
2026/05/25 15:40:47
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=158.92円(前営業日NY終値比▲0.26円)
ユーロ円:1ユーロ=184.97円(△0.26円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1638ドル(△0.0035ドル)
日経平均株価:65158.19円(前営業日比△1819.12円)
東証株価指数(TOPIX):3942.57(△50.11)
債券先物6月物:128.49円(△0.55円)
新発10年物国債利回り:2.690%(▲0.070%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。週末にトランプ米大統領がSNS上で「イランとの合意に向けた交渉はほぼ完了し、最終段階にある」との見解を示すと、米国とイランの戦闘終結に向けた期待が高まった。中東を巡る地政学リスクが後退するとの見方から時間外の原油先物相場が下落し、為替市場では「有事ドル買い」の巻き戻しが先行。早朝取引では158.74円まで売りに押された。ただ、その後は本日の英米市場が休場とあって仕掛けにくくなり、158円台後半でのもみ合いに転じた。
・ユーロドルはしっかり。全般にドル売り進んだ流れに沿って一時1.1649ドルまで上昇。もっとも、ドル円と同じく継続的にユーロ買い・ドル売りが進む展開とはなっておらず、買い一巡後は1.1640ドル前後でのもみ合いとなった。
・ユーロ円は強含み。週明けからドル絡みの取引が中心となったが、ユーロドルの上昇につれて185.07円まで上値を伸ばす場面も見られた。
・日経平均株価は3日続伸し、連日で史上最高値を更新した。米国とイランの戦闘終結期待が投資家心理の改善につながった。前週末の米ハイテク株の上昇を背景に人工知能(AI)関連株や半導体関連株が上値を伸ばし、指数は一時2000円超の大幅上昇に。6万5000円の大台を維持して取引を終えた。また、東証株価指数(TOPIX)も最高値を更新した。
・債券先物相場は上昇。米・イランの和平進展期待を手掛かりに原油価格が下落し、国内インフレ懸念が和らぐとの見方から買いが入った。
2026/05/26 3:25:50
欧州マーケットダイジェスト
(25日終値:26日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.89円(25日15時時点比▲0.03円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.00円(△0.03円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1643ドル(△0.0005ドル)
FTSE100種総合株価指数:休場
ドイツ株式指数(DAX):25389.10(前営業日比△500.54)
10年物英国債利回り:休場
10年物独国債利回り:2.946%(▲0.092%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は小動き。欧州勢参入直後に一時159.04円と日通し高値を付けたものの、前週末の高値159.23円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米国とイランが戦闘終結で近く合意することへの期待から、ドル売りも出やすかった。ただ、米国とイランの和平協議の行方を見極めたいとのムードもあり、値動きは限られた。
英国がスプリング・バンク・ホリデーで休場だったうえ、米国もメモリアルデーの祝日で休場だったことから市場参加者が激減。相場は大きな方向感が出にくい面もあった。欧州時間の値幅は16銭程度と小さかった。
・ユーロドルはもみ合い。日本時間夕刻に一時1.1630ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと買い戻しが進み22時前に1.1653ドルと日通し高値を付けた。中東情勢への楽観ムードを背景としたユーロ買い・ドル売りも入った。なお、一部報道によるとイラン外務省報道官は米国とイランは多くの議題でコンセンサスに至ったとの見解を示した一方で、「米国との合意は差し迫っていない」とも伝わった。
もっとも、英米市場が休場ということもあって、閑散取引の中、狭いレンジ内での値動きにとどまった。
・ユーロ円は22時前に一時185.14円と本日高値を付けたものの、1時30分過ぎには184.93円付近まで下押しした。ユーロドルと似た動きとなった。ただ、欧州時間の値幅は21銭程度と小さかった。
・ロンドン株式相場はスプリング・バンク・ホリデーのため休場となった。
・フランクフルト株式相場は大幅に続伸し、1月13日以来の高値となった。米国とイランが戦闘終結で近く合意することへの期待から、投資家がリスクを取る姿勢を強めると株買いが広がった。なお、フランスの株価指数は1.76%高、イタリアは1.43%高、スペインは2.24%高となるなど、他の欧州株式相場も軒並み上昇した。
・欧州債券相場は上昇。米イランの和平交渉進展への期待から、原油先物価格が下落すると独国債に買いが入った。
2026/05/26 15:40:40
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.02円(前営業日NY終値比△0.11円)
ユーロ円:1ユーロ=184.91円(▲0.11円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1628ドル(▲0.0016ドル)
日経平均株価:64996.09円(前営業日比▲162.10円)
東証株価指数(TOPIX):3938.46(▲4.11)
債券先物6月物:128.25円(▲0.24円)
新発10年物国債利回り:2.720%(△0.030%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
3月景気動向指数改定値
先行指数 114.0 114.5
一致指数 116.4 116.5
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。時間外の原油先物相場の上昇を支えにしたドル買いが進み、一時159.00円まで値を上げた。その後は伸び悩む場面もあったが、下値の堅さを確認すると前日高値の159.04円を上抜けて159.08円まで上値を伸ばした。
・ユーロドルは小安い。全般にややドル買いが進んだ流れに沿った。狭い値幅内ながら徐々に上値を切り下げる展開となり、一時1.1627ドルまで下押しした。
