
2026/03/30 15:36:49
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.74円(前営業日NY終値比▲0.57円)
ユーロ円:1ユーロ=183.94円(▲0.58円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1515ドル(△0.0006ドル)
日経平均株価:51885.85円(前営業日比▲1487.22円)
東証株価指数(TOPIX):3542.34(▲107.35)
債券先物6月物:130.34円(△0.28円)
新発10年物国債利回り:2.355%(▲0.015%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。WTI原油先物価格が上昇してスタートしたことにつれて一時160.46円と先週末高値の160.41円を上抜ける場面があったが、上値は重かった。三村財務官が「そろそろ断固たる措置が必要となる」などと強めの円安けん制発言をすると一転下落。時間外の米10年債利回りが低下したことも嫌気されるなど、午後の入っても戻りは鈍く一時159.61円まで値を下げた。
・ユーロ円は軟調。財務官の発言で介入警戒感が一段と高まり、円が全面高の展開に。ユーロ円は183.82円まで下落したほか、ポンド円は211.76円、豪ドル円は109.50円、NZドル円は91.52円をまでそれぞれ値を下げている。
・ユーロドルはもみ合い。原油高を嫌気して先週末安値の1.1502ドルを下抜けて1.1488ドルまで下げたが、その後はドル円の下落に伴って1.15ドル台前半まで持ち直している。
・日経平均株価は3日続落。米国のイランへの地上作戦の可能性が浮上したことを受けて地政学リスクの高まりから2800円超下落してスタートした。ただ、一巡後は押し目買いが入り、緩やかながらも下げ幅を縮めた。
・債券先物相場は3営業日ぶりに反発。原油高を背景とするインフレ懸念から129.85円まで売りが先行したが、日本株の大幅下落でリスク回避姿勢が強まると、安全資産とされる債券に買いが入った。
2026/03/31 3:25:39
欧州マーケットダイジェスト
(30日終値:31日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.56円(30日15時時点比▲0.18円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=182.82円(▲1.12円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1457ドル(▲0.0058ドル)
FTSE100種総合株価指数:10127.96(前営業日比△160.61)
ドイツ株式指数(DAX):22562.88(△262.13)
10年物英国債利回り:4.935%(▲0.039%)
10年物独国債利回り:3.035%(▲0.059%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月スイスKOF景気先行指数
96.1 103.8・改
2月英消費者信用残高
19億ポンド 18億ポンド
2月英マネーサプライM4
(前月比) 0.6% ▲0.1%
(前年比) 3.6% 3.0%
3月ユーロ圏消費者信頼感指数
(確定値) ▲16.3 ▲16.3
3月ユーロ圏経済信頼感指数
96.6 98.2・改
3月独消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) 1.1% 0.2%
(前年比) 2.7% 1.9%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは軟調だった。中東情勢の混乱が長期化するとの警戒感を背景に、原油先物価格が底堅く推移。エネルギー高が欧州各国の景気に及ぼす悪影響が懸念され、ユーロ売りが優勢となった。月末・期末が近づく中、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル買いのフローも目立ち、0時30分前には一時1.1443ドルと日通し安値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.61と昨年5月以来の高水準を付けた。
なお、独連邦統計庁が発表した3月独消費者物価指数(CPI)速報値は前年比2.7%上昇と2024年1月以来の伸び率となった。市場では「物価高と景気後退が同時並行するスタグフレーションへの警戒からユーロ売りが出た」との声も聞かれた。
・ドル円は頭が重かった。東京市場では一時160.46円と2024年7月以来の高値を付けたものの、三村財務官が「そろそろ断固たる措置が必要となる」などと述べ、足もとの円安進行を強くけん制すると一転下落した。欧州市場でも円高の流れが継続した。
NY市場に入っても、政府・日銀による為替介入への警戒感から円買い・ドル売りが優勢となり、22時過ぎに一時159.33円と日通し安値を付けた。対欧州・オセアニア通貨中心にドル高が進んだ影響を受けると一時159.64円付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。
なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長はこの日、「FRBの両責務にリスクがある」「政策は様子見に適した良い位置にある」と述べ、市場の一部で浮上している利上げ観測を否定する見解を示した。米長期金利の指標である米10年債利回りは一時4.3225%前後まで大幅に低下した。
・ユーロ円は下落。政府・日銀による為替介入への警戒感が高まる中、全般円買いが進行。ユーロドルの下落につれた売りも出ると一時182.59円と日通し安値を更新した。
