
A2026/08/31 15:39:31
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.83円(前営業日NY終値比▲0.26円)
ユーロ円:1ユーロ=185.25円(▲0.23円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1590ドル(△0.0005ドル)
日経平均株価:66311.93円(前営業日比▲93.63円)
東証株価指数(TOPIX):4156.29(△9.58)
債券先物9月物:125.97円(▲0.13円)
新発10年物国債利回り:2.940%(△0.015%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)<発表値> <前回発表値>
7月商業販売統計速報(小売業販売額)
前年同月比 4.0% 0.6%・改
7月鉱工業生産・速報値
前月比 0.1% 1.9%
前年同月比 4.1% 4.9%
7月新設住宅着工戸数
前年同月比 8.2% 18.6%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。朝方に一時160.20円と前週末の高値に面合わせする場面があったが、同水準を上抜けられずに徐々に頭が重くなった。米長期金利の低下も相場の重しとなり、159.73円まで下押し。売り一巡後も戻りは限られた。
・ユーロ円も上値が重い。ドル円と同じく朝方に185.64円で上値の重さを確認すると、185.17円まで失速した。
・ユーロドルはもみ合い。1.1580ドル台を中心とする狭い値幅内での取引が続いた。
・日経平均株価は反落。前週末の米株式市場で半導体関連株が下落した流れを引き継ぎ、週明けの国内市場でも人工知能(AI)や半導体関連株が売りに押された。指数は一時1600円近く下落。ただ、その後は株価指数先物主導で買い戻しが入り、下げ幅の大部分を取り戻して取引を終えた。
・債券先物相場は3日続落。前週末の米国債券相場が下落し、週明けの国内債も売りが先行した。国内財政運営に対する懸念も売りを促し、一時125円88銭まで下押しした。
2026/09/01 3:26:22
欧州マーケットダイジェスト
(31日終値:1日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.69円(28日15時時点比▲0.14円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.48円(△0.23円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1615ドル(△0.0025ドル)
FTSE100種総合株価指数:休場
ドイツ株式指数(DAX):26258.11(前営業日比▲311.88)
10年物英国債利回り:休場
10年物独国債利回り:3.324%(△0.045%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
8月独消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) 0.2% 0.8%
(前年比) 2.9% 2.8%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。欧州市場では1.1600ドルを挟んだ狭いレンジ取引が続いていたが、NY勢の本格参入後は強含んだ。市場では「月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測された」との声が聞かれ、一時1.1621ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.39まで低下した。
なお、米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.7660%前後と昨年1月以来の高水準を付けたものの、相場の反応は限られた。
・ドル円は弱含み。欧州勢参入後に円高・ドル安が進むと一時159.48円と日通し安値を付けたものの、前週末の安値159.30円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。22時過ぎには159.90円付近まで下げ渋った。
ただ、NY勢本格参入後は対ユーロ中心にドル売りが強まった影響を受けて一時159.61円付近まで下押しした。ベッセント米財務長官が「日本政府と日銀は、円高につながるような行動を見せるだろう」と述べたことも相場の重し。
・ユーロ円は持ち直した。日本時間夕刻に一時184.92円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、185.62円付近まで値を上げた。ただ、週明け早朝のオセアニア市場で付けた日通し高値185.64円には届かなかった。
・ロンドン株式相場はサマー・バンク・ホリデーのため休場となった。
・フランクフルト株式相場は5日ぶりに反落。米軍が30日にイランを攻撃し、中東情勢を巡る緊張が高まると原油先物相場が上昇。投資家心理の悪化につながり、株売りが出た。前週末までに4日続伸し史上最高値を更新したあとだけに、利益確定目的の売りも出やすかった。個別ではシーメンス・エナジー(5.02%安)やラインメタル(3.79%安)、ハイデルベルク・マテリアルズ(3.12%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落した。米債安につれた。
2026/09/01 6:21:22
NYマーケットダイジェスト
(31日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.74円(前営業日比▲0.35円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.59円(△0.11円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1618ドル(△0.0033ドル)
ダウ工業株30種平均:53185.90ドル(▲374.09ドル)
ナスダック総合株価指数:26370.89(▲31.53)
10年物米国債利回り:4.75%(△0.03%)
WTI原油先物10月限:1バレル=85.76ドル(△2.36ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4481.5ドル(▲48.4ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ユーロドルは反発。NY勢の本格参入後は全般ドル売りが先行。市場では「月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測された」との声が聞かれ、一時1.1621ドルと日通し高値を更新。その後も1.16ドル台前半での推移が続いた。
なお、米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.7660%前後と昨年1月以来の高水準を付けたものの、相場の反応は限られた。