・ユーロ円はもみ合い。ユーロドルの下げにつれて184.88円まで下落する場面があったが、その後に185円台を回復するなど総じて方向感を欠いた。
・日経平均株価は4営業日ぶりに反落。連日で史上最高値を更新した後とあって利益確定や持ち高調整目的の売りが出やすかった。人工知能(AI)関連株や半導体関連株が売りに押され、指数は一時550円超の下押し。一巡後は買い戻しも入ったが戻りは鈍く、次第に相場はこう着した。
・債券先物相場は反落。前日に国内長期金利が大幅に低下した反動から買いが入った。一時128円17銭まで下押す場面も見られた。
2026/05/27 3:25:51
欧州マーケットダイジェスト
(26日終値:27日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.35円(26日15時時点比△0.33円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.23円(△0.32円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1624ドル(▲0.0004ドル)
FTSE100種総合株価指数:10491.39(前営業日比△25.13)
ドイツ株式指数(DAX):25184.89(▲204.21)
10年物英国債利回り:4.875%(▲0.022%)
10年物独国債利回り:2.979%(△0.033%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。米中央軍は25日、イラン南部のミサイル発射拠点や、機雷を敷設しようとしていた船舶を攻撃したと伝わった一方、イラン革命防衛隊は26日、「米軍による領空侵犯があり、無人機1機を撃沈した」と主張。これを受けて、米国とイランによる戦闘終結に向けた交渉の進展を巡る楽観が後退し、原油先物の買い戻しとともにドル買いが強まった。5月米消費者信頼感指数が93.1と予想の92.0を上回ったことも相場の支援材料となり、0時30分過ぎに一時159.38円と4月30日以来の高値を更新した。
なお、ルビオ米国務長官は「(イランとの合意)まだ数日かかる可能性がある」と述べたほか、アラグチ・イラン外相は「米国によるイラン艦船への攻撃は停戦合意違反」と述べたと伝わった。
・ユーロドルは頭が重かった。米国とイランの和平協議の行方が注視される中、19時30分過ぎに一時1.1645ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1653ドルが目先レジスタンスとして意識されると次第に上値が重くなった。3連休明けのNY勢が本格参入したあとは全般ドル買いが活発化し、一時1.1616ドルと日通し安値を更新した。
北海ブレント原油先物やWTI原油先物などが買い戻されたことも相場の重しとなった。市場では「中東での戦闘終結に向けて米国とイランが合意に至るか、依然として見通せない」との声が聞かれた。
・ユーロ円は買い先行後、もみ合い。日本時間夕刻に一時185.36円と日通し高値を付けたものの、買い一巡後は185.00円を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
・ロンドン株式相場は6日続伸し、4月21日以来の高値で取引を終えた。前日25日の休場中にアジア株や欧州株が上昇したことを受けて、英株にも買いが先行した。ただ、米国とイランの交渉の先行きを見極めたい雰囲気もあり、引けにかけては伸び悩んだ。リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われたほか、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反落。前日に大幅続伸し、1月13日以来の高値を更新したあとだけに、利益確定目的の売りが優勢となった。米・イラン和平交渉の先行きを見極めたいとの雰囲気もあった。個別ではMTUエアロ・エンジンズ(3.76%安)やドイツ銀行(2.22%安)、SAP(1.95%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は英国債が上昇した一方、独国債が下落した。
2026/05/27 6:25:51
NYマーケットダイジェスト
(26日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.30円(前営業日比△0.39円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.26円(△0.24円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1631ドル(▲0.0013ドル)
ダウ工業株30種平均:50461.68ドル(▲118.02ドル)
ナスダック総合株価指数:26656.18(△312.21)
10年物米国債利回り:4.48%(▲0.08%)
WTI原油先物7月限:1バレル=93.89ドル(▲2.71ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4502.3ドル(▲20.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
1-3月期米住宅価格指数
(前期比) 0.5% 0.8%
3月米住宅価格指数
(前月比) 0.1% ▲0.1%・改
3月米ケース・シラー住宅価格指数
(前年比) 0.8% 0.9%
5月米消費者信頼感指数
93.1 93.8・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。25日には米中央軍がイランのミサイル発射基地などを攻撃したと報じられたほか、26日にはイラン革命防衛隊が「米軍による領空侵犯があり、無人機1機を撃墜した」と主張。両国の戦闘終結に向けた交渉の進展を巡る楽観が後退し、原油先物の買い戻しとともにドル買いが強まった。5月米消費者信頼感指数が93.1と予想の92.0を上回ったことも相場の支援材料となり、0時30分過ぎに一時159.38円と4月30日以来の高値を更新した。
買い一巡後も底堅く推移した。政府・日銀による為替介入への警戒から、上昇は一服したものの、クロス円の上昇などが支えとなり下押しは限られた。
