フィボナッチ・ゾーン

【ドル円】【フィボナッチゾーン】 2026年05月27日

2026/05/27 8:00:43
東京為替見通し
 昨日の海外市場でドル円は、米・イランの戦闘終結に向けた交渉進展への楽観が後退し、原油先物の買い戻しとともにドル買いが強まり、一時159.38円と4月30日以来の高値を更新した。ユーロドルも1.1616ドルまで弱含んだ。

 本日の東京市場でも、ドル円はレンジ取引に終始する可能性が高い。ただ、引き続き米国とイランの和平交渉を巡る報道や、本日予定されている植田日銀総裁の発言を受けて、来月の日銀金融政策決定会合への思惑が高まる可能性もあり、市場が急速に動意づくリスクには警戒を怠らないようにしたい。また、円以外では本日は豪州の月次消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、NZ準備銀行(RBNZ)の金融政策委員会(MPC)が政策金利を公表することで、オセアニア通貨は神経質な動きになることが予想される。

 先週から高まっている米国とイランの和平交渉進展期待については、昨日は米中央軍がイランのミサイル発射基地などを攻撃し、イラン革命防衛隊が米国の無人機1機を撃墜するなど、交渉進展への期待がやや後退している。モジタバ・イラン最高指導者が「米国の中東の基地に、もはや安全な避難場所はない」と発言し強硬姿勢を示しているだけではなく、穏健派とされるアラグチ・イラン外相も、米国側による度重なる停戦合意違反を受け「米国によるイラン艦船への攻撃は停戦合意違反である」と厳しく非難している。また、和平には消極的とされるイスラエルがレバノンへの攻撃強化を発表していることもあり、交渉進展への期待が徐々に後退すれば、原油先物価格が再び100ドルを上回り上昇基調に戻ることで、ドルも一段高となる可能性が高まりそうだ。

 そもそも和平交渉は、トランプ政権にとって国内ガソリン価格が依然として異常水準とされる1ガロン4.5ドルを上回るなど、高インフレによる支持率低下や、中間選挙での大幅な議席減少リスクが高まっていることを背景に、米国側が国内事情を優先し早期収束を急いでいる面もある。

 一方で、イラン側は国内指導部内でも一枚岩ではなく、時間的な切迫感も乏しいことから、合意にはなお時間を要する可能性が高い。濃縮ウラン問題や制裁解除、ホルムズ海峡を巡る問題など、依然として相違点は多いとされており、仮に停戦期間の延長などで一致した場合でも、根本的な解決には程遠いとの見方も少なくない。本日も交渉関連の報道次第で、ドル円は上下どちらにも振れやすい展開となりそうだ。

 本日国内で注目されるイベントは、日本時間9時から日本銀行主催で行われる国際コンファランス「金融政策の新たな視野」での植田日銀総裁の挨拶だ。先週末に高市首相と植田総裁の会談が行われたことで、過去の会談同様に政府側との政策認識を共有した可能性もあり、植田総裁が6月の日銀金融政策決定会合に向けた一定の方向性を示唆する可能性がある。

 これまでも、昨年11月中旬に行われた初会談では、10月下旬にベッセント米財務長官が訪日し、日銀の利上げを促したとされることもあり、会談後には高市首相も利上げを容認したとの見方が広がった。その後、日銀は12月に利上げを実施した。一方、今年2月中旬の会談時には、同日に10-12月期GDP速報値が発表されたことで、景気や追加利上げ観測が市場テーマとなっていた。しかし、その後は「高市首相が追加利上げに難色を示した」との報道や分析が広がり、結果的に3月利上げは見送られた。今回も、今月中旬にベッセント米財務長官が訪日していたこともあり、再び金融正常化を促した可能性が指摘されている。

 オセアニア両国に関しては、まず日本時間10時半に豪州の4月CPIが発表される。豪準備銀行(RBA)は、月次CPIについて四半期CPIバスケットの6~7割程度しか反映されていないことから、四半期ベースの指標を重視している。ただ、3月CPIは前年比4.6%まで上昇しており、高止まりが続いている。4月CPIも市場予想(4.4%)を上回るようであれば、豪金利の先高観が強まり、豪ドルが底堅さを増す展開となりそうだ。

