フィボナッチ・ゾーン(週次)

USDJPY フィボナッチ・ゾーン振り返り(2026/06/01〜06/05)

2026/06/01 15:38:46
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.45円(前営業日NY終値比△0.18円)
ユーロ円:1ユーロ=185.79円(△0.12円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1652ドル(▲0.0007ドル)
日経平均株価:66934.33円(前営業日比△604.83円)
東証株価指数(TOPIX):3940.70(▲16.47)
債券先物6月物:128.74円(▲0.15円)
新発10年物国債利回り:2.680%(△0.025%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)<発表値>   <前回発表値>
1-3月期法人企業統計調査・ソフトウェア含む全産業設備投資額
前年同期比      0.0%      6.5%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は小高い。「イランとの戦闘終結に向けて米側が暫定合意したとする覚書を巡り、トランプ大統領が核開発やホルムズ海峡をめぐる内容で複数の修正を要求した」との報道が伝わるなど、合意に向けた不透明感が高まると週明けのWTI原油先物価格が上昇してスタート。有事のドル買いが強まり、一時159.50円まで値を上げた。その後は次第に動きが鈍くなり、高値圏でのもみ合いとなった。

・ユーロドルは小安い。原油価格の上昇を受けて全般ドル買い圧力が高まると一時1.1642ドルまで値を下げた。もっとも、欧州勢の本格参入を前に一段安ともならなかった。

・ユーロ円はもみ合い。ドル円が上昇した半面、ユーロドルが上値の重い動きとなったためユーロ円自体の方向感はなく、185円台半ばから後半で推移した。

・日経平均株価は続伸。史上最高値を連日で更新。先週末の米株高を背景に週明けの日本株は買いが優勢となった。ソフトバンクやキオクシアが史上最高値を更新したことも指数を押し上げた。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反落。米・イランの終戦合意に向けた協議に対して不透明感が漂う中、原油価格が上昇して国内のインフレが懸念されると、債券は売りが優勢となった。

2026/06/02 3:25:46
欧州マーケットダイジェスト
(1日終値:2日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.63円(1日15時時点比△0.18円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.73円(▲0.06円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1635ドル(▲0.0017ドル)
FTSE100種総合株価指数:10338.95(前営業日比▲70.33)
ドイツ株式指数(DAX):25003.04(▲101.66)
10年物英国債利回り:4.898%(△0.086%)
10年物独国債利回り:3.003%(△0.065%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
4月独小売売上高
(前月比)   ▲0.3%    ▲0.3%・改
(前年比)   ▲2.7%     2.7%・改
5月英ネーションワイド住宅価格
(前月比)   ▲0.6%      0.4%
4月スイス小売売上高
(前年同月比)  1.6%     1.3%・改
1-3月期スイス国内総生産(GDP)
(前期比)    0.7%     0.2%・改
(前年比)    0.5%     1.0%・改
5月スイス製造業PMI
         57.3      54.5
5月仏製造業PMI改定値
         49.7      48.9
5月独製造業PMI改定値
         50.1      49.9
5月ユーロ圏製造業PMI改定値
         51.6      51.4
5月英製造業PMI改定値
         53.9      53.7
4月ユーロ圏失業率
         6.3%    6.3%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は伸び悩み。しばらくは159円台半ばでのもみ合いが続いていたが、NYの取引時間帯に入ると強含んだ。「イランはイスラエル問題への抗議として米国との交渉を停止し、ホルムズ海峡を完全に封鎖すると宣言。また、バブ・エル・マンデブ海峡の封鎖を警告」との報道をきっかけに、WTI原油先物価格が一時1バレル=94.78ドル前後まで急伸。為替市場では「有事のドル買い」が優勢となった。5月米ISM製造業景況指数が54.0と予想の53.1を上回ったことも相場の支援材料となり、一時159.76円と4月30日以来の高値を更新した。
 ただ、買い一巡後はやや上値が重くなった。「レバノンの親イラン組織ヒズボラはイスラエルとの全面停戦の準備が完了」との報道や、「ヒズボラはトランプ米大統領に停戦に同意すると伝えた」との報道を受けて、原油先物の失速とともにドル買い圧力が後退。トランプ米大統領が自身のSNSに「ヒズボラとイスラエルは相互非攻撃で合意した」「イランとの協議は急速なペースで続いている」と投稿したこともドル売りを誘った。

・ユーロドルは下げ渋り。中東情勢を巡る懸念が再び高まると、原油高・株安・ドル高の様相が強まった。米経済指標の上振れや米長期金利の上昇も相場の重しとなり、23時過ぎに一時1.1607ドルと日通し安値を更新した。
 ただ、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。中東情勢を巡る懸念が和らいだことなどが相場を下支えし、2時30分過ぎには1.1638ドル付近まで下げ幅を縮めた。

・ユーロ円はユーロドルにつれた動き。23時過ぎに一時185.39円と本日安値を付けたものの、3時前には185.76円付近まで下げ渋った。

・ロンドン株式相場は3日続落。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が停滞しているとの観測から、投資家がリスク回避姿勢を強め株売りが広がった。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が売られたほか、ロールス・ロイス・ホールディングスやBAEシステムズなど資本財サービス株が値下がりした。

・フランクフルト株式相場は反落。イランのタスニム通信が「イランは米国との交渉を中断する」と報じたことをきっかけに、リスク回避の売りが優勢となった。個別ではラインメタル(6.68%安)やバイエル(3.83%安)、MTUエアロ・エンジンズ(3.67%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は下落。原油高や米債安を受けた。