・ユーロドルは小反落。米国とイランの和平協議の行方が注視される中、欧州時間に一時1.1645ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1653ドルが目先レジスタンスとして意識されると次第に上値が重くなった。3連休明けのNY勢が本格参入したあとは全般ドル買いが活発化し、一時1.1616ドルと日通し安値を更新した。
もっとも、「米国とイランが合意に至るか、成り行きを見極めたい」と慎重な姿勢を示す投資家は多く、大きな方向感は出なかった。今日一日の値幅は0.0029ドル程度と小さかった。
・ユーロ円は続伸。23時前に一時185.07円付近まで下押ししたものの、引けにかけてはじりじりと下値を切り上げた。一部ユーロクロスの上昇につれた買いが入り、185.32円付近まで強含んだ。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落。米国とイランの和平協議の行方が注視される中、主力株の一部に売りが出て相場を押し下げた。ただ、人工知能(AI)への成長期待から、半導体関連株などには買いが入り相場を下支えした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、史上最高値で取引を終えた。マイクロン・テクノロジーが19%超急騰した。
多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは4日続伸。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉の行方に注目が集まる中、WTI原油先物相場の下落などを手掛かりに債券買いが進んだ。
・原油先物相場は反落。米国とイランの和平協議を巡り、トランプ米大統領が「順調に進んでいる」と発言。これを受けて週明けの時間外取引は売りが先行し、一時90ドル割れまで急落した。しかしその後、米軍によるイラン攻撃報道や、イラン革命防衛隊による米無人機撃墜の声明が伝わると市場の楽観ムードは後退。原油先物は一時94ドル台後半まで買い戻される場面があった。
・金先物相場は続落。時間外取引では買いが先行し、一時4580ドル超えまで上値を伸ばした。米イラン和平協議の進展期待から原油先物が急落したことが、金先物にとってはポジティブ要因と受けとめられた。もっとも、先週の高値圏4590ドル台が重しとなり、連休明けのNY勢の参入とともに売り戻しが優勢となった。為替でドルが強含み、ドル建てで取引される金に割高感が生じたことも地合いを弱めて4480ドル台まで下値を広げた。
2026/05/27 15:38:51
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.35円(前営業日NY終値比△0.05円)
ユーロ円:1ユーロ=185.48円(△0.22円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1640ドル(△0.0009ドル)
日経平均株価:64999.41円(前営業日比△3.32円)
東証株価指数(TOPIX):3918.01(▲20.45)
債券先物6月物:128.59円(△0.34円)
新発10年物国債利回り:2.690%(▲0.030%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
4月企業向けサービス価格指数
前年比 3.0% 3.3%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。しばらくは159.20円台を中心とするもみ合いとなっていたが、下値の堅さを確認するとじわりと買いが進み、15時過ぎに一時159.38円まで値を上げた。
・NZドルは堅調。NZ準備銀行(RBNZ)はこの日、政策金利を予想通り2.25%に据え置くことを決定した。ただ、利上げが3人、据え置きが3人での決着(総裁の決裁権によって据え置きが決定)となったため、金融政策の公表後はNZドル買いで反応。声明文で「2月時点の想定よりも早期かつ大幅な利上げが必要になるとの認識では全委員が一致」との見解が示されたほか、ブレマンRBNZ総裁もその後の会見で「全員が利上げに同意、違いはタイミングだけ」と言及しており、対ドルでは0.5880ドル、対円では93.65円まで値を上げた。
・ユーロドルは小高い。前日のNY時間終盤の流れを引き継いで狭いレンジ内ながら下値を切り上げた。もっとも、一時1.1645ドルと昨日高値に面合わせしたところで上昇も一服となった。
・ユーロ円も小高い。ドル円やユーロドルの上昇につれて円売り・ユーロ買いが進み、185.50円まで値を上げた。
・日経平均株価は小反発。前日の米国市場でハイテク株が大きく上昇したことを受け、投資家心理の改善を意識した買いが先行した。指数は一時1400円超上昇して6万6000円台に乗せる場面もあったが、その後は利益確定目的の売りに押されて上げ幅を吐き出すなど不安定に推移。結局、この日の安値で取引を終えた。
・債券先物相場は反発。前日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いだほか、この日実施された40年物国債入札が強めの結果だったことも買いを誘った。
2026/05/28 3:25:42
欧州マーケットダイジェスト
(27日終値:28日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.53円(27日15時時点比△0.18円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.48円(横ばい)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1627ドル(▲0.0013ドル)
FTSE100種総合株価指数:10505.01(前営業日比△13.62)
ドイツ株式指数(DAX):25177.80(▲7.09)
10年物英国債利回り:4.858%(▲0.017%)
10年物独国債利回り:2.987%(△0.008%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
5月仏消費者信頼感指数
82 84
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは頭が重かった。イラン国営放送IRIBが「米国とイランの暫定和平合意に関する非公式の草案では、合意の最終取りまとめから1カ月以内にホルムズ海峡の船舶航行を正常化する可能性が盛り込まれている」「米軍はイラン周辺から撤退して海上封鎖を解除する」と報じると、WTI原油先物価格が一時1バレル=87.77ドル前後まで急落。全般ドル売りが優勢となり、21時30分過ぎに1.1661ドルと日通し高値を付けた。