 また、豪州CPI発表後まもなくとなる11時には、RBNZのMPCが政策金利を発表する。市場予想では、前四半期GDP成長率が0.2%にとどまっていることなどを背景に、政策金利は現行の2.25%で据え置かれる見通しとなっており、焦点は声明文の内容となる。金融市場では、インフレ加速や世界的な供給ショックを背景に、年後半からの利上げ開始を織り込み始めている。声明がタカ派寄りとなればNZドル買いで反応し、逆にハト派色が強まればNZドル売りが優勢となるだろう。

2026/05/27 8:08:19
東京外国為替市場概況
 27日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では159.26円とニューヨーク市場の終値(159.30円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。本邦勢の本格参入を前に159.30円前後で推移している。9時から植田日銀総裁が国際コンファランス「金融政策の新たな視野」で開会のあいさつを行うため、6月利上げについて言及するかどうかに注目したい。

 ユーロ円も小動き。8時時点では185.26円とニューヨーク市場の終値(185.26円)とほぼ同水準だった。日銀総裁の発言を前に185円台前半で推移している。なお、昨日のCME225先物は65620円と大阪取引所比480円高で引けた。

 ユーロドルは8時時点では1.1633ドルとニューヨーク市場の終値(1.1631ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.25円 - 159.32円
ユーロドル:1.1625ドル - 1.1634ドル
ユーロ円:185.20円 - 185.31円

2026/05/27 8:50:38
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。

4月企業向けサービス価格指数(前年比)〔予想 +3.3%〕 (前回発表値 +3.1%)

2026/05/27 9:10:51
要人発言
植田日銀総裁
「中央銀行は原油価格を単独でみるべきではない」
「一時的な物価上昇と持続的なそれとの境界は、機械的に区切ることはできない」
「原油価格ショックはただのショックではないことを示唆」
「同じ原油価格上昇でも、賃金、期待、需要や為替レートに依存して非常に異なる影響をもたらし得る」

2026/05/27 10:06:41
東京外国為替市場概況
 27日の東京外国為替市場でドル円は小動き。10時時点では159.28円とニューヨーク市場の終値(159.30円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。注目されていた植田日銀総裁の国際コンファランスでのあいさつでは、「中央銀行は原油価格を単独でみるべきではない」などと述べるにとどまり、今後の金利見通しについては特段の言及がなかった。このため、ドル円は159円前半で小動きのままとなっている。なお、来週3日には植田日銀総裁が「きさらぎ会」で講演を行う予定となっており、今後は同講演の内容が焦点となりそうだ。

 ユーロドルはもみ合い。10時時点では1.1638ドルとニューヨーク市場の終値(1.1631ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の値動きも限られていることで、ユーロドルも動意付きにくく1.16ドル前半でもみ合い。

 ユーロ円は小高い。10時時点では185.36円とニューヨーク市場の終値(185.26円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。一時、日経平均株価が1400円超上昇し史上最高値を更新したものの、為替市場の反応は鈍かった。ただ、東京仲値にかけては円売りが優勢となったことで、185.42円まで上値を広げ、前日高値を小幅に上回った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.18円 - 159.32円
ユーロドル:1.1625ドル - 1.1641ドル
ユーロ円:185.20円 - 185.42円

2026/05/27 10:30:49
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。

4月豪消費者物価指数(CPI、前年比)〔予想 +4.4%〕 (前回発表値 +4.6%)

2026/05/27 11:01:39
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)政策金利〔予想 2.25%で据え置き〕 (前回発表値 2.25%)

2026/05/27 11:12:39
インターバンクスワップ状況
ドル円スワップスプレッド

O/N N/A
T/N 1.36 / 1.26
S/W 1.33 / 1.28
1M 41.59 / 41.39
2M 81.42 / 81.02
3M 120.77 / 120.36
6M 235.79 / 234.83

※5月27日10時20分時点

2026/05/27 11:13:49
要人発言
奥野日銀企画局長
「短中期金利は実質ベースでマイナス、金融機関の貸出は積極的で緩和的な金融環境は維持されている」
「雇用・所得環境、緩やかに改善」