2026/06/02 6:20:46
NYマーケットダイジェスト
(1日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.66円(前営業日比△0.39円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.70円(△0.03円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1631ドル(▲0.0028ドル)
ダウ工業株30種平均:51078.88ドル(△46.42ドル)
ナスダック総合株価指数:27086.81(△114.19)
10年物米国債利回り:4.45%(△0.01%)
WTI原油先物7月限:1バレル=92.16ドル(△4.80ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4506.3ドル(▲86.7ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
5月米製造業PMI改定値
         55.1      55.3
5月米ISM製造業景況指数
         54.0      52.7
4月米建設支出
(前月比)    0.4%    0.2%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は続伸。「イランはイスラエル問題への抗議として米国との交渉を停止し、ホルムズ海峡を完全に封鎖すると宣言。また、バブ・エル・マンデブ海峡の封鎖を警告」との報道をきっかけに、WTI原油先物価格が一時1バレル=94.78ドル前後まで急伸。為替市場では「有事のドル買い」が先行した。5月米ISM製造業景況指数が54.0と予想の53.1を上回ったことも相場の支援材料となり、23時過ぎに一時159.76円と4月30日以来の高値を更新した。
 その後、「レバノンの親イラン組織ヒズボラはイスラエルとの全面停戦の準備が完了」との報道や、「ヒズボラはトランプ米大統領に停戦に同意すると伝えた」との報道を受けて、原油先物が上げ幅を縮小するとドル円は伸び悩む場面もあった。トランプ米大統領が自身のSNSに「ヒズボラとイスラエルが双方への攻撃を停止することで合意した」と投稿したことも相場の重し。
 ただ、下押しは159.57円付近にとどまり、4時前には再び159.76円まで上昇した。

・ユーロドルは3日ぶりに反落。中東情勢を巡る懸念が再び高まると、原油高・株安・ドル高の様相が強まった。米経済指標の上振れや米長期金利の上昇も相場の重しとなり、23時過ぎに一時1.1607ドルと日通し安値を更新した。
 ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。中東情勢を巡る懸念が和らいだことなどが相場を下支えし、2時30分過ぎには1.1638ドル付近まで下げ幅を縮めた。一時260ドル超下落したダウ平均が上げに転じ、連日で史上最高値を更新したことも相場を下支えした。

・ユーロ円は小幅ながら6日続伸。23時過ぎに一時185.39円と本日安値を付けたものの、4時前には185.82円付近まで持ち直した。ユーロドルの下げ渋りや日米株価指数の上昇が相場を下支えした。

2026/06/02 6:21:44
NYマーケットダイジェスト
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、史上最高値を更新した。イランのタスニム通信が「イランは米国との交渉を中断する」と報じたことをきっかけに、リスク回避の売りが先行すると一時260ドル超下落した。ただ、トランプ米大統領が自身のSNSに「レバノンの親イラン組織ヒズボラとイスラエルが双方への攻撃を停止することで合意した」と投稿すると買い戻しが優勢となり、上げに転じた。パソコン向けの新型半導体を発表したエヌビディアが6%超上昇した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は8日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も8日続伸し最高値を更新した。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。WTI原油先物の上昇や5月米ISM製造業景況指数の上振れを受けて、売りが先行した。ただ、トランプ米大統領が自身のSNSに「ヒズボラとイスラエルが双方への攻撃を停止することで合意した」と投稿すると、原油先物が上げ幅を縮小し、債券には買い戻しが入った。

・原油先物相場は反発。イランの担当交渉官が「レバノンにおけるイスラエルの攻撃が続いていることに抗議し、米国との協議を停止する」と発表すると、WTI原油先物は94ドル後半まで急伸した。しかし、その後、米メディアのアクシオスが「レバノン当局者は米国に対し、ヒズボラがイスラエルとの全面停戦の準備ができていると伝えた」と報じたことで、買いの勢いはやや後退した。その後、トランプ大統領が「ホルムズ海峡の封鎖は継続する」と発言したことで再び買いが強まる場面もあったが、一部通信社がヒズボラの停戦準備について改めて報じたほか、トランプ大統領もSNSで「イスラエルはヒズボラを攻撃せず、ヒズボラもイスラエルを攻撃しないことに同意した」「イランとの協議は急速に進展している」と投稿したことで、原油先物は90ドル後半まで下押しした。もっとも、中東情勢の先行き不透明感は依然として強く、大幅な下落にはつながらず、その後は買い戻しが優勢となって反発して取引を終えた。

・金先物相場は反落。ドルが堅調に推移したことで、ドル建てで取引される金先物は割高感から上値の重い展開で始まった。その後、イランの交渉担当者が、レバノンでのイスラエルによる攻撃が続いていることに抗議し、米国との協議を停止すると発表。これを受けて原油先物が急伸し、インフレ懸念の再燃から米長期金利も上昇すると、利息を生まない金先物は下げ幅を拡大した。ただ、その後にトランプ大統領がSNSで「イスラエルはヒズボラを攻撃せず、ヒズボラもイスラエルを攻撃しないことで合意した」と投稿したこともあり、引けにかけては下げ幅を縮小した。

2026/06/02 15:40:47
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.74円(前営業日NY終値比△0.08円)
ユーロ円:1ユーロ=185.89円(△0.19円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1637ドル(△0.0006ドル)
日経平均株価:66734.24円(前営業日比▲200.09円)
東証株価指数(TOPIX):3924.24(▲16.46)
債券先物6月物:129.50円(△0.76円)
新発10年物国債利回り:2.570%(▲0.110%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  <発表値>  <前回発表値>
5月マネタリーベース
前年比         ▲12.2%    ▲11.3%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は小高い。159円台後半での狭い値幅内で推移していたが、下値の堅さを確認したことで159.74円までわずかに上昇し、昨日高値の159.76円に迫った。なお、片山財務相は「為替は必要に応じていつでも適切に対応する」との見解を示したが、相場への影響は限定的だった。

