
2026/04/13 15:37:51
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.68円(前営業日NY終値比△0.41円)
ユーロ円:1ユーロ=186.63円(▲0.07円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1688ドル(▲0.0035ドル)
日経平均株価:56502.77円(前営業日比▲421.34円)
東証株価指数(TOPIX):3723.01(▲16.84)
債券先物6月物:129.59円(▲0.23円)
新発10年物国債利回り:2.465%(△0.030%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
3月マネーストックM2
前年比 2.0% 1.7%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は強含み。週末に行われた米国とイランの和平交渉は合意に至らなかった。トランプ米大統領がイランへの限定攻撃を検討しているとの報道も伝わるなか、中東情勢の緊迫化を受けて原油先物価格が105ドル台半ばまで急伸するとドル買いが先行。8時過ぎには159.85円まで上昇する場面もあった。もっとも、160.00円手前では上値も重くなり、一巡後は159.50円台まで押し戻された。
・ユーロドルは弱含み。週明け早朝からドル買いが強まった流れに沿って、前週末安値の1.1678ドルを下抜けると一時1.1658ドルまで値を下げた。ただ、一巡後は徐々に下値を切り上げる展開となり、1.1700ドル手前まで買い戻しが入った。
・ユーロ円は下値が堅い。早朝取引で185.89円まで値を下げる場面があったものの、その後はドル円の上昇につれて186.78円まで買い戻しが強まった。
・日経平均株価は反落。中東情勢への懸念からリスク回避目的の売りに押された。他のアジア株式相場が全般さえない動きとなったことも相場の重しとなり、指数は一時700円近く下げる場面も見られた。もっとも、引けにかけては押し目買いに支えられて下げ幅を縮小した。
・債券先物相場は3日続落。先週末の米国とイランの和平協議が合意に至らず、原油高による世界的な金利先高観が意識されて、129円27銭まで売りが先行した。もっとも、一巡後は急ピッチで下げた反動からショートカバーが入った。なお、新発10年物国債利回りは一時2.490%と1997年6月以来の高水準をつける場面があった。
2026/04/14 3:25:52
欧州マーケットダイジェスト
(13日終値:14日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.41円(13日15時時点比▲0.27円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=187.04円(△0.41円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1734ドル(△0.0046ドル)
FTSE100種総合株価指数:10582.96(前営業日比▲17.57)
ドイツ株式指数(DAX):23742.44(▲61.51)
10年物英国債利回り:4.869%(△0.034%)
10年物独国債利回り:3.092%(△0.034%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。しばらくは1.16ドル台後半でのもみ合いが続いていたが、NYの取引時間帯に入ると強含んだ。米政府関係者の話として「米国とイランの協議は続いており、合意に向けて進展している」との報道が伝わったほか、トランプ米大統領が自身のSNSに「昨日、ホルムズ海峡を34隻の船舶が通過した」「閉鎖開始以来、最多の数字」と投稿し、会見では「イラン側から連絡があり、彼らは合意を強く望んでいる」などと発言。WTI原油先物価格が1バレル=98ドル台後半まで急失速し、一時410ドル超下落したダウ平均は上げに転じた。為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となり、2時30分過ぎに一時1.1738ドルと日通し高値を更新した。
・ドル円は上値が重かった。植田和男日銀総裁は信託大会のあいさつ(氷見野副総裁が代読)で「中東情勢の緊迫化を受け、金融市場は不安定な動きが見られる」「中東情勢の影響を注視し、見通し実現確度やリスクを点検」との見解を示した。中東情勢の緊迫した状態が長期化した場合の生産下押しに言及したこともあり、市場では4月利上げ観測が後退した。全般円売りが出やすい地合いとなる中、21時過ぎに一時159.86円と日通し高値を更新した。
ただ、トランプ米大統領がイランとの交渉継続を示唆すると原油先物が上げ幅を縮小し、株高・ドル安が進行。3時過ぎに一時159.35円と週明け早朝取引で付けた日通し安値に面合わせした。
・ユーロ円はしっかり。欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測は高まる一方、日銀の早期利上げ観測はやや後退しており、日欧の金利差拡大を見込んだ円売り・ユーロ買いが出やすい地合いとなった。1時過ぎに一時187.11円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。
ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時215.05円、豪ドル円は113.03円、NZドル円は93.48円、カナダドル円は115.69円、スイスフラン円は203.11円、南アフリカランド円は9.72円まで値を上げた。
・ハンガリーフォリントは急伸。週末に行われたハンガリー総選挙では、中道右派の新興野党「ティサ(尊重と自由)」が大勝し、オルバン政権に終止符が打たれ、16年ぶりの政権交代が実現。市場はこの結果を好感し、同国の株式指数は上昇、ハンガリーフォリントにも買いが集まった。対ユーロでは一時1ユーロ=362フォリント台までフォリント高が進み、2022年2月以来の高値を更新した。
・ロンドン株式相場は小幅ながら3日続落。米国とイランの和平協議が決裂し、中東情勢の緊張が長期化するとの懸念が高まると売りが優勢となった。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が売られたほか、アストラゼネカやヘイリオンなど医薬品株が値下がりした。半面、原油高を背景にBPやシェルなどエネルギー株が買われた。
・フランクフルト株式相場は3日続落。米国とイランの和平協議が決裂し、トランプ米大統領は米軍がホルムズ海峡を封鎖すると表明。エネルギー輸送の停滞が長期化するとの警戒からリスク回避の売りが広がった。
・欧州債券相場は下落。原油高を背景に欧州債には売りが出た。
2026/04/14 6:20:42
NYマーケットダイジェスト
(13日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.45円(前営業日比△0.18円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=187.50円(△0.80円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1759ドル(△0.0036ドル)
ダウ工業株30種平均:48218.25ドル(△301.68ドル)
ナスダック総合株価指数:23183.74(△280.85)
10年物米国債利回り:4.29%(▲0.03%)
WTI原油先物5月限:1バレル=99.08ドル(△2.51ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4767.4ドル(▲20.0ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月米中古住宅販売件数
