フィボナッチ・ゾーン(週次)

USDJPY フィボナッチ・ゾーン振り返り(2026/05/11〜05/15)

2026/05/11 15:43:48
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=157.13円(前営業日NY終値比△0.45円)
ユーロ円:1ユーロ=184.63円(▲0.03円)
ユーロドル:1ユーロ=1.175ドル(▲0.0037ドル)
日経平均株価:62417.88円(前営業日比▲295.77円)
東証株価指数(TOPIX):3840.93(△11.45)
債券先物6月物:129.38円(▲0.32円)
新発10年物国債利回り:2.520%(△0.045%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は堅調。週末10日にイランが戦闘終結に向けた米国からの提案に対する回答を送ったが、トランプ米大統領は「イランの回答を読んだが、気に入らない。全くもって受け入れられない」と反発。時間外のWTI原油先物が上昇すると共に有事のドル買いが意識されると、仲値以降もドル買い・円売りが進み、157.18円まで上値を伸ばした。ただ、上昇の勢いが一服するとベッセント米財務長官の訪日を明日に控えて、157円台前半で様子見ムードとなった。
 なお、WTI原油先物は一時100ドル台まで上昇している。

・ユーロ円は上昇一服。早朝に183.87円まで売られるも、ドル円の上昇に連れて184.88円まで値を上げた。ただし、一巡後はユーロドルが下押した影響を受けて184.60円前後まで小戻した。高く始まった日経平均が下げに転じたことも重しとなった。

・ユーロドルは上値が重い。有事のドル買いが意識される中で早朝に1.1744ドルまで売りが先行。戻りも1.1772ドル付近までに留まると、15時前に1.1749ドル付近まで下押して早朝に付けた安値に迫る場面が見られた。

・日経平均株価は続落。前週末の米国株がハイテク株を中心に上昇したことなどから買いが先行すると、上げ幅は一時600円超となり取引時間中の過去最高値を更新。ただ、利益確定売りが出やすい中、値がさの人工知能(AI)関連銘柄や半導体関連株の一角が売られた。ホルムズ海峡の正常化には時間がかかるとの見方などから原油価格が上昇していることも重しとなったようだ。

・債券先物相場は続落。米・イランの和平交渉に不透明感が漂う中、原油価格の上昇が重しとなり、国内インフレ圧力が懸念されて129円37銭まで売られた。新発10年債利回りは一時2.520%まで上昇した。

2026/05/12 3:25:42
欧州マーケットダイジェスト
(11日終値:12日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=157.11円(11日15時時点比▲0.02円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.04円(△0.41円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1778ドル(△0.0028ドル)
FTSE100種総合株価指数:10269.43(前営業日比△36.36)
ドイツ株式指数(DAX):24350.28(△11.65)
10年物英国債利回り:4.998%(△0.086%)
10年物独国債利回り:3.040%(△0.035%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
4月ノルウェー消費者物価指数(CPI)
(前月比)   0.4%       0.2%
(前年比)   3.4%       3.6%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はNY午後に一時157.21円と日通し高値を付ける場面があった。新規材料難から様子見ムードが広がり、しばらくは大きな方向感が出なかった。「市場の注目は14日に予定されている米中首脳会談に向いている」との声も聞かれた。
 ただ、NYの取引時間帯に入り、「トランプ米大統領はイランへの軍事行動を検討」との報道が伝わると、WTI原油先物価格が1バレル=99ドル台後半まで上昇し、「有事のドル買い」が優勢に。低調な米3年債入札を受けて米長期金利が上昇幅を拡大したこともドル買いを促した。
 もっとも、WTI原油先物が伸び悩むとドル円もやや上値が重くなった。

・ユーロドルは持ち直した。トランプ米大統領は10日、自身のSNSへの投稿で「イラン側の提案を完全に受け入れられない」との考えを表明。中東情勢を巡る不透明感が広がる中、週明け早朝取引では一時1.1744ドルまで下落した。
 ただ、欧州勢参入後はショートカバーが優勢に。23時前には1.1788ドル付近まで値を戻した。早朝取引で付けた日通し高値1.1795ドルが目先レジスタンスとして意識されるとやや伸び悩んだものの、下押しは限定的だった。

・ユーロ円は底堅い動き。買い先行後はもみ合いの展開が続いたものの、NY市場に入ると再び強含んだ。22時過ぎには一時185.13円と本日高値を付けた。そのあとは185円台前半での小動きに終始した。

・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。米国株相場の上昇を受けて英株にも買いが入った。リオ・ティントやアングロ・アメリカン、グレンコアなど素材株が買われ、相場の押し上げ要因となった。BPやシェルなどエネルギー株も買われた。

・フランクフルト株式相場は3日ぶりに小反発。米国株相場の上昇を受けて独株にも買いが入ったものの、米国とイランの戦闘終結に向けた協議が難航しているとの見方から上値は限られた。個別ではBASF(3.50%高)やブレンターク(3.22%高)、ドイツ証券取引所(2.18%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は下落した。原油高や米債高を受けた。