・ドル円は6日ぶりに反落。22時過ぎに一時159.90円付近まで下げ渋る場面もあったが、対ユーロ中心にドル売りが強まると徐々に上値が重くなった。ベッセント米財務長官が「日本政府と日銀は、円高につながるような行動を見せるだろう」と述べたことも相場の重しとなり、一時159.61円付近まで下押しした。
もっとも、NY時間に限れば159円台後半での狭いレンジ取引に終始した。今週発表予定の7月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数や8月ADP全米雇用報告、8月米雇用統計など米雇用関連指標を控えて様子見ムードも強かった。
・ユーロ円は小反発。ドル円の下落につれた売りが出たものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入った。4時過ぎには一時185.63円付近まで上昇し、週明け早朝のオセアニア市場で付けた日通し高値185.64円に迫った。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。米軍は30日、原油輸送の要衝ホルムズ海峡にあるイランのララク島を攻撃。これに対しイランは地域の米軍基地に報復攻撃を加えた。中東情勢の緊張が再び高まる中、リスク回避の売りが優勢となった。原油高に加え、米金利の上昇も株売りを誘った。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは4日続落。中東情勢の緊張が再び高まる中、WTI原油先物相場が上昇するとインフレへの懸念から債券売りが出た。利回りは一時4.7660%前後と昨年1月以来の高水準を付けた。
・原油先物相場は大幅に反発。米軍は30日、原油輸送の要衝ホルムズ海峡にあるイランのララク島を攻撃。これに対しイランは地域の米軍基地に報復攻撃を加えた。中東情勢の緊張が再び高まる中、エネルギー供給の停滞長期化を懸念した買いが週明けから強まった。86ドル台後半で上昇は一服するも、下押し幅も限られた。
・金先物相場は続落。NY勢の本格参入前には持ち高調整の買い戻しもみられたが、米長期金利が再び上昇すると金利を生まない金への売り圧力が強まった。ドルが弱含んだことで売り一巡後は下げ渋ったが、上値は重いままだった。
2026/09/01 15:40:22
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.88円(前営業日NY終値比△0.14円)
ユーロ円:1ユーロ=185.59円(横ばい)
ユーロドル:1ユーロ=1.1608ドル(▲0.0010ドル)
日経平均株価:66215.34円(前営業日比▲96.59円)
東証株価指数(TOPIX):4181.86(△25.57)
債券先物9月物:125.55円(▲0.42円)
新発10年物国債利回り:2.995%(△0.055%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
4-6月期法人企業統計調査・ソフトウェア含む全産業設備投資額
前年同期比 1.6% 0.0%
8月消費動向調査(消費者態度指数、一般世帯)
35.5 34.9
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は小高い。前日終値付近でのもみ合いとなっていたが、手掛かり材料難の中でも次第に下値を切り上げる動きとなり、159.98円までわずかに値を上げた。ただ、国内でも新発10年物国債利回りが約30年ぶりに3%台まで上昇したことから、積極的に上値を試す展開にはならなかった。
・ユーロドルは上値が重い。朝方に1.1625ドルまで買いが入ったが、米長期金利が上昇基調を維持する中で徐々に上値が重くなり、1.1601ドルまで押し戻された。
・ユーロ円はもみ合い。185.60円を挟んだ水準で方向感の乏しい動きに終始した。
・日経平均株価は続落。前日の米国株式相場が下落した流れを引き継いだほか、日米長期金利の上昇が相場の重しになった。人工知能(AI)や半導体関連株を中心に値を下げる格好となり、指数は一時700円超下落。ただ、その後は株価指数先物主導で買い戻しが入り、プラス圏を回復する場面もあった。
・債券先物相場は4日続落。国内インフレ懸念による日銀の利上げ観測や国内財政悪化への懸念、10年物国債入札を控えた持ち高調整売りなどが重なり、一時125円38銭まで下押しした。新発10年物国債利回りは1996年9月以来となる3.000%の大台に乗せる場面も見られた。
2026/09/02 3:26:22
欧州マーケットダイジェスト
(1日終値:2日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=160.24円(1日15時時点比△0.36円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.68円(△0.09円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1587ドル(▲0.0021ドル)
FTSE100種総合株価指数:10789.28(前営業日比▲34.98)
ドイツ株式指数(DAX):25970.11(▲288.00)
10年物英国債利回り:5.220%(△0.157%)
10年物独国債利回り:3.344%(△0.020%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月独小売売上高
(前月比) ▲3.4% 0.0%・改
(前年比) ▲2.5% 0.6%・改
8月英ネーションワイド住宅価格
(前月比) 0.2% ▲0.1%・改
8月仏製造業PMI改定値
51.1 51.5
8月独製造業PMI改定値
54.3 54.1
8月ユーロ圏製造業PMI改定値
52.7 52.8
8月英製造業PMI改定値
51.7 51.5
7月英消費者信用残高
20億ポンド 19億ポンド・改
7月英マネーサプライM4
(前月比) ▲0.3% 0.9%
(前年比) 4.5% 5.0%
8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
(前年比) 3.3% 2.9%
8月ユーロ圏HICPコア速報値
(前年比) 2.4% 2.5%
7月ユーロ圏失業率
6.4% 6.4%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。米国とイランによる攻撃の応酬が再開し、原油先物相場が高騰する中、「有事のドル買い」が意識された。インフレへの警戒から米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.7961%前後と昨年1月以来の高水準を付けたことも相場の支援材料となり、21時30分過ぎに一時160.21円まで値を上げた。
その後発表の8月米ISM製造業景況指数や7月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想を下回り、米10年債利回りが4.75%台まで上昇幅を縮めると159.90円付近まで売られたものの、下押しは限定的だった。米利上げ観測を背景に押し目買い意欲は旺盛ですぐに160円台を回復。「米空軍はホルムズ海峡周辺のイラン標的を攻撃中」との報道が伝わると、原油高・株安・ドル高の様相が再び強まり、3時前に一時160.25円と日通し高値を更新した。