・ユーロドルも小高い。しばらくは1.1630ドル台でのもみ合いとなっていたものの、15時過ぎには米長期金利の低下などを支えに1.1650ドルまで値を上げた。

・ユーロ円は強含み。ドル円やユーロドルの小高い動きにつれて円売り・ユーロ買いが進み、一時186.06円まで上値を伸ばして昨日高値の185.98円を上抜けた。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反落。米国とイランの戦闘終結に向けた協議の停滞が伝わり、投資家心理を冷やした。前日に史上最高値を更新した後とあって利益確定目的の売りが出やすかった面もあり、指数は一時1400円近く下落。もっとも、引けにかけては海外投機筋からの断続的な買いが観測された株価指数先物主導で下げ幅を縮小した。

・債券先物相場は反発。小安く始まったものの、日本株安が進んだことで安全資産としての債券需要が意識されるとプラス圏に浮上した。この日実施された10年物国債入札が「強めの結果」となったことも買い安心感につながり、一時129円57銭まで値を上げた。

2026/06/03 3:25:45
欧州マーケットダイジェスト
(2日終値:3日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.96円(2日15時時点比△0.22円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.90円(△0.01円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1621ドル(▲0.0016ドル)
FTSE100種総合株価指数:10373.51(前営業日比△34.56)
ドイツ株式指数(DAX):25124.17(△121.13)
10年物英国債利回り:4.859%(▲0.039%)
10年物独国債利回り:2.975%(▲0.028%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
4月英消費者信用残高
       19億ポンド    19億ポンド
4月英マネーサプライM4
(前月比)   0.2%       0.8%
(前年比)   4.5%       4.3%
5月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
(前年比)   3.2%       3.0%
5月ユーロ圏HICPコア速報値
(前年比)   2.5%       2.2%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はじり高。米国とイランの戦闘終結に向けた協議の行方が引き続き注視される中、原油先物相場が持ち直したことなどを手掛かりに全般ドル買いが先行。4月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が761.8万件と予想の686.5万件を上回ったことも相場の支援材料となり、3時前に一時159.97円と4月30日以来の高値を更新した。
 ただ、節目の160円に接近した場面では政府・日銀による為替介入への警戒から円買い・ドル売りも入りやすく、上昇のスピードは緩やかだった。
 なお、トランプ米大統領は1日、自身のSNSに「イスラエルとレバノンの親イラン組織ヒズボラは互いに攻撃しないことで合意した」と投稿したものの、双方の戦闘は続いているもよう。トランプ氏の仲介の実効性が不透明な中、WTI原油先物価格は一時1バレル=93ドル台後半まで上昇した。また、AFP通信によると「ヒズボラはイスラエルとの部分的停戦を拒否した」ようだ。

・ユーロドルは頭が重かった。21時30分過ぎに一時1.1655ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1671ドルが目先レジスタンスとして意識されると徐々に上値が重くなった。原油相場の持ち直しや米雇用指標の上振れも相場の重しとなり、アジア時間に付けた安値1.1629ドルを下抜けて一時1.1620ドルまで値を下げた。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するハマック米クリーブランド連銀総裁は「インフレが鈍化しなければ、早急な対応が必要になるかもしれない」「不確実性を考慮すると、当面は金利を据え置くのが妥当」「金融政策がインフレ抑制に十分でない可能性を懸念」などと述べた。

・ユーロ円は21時30分過ぎに一時186.20円と4月30日以来の高値を付けたものの、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げ、3時前に185.88円付近まで下押しした。ユーロドルにつれた動きとなった。

・ロンドン株式相場は4日ぶりに反発。前日の米国株相場が史上最高値を更新したことを受けて投資家心理が改善。英株にも買いが波及した。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われたほか、コンパス・グループやインターコンチネンタル・ホテルズ・グループなど一般消費財サービスが値上がりした。

・フランクフルト株式相場は反発。前日の米国株相場が史上最高値を更新したことなどを受けて、独株にも買いが入った。個別ではインフィニオンテクノロジーズ(9.52%高)やDHLグループ(3.04%高)、コンチネンタル(3.03%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。

2026/06/03 6:20:47
NYマーケットダイジェスト
(2日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.91円(前営業日比△0.25円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.99円(△0.29円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1631ドル(横ばい)
ダウ工業株30種平均:51307.79ドル(△228.91ドル)
ナスダック総合株価指数:27093.90(△7.09)
10年物米国債利回り:4.44%(▲0.01%)
WTI原油先物7月限:1バレル=93.76ドル(△1.60ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4519.9ドル(△13.6ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
4月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
       761.8万件    688.7万件・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は3日続伸。イスラエルとレバノンの親イラン組織ヒズボラによる攻撃の応酬が続く中、中東情勢を巡る先行き不透明感から、WTI原油先物価格が一時1バレル=94.00ドル前後まで上昇。為替市場では全般ドル買いが進んだ。4月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が761.8万件と予想の686.5万件を上回ったことも相場の支援材料となり、3時30分前に一時159.99円と4月30日以来の高値を更新した。
 ただ、節目の160円に接近した場面では政府・日銀による為替介入への警戒から円買い・ドル売りが入りやすく、上昇のスピードは緩やかだった。
 なお、AFP通信によると「ヒズボラはイスラエルとの部分的停戦を拒否した」もよう。

・ユーロドルは横ばい。21時30分過ぎに一時1.1655ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1671ドルが目先レジスタンスとして意識されると徐々に上値が重くなった。原油相場の持ち直しや米雇用指標の上振れも相場の重しとなり、アジア時間に付けた安値1.1629ドルを下抜けて一時1.1614ドルまで値を下げた。もっとも、前日の安値1.1607ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋った。