(前月比) ▲3.6% 2.7%・改
(年率換算件数)398万件 413万件・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは6日続伸。米政府関係者の話として「米国とイランの協議は続いており、合意に向けて進展している」との報道が伝わったほか、トランプ米大統領が自身のSNSに「昨日、ホルムズ海峡を34隻の船舶が通過した」「閉鎖開始以来、最多の数字」と投稿。さらに会見では「イラン側から連絡があり、彼らは合意を強く望んでいる」などと発言した。WTI原油先物価格は1バレル=97ドル台前半まで急失速し、一時410ドル超下落したダウ平均は上げに転じた。為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となり、4時前に一時1.1765ドルと3月2日以来の高値を付けた。
主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.36と3月2日以来の低水準を記録した。
・ドル円は小幅ながら3日続伸。植田和男日銀総裁の発言を受けて、市場では日銀による4月利上げ観測が後退。全般円売りが優勢となり、21時過ぎに一時159.86円と日通し高値を更新した。
ただ、トランプ米大統領がイランとの交渉継続を示唆すると原油先物が失速し、株高・ドル安が進行。この動きに連れて米長期金利の指標とされる米10年債利回りも4.28%台まで低下し、相場の重しとなった。週明け早朝取引で付けた159.35円を下抜けると一時159.29円まで値を下げた。
・ユーロ円は3日続伸。欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測は高まる一方、日銀の早期利上げ観測は後退しており、日欧の金利差拡大を見込んだ円売り・ユーロ買いが出やすい地合いとなった。5時過ぎに一時187.51円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。
ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時215.38円、豪ドル円は113.17円、NZドル円は93.58円、カナダドル円は115.69円、スイスフラン円は203.45円、南アフリカランド円は9.72円まで値を上げた。
2026/04/14 6:21:42
NYマーケットダイジェスト
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。米国とイランの和平協議が決裂し、トランプ米大統領は米軍がホルムズ海峡を封鎖すると表明。エネルギー輸送の停滞が長期化するとの警戒からリスク回避の売りが先行すると一時410ドル超下落した。ただ、トランプ米大統領がイランとの交渉継続を示唆すると、一転買い戻しが優勢となり上げに転じた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は9日続伸し、2月9日以来約2カ月ぶりの高値で取引を終えた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は連日で史上最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反発。トランプ米大統領がイランとの交渉継続を示唆すると、原油先物が失速し、債券には買い戻しが入った。
・原油先物相場は反発。週末の米・イラン和平協議は溝が埋まらず決裂。これに加え、トランプ米大統領がホルムズ海峡を巡る「逆封鎖」に言及したことで供給不安が一気に高まり、週明けの原油先物は窓を開けて急騰。序盤には一時105ドル台半ばまで上値を伸ばした。
もっとも、その後は流れが急転。「イラン当局者が戦争終結に向け、米国側の条件であるウラン濃縮放棄を検討している」との報道が伝わると、過度な地政学リスクへの織り込みが巻き戻され始めた。さらにトランプ米大統領がSNSで、前日にホルムズ海峡を通過した船舶数が閉鎖以降で最大となったと発信。実需面での供給懸念が後退したことで、原油の上昇圧力は急速に剥落した。引け後には、原油先物は97ドル台前半まで押し戻される展開。強気と弱気の材料が交錯し、ヘッドラインに振り回される典型的な乱高下相場となった。
・金先物相場は続落。週末に行われた米・イランの和平協議は溝が埋まらず決裂。これを受けて地政学リスクの長期化が意識される中、原油先物は上昇、インフレ再燃への警戒から米金利も上昇した。結果としてドル買いが優勢となり、金利のつかない金先物には逆風が強まり、早朝から売りが先行した。
ただ、その後は流れが一変。トランプ米大統領がホルムズ海峡の通航量が閉鎖以降で最大規模に達したと発表したほか、米・イラン協議が木曜日にも再開されるとの一部報道が伝わると、供給懸念の後退から原油価格は急速に上げ幅を縮小。これに連れて米金利は低下し、ドル高の勢いが鈍化した。こうした環境の変化を受け、売りに傾いていた金先物市場ではショートカバーが優勢となり、引けにかけては下げ幅を縮小した。
2026/04/14 15:40:52
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.13円(前営業日NY終値比▲0.32円)
ユーロ円:1ユーロ=187.21円(▲0.29円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1764ドル(△0.0005ドル)
日経平均株価:57877.39円(前営業日比△1374.62円)
東証株価指数(TOPIX):3755.27(△32.26)
債券先物6月物:129.99円(△0.40円)
新発10年物国債利回り:2.415%(▲0.050%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
2月鉱工業生産・確報値
前月比 ▲2.0% ▲2.1%
前年比 0.4% 0.3%
2月設備稼働率
前月比 ▲0.1% 2.9%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。米国とイランの和平協議が継続するとの期待から中東の地政学リスクが後退し、原油先物価格は時間外で95ドル台半ばまで下落した。為替市場では「有事のドル買い」の巻き戻しが進み、一時158.96円まで下押し。ただ、一巡後は原油価格が下げ渋ったことに伴い、159.20円台まで下値を切り上げた。
・ユーロドルはもみ合い。全般にドル売りが進んだ影響から一時1.1771ドルまで上昇して、昨日高値の1.1765ドルを上回った。もっとも、積極的に上値を伸ばす展開にはなっておらず、アジア時間は1.1760ドル台を中心とする狭いレンジ取引にとどまっている。
・ユーロ円は弱含み。ドル円の下落につれて円買い・ユーロ売りが進み、一時187.09円まで値を下げた。ただ、15時前にはドル円と同様に187.30円台までやや下げ渋る動きを見せた。
・日経平均株価は大幅反発。米国とイランの和平協議継続への期待から、投資家のリスク志向改善を意識した買いが入った。海外勢からの買いが観測された株価指数先物主導で上値を伸ばし、一時1500円近く上昇。買い一服後も高値圏で底堅く推移した。
・債券先物相場は4営業日ぶりに反発。中東情勢を巡る緊迫化が後退したことで、昨日の米国債券相場が買われた流れを引き継いだ。20年物国債入札が好調な結果と受け止められたことも買いを誘い、一時130円01銭まで上昇した。
2026/04/15 3:25:44
欧州マーケットダイジェスト