なお、トランプ米大統領は自身のSNS上で「米国はホルムズ海峡付近のイランの標的を攻撃している」と明らかにしたほか、「イランがこれに報復すれば、さらに激しく、より高いレベルで攻撃する」と警告した。
・ユーロドルは頭が重かった。米国とイランの軍事衝突が再び生じ、中東地域での攻撃の応酬が激化しかねないとの警戒が広がるとユーロ売り・ドル買いが優勢となった。NYの取引時間帯に入り、予想を下回る米経済指標が相次ぐと1.1608ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。米軍がイスラム革命防衛隊(IRGC)の標的への攻撃を開始したことが伝わると、「有事のドル買い」が優勢となり一時1.1585ドルと日通し安値を付けた。
・ユーロ円は185円台半ばでの狭いレンジ取引に終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
・ロンドン株式相場は反落。中東情勢を巡る緊張の高まりが投資家心理の悪化につながり、売りが先行した。世界的に金利が上昇していることも相場の重しとなった。ロールス・ロイス・ホールディングスやBAEシステムズなど資本財サービス株が売られたほか、ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクター株が値下がりした。半面、BPやシェルなどエネルギー株は買われた。
・フランクフルト株式相場は続落。原油先物相場の上昇に加えて、世界的な金利の上昇が投資家心理を冷やした。個別ではSAP(3.48%安)やラインメタル(2.79%安)、シーメンス(2.71%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。原油高を受けた。
2026/09/02 6:21:12
NYマーケットダイジェスト
(1日終値)
ドル・円相場:1ドル=160.18円(前営業日比△0.44円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.68円(△0.09円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1593ドル(▲0.0025ドル)
ダウ工業株30種平均:52766.88ドル(▲419.02ドル)
ナスダック総合株価指数:26099.77(▲271.12)
10年物米国債利回り:4.79%(△0.04%)
WTI原油先物10月限:1バレル=90.22ドル(△4.46ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4396.4ドル(▲85.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
8月米製造業PMI改定値
53.9 53.2
8月米ISM製造業景況指数
54.6 55.6
7月米建設支出
(前月比) ▲0.5% 0.0%・改
7月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
727.1万件 718.2万件・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。8月米ISM製造業景況指数や7月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想を下回り、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.75%台まで上昇幅を縮めると円買い・ドル売りが先行。23時30分前に一時159.90円付近まで値を下げた。
ただ、米利上げ観測を背景に押し目買いなどが入るとすぐに持ち直した。米軍が再びイランへの攻撃を実施したと伝わると、WTI原油先物価格が約1カ月ぶりに1バレル=90ドル台半ばまで急騰。「有事のドル買い」も意識された。
米インフレへの警戒から米10年債利回りが一時4.7981%前後と昨年1月以来の高水準を付けたことも相場の支援材料となり、3時30分過ぎには160.27円と7月31日以来の高値を更新した。市場では「依然として日米の金利差が開いていることや、高市政権の積極財政政策による財政悪化への懸念から円売りも出やすい地合いだった」との声も聞かれた。
なお、トランプ米大統領は自身のSNS上で「米国はホルムズ海峡付近のイランの標的を攻撃している」と明らかにしたほか、「イランがこれに報復すれば、さらに激しく、より高いレベルで攻撃する」と警告した。
・ユーロドルは反落。予想を下回る米経済指標が相次ぐと1.1608ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、「米軍はホルムズ海峡周辺のイラン標的を攻撃」との報道が伝わると原油高・株安・ドル高の様相が再び強まり、1時30分前に一時1.1585ドルと日通し安値を付けた。
・ユーロ円は小幅ながら続伸。ユーロドルの下落につれた売りが出た一方、ドル円の上昇につれた買いが入った。日本の財政悪化への懸念から円売り圧力が根強いこともあり、4時30分過ぎには185.72円と本日高値を付けた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落。中東情勢の緊張が再び高まったことでWTI原油先物相場が急騰。エネルギー高によるインフレ懸念で米長期金利が上昇し、投資家心理が悪化した。米早期利上げ観測が根強いことも米金利上昇を促し、株式相場を押し下げた。指数は一時490ドル超下げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続落。スペースXやテスラが売られた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2%超下落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは5日続落。中東情勢の緊張が再び高まったことでWTI原油先物相場が大幅に上昇。エネルギー価格の高騰でインフレへの懸念が強まると、債券売りが広がった。利回りは一時4.7981%前後と昨年1月以来の高水準を付けた。
・原油先物相場は大幅に続伸。先週末に米軍がイランのララク島(ホルムズ海峡に浮かぶ島)を攻撃し、中東情勢は再び緊迫度が増した。そうした中、米空軍がイラン国内のイスラム革命防衛隊の拠点への空爆を開始したと発表。石油供給の混乱が長期化するとの懸念から原油先物に買いが集まり、引けにかけて90ドル台に乗せた。
・金先物相場は3日続落。中東情勢の緊張が再び高まったことで原油先物が急騰。エネルギー価格の高騰を受けてインフレ懸念が強まると、米10年債利回りは昨年1月以来の高水準となる4.79%台まで上昇した。金利を生まない金はこの日も地合いが弱く、一時4370ドル台まで売り込まれる場面があった。
2026/09/02 15:41:22
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.81円(前営業日NY終値比▲0.37円)
ユーロ円:1ユーロ=185.07円(▲0.61円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1580ドル(▲0.0013ドル)