・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。トランプ米大統領の発言を受けて、米国とイランの停戦協議が進展するとの期待が高まると、株買いが優勢となった。ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が買われたほか、アストラゼネカやヘイリオンなど医薬品株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発。トランプ米大統領の発言を受けて、米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進んでいるとの期待が高まり、軍事衝突が激化するとの警戒が和らいだ。個別ではRWE(3.29%高)やスカウト24(3.24%高)、SAP(3.13%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。
2026/03/31 6:20:47
NYマーケットダイジェスト
(30日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.71円(前営業日比▲0.60円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.10円(▲1.42円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1465ドル(▲0.0044ドル)
ダウ工業株30種平均:45216.14ドル(△49.50ドル)
ナスダック総合株価指数:20794.64(▲153.72)
10年物米国債利回り:4.35%(▲0.08%)
WTI原油先物5月限:1バレル=102.88ドル(△3.24ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4557.5ドル(△33.2ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は5日ぶりに反落。三村淳財務官はこの日、「そろそろ断固たる措置が必要となる」などと述べ、足もとの円安進行を強くけん制。政府・日銀による為替介入への警戒感が拡大し、全般円買いが優勢となった。欧米市場に入っても円高の流れが継続し、22時過ぎに一時159.33円と日通し安値を付けた。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。中東情勢の混乱が長期化するとの懸念が根強い中、原油先物相場が底堅く推移。対欧州・オセアニア通貨中心にドル高が進んだ影響を受けて、一時159.74円付近まで下げ幅を縮めた。WTI原油先物価格はイラン戦争が始まって以来、初めて1バレル=100ドルを超えて取引を終えた。
なお、片山さつき財務相は主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁・エネルギー担当相会議後、「原油先物市場の変動が為替市場に波及している」とし、「非常に高い緊張感を持って市場を注視している」などと述べた。また、原油先物相場への介入案に関しては「特定の問題について話し合ったとか、合意されたとか、そういうことはない」と話した。
・ユーロドルは5日続落。トランプ米大統領が自身のSNSに「イランと真剣な協議を行っており、大きな進展があった」と投稿したことで、米国とイランの停戦協議が進展するとの期待が高まる場面もあった。ただ、イラン側がこの発言を否定したことで、原油先物は上昇し、一時450ドル超上昇したダウ平均は下げに転じた。為替市場では「有事のドル買い」が優勢となり、0時30分前に一時1.1443ドルと日通し安値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.61と昨年5月以来の高水準を付けた。
なお、イラン外務省は「戦争が始まって以来、米国とのいかなる交渉も行っていない」と表明。WTI原油先物価格は通常取引終了後に一時105.36ドル前後まで上値を伸ばした。
・ユーロ円は大幅に反落。政府・日銀による為替介入への警戒感が高まる中、全般円買いが進行。ユーロドルの下落につれた売りも相場の重しとなり、1時30分過ぎに一時182.59円と日通し安値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発。トランプ米大統領が自身のSNSに「イランと真剣な協議を行っており、大きな進展があった」と投稿すると、米国とイランの停戦協議が進展するとの期待から買いが先行。一時450ドル超上昇した。
ただ、イラン側はこの発言を否定。原油先物相場が底堅く推移する中、次第に売りが強まると下げに転じる場面があった。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落し、昨年8月1日以来の安値で取引を終えた。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)やブロードコム、パランティア・テクノロジーズが下落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反発。物価高による経済への悪影響を懸念した買いが優勢となった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が「政策は様子見に適した良い位置にある」と述べ、市場の一部で浮上している利上げ観測を否定したことも債券買いを促した。
・原油先物相場は続伸。NY原油先物はイラン戦争が始まって以来、初めて終値が100ドルを超えて取引を終えている。
中東紛争の長期化懸念を背景に原油買いが加速した。米・イランの停戦合意への楽観ムードは広がらず、イランとイスラエルの交戦は続いている。トランプ米大統領はイランとの停戦協議の進展を強調しつつも、イランがホルムズ海峡の封鎖を解除しなければ、イラン国内の全ての発電所、油田、カーグ島を完全に破壊すると表明した。
・金先物相場は続伸。米・イランの停戦期待は高まらず、戦争の長期化懸念が根強く、安全資産の金に買いが入った。米長期金利が低下したことも金利を生まない金の買いを後押した。
2026/03/31 15:36:40
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.60円(前営業日NY終値比▲0.11円)