(14日終値:15日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.73円(14日15時時点比▲0.40円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=187.23円(△0.02円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1795ドル(△0.0031ドル)
FTSE100種総合株価指数:10609.06(前営業日比△26.10)
ドイツ株式指数(DAX):24044.22(△301.78)
10年物英国債利回り:4.781%(▲0.088%)
10年物独国債利回り:3.024%(▲0.068%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月独卸売物価指数(WPI)
(前月比) 2.7% 0.6%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。「米国とイランの戦闘終結に向けた2回目の協議が今週末にも開催される可能性」「イランは交渉が頓挫することを回避するため、ホルムズ海峡を経由した輸送の休止を検討」との報道が伝わると、WTI原油先物価格が1バレル=91.50ドル前後まで急落し、株高・ドル安が進んだ。NY時間発表の3月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったこともドル売りを促し、24時前に一時1.1811ドルと2月27日以来の高値を更新した。
主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時97.97と3月2日以来の低水準を付けた。
・ドル円は頭が重かった。米国とイランの和平協議進展への期待が台頭する中、原油先物相場が大幅に下落すると、株高・ドル安が進行。米PPIの下振れや原油安を背景に、米長期金利の指標とされる米10年債利回りが4.25%台まで低下したことも相場の重しとなり、23時30分過ぎに一時158.60円と日通し安値を更新した。
なお、ベッセント米財務長官はこの日、「米連邦準備理事会(FRB)の利下げは必要」とこれまでの主張は維持しつつ、「様子を見ることもできる」と述べ、中東情勢の緊迫化を背景に慎重な姿勢を示した。
・ユーロ円は買い先行後、もみ合い。欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測は高まる一方、日銀の早期利上げ観測は後退しており、日欧の金利差拡大を見込んだ円売り・ユーロ買いが出た。日本時間夕刻に一時187.53円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。
ただ、そのあとは187円台前半から半ばでのもみ合いに終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
・ロンドン株式相場は4日ぶりに反発。米国とイランの和平協議進展への期待が台頭する中、原油先物相場が大幅に下落。投資家心理が改善し、買い戻しが入った。ロールス・ロイス・ホールディングスやレレックスなど資本財サービス株が買われたほか、ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクター株が値上がりした。半面、BPやシェルなどエネルギー株が売られた。
・フランクフルト株式相場は4日ぶりに反発。米国とイランが戦闘終結に向けた協議を継続するとの観測が高まる中、株買いが優勢となった。個別ではドイツ銀行(3.82%高)やシーメンス(3.74%高)、インフィニオン・テクノロジーズ(3.55%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。原油安を受けた。
2026/04/15 6:20:43
NYマーケットダイジェスト
(14日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.79円(前営業日比▲0.66円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=187.32円(▲0.18円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1796ドル(△0.0037ドル)
ダウ工業株30種平均:48535.99ドル(△317.74ドル)
ナスダック総合株価指数:23639.09(△455.35)
10年物米国債利回り:4.25%(▲0.04%)
WTI原油先物5月限:1バレル=91.28ドル(▲7.80ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4850.1ドル(△82.7ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月米卸売物価指数(PPI)
(前月比) 0.5% 0.5%・改
(前年比) 4.0% 3.4%
食品とエネルギーを除くコア指数
(前月比) 0.1% 0.3%・改
(前年比) 3.8% 3.8%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは7日続伸。「米国とイランの戦闘終結に向けた2回目の協議が今週末にも開催される可能性」「イランは交渉が頓挫することを回避するため、ホルムズ海峡を経由した輸送の休止を検討」との報道が伝わると、WTI原油先物価格が1バレル=91.06ドル前後まで急落し、株高・ドル安が進行。3月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったこともドル売りを促した。24時前に一時1.1811ドルと2月27日以来の高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時97.97と3月2日以来の低水準を付けた。
なお、トランプ米大統領はニューヨーク・ポストのインタビューで「イランとの戦闘終結に向けた交渉が2日以内にパキスタンで再開する可能性がある」と話した。
・ドル円は4日ぶりに反落。米国とイランの和平協議進展への期待が台頭する中、原油先物相場が大幅に下落すると、株高・ドル安が進行。米PPIの下振れや原油安を背景に、米長期金利の指標とされる米10年債利回りが4.24%台まで低下したことも相場の重しとなり、23時30分過ぎに一時158.60円と日通し安値を更新した。
なお、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長は「米連邦準備理事会(FRB)には利下げをする余地がある」「原油価格の上昇は反転するだろう」などと述べたと伝わった。
・ユーロ円は4日ぶりに小反落。日本時間夕刻に一時187.53円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けたものの、そのあとは187円台前半から半ばでのもみ合いに終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、3月4日以来の高値となった。米国とイランの和平協議進展への期待から、この日も買いが続いた。なお、トランプ米大統領はニューヨーク・ポストのインタビューで「イランとの戦闘終結に向けた交渉が2日以内にパキスタンで再開する可能性がある」と話した。
なお、本日決算を発表した金融大手シティグループは上昇した一方、ウェルズ・ファーゴやJPモルガン・チェースは下落した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は10日続伸し、1月29日以来の高値で取引を終えた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は連日で史上最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。米国とイランの和平協議進展への期待から原油先物相場が大幅に下落すると、インフレ懸念が和らぎ債券に買いが入った。3月米PPIが予想を下回ったことも相場の支援材料。
