
2026/06/15 15:37:20
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=160.05円(前営業日NY終値比▲0.19円)
ユーロ円:1ユーロ=185.92円(△0.56円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1617ドル(△0.0049ドル)
日経平均株価:69317.50円(前営業日比△3297.46円)
東証株価指数(TOPIX):3999.60(△117.64)
債券先物9月物:128.26円(△0.46円)
新発10年物国債利回り:2.575%(▲0.060%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)<発表値> <前回発表値>
4月第三次産業活動指数
前月比 +1.3% ▲0.6%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは強含み。トランプ米大統領がイランとの戦闘を終結する覚書について「合意が成立した」と自身のSNSに投稿したことを受けてWTI原油先物価格が急落。為替市場では有事のドル買いを巻き戻す動きが活発化し、ユーロ買い・ドル売りが先行。その後も底堅く推移し、東京午後には一時1.1622ドルまで上値を伸ばし、5日以来の高値を付けた。
・ユーロ円も堅調。序盤はユーロドルの上昇につれたほか、中東情勢の緊張感緩和を受けて日経平均株価が3600円超の大幅高となったことも追い風に買いが優勢となった。一時185.96円まで上げ幅を広げた。
・ドル円は一進一退。米イランの合意期待で売りが先行すると一時159.74円まで売り込まれる場面があった。ただ、日本株高で円売りが進むと一転して買い戻しが入り160.20円台まで持ち直した。
・日経平均株価は3日続伸。終値ベースで史上最高値を更新したほか、上げ幅は歴代2位の大きさとなった。米国とイランが戦闘終結で合意したことを背景に幅広い銘柄に買いが入った。
・債券先物相場は3日続伸。原油価格の急落で国内のインフレ懸念が後退し、債券買いが強まった。
2026/06/16 3:25:50
欧州マーケットダイジェスト
(15日終値:16日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=160.27円(15日15時時点比△0.22円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.90円(▲0.02円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1599ドル(▲0.0018ドル)
FTSE100種総合株価指数:10430.62(前営業日比▲41.10)
ドイツ株式指数(DAX):24894.01(△258.71)
10年物英国債利回り:4.812%(▲0.024%)
10年物独国債利回り:2.954%(▲0.041%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
5月独卸売物価指数(WPI)
(前月比) ▲0.6% 2.0%
5月スイス生産者輸入価格
(前月比) ▲0.4% 0.8%
5月スイスSECO消費者信頼感指数
▲38.1 ▲40.0
4月ユーロ圏鉱工業生産
(前月比) 0.1% 0.4%・改
(前年比) 0.3% ▲2.8%・改
4月ユーロ圏貿易収支
(季調済)13億ユーロの黒字 6億ユーロの黒字・改
(季調前)10億ユーロの赤字 49億ユーロの黒字・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は強含み。23時過ぎに一時160.03円付近まで値を下げたものの、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.47%台まで低下幅を縮めると円売り・ドル買いがじわりと強まった。2時30分過ぎには160.28円まで上昇し、週明け早朝取引で付けた日通し高値に面合わせした。ただ、15-16日の日銀金融政策決定会合や16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)など、日米金融イベントを控えて積極的に持ち高を傾ける展開にはならなかった。
なお、この日発表の6月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や5月米鉱工業生産、6月米NAHB住宅市場指数は予想より弱い内容となったものの、相場の反応は限られた。
・ユーロドルは上値が重かった。22時30分過ぎに一時1.1621ドル付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値1.1622ドルが目先レジスタンスとして意識されると徐々に上値が重くなった。1時前には1.1597ドル付近まで下押しした。
なお、米国とイランの戦闘終結に向けた協議について、トランプ大統領は14日、「合意が成立した」と明らかにし、イラン側も「米国との覚書の内容を最終決定した」と発表した。署名式は19日にスイスで開かれる見通し。WTI原油先物価格は一時1バレル=79.70ドル前後まで下落する場面があった。
・ユーロ円はもみ合い。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
・ロンドン株式相場は4日ぶりに反落。米国とイランが戦闘終結で合意したことを受けて、投資家のリスク選好が高まると買いが先行した。ただ、英政局の先行き不透明感から売りが出ると徐々に上値を切り下げ、下げに転じた。原油安を背景にBPやシェルなどエネルギー株が売られたことも相場の重し。
・フランクフルト株式相場は3日続伸。米国とイランが戦闘終結で合意したと伝わり、投資家心理が上向いた。個別ではドイツ銀行(4.31%高)やMTUエアロ・エンジンズ(4.23%高)、スカウト24(3.22%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。原油安を受けた。
2026/06/16 6:20:40
NYマーケットダイジェスト
(15日終値)
ドル・円相場:1ドル=160.34円(前営業日比△0.10円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.84円(△0.48円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1590ドル(△0.0022ドル)
ダウ工業株30種平均:51671.03ドル(△468.77ドル)
ナスダック総合株価指数:26683.94(△795.10)
10年物米国債利回り:4.47%(▲0.01%)