ユーロ円:1ユーロ=182.96円(▲0.14円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1464ドル(▲0.0001ドル)
日経平均株価:51063.72円(前営業日比▲822.13円)
東証株価指数(TOPIX):3497.86(▲44.48)
債券先物6月物:130.31円(▲0.03円)
新発10年物国債利回り:2.355%(横ばい)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年同月比 1.7% 1.8%
2月完全失業率
2.6% 2.7%
2月有効求人倍率
1.19倍 1.18倍
2月鉱工業生産・速報値
前月比 ▲2.1% 4.3%
前年同月比 0.3% 0.7%
2月商業販売統計速報(小売業販売額)
前年同月比 ▲0.2% 1.8%
2月新設住宅着工戸数
前年同月比 ▲4.9% ▲0.4%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は頭が重い。WTI原油先物価格が時間外で上昇したことを背景に買いが先行。四半期末に絡んだ本邦実需勢の買いも観測され、一時159.97円まで値を上げた。ただ、「トランプ米大統領はホルムズ海峡封鎖解除がなくても戦争終結の準備をしている」とWSJ紙が報じると原油価格が一転下落。ドル円もつれる形で159.49円まで押し戻されている。
・ユーロ円も頭が重い。総じてドル円につれる展開となり、序盤に一時183.58円まで値を上げたものの、その後は182.83円まで伸び悩んだ。
・ユーロドルは方向感がない。原油高が嫌気され一時1.1448ドルまで売りが先行したが、昨日安値の1.1443ドルが目先のサポートとして意識されると、原油の失速とともに1.1491ドルまで切り返した。一方で、欧州勢の本格参入を前に上値も限られた。
・日経平均株価は4日続落。中東情勢を巡る不透明感が払しょくされず、原油相場の高止まりが投資家心理を冷やした。昨日の米ハイテク株安も売りに拍車をかけ、指数は一時1300円近く下落した。
・債券先物相場は反落。原油高により本邦のインフレが懸念されて130.19円まで売りが先行したが、日本株安を受けて一巡後は買い戻しが入った。
2026/04/01 3:25:50
欧州マーケットダイジェスト
(31日終値:1日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.95円(31日15時時点比▲0.65円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.42円(△0.46円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1539ドル(△0.0075ドル)
FTSE100種総合株価指数:10176.45(前営業日比△48.49)
ドイツ株式指数(DAX):22680.04(△117.16)
10年物英国債利回り:4.916%(▲0.019%)
10年物独国債利回り:3.004%(▲0.031%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月独輸入物価指数
(前月比) 0.3% 1.1%
(前年比) ▲2.3% ▲2.3%
2月独小売売上高
(前月比) ▲0.6% ▲1.1%・改
(前年比) 0.6% 0.6%・改
3月英ネーションワイド住宅価格
(前月比) 0.9% 0.3%
10-12月期英国内総生産(GDP)改定値
(前期比) 0.1% 0.1%
(前年同期比) 1.0% 1.0%
10-12月期英経常収支
184億ポンドの赤字 107億ポンドの赤字・改
2月仏消費支出
(前月比) ▲1.4% 0.4%・改
3月仏消費者物価指数(CPI)速報値
(前月比) 0.9% 0.6%
(前年比) 1.7% 0.9%
2月仏卸売物価指数(PPI)
(前月比) ▲0.2% 0.5%
3月独雇用統計
失業率 6.3% 6.3%
失業者数変化 0.00万人 0.10万人
3月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
(前年比) 2.5% 1.9%
3月ユーロ圏HICPコア速報値
(前年比) 2.3% 2.4%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は軟調。「トランプ米大統領は側近らに対し、ホルムズ海峡の大部分が封鎖されたままでも、イランに対する米軍の軍事作戦を終了させる意向を示した」との報道を受けて、米国とイランの紛争終結期待が高まると、足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きが広がった。市場では「月末・期末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円買いのフローが観測された」との声も聞かれ、前日の安値159.33円を下抜けると一時158.90円まで値を下げた。
フィキシング通過後は159円台前半まで下げ渋る場面もあったが、ペゼシュキアン・イラン大統領の「保証があれば戦争を終わらせる準備ができている」との発言を受けて、原油安・株高・ドル安の様相が強まると、158.75円まで下げ幅を広げた。
・ユーロドルは底堅い動き。トランプ米大統領の発言を受けて、中東紛争の長期化懸念が後退すると、投資家心理が改善し、欧米株価が上昇。為替市場ではドル売りが優勢となった。「ペゼシュキアン・イラン大統領は米国・イスラエルとの交戦について早期終結に前向きな姿勢を示した」との報道が伝わると、WTI原油先物価格が1バレル=99.62ドル前後まで急落し、ダウ平均が一時1000ドル超上昇。為替市場ではドル売りが加速した。1時30分過ぎには一時1.1559ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.87まで低下した。