日経平均株価:64325.64円(前営業日比▲1889.70円)
東証株価指数(TOPIX):4081.60(▲100.26)
債券先物9月物:125.32円(▲0.23円)
新発10年物国債利回り:3.010%(△0.020%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
8月マネタリーベース
前年同月比 ▲15.7% ▲13.8%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円はさえない。時間外の米10年債利回りが4.81%台まで上昇したことを手掛かりに160.39円まで買いが入ったものの、その後は次第に上値を切り下げた。日本株の大幅安や本邦長期金利の上昇が上値を抑えたほか、高田日銀審議委員が「従来の半年に一度という状況ではなく、機動的な対応が必要」「連続利上げになることもあり得る」などの見解を示したことも重しとなり、15時過ぎには159.44円まで失速した。
・NZドルは軟調。ニュージーランド準備銀行(RBNZ)はこの日、政策金利を予想通りに2.75%へと引き上げた。声明文では「中心となる経済見通しを前提とすれば、OCR(金利)をさらに引き上げる必要が生じる可能性があると判断」などの見解が示されたが、ブレマンRBNZ総裁はその後の会見で「予め決められた政策方針はなく、利上げタイミングも非常に不透明」と述べた。市場では今後の利上げは穏やかなものになるとの見方が広がり、NZドルは売りで反応。対ドルで0.5826ドル、対円で93.22円まで一時値を下げた。
・ユーロ円も軟調。しばらくは185円台後半でのもみ合いとなっていたが、東京午後に入って全般に円買いが強まると184.68円まで値を下げた。
・ユーロドルは小安い。1.15ドル台後半の限られたレンジ内推移ではあったが、1.1574ドルまで下押す場面があった。
・日経平均株価は大幅に3日続落。中東情勢の悪化や日米長期金利の上昇が投資家心理を冷やした。人工知能(AI)や半導体関連株を中心に幅広い銘柄が売りに押され、指数は一時2000円近く下落する場面もあった。
・債券先物相場は5日続落。原油高を受けた国内インフレへの懸念が相場の重しとなったほか、この日実施された日銀の国債買い入れオペが弱めの結果となったことも売りを促した。新発10年物国債利回りは1996年9月以来となる3.015%まで上昇する場面も見られた。
2026/09/03 3:26:13
欧州マーケットダイジェスト
(2日終値:3日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.87円(2日15時時点比▲0.94円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.08円(▲0.99円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1587ドル(△0.0007ドル)
FTSE100種総合株価指数:10756.45(前営業日比▲32.83)
ドイツ株式指数(DAX):25839.33(▲130.78)
10年物英国債利回り:5.230%(△0.010%)
10年物独国債利回り:3.376%(△0.032%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は下落。高田創日銀審議委員の発言をきっかけに、日銀の利上げペースが速まるとの思惑が高まる中、アジア市場では一時159.44円まで下落した。欧州勢参入後はショートカバーが先行し159円台後半での値動きが続いていたが、NYの取引時間帯に入ると再び弱含んだ。
8月ADP全米雇用報告が3.8万人増と予想の4.8万人増を下回ったほか、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁がCNBCのインタビューで「インフレは緩やかな低下傾向にあると認識」「金利は適切な水準にある」などと発言すると全般ドル売りが進行。日銀の利上げ加速が意識される中、NY勢の本格参入後は円買いも活発化した。一目均衡表転換線159.30円付近や8月26日の安値158.88円を下抜けると目先のストップロスを誘発し、一時158.22円まで下げ足を速めた。なお、市場では「政府・日銀による為替介入への警戒感もくすぶる」との声が聞かれた。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。8月20日の安値158.03円がサポートとして意識されると158円台後半まで下げ幅を縮めた。
・ユーロドルは小幅高。しばらくは狭いレンジでのもみ合いが続いていたが、NY市場に入ると一時1.1609ドルと日通し高値を更新した。予想を下回る米雇用関連指標やウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の発言を受けてドル売りが進んだ。ドル円の急落に伴うドル売りも出た。ただ、前日の高値1.1625ドルが目先レジスタンスとして働くとやや上値が重くなった。
・ユーロ円はドル円につれた動き。欧州時間は185.00円を挟んだもみ合いが続いていたが、NYの本格参入後に一時183.66円まで売り込まれた。そのあとは184円台前半で下げ渋る展開となった。
・ロンドン株式相場は続落。中東情勢を巡る懸念が高まる中、前日の米国株相場や本日のアジア株相場の下落を受けて、英株にも売りが波及した。ただ、引けにかけては押し目買いなどが入り下げ幅を縮めた。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が売られたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は3日続落。中東情勢を巡る懸念から、原油や天然ガスの先物価格が上昇。インフレへの警戒や欧州中央銀行(ECB)による利上げ観測を背景に売りが出た。個別ではザランド(4.67%安)やフォルクスワーゲン(3.76%安)、GEAグループ(3.52%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。中東情勢を巡る懸念から、原油や天然ガスの先物価格が上昇。インフレへの警戒から、ECBの利上げを織り込む動きが出ている。独10年債利回りは一時3.395%前後と2011年4月以来の高水準を記録した。
2026/09/03 6:21:13
NYマーケットダイジェスト
(2日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.71円(前営業日比▲1.47円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.93円(▲1.75円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1588ドル(▲0.0005ドル)
ダウ工業株30種平均:53061.95ドル(△295.07ドル)
ナスダック総合株価指数:26217.83(△118.06)
10年物米国債利回り:4.78%(▲0.01%)
WTI原油先物10月限:1バレル=91.01ドル(△0.79ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4414.6ドル(△18.2ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