2026/05/27 12:06:39
東京外国為替市場概況
 27日の東京外国為替市場でNZドルは上振れ。NZ準備銀行(RBNZ)政策金利2.25%の据え置き発表後、NZドルは上昇。対ドルで0.5878ドル、対円で93.63円まで買われた。据え置きは市場予想通りだったが、据え置き決定の投票内容が均衡した状態であり、声明で「2月時点の想定よりも早期かつ大幅な利上げが必要になるとの認識では全委員が一致」と早期利上げの可能性が示唆された。また、RBNZ前に発表された豪消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで、豪ドル/NZドルは1.2179NZドルまで豪ドル安・NZドル高が進んだ。

 豪ドルは下落。4月豪CPIは市場予想の前年比+4.4%を下回る+4.2%と弱い結果だった。豪金利先高観が高まりかけていた状況に調整が入り、豪ドルは対ドルで0.7180ドルを上値に0.7153ドルへ下落した。豪ドル円も114.35円を目先の天井に113.94円と、一時114円割れ。対NZドルでの豪ドル売りも戻りを鈍らせた。

 ドル円は小動き継続。12時時点では159.22円とニューヨーク市場の終値(159.30円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。植田日銀総裁の国際コンファランスでのあいさつも特段の材料にならず、159円前半の推移が持続。材料待ちの様相だった。

 ユーロドルは動意限定的。12時時点では1.1638ドルとニューヨーク市場の終値(1.1631ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。やや重く推移する場面もあったが、朝方からのレンジ内の振幅。1.16ドル前半を中心とする動きが続いた。

 ユーロ円はもみ合い。12時時点では185.31円とニューヨーク市場の終値(185.26円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.18円 - 159.32円
ユーロドル:1.1625ドル - 1.1641ドル
ユーロ円:185.20円 - 185.42円

2026/05/27 12:11:49
要人発言
ブレマンNZ準備銀行(RBNZ)総裁
「全員が利上げに同意、違いはタイミングだけ」
「長期的なインフレ期待は、依然として目標付近にしっかりと固定されている」

2026/05/27 12:16:49
要人発言
ブレマンNZ準備銀行(RBNZ)総裁
「インフレ見通しは不確実であり、ここからの金利には多くの想定経路があり得る」
「今後の会合での利上げは想定されているが、最終決定はデータに依存する」

2026/05/27 12:32:39
インターバンクオプション状況
【ドル円】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 6.44%(前日比+0.06%)
リスクリバーサル1カ月物 1.12%の円コールオーバー

主なオプションのストライクと行使期日
161.00円 27・28日
160.00円 27・29日
159.27円 1日
159.00円 27・29日
158.85円 27日
158.80円 27日
158.30円 29日

158.00円 27日
157.75円 28日
157.00円 28日

【ユーロドル】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 5.61%(前日比+0.10%)

主なオプションのストライクと行使期日
1.1800ドル 27日
1.1795ドル 27日
1.1750ドル 29・2日
1.1740ドル 27・28・1日
1.1735ドル 28日
1.1725ドル 2日
1.1720ドル 27・2日
1.1715ドル 27日
1.1713ドル 2日
1.1700ドル 27・29・2日
1.1660ドル 1日
1.1650ドル 27・29日
1.1600ドル 27・29日
1.1580ドル 29日
1.1560ドル 27日
1.1550ドル 29日
1.1505ドル 29日
1.1500ドル 27日

2026/05/27 14:00:39
イベントスケジュール
○15:45 ◇ 5月仏消費者信頼感指数(予想:83)
○17:00 ◎ ローガン米ダラス連銀総裁、討議に参加
○20:00 ◇ 米MBA住宅ローン申請指数
○23:00 ◎ 5月米リッチモンド連銀製造業景気指数(予想:4)
○28日02:00 ◎ 米財務省、5年債入札
○28日04:55 ◎ クック米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
○シンガポール(ハリラヤハジ)、トルコ(犠牲祭)、休場