・ユーロ円は底堅い動き。ドル円の下落につれた売りが出たものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時183.65円と日通し高値を更新した。ロンドン・フィキシングに絡んだ円買いのフローが観測されると一時183.08円付近まで下げたものの、下押しは限定的だった。
・ロンドン株式相場は続伸。トランプ米大統領の発言を受けて、米国とイランの紛争終結期待が高まる中、買いが優勢となった。リオ・ティントやグレンコアなど素材株が買われたほか、ロールス・ロイス・ホールディングスやBAEシステムズなど資本財サービス株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は続伸。トランプ米大統領の発言を受けて、米国がイランでの軍事作戦を早期に終了させる可能性が意識されると株買いが広がった。個別ではMTUエアロ・エンジンズ(3.89%高)やラインメタル(2.48%高)、アディダス(2.24%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。中東情勢の緊張緩和期待が高まる中、原油先物相場が失速するとインフレ再燃への懸念が和らいだ。
2026/04/01 6:20:40
NYマーケットダイジェスト
(31日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.72円(前営業日比▲0.99円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.38円(△0.28円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1553ドル(△0.0088ドル)
ダウ工業株30種平均:46341.51ドル(△1125.37ドル)
ナスダック総合株価指数:21590.63(△795.99)
10年物米国債利回り:4.32%(▲0.03%)
WTI原油先物5月限:1バレル=101.38ドル(▲1.50ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4678.6ドル(△121.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
1月米住宅価格指数
(前月比) 0.1% 0.3%・改
1月米ケース・シラー住宅価格指数
(前年比) 1.2% 1.4%
3月米シカゴ購買部協会景気指数
52.8 57.7
3月米消費者信頼感指数
91.8 91.0・改
2月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数
688.2万件 724.0万件
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は続落。アジア時間に伝わった「トランプ米大統領は側近らに対し、ホルムズ海峡の大部分が封鎖されたままでも、イランに対する米軍の軍事作戦を終了させる意向を示した」との報道を受けて、米国とイランの紛争終結期待が高まった。足もとで進んでいた「有事のドル買い」を巻き戻す動きがNY市場でも進んだ。月末・期末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円買いのフローが観測されると、前日の安値159.33円を下抜けて一時158.90円まで値を下げた。
フィキシング通過後は159円台前半まで下げ渋る場面もあったが、「ペゼシュキアン・イラン大統領は『保証があれば戦争を終わらせる準備ができている』との考えを示した」との報道をきっかけに、原油安・株高・ドル安の様相が強まると、158.66円まで下げ幅を広げた。市場では「米政権が想定している4-6週間というタイムラインを超えて紛争を長期化させない」との観測が広がっている。
・ユーロドルは6日ぶりに反発。トランプ米大統領の発言を受けて、中東紛争の長期化懸念が後退すると、原油安・株高・ドル安が進んだ。「ペゼシュキアン・イラン大統領は米国・イスラエルとの交戦について早期終結に前向きな姿勢を示した」との報道が伝わると、WTI原油先物価格が1バレル=99.62ドル前後まで急落し、ダウ平均が1100ドル超上昇。為替市場ではドル売りが加速した。5時過ぎには一時1.1563ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.81まで低下した。
・ユーロ円は反発。ドル円の下落につれた売りが出たものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時183.65円と日通し高値を更新した。ロンドン・フィキシングに絡んだ円買いのフローが観測されると一時183.08円付近まで下げたものの、下押しは限定的だった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続伸。トランプ米大統領の発言を受けて、市場では「米政権が想定している4-6週間というタイムラインを超えて紛争を長期化させない」との観測が広がり、投資家心理が上向いた。ペゼシュキアン・イラン大統領が紛争の早期終結に前向きな姿勢を示唆したとの報道が伝わると、上げ幅を大きく拡大した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに大幅反発。
・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。米国・イスラエルとイランの戦闘終結に対する期待が高まると、WTI原油先物価格が下落。原油高によるインフレ再燃への懸念が和らぎ、米国債に買いが入った。
・原油先物相場は4日ぶりに反落。トランプ米大統領がホルムズ海峡の大部分が封鎖されたままでも、イランに対する軍事作戦を終了させる意向を側近に伝えたと報じられ、ペゼシュキアン・イラン大統領の「保証があれば戦争を終わらせる準備ができている」との発言が伝わったことで、戦争終結への期待感が高まり下落して取引を終えた。
・金先物相場は3日続伸。米・イラン両国の大統領が戦争終結の用意があることが伝わり、米長期金利が低下し、為替相場でドル安が進んだことを受けて金は買いが優勢となった。