米MBA住宅ローン申請指数
(前週比) 0.8% ▲1.0%
8月ADP全米雇用報告
3.8万人 4.6万人・改
7月米製造業新規受注
(前月比) 0.9% ▲0.2%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反落。高田創日銀審議委員のタカ派的な発言をきっかけに日銀の利上げペースが速まるとの思惑が高まる中、NY勢が円買い・ドル売りで参入。一目均衡表転換線159.30円付近や8月26日の安値158.88円を下抜けると目先のストップロスを誘発し、一時158.22円まで下げ足を速めた。この日発表の8月ADP全米雇用報告が3.8万人増と予想の4.8万人増を下回ったほか、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の発言「インフレは緩やかな低下傾向にあると認識」「金利は適切な水準にある」もドル売りを誘った。なお、市場では「政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっている」との声が聞かれた。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。8月20日の安値158.03円がサポートとして意識されると159.01円付近まで下げ幅を縮める場面があった。
・ユーロドルは小幅続落。予想を下回る米雇用関連指標やウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の発言を受けてユーロ買い・ドル売りが進んだ。ドル円の急落に伴うドル売りも出て、22時30分前に一時1.1609ドルと日通し高値を更新した。ただ、前日の高値1.1625ドルが目先レジスタンスとして働くと上値が重くなった。
・ユーロ円は3日ぶりに反落。22時30分前に一時183.66円まで売り込まれたものの、4時過ぎには184円台前半で下げ渋った。ドル円につれた動きとなった。
・カナダドルは堅調だった。対米ドルでは一時1.3835カナダドル、対ユーロでは1.6029カナダドルまで上昇した。対円では一時113.83円まで値を下げたあと114.80円台まで持ち直した。
カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の2.25%に据え置くことを決めたと発表。声明では「インフレの上昇リスクが高まっているほか、米政権によるカナダに対する新たな関税措置で成長見通しの不確実性が増している」「理事会は景気回復の持続性とインフレ見通しを評価し、必要に応じて金融政策を調整する用意がある」と表明した。また、マックレムBOC総裁は会見で「インフレが問題だと感じれば、複数回の利上げが必要になる可能性もある」などと話した。
2026/09/03 6:22:13
NYマーケットダイジェスト
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発。米長期金利の上昇が一服したことで投資家心理が改善し、株買いが優勢となった。足もとで相場下落が続いたあとだけに、自律反発狙いの買いも入った。「半導体大手エヌビディアはAIスタートアップのハギングフェイスの買収に向けて詰めの協議を進めている」との報道が好感されて、エヌビディア株が3%超上昇した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4日ぶりに反発した。
・米国債券相場で長期ゾーンは6日ぶりに反発。予想を下回る8月ADP全米雇用報告や、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の発言「インフレは緩やかな低下傾向にあると認識」「金利は適切な水準にある」を受けて債券買いが優勢となった。
・原油先物相場は3日続伸。時間外取引では、米・イランの交戦を背景に92ドル台前半まで上昇した。ただしその後、ホルムズ海峡の石油輸送回復を巡る報道から売りが優勢となり、一時89ドルを割り込んだ。もっとも、米原油在庫の予想以上の減少で買いが再燃し、中東情勢への懸念も根強く、91ドル台を回復するなど荒い値動きとなった。
・金先物相場は4日ぶりに反発。時間外取引では、米10年債利回りの上昇が金利を生まない金の重しとなり、一時4330ドル前後まで売り込まれた。もっとも、8月ADP全米雇用報告の増加数が予想に届かなかった辺りから、金の買い戻しが強まり始めた。米長期金利の上昇が一服したことも支えに、4440ドルを超える場面もあった。
2026/09/03 15:39:25
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=157.37円(前営業日NY終値比▲1.34円)
ユーロ円:1ユーロ=182.54円(▲1.39円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1599ドル(△0.0011ドル)
日経平均株価:64214.48円(前営業日比▲111.16円)
東証株価指数(TOPIX):4102.04(△20.44)
債券先物9月物:125.65円(△0.33円)
新発10年物国債利回り:2.965%(▲0.045%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
8240億円の処分超 1兆9768億円の処分超・改
対内株式
358億円の取得超 7634億円の処分超・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は売り優勢。ベッセント米財務長官が植田日銀総裁との会談で円の大幅な過小評価に対処することを求めたことが伝わるなか、日銀の利上げペースが加速するとの見方が広がり、全般に円買いが強まった。朝方に159.00円手前で上値の重さを確認すると157.20円まで値を下げた。
・ユーロ円も売り優勢。円が全面高となった流れに沿った。朝方につけた184.18円から上値を切り下げる展開が続き、182.36円まで売りに押された。
・ユーロドルは小高い。円絡みの取引が中心で値幅は狭かったものの、時間外の米長期金利がやや低下した影響から1.1606ドルまで値を上げた。
・日経平均株価は4日続落。前日に大きく値を下げた反動から自律反発狙いの買いが先行した。ただ、中東情勢悪化への懸念や日銀の利上げペースが加速するとの思惑が広がる中で上値は重く、一時は500円超安まで反落する場面も見られた。
・債券先物相場は6営業日ぶりに反発。前日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いで始まった。外国為替市場で円高が進み、輸入物価上昇による国内インフレ懸念が緩和したことも買いを誘った。
2026/09/04 3:26:15
欧州マーケットダイジェスト
(3日終値:4日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=155.46円(3日15時時点比▲1.91円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=180.85円(▲1.69円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1633ドル(△0.0034ドル)