2026/05/12 6:20:52
NYマーケットダイジェスト
(11日終値)
ドル・円相場:1ドル=157.19円(前営業日比△0.51円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.20円(△0.54円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1783ドル(▲0.0004ドル)
ダウ工業株30種平均:49704.47ドル(△95.31ドル)
ナスダック総合株価指数:26274.13(△27.05)
10年物米国債利回り:4.41%(△0.06%)
WTI原油先物6月限:1バレル=98.07ドル(△2.65ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4728.7ドル(▲2.0ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
4月米中古住宅販売件数
(前月比)   0.2%     ▲2.9%・改
(年率換算件数)402万件    401万件・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は反発。米国とイランの戦闘終結へ向けた協議に進展がみられず、中東情勢の不透明感が根強いことからドル買いが入りやすい地合いとなった。低調な米3年債入札を受けて米長期金利の指標となる10年債利回りが4.41%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、5時過ぎに一時157.27円と日通し高値を更新した。市場では「現在の円安・ドル高は、主に日米の根本的なファンダメンタルズの差に起因している」との声も聞かれた。

・ユーロドルは小反落。米国とイランの交渉で進展がみられない中、週明け早朝取引で一時1.1744ドルまで下落した反動で、欧米市場ではショートカバーが優勢となった。23時前には1.1788ドル付近まで値を戻した。
 ただ、早朝取引で付けた日通し高値1.1795ドルを上抜けることは出来なかった。原油高を背景にユーロ売り・ドル買いも出やすかった。

・ユーロ円は3日続伸。ドル円の上昇につれた買いが入ると一時185.26円と本日高値を付けた。市場では「原油高を背景に日本の貿易収支の悪化を意識した円売りが出やすい」との指摘があった。
 ユーロ円以外のクロス円も上昇が目立った。ポンド円は一時214.42円、豪ドル円は114.00円、NZドル円は93.76円、カナダドル円は115.08円、スイスフラン円は202.14円、メキシコペソ円は9.15円まで値を上げた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。人工知能(AI)への成長期待が高まる中、ハイテク株が主導する形で買いが入った。ただ、米国とイランの戦闘終結に向けた協議を巡る先行き不透明感が相場の重しとなったため、上値は限定的だった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も最高値を更新した。

・米国債券相場で長期ゾーンは反落。米国とイランの戦闘終結へ向けた協議に進展がみられず、WTI原油先物相場が底堅く推移すると、インフレへの懸念が高まり債券に売りが出た。3年債入札の結果が「低調」と受け止められたことも相場の重し。

・原油先物相場は続伸。週末にトランプ米大統領が、イラン側が提示した米国の和平案への修正案について「全く受け入れられない」と拒否したことで、週明けの時間外市場では買いが先行した。その後は上値を抑えられる場面も見られたが、米メディアのアクシオスが「トランプ大統領がイランへの軍事行動を検討している」と報じると、再び買いが優勢となった。

・金先物相場は5日ぶりに反落。イランが提示した米国の和平案に対する修正案を、トランプ米大統領が拒否したと伝わったことで、原油先物価格が上昇すると金先物は売りが優勢となった。一時は、原油価格の上昇が一服したことで米長期金利の上げ幅も限られ、金先物に買い戻しが入る場面もあったが、引けにかけては小幅に反落した。

2026/05/12 15:41:48
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=157.30円(前営業日NY終値比△0.11円)
ユーロ円:1ユーロ=185.01円(▲0.19円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1762ドル(▲0.0021ドル)
日経平均株価:62742.57円(前営業日比△324.69円)
東証株価指数(TOPIX):3872.90(△31.97)
債券先物6月物:129.16円(▲0.22円)
新発10年物国債利回り:2.545%(△0.025%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  <発表値>  <前回発表値> 
3月家計調査(消費支出)
前年比          ▲2.9%    ▲1.8%
4月外貨準備高
           1兆3830億ドル 1兆3747億ドル
3月景気動向指数速報値
先行指数         114.5    113.2・改
一致指数         116.5    116.2・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は荒い値動き。原油先物価格の高止まりや米長期金利の上昇を手掛かりにしたドル買いが先行した。東京時間の午前には日米財務相会談が実施されたが、市場が警戒していた円安けん制発言などが伝わらなかったことも相場の支援材料となり、一時157.75円まで上昇。ただ、政府・日銀による為替介入を示唆する売りが出た6日高値の157.94円が近づくなか、15時前にはまとまった売りに押されて156.78円まで急落する場面も見られた。

・ユーロドルは弱含み。前日の高値1.1795ドル手前で頭の重さを確認すると、全般にドル買いが進んだ流れに沿って1.1752ドルまで下押しした。ドル円が急落したタイミングでは一時的に買い戻しが入ったが戻りは鈍かった。

・ユーロ円は荒い値動き。ドル円の上昇や日本株の底堅い動きを支えに徐々に下値を切り上げる展開となり、一時185.46円まで上昇したが、15時前にドル円が急落するとつれて184.74円まで下押す場面もあった。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反発。昨日の米国株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、人工知能(AI)や半導体関連株に買いが入った。指数は800円超高まで上値を伸ばした後、短期的な過熱感から一時マイナス圏に沈んだものの、一巡後は再びプラス圏に浮上するなど底堅く推移した。

・債券先物相場は3日続落。原油高による国内インフレ懸念を意識した売りが出たほか、日銀金融政策決定会合における主な意見(4月27-28日分)が「タカ派的な内容だった」と受け止められたことも売りを促した。新発10年物国債利回りは2.545%と1997年6月以来の水準まで上昇。警戒されていた10年物国債入札が「好調だった」と伝わると下げ渋る場面も見られたが、買い戻しは長続きしなかった。