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。

2026/05/27 14:54:51
要人発言
ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁
「6月の利上げはほぼ確実」

2026/05/27 15:07:50
東京外国為替市場概況
 27日午後の東京外国為替市場でドル円は小高い。15時時点では159.35円と12時時点(159.22円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。159.20円割れの水準での底堅さを確認すると、その後159.36円まで上値を広げた。
 なお、日経平均は午前に史上初となる6万6000円台に乗せた後は上げ幅を縮小する動きとなっているが為替の反応は限定的であった。

 ユーロドルはじり高。15時時点では1.1640ドルと12時時点(1.1638ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。時間外の原油先物が弱含みとなるのをながめ、1.1645ドルまで上昇して前日高値に面合わせとなった。
 なお、ギリシャ中銀のストゥルナラス総裁から「6月の利上げはほぼ確実」との発言が伝わっている。

 ユーロ円は15時時点では185.48円と12時時点(185.31円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。ドル円、ユーロドル共に小高く推移した影響を受け、185.50円まで上昇して日通し高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.18円 - 159.36円
ユーロドル:1.1625ドル - 1.1645ドル
ユーロ円:185.20円 - 185.50円

2026/05/27 15:38:51
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.35円(前営業日NY終値比△0.05円)
ユーロ円:1ユーロ=185.48円(△0.22円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1640ドル(△0.0009ドル)
日経平均株価:64999.41円(前営業日比△3.32円)
東証株価指数(TOPIX):3918.01(▲20.45)
債券先物6月物:128.59円(△0.34円)
新発10年物国債利回り:2.690%(▲0.030%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  <発表値>  <前回発表値>
4月企業向けサービス価格指数
前年比          3.0%     3.3%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。しばらくは159.20円台を中心とするもみ合いとなっていたが、下値の堅さを確認するとじわりと買いが進み、15時過ぎに一時159.38円まで値を上げた。

・NZドルは堅調。NZ準備銀行(RBNZ)はこの日、政策金利を予想通り2.25%に据え置くことを決定した。ただ、利上げが3人、据え置きが3人での決着(総裁の決裁権によって据え置きが決定)となったため、金融政策の公表後はNZドル買いで反応。声明文で「2月時点の想定よりも早期かつ大幅な利上げが必要になるとの認識では全委員が一致」との見解が示されたほか、ブレマンRBNZ総裁もその後の会見で「全員が利上げに同意、違いはタイミングだけ」と言及しており、対ドルでは0.5880ドル、対円では93.65円まで値を上げた。

・ユーロドルは小高い。前日のNY時間終盤の流れを引き継いで狭いレンジ内ながら下値を切り上げた。もっとも、一時1.1645ドルと昨日高値に面合わせしたところで上昇も一服となった。

・ユーロ円も小高い。ドル円やユーロドルの上昇につれて円売り・ユーロ買いが進み、185.50円まで値を上げた。

・日経平均株価は小反発。前日の米国市場でハイテク株が大きく上昇したことを受け、投資家心理の改善を意識した買いが先行した。指数は一時1400円超上昇して6万6000円台に乗せる場面もあったが、その後は利益確定目的の売りに押されて上げ幅を吐き出すなど不安定に推移。結局、この日の安値で取引を終えた。

・債券先物相場は反発。前日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いだほか、この日実施された40年物国債入札が強めの結果だったことも買いを誘った。

2026/05/27 15:45:51
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。

5月仏消費者信頼感指数〔予想 83〕 (前回発表値 84)

2026/05/27 17:08:49
東京外国為替市場概況
 27日午後の東京外国為替市場でドル円は高値圏でのもみ合い。17時時点では159.36円と15時時点(159.35円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。15時過ぎに昨日高値の159.38円に面合わせしたが、その後は高値圏でのもみ合いに転じた。手掛かり材料を欠くなか、底堅い地合いを維持する一方で積極的に買いを進める展開にもなっていない。なお、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「米国のインフレリスクは労働市場の悪化リスクよりも高くなっている」「次の政策措置を予測するのは時期尚早」などの見解を示した。