ただ、買い一巡後は一転下落した。米ホワイトハウスが「イランが報じた覚書は全くのでっちあげ」と表明し、当該報道を否定すると、WTI原油先物が91ドル台前半まで下げ幅を縮小。全般ドル買いが優勢となり、24時過ぎに一時1.1622ドルと日通し安値を更新した。
なお、トランプ米大統領は「イランとの交渉について、満足していない」と述べたほか、「誰もホルムズ海峡を支配することはできない。米国が監視する」などと話した。
・ドル円は底堅い動き。イラン国営テレビの報道を受けて米イラン和平協議の進展期待が高まると、全般ドル売りが先行。21時30分前に一時159.25円付近まで値を下げた。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。米ホワイトハウスが当該報道を否定したほか、トランプ米大統領の発言を受けて、米イラン和平協議の進展期待が後退。全般ドル買いが優勢となり、2時30分前に一時159.58円と4月30日以来の高値を更新した。米5年債入札後に米長期金利が上昇に転じたことも相場を下支えした。
・ユーロ円は伸び悩み。21時30分過ぎに一時185.79円と本日高値を付けたものの、そのあとは次第に上値が重くなった。24時過ぎには185.41円付近まで下押しした。ユーロドルにつれた動きとなった。
・ロンドン株式相場は小幅ながら7日続伸し、4月20日以来の高値で取引を終えた。イラン国営テレビが米国とイランの戦闘終結に向けた覚書の枠組み案の内容を伝えると、原油先物相場が大幅に下落。投資家心理が改善し、株買いが入った。ただ、米ホワイトハウスが当該報道を否定したこともあり、上値は限定的だった。
・フランクフルト株式相場は小幅ながら続落。イラン国営テレビが米国とイランの戦闘終結に向けた覚書の枠組み案の内容を伝えると、原油先物相場が大幅に下落し、株買いが入った。ただ、米ホワイトハウスが当該報道を否定すると小幅ながら下げに転じた。個別ではシーメンス・エナジー(3.83%安)やRWE(3.23%安)、フレゼニウス(2.28%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は英国債が上昇した一方、独国債が下落した。
2026/05/28 6:25:39
NYマーケットダイジェスト
(27日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.52円(前営業日比△0.22円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.47円(△0.21円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1626ドル(▲0.0005ドル)
ダウ工業株30種平均:50644.28ドル(△182.60ドル)
ナスダック総合株価指数:26674.73(△18.55)
10年物米国債利回り:4.48%(横ばい)
WTI原油先物7月限:1バレル=88.68ドル(▲5.21ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4448.4ドル(▲53.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
米MBA住宅ローン申請指数
(前週比) ▲8.5% ▲2.3%
5月米リッチモンド連銀製造業景気指数
13 3
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続伸。イラン国営放送IRIBが「米国とイランの暫定和平合意に関する非公式の草案では、合意の最終取りまとめから1カ月以内にホルムズ海峡の船舶航行を正常化する可能性が盛り込まれている」「米軍はイラン周辺から撤退して海上封鎖を解除する」と報じると、WTI原油先物価格が一時1バレル=87.77ドル前後まで急落。全般ドル売りが優勢となり、21時30分前に一時159.25円付近まで値を下げた。
ただ、ドル売りは長続きせず、すぐに持ち直した。米ホワイトハウスが「イランが報じた覚書は全くのでっちあげ」と表明し、当該報道を否定すると、WTI原油先物が91ドル台前半まで下げ幅を縮小。全般ドル買いが優勢となり、2時30分前には159.58円と4月30日以来の高値を更新した。米5年債入札後に米長期金利が上昇に転じたことも相場を下支えした。
なお、トランプ米大統領は「イランとの交渉について、満足していない」と述べたほか、「誰もホルムズ海峡を支配することはできない。米国が監視する」などと話した。
・ユーロドルは小幅ながら続落。イラン国営放送の報道を受けて米イラン和平協議の進展期待が高まると、全般ドル売りが先行。21時30分過ぎに一時1.1661ドルと日通し高値を付けた。
ただ、買い一巡後は一転下落した。米ホワイトハウスが当該報道を否定したほか、トランプ米大統領の発言を受けて、米イラン和平協議の進展期待が後退。全般ドル買いが優勢となり、24時過ぎに一時1.1622ドルと日通し安値を更新した。もっとも、前日の安値1.1616ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋った。
・ユーロ円は3日続伸。21時30分過ぎに一時185.79円と本日高値を付けたものの、そのあとは伸び悩んだ。24時過ぎには185.41円付近まで下押しした。ユーロドルにつれた動きとなった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、史上最高値を更新した。米イラン和平協議を巡る報道に神経質に上下したものの、そのあとは景気敏感株やディフェンシブ株の一角が買われ、相場を下支えした。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も最高値を更新した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら5日続伸し、史上最高値で取引を終えた。前日急騰した半導体大手マイクロン・テクノロジーが引き続き買われた。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。米イラン和平協議を巡る報道に上下する展開だった。米5年債入札後に売りが強まる場面もあったが、反応は一時的だった。