WTI原油先物7月限:1バレル=80.75ドル(▲4.13ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4351.6ドル(△112.8ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
6月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
5.7 19.6
5月米鉱工業生産
(前月比) 0.1% 0.9%・改
設備稼働率 76.2% 76.1%
6月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
35 37
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は小幅ながら続伸。23時過ぎに一時160.03円付近まで値を下げたものの、米長期金利の指標となる米10年債利回りが低下幅を縮めると買い戻しが先行した。15-16日の日銀金融政策決定会合や16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)など、日米金融イベントを控えて様子見ムードが強まる場面もあったが、NY午後に入ると全般ドル買いが優勢に。前週末の高値160.38円を上抜けて一時160.40円まで値を上げた。
なお、この日発表の6月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や5月米鉱工業生産、6月米NAHB住宅市場指数は予想より弱い内容となったものの、相場の反応は限られた。
・ユーロドルは反発。22時30分過ぎに一時1.1621ドル付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値1.1622ドルが目先レジスタンスとして意識されると徐々に上値が重くなった。米長期金利が低下幅を縮めたことも相場の重しとなり、5時過ぎには1.1584ドル付近まで下押しした。
なお、米政府高官はこの日、「米国とイランの双方が戦闘終結に向けた覚書に署名した」と明らかにした。トランプ米大統領とバンス米副大統領、イランのガリバフ国会議長が署名したもよう。署名式は19日にスイスで行われる。
・ユーロ円は続伸。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。NY市場に限れば、185.90円を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、史上最高値を更新した。米国とイランが戦闘終結で合意したことを受けて、WTI原油先物価格が大幅に下落すると、投資家心理が改善し株買いが広がった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に3日続伸。人工知能(AI)への成長期待から、半導体関連株などに買いが入った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5%超上げた。
・米国債券相場で長期ゾーンは小幅反発。米国とイランが戦闘終結に向けた覚書で合意したことを受けて、WTI原油先物相場が大幅に下落。インフレへの懸念が和らぎ債券買いが入った。ただ、16-17日のFOMCを前に積極的に上値を試す展開にはならなかった。
・原油先物相場は大幅に3日続落。米国とイランで戦闘終結の合意が成立し、ホルムズ海峡の再開によって原油供給が正常化するとの期待から大きく売りが先行した。一時79.7ドルと約3カ月ぶりの安値をつける場面もあったが、今後の核協議が難航するとの見方も根強く、その後は次第に下げ渋った。
・金先物相場は大幅続伸。米国とイランが戦闘終結で合意したことを受けて原油先物価格が下落し、米長期金利は低下。為替市場ではドル売りが先行した。金利が付かずドル建てで取引される金は時間外取引から買いが先行。一時は4390ドル台まで上昇する場面も見られた。もっとも、その後は米長期金利が低下幅を縮小した影響で伸び悩んだ。
2026/06/16 15:43:50
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=160.29円(前営業日NY終値比▲0.05円)
ユーロ円:1ユーロ=185.54円(▲0.30円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1575ドル(▲0.0015ドル)
日経平均株価:69404.50円(前営業日比△87.00円)
東証株価指数(TOPIX):3991.14(▲8.46)
債券先物9月物:127.77円(▲0.49円)
新発10年物国債利回り:2.645%(△0.070%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)<発表値> <前回発表値>
日銀金融政策決定会合(日銀金融市場調節目標)
政策金利 1.00%に引き上げ 0.75%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。日銀金融政策決定会合の結果公表を前に160.05円まで値を下げたが、下値は限られた。日銀は予想通り0.25%の利上げを実施したが、浅田委員が利上げに反対していたことが伝わると買い戻し。一時160.35円付近まで持ち直し、朝方に付けた高値160.37円に迫った。
・ユーロドルは弱含み。1.1590ドル付近でのもみ合いが続いていたが、東京終盤にかけて全般ドル買いに傾くと一時1.1575ドルまで値を下げ、昨日安値の1.1569ドルに接近した。
なお、豪ドル米ドルは一時0.7042米ドルまで下落。豪準備銀行(RBA)は政策金利を据え置き、声明でも目新しい内容は伝わらなかったため、反応は限定的だった。
・ユーロ円も弱含み。序盤はドル円の下落につれたほか、東京午後はユーロドルの下落に引っ張られる形で一時185.46円まで値を下げている。
・日経平均株価は4日続伸。昨日の米ハイテク株高を受けて買いが先行し一時7万円の大台に乗せた。ただ、その後は達成感から利益確定売りが強まり下げに転じる場面もあったが、プラス圏で終え、連日で史上最高値を更新した。
・債券先物相場は4営業日ぶりに反落。夜間取引で下落した流れを引き継いで売りが先行。日銀が利上げを発表した後も弱い地合いが続いた。
2026/06/17 3:25:41
欧州マーケットダイジェスト
(16日終値:17日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=160.43円(16日15時時点比△0.14円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=186.28円(△0.74円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1611ドル(△0.0036ドル)