2026/05/13 3:25:43
欧州マーケットダイジェスト
(12日終値:13日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=157.69円(12日15時時点比△0.39円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.02円(△0.01円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1733ドル(▲0.0029ドル)
FTSE100種総合株価指数:10265.32(前営業日比▲4.11)
ドイツ株式指数(DAX):23954.93(▲395.35)
10年物英国債利回り:5.101%(△0.103%)
10年物独国債利回り:3.101%(△0.061%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
4月独消費者物価指数(CPI)改定値
(前月比)   0.6%       0.6%
(前年同月比) 2.9%       2.9%
4月スイス生産者輸入価格
(前月比)   0.8%       0.2%
5月独ZEW景況感指数
        ▲10.2      ▲17.2
5月ユーロ圏ZEW景況感指数
        ▲9.1      ▲20.4

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは軟調。米国とイランの戦闘終結へ向けた協議に進展がみられず、中東情勢の不透明感が根強いことから「有事のドル買い」が入りやすい地合いとなった。NYの取引時間帯に入り、4月米消費者物価指数(CPI)が前年比3.8%上昇と予想の3.7%上昇を上回り、エネルギーと食品を除くコア指数も前年比2.8%上昇と予想の2.7%上昇より強い内容だったことが分かると、米長期金利の指標となる10年債利回りが4.45%台まで上昇。全般ドル買いが優勢となり、0時30分前に一時1.1722ドルと日通し安値を付けた。

・ポンドは下落。ポンドドルは一時1.3500ドルと日通し安値を付けたほか、ユーロポンドは0.8698ポンドと日通し高値を更新。ポンド円は本日安値となる212.75円まで値を下げた。7日に実施された英統一地方選では与党・労働党が大敗し、スターマー英首相への退陣圧力が強まった。英政局不安を背景に株安・債券安・通貨安の「トリプル安」となった。
 なお、スターマー英首相はこの日の閣議で、統一地方選の結果に「責任を持つ」とした一方、「約束した変革を実現する責任も負っている」「国民は、我々が政権運営を続けることを期待している」と述べ、改めて続投する意向を表明した。

・ドル円は持ち直した。アジア市場では一時156.78円まで値を下げたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。イラン情勢を巡る不透明感を背景に、原油高・株安・ドル高が進んだほか、米インフレ指標の上振れを受けてドル買いが活発化した。2時前に一時157.76円と日通し高値を更新した。
 ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感も根強く、一本調子で上昇する展開にはならなかった。

・ユーロ円は185.00円を挟んだもみ合いの展開となった。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

・ロンドン株式相場は小反落。スターマー英首相への退陣圧力が強まる中、英政局不安を背景に売りが出た。原油先物相場の上昇も投資家心理の悪化につながった。ただ、ユニリーバやブリティッシュ・アメリカン・タバコなど生活必需品株が買われ、相場を下支えしたため、下値は限定的だった。

・フランクフルト株式相場は反落。戦闘終結へ向けた米国とイランの協議が長引くとの観測が相場の重しとなった。原油先物相場の上昇も投資家心理を冷やし、終日軟調に推移した。個別ではミュンヘン再保険(6.09%安)やインフィニオン・テクノロジーズ(5.91%安)、ザランド(5.57%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は下落。原油先物相場の上昇傾向が続く中、根強いインフレへの警戒感が独国債の重しとなった。

2026/05/13 6:20:43
NYマーケットダイジェスト
(12日終値)
ドル・円相場:1ドル=157.63円(前営業日比△0.44円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.02円(▲0.18円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1739ドル(▲0.0044ドル)
ダウ工業株30種平均:49760.56ドル(△56.09ドル)
ナスダック総合株価指数:26088.20(▲185.93)
10年物米国債利回り:4.46%(△0.05%)
WTI原油先物6月限:1バレル=102.18ドル(△4.11ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4686.7ドル(▲42.0ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
4月米消費者物価指数(CPI)
(前月比)   0.6%      0.9%
(前年同月比) 3.8%      3.3%
エネルギーと食品を除くコア指数
(前月比)   0.4%      0.2%
(前年同月比) 2.8%      2.6%
4月米財政収支
    2150億ドルの赤字  1641億ドルの赤字

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ユーロドルは続落。米労働省が発表した4月米消費者物価指数(CPI)が前年比3.8%上昇と予想の3.7%上昇を上回り、エネルギーと食品を除くコア指数も前年比2.8%上昇と予想の2.7%上昇より強い内容だったことが分かると、米長期金利の指標となる10年債利回りが4.46%台まで上昇。全般ドル買いが優勢となり、0時30分前に一時1.1722ドルと日通し安値を付けた。
 なお、本日の米インフレ統計を受けて、市場参加者からは「米連邦準備理事会(FRB)の年内利下げは困難になった」「コア指数は不快なほどに高水準となった。米政策金利は年末まで据え置かれるだろう」との声が聞かれた。
 米国とイランの戦闘終結へ向けた協議に進展がみられず、中東情勢の不透明感が根強いことから「有事のドル買い」も入りやすい地合いだった。その後の戻りも1.1747ドル付近にとどまった。

・ドル円は続伸。イラン情勢を巡る不透明感を背景に、原油高・株安・ドル高が先行。米インフレ指標の上振れを受けてドル買いが優勢になると、2時前に一時157.76円と日通し高値を更新した。
 ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感も根強く、一本調子で上昇する展開にはならなかった。4時30分過ぎには157.52円付近まで下押しする場面があった。