・原油先物相場は大幅反落。米国とイランの和平交渉の再開の可能性が示唆される中で、トランプ米大統領もパキスタンで「今後2日以内に行われる可能性がある」と言及すると、一時WTI原油先物価格は91ドル前半まで大幅に下落した。なお、国際エネルギー機関は、今年の原油需要見通しを3月の報告から下方修正したが、市場の反応は限られた。
・金先物相場は3日ぶりに反発。米国とイランの和平交渉の再開の可能性が報じられ、WTI原油先物価格が大幅に売られると金先物価格は上昇幅を広げた。また、米労働統計局が発表した3月PPIが市場予想を下振れたことで、ドル安が進んだことも支えになり3日ぶりに反発して引けた。
2026/04/15 15:38:49
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=158.97円(前営業日NY終値比△0.18円)
ユーロ円:1ユーロ=187.45円(△0.13円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1792ドル(▲0.0004ドル)
日経平均株価:58134.24円(前営業日比△256.85円)
東証株価指数(TOPIX):3770.33(△15.06)
債券先物6月物:130.06円(△0.07円)
新発10年物国債利回り:2.405%(▲0.010%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
2月機械受注(船舶・電力除く民需)
前月比 13.6% ▲5.5%
前年比 24.7% 13.7%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は小高い。米国とイランの和平協議に対する期待が高まるなか、日本株が買い先行で始まったことをながめ、投資家のリスク志向改善を意識した買いが入った。5・10日(ゴトー日)の仲値に向けた買いも観測され、一時は159.06円まで上昇。もっとも、朝方に一時87ドル割れまで下落した原油先物価格が91ドル台後半まで値を戻したこともあり、159円台では積極的に上値を試す動きにはならなかった。
・ユーロドルは下げ渋り。ドル円が159円台に乗せたタイミングで1.1779ドルまで下落したものの、その後は1.1800ドル手前まで下値を切り上げた。ここまでの値幅は0.0023ドル程度と1.17ドル後半での狭い値幅内で推移している。
・ユーロ円は小高い。187円台前半の狭いレンジ内推移となったが、日本株高などを支えに一時187.50円まで上昇する場面も見られた。
・日経平均株価は続伸。中東戦争の和平協議に対する期待がこの日も相場を下支えした。株価指数先物主導で指数は一時700円超上昇。もっとも、その後は過去最高値が視野に入ったことで戻り待ちの売りも観測されたため、徐々に上値が重くなった。
・債券先物相場は続伸。朝方こそやや売りに押される場面があったものの、その後は下値を切り上げた。日銀がこの日実施した国債買い入れオペで、売り需要の乏しさが確認されたことも買い戻しを誘った面がある。
2026/04/16 3:26:44
欧州マーケットダイジェスト
(15日終値:16日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.10円(15日15時時点比△0.13円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=187.65円(△0.20円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1795ドル(△0.0003ドル)
FTSE100種総合株価指数:10559.58(前営業日比▲49.48)
ドイツ株式指数(DAX):24066.70(△22.48)
10年物英国債利回り:4.814%(△0.033%)
10年物独国債利回り:3.043%(△0.019%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月仏消費者物価指数(CPI)改定値
(前月比) 1.0% 0.9%
(前年比) 1.7% 1.7%
2月ユーロ圏鉱工業生産
(前月比) 0.4% ▲0.8%・改
(前年比) ▲0.6% ▲0.6%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。「米国とイランは近く、戦闘終結へ向けた再協議を実施する」との報道が伝わり、市場では中東の緊張が緩和に向かうとの期待があるものの、先行き不透明感も根強い。様子見ムードが漂う中、相場は明確な方向感に乏しかった。
日本時間夕刻に一時158.65円と日通し安値を付けたものの、前日の安値158.60円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。21時30分前に159.15円と日通し高値を更新した。その後、片山さつき財務相が日米財務相会談後に「ベッセント米財務長官と為替についてしっかり議論した」「今まで以上に緊密な連絡を取ることで一致した」と明らかにしたほか、「(為替)必要ならば断固たる措置も取る」と改めて表明すると一時158.76円付近まで下押ししたものの、反応は一時的だった。
NY午後に入ると、日銀の早期利上げ観測の後退を背景に全般円売りが目立った。ドル円も一時159.12円付近まで値を戻した。
・ユーロドルは強含み。19時30分過ぎに一時1.1772ドルと日通し安値を更新したものの、前日の安値1.1755ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。0時30分前に1.1808ドルと日通し高値を更新した。ただ、前日の高値1.1811ドルを上抜けることは出来なかった。米イラン和平協議の行方を見極めたいとして相場は大きな方向感が出なかった。今日これまでの値幅は0.0036ドル程度と小さい。
なお、本日発表の4月米ニューヨーク連銀製造業景気指数は予想を上回った一方、3月米輸入物価指数や4月米NAHB住宅市場指数は予想を下回るなど、強弱入り混じる結果となった。
・ユーロ円は底堅い動き。日本時間夕刻に一時187.11円と本日安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ユーロドルの持ち直しにつれた買いが入ったほか、日銀の早期利上げ観測の後退を背景に円売りが優勢になると一時187.70円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。
・ロンドン株式相場は反落。米国とイランの和平協議進展への期待から買いが先行したものの、終盤失速した。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が売られたほか、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が値下がりした。リオ・ティントやグレンコアなど素材株も軟調だった。
・フランクフルト株式相場は小幅ながら続伸。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進むとの観測が引き続き相場を下支えした。ただ、米イラン和平協議の行方を見極めたいとして積極的に上値を追う展開にはならなかった。個別ではブレンターク(2.33%高)やSAP(2.15%高)、ラインメタル(1.92%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は下落。中東情勢を巡る懸念が緩和するとの期待はあるものの投資家は慎重姿勢を崩しておらず、持ち高を傾ける動きは限られた。