FTSE100種総合株価指数:10494.21(前営業日比△63.59)
ドイツ株式指数(DAX):24910.41(△16.40)
10年物英国債利回り:4.788%(▲0.024%)
10年物独国債利回り:2.930%(▲0.024%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
6月独ZEW景況感指数
10.5 ▲10.2
6月ユーロ圏ZEW景況感指数
9.5 ▲9.1
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。米国とイランが戦闘終結で合意したことを受けて、この日も原油先物相場が軟調に推移すると、エネルギー高が欧州景気へ悪影響を与えるとの懸念が和らぎユーロ買いが入った。6月独ZEW景況感指数が10.5と予想の▲5.5を上回り、4カ月ぶりにプラスに転じたこともユーロ買いを誘った。
NYの取引時間帯に入ると一時1.1588ドル付近まで下押しする場面もあったが、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだユーロ買い・ドル売りのフローが観測されると持ち直した。米ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙が「米国はイランと合意した覚書に基づき、イランによる石油や燃料の販売開始を認める見通し」と報じると、WTI原油先物価格が一時1バレル=75ドル台半ばまで急落。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが4.41%台まで低下し、為替市場ではドル売りが優勢となった。1時30分前には一時1.1620ドルと日通し高値を更新した。
・ドル円は強含み。内田真一日銀副総裁は金融政策決定会合後の記者会見で、「基調物価は2%目標を超えて上振れていくリスクがある」「経済・物価・金融情勢に応じて引き続き利上げ、緩和度合を調整していく」「利上げペース、今の段階では今後の経済物価情勢次第」などと発言。「今後の利上げペースや時期についての手掛かりが得られなかった」との受け止めから、日銀の早期利上げ期待が後退し円売り・ドル買いが出た。前日の高値160.40円を上抜けると一時160.46円まで値を上げた。
ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感も根強いため、上昇のスピードは緩やかだった。11日の高値160.59円や4月30日の高値160.72円が目先レジスタンスとして意識された面もあった。WSJ紙記事を受けて原油安・米金利低下が進んだことも相場の重し。
・ユーロ円はしっかり。独経済指標の上振れをきっかけにユーロ買いが入ったほか、日銀の早期利上げ観測の後退を背景に円売りが出た。欧州株相場の上昇も相場の支援材料となり、一時186.32円と4月30日以来の高値を更新した。
・ロンドン株式相場は反発。米国とイランが戦闘終結で合意したことを受けて、前日の米国株相場が上昇。英株にも買いが波及した。HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が買われたほか、ロールス・ロイス・ホールディングスやBAEシステムズなど資本財サービス株が値上がりした。半面、原油安を背景にBPやシェルなどエネルギー株が売られた。
・フランクフルト株式相場は小幅ながら4日続伸。米国とイランが戦闘終結で合意したことを受けて、原油先物相場がこの日も大幅に下落。エネルギー高が欧州景気へ悪影響を与えるとの懸念が和らぎ、買いが入った。ただ、引けにかけては伸び悩んだ。個別ではGEAグループ(5.08%高)やミュンヘン再保険(1.32%高)、キアゲン(1.27%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。原油安を受けた。
2026/06/17 6:20:40
NYマーケットダイジェスト
(16日終値)
ドル・円相場:1ドル=160.43円(前営業日比△0.09円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=186.25円(△0.41円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1608ドル(△0.0018ドル)
ダウ工業株30種平均:51999.67ドル(△328.64ドル)
ナスダック総合株価指数:26376.34(▲307.60)
10年物米国債利回り:4.44%(▲0.03%)
WTI原油先物7月限:1バレル=76.05ドル(▲4.70ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4354.4ドル(△2.8ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
5月米輸入物価指数
(前月比) 1.9% 2.0%・改
5月米住宅着工件数
117.7万件 139.2万件・改
建設許可件数
141.3万件 142.3万件
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは続伸。欧州時間発表の6月独ZEW景況感指数が予想を上回ったことを受けて、NY市場でもユーロ買い・ドル売りが先行。23時30分過ぎに一時1.1588ドル付近まで下押しする場面もあったが、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだユーロ買い・ドル売りのフローが観測されると持ち直した。
米ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙が「米国はイランと合意した覚書に基づき、イランによる石油や燃料の販売開始を認める見通し」と報じると、WTI原油先物価格が一時1バレル=75ドル台半ばまで急落。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが4.41%台まで低下し、為替市場ではドル売りが優勢となった。1時30分前には一時1.1620ドルと日通し高値を更新した。ただ、前日の高値1.1622ドルを上抜けることは出来なかった。
・ドル円は小幅ながら3日続伸。内田真一日銀副総裁の金融政策決定会合後の記者会見を受けて、市場では日銀の早期利上げ期待が後退。NY市場でも円売りが優勢となった。前日の高値160.40円を上抜けると一時160.48円まで値を上げた。
ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感も根強く、上昇のスピードは緩やかだった。11日の高値160.59円や4月30日の高値160.72円がレジスタンスとして意識された面もあった。WSJ紙記事を受けて原油安・米金利低下が進んだことも相場の重し。
・ユーロ円は3日続伸。独経済指標の上振れをきっかけにユーロ買いが入ったほか、日銀の早期利上げ観測の後退を背景に円売りが出た。1時過ぎには186.32円と4月30日以来の高値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、史上最高値を更新した。米国とイランが戦闘終結で合意したことを受けて、この日も原油先物相場が軟調に推移。原油高に伴う景気悪化の懸念が薄れ、景気敏感株や消費関連株に買いが入った。指数は一時510ドル超上昇した。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)やブロードコムなど半導体関連株が売られた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5.7%安。
・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。米国とイランが戦闘終結に向けた覚書で合意したことを受けて、WTI原油先物相場がこの日も大幅に下落。インフレへの懸念が和らぎ債券買いが入った。
・原油先物相場は大幅に4日続落。米国とイランの和平合意によってホルムズ海峡の航行が正常化し、エネルギー供給懸念が解消するとの思惑が相場の重しになった。米WSJ紙が「米国はイランと合意した覚書に基づき、イランによる石油や燃料の販売開始を認める見通し」と報じると、一時75ドル台半ばまで下げ幅を拡大する場面も見られた。
・金先物相場は小幅に3日続伸。この日も米長期金利が低下したため、金利が付かない資産である金は買いが先行。一時は4370ドル台まで上昇する場面も見られたが、明日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて持ち高調整目的の売りも持ち込まれたことから上値は重かった。
2026/06/17 15:41:42
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=160.32円(前営業日NY終値比▲0.09円)
ユーロ円:1ユーロ=186.17円(▲0.08円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1612ドル(△0.0004ドル)
日経平均株価:69902.25円(前営業日比△497.75円)
東証株価指数(TOPIX):4013.23(△22.09)
債券先物9月物:128.17円(△0.40円)
新発10年物国債利回り:2.595%(▲0.050%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)<発表値> <前回発表値>
5月貿易統計(通関ベース)
季節調整前 3786億円の赤字 2993億円の黒字・改
季節調整済 904億円の赤字 1986億円の黒字・改
4月機械受注(船舶・電力除く民需)
前月比 8.7% ▲9.4%
前年同月比 15.6% 5.9%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は小動き。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を今晩に控えて全般動きが鈍かった。やや調整売りに押される形で一時160.26円まで下げたが、値幅は20銭と非常に狭かった。
・ユーロドルは動意薄。東京市場では目立ったフローは確認されず、ドル円同様に米金融イベント待ちの状態。1.16ドル台前半での狭いレンジ取引だった。
・ユーロ円は小幅安。昨日に4月30日以来の高値を付けた後とあって持ち高調整の売りが散見され、東京後半には一時185.99円まで下げている。
・日経平均株価は5日続伸。原油安を受けて景気減速懸念が和らいだことを背景に買いが強まった。AI・半導体関連株を主導に上げ幅は一時700円を超えた。
・債券先物相場は反発。昨日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いだほか、原油相場の下落も追い風となった。
2026/06/18 2:18:42
欧州マーケットダイジェスト
(17日終値:18日2時時点)
ドル・円相場:1ドル=160.20円(17日15時時点比▲0.12円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.69円(▲0.48円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1591ドル(▲0.0021ドル)
FTSE100種総合株価指数:10508.61(前営業日比△14.40)
ドイツ株式指数(DAX):24934.67(△24.26)
10年物英国債利回り:4.751%(▲0.037%)
10年物独国債利回り:2.927%(▲0.003%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
5月英消費者物価指数(CPI)
(前月比) 0.2% 0.7%
(前年比) 2.8% 2.8%
CPIコア指数
(前年比) 2.6% 2.5%
5月英小売物価指数(RPI)
(前月比) 0.2% 0.7%
(前年比) 3.1% 3.0%
スウェーデン中銀、政策金利
1.75%で据え置き 1.75%
5月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値
(前年比) 3.2% 3.2%
5月ユーロ圏HICPコア改定値
(前年比) 2.6% 2.5%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは弱含み。原油先物相場の反発などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行。NYの取引時間帯に入り、WTI原油先物価格が一時1バレル=80.03ドル前後まで急伸すると全般ドル買いが強まり、24時前に一時1.1581ドルと日通し安値を付けた。
ただ、前日の安値1.1575ドルが目先サポートとして働くと下げ渋った。原油先物の上昇が一時的となった影響も受けた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控える中、様子見ムードも強く、方向感が出にくい面もあった。市場では新体制となったウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長のもとで金融政策がどう示されるかに注目が集まっている。
