では「戦闘が続く中東情勢の先行きが見通せず、投資家の警戒が根強い。基軸通貨としてのドルを買う動きが活発になっている」との声が聞かれ、21時30分前に一時158.09円と日通し高値を更新。日米レートチェックで急落した1月23日以来の158円台乗せとなった。
米労働省が発表した2月米雇用統計では非農業部門雇用者数が9.2万人減と予想の5.5万人増に反して減少し、失業率が4.4%と予想の4.3%より弱い内容となった。結果が伝わると一時157.41円付近まで下押ししたものの、下値は限定的だった。アジア時間に付けた日通し安値157.39円が目先サポートとして意識された面もあった。中東情勢の緊迫化を背景に原油高・ドル高の流れも継続し、23時30分前には再び158.09円まで上げた。
なお、トランプ米大統領は自身のSNS上に「イランとの取引は『無条件降伏』以外にあり得ない」と投稿。また、「イランは停戦交渉を拒否し、米国による地上侵攻に備える」「イランはホルムズ海峡で米・イスラエル関連の船舶を攻撃すると表明した」と伝わった。イラン情勢の混乱が長期化するとの懸念が高まると、WTI原油先物価格は一時1バレル=92.61ドルと2023年9月以来約2年半ぶりの高値を記録した。
ユーロドルは小反発。終値は1.1618ドルと前営業日NY終値(1.1609ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。中東情勢の緊迫化を背景に原油高・ドル高の流れが継続し、23時30分前に一時1.1546ドルと日通し安値を付けた。
ただ、低調な米雇用統計を受けて米長期金利が低下に転じると買い戻しが優勢に。週末を控えたポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りも入り、3時30分前には1.1621ドルとアジア時間に付けた日通し高値に面合わせした。
ユーロ円は続伸。終値は183.29円と前営業日NY終値(182.93円)と比べて36銭程度のユーロ高水準。1時前に一時182.38円と日通し安値を付けたものの、前日の安値182.13円が目先サポートとして意識されるとじりじりと買い戻しが進んだ。ドル円の上昇やユーロドルの下げ渋りにつれた買いも入り、6時30分前には183.38円と日通し高値を更新した。
本日の参考レンジ
ドル円:157.39円 - 158.09円
ユーロドル:1.1546ドル - 1.1621ドル
ユーロ円:182.38円 - 183.38円
2026/03/07 7:20:47
NYマーケットダイジェスト
(6日終値)
ドル・円相場:1ドル=157.78円(前営業日比△0.19円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.29円(△0.36円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1618ドル(△0.0009ドル)
ダウ工業株30種平均:47501.55ドル(▲453.19ドル)
ナスダック総合株価指数:22387.68(▲361.31)
10年物米国債利回り:4.14%(△0.01%)
WTI原油先物4月限:1バレル=90.90ドル(△9.89ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=5158.7ドル(△80.0ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月米雇用統計
失業率 4.4% 4.3%
非農業部門雇用者数変化
▲9.2万人 12.6万人・改
平均時給
(前月比) 0.4% 0.4%
(前年比) 3.8% 3.7%
1月米小売売上高
(前月比) ▲0.2% 0.0%
(除く自動車) 0.0% 0.0%
12月米企業在庫
(前月比) 0.1% 0.0%・改
1月米消費者信用残高
80.5億ドル 252.0億ドル・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続伸。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が続く中、「有事のドル買い」が継続した。市場では「戦闘が続く中東情勢の先行きが見通せず、投資家の警戒が根強い。基軸通貨としてのドルを買う動きが活発になっている」との声が聞かれ、21時30分前に一時158.09円と日通し高値を更新。日米レートチェックで急落した1月23日以来の158円台乗せとなった。
米労働省が発表した2月米雇用統計では非農業部門雇用者数が9.2万人減と予想の5.5万人増に反して減少し、失業率が4.4%と予想の4.3%より弱い内容となった。結果が伝わると一時157.41円付近まで下押ししたものの、下値は限定的だった。アジア時間に付けた日通し安値157.39円が目先サポートとして意識された面もあった。中東情勢の緊迫化を背景に原油高・ドル高の流れも継続し、23時30分前には再び158.09円まで上げた。
なお、トランプ米大統領は自身のSNS上に「イランとの取引は『無条件降伏』以外にあり得ない」と投稿。また、「イランは停戦交渉を拒否し、米国による地上侵攻に備える」「イランはホルムズ海峡で米・イスラエル関連の船舶を攻撃すると表明した」と伝わった。イラン情勢の混乱が長期化するとの懸念が高まると、WTI原油先物価格は一時1バレル=92.61ドルと2023年9月以来約2年半ぶりの高値を記録した。
・ユーロドルは小反発。中東情勢の緊迫化を背景に原油高・ドル高の流れが継続し、23時30分前に一時1.1546ドルと日通し安値を付けた。
ただ、低調な米雇用統計を受けて米長期金利が低下に転じると買い戻しが優勢に。週末を控えたポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りも入り、3時30分前には1.1621ドルとアジア時間に付けた日通し高値に面合わせした。
・ユーロ円は続伸。1時前に一時182.38円と日通し安値を付けたものの、前日の安値182.13円が目先サポートとして意識されるとじりじりと買い戻しが進んだ。ドル円の上昇やユーロドルの下げ渋りにつれた買いも入り、6時30分前には183.38円と日通し高値を更新した。
2026/03/07 7:21:48
NYマーケットダイジェスト
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。イラン情勢の混乱が長期化するとの懸念が高まる中、原油先物価格が急騰すると、投資家の間で当面のリスクを避けようと株式を売る姿勢が強まった。低調な2月米雇用統計の結果も投資家心理を冷やし、指数は一時940ドル超下落した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続落。マイクロン・テクノロジーやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などが売られた。
・米国債券相場で長期ゾーンは小幅ながら5日続落。中東情勢の緊迫化を背景に原油先物価格が大幅に上昇すると、インフレ懸念が強まり債券売りが出た。ただ、低調な2月米雇用統計を受けて買いが優勢になると上げに転じる場面もあった。なお、市場では「物価高と景気後退が同時並行するスタグフレーションへの警戒が浮上している」との声が聞かれた。
・原油先物相場は急伸。中東情勢の悪化による原油供給を懸念した買いが継続。中心限月として2023年9月以来約2年半ぶりの高値92.61ドルまで上伸した。
・金先物相場は反発。予想に反してマイナスとなった非農業部門雇用者数や失業率の悪化など、弱い2月米雇用統計を受けて金利が低下。金利が付かない資産である金の相対的な投資妙味が改善し、5070ドル台で推移していたところから一時5180ドル台まで上昇した。米金利低下を受けたドル失速も、ドル建て金相場の換算値を押し上げる要因となった。