・ユーロ円は7日続伸。21時30分過ぎに一時186.20円と4月30日以来の高値を付けたものの、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げ、3時30分前に185.80円付近まで下押しした。ただ、引けにかけては186円台前半まで持ち直した。

・代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコイン(BTC)は急落。対ドルでは一時6万6349ドル前後と4月5日以来の安値を付けたほか、対円では1062万円台と4月3日以来の安値を更新した。上場企業で最もBTCを保有している米ストラテジー社は先週、保有するBTC32枚を約250万ドルで売却。2022年12月以来初のBTC売却となり、同社の売却が明らかになった1日からBTC相場の軟調地合いが続いている。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸し、史上最高値を更新した。中東情勢を巡る先行き不透明感から売りが先行したものの、すぐに持ち直した。人工知能(AI)への成長期待から、半導体関連株などに買いが入り相場を下支えした。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら9日続伸し、史上最高値で取引を終えた。半導体のマーベル・テクノロジーが32%超急伸した。エヌビディアのフアン最高経営責任者(CEO)が「次の1兆ドル企業になる可能性がある」と述べたことを受けた。
 多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も9日続伸し最高値を更新した。

・米国債券相場で長期ゾーンは反発。原油高や米雇用指標の上振れを受けて売りが先行したものの、下値は限定的。引けにかけて上げに転じた。日本や欧州の債券相場が上昇した影響を受けた。

・原油先物相場は続伸。トランプ米大統領はSNSで「合意する時が来た」などと投稿したほか、イランがサウジアラビアと外相会談を行うなど、和平交渉が継続しているとの楽観的な見方もあった。しかし、市場の反応は限定的だった。むしろ、「ヒズボラはイスラエルとの部分的な停戦を拒否した」との報道が伝わると買いの勢いが強まり、WTI原油先物価格は93ドル台後半まで上昇。続伸して取引を終えた。

・金先物相場は反発。銅先物価格が先月中旬以来の水準まで買われるなど、貴金属市場ではショートカバーが優勢となった。ただ、本日も原油先物価格が上昇するなど、中東情勢の不透明感が払拭されなかったことから、上げ幅を徐々に縮小して引けた。

2026/06/03 15:37:48
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.92円(前営業日NY終値比△0.01円)
ユーロ円:1ユーロ=185.81円(▲0.18円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1619ドル(▲0.0012ドル)
日経平均株価:68402.13円(前営業日比△1667.89円)
東証株価指数(TOPIX):3996.20(△71.96)
債券先物6月物:128.96円(▲0.54円)
新発10年物国債利回り:2.630%(△0.065%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は神経質な値動き。時間外のWTI原油先物価格の上昇を背景にしたドル買いが進み、4月30日以来の高値となる160.00円まで値を上げた。その後は政府・日銀による為替介入への警戒感から159.82円まで持ち高調整売りに押されたものの、売りが一巡すると米長期金利の上昇を支えに再び下げ渋った。

・ユーロドルは小安い。しばらくは1.16ドル台前半の狭い値幅内で推移していたが、米長期金利の上昇を手掛かりにしたドル買いがじわりと強まり、一時1.1612ドルまで下押しした。

・ユーロ円も小安い。ユーロドルの下落につれた円買い・ユーロ売りが進み、185.74円まで弱含む場面も見られた。

・日経平均株価は大幅反発し、史上最高値を更新した。前日の米国株式相場が過去最高値を更新するなど堅調に推移したことを受け、投資家のリスク志向改善を意識した買いが広がった。半導体関連株などの上昇が目立ったほか、海外勢からの買いが観測された株価指数先物の上昇も相場を押し上げ、指数は一時2000円超上昇する場面も見られた。

・債券先物相場は反落。時間外のWTI原油先物価格の上昇を背景に国内インフレ懸念を手掛かりにした売りが出た。また、この日に日銀が実施した国債買い入れオペが弱めの結果に終わり、需給の緩みが意識されたことも重しとなった。

2026/06/04 3:25:48
欧州マーケットダイジェスト
(3日終値:4日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=160.04円(3日15時時点比△0.12円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.61円(▲0.20円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1598ドル(▲0.0021ドル)
FTSE100種総合株価指数:10332.30(前営業日比▲41.21)
ドイツ株式指数(DAX):24795.94(▲328.23)
10年物英国債利回り:4.931%(△0.072%)
10年物独国債利回り:3.035%(△0.060%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
5月仏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
        44.3       42.9
5月独サービス部門PMI改定値
         48.1       47.8
5月ユーロ圏サービス部門PMI改定値
         47.7       46.4
5月英サービス部門PMI改定値
         49.3       47.9
4月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)
(前月比)   0.6%       3.4%
(前年比)   4.9%      2.0%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。植田和男日銀総裁が講演で「経済の下振れリスクに比べて、物価の上振れリスクが高いと判断されれば、利上げの是非についてしっかりと議論する必要がある」と述べ、早期利上げに前向きな姿勢を示すと円買い・ドル売りで反応。17時30分過ぎに一時159.37円と日通し安値を更新した。
 ただ、反応は一時的ですぐに持ち直した。NYの取引時間帯に入ると、原油先物相場の上昇などを手掛かりに全般ドル買いが進行。5月米ISM非製造業景況指数が54.5と予想の53.8を上回ったことも相場の支援材料となり、1時30分前に一時160.05円と4月30日以来の高値を更新した。
 もっとも、政府・日銀による為替介入への警戒感は根強く、上昇のスピードは緩やかだった。

・ユーロドルは頭が重かった。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が停滞する中、両軍による攻撃の応酬が発生すると、WTI原油先物価格が一時1バレル=97.00ドル前後まで上昇。為替市場では「有事のドル買い」が優勢となった。米ISM非製造業景況指数が予想を上回り、米長期金利が上昇したこともドル買いを誘った。24時前には一時1.1595ドルと日通し安値を更新した。