・ドル円はもみ合い。欧州勢参入後に一時160.12円と日通し安値を付けたものの、前日の安値160.05円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。原油先物相場の反発などを材料にドル買いが進むと一時160.35円付近まで値を戻した。ただ、アジア時間に付けた日通し高値160.46円には届かなかった。原油先物の上昇が一時的となった影響も受けた。
なお、欧州時間の値幅は23銭程度と小さい。FOMC結果公表を控える中、様子見ムードが強く狭い範囲内での推移が続いた。
・ポンドは軟調だった。ポンドドルは一時1.3386ドルと日通し安値を付けたほか、ユーロポンドは0.8657ポンドと日通し高値を更新。ポンド円は本日安値となる214.52円まで値を下げた。5月英消費者物価指数(CPI)や同月英小売物価指数(RPI)など、この日発表の英物価指標が軒並み予想を下回ると、英中銀(BOE)による利下げ観測が強まりポンド売りが広がった。
・ユーロ円は軟調。ユーロドルの下落につれた売りが出ると一時185.67円と日通し安値を付けた。
・ロンドン株式相場は小幅ながら続伸。下落して始まったものの、下押しは限定的となり、小幅ながら上昇した。この日発表の5月英CPIの下振れを受けて、英利下げ観測が高まり株買いを促した。HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が買われたほか、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は小幅ながら5日続伸。FOMC結果公表を控える中、様子見ムードが強く大きな方向感は出なかった。個別ではコメルツ銀行(5.18%高)やバイエル(4.80%高)、ハイデルベルク・マテリアルズ(4.06%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。英CPIの下振れを受けて英国債が買われた。
2026/06/18 6:18:43
NYマーケットダイジェスト
(17日終値)
ドル・円相場:1ドル=160.65円(前営業日比△0.22円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.77円(▲1.48円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1501ドル(▲0.0107ドル)
ダウ工業株30種平均:51492.55ドル(▲507.12ドル)
ナスダック総合株価指数:26021.66(▲354.68)
10年物米国債利回り:4.49%(△0.05%)
WTI原油先物7月限:1バレル=76.79ドル(△0.74ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4381.4ドル(△27.0ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
米MBA住宅ローン申請指数
(前週比) ▲3.8% 10.8%
5月米小売売上高
(前月比) 0.9% 0.4%・改
(除く自動車) 0.8% 0.7%
4月米企業在庫
(前月比) 0.5% 1.0%・改
5月米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
(前月比) 3.8% 0.3%・改
(前年比) 2.1% 2.2%・改
米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利
3.50-3.75%で据え置き 3.50-3.75%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は4日続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、しばらくは160円台前半でのもみ合いが続いていたが、FOMC結果公表後はドル全面高の展開となり、4時30分過ぎに一時160.80円と2024年7月以来約1年11カ月ぶりの高値を更新した。
米連邦準備理事会(FRB)は今日まで開いたFOMCで市場予想通りFFレートの誘導目標を3.50-3.75%に据え置くことを決めたと発表。声明では「中東紛争に起因する不確実性の高まりにもかかわらず、経済活動は堅調に拡大している」「インフレ率は、委員会の目標である2%に対し依然として高い水準にある」と指摘した。また、同時に公表されたFOMCメンバーによる金利見通し(ドットプロット)では、2026年末時点の中央値が3.750%と前回の3.375%から引き上げられ、年内1回の利上げが示唆された。
予想の分布は、1人が1回の利下げを見込み、8人が据え置きを予想。また、3人が1回の利上げを見込み、5人が2回の利上げ、1人が3回の利上げを予想した。前回は利上げを見込む参加者はゼロだった。
なお、ウォーシュFRB議長は就任後初となる会見で「今回は『フォワードガイダンス』を声明文から削除した。現在の政策情勢に適していないということで、我々の間で合意した」と述べたほか、自身のドットプロットを提出しなかったことを明らかにした。また、「おそらく年末までにFRBのコミュニケーション全般を見直す予定。これには記者会見や見通しの点の書き込み、会議、議事録などを含む」と表明した。
・ユーロドルは3日ぶりに反落。FOMC参加者のドットプロットが前回3月の「年内利下げ1回」から「利上げ1回」に転換したことを受けて、米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが広がった。4時30分過ぎに一時1.1478ドルと3月31日以来の安値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.57と3月31日以来の高値を更新した。
なお、トランプ米大統領は記者団に対し、「(FOMCについて)彼らが金利を据え置いたのはいいことだ」「(FRBの利上げの可能性について)あり得る」と述べた。
・ユーロ円は4日ぶりに反落。NYの取引時間帯に入り、じり安の展開が続いていたが、FOMC後にユーロドルが急落するとユーロ円にも売りが波及し下げ幅を拡大した。米国株相場の失速も相場の重しとなり、4時30分過ぎに一時184.54円と日通し安値を付けた。
2026/06/18 6:19:42
NYマーケットダイジェスト