2026/04/16 6:20:44
NYマーケットダイジェスト
(15日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.00円(前営業日比△0.21円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=187.60円(△0.28円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1799ドル(△0.0003ドル)
ダウ工業株30種平均:48463.72ドル(▲72.27ドル)
ナスダック総合株価指数:24016.02(△376.94)
10年物米国債利回り:4.28%(△0.03%)
WTI原油先物5月限:1バレル=91.29ドル(△0.01ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4823.6ドル(▲26.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比) 1.8% ▲0.8%
4月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
11.0 ▲0.2
3月米輸入物価指数
(前月比) 0.8% 0.9%・改
4月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
34 38
2月対米証券投資動向
短期債を含む 1845億ドル ▲384億ドル・改
短期債を除く 586億ドル 24億ドル・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。日銀の早期利上げ観測の後退を背景に円売り・ドル買いが優勢になると、21時30分前に一時159.15円と日通し高値を付けた。
片山さつき財務相が日米財務相会談後に「ベッセント米財務長官と為替についてしっかり議論した」「今まで以上に緊密な連絡を取ることで一致した」と明らかにしたほか、「(為替)必要ならば断固たる措置も取る」と改めて表明すると一時158.76円付近まで下押しする場面もあったが、反応は一時的だった。3時過ぎには159.12円付近まで持ち直した。
・ユーロドルは小幅ながら8日続伸。19時30分過ぎに一時1.1772ドルと日通し安値を更新したものの、前日の安値1.1755ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。0時30分前に1.1808ドルと日通し高値を更新した。
ただ、前日の高値1.1811ドルを上抜けることは出来なかった。米イラン和平協議の行方を見極めたいとして積極的に上値を試す展開にはならなかったようだ。今日1日の値幅は0.0036ドル程度と小さかった。
なお、本日発表の4月米ニューヨーク連銀製造業景気指数は予想を上回った一方、3月米輸入物価指数や4月米NAHB住宅市場指数は予想を下回るなど、強弱入り混じる結果となった。
・ユーロ円は反発。片山財務相の円安けん制発言を受けて一時187.34円付近まで値を下げたものの、下押しは限定的だった。3時過ぎには一時187.70円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。
ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は2008年1月以来となる215.91円、豪ドル円は1990年9月以来となる114.11円まで上昇した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに小反落。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進むとの観測が引き続き買いを促し、続伸して始まった。ただ、景気敏感株やディフェンシブ株に持ち高調整の売りが出ると下げに転じた。半面、ハイテク株やソフトウエア株が買われ、相場を下支えした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は11日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。インフレ懸念や米景気の底堅さなどを背景に売りが出た。ただ、米イラン和平協議の行方を見極めたいとして積極的な売買は手控えられた。
・原油先物相場はほぼ横ばい。この日発表された米エネルギー省(EIA)週間石油在庫は、原油在庫が予想に反し取り崩しになり、ガソリン在庫も減少幅が予想を上回ったことで、一時原油先物が買われる場面があった。ただ、米・イランの停戦延長観測が浮上していることもあり、積極的に上値を追いかける勢いはなくほぼ横ばいで取引を終えた。
・金先物相場は反落。米・イランの停戦延長観測が浮上するなかでも、金先物の反応は鈍く反落して引けた。米10年債利回りが上昇基調を強めるなど、FRBをはじめ主要中銀が高金利環境を長期化させるとの見方が重しとなり、上値追いの勢いは削がれた。
2026/04/16 15:43:54
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=158.85円(前営業日NY終値比▲0.15円)
ユーロ円:1ユーロ=187.52円(▲0.08円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1805ドル(△0.0006ドル)
日経平均株価:59518.34円(前営業日比△1384.10円)
東証株価指数(TOPIX):3814.46(△44.13)
債券先物6月物:130.14円(△0.08円)
新発10年物国債利回り:2.400%(▲0.005%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
6962億円の取得超 2兆4809億円の処分超・改
対内株式
3兆9433億円の取得超 2兆9518億円の取得超・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。朝方からやや売りに押される展開となり、三村財務官や片山財務相から円安けん制発言が伝わると一時158.27円まで下落する場面も見られた。ただ、その後は8日安値の157.89円が目先のサポートとして意識される中で買い戻しが入り、日経平均株価が過去最高値を更新する動きも支えに158.90円台まで切り返した。
なお、三村財務官は「(為替について)日米で緊密に連携することで合意」と述べたほか、片山財務相からは「原油動向が為替に波及、高い緊張感を持って市場を注視」「日米財務相会談、為替についても話した」などの見解が伝わった。
・ユーロ円も下値が堅い。ドル円が下値を探ったタイミングでは一時187.11円と前日の安値に面合わせした。もっとも、一巡後はドル円と同様に買い戻しが入って187円台半ばまで値を戻した。
・ユーロドルは上値が重い。対円でドル売りが先行した影響から1.1824ドルまで上昇する場面があったものの、その後は1.1794ドルまで反落した。
・日経平均株価は大幅に3日続伸して、史上最高値を更新した。米国とイランの停戦延長への期待が高まり、投資家心理の改善を促した。海外投機筋からの買いが断続的に入った株価指数先物主導で上値を伸ばし、指数は一時1550円超上昇する場面もあった。
・債券先物相場は3日続伸。昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで売りが先行し、一時129円90銭まで値を下げた。もっとも、片山財務相が「主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議では、利上げが経済に悪影響を及ぼすとして金融政策を様子見とする声が多く聞かれた」と明らかにすると、日銀が4月会合で利上げに動くとの思惑も後退し、国内債には買い戻しが入った。