・ユーロ円は方向感に乏しい展開だった。植田日銀総裁の発言をきっかけに円買いが先行すると一時185.12円と日通し安値を付けたものの、ドル円と同様にすぐに持ち直した。そのあとはドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

・ロンドン株式相場は反落。中東情勢の先行き不透明感を背景に原油先物相場が上昇すると、投資家心理が悪化し株売りが広がった。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が売られたほか、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値下がりした。半面、BPやシェルなどエネルギー株は買われた。

・フランクフルト株式相場は反落。中東情勢を巡る不透明感から原油先物相場が上昇し、株式の売りを促した。本日の米国株相場が下落したことも相場の重し。個別ではスカウト24(5.01%安)やSAP(4.25%安)、ドイツ銀行(3.65%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は下落。原油高を受けた。

2026/06/04 6:20:38
NYマーケットダイジェスト
(3日終値)
ドル・円相場:1ドル=160.07円(前営業日比△0.16円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.62円(▲0.37円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1597ドル(▲0.0034ドル)
ダウ工業株30種平均:50687.07ドル(▲620.72ドル)
ナスダック総合株価指数:26853.98(▲239.92)
10年物米国債利回り:4.49%(△0.05%)
WTI原油先物7月限:1バレル=96.02ドル(△2.26ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4466.9ドル(▲53.0ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
米MBA住宅ローン申請指数
(前週比)  ▲2.5%      ▲8.5%
5月ADP全米雇用報告
       12.2万人    10.5万人・改
5月米サービス部門PMI改定値
         50.7       50.9
5月米総合PMI改定値
         51.5       51.7
5月米ISM非製造業指数
         54.5       53.6
4月米製造業新規受注
(前月比)   4.8%      1.8%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は小幅ながら4日続伸。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が停滞する中、両軍による攻撃の応酬が発生すると、WTI原油先物価格が一時1バレル=97.00ドル前後まで上昇。為替市場では「有事のドル買い」が優勢となった。5月米ISM非製造業景況指数が54.5と予想の53.8を上回ったことも相場の支援材料となり、5時30分前に一時160.09円と4月30日以来の高値を更新した。
 ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感は根強く、上昇のスピードは緩やかだった。

・ユーロドルは下落。中東情勢の不透明感から原油先物が上昇すると、全般ドル買いが先行。米ISM非製造業景況指数が予想を上回り、米長期金利が上昇したこともドル買いを誘った。24時前には一時1.1595ドルと日通し安値を更新した。その後の戻りも1.1613ドル付近にとどまった。

・オセアニア通貨は軟調。ダウ平均が一時620ドル超下落するなど、米株式相場が軟調に推移するとリスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨に売りが出た。豪ドル米ドルは0.7127米ドル、NZドル米ドルは0.5858米ドルまで値を下げたほか、豪ドル円は114.09円、NZドル円は93.76円と日通し安値を更新した。

・ユーロ円は8日ぶりに反落。ただ、NY市場に限れば狭いレンジでのもみ合いに終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は6日ぶりに反落。米国とイランの戦闘終結へ向けた協議が停滞する中、両軍による攻撃の応酬があり、原油先物相場が上昇。投資家がリスク回避姿勢を強め株売りが広がった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は10日ぶりに反落。前日までに9日続伸し史上最高値を更新したあとだけに、利益確定目的の売りが出た。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も10日ぶりに反落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは反落。中東紛争の長期化観測を背景にWTI原油先物相場が上昇すると、インフレへの懸念が高まり債券に売りが出た。5月米ISM非製造業景況指数が予想を上回ったことも相場の重し。

・原油先物相場は3日続伸。トランプ米大統領はSNSで「イランは核兵器を保有しないことに同意した」などと投稿したが、本日もイスラエルとレバノン間で交戦が続き、イランがクウェートをはじめ周辺国を攻撃するなど中東の紛争は継続している。先週は和平交渉の進展の楽観論が台頭していたが、協議の進展期待が後退していることで、一時97.00ドル近辺まで上昇し続伸して引けた。

・金先物相場は反落。中東では引き続き攻撃の応酬が続いており、米国とイランの和平交渉進展への楽観論が後退したことで、原油先物価格は上昇した。また、米長期金利も上げ幅を拡大したため、金利を生まない金先物には売りが優勢となった。さらに、米国の経済指標が良好な結果となったことで、オセアニア通貨や欧州通貨を中心にドル買いが進行。ドル建てで取引される金先物に割高感が意識されたことも、相場の重しとなった。

2026/06/04 15:38:49
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.88円(前営業日NY終値比▲0.19円)
ユーロ円:1ユーロ=185.62円(横ばい)
ユーロドル:1ユーロ=1.1610ドル(△0.0013ドル)
日経平均株価:67470.69円(前営業日比▲931.44円)
東証株価指数(TOPIX):3951.85(▲44.35)
債券先物6月物:128.78円(▲0.18円)
新発10年物国債利回り:2.665%(△0.025%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)   <発表値>   <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
           1848億円の処分超 129億円の取得超・改
対内株式
           4912億円の処分超 1兆797億円の取得超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は神経質な値動き。米国務省が「イスラエルとレバノンが停戦協定の完全な履行・実施に合意」との声明を発表するとドル売りで反応し、一時159.83円まで値を下げた。その後は160.00円手前まで買い戻しが入ったが、午後に入って「日銀が6月会合で利上げを検討、年内追加利上げの可能性も」との報道が伝わり、159.61円まで再び下押し。もっとも、日銀絡みの材料を手掛かりにした売りも長続きはせず、総じて159円台後半での神経質な動きが続いた。