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日ぶりに反落。FOMC参加者のドットプロットが前回3月の「年内利下げ1回」から「利上げ1回」に転換したことで、FRBによる利上げ観測が高まった。また、ウォーシュFRB議長が就任後初めての記者会見で「物価の安定の実現」を強調すると、市場では「想定ほど金融緩和に前向きではない可能性がある」と受け止められた。タカ派的な結果が嫌気され、株式には売りが集まった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。FOMCの結果を受けて、FRBによる年内利上げ観測が高まると債券売りが広がった。市場関係者からは「今回のFOMC最大のポイントは『インフレリスクを深刻に受け止めている』との明確なメッセージを発信したことだ」との声が聞かれた。
・原油先物相場は5日ぶりに反発。トランプ米大統領は「イランとの覚書は最終決定ではなく、60日以内にイランとの合意なければ爆撃再開へ」と発言した。この日公表された米エネルギー省(EIA)の在庫統計で原油在庫が予想を上回る取り崩しとなったこともあり、一時は80ドル台まで急伸する場面も見られた。ただ、買い一巡後は75ドル台まで失速。FOMC後にドルが全面高となり、ドル建てで取引される原油の割高感が意識された。
・金先物相場は4日続伸。米長期金利の低下を手掛かりにした買いが先行し、一時4400ドル台に乗せる場面も見られた。ただ、FOMC後は為替市場でドルが全面高となった影響から一転下落。取引時間終了後には4230ドル台まで失速した。
2026/06/18 15:40:41
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=160.64円(前営業日NY終値比▲0.01円)
ユーロ円:1ユーロ=184.91円(△0.14円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1510ドル(△0.0009ドル)
日経平均株価:71053.49円(前営業日比△1151.24円)
東証株価指数(TOPIX):4068.18(△54.95)
債券先物9月物:128.03円(▲0.14円)
新発10年物国債利回り:2.615%(△0.015%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)<発表値> <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
3826億円の取得超 2121億円の取得超・改
対内株式
7851億円の処分超 7006億円の処分超・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は小動き。東京仲値にかけて買いが散見されて一時160.75円まで値を上げたが、昨日高値の160.80円が目先のレジスタンスとして意識されると伸び悩み。その後は東京終盤にかけて160.60円前後での推移が続いた。
・ユーロドルは小幅高。昨日のタカ派的な米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を受けて下落した反動から東京市場ではショートカバーが入り、一時1.1528ドルまで値を上げた。ただ、持ち高調整の範囲に過ぎず、戻りは限られている。
・ユーロ円は強含み。ユーロドルの買い戻しにつれて185.20円まで値を上げた。日経平均株価が連日で史上最高値を更新するなど堅調に推移したことも支えとなった。
・日経平均株価は6日続伸。米イラン停戦合意を背景とした買いの流れがこの日も継続。AI・半導体関連株が主導する形で連日で史上最高値を更新し、上げ幅は1500円近くまで一時広げた。
・債券先物相場は反落。昨日の米債券相場が下落した影響を受けたほか、日本株高も安全資産とされる債券需要の低下につながった。
2026/06/19 3:25:42
欧州マーケットダイジェスト
(18日終値:19日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=161.44円(18日15時時点比△0.80円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.05円(△0.14円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1462ドル(▲0.0048ドル)
FTSE100種総合株価指数:10399.70(前営業日比▲108.91)
ドイツ株式指数(DAX):25026.80(△92.13)
10年物英国債利回り:4.757%(△0.006%)
10年物独国債利回り:2.929%(△0.002%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
5月英雇用統計
失業率 4.5% 4.4%
失業保険申請件数
3.12万件 0.83万件・改
2-4月英失業率
(ILO方式) 4.9% 5.0%
スイス国立銀行(SNB、中央銀行)政策金利
0.00%で据え置き 0.00%
4月ユーロ圏経常収支(季調済)
157億ユーロの黒字 149億ユーロの黒字
4月ユーロ圏建設支出
(前月比) 0.6% 1.7%・改
(前年比) 0.9% 0.2%・改
英中銀(BOE)、政策金利
3.75%で据え置き 3.75%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は堅調。日銀の早期利上げ期待が後退する一方、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測は高まっており、円売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。20時30分前には一時160.95円まで値を上げた。
その後しばらくは161.00円手前で伸び悩んだものの、NY中盤に入ると再び強含んだ。WTI原油先物相場が下げ幅を縮小し、米長期金利の低下が一服すると、徐々にドル買いが優勢に。節目の161.00円を上抜けると仕掛け的な買いも入り、2時過ぎに一時161.46円と2024年7月11日以来約1年11カ月ぶりの高値を更新した。
なお、2024年7月11日には161.76円の高値をつけた後に政府・日銀による為替介入で157.40円台まで急落した経緯があるだけに、161.76円は重要なポイントとなるもよう。また、同月3日の高値161.95円は1986年12月以来の高値であり、こちらもレジスタンスとして意識される。
・ユーロドルは頭が重かった。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて、米利上げ期待が高まる中、欧州勢がドル買いで参入。前日の安値1.1478ドルを下抜けて、一時1.1453ドルと3月31日以来の安値を更新した。
ただ、同日の安値1.1448ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋った。ユーロ円の上昇につれた買いも入り、相場を下支えした。