2026/04/01 15:39:41
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=158.67円(前営業日NY終値比▲0.05円)
ユーロ円:1ユーロ=183.50円(△0.12円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1569ドル(△0.0016ドル)
日経平均株価:53739.68円(前営業日比△2675.96円)
東証株価指数(TOPIX):3670.90(△173.04)
債券先物6月物:130.87円(△0.56円)
新発10年物国債利回り:2.300%(▲0.055%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)<発表値> <前回発表値>
日銀・企業短期経済観測調査(短観、3月調査)
大企業製造業の業況判断指数(DI)
17 15
大企業非製造業の業況判断指数(DI)
36 34
大企業製造業DI 6月見込み
14 15
大企業非製造業DI 6月見込み
29 28
大企業全産業設備投資
前年度比 3.3% 12.6%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。中東紛争の早期終結期待が高まるなか、有事のドル買いの巻き戻しが先行し一時158.45円まで値を下げた。期初の仲値に向けた買いが観測されたことで159.01円まで反発したが戻りは限定的。再びドル売りが強まると15時過ぎには158.33円まで下値を広げた。
・ユーロ円はもみ合い。ドル円とユーロドルの値動きの影響を受けたため183.60円を挟んで上下に触れる程度で方向感がなかった。
・ユーロドルは強含み。中東情勢の緊迫化が緩和したことで全般ドル売りが強まった流れに沿った。15時過ぎには一時1.1593ドルまで上値を伸ばした。
・日経平均株価は5営業日ぶりに反発。米国とイランの戦闘が近く終結に向かうとの期待感から買いが広がった。引けにかけて上げ幅を拡大し、上げ幅は歴代4位の大きさとなった。
・債券先物相場は反発。イラン戦争の終結期待を背景に債券買いが強まった。日銀短観が予想より強い内容となった事で伸び悩む場面があったが、下値は堅かった。
2026/04/02 3:25:49
欧州マーケットダイジェスト
(1日終値:2日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.71円(1日15時時点比△0.04円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.93円(△0.43円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1593ドル(△0.0024ドル)
FTSE100種総合株価指数:10364.79(前営業日比△188.34)
ドイツ株式指数(DAX):23298.89(△618.85)
10年物英国債利回り:4.830%(▲0.086%)
10年物独国債利回り:2.986%(▲0.018%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月スイス小売売上高
(前年同月比) 0.9% ▲0.6%・改
3月スイス製造業PMI
53.3 47.4
3月仏製造業PMI改定値
50.0 50.2
3月独製造業PMI改定値
52.2 51.7
3月ユーロ圏製造業PMI改定値
51.6 51.4
3月英製造業PMI改定値
51.0 51.4
2月ユーロ圏失業率
6.2% 6.1%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは強含み。トランプ米大統領が自身のSNSに「イランの新たな指導者が米国に停戦を求めてきた」と投稿。また、一部通信社とのインタビューでは「かなり早くイランから引き揚げる」との考えを示した。米国とイランの紛争終結期待が高まると、「有事のドル買い」を巻き戻す動きが広がった。原油先物相場の下落や欧州株相場の上昇もユーロ買い・ドル売りを促し、24時頃に一時1.1627ドルと日通し高値を更新した。
ただ、停戦を巡る不透明感も根強く、3時過ぎには1.1588ドル付近まで伸び悩んだ。イラン外務省報道官は「イランが停戦を要請したとするトランプ米大統領の発言は虚偽で根拠がない」と話したほか、アラグチ・イラン外相は「ホルムズ海峡の将来はイランとオマーンだけが決める」と述べたと伝わった。
・ドル円はもみ合い。中東情勢の緩和期待を背景にドル売りが出た半面、本日発表の3月ADP全米雇用報告や2月米小売売上高、3月米ISM製造業景況指数が軒並み予想を上回ったことを手掛かりにドル買いが入ったため、相場は大きな方向感が出なかった。日本時間2日10時に予定されているトランプ米大統領のイラン情勢に関する演説に注目が集まる中、積極的な売買が手控えられた面もあった。
・ユーロ円は底堅い動き。ホルムズ海峡を巡る不透明感は残るものの、中東での戦闘終結への期待感が広がる中、世界的な株高を受けて円売り・ユーロ買いが優勢となった。ユーロドルの上昇につれた買いも入り、24時前に一時184.25円と日通し高値を更新した。
・ロンドン株式相場は3日続伸。ホルムズ海峡を巡る不透明感は残るものの、米国とイランの軍事衝突が近く収束するとの期待から、前日の米国株や本日のアジア株が大幅に上昇。英株にも買いが波及した。ロールス・ロイス・ホールディングスやBAEシステムズなど資本財サービス株が買われたほか、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値上がりした。
・フランクフルト株式相場は大幅に3日続伸。トランプ米大統領の発言を受けて、米国がイランでの軍事作戦を早期に終了させる可能性が意識されると株買いが膨らんだ。個別ではラインメタル(9.48%高)やシーメンス・エナジー(6.99%高)、インフィニオン・テクノロジーズ(5.66%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。中東での軍事衝突が終結に向かうとの観測が高まる中、原油先物相場が下落すると債券買いが広がった。