FTSE100種総合株価指数:10831.52(前営業日比△75.07)
ドイツ株式指数(DAX):26003.32(△163.99)
10年物英国債利回り:5.134%(▲0.096%)
10年物独国債利回り:3.343%(▲0.033%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
8月スイス消費者物価指数(CPI)
(前月比) 0.4% ▲0.1%
4-6月期スイス国内総生産(GDP)
(前期比) 1.9% 0.6%・改
(前年比) 2.8% 0.5%
8月仏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
48.0 48.4
8月独サービス部門PMI改定値
49.7 48.5
8月ユーロ圏サービス部門PMI改定値
51.6 51.7
8月英サービス部門PMI改定値
52.5 52.8
7月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)
(前月比) 1.6% ▲0.3%
(前年比) 5.8% 4.6%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は大幅安。日銀の利上げ加速観測に加え、ベッセント米財務長官の発言をきっかけに円安是正への思惑が広がる中、円が買われやすい地合いが続いた。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が8月21日に運用委員会を開催したことが明らかになったことで、市場では「夏季休暇シーズンの8月は会合を開催しないのが通例で、今回は極めて異例。基本ポートフォリオ見直し観測が強まっている」との声も聞かれた。
NYの取引時間帯に入ると、ドル安の様相も強まった。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、政策金利の据え置きを支持する」と発言したことを受け、米早期利上げ観測が後退。米長期金利の低下とともに全般ドル売りが優勢となった。ドル円は2時前に一時155.30円と8月3日以来1カ月ぶりの安値を付けた。
・ユーロドルは強含み。しばらくは1.16ドル台前半でのもみ合いが続いていたが、NY市場に入ると底堅く推移した。ウォラーFRB理事の発言を受けて、FRBが早期に利上げするとの観測が後退するとドル売りが進んだ。2時前には一時1.1641ドルと日通し高値を更新した。
なお、23時発表の8月米ISM非製造業景況指数が55.4と予想の54.1を上回り、半年ぶりに高い水準を記録したことが分かると1.1613ドル付近まで伸び悩む場面もあったが、反応は限定的だった。
・ユーロ円は軟調。日銀の利上げペースが速まるのではないかとの観測を背景に円買いが進んだほか、市場では「GPIFが日本国内の資産への投資を増やすのではないかとの思惑も浮上し、円買いを誘っている」との声が聞かれた。24時過ぎに一時180.53円と8月3日以来1カ月ぶりの安値を更新した。
・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。米早期利上げ観測の後退を背景に米国株相場が大幅に上昇すると、英株にも買いが波及した。ボーダフォン・グループやインフォーマなどコミュニケーション・サービスセクターが買われたほか、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は4日ぶりに反発。FRBの早期利上げ観測が後退し、米国株相場が大幅に上昇すると独株にも買いが波及した。足もとで相場下落が続いたあとだけに、押し目買いなども入った。個別ではフォルクスワーゲン(3.61%高)やホッホティーフ(3.58%高)、ボノビア(2.62%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。
2026/09/04 6:21:15
NYマーケットダイジェスト
(3日終値)
ドル・円相場:1ドル=155.81円(前営業日比▲2.90円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.14円(▲2.79円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1626ドル(△0.0038ドル)
ダウ工業株30種平均:53686.11ドル(△624.16ドル)
ナスダック総合株価指数:26584.06(△366.23)
10年物米国債利回り:4.77%(▲0.01%)
WTI原油先物10月限:1バレル=91.30ドル(△0.29ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4539.9ドル(△125.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月米貿易収支
886億ドルの赤字 712億ドルの赤字・改
4-6月期米非農業部門労働生産性改定値
(前期比) 1.4% 1.4%
前週分の米新規失業保険申請件数
20.6万件 20.4万件・改
8月米サービス部門PMI改定値
56.5 56.8
8月米総合PMI改定値
56.0 56.0
8月米ISM非製造業指数
55.4 54.1
(各市場の動き)
・ドル円は大幅に続落。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事はこの日、「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、政策金利の据え置きを支持する」などと発言。米早期利上げ観測が後退し、全般ドル売りが優勢となった。2時前に一時155.30円と8月3日以来1カ月ぶりの安値を更新した。
日銀の利上げ加速観測に加え、ベッセント米財務長官の発言をきっかけに円安是正への思惑が広がる中、円を買い戻す動きも続いた。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が資産構成を見直すとの観測も円買いを後押しした。市場では「GPIFが8月21日に運用委員会を開催した。夏季休暇シーズンの8月に会合を開くのは極めて異例で、基本ポートフォリオ見直し観測が高まっている」との声が聞かれた。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。7月末からの政府・日銀による為替介入後に付けた8月3日の安値155.23円がサポートとして意識されると155.85円付近まで下げ幅を縮めた。
・ユーロドルは3日ぶりに反発。ウォラーFRB理事の発言を受けて、FRBが早期に利上げするとの観測が後退すると全般ドル売りが進行。2時前に一時1.1641ドルと日通し高値を付けた。
なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、9月15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを予想する確率は前日の63%台から50%付近に低下した。