・ポンドドルも頭が重かった。全般ドル買いが進んだ流れに沿って一時1.3205ドルと4月6日以来の安値を付けた。英中銀(BOE)はこの日、市場予想通り政策金利を3.75%に据え置くことを決めたと発表。声明では「中東情勢を受けて前回の会合以降に世界のエネルギー価格が下落した」と記したものの、「エネルギーショックが英経済に与える影響は依然、不透明」として「必要に応じて行動する用意がある」との文言を維持した。また、英金融政策委員会(MPC)議事要旨では「9人の委員のうち7人が据え置きを支持し、グリーン委員とピル委員が0.25%の利上げを主張して反対票を投じた」ことが明らかになった。
・ユーロ円は底堅い動き。日本時間夕刻に一時184.30円と日通し安値を付けたあとは一転買い戻しが優勢に。ドル円の上昇につれた買いが入ったほか、日米株価指数の上昇に伴う円売り・ユーロ買いが出た。2時過ぎには185.18円付近まで上昇し、アジア時間に付けた日通し高値185.20円に迫った。
・ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。米利上げ観測の高まりを背景に、前日の米国株相場が下落すると英株にも売りが先行した。原油安を背景にBPやシェルなどエネルギー株が売られたことも相場の重し。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株も売られ、指数の押し下げ要因となった。
・フランクフルト株式相場は6日続伸。本日のアジア市場で韓国や日本などの株式相場が上昇したことを受けて、独株にも買いが先行した。前日に急落した米国株が反発して始まったことも相場の支援材料。個別ではインフィニオンテクノロジーズ(6.42%高)やシーメンス・エナジー(4.70%高)、MTUエアロ・エンジンズ(3.30%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は下落。
2026/06/19 6:20:42
NYマーケットダイジェスト
(18日終値)
ドル・円相場:1ドル=161.38円(前営業日比△0.73円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.91円(△0.14円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1458ドル(▲0.0043ドル)
ダウ工業株30種平均:51564.70ドル(△72.15ドル)
ナスダック総合株価指数:26517.93(△496.27)
10年物米国債利回り:4.45%(▲0.04%)
WTI原油先物7月限:1バレル=76.60ドル(▲0.19ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4245.9ドル(▲135.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
前週分の米新規失業保険申請件数
22.6万件 23.0万件・改
6月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
10.3 ▲0.4
5月米景気先行指標総合指数
(前月比) 0.1% 0.2%
4月対米証券投資動向
短期債を含む 261億ドル 1493億ドル・改
短期債を除く 1031億ドル 799億ドル・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は5日続伸。15-16日の日銀金融政策決定会合の結果を受けて日銀による早期利上げ期待が後退する一方、16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測は高まっており、円売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。
NY序盤は160円台後半でのもみ合いが続いていたが、NY中盤に入るとWTI原油先物相場の下げ渋りや米長期金利の低下幅縮小を手掛かりに、ドル買いが優勢となった。節目の161.00円突破を狙った仕掛け的な買いも入り、4時過ぎには一時161.81円と2024年7月以来約1年11カ月ぶりの高値を更新した。
NY終盤には政府・日銀による為替介入への警戒感が根強い中、一時160.97円付近まで急落し、すぐに161円台半ばまで切り返すなど神経質な動きに。24年7月以来の高値を更新したことで介入への警戒感が高まっている。
・ユーロドルは続落。前日のFOMCを受けて米利上げ期待が高まる中、21時過ぎに1.1453ドルまで下落したものの、24時過ぎには1.1488ドル付近まで下げ渋った。ただ、引けにかけては再びドル買いが優勢となり、4時30分前には一時1.1451ドルと3月31日以来の安値を更新した。
・ユーロ円は小幅ながら反発。日本時間夕刻に一時184.30円と日通し安値を付けたあとは一転買い戻しが優勢に。ドル円の上昇につれた買いが入ったほか、日米株価指数の上昇に伴う円売り・ユーロ買いが出た。アジア時間の高値185.20円を上抜けて一時185.37円まで値を上げた。ただ、NY終盤にはドル円につれて一時184.39円付近まで失速する場面があった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。米国とイランの戦闘終結に向けた合意を受けた原油先物相場の下落が相場の追い風となり、指数は一時450ドル超上げた。ただ、引けにかけては伸び悩んだ。トランプ大統領が「アップルがインテルと米国内で半導体の設計・製造で協力することに合意した」とSNSに投稿したことで、インテル株が10%超上げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに大幅反発。人工知能(AI)への成長期待から、半導体関連株に買いが入った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は6%超上昇した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反発。米国とイランが戦闘終結に向けた覚書で合意したことを受けて、WTI原油先物相場が下落。インフレへの懸念が和らぎ債券買いが入った。ただ、米利上げ観測を背景に売りも出やすく、引けにかけては伸び悩んだ。
・原油先物相場は小反落。米国とイラン首脳は前日に戦闘終結を定めた覚書に署名。エネルギー供給の正常化期待から一時73ドル台半ばまで下押す場面もあった。もっとも、今後の最終合意に向けたイランの核開発計画に関する交渉には不透明感も漂うなか、一巡後は3連休を控えた持ち高調整目的の買いに支えられて77.00ドル前後まで切り返した。