・ユーロ円は4日ぶりに小反落。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出ず、185.00円を挟んだもみ合いに終始した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら3日続伸。4月米CPIが予想より強い内容となったことで、主力株に売りが先行すると指数は一時400ドル近く下落した。ただ、ディフェンシブ株の一角に買いが入ると徐々に下値を切り上げて、終盤プラス圏に浮上した。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落。前日に史上最高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りなどが出た。

・米国債券相場で長期ゾーンは続落。4月米CPIが予想より強い内容となったことで、債券売りが優勢となった。原油高が続き、物価が高止まりするとの懸念も根強かった。

・原油先物相場は3日続伸。この日もトランプ米大統領は「イランに関して何も急ぐ必要はない」と述べるなど、米・イラン和平交渉の行き詰まりにより原油先物価格は堅調に推移した。終値も102ドル台を維持するなど3日続伸して引けた。

・金先物相場は続落。4月米CPIが前年比で2023年5月以来の高水準を記録するなど、コア指数含め市場予想を上振れる結果となった。米インフレ懸念で米国債の利回りが上昇すると、金利のつかない金先物は上値が重くなり続落して引けた。

2026/05/13 15:45:14
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=157.69円(前営業日NY終値比△0.06円)
ユーロ円:1ユーロ=185.04円(△0.02円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1734ドル(▲0.0005ドル)
日経平均株価:63272.11円(前営業日比△529.54円)
東証株価指数(TOPIX):3919.48(△46.58)
債券先物6月物:128.90円(▲0.26円)
新発10年物国債利回り:2.590%(△0.050%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
       <発表値>    <前回発表値>
3月国際収支速報
経常収支(季節調整前)
    4兆6815億円の黒字 3兆9327億円の黒字
経常収支(季節調整済)
    3兆9006億円の黒字 2兆7015億円の黒字・改
貿易収支
      8305億円の黒字 2676億円の黒字

4月景気ウオッチャー調査
現状判断指数   40.8     42.2
先行き判断指数  39.4     38.7
※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。朝方に157.58円まで下押ししたが売り圧力は強まらず。その後は前日高値157.76円を上抜くも157.78円まで頭打ちとなるなど、方向感を模索する動きとなった。

・ユーロ円は伸び悩み。ドル円に連れて185.16円まで値を上げるも一時的だった。その後はユーロドルが下押した影響を受け、184.94円付近まで下押して早朝に付けた安値184.92円に迫った。

・ユーロドルは小安い。対円でドル買いが進んだ影響から1.1730ドル台で弱含むも、その後の戻りは1.1742ドルに留まり頭が重かった。15時過ぎには1.1725ドルまで下値を広げた。

・日経平均株価は続伸。前日にナスダックが下落して影響から売りが先行するも、その後は好業績銘柄への買いが続いた。また、取引終了後に決算発表を予定しているソフトバンクグループ(SBG)が上昇に転じたことが指数を押し上げた。終値は史上初となる6万3000円台に乗せた。

・債券先物相場は4日続落。前日の欧米債券相場が下落した影響を受けて売りが優勢となり、128円78銭まで下落。売りの勢いが一服すると値を戻す場面も見られたが129円02銭までに留まり、上値重く推移した。新発10年債利回りは、一時2.600%まで上昇して1997年5月以来の高水準を付けた。

2026/05/14 3:25:40
欧州マーケットダイジェスト
(13日終値:14日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=157.92円(13日15時時点比△0.23円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.83円(▲0.21円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1704ドル(▲0.0030ドル)
FTSE100種総合株価指数:10325.35(前営業日比△60.03)
ドイツ株式指数(DAX):24136.81(△181.88)
10年物英国債利回り:5.065%(▲0.036%)
10年物独国債利回り:3.100%(▲0.001%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
4月仏消費者物価指数(CPI)改定値
(前月比)   1.0%       1.0%
(前年比)   2.2%       2.2%
1-3月期ユーロ圏域内総生産(GDP)改定値
(前期比)   0.1%       0.1%
(前年比)   0.8%       0.8%
3月ユーロ圏鉱工業生産
(前月比)   0.2%      0.2%・改
(前年比)  ▲2.1%     ▲0.8%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは下げ渋り。米国とイランの戦闘終結へ向けた協議に進展がみられず、中東情勢の不透明感が根強いことから、WTI原油先物価格が1バレル=103.67ドル前後まで上昇。「有事のドル買い」が入りやすい地合いとなった。日本時間夕刻に一時1.1696ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、200日移動平均線が位置する1.1684ドルがサポーターとして意識されると下げ渋る展開に。4月米卸売物価指数(PPI)が予想を上回ると1.1697ドル付近まで下押しする場面もあったが、1時30分過ぎには1.1718ドル付近まで持ち直した。

・ドル円は強含み。イラン情勢を巡る不透明感を背景に円売り・ドル買いが先行すると、日本時間夕刻に一時157.90円まで値を上げたものの、そのあとは157円台後半でのもみ合いに転じた。
 もっとも、NY市場に入ると4月米卸売物価指数(PPI)の上振れを受けて円売り・ドル買いが優勢に。3時前には一時157.93円と日通し高値を更新した。ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感から円買い・ドル売りも入ったため、一本調子で上昇する展開にはならなかった。

・ユーロ円は下げ渋り。日本時間夕刻に一時184.63円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ユーロドルにつれた動きとなった。

・ロンドン株式相場は反発。イラン情勢を巡る不透明感は根強いものの、リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われ、相場の押し上げ要因となった。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株も堅調だった。半面、レレックスやエクスペリアンなど資本財サービス株が売られた。