・ユーロ円は大幅続落。日銀の利上げペースが速まるのではないかとの観測を背景に円買いが進んだほか、「GPIFが日本国内の資産への投資を増やすのではないか」との思惑から円買いが入った。24時過ぎには一時180.53円と8月3日以来1カ月ぶりの安値を更新した。そのあとはドル円と同様に、181.18円付近まで下げ渋った。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。ウォラーFRB理事の発言「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、政策金利の据え置きを支持する」を受けて、米早期利上げ観測が後退した。米長期金利が低下し、主力株に買いが広がった。指数は一時680ドル超上昇した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸した。スペースXやテスラの上昇が目立った。
・米国債券相場で長期ゾーンは小幅続伸。ウォラーFRB理事の発言「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、政策金利の据え置きを支持する」を受けて米早期利上げ観測が後退し、債券に買いが入った。ただ、8月米ISM非製造業景況指数が予想を上回り、半年ぶりに高い水準を記録したことが分かると徐々に上値が重くなった。
・原油先物相場は小幅に4日続伸。イラン軍がこの日、アラブ首長国連邦(UAE)とクウェートにある米軍基地に報復攻撃を行ったことが報じられた。そうしたなかでイスラエルも、イランからの攻撃に対して反撃する構えを示した。中東情勢の緊張がさらに高まり、時間外取引では一時93ドル台に乗せる場面があった。NY勢の本格参入後は利益確定売りに押されたが、91ドル割れでは下げ止まった。
・金先物相場は大幅に続伸。ウォラーFRB理事が政策金利の据え置きを支持する考えを示し、米金利先高観が後退。米10年債利回りも低下に転じ、金利を生まない金の魅力が相対的に高まった。また、ドルが軟調に推移したこともドル建て金の押し上げ要因となり、一時4550ドルを上回る場面があった。
2026/09/04 15:41:25
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=156.34円(前営業日NY終値比△0.53円)
ユーロ円:1ユーロ=181.78円(△0.64円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1627ドル(△0.0001ドル)
日経平均株価:65020.94円(前営業日比△806.46円)
東証株価指数(TOPIX):4103.23(△1.19)
債券先物9月物:126.14円(△0.49円)
新発10年物国債利回り:2.900%(▲0.065%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月家計調査(消費支出)
前年同月比 ▲3.6% ▲3.3%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は持ち直し。本邦勢が本格参入すると155.30円まで下押すも、前日安値に面合わせとなったところで下げ渋り。その後は前日・前々日の大幅下落の反動からショートカバーが入り156.45円まで買い戻された。日経平均が堅調に推移したことも上昇を後押ししたもよう。
なお、片山財務相から「ベッセント米財務長官から要求があったことはない」などの発言が伝わっている。
・ユーロ円も持ち直し。ドル円に連れた動きとなり、朝方に180.63円まで下落するも前日安値180.53円が目先のサポートとして意識されると買い戻しが優勢となり、15時過ぎに181.94円まで上昇した。
・ユーロドルは動意薄。円主体の相場展開となるなか、1.1630ドルを挟み方向感を模索する動きが続いた。
・日経平均株価は5営業日ぶり反発。前日の米株高を受けて小高く始まった後は、人工知能(AI)・半導体関連に買いが入ったことなどから上値を伸ばし、上げ幅は一時900円超に達した。
・債券先物相場は続伸。前日の米長期金利の低下(債券価格は上昇)を受けて買いが優勢となると、126円28銭まで上昇した。足もとでの円高進行により、円安を通じた物価上振れへの懸念が後退したことも、上昇を後押ししたもよう。
2026/09/05 3:26:15
欧州マーケットダイジェスト
(4日終値:5日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.13円(4日15時時点比▲0.21円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.31円(▲0.47円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1613ドル(▲0.0014ドル)
FTSE100種総合株価指数:10831.09(前営業日比▲0.43)
ドイツ株式指数(DAX):26046.40(△43.08)
10年物英国債利回り:5.133%(▲0.001%)
10年物独国債利回り:3.339%(▲0.004%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
7月独製造業新規受注
(前月比) 2.5% 3.7%・改
(前年比) 13.1% 7.2%・改
8月英建設業購買担当者景気指数(PMI)
44.3 44.7
7月ユーロ圏小売売上高
(前月比) ▲0.6% 0.2%・改
(前年比) 0.6% 1.4%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。米重要指標を控えて様子見ムードが強まる中、しばらくは1.16ドル台前半でのもみ合いが続いた。ただ、米労働省が発表した8月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比16.2万人増と予想の5.6万人増を大幅に上回り、過去2カ月分の数値が上方修正されたことが分かるとユーロ売り・ドル買いで反応。一時1.1585ドルまで下落した。
ただ、前日の安値1.1584ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米長期金利が低下に転じたことも相場の支援材料となり、1時30分前には1.1625ドル付近まで持ち直した。
なお、トランプ米大統領は自身のSNSに「米連邦準備理事会(FRB)はその素晴らしい新指導者の下、賢明な対応とる必要がある」「利下げしなければ対米黒字国との貿易を停止する」「米国の金利は世界のどの国よりも低くあるべき」などと投稿し、FRBに利下げを要求した。
一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するハマック米クリーブランド連銀総裁はSNSに「インフレ率は高すぎる」「行動を起こすべき時だ」と投稿し、利上げの必要性を改めて示した。
・ドル円は不安定な値動き。156.00円を挟んで売買が交錯し、荒い値動きとなった。米雇用統計発表前は156円台前半から半ばでのもみ合いが続いた。NYの取引時間帯に入り、米雇用統計の結果が伝わると全般ドル買いが先行し一時156.75円と日通し高値を付けたものの、すぐに失速。22時前に155.36円まで急落した。