・原油先物相場は大幅に続落。時間外取引から上値重く推移する中、イラン国営放送が「米国とイランの暫定和平合意に関する非公式の草案」を報じると、ホルムズ海峡の航行正常化への期待から87.70ドル台まで急落した。ホワイトハウスが一部報道を否定したことで91ドル超えまで切り返す場面はあったが、和平協議進展への期待感は根強く、引けにかけて再び売り圧力が強まった。
・金先物相場は3日続落。前日からの地合いの弱さを引き継ぐ展開となった。トランプ大統領が利下げを念頭にウォーシュ氏を新FRB議長に指名したものの、市場ではFRBによる利上げ検討の可能性が意識され、金利の付かない金には資金が向かいにくかった。米イラン和平協議を巡る報道に神経質に上下する中、為替がドル高に振れると約2カ月ぶりとなる4400ドルの大台割れまで売られる場面があった。
2026/05/28 15:41:40
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.55円(前営業日NY終値比△0.03円)
ユーロ円:1ユーロ=185.07円(▲0.40円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1599ドル(▲0.0027ドル)
日経平均株価:64693.12円(前営業日比▲306.29円)
東証株価指数(TOPIX):3902.01(▲16.00)
債券先物6月物:128.65円(△0.06円)
新発10年物国債利回り:2.695%(△0.005%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
103億円の取得超 7621億円の取得超・改
対内株式
1兆804億円の取得超 9484億円の取得超・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は伸び悩み。朝方に159.45円の安値を見た後はじり高での推移が継続。イラン革命防衛隊が米軍の攻撃に対する報復として米空軍基地を標的にしたことを明らかにすると、時間外のWTI原油価格が92ドル台に上昇すると共に有事のドル買いが意識されて159.65円まで上昇。ただ、円買い介入への警戒感は根強く、その後は伸び悩んだ。
・ユーロ円は弱含み。ユーロドルの下げや、リスク回避の動きにより日経平均の下げ幅が拡大したことも重しとなり、184.90円まで売られた。売り一巡後はユーロドルが小幅ながら戻したこともあり、やや持ち直した。
・ユーロドルは下げ渋り。有事のドル買いの影響で1.16ドルの大台を割り込むと、1.1586ドルまで下落するも、一段の下押しにはつながらず。売り一巡後は1.16ドル台を回復している。
・日経平均株価は反落。前日の米株高にもかかわらず売り先行でスタート。その後プラス圏に値を戻すも上値は重く、イランが米空軍基地への攻撃を発表したことで中東情勢の緊迫化が意識されてリスク回避の動きが優勢となり、下げ幅は一時1120円超に達した。もっとも、売り一巡後は根強い先高観を背景に買いも入り、下げ渋る動きを見せた。
・債券先物相場は続伸。イラン情勢が緊迫化すると共に原油価格が上昇すると、インフレ懸念から債権は売りが優勢となる場面が見られた。しかし、売り一巡後は買いが優勢となり、一時128円78銭まで上昇した。
2026/05/29 3:25:40
欧州マーケットダイジェスト
(28日終値:29日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.20円(28日15時時点比▲0.35円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.51円(△0.44円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1653ドル(△0.0054ドル)
FTSE100種総合株価指数:10425.96(前営業日比▲79.05)
ドイツ株式指数(DAX):25092.25(▲85.55)
10年物英国債利回り:4.814%(▲0.044%)
10年物独国債利回り:2.962%(▲0.025%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
4月仏卸売物価指数(PPI)
(前月比) ▲2.1% 1.9%・改
5月ユーロ圏消費者信頼感指数
(確定値) ▲19.0 ▲19.0
5月ユーロ圏経済信頼感指数
93.5 93.2・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は頭が重かった。アジア市場では「米軍がイランの軍事施設を攻撃した」「イラン革命防衛隊は報復として米空軍基地を攻撃した」と伝わり、紛争終結へ向けた両国の交渉が難航するリスクが改めて意識され、一時159.65円と4月30日以来の高値を付けた。
欧州市場では159円台半ばでのもみ合いとなったが、NY市場に入ると弱含んだ。米ニュースサイトのアクシオスが「米国とイランは停戦を延長するとともに、イランの核開発計画を巡る交渉を開始するための60日間の覚書で合意に達した。トランプ米大統領の最終承認が必要」と報じると、WTI原油先物価格が一時1バレル=87.11ドル前後まで急落。為替市場では全般ドル売りが優勢となった。前日の安値159.18円を下抜けると一時159.12円まで下げ幅を広げた。
・ユーロドルは底堅い動き。中東情勢が再び緊迫することへの不安から、アジア時間には1.1586ドルまで売られた。ただ、米アクシオスの報道をきっかけに、米イラン和平協議の進展期待が高まると全般ドル売りが優勢に。1時30分前に一時1.1661ドルと前日の高値に面合わせした。
なお、その後の報道では「米国とイランの合意は2段階で行われる」「第1段階は覚書への署名が含まれており、パキスタンでその署名が行われる予定」などと伝わった。
・ユーロ円も底堅い動き。アジア時間に一時184.90円まで売られたあとは一転買い戻しが優勢となった。23時30分前には一時185.66円と本日高値を付けた。ユーロドルにつれた動きとなった。
・南アフリカランドは強含み。対ドルでは一時16.2117ランド、対円では9.82円までランド高に振れた。米イラン和平協議の進展期待が高まると原油先物が失速。石油を輸入に頼る南アにとってはポジティブな材料となり、ランド買いを促した。
なお、南アフリカ準備銀行(SARB、中央銀行)はこの日、市場予想通り政策金利を現行6.75%から7.00%に引き上げることを決めたと発表。金融政策委員会(MPC)では4人が利上げに賛成し、2人が据え置きを主張した。