・フランクフルト株式相場は反発。買い先行で始まったものの、イラン情勢への懸念から上値は限定的となった。個別ではインフィニオン・テクノロジーズ(10.70%高)やメルク(7.21%高)、スカウト24(5.76%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。

2026/05/14 6:20:50
NYマーケットダイジェスト
(13日終値)
ドル・円相場:1ドル=157.86円(前営業日比△0.23円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.87円(▲0.15円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1711ドル(▲0.0028ドル)
ダウ工業株30種平均:49693.20ドル(▲67.36ドル)
ナスダック総合株価指数:26402.34(△314.14)
10年物米国債利回り:4.47%(△0.01%)
WTI原油先物6月限:1バレル=101.02ドル(▲1.16ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4706.7ドル(△20.0ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
米MBA住宅ローン申請指数
(前週比)   1.7%      ▲4.4%
4月米卸売物価指数(PPI)
(前月比)   1.4%      0.7%・改
(前年比)   6.0%      4.3%・改
食品とエネルギーを除くコア指数
(前月比)   1.0%      0.2%・改
(前年比)   5.2%      4.0%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は3日続伸。米労働省が発表した4月米卸売物価指数(PPI)は前月比1.4%/前年比6.0%と予想の前月比0.5%/前年比4.8%を大幅に上回ったほか、食品とエネルギーを除くコア指数は前月比1.0%/前年比5.2%と予想の前月比0.3%/前年比4.3%より強い内容となった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.5003%前後と昨年6月以来約11カ月ぶりの高水準を記録すると、全般ドル買いが優勢となり、3時前に157.93円と本日高値を付けた。
 ただ、米長期金利が上昇幅を縮小したことや、政府・日銀による為替介入への警戒感から、一本調子で上昇する展開にはならなかった。市場では「政府・日銀が円買い介入を実施したとみられる6日の高値157.94円がレジスタンスとして意識されている」との声も聞かれた。

・ユーロドルは3日続落。前日の4月米消費者物価指数(CPI)に続き、本日の4月米PPIが予想より強い内容だったことを受けて全般ドル買いが先行。21時30分過ぎに一時1.1697ドル付近まで値を下げた。
 ただ、日本時間夕刻に付けた日通し安値1.1696ドルや200日移動平均線が位置する1.1684ドルがサポートとして意識されると下げ渋った。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「米国の労働市場は年初と比べてやや改善した」との述べたものの、物価情勢については「イランとの戦闘によりすでに高水準にあったインフレがさらに悪化している」との認識を示した。

・ユーロ円は小幅ながら続落。21時30分過ぎに一時184.67円付近まで値を下げたものの、日本時間夕刻に付けた日通し安値184.63円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。取引終了間際には184.96円付近まで下値を切り上げた。ユーロドルにつれた動きとなった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落。4月米PPIの上振れを受けて売りが先行すると一時300ドル超下落した。ただ、引けにかけては買い戻しが優勢となり、下げ幅を縮めた。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も最高値を更新した。人工知能(AI)への成長期待が高まる中、半導体関連株が買われた。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日続落。前日の4月米CPIに続き、本日の4月米PPIが予想より強い内容だったことを受けて債券売りが優勢となった。利回りは一時4.5003%前後と昨年6月以来約11カ月ぶりの高水準を付けた。ただ、押し目を拾いたい向きも多く、引けにかけては下げ渋った。

・原油先物相場は4日ぶりに反落。米エネルギー省(EIA)が発表した石油在庫で原油、ガソリンともに大幅な取り崩しとなったことで一時103ドル半ばまで上昇する場面があった。しかし、連日続伸していたこともあり、利食い売りも入り4日ぶりに反落して引けた。

・金先物相場は3日ぶりに反発した。明日始まる米中首脳会談を前に、両大国の関係改善を期待する声が多く、貴金属価格は堅調な動きになった。4月米PPIが市場予想を大幅に上回ったことで、金利のつかない金先物に売りがはいる場面もあったが下値は底堅く反発して引けた。

2026/05/14 15:40:40
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=157.90円(前営業日NY終値比△0.04円)
ユーロ円:1ユーロ=184.91円(△0.04円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1710ドル(▲0.0001ドル)
日経平均株価:62654.05円(前営業日比▲618.06円)
東証株価指数(TOPIX):3879.27(▲40.21)
債券先物6月物:128.69円(▲0.21円)
新発10年物国債利回り:2.630%(△0.045%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
        <発表値>  <前回発表値>
4月マネーストックM2
前年同月比    2.3%      2.0%
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
    1兆6407億円の取得超 2兆4064億円の取得超
対内株式
    1兆4375億円の取得超 3015億円の取得超
対外対内証券売買契約等の状況(前々週)
対外中長期債
    2兆4064億円の取得超 8877億円の処分超
対内株式
      3015億円の取得超 8117億円の取得超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。仲値に絡んだドル買いの動きが公示後も続くと、157.99円まで上昇して先月30日以来の高値を付けた。増日銀審議委員から「できる限り早い段階での利上げが望ましい」など利上げに前向きな発言が伝わると、日銀の6月利上げが意識されて157.54円まで円買いが優勢となったが一時的となり、その後157.90円台まで値を戻した。

・ユーロ円も底堅い。185.05円まで上昇すると、円買いが強まる場面でも下押しを184.58円に留めて185円手前まで買い戻されるなど、ドル円に連れた動きとなった。

