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ガス4倍・アルミ最高値 1~3月ウクライナ侵攻で供給懸念

日経新聞ななめ読み

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1)ロシアのウクライナ侵攻が1月~3月の市場を揺さぶった

2)欧州のガスは2021年末比で4倍

3)アルミニウムは最高値

4)株式市場では資源高で潤うブラジルが14%高

5)資源輸出国と消費国で明暗が分かれた。

6)資源高によるインフレ圧力の高まりは、急ピッチな金融緩和修正を通じて金融市場にさらなる波乱を呼びかねない。

7)主要な資源や資産の21年12月末と22年3月末の価格比較が下図。

8)ロシアの生産シェアが大きい品目が軒並み上昇。

9)天然ガスは欧州の指標価格(オランダTTF)で21年末比で4倍に。3か月の上昇率は77%

10)ロシアが世界生産の1割を占める原油も、33%上昇

11)米国のWTI先物は3月上旬に1バレル130.5ドルと08年7月以来の高値を記録

12)エネルギー価格の情報は、金属高に飛び火

13)アルミニウムはロンドン金属取引所で過去最高値

14)ロシアのアルミシェア世界5%

15)ガスに比べて小さいがエネルギー高騰による減産懸念が原因

16)ロシア産のシェアの高くない亜鉛も侵攻後最高値を記録した

17)株式市場もロシア侵攻がもたらした資源高の影響が鮮明

18)ブラジルは主要株価指数で14%高

19)石炭やニッケルなど豊富なインドネシアでもジャカルタ総合指数が7.4%高

20)資源価格の高騰が輸出国にとって貿易収支の改善につながることが投資家を呼び込んだ

21)資源の乏しく財政も脆弱なエジプトなどの新興国から資金が流出

22)新興国全体でみると、7%安

23)資源消費国の株は軒並み下落

24)ドイツが9%安。フランス7%安。ダウ5%安

25)日本3%安

26)4~6月期:資源高に端を発したインフレ圧力がどこまで高まるか市場のテーマ

27)停戦合意すれば一旦は沈静化する可能性も

28)ロシアの経済制裁が解除されるわけではないので、高まり続くとみられる

29)米の備蓄放出も焼け石にみず

30)インフレ圧力が高まれば、各国の中銀は利上げや量的緩和を解除せざるを得ない

31)急ピッチの引き締めは景気を冷やし、金融市場の収縮をまねきかねない

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