2026/04/17 3:25:45
欧州マーケットダイジェスト
(16日終値:17日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.25円(16日15時時点比△0.40円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=187.50円(▲0.02円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1773ドル(▲0.0032ドル)
FTSE100種総合株価指数:10589.99(前営業日比△30.41)
ドイツ株式指数(DAX):24154.47(△87.77)
10年物英国債利回り:4.847%(△0.033%)
10年物独国債利回り:3.032%(▲0.011%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月英国内総生産(GDP)
(前月比) 0.5% 0.1%・改
2月英鉱工業生産
(前月比) 0.5% ▲0.1%
(前年同月比)▲0.4% 0.5%・改
2月英製造業生産指数
(前月比) ▲0.1% 0.2%・改
2月英商品貿易収支
187.91億ポンドの赤字 150.77億ポンドの赤字・改
2月英貿易収支
7.20億ポンドの赤字 30.18億ポンドの黒字・改
3月スイス生産者輸入価格
(前月比) 0.2% ▲0.3%
3月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値
(前年比) 2.6% 2.5%
3月ユーロ圏HICPコア改定値
(前年比) 2.3% 2.3%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は強含み。米国とイランの戦闘終結へ向けた再協議の行方に注目が集まる中、原油先物が上げ幅を拡大すると、米国株相場が失速し、為替市場ではドル買いが優勢に。前日の高値159.15円を上抜けて一時159.31円と日通し高値を更新した。WTI原油先物価格は1バレル=95.44ドル前後まで上昇した。
なお、パキスタン外務省報道官の話として「米国とイランの新たな交渉ラウンドのための具体的な日程は未定」との報道が伝わったほか、湾岸アラブ諸国および欧州の当局者らは「米イラン和平合意の最終決定には6カ月かかる可能性がある」との見解を示したと伝わった。
NY時間発表の4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い結果となり、米長期金利が上昇したこともドルの支援材料。
・ユーロドルは弱含み。欧州勢本格参入後はドル買いが先行。「欧州中央銀行(ECB)は今月末の定例理事会で政策金利を据え置く方向に傾いている」と一部報道が伝わったことも相場の重し。NY勢参入後は原油高・株安・ドル高の流れとなり、前日の安値1.1772ドルを下抜けて一時1.1767ドルまで値を下げた。
なお、3月18-19日分のECB理事会議事要旨では「入手されるデータを注視し、どのシナリオが具現化しつつあるかを評価することで、必要に応じた迅速な政策対応が可能となる」としたうえで、「データが悪化シナリオや深刻シナリオの可能性が高まっていることを示唆しない限り、性急な行動を取らないことが重要」との見解が示された。
・ユーロ円はもみ合い。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。欧州時間の安値は187.27円、高値は187.53円で値幅は26銭程度と小さかった。
・ロンドン株式相場は反発。米国とイランの和平協議進展への期待を背景に買いが先行したものの、中東情勢の先行き不透明感から売りも出やすく上値は限られた。ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクター株が買われたほか、BPやシェルなどエネルギー株が値上がりした。半面、ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が売られた。
・フランクフルト株式相場は3日続伸。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進むとの観測が引き続き相場を下支えした。ただ、米イラン和平協議の行方を見極めたいとして積極的に上値を追う展開にはならなかった。個別ではブレンターク(4.14%高)やスカウト24(3.87%高)、SAP(3.49%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が買われた。
2026/04/17 6:20:45
NYマーケットダイジェスト
(16日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.17円(前営業日比△0.17円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=187.50円(▲0.10円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1781ドル(▲0.0018ドル)
ダウ工業株30種平均:48578.72ドル(△115.00ドル)
ナスダック総合株価指数:24102.70(△86.68)
10年物米国債利回り:4.31%(△0.03%)
WTI原油先物5月限:1バレル=94.69ドル(△3.40ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4808.3ドル(▲15.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
26.7 18.1
前週分の米新規失業保険申請件数
20.7万件 21.8万件・改
3月米鉱工業生産
(前月比) ▲0.5% 0.7%・改
設備稼働率 75.7% 76.1%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は小幅ながら続伸。米国とイランの戦闘終結へ向けた再協議の行方に注目が集まる中、WTI原油先物価格が一時1バレル=95.44ドル前後まで上昇すると、為替市場では全般ドル買いが優勢となった。前日の高値159.15円を上抜けると一時159.31円まで上値を伸ばした。4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い結果となったことも相場の支援材料。
なお、パキスタン外務省報道官の話として「米国とイランの新たな交渉ラウンドのための具体的な日程は未定」との報道が伝わったほか、「湾岸アラブ諸国および欧州の当局者らは、米イラン和平合意の最終決定には6カ月かかる可能性があるとの見解を示した」と伝わった。
一方、トランプ米大統領は自身のSNSに「イスラエルとレバノンが10日間の停戦に合意した」と投稿。その後、ホワイトハウスで記者団に対し「イランとの合意見通しは非常に良好」「米イラン協議を今週末に再開する可能性がある」「必要であれば停戦を延長する」などと話した。
・ユーロドルは9日ぶりに反落。欧州時間に「欧州中央銀行(ECB)は今月末の定例理事会で政策金利を据え置く方向に傾いている」と一部報道が伝わり、ユーロ売り・ドル買いが先行した。NY市場では原油高を背景に全般ドル買いが進み、前日の安値1.1772ドルを下抜けて一時1.1767ドルまで値を下げた。
なお、3月18-19日分のECB理事会議事要旨ではエネルギー価格高騰によるインフレ急騰への懸念がユーロ圏で高まる中、当局者らは拙速な利上げに慎重な姿勢を示していたことが分かった。