・ユーロドルはこう着。手掛かり材料に乏しい中、1.1710ドル台を中心とした狭いもみ合いが継続。本日これまでの値幅はわずか12pips程度に留まっている。米中首脳会談でのイラン問題を含めた内容の詳細を見極めたいとのムードもあるもよう。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反落。前日の米ハイテク株高を手掛かりに取引時間中の過去最高値を更新するも、後場に入ると高値警戒感を背景とする利益確定売りが優勢となった。

・債券先物相場は5営業日続落。原油価格の高止まりを背景としたインフレ懸念が債券相場の重しとなり、売りが先行。増日銀審議委員の利上げに前向きな発言を受けて市場では日銀の6月利上げが意識されると、128円67銭まで下落した。新発10年債利回りは一時2.635%と1997年5月以来の高水準となった。

2026/05/15 3:25:45
欧州マーケットダイジェスト
(14日終値:15日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.19円(14日15時時点比△0.29円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.73円(▲0.18円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1678ドル(▲0.0032ドル)
FTSE100種総合株価指数:10372.93(前営業日比△47.58)
ドイツ株式指数(DAX):24456.26(△319.45)
10年物英国債利回り:4.994%(▲0.071%)
10年物独国債利回り:3.043%(▲0.057%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
3月英国内総生産(GDP)
(前月比)    0.3%     0.4%・改
1-3月期英GDP速報値
(前期比)    0.6%     0.2%・改
(前年同期比)  1.1%      1.0%
3月英鉱工業生産
(前月比)   ▲0.2%     0.3%・改
(前年同月比)  0.0%    ▲0.5%・改
3月英製造業生産指数
(前月比)    1.2%    ▲0.2%・改
3月英商品貿易収支
  272.18億ポンドの赤字 227.99億ポンドの赤字・改
3月英貿易収支
   96.58億ポンドの赤字 53.39億ポンドの赤字・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは軟調。アジア市場では一時1.1722ドルまで値を上げたものの、前日の高値1.1742ドルが目先レジスタンスとして意識されると徐々に上値が重くなった。
 NY市場に入ると、米中首脳会談を巡って両国の関係改善への期待が高まる中、米国株とドルに買いが集まった。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けてドル買いのフローも観測されて、一時1.1671ドルと日通し安値を付けた。

・ドル円は底堅い動き。しばらくは157円台後半でのもみ合いが続いていたが、NYの取引時間帯に入ると強含んだ。米中首脳会談での両国の融和期待を背景に米国株とドルが買われる中、22時30分過ぎに一時158.17円まで値を上げた。
 ただ、そのあとはで一転下落した。政府・日銀が円買い介入を実施したとみられる6日の高値157.94円を上抜けて158円台に乗せたことで介入警戒感が再び高まり、まとまった規模の売りが出たもよう。22時40分過ぎには一時157.32円と日通し安値を付けた。
 もっとも、売り一巡後は急速に買い戻しが進んだ。ロンドン・フィキシングに向けて全般ドル買いが進んだ影響も受けて、一時158.20円と日通し高値を更新した。

・ポンドは全面安の展開。ポンドドルは一時1.3403ドルと日通し安値を付けたほか、ユーロポンドは0.8712ポンドと日通し高値を更新。ポンド円は本日安値となる212.02円まで値を下げた。7日に実施された英統一地方選では与党・労働党が大敗。スターマー英首相の進退を巡り与党の内部分裂が続く中、英政局不安を背景にポンド売りが出やすい地合いとなった。

・ユーロ円はドル円につれた動き。22時30分過ぎに184.86円付近まで上げたものの、そのあとは184.06円の本日安値まで一転下落した。ただ、売り一巡後は184円台後半まで持ち直した。

・ロンドン株式相場は続伸。米中首脳会談を巡って両国の関係改善への期待が高まる中、株買いが優勢となった。ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクター株が買われたほか、コンパス・グループやインターコンチネンタル・ホテルズ・グループなど一般消費財サービスが値上がりした。

・フランクフルト株式相場は続伸。米中首脳会談を巡って両国の関係改善への期待が高まる中、株買いが優勢となった。個別ではインフィニオン・テクノロジーズ(5.76%高)やSAP(3.64%高)、フォルクスワーゲン(2.68%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。

2026/05/15 6:20:41
NYマーケットダイジェスト
(14日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.37円(前営業日比△0.51円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.80円(▲0.07円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1669ドル(▲0.0042ドル)
ダウ工業株30種平均:50063.46ドル(△370.26ドル)
ナスダック総合株価指数:26635.22(△232.88)
10年物米国債利回り:4.48%(△0.01%)
WTI原油先物6月限:1バレル=101.17ドル(△0.15ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4685.3ドル(▲21.4ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
4月米小売売上高
(前月比)    0.5%     1.6%・改
(除く自動車)  0.7%      1.9%
4月米輸入物価指数
(前月比)    1.9%     0.9%・改
前週分の米新規失業保険申請件数
        21.1万件   19.9万件・改
3月米企業在庫
(前月比)    0.9%      0.4%

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は4日続伸。米中首脳会談を巡って両国の関係改善への期待が高まる中、22時30分過ぎに一時158.17円まで値を上げたものの、そのあとは一転下落した。政府・日銀が円買い介入を実施したとみられる6日の高値157.94円を上抜けて158円台に乗せたことで介入警戒感が再び高まり、まとまった規模の売りが出たもよう。22時40分過ぎには一時157.32円と日通し安値を付けた。
 ただ、売り一巡後は再び買いが強まった。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けてドル買いのフローが観測されたほか、米長期金利の指標とされる米10年債利回りが上昇に転じたことでドル買いが優勢となった。5時30分過ぎには一時158.42円と日通し高値を更新した。