・ロンドン株式相場は8日ぶりに反落。米国とイラン和平協議の進展期待が後退する中、前日まで7日続伸してきたことから、利益確定目的の売りが先行した。ただ、「米国とイランは停戦延長で合意。トランプ米大統領の最終承認待ち」との一部報道が伝わると下げ渋った。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が売られたほか、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は3日続落。米国とイランの交渉が停滞しているとの見方から、欧州株全般に売りが先行した。ただ、「米国とイランは停戦延長で合意。トランプ米大統領の最終承認待ち」との報道が伝わると買い戻しが優勢となり、下げ幅を縮めた。個別ではシーメンス・エナジー(4.36%安)やミュンヘン再保険(2.33%安)、ハノーバー再保険(2.25%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。
2026/05/29 6:25:40
NYマーケットダイジェスト
(28日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.24円(前営業日比▲0.28円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.53円(△0.06円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1651ドル(△0.0025ドル)
ダウ工業株30種平均:50668.97ドル(△24.69ドル)
ナスダック総合株価指数:26917.47(△242.74)
10年物米国債利回り:4.45%(▲0.03%)
WTI原油先物7月限:1バレル=88.90ドル(△0.22ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4532.4ドル(△50.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
1-3月期米国内総生産(GDP)改定値
(前期比年率) 1.6% 2.0%
個人消費改定値
(前期比年率) 1.4% 1.6%
コアPCE改定値
(前期比年率) 4.4% 4.3%
4月米個人所得
(前月比) 0.0% 0.5%・改
4月米個人消費支出(PCE)
(前月比) 0.5% 1.0%・改
4月米PCEデフレーター
(前年比) 3.8% 3.5%
4月米PCEコア・デフレーター
(前月比) 0.2% 0.3%
(前年比) 3.3% 3.2%
前週分の米新規失業保険申請件数
21.5万件 21.0万件・改
4月米耐久財受注額
(前月比) 7.9% 1.3%・改
輸送用機器を除く
(前月比) 1.1% 1.1%・改
4月米新築住宅販売件数
(前月比) ▲6.2% 3.4%・改
(件数) 62.2万件 66.3万件・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反落。米ニュースサイトのアクシオスが「米国とイランは停戦を延長するとともに、イランの核開発計画を巡る交渉を開始するための60日間の覚書で合意に達した。トランプ米大統領の最終承認が必要」と報じると、WTI原油先物価格が一時1バレル=87.11ドル前後まで急落。為替市場では全般ドル売りが優勢となった。前日の安値159.18円を下抜けると一時159.12円まで下げ幅を広げた。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。一目均衡表転換線159.10円や雲上限158.86円がサポートとして意識された。
・ユーロドルは3日ぶりに反発。米アクシオスの報道をきっかけに、米イラン和平協議の進展期待が高まると全般ドル売りが進行。1時30分前に一時1.1661ドルと前日の高値に面合わせした。その後の下押しも1.1645ドル付近にとどまった。
なお、欧州中央銀行(ECB)はこの日、政策金利の据え置きを決めた4月29-30日の定例理事会の議事要旨を公表。「一部の政策委員にとって、金利を据え置くか、利上げに踏み切るかの判断が難しい局面だった」ことが分かった。「複数の参加者が、利上げが提案されていれば反対しなかったと語っていた」という。
・ユーロ円は小幅ながら4日続伸。アジア時間に一時184.90円まで売られたものの、NY市場では買い戻しが優勢となり持ち直した。23時30分前には一時185.66円と本日高値を付けた。
2026/05/29 6:26:40
NYマーケットダイジェスト
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら続伸し、史上最高値を更新した。売り先行で始まると一時320ドル超下落したものの、「米国とイランは60日間の停戦延長などを盛り込んだ覚書を巡り、合意に達した。トランプ米大統領の最終的な承認を待っている段階」との報道をきっかけに一転買いが優勢となった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も6日続伸し最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。「米国とイランは60日間の停戦延長などを盛り込んだ覚書を巡り、合意に達した。トランプ米大統領の最終的な承認を待っている段階」との報道をきっかけに、WTI原油先物が失速すると、インフレ懸念が和らぎ債券買いが広がった。
・原油先物相場は3日ぶりに小反発。依然として、米イラン交渉の関連報道に振らされる相場展開だった。米軍から攻撃を受けたイラン革命防衛隊が、報復として米空軍基地を標的にしたことを明らかにした。これを手掛かりに、時間外では92ドル半ばまで上げ足を速めた。しかしながら、NY勢の参入後には87ドル前半まで急落する場面があった。米ニュースサイトのアクシオスが、トランプ米大統領の最終承認が必要としながらも、「米国とイランが合意に達した」と報じたことに反応した。材料が一巡すると、持ち高調整が中心の値動きとなった。
・金先物相場は4日ぶりに反発。時間外では売りが先行するも、4400ドル割れでは下げ止まった。ニューヨーク勢の参入後、米ニュースサイトのアクシオスが米イランの停戦延長やイラン核開発を巡る交渉で歩み寄りがあったと報じると、原油先物が急落。インフレ懸念の後退を受けて米長期金利が低下し、金利を生まない金には追い風となった。為替がドル安に振れたことも支援材料となり、4540ドル台まで上げ幅を広げた。
2026/05/29 15:40:51
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.31円(前営業日NY終値比△0.07円)