・ユーロ円は小反落。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。NY時間の安値は187.27円、高値は187.57円で値幅は30銭程度だった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反発。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進むとの期待が相場を下支えしたものの、中東情勢の先行き不透明感から売りも出やすく、指数は下げに転じる場面もあった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は12日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。堅調な米経済指標や原油高などを手掛かりに債券売りが優勢となった。
・原油先物相場は続伸。トランプ米大統領が「イスラエルとレバノンが10日間の停戦で合意」と発表したにもかかわらず、WTI原油先物は反応薄で推移した。しかしその後、「湾岸諸国および欧州当局者は、米国とイランの核合意成立までに約6カ月を要するとの見方を示している」との報道が伝わると、需給逼迫への警戒が意識され、相場は徐々に水準を切り上げた。一時95.44ドル近辺まで上昇し、そのまま続伸して取引を終えた。なお、トランプ大統領は記者団に対し、「イランとの合意は近い」「必要であれば停戦延長もあり得る」「原油価格は想定の半分程度にとどまっている」などと発言したが、これらのコメントに対する市場の反応も限定的にとどまった。
・金先物相場は続落。暫くは前日終値近辺を上下していたが、「湾岸諸国と欧州の当局者らは、米国とイランの核合意に6カ月を要すると見ている」との見解が報じられるとWTI原油先物価格が95ドル前半まで上昇、連れて米10年債利回りも4.31%まで上げ幅を広げた。この動きを嫌気し、金先物は徐々に上値を切り下げる展開になり、続落して引けた。
2026/04/17 15:40:46
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.48円(前営業日NY終値比△0.31円)
ユーロ円:1ユーロ=187.87円(△0.37円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1780ドル(▲0.0001ドル)
日経平均株価:58475.90円(前営業日比▲1042.44円)
東証株価指数(TOPIX):3760.81(▲53.65)
債券先物6月物:129.97円(▲0.17円)
新発10年物国債利回り:2.420%(△0.020%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は強含み。東京仲値に向けた買いが観測されたほか、植田日銀総裁の発言が早期の利上げ観測を高める内容ではなかったと受け止められたことも相場を押し上げた。14時過ぎには159.53円まで上昇する場面も見られた。
なお、植田日銀総裁は「原油価格上昇が交易条件悪化通して景気に下押し圧力」「4月会合では見通し実現の確度やリスク点検しながら政策決めていく」「G7で日銀として金融政策様子見とは発言していない」などの見解を示した。
・ユーロ円も強含み。全般に円売りが進んだ流れに沿って、一時187.95円までユーロ導入来の高値を更新した。朝方には片山財務相から「きわめて高い緊張感をもって市場動向を注視」など円安けん制発言が伝わったが、相場への影響は限られた。
・ユーロドルは小動き。円絡みの取引が中心となり、前日終値の1.1781ドルを挟んだ狭いレンジ内取引に終始した。
・日経平均株価は4営業日ぶりに大幅反落。前日に過去最高値を更新し、6万円の大台にも迫ったことで週末を控えた利益確定目的の売りが出た。後場に入っても戻りの鈍い動きが続き、指数は1000円超下落してこの日の安値で取引を終えた。
・債券先物相場は4営業日ぶりに反落。昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで売りが進み、一時129円87銭まで下押しした。もっとも、日経平均株価が軟調に推移する中で安全資産としての債券需要も意識され、その後は下げ渋る場面も目立った。
2026/04/18 3:25:47
欧州マーケットダイジェスト
(17日終値:18日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.16円(17日15時時点比▲1.32円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=186.56円(▲1.31円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1795ドル(△0.0015ドル)
FTSE100種総合株価指数:10667.63(前営業日比△77.64)
ドイツ株式指数(DAX):24702.24(△547.77)
10年物英国債利回り:4.762%(▲0.085%)
10年物独国債利回り:2.960%(▲0.072%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月ユーロ圏経常収支(季調済)
249億ユーロの黒字 404億ユーロの黒字・改
2月ユーロ圏貿易収支
(季調済)70億ユーロの黒字 128億ユーロの黒字・改
(季調前)115億ユーロの黒字 19億ユーロの赤字
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下落。「米国とイランによる戦闘終結に向けた次回協議は19日にパキスタンで開催される見通し」「イランが濃縮ウランを放棄する見返りに、米国は200億ドルの資産凍結を解除する案を検討」との報道が伝わった。また、アラグチ・イラン外相は「レバノン停戦合意を受けて、ホルムズ海峡は停戦期間中、完全に開放される」と宣言したほか、トランプ米大統領も「ホルムズ海峡は完全に開放される」と表明した。WTI原油先物価格が前日終値比で一時15%安の1バレル=80.56ドル前後まで急落すると、株高・ドル安が急速に進んだ。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが4.22%台まで低下したことも相場の重しとなり、23時30分過ぎに一時157.59円まで値を下げた。
なお、米株式市場でダウ平均は一時1100ドル超上昇したほか、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1330円高の6万0130円まで急伸した。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。アジア時間に付けた本日高値159.53円から2円近く下落した反動が出たほか、3月19日の安値157.51円がサポートとして意識されるとじりじりと下値を切り上げた。2時30分過ぎには158.28円付近まで下げ幅を縮めた。
・ユーロドルは行って来いの展開。米国とイランの和平合意への期待が高まる中、中東関連の報道をきっかけに原油先物価格が急落し、欧米株価は上昇、米長期金利は大幅に低下した。為替市場ではドル売りが優勢となり、22時過ぎに一時1.1849ドルと2月18日以来約2カ月ぶりの高値を付けた。
ただ、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げた。ユーロ円の下落につれた売りが出たほか、週末を控えたポジション調整目的の売りが出て一時1.1785ドル付近まで下押しした。