・ポンドは英政局の混迷を嫌気した売りが優勢となった。ポンドドルは一時1.3395ドルと日通し安値を付けたほか、ユーロポンドは0.8718ポンドと日通し高値を更新。ポンド円は本日安値となる211.89円まで値を下げた。7日に実施された英統一地方選では与党・労働党が大敗。スターマー英首相に対する辞任圧力が高まる中で、議員と国民に人気のあるバーナム・マンチェスター市長が国政に参加できるよう、英労働党議員が辞職した。バーナム氏が補欠選挙で当選すれば議員に復帰し、党の次期党首候補になる見通しだ。

・ユーロドルは4日続落。米中首脳会談での両国の融和期待を背景に米国株とドルが買われる中、ロンドン・フィキシングに絡んだドル買いのフローも観測されて一時1.1666ドルと日通し安値を付けた。米長期金利が上昇に転じたことも相場の重し。

・ユーロ円は小幅ながら3日続落。22時30分過ぎに184.86円付近まで上げたものの、そのあとは184.06円の本日安値まで一転下落した。ただ、売り一巡後は184円台後半まで下げ渋った。総じてドル円につれた動きとなった。

2026/05/15 6:21:41
NYマーケットダイジェスト
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、2月11日以来約3カ月ぶりの高値となった。米中首脳会談を巡って両国の関係改善への期待が高まる中、株買いが優勢となった。決算内容が好感されたシスコ・システムズが急騰したことで、他のハイテク株にも買いが入った。「米政府は約10社の中国企業に対し、人工知能(AI)向け半導体『H200』の購入を許可した」との報道が伝わり、エヌビディアも堅調に推移した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も最高値を更新した。

・米国債券相場で長期ゾーンは4日続落。利回りは前日に一時4.5003%前後と昨年6月以来約11カ月ぶりの高水準を付けており、本日は押し目買いなどが先行した。ただ、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。インフレへの懸念が根強い中、引けにかけては売りが強まり下げに転じた。

・原油先物相場は小反発。ホルムズ海峡で限定的ながら船舶が航行したとの報道を受け、原油先物は上値の重い展開で始まった。イランメディアが約30隻の船舶が海峡を通過したと報じたほか、中国籍船舶の海峡通過も許可したと伝わると、一時99ドル台半ばまで下押しした。ただ、その後は売りの勢いが徐々に弱まり、100ドル割れでは押し目買い需要も根強く、小幅に反発して取引を終えた。

・金先物相場は反落。原油先物価格の上値が抑えられたことで堅調に推移する場面もあったものの、ドルがポンドを中心にほぼ全面高となると、次第に上値を切り下げる展開となった。引けにかけても軟調地合いが続き、反落して取引を終えた。もっとも、15日まで続くトランプ米大統領の訪中期間中は、台湾に関する声明内容などを見極めたいとの見方が多く、全体として値幅は限られた。

2026/05/15 15:43:46
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=158.61円(前営業日NY終値比△0.24円)
ユーロ円:1ユーロ=184.51円(▲0.29円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1633ドル(▲0.0036ドル)
日経平均株価:61409.29円(前営業日比▲1244.76円)
東証株価指数(TOPIX):3863.97(▲15.30)
債券先物6月物:128.24円(▲0.45円)
新発10年物国債利回り:2.700%(△0.070%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
     <発表値>    <前回発表値>
4月企業物価指数
前月比     2.3%    1.0%・改
前年同月比   4.9%    2.9%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は堅調。前日に上昇した流れを引き継いで始まると、ゴトー(5・10)日の仲値に向けたドル買いにも後押しされた。米10年債利回りが4.53%台まで上昇すると、4月30日以来となる158.64円まで上値を伸ばした。

・ユーロ円は弱含み。ドル円の上げ以上にユーロドルの下げの影響を受けて下押す展開。日経平均の下げ幅拡大も重しとなり、184.49円まで下値を広げた。

・ユーロドルは軟調。前日のドル買いの流れを引き継いで始まると、米長期金利の上昇によるドル買いが重しとなり、4月8日以来となる1.1633ドルまで下落した。

・日経平均株価は続落。前日の米株高の流れを受けて買いが先行するも、本邦の金利上昇による株式の相対的な割高感から売りが優勢となった。下げ幅は一時1700円超に達した。

・債券先物相場は6営業日続落。複数のメディアが「政府が2026年度の補正予算案の編成を検討」と報じたことで、財政拡張的な政策への警戒感から債券は売りが先行。一時127円98銭まで下落した。新発10年債利回りは2.730%まで上昇して1997年5月以来の高水準を付けた。また、5年債利回りは2.000%、30年債利回りは4.010%と、それぞれ過去最高水準を付けた。