ただ、東京午前と前日に付けた安値155.30円や8月3日の安値155.23円がサポートとして働くと156円台前半まで下げ渋った。
・ユーロ円は下値が堅かった。欧州市場では181円台後半で推移していたが、NY市場に入ると下落した。22時前に一時180.23円と8月3日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。ただ、ユーロドルの持ち直しにつれた買いが入ると181.42円付近まで下げ幅を縮めた。
・ロンドン株式相場はほぼ横ばい。8月英建設業PMIは44.3と予想の45.5を下回ったものの相場の反応は鈍く、前日終値を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が下げたほか、レレックスなど資本財サービス株の一角に売りが出た。半面、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株は買われた。
・フランクフルト株式相場は小幅ながら続伸。しばらくは底堅く推移していたが、米雇用統計をきっかけに米国株相場が下落すると独株にも売りが波及し上げ幅を縮めた。個別では、約5万人の従業員を追加で削減する方針などを盛り込んだ新たな改革案を公表したフォルクスワーゲン(6.47%高)の上昇が目立った。
・欧州債券相場は小幅に上昇。米国債相場につれた動きとなった。
2026/09/05 6:16:18
NYマーケットダイジェスト
(4日終値)
ドル・円相場:1ドル=156.26円(前営業日比△0.45円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.46円(△0.32円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1614ドル(▲0.0012ドル)
ダウ工業株30種平均:53414.25ドル(▲271.86ドル)
ナスダック総合株価指数:26506.99(▲77.07)
10年物米国債利回り:4.78%(△0.01%)
WTI原油先物10月限:1バレル=91.48ドル(△0.18ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4476.6ドル(▲63.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
8月米雇用統計
失業率 4.1% 4.1%
非農業部門雇用者数変化
16.2万人 2.1万人・改
平均時給
(前月比) 0.3% 0.2%・改
(前年比) 3.1% 3.2%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは小反落。米労働省が発表した8月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比16.2万人増と予想の5.6万人増を大幅に上回り、過去2カ月分の数値が上方修正されたことが分かるとユーロ売り・ドル買いが先行。一時1.1585ドルと日通し安値を付けた。
ただ、前日の安値1.1584ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米長期金利が低下に転じたことも相場の支援材料となり、1時30分前には1.1625ドル付近まで値を戻した。もっとも、米長期金利が再び上昇に転じると1.1609ドル付近まで押し戻された。
なお、トランプ米大統領は自身のSNSに「米連邦準備理事会(FRB)はその素晴らしい新指導者の下、賢明な対応とる必要がある」「利下げしなければ対米黒字国との貿易を停止する」「米国の金利は世界のどの国よりも低くあるべき」などと投稿し、FRBに利下げを要求した。
一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するハマック米クリーブランド連銀総裁はSNSに「インフレ率は高すぎる」「行動を起こすべき時だ」と投稿し、利上げの必要性を改めて示した。
・ドル円は3日ぶりに反発。良好な米雇用統計の結果が伝わると全般ドル買いが先行し一時156.75円と日通し高値を付けたものの、すぐに失速。22時前に155.36円まで急落した。ただ、東京午前と前日に付けた安値155.30円や8月3日の安値155.23円がサポートとして働くと156円台前半まで下げ渋った。
NY午後に入ると156円台前半で値動きが鈍った。市場では「インフレが何より重要だ。焦点は来週発表される8月米消費者物価指数(CPI)と同月卸売物価指数(PPI)に移った」との声が聞かれた。米国の3連休を前に、積極的な売買が手控えられた面もあった。
・ユーロ円も3日ぶりに反発。22時前に一時180.23円と8月3日以来約1カ月ぶりの安値を付けたものの、ユーロドルの持ち直しにつれた買いが入ると181.50円付近まで値を戻した。
2026/09/05 6:17:15
NYマーケットダイジェスト
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。8月米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回ると、FRBの早期利上げ観測が高まり株売りが広がった。3連休を前にポジション調整目的の売りも出やすかった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに反落。テスラが6%近く下落した。「米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)が同社の自動運転タクシー(ロボタクシー)専用車両「サイバーキャブ」の調査を始めた」との報道が嫌気された。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。8月米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回ると、米早期利上げ観測が高まり債券に売りが出た。ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。週明け7日はレーバーデーでの祝日で休場。3連休となる週末を前にポジション調整目的の買いが入ると下げ幅を縮めた。
なお、米金融政策の影響を受けやすい2年債利回りは一時4.4163%前後と昨年1月以来約1年8カ月ぶりの高水準を付けた。
・原油先物相場は小幅に5日続伸。6日に開かれる石油輸出国機構(OPEC)プラス有志7カ国会合を前に、持ち高調整の売りが先行した。NY序盤には一時88ドル台後半まで下げ幅を広げている。しかしながら、トランプ米大統領がイラン再攻撃を示唆すると、エネルギー供給の混乱が長期化するとの警戒感から買い戻しが強まる展開に。結局、91ドル台を回復し、前日終値を上回って取引を終えた。
・金先物相場は3日ぶりに反落。注目された8月米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比16.2万人増と予想の増加幅を10万人以上も上回った。過去2カ月分も上方修正され、米10年債利回りが上昇。金利を生まない金への売り圧力が強まり、指標発表後に4410ドル台まで急落した。長期金利の伸び悩みを眺めて買い戻されたものの、強い雇用統計の影響が最後まで残った。