・ユーロ円はもみ合い。185.60円前後でのもみ合いとなり、大きな方向感は出なかった。日銀絡みの報道が伝わった直後には185.37円まで下押す場面も見られたが、すぐに185.60円台まで切り返すなど、ドル円と同じく売りの反応は続かなかった。

・ユーロドルは小高い。イスラエルとレバノンの停戦協定報道でややドル売りが進んだ影響を受けた。昨日安値の1.1595ドル付近で下値の堅さを確認すると1.1613ドルまで値を上げた。

・日経平均株価は反落。中東情勢を巡る不透明感から前日の米国株式相場が下落し、この日の国内株式市場にも売りが波及した。前日に史上最高値を更新した後とあって短期的な過熱感から利益確定目的の売りも進み、指数は一時1500円近く下落。後場に入ると下げ幅を縮めたものの、戻りは限られた。

・債券先物相場は続落。前日に原油価格が上昇し、国内インフレ懸念から売りが先行した。また、この日実施された流動性供給入札が「やや弱め」な結果と受け止められたことも相場の重し。

2026/06/05 3:25:37
欧州マーケットダイジェスト
(4日終値:5日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.99円(4日15時時点比△0.11円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.92円(△0.30円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1621ドル(△0.0011ドル)
FTSE100種総合株価指数:10360.32(前営業日比△28.02)
ドイツ株式指数(DAX):24944.95(△149.01)
10年物英国債利回り:4.898%(▲0.033%)
10年物独国債利回り:3.023%(▲0.012%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
5月スウェーデン消費者物価指数(CPI)
(前月比)   1.0%      ▲0.6%
(前年同月比) 0.8%      ▲0.1%
CPIコア指数
(前月比)   0.9%      ▲0.6%
(前年同月比) 1.5%       0.8%
5月スイス消費者物価指数(CPI)
(前月比)   0.2%        0.3%
5月スイス失業率
        3.0%       3.0%
5月英建設業購買担当者景気指数(PMI)
        38.2       39.7
4月ユーロ圏小売売上高
(前月比)   ▲0.4%     0.8%・改
(前年比)    1.0%     2.1%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。米国務省はこの日、イスラエルとレバノンの両政府が停戦履行で合意したと発表。中東情勢への警戒が薄れると、WTI原油先物相場が一時1バレル=91ドル台後半まで下落した。米長期金利の指標とされる10年債利回りは4.44%台まで低下し、全般ドル売りが先行した。21時前には一時159.75円付近まで値を下げた。
 ただ、アジア時間に付けた日通し安値159.61円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。ユーロ円などクロス円の上昇につれた買いも入り、0時過ぎに160.03円付近まで持ち直した。米10年債利回りが4.47%台まで低下幅を縮めたことなども相場を下支えした。
 もっとも、オセアニア時間に付けた日通し高値160.08円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。政府・日銀による為替介入への警戒感も根強い。

・ユーロドルは伸び悩み。「イスラエルとレバノンは停戦の履行で合意した」との報道が伝わると、原油先物相場が下落し、為替市場ではドル売りが先行した。21時過ぎに一時1.1645ドルと日通し高値を付けた。市場では「中東情勢は依然として不安定との見方が根強いものの、紛争終結へ向けた米国とイランの交渉を後押しする前向きな材料として受け止められたようだ」との声が聞かれた。
 ただ、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げた。米長期金利が低下幅を縮小したことなどが相場の重しとなったほか、一目均衡表雲の下限1.1634ドルや転換線1.1636ドルがレジスタンスとして働いた。

・ユーロ円は23時過ぎに一時186.11円まで上昇した。緊迫していた中東情勢への懸念が和らぐと、原油先物相場が下落し、欧州株相場が上昇。米株式市場では急落して始まったナスダック総合が上げに転じたほか、ダウ平均が一時940ドル超上昇した。欧米株高を背景にクロス円が買われた流れに沿った。

・ロンドン株式相場は反発。本日のアジア株相場の下落を受けて、投資家心理が悪化すると売りが先行した。ただ、そのあとは時間外のダウ先物の上昇などを手掛かりに買い戻しが入り上げに転じた。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が買われたほか、レレックスやエクスペリアンなど資本財サービス株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は反発。「イスラエルとレバノンは停戦の履行で合意した」との報道が伝わると原油先物相場が下落。投資家心理が改善し買いが優勢となった。個別ではSAP(5.49%高)やキアゲン(5.34%高)、フレゼニウス・メディカル・ケア(4.78%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。原油安を受けた。

2026/06/05 6:20:39
NYマーケットダイジェスト
(4日終値)
ドル・円相場:1ドル=160.02円(前営業日比▲0.05円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.80円(△0.18円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1611ドル(△0.0014ドル)
ダウ工業株30種平均:51561.93ドル(△874.86ドル)
ナスダック総合株価指数:26830.96(▲23.01)
10年物米国債利回り:4.47%(▲0.02%)
WTI原油先物7月限:1バレル=93.04ドル(▲2.98ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4505.0ドル(△38.1ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
5月米企業の人員削減数
(前年比)    3.4%     ▲20.9%
1-3月期米非農業部門労働生産性・改定値
(前期比)    0.3%      0.8%
前週分の米新規失業保険申請件数
        22.5万件   21.2万件・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は5日ぶりに小反落。米国務省はこの日、イスラエルとレバノンの両政府が停戦履行で合意したと発表。中東情勢への警戒が薄れると、WTI原油先物相場が一時1バレル=91ドル台後半まで下落し、全般ドル売りが先行した。21時前には一時159.75円付近まで値を下げた。
 ただ、アジア時間に付けた日通し安値159.61円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。ユーロ円などクロス円の上昇も相場を下支えした。一時は4.44%台まで低下した米10年債利回りが4.47%台まで低下幅を縮めたこともドル買いを促し、5時30分前には160.04円付近まで値を戻した。
 もっとも、オセアニア時間に付けた日通し高値160.08円を上抜けることは出来なかった。政府・日銀による為替介入への警戒感も根強い。