ユーロ円:1ユーロ=185.47円(▲0.06円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1642ドル(▲0.0009ドル)
日経平均株価:66329.50円(前営業日比△1636.38円)
東証株価指数(TOPIX):3957.17(△55.16)
債券先物6月物:128.89円(△0.24円)
新発10年物国債利回り:2.655%(▲0.040%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
5月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年同月比 1.3% 1.5%
4月完全失業率
2.5% 2.7%
4月有効求人倍率
1.18倍 1.18倍
4月商業販売統計速報(小売業販売額)
前年同月比 2.1% 1.4%・改
4月鉱工業生産・速報値
前月比 0.8% ▲0.4%
前年同月比 2.3% 2.4%
4月新設住宅着工戸数
前年同月比 11.4% ▲29.3%
5月消費動向調査(消費者態度指数、一般世帯)
33.6% 32.2
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は小動き。159.20円台での底堅さを確認すると、日経平均の上げ幅拡大をながめて159.38円までじり高で推移。もっとも、一段と買いを進める勢いは見られず、その後はやや押し戻されるなど、159.30円前後での狭いもみ合いが続いた。
本日発表された5月東京都区部消費者物価指数(CPI)は、コアが前年比+1.3%、コアコアは同+1.6%といずれも予想を下回る伸びにとどまった。また、片山財務相から「投機の動きがあれば『断固たる措置取れる』」と円安けん制発言が伝わったが、いずれも反応は薄かった。
・ユーロ円はもみ合い。ドル円の上昇に連れて185.65円まで値を上げるも、昨日高値185.66円が目先の抵抗として意識されると伸び悩み。その後はユーロドルの下げに連れて185.40円まで下押すも、下げ一巡後はやや値を戻すなど、185円台半ばでもみ合いとなった。
・ユーロドルは方向感模索。1.1656ドルまで上昇後に1.1634ドルまで下押すなど、ドル円に左右される主体性を欠く動きとなった。
・NZドル円は上昇。ブレマンNZ準備銀行(RBNZ)総裁が「総合的に判断すると、政策金利は引き上げられる可能性が高い」と発言したほか、シルクRBNZ総裁補が「7月には50bpを含むあらゆる選択肢が検討対象」とするなど、タカ派的な発言が相次いだことを受けて買いが優勢となると、95.00円まで上昇して2024年7月以来の高値を付けた。
・日経平均株価は反発。米国とイランの戦闘終結への期待から前日の米株主要3指数がそろって最高値を更新した流れを引き継ぎ、買いが先行。上げ幅は一時1800円超となった。日経平均、TOPIX共に最高値を更新した。
・債券先物相場は3営業日続伸。米・イランの戦闘終結に向けた交渉の進展期待を背景に、原油価格が下落。過度なインフレ懸念が和らいで債券に買いが入ると、129円12銭まで上昇した。ただ、2年債入札が「やや弱めの結果」と受け止められると、その後伸び悩んだ。
2026/05/30 3:25:44
欧州マーケットダイジェスト
(29日終値:30日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.28円(29日15時時点比▲0.03円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.75円(△0.28円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1662ドル(△0.0020ドル)
FTSE100種総合株価指数:10409.28(前営業日比▲16.68)
ドイツ株式指数(DAX):25104.70(△12.45)
10年物英国債利回り:4.812%(▲0.002%)
10年物独国債利回り:2.938%(▲0.024%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
4月独輸入物価指数
(前月比) 1.2% 3.6%
(前年比) 5.3% 2.3%
1-3月期仏国内総生産(GDP)改定値
(前期比) ▲0.1% 0.0%
4月仏消費支出
(前月比) ▲0.5% 0.9%・改
5月仏消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) 0.1% 1.0%
(前年比) 2.4% 2.2%
5月スイスKOF景気先行指数
98.0 97.8・改
5月独雇用統計
失業率 6.3% 6.4%
失業者数変化 ▲1.20万人 1.90万人・改
5月独消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) ▲0.2% 0.6%
(前年比) 2.6% 2.9%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉の行方に注目が集まる中、日本時間夕刻に一時1.1625ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.1586ドルがサポートとして働くと買い戻しが優勢となった。月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると一時1.1686ドルと日通し高値を更新した。もっとも、1.1682ドルに位置する200日移動平均線がレジスタンスとして意識されると上昇は一服した。
なお、トランプ米大統領はイランとの戦闘終結に向けた交渉を巡り、「最終決定をするためにシチュエーションルームでこれから会議をする」と自身のSNSに投稿。米イラン和平協議の進展期待を背景にユーロ買い・ドル売りが入った面もあった。
・ドル円は小幅安。米イラン和平協議の行方に注目が集まる中、狭いレンジでのもみ合いが続いていたが、月末のロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると一時159.10円まで下落した。
ただ、一目均衡表転換線が位置する159.13円や雲上限158.87円、26日の安値158.86円などがサポートとして意識されると下げ渋った。158.81円には米系ヘッジファンドなどが重要視している50日移動平均線も位置する。