・金先物相場は5日ぶりに大幅反落。米利上げ観測の高まりが金利の付かない資産である金相場の重しになった。外国為替市場でドル買いが進んだことも重しとなり、一時4220ドル台まで下押す場面も見られた。
2026/06/19 15:40:42
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=161.33円(前営業日NY終値比▲0.05円)
ユーロ円:1ユーロ=184.41円(▲0.50円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1430ドル(▲0.0028ドル)
日経平均株価:71250.06円(前営業日比△196.57円)
東証株価指数(TOPIX):4044.96(▲23.22)
債券先物9月物:127.75円(▲0.28円)
新発10年物国債利回り:2.645%(△0.030%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)<発表値> <前回発表値>
5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年同月比 1.4% 1.4%
5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)
前年同月比 1.8% 1.9%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは弱含み。1.1460ドル前後での小動きが続いていたが、東京午後から売りが優勢に。バンス米副大統領がイランとの間で合意された覚書の履行に向けた実務者協議のため予定していたスイスへの訪問を、急遽中止したことが明らかになった。また、スイス外務省が覚書署名の延期を発表すると地政学リスクを意識したユーロ売り・ドル買いが進行。一時1.1418ドルまで下げ、3月16日以来の安値を付けた。
・ドル円は方向感がない。片山財務相が「投機的な動きがあれば断固とした措置をとる」「為替についてはいつも申し上げていることと同じ」と発言したことで160.99円まで下げた。ただ、米イランの覚書署名延期でドル買いが強まると161.46円まで切り返した。
・ユーロ円は弱含み。中東情勢の緊迫化が意識され、全般リスク回避の円買い・ユーロ売りが強まった。一時184.30円まで下げ、昨日安値に面合わせした。
・日経平均株価は7日続伸。昨日の米ハイテク株高を受けて序盤に900円近く上昇したが、一巡後は利益確定売りが優勢に。短期的な過熱感が意識され、マイナス圏に沈む場面があったが、引け前に持ち直し連日で史上最高値を更新した。
・債券先物相場は続落。円安の進行により輸入物価が上昇してインフレが懸念され、債券売りが強まった。
2026/06/20 3:25:43
欧州マーケットダイジェスト
(19日終値:20日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=161.27円(19日15時時点比▲0.06円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.05円(△0.64円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1475ドル(△0.0045ドル)
FTSE100種総合株価指数:10363.27(前営業日比▲36.43)
ドイツ株式指数(DAX):24985.82(▲40.98)
10年物英国債利回り:4.842%(△0.085%)
10年物独国債利回り:2.985%(△0.056%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
5月独生産者物価指数(PPI)
(前月比) 0.3% 1.2%
5月英小売売上高(自動車燃料含む)
(前月比) 1.2% ▲1.0%・改
(前年比) 3.2% 0.1%・改
5月英小売売上高(自動車燃料除く)
(前月比) 1.2% ▲0.1%・改
(前年比) 4.6% 1.1%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは持ち直した。米イラン交渉の先行き不透明感や、米利上げ観測の高まりを背景に、アジア市場ではユーロ売り・ドル買いが優勢となり一時1.1418ドルと3月16日以来約3カ月ぶりの安値を付けた。
ただ、3月13日・16日の安値1.1411ドルがサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。欧州勢参入後は週末を控えたポジション調整目的のユーロ買いも入った。米政府高官の話として「イスラエルと親イラン組織ヒズボラは停戦で合意」との報道が伝わると、全般ドル売りが活発化し、一時1.1477ドルと日通し高値を更新した。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローも観測された。
・ドル円は161円台前半でのもみ合いに終始した。本日は米国がジューンティーンスの祝日で休場だったことから市場参加者が激減し商いは低調。閑散取引の中、狭いレンジ内での値動きにとどまった。なお、中東情勢に関する報道で売買が交錯する場面もあったが、反応は一時的だった。
なお、「イスラエルとヒズボラは停戦で合意」と報じられたあとは、「イスラエル軍報道官は『必要な限り攻撃を継続する』との声明を発表」「ヒズボラもイスラエルが停戦に違反なら対応する」「イスラエルのネタニヤフ首相はレバノンでの停戦更新に合意」などと伝わった。
・ユーロ円は底堅い動き。アジア時間に一時184.30円と前日の安値に面合わせしたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時185.12円と日通し高値を更新した。
・ロンドン株式相場は続落。米・イラン交渉の先行き不透明感や、米利上げ観測の高まりを背景に株売りが出た。英議会下院の補欠選挙が実施され、現マンチェスター市長で労働党のバーナム氏が当選。スターマー英首相への退陣圧力が強まる公算となったことも相場の重しとなった。
・フランクフルト株式相場は7日ぶりに反落。米・イラン交渉の先行き不透明感や、米利上げ観測の高まりが相場の重しとなった。週末を控えたポジション調整目的の売りも出た。個別ではフォルクスワーゲン(4.35%安)やMTUエアロ・エンジンズ(2.46%安)、アディダス(1.71%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。英次期首相の有力候補と目されているバーナム・マンチェスター市長は18日投開票の英下院補欠選挙で勝利。スターマー首相に挑戦する道が開かれたため、政治的な不透明性が意識され、英国債に売りが出た。