なお、トランプ米大統領は「イランは米国の支援を受け、すべての機雷を撤去、あるいは撤去中」「イランはホルムズ海峡を二度と閉鎖しないことに同意した」「イランは核開発計画の無制限停止に合意した」と明らかにしたものの、イラン側からの見解は伝わっていない。中東情勢に対する不安感が拭いされていないこともユーロドルの上値を重くしたようだ。
・ユーロ円は大幅安。ドル円の下落をきっかけに円買い・ユーロ売りが優勢になると、24時前に一時186.32円と日通し安値を更新した。アジア時間に187.95円とユーロ導入以来の高値を付けたあとだけに、利食い売りやポジション調整目的の売りも出やすかった。
ユーロ円以外のクロス円も軟調だった。ポンド円は214.01円、豪ドル円は113.50円、NZドル円は93.28円、カナダドル円は115.32円、スイスフラン円は202.54円まで値を下げた。
・ロンドン株式相場は続伸。米国とイランの両サイドから「ホルムズ海峡の開放」が伝わると、原油先物が急落し投資家心理が改善。株を買う動きが広がった。コンパス・グループやインターコンチネンタル・ホテルズ・グループなど一般消費財サービスが買われたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値上がりした。半面、原油安を背景にBPやシェルなどエネルギー株が売られた。
・フランクフルト株式相場は大幅に4日続伸。「米国とイランによる戦闘終結に向けた次回協議は19日にパキスタンで開催される見通し」「イランが濃縮ウランを放棄する見返りに、米国は200億ドルの資産凍結を解除する案を検討」との報道が伝わった。また、米国とイランの両サイドから「ホルムズ海峡の開放」が伝わり、原油価格が急落。投資家のリスク志向が改善し、株買いが広がった。
・欧州債券相場は上昇。原油安を受けた。
2026/04/18 6:15:46
NYマーケットダイジェスト
(17日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.64円(前営業日比▲0.53円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=186.63円(▲0.87円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1765ドル(▲0.0016ドル)
ダウ工業株30種平均:49447.43ドル(△868.71ドル)
ナスダック総合株価指数:24468.48(△365.78)
10年物米国債利回り:4.25%(▲0.06%)
WTI原油先物5月限:1バレル=83.85ドル(▲10.84ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4879.6ドル(△71.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は3営業日ぶりに反落。「米国とイランによる戦闘終結に向けた次回協議は19日にパキスタンで開催される見通し」「イランが濃縮ウランを放棄する見返りに、米国は200億ドルの資産凍結を解除する案を検討」との報道が伝わったほか、アラグチ・イラン外相は「レバノン停戦合意を受けて、ホルムズ海峡は停戦期間中、完全に開放される」と宣言し、トランプ米大統領も「ホルムズ海峡は完全に開放される」と表明した。WTI原油先物価格が前日終値比で一時15%安の1バレル=80.56ドル前後まで急落すると、株高・ドル安が急速に進行。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが4.22%台まで低下したことも相場の重しとなり、23時30分過ぎに一時157.59円まで値を下げた。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。アジア時間に付けた本日高値159.53円から2円近く下落した反動が出たほか、3月19日の安値157.51円がサポートとして意識されるとじりじりと下値を切り上げ、158.64円付近まで値を戻した。
トランプ氏はその後も「イランが核開発計画を無期限で停止することで合意し、米国に凍結されている資金も受け取らない」「戦争終結に向けた合意はほぼまとまっている」「イランはホルムズ海峡を二度と閉鎖しないことで合意した」などと発言したものの、イラン側からの報道は伝わっていない。これまで米国サイドの報道を巡り、修正や撤回が相次いできた経緯もあり、市場にはなお不透明感が残存。その結果、週末を前にドルは全般買い戻される展開となったようだ。
なお、片山さつき財務相は訪問先の米国で記者団に対し、イランのホルムズ海峡の開放表明を受けて円高・ドル安が進んだことについて「これまで投機的な動きがかなりを占めている状況だったため、円高に振れたのは当然」との認識を示した。
・ユーロドルは小幅ながら続落。米国とイランの和平合意への期待が高まる中、中東関連の報道をきっかけに原油先物価格が急落し、米株価は上昇、米長期金利は大幅に低下した。為替市場では全般ドル売りが先行し、22時過ぎに一時1.1849ドルと2月18日以来約2カ月ぶりの高値を付けた。
ただ、買い一巡後は一転下落した。ユーロ円の下落につれた売りが出たほか、週末を控えたポジション調整目的の売りが出て、取引終了間際に一時1.1761ドルと日通し安値を更新した。中東情勢に対する不安感が拭いされていないこともユーロの上値を重くした。
・ユーロ円は続落。ドル円の下落をきっかけに全般円買いが優勢となった。アジア時間に187.95円とユーロ導入以来の高値を付けたあとだけに、利食い売りやポジション調整目的の売りも出て、24時前に一時186.32円と日通し安値を付けた。
ただ、そのあとはドル絡みの取引が中心となったため、狭い範囲内でのもみ合いに終始している。
2026/04/18 6:16:46
NYマーケットダイジェスト
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅続伸し、2月26日以来の高値となった。「米国とイランによる戦闘終結に向けた次回協議は19日にパキスタンで開催される見通し」「イランが濃縮ウランを放棄する見返りに、米国は200億ドルの資産凍結を解除する案を検討」との報道が伝わったほか、米国とイランの両サイドから「ホルムズ海峡の開放」が伝わり、原油先物が急落。投資家のリスク志向が改善し、寄り付きから買いが優勢となった。指数は一時1100ドル超上昇する場面があった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は13日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反発。米国とイランの両サイドから「ホルムズ海峡の開放」が伝わると、WTI原油先物価格が急落。インフレへの懸念が和らぎ債券に買いが入った。
・原油先物相場は大幅に反落。イランのアラグチ外相は、レバノンにおける停戦合意に基づき、「ホルムズ海峡を通過するすべての商船の航行は、停戦期間の残存期間中、完全に開放される」と表明。これを受けて、トランプ米大統領もホルムズ海峡の開放を認めた。この発表を背景に、原油先物は急速に売りが強まり、一時は15%安まで下落し、価格は80ドル台半ばまで急落した。なお、トランプ大統領はその後もSNSでの発信を続けており、「イランは米国の支援を受けてすべての機雷を撤去した、あるいは現在撤去中である」「イランはホルムズ海峡を二度と閉鎖しないことで合意した」などと繰り返し強調している。
・金先物相場は3日ぶりに反発。週末を控え前日終値近辺でもみ合いが続いていたが、イランと米国がともにホルムズ海峡の完全開放を発表すると大きく動意づいた。原油先物が急落すると米長期金利も低下、金利のつかない金先物には買いが集まり一時2%超上昇した。引けにかけては、依然として中東情勢の不透明感が拭いされないこともあり、上げ幅を縮めたが反発して引けた。