【ワシントン=赤木俊介】米民間雇用サービス会社ADPが8日発表した2月の全米雇用リポートによると、非農業部門の雇用者数（政府部門を除く）は前月から24万2000人増えた。ダウ・ジョーンズ集計の市場予測（20万5000人）を大幅に上回った。
業種別にみると、レジャー・宿泊サービスの雇用者数が8万3000人増えた。金融サービスも6万2000人、教育・医療サービスも3万5000人それぞれ増えた。一方、専門・ビジネスサービスは3万6000人減った。
事業所規模別では、従業員500人以上の大企業が雇用者数を16万人増やした。従業員50～499人の中規模事業所も雇用者数を14万8000人増やした。一方、従業員1～49人の小規模事業所は雇用者数を6万1000人減らした。