・ユーロドルは反発。「イスラエルとレバノンは停戦の履行で合意した」との報道が伝わると、原油先物相場が下落し、為替市場ではドル売りが先行した。21時過ぎに一時1.1645ドルと日通し高値を付けた。市場では「中東情勢は依然として不安定との見方が根強いものの、紛争終結へ向けた米国とイランの交渉を後押しする前向きな材料として受け止められたようだ」との声が聞かれた。
 ただ、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げた。米長期金利が低下幅を縮小したことなどが相場の重しとなったほか、一目均衡表雲の下限1.1634ドルや転換線1.1636ドルがレジスタンスとして働いた。

・ユーロ円も反発。緊迫していた中東情勢への懸念が和らぐと、原油先物相場が下落し、欧州株相場が上昇。米株式市場ではダウ平均が一時970ドル超上昇した。欧米株高を背景にクロス円が買われた流れに沿って、一時186.11円と日通し高値を付けた。
 ただ、引けにかけてはユーロドルの伸び悩みにつれた売りが出たため、上げ幅を縮めた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅反発し、史上最高値を更新した。イスラエルとレバノンの間で停戦が合意されたとの報道を受けて中東情勢への警戒が薄れると、WTI原油先物相場が下落。投資家心理が改善し買いが優勢となった。ゴールドマン・サックスが5%近く上昇し、1銘柄でダウ平均を330ドル近く押し上げた。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら続落。決算内容が嫌気されたブロードコムが一時16%近く急落し、他の半導体株にも売りが波及した。

・米国債券相場で長期ゾーンは反発。緊迫していた中東情勢への懸念が和らぐと、原油先物相場が下落し、債券買いが広がった。

・原油先物相場は4日ぶりに反落。イスラエルとレバノンの間で停戦が合意されたとの報道を受け、ホルムズ海峡の航行正常化への期待が高まると、原油先物には売りが集まり、一時91ドル後半まで下落した。もっとも、これまでにも停戦合意後に攻撃の応酬が再開された経緯があることから、市場には慎重な見方も残り、引けにかけては下げ幅を縮小した。

・金先物相場は反発。イスラエルとレバノンの停戦合意報道を受けて中東情勢への警戒感が後退し、原油先物価格と米長期金利が低下した。金利低下を背景に金先物は買いが優勢となり反発したものの、引けにかけて米長期金利の低下幅が縮小したことで、上げ幅をやや削って取引を終えた。

2026/06/05 15:38:50
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.96円(前営業日NY終値比▲0.06円)
ユーロ円:1ユーロ=185.81円(△0.01円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1616ドル(△0.0005ドル)
日経平均株価:66588.12円(前営業日比▲882.57円)
東証株価指数(TOPIX):3949.09(▲2.76)
債券先物6月物:128.85円(△0.07円)
新発10年物国債利回り:2.665%(▲0.005%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  <発表値>  <前回発表値>
4月毎月勤労統計(現金給与総額)
前年比           3.5%    3.1%・改
4月家計調査(消費支出)
前年比          ▲0.5%    ▲2.9%
5月外貨準備高
           1兆3059億ドル  1兆3830億ドル
4月景気動向指数速報値
先行指数         115.9     115.4・改
一致指数         117.9     116.8・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。160円台では上値の重さが意識されたものの、全般に方向感は乏しく、159.90円台での小動きに終始した。片山財務相からは「(為替で)必要に応じていつでも適切に対応する」などの発言も伝わったが、相場への影響は限られた。

・ユーロ円ももみ合い。185.80円前後で方向感が出なかった。日経平均が売りに押された場面でも、株安を手掛かりにした動きは目立たなかった。

・ユーロドルは小動き。1.1610ドル台で動意を欠き、ここまでの値幅は0.0009ドル程度にとどまっている。

・日経平均株価は続落。昨日の米国株式市場で半導体株が大きく下落し、この日の国内株式市場でも人工知能(AI)や半導体関連株に売りが膨らんだ。指数は一時1600円超の下げとなる場面もあったが、一巡後は出遅れ銘柄などに押し目買いが入ったことで下げ幅を縮めた。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反発。前日の原油価格が上昇一服となり、国内のインフレ懸念後退を意識した買いが入った。

2026/06/06 3:25:39
欧州マーケットダイジェスト
(5日終値:6日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=160.31円(5日15時時点比△0.35円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.75円(▲1.06円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1524ドル(▲0.0092ドル)
FTSE100種総合株価指数:10368.05(前営業日比△7.73)
ドイツ株式指数(DAX):24759.05(▲185.90)
10年物英国債利回り:4.903%(△0.005%)
10年物独国債利回り:3.038%(△0.015%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
4月仏鉱工業生産
(前月比)    0.1%      1.4%・改
4月仏貿易収支
   56.40億ユーロの赤字 64.14億ユーロの赤字・改
4月仏経常収支
     2億ユーロの赤字  9億ユーロの赤字・改
1-3月期ユーロ圏域内総生産(GDP)確定値
(前期比)  ▲0.2%       0.1%
(前年比)   0.3%       0.8%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは頭が重かった。注目の5月米雇用統計の発表を前にポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りが先行すると一時1.1644ドルと日通し高値を付けたが、前日の高値1.1645ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。
 NYの取引時間帯に入り、米労働省が発表した5月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比17.2万人増と予想の8.5万人増を上回ったことが分かると、米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが活発化。3時前に一時1.1520ドルと4月6日以来約2カ月ぶりの安値を付けた。
 なお、米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.5482%前後まで上昇。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.10と4月7日以来約2カ月ぶりの高値を更新した。