なお、ボウマン米連邦準備理事会(FRB)副議長は「インフレ抑制の進展が停滞している」「中東戦争が経済に与える影響を判断するには時期尚早」と述べたほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するポールソン米フィラデルフィア連銀総裁は「金融政策は、やや引き締め的な水準で適切に設定されている」「市場が金融政策の引き締め見通しに移行することは健全」などと話した。
・ユーロ円はユーロドルにつれた動き。日本時間夕刻に一時185.19円と本日安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となった。1時前には一時185.98円と4月30日以来約1カ月ぶりの高値を付けた。
・ロンドン株式相場は小幅ながら続落。米イラン和平協議の進展期待を背景に前日の米国株相場が史上最高値を更新すると、英株にも買いが入り反発して始まった。ただ、月末とあって利益確定の売りも出やすく、引けにかけては下げに転じた。ユニリーバやブリティッシュ・アメリカン・タバコなど生活必需品株が売られたほか、ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は4日ぶりに小反発。米イラン和平協議の進展期待を背景に前日の米国株相場が史上最高値を更新すると、独株にも買いが波及した。ただ、月末とあって利益確定の売りも出やすく、引けにかけては伸び悩んだ。個別ではスカウト24(3.66%高)やSAP(2.41%高)、ザランド(2.19%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇した。米債高につれた。
2026/05/30 6:15:41
NYマーケットダイジェスト
(29日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.27円(前営業日比△0.03円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.67円(△0.14円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1659ドル(△0.0008ドル)
ダウ工業株30種平均:51032.46ドル(△363.49ドル)
ナスダック総合株価指数:26972.62(△55.15)
10年物米国債利回り:4.44%(▲0.01%)
WTI原油先物7月限:1バレル=87.36ドル(▲1.54ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=4593.0ドル(△60.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
4月米卸売在庫
(前月比) 0.5% 1.5%・改
5月米シカゴ購買部協会景気指数
62.7 49.2
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは小幅ながら続伸。月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル売りが出ると一時1.1686ドルと14日以来約2週間ぶりの高値を更新した。
ただ、1.1682ドルに位置する200日移動平均線がレジスタンスとして意識されると上昇は一服。NY午後に入ると持ち高調整の売買が中心となり、1.1660ドル台で値動きが細った。
なお、トランプ米大統領はイランとの戦闘終結に向けた交渉を巡り、最終決定をするためにホワイトハウスのシチュエーションルームで会合を開いた。ただ、協議内容を知る米政府高官によると、「トランプ氏は約2時間にわたる会合を行ったが、イランとの覚書に関する最終決定には至らなかった」という。
・ドル円は小反発。月末のロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると一時159.10円まで下落したものの、一目均衡表転換線が位置する159.13円や雲上限158.87円、26日の安値158.86円などがサポートとして意識されると下げ渋った。
もっとも、米イラン和平協議の行方に注目が集まる中、大きな方向感は出ず、終日狭いレンジでの取引が続いた。今日の高値はアジア時間に付けた159.38円で1日の値幅は28銭程度と小さかった。
・ユーロ円は小幅ながら5日続伸。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると、一時185.98円と4月30日以来約1カ月ぶりの高値を付けた。米国相相場が連日で史上最高値を更新したことも相場を下支えした。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸し、史上最高値を更新した。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進展するとの期待から買いが優勢となり、上げ幅は一時420ドルを超えた。ダウ平均の構成銘柄ではないものの、決算と通期見通しが好感されたパソコン大手デル・テクノロジーズが一時35%超急騰した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は7日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も7日続伸し最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進展するとの期待から原油先物相場が下落すると、インフレ懸念が和らぎ債券買いが入った。市場では「月末の機関投資家による保有債券の残存年限を長期化するための買いが入った」との声も聞かれた。
・原油先物相場は反落。トランプ米大統領はこの日、イランとの戦闘終結に向けた交渉について最終決定をするため会合を開くと自身のSNSに投稿した。石油輸送の要衝ホルムズ海峡の開放についても言及し、供給不安の和らぎから原油売りが優勢となった。一時86.35ドルまで下値を広げる場面もあった。その後は会合の結果待ちとなり、87ドル台を中心にもみ合った。
なお引け後には、前述した会合で、トランプ大統領はイランとの覚書を巡る最終決定には至らなかったと一部通信社が報じた。これを受け、時間外取引では88ドル台まで下値を切り上げた。
・金先物相場は続伸。米イラン和平協議を巡る進展期待の高まりから原油先物に売り圧力が強まると、インフレ懸念の後退から米長期金利が低下した。金利が付かない金には支援材料となり、一時4620ドル台まで上げ幅を広げた。為替でドルが弱含んだことも、ドル建て金の割安感につながり買いを誘った。一巡後は週末を控えた利益確定売りに押された。