2026/04/02 6:20:49
NYマーケットダイジェスト
(1日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.82円(前営業日比△0.10円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.01円(△0.63円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1589ドル(△0.0036ドル)
ダウ工業株30種平均:46565.74ドル(△224.23ドル)
ナスダック総合株価指数:21840.95(△250.32)
10年物米国債利回り:4.32%(横ばい)
WTI原油先物5月限:1バレル=100.12ドル(▲1.26ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4813.1ドル(△134.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月ADP全米雇用報告
6.2万人 6.6万人・改
2月米小売売上高
(前月比) 0.6% ▲0.1%・改
(除く自動車) 0.5% 0.0%
3月米製造業PMI改定値
52.3 52.4
3月米ISM製造業景況指数
52.7 52.4
1月米企業在庫
(前月比) ▲0.1% 0.0%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは続伸。トランプ米大統領が自身のSNSに「イランの新たな指導者が米国に停戦を求めてきた」と投稿したほか、一部通信社とのインタビューで「かなり早くイランから引き揚げる」との考えを示すと、米国とイランの紛争終結期待が高まった。原油先物相場は下落し、米国株相場は上昇。為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となった。24時頃には一時1.1627ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.30まで低下した。
ただ、停戦を巡る不透明感は根強く、4時過ぎには1.1577ドル付近まで押し戻された。イラン外務省報道官は「イランが停戦を要請したとするトランプ米大統領の発言は虚偽で根拠がない」と話したほか、アラグチ・イラン外相は「ホルムズ海峡の将来はイランとオマーンだけが決める」などと述べたと伝わった。
・ドル円は3日ぶりに小反発。中東情勢の緩和期待を背景にドル売りが出た半面、本日発表の3月ADP全米雇用報告や2月米小売売上高、3月米ISM製造業景況指数が軒並み予想を上回ったことを手掛かりにドル買いが入った。大きな方向感は出なかったものの、4時30分前には158.95円付近まで買われ、アジア時間に付けた日通し高値159.01円に迫った。
なお、市場では日本時間2日10時に予定されているトランプ米大統領のイラン情勢に関する演説に注目が集まっている。トランプ氏は演説で、イランでの軍事的成果を国民にアピールし、軍事作戦が2-3週間以内に終了する可能性を強調する見通しだ。
・ユーロ円は続伸。ホルムズ海峡を巡る不透明感は残るものの、中東での戦闘終結への期待感が広がる中、世界的な株高を受けて円売り・ユーロ買いが優勢となった。ユーロドルの上昇につれた買いも入り、24時前に一時184.25円と日通し高値を更新した。そのあとはユーロドルの伸び悩みにつれた売りが出て183.81円付近まで下押しした。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸。米国とイランの軍事衝突が近く収束するとの期待から、買いが優勢となった。市場では「中東情勢を巡る不透明感は残るものの、投資家のリスク回避姿勢は後退している」との声が聞かれる中、指数は一時460ドル超上昇した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。欧州債相場が上昇すると、米国債にも買いが波及したものの、この日発表の3月ADP全米雇用報告や2月米小売売上高、3月米ISM製造業景況指数が予想よりも強い内容だったことが分かると売りに押された。
・原油先物相場は続落。トランプ米大統領がイランへの軍事作戦を早期終結する可能性を示唆したことが売りを後押した。
トランプ米大統領は自身のSNSに「イランの新たな指導者が米国に停戦を求めてきた」と投稿した。一方で、米軍はイラン内陸部の地下軍事施設に精密誘導弾を投下するなど、爆撃を続けており、停戦をめぐる不透明感は払しょくされず、原油相場は引き続き値幅を伴う神経質な動きが続いている。
・金先物相場は続伸。中心限月の清算値ベースで約2週間ぶりの高値となった。前日に続き、この日も米・イランの終戦期待が広がった。原油高と「有事のドル買い」に巻き戻しが入り、ドル建ての金は買いが優勢となった。また、中東紛争が収まれば、米利下げ期待が再燃するとの思惑も金の買いを後押した。
2026/04/02 15:40:42
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.42円(前営業日NY終値比△0.60円)
ユーロ円:1ユーロ=183.72円(▲0.29円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1526ドル(▲0.0063ドル)
日経平均株価:52463.27円(前営業日比▲1276.41円)
東証株価指数(TOPIX):3611.67(▲59.23)
債券先物6月物:130.19円(▲0.68円)
新発10年物国債利回り:2.385%(△0.085%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)<発表値> <前回発表値>
3月マネタリーベース
前年同月比 ▲11.6% ▲10.6%
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