・ドル円は神経質ながらも底堅い動きとなった。米雇用統計の上振れを受けてドル買いが先行すると、22時頃に一時160.26円まで上昇したものの、すぐに失速。政府・日銀による為替介入への警戒感が根強い中、まとまった規模の円買い・ドル売りが入り一時159.75円と日通し安値を更新した。
 ただ、売りが一巡するとドル全面高となった流れに沿って再び上昇した。1時30分過ぎには160.34円と4月30日以来の高値を更新した。もっとも、ドル円の上昇ペースは他通貨ペアと比べると緩やかなものにとどまった。
 なお、市場では「4月30日の高値160.72円は政府・日銀の事実上の攻防ラインとして意識されており、同水準へ迫る局面では介入警戒感が高まる」との声が聞かれた。

・ユーロ円は軟調。ユーロドルの下落につれた売りが出たほか、日米株価指数の下落を受けて円買い・ユーロ売りが優勢となった。3時過ぎに一時184.70円と本日安値を付けた。
 なお、米株式市場でダウ平均は一時470ドル超下落したほか、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3%超急落した。また、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1680円安の6万4990円まで下落した。

・ロンドン株式相場は小幅ながら続伸。中東情勢の先行き不透明感がくすぶる中、週末を控えたポジション調整目的の売りが出たものの、外国為替市場でポンド安が進むと、ポンド安の恩恵を受けやすい銘柄などに買いが入り上げに転じた。ユニリーバやブリティッシュ・アメリカン・タバコなど生活必需品株が上げたほか、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株の上昇が目立った。

・フランクフルト株式相場は反落。中東情勢の先行き不透明感がくすぶる中、週末を控えたポジション調整目的の売りが出た。米国株相場の下落も相場の重しとなった。個別では半導体のインフィニオンテクノロジーズ(9.11%安)の下げが目立った。メルセデス・ベンツグループ(2.20%安)やキアゲン(2.18%安)も軟調。

・欧州債券相場は下落。米債安につれた。

2026/06/06 6:15:40
NYマーケットダイジェスト
(5日終値)
ドル・円相場:1ドル=160.29円(前営業日比△0.27円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.66円(▲1.14円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1522ドル(▲0.0089ドル)
ダウ工業株30種平均:50866.78ドル(▲695.15ドル)
ナスダック総合株価指数:25709.43(▲1121.53)
10年物米国債利回り:4.53%(△0.06%)
WTI原油先物7月限:1バレル=90.54ドル(▲2.50ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4365.3ドル(▲139.7ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは反落。米労働省が発表した5月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比17.2万人増と予想の8.5万人増を上回ると、米連邦準備理事会(FRB)による年内利上げ観測が高まり、米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.5522%前後まで上昇。米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが優勢になると一時1.1518ドルと4月6日以来約2カ月ぶりの安値を付けた。
 なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.11と4月7日以来約2カ月ぶりの高値を更新した。

・ドル円は反発。米雇用統計の上振れを受けてドル買いが先行すると、22時頃に一時160.26円まで上昇したものの、すぐに失速。政府・日銀による為替介入への警戒感が根強い中、まとまった規模の円買い・ドル売りが入り159.75円と日通し安値を更新した。
 ただ、そのあとはドル全面高となった流れに沿って再び強含んだ。1時30分過ぎには一時160.34円と4月30日以来の高値を更新した。もっとも、介入警戒感に加え、クロス円の下落につれた売りが出たため、ドル円の上昇ペースは他の通貨ペアに比べると緩やかだった。

・ユーロ円は大幅反落。ユーロドルの下落につれた売りが出たほか、日米株価指数の下落を受けてリスク回避の円買いが入った。4時過ぎに一時184.50円と本日安値を付けた。
 なお、米株式市場でダウ平均は一時780ドル超下落したほか、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4%超急落した。また、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比3170円安の6万3500円まで下落した。

・代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコイン(BTC)は急落。対ドルでは節目の6万ドルを割り込んで一時5万9101ドル前後と2024年10月以来の安値を付けたほか、対円では947万円台と2月6日以来約4カ月ぶりの安値まで売られた。上場企業で最もBTCを保有している米ストラテジー社のBTC売却をきっかけとした売りの流れが続いた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は急反落。5月米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回ると、FRBによる年内利上げ観測が高まり、米長期金利が大幅に上昇。株式の相対的な割高感が意識され、売りが広がった。前日に史上最高値を更新したあとだけに、利益確定目的の売りも出やすかった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は大幅に3日続落。米長期金利の上昇で高PER(株価収益率)のハイテク株には売りが出た。
 フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は10%を超す暴落となった。市場では「過熱する人工知能(AI)投資への警戒感から半導体関連株に売りが集まった」との声が聞かれた。

・米国債券相場で長期ゾーンは反落。5月米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回ると、米利上げ観測が強まり債券売りが広がった。
 なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、「年内の利上げ」を予想する確率は70%を超えた。

・原油先物相場は続落。米労働省が発表した5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回ると、米金利は急上昇した。これを受けてドル買いが強まり、ドルインデックスは約2カ月ぶりの高水準を記録した。ドル建てで取引される原油先物は割高感が意識されたほか、中東情勢への警戒感後退も重しとなり、売りが優勢となって続落して引けた。

・金先物相場は大幅に反落。米労働省が発表した5月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想を上回ると、米10年債利回りは4.54%台まで上昇した。金利上昇を嫌気して金先物は売りが優勢となり、その後もドルが全面高となったことで下げ幅を拡大し、大幅反落して引けた。

短期トレード向きの「DMM FX」

-フィボナッチ・ゾーン(週次)