2026/05/16 3:25:41
欧州マーケットダイジェスト
(15日終値:16日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.72円(15日15時時点比△0.11円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.55円(△0.04円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1627ドル(▲0.0006ドル)
FTSE100種総合株価指数:10195.37(前営業日比▲177.56)
ドイツ株式指数(DAX):23950.57(▲505.69)
10年物英国債利回り:5.172%(△0.178%)
10年物独国債利回り:3.167%(△0.124%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。日本株や欧州株の下落を背景に円買い・ドル売りが先行すると一時158.30円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。インフレ懸念を背景に米長期金利が上昇すると全般ドル買いが優勢となり、1時前に一時158.75円と日通し高値を更新した。なお、米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.5924%前後と昨年5月以来1年ぶりの高水準を記録した。
 ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感は根強く、159円手前では伸び悩んだ。市場では「50日移動平均線が位置する158.75円や一目均衡表雲の上限158.91円がレジスタンスとして意識されている」との声も聞かれた。

・ユーロドルは頭が重かった。トランプ米大統領と習近平中国国家主席はこの日、2日目の会談を行った。トランプ米大統領は「米中関係は極めて強固だ」と述べ、会談成果を強調したものの、主要政策での進展が見られず、両国の関係改善期待が後退。アジアや欧州株相場が下落する中、為替市場では全般ドル買いが優勢となった。18時30分前に一時1.1617ドルと4月8日以来の安値を付けた。
 20時前には1.1655ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、NY市場に入ると米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出たため、1.1619ドル付近まで押し戻されている。

・ユーロ円は下げ渋り。18時30分前に一時184.18円と本日安値を付けたものの、前日の安値184.06円がサポートとして働くとじりじりと下値を切り上げた。ドル円の持ち直しにつれた買いも入った。

・ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。イラン情勢を巡る不透明感や米中首脳会談の失望感を背景に売りが出た。英政局の混迷を嫌気した売りも出た。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が売られたほか、リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が値下がりした。半面、原油高を背景にBPやシェルなどエネルギー株は買われた。

・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反落。米国とイランの交渉が難航していることが改めて意識される中、原油先物相場が上昇し投資家心理を冷やした。米中首脳会談での成果不足を受け、市場では「失望感」も広がった。個別ではハイデルベルク・マテリアルズ(7.16%安)やシーメンス(5.15%安)、MTUエアロ・エンジンズ(5.04%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は下落。インフレ懸念を背景に、欧州中央銀行(ECB)による利上げ観測が高まると売りが優勢となった。独10年債利回りは一時3.172%前後と2011年5月以来15年ぶりの高水準を付けた。

2026/05/16 6:15:46
NYマーケットダイジェスト
(15日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.74円(前営業日比△0.37円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.54円(▲0.26円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1625ドル(▲0.0044ドル)
ダウ工業株30種平均:49526.17ドル(▲537.29ドル)
ナスダック総合株価指数:26225.14(▲410.08)
10年物米国債利回り:4.59%(△0.11%)
WTI原油先物6月限:1バレル=105.42ドル(△4.25ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4561.9ドル(▲123.4ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
5月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
        19.6        11.0
4月米鉱工業生産
(前月比)   0.7%      ▲0.3%・改
設備稼働率   76.1%      75.7%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は5日続伸。原油高に伴うインフレ懸念を背景に米長期金利が大幅に上昇すると全般ドル買いが優勢となり、5時30分前に一時158.84円と日通し高値を更新した。
 トランプ米大統領と習近平中国国家主席はこの日、2日目の会談を行った。トランプ米大統領は「米中関係は極めて強固だ」と述べ、会談成果を強調したものの、イラン情勢が進展するような手掛かりが得られなかったことから、「有事のドル買い」も入った。
 なお、米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.6023%前後と昨年5月以来1年ぶりの高水準を記録した。
 ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感は根強く、上昇のスピードは緩やかだった。市場では「一目均衡表雲の上限158.91円がレジスタンスとして意識されている」との声も聞かれた。

・ユーロドルは5日続落。20時前に1.1655ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。インフレ懸念を背景に米長期金利が大幅に上昇するとユーロ売り・ドル買いが出て一時1.1617ドルと欧州序盤に付けた日通し安値に面合わせした。

・ユーロ円は4日続落。ただ、NY市場に限れば下値の堅さが目立った。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが出た。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反落。中東での戦闘終結を巡る米国とイランの交渉が進まず、緊張した状態が続く中、WTI原油先物が大幅に上昇。エネルギー高を受けた物価上昇への警戒感から米長期金利が上昇し、投資家心理を冷やした。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落。前日に史上最高値を更新したあとだけに、利食い売りや持ち高調整目的の売りが出た。

・米国債券相場で長期ゾーンは大幅に5日続落。米国とイランの交渉が停滞する中、WTI原油先物が大幅に上昇。インフレへの懸念から債券売りが優勢となった。利回りは一時4.6023%前後と昨年5月以来1年ぶりの高水準を付けた。

・原油先物相場は続伸。米中首脳会談でもホルムズ海峡正常化への道筋は見いだせず、米国とイランの和平交渉を巡る不透明感が改めて意識された。また、トランプ米大統領が「中国が米国産原油の購入に合意した」と述べたことも、原油相場の支援材料となり続伸して引けた。

・金先物相場は大幅に続落。今週発表された米インフレ指標が軒並み市場予想を上回ったことに加え、本日は原油先物価格も上げ幅を拡大した。これを受けて米国のインフレ懸念が一段と高まり、米長期金利は約1年ぶりの高水準まで上昇。金利のつかない金先物は売りが優勢となった。また、ドルがほぼ全面高となったことで、ドル建てで取引される金先物には割高感が生じたことも重しとなった。さらに、米金利上昇を嫌気して、銀やプラチナなど他の貴金属も下げ幅を広げている。

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