9454億円の処分超 6351億円の処分超・改
対内株式
4兆4481億円の処分超 2兆5110億円の処分超・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は買い優勢。158.70円を挟んだもみ合いが続いていたが、トランプ米大統領が演説で対イラン戦が終わりに近づいていると言及しつつも、「今後2-3週間でイランに極めて厳しい打撃を与える」「合意が成立しなければイランの発電所にも攻撃する」と発言すると、中東情勢の緊張感が一気に高まった。原油先物価格が急騰し、500円超上昇していた日経平均株価は一転下落、米長期金利は上昇し、為替市場では有事のドル買いが活発化。ドル円は一時159.48円まで買い上げられ、その後も高値圏を維持した。
・ユーロドルは売り優勢。米大統領の発言で有事のドル買いが強まり、ドルが全面高の展開となった。ユーロドルは1.1515ドルまで下落したほか、ポンドドルは1.3202ドル、豪ドル米ドルは0.6866米ドルまでそれぞれ下げている。
・ユーロ円は上値が重い。ドル円が上昇した半面、ユーロドルが下落したためユーロ円自体はしばらく183円台後半を中心に方向感を欠いていた。ただ、東京終盤に入るとユーロドルの下落につれる形で183.50円まで値を下げている。
・日経平均株価は大幅反落。米イランの戦争が早期に終結するとの期待感から520円近く上昇したが、米大統領の発言で一転して売りが優勢に。東京終盤には一時1400円超安まで売り込まれた。
・債券先物相場は反落。トランプ米大統領の演説を受けて、時間外のWTI原油先物が上昇。インフレ懸念から債券は売りが優勢となると一時130.10円まで下げ足を速めた。
2026/04/03 3:25:42
欧州マーケットダイジェスト
(2日終値:3日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.59円(2日15時時点比△0.17円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.10円(△0.38円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1538ドル(△0.0012ドル)
FTSE100種総合株価指数:10436.29(前営業日比△71.50)
ドイツ株式指数(DAX):23168.08(▲130.81)
10年物英国債利回り:4.833%(△0.003%)
10年物独国債利回り:2.992%(△0.006%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月スイス消費者物価指数(CPI)
(前月比) 0.2% 0.6%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは下げ渋り。トランプ米大統領の演説を受けて、イランとの軍事衝突が激化するとの懸念が高まると、WTI原油先物価格が1バレル=113.97ドル前後まで急騰。欧州株相場は軟調に推移し、為替市場では「有事のドル買い」が優勢となった。20時過ぎには一時1.1509ドルと日通し安値を更新した。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。「イランはホルムズ海峡の通航を監視するため、オマーンと協定案を策定している」「これらの要件は制限を課すものではなく、通過する船舶に安全な航行を確保し、より良い状況を提供することを目的としている」との報道が伝わると、WTI原油先物が106ドル台半ばまで失速し、一時660ドル超下落したダウ平均は上げに転じた。為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢となり、23時30分過ぎに1.1564ドル付近まで持ち直した。もっとも、WTI原油先物が再び強含むとユーロドルの上値も重くなった。
・ドル円は伸び悩み。米国とイランの紛争終結期待が後退する中、原油先物相場は急騰し、欧州株相場は下落、為替市場では「有事のドル買い」が優勢となった。20時30分前には一時159.74円と日通し高値を更新した。
ただ、買い一巡後は伸び悩んだ。ホルムズ海峡再開期待を背景にWTI原油先物が失速し、米国株が底堅く推移すると全般ドル売りが優勢となり、24時前には159.24円付近まで下押しした。もっとも、WTI原油先物が再び強含むとドル円の下値も堅くなった。
・ユーロ円はドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかったが、2時30分前に一時184.20円と日通し高値を付ける場面があった。
・ロンドン株式相場は4日続伸。アジア株相場や時間外の米株価指数先物の下落などを受けて売りが先行したものの、終盤持ち直した。原油高を背景にBPやシェルなどエネルギー株が買われ、相場を下支えした。本日の米国株相場が底堅く推移したことも相場の支援材料。
・フランクフルト株式相場は4日ぶりに反落。トランプ米大統領の演説を受けて、アジア株や米株価指数先物が下落すると独株にも売りが波及した。ただ、現物の米国株が底堅く推移すると独株にも買い戻しが入ったため、終盤下げ渋った。
・欧州債券相場は下落。原油先物相場の急騰を受けて債券売りが出た。
2026/04/03 6:20:42
NYマーケットダイジェスト
(2日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.60円(前営業日比△0.78円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.12円(△0.11円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1539ドル(▲0.0050ドル)
ダウ工業株30種平均:46504.67ドル(▲61.07ドル)
ナスダック総合株価指数:21879.18(△38.23)
10年物米国債利回り:4.30%(▲0.02%)
WTI原油先物5月限:1バレル=111.54ドル(△11.42ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4479.7ドル(▲133.4ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月米企業の人員削減数
(前年比) ▲78.0% ▲71.9%
2月米貿易収支
573億ドルの赤字 547億ドルの赤字・改
前週分の米新規失業保険申請件数
20.2万件 21.1万件
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは3日ぶりに反落。トランプ米大統領の演説を受けて、イランとの軍事衝突が激化するとの懸念が高まると、WTI原油先物価格が1バレル=113.97ドル前後まで急騰。欧州株相場や米株価指数先物が下落し、為替市場では「有事のドル買い」が優勢となった。20時過ぎには一時1.1509ドルと日通し安値を更新した。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。「イランはホルムズ海峡の通航を監視するため、オマーンと協定案を策定している」「これらの要件は制限を課すものではなく、通過する船舶に安全な航行を確保し、より良い状況を提供することを目的としている」との報道が伝わると、WTI原油先物が106ドル台半ばまで失速し、一時660ドル超下落したダウ平均は上げに転じた。「有事のドル買い」を巻き戻す動きが優勢になると、23時30分過ぎに1.1564ドル付近まで持ち直した。市場では「ホルムズ海峡は世界経済に大きく影響する重大な焦点であり、正常化への可能性が少しでも意識されれば投資家心理の改善につながる」との声が聞かれた。もっとも、WTI原油先物が112ドル台まで強含むとユーロドルの上値も重くなった。
・ドル円は続伸。米国とイランの紛争終結期待が後退する中、原油先物相場が急騰すると、「有事のドル買い」が先行。20時30分前に一時159.74円と日通し高値を付けた。
ただ、ホルムズ海峡再開期待を背景にWTI原油先物が失速し、大幅に下落して始まった米国株相場が持ち直すと一転ドル売りが優勢に。24時前には159.24円付近まで下押しした。もっとも、WTI原油先物が再び強含むとドル円の下値も堅くなり、3時30分過ぎには159.73円付近まで値を上げた。
・ユーロ円は小幅ながら3日続伸。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかったが、2時30分前に一時184.20円と日通し高値を付ける場面があった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに小反落。トランプ米大統領の演説を受けて、中東での軍事衝突の激化を懸念した売りが先行すると一時660ドル超下落した。ただ、「イランはホルムズ海峡の通航を監視するため、オマーンと協定案を策定している」との報道が伝わると買い戻しが優勢となり、上げに転じる場面があった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸。大幅反落して始まったものの、ホルムズ海峡再開期待を背景に買い戻しが入ると持ち直した。
・米国債券相場で長期ゾーンは上昇。WTI原油先物相場の急騰を受けて安く始まったものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げ、NY中盤には上げに転じた。そのあとは明日3日の3月米雇用統計を控えて、次第に様子見ムードが広がった。
・原油先物相場は3日ぶりに大幅反発し、清算値ペースで3年9カ月ぶりの高値をつけた。トランプ米大統領が講演でイラン攻撃を継続すると表明し、この講演を受けてイランは徹底抗戦の姿勢を示した。ホルムズ海峡の通行再開への期待感は高まらず、原油相場は大きく反発した。イランがオマーンとホルムズ海峡の安全な航行を巡り協定案を策定しているとの報道を受けて一時的に売りが入る場面もあった。
・金先物相場は反落。注目されていたトランプ米大統領の国民向け演説で、イランとの戦争終結時期が示されず、今後2-3週間で攻撃を強めたことを受けて中東紛争への警戒感が高まり、ドル高が進んだことや米利下げ観測が後退したことが金の売りにつながった。
2026/04/03 15:40:41
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.65円(前営業日NY終値比△0.05円)
ユーロ円:1ユーロ=184.18円(△0.06円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1537ドル(▲0.0002ドル)
日経平均株価:53123.49円(前営業日比△660.22円)
東証株価指数(TOPIX):3645.19(△33.52)
債券先物6月物:130.26円(△0.07円)
新発10年物国債利回り:2.380%(▲0.010%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は小高い。本邦実需勢の買いが観測されたほか、原油の高止まりを受けてドル先高観が意識されていることも支えに一時159.71円まで値を上げた。もっとも、昨日高値の159.74円が目先のレジスタンスとして意識されるなど、上値も限定的。本日から欧州市場を中心にイースター休暇に入るため、値動きが見込まれないとの見方もある。
・ユーロ円はもみ合い。上下にやや振れた程度で184.00-20円の狭いレンジ相場が続いた。
・ユーロドルは小幅安。対円中心にドル買いが散見された影響から一時1.1529ドルまで下げたが、欧州市場がほぼすべて休場とあって動きは緩慢となっている。
・日経平均株価は反発。昨日の米ハイテク株が上昇した影響から海外投機筋より先物への買いが広がった。上げ幅は一時900円を超える場面も見られた。
・債券先物相場は反発。前日に急騰した原油相場を背景としたインフレ懸念により、一時130.15円まで下落する場面があった。ただ、午後に実施された日銀の国債買い入れオペ公表後は買い戻しが優勢となった。