 ユーロドルは買いが一服。17時時点では1.1640ドルと15時時点(1.1640ドル)とほぼ同水準だった。16時前に1.1649ドルまで上昇する場面があったものの、25日高値の1.1653ドルが目先のレジスタンスとして意識されると上値が重くなった。

 ユーロ円は17時時点では185.50円と15時時点(185.48円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。16時過ぎに185.62円まで値を上げたが、その後はユーロドルと同じく買いも一服となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.18円 - 159.38円
ユーロドル:1.1625ドル - 1.1649ドル
ユーロ円:185.20円 - 185.62円

2026/05/27 20:00:49
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。

米MBA住宅ローン申請指数(前週比)〔予想 -〕 (前回発表値 -2.3%)

2026/05/27 20:06:49
欧州外国為替市場概況
 27日の欧州外国為替市場でドル円は小動き。20時時点では159.38円と17時時点(159.36円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。17時過ぎに4月30日以来の高値となる159.44円まで上昇する場面があったが、政府・日銀による為替介入が入った同日以来の160円台が徐々に近づくなかで買いの勢いも続かなかった。一方で、その後の調整も159.30円台までにとどまっており、底堅い地合いも維持されている。

 ユーロドルも小動き。20時時点では1.1639ドルと17時時点(1.1640ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。手掛かり材料の乏しい状況が続き、1.1640ドルを中心とするレンジ内で方向感を欠いた。

 ユーロ円は20時時点では185.51円と17時時点(185.50円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて185.71円まで上値を伸ばしたが、その後は185.40円台まで調整売りに押された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.18円 - 159.44円
ユーロドル:1.1625ドル - 1.1649ドル
ユーロ円:185.20円 - 185.71円

2026/05/27 20:30:49
イベントスケジュール
○23:00 ◎ 5月米リッチモンド連銀製造業景気指数(予想:4)
○28日02:00 ◎ 米財務省、5年債入札
○28日04:55 ◎ クック米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
○トルコ(犠牲祭)、休場

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。

2026/05/27 21:08:39
要人発言
マクルーフ・アイルランド中銀総裁
「インフレに関して二次的な影響は現れていない」
「中東の和平合意は金利決定に影響を与える要因となる」
「6月には新たなシナリオが提示されると予想」

2026/05/27 22:06:42
欧州外国為替市場概況
 27日の欧州外国為替市場でドル円は神経質な値動き。22時時点では159.42円と20時時点(159.38円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。イラン国営テレビは「米国との覚書に関する非公式の枠組み草案」を入手したと報道。草案によると「米軍はイラン周辺から撤退して海上封鎖を解除」「その見返りとしてイランはホルムズ海峡を通過する商船の数を1カ月以内に戦闘前の水準に戻すことを約束している」という。報道が伝わると和平協議への期待から原油先物価格が87ドル台まで下落し、米10年債利回りは4.44%台まで低下。為替市場ではドル売りで反応し、159.45円の高値から159.25円付近まで弱含んだ。もっとも、一巡後は高値圏まで再び買い戻されるなど反応も長続きしなかった。

 ユーロドルは伸び悩み。22時時点では1.1644ドルと20時時点(1.1639ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。イラン国営テレビの報道後は全般にドル売りが進んだ流れに沿って、1.1630ドル台から1.1661ドルの高値まで反発した。ただ、その後は持ち高調整売りに押されて伸び悩んだ。

 ユーロ円は22時時点では185.62円と20時時点(185.51円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。中東の地政学リスクが後退するとの思惑から投資家のリスク志向改善を意識した買いが入り、一時185.79円まで本日高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.18円 - 159.45円
ユーロドル:1.1625ドル - 1.1661ドル
ユーロ円:185.20円 - 185.79円

2026/05/27 23:01:43
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。

5月米リッチモンド連銀製造業指数〔予想 +4〕 (前回発表値 +3)

2026/05/27 23:50:51
要人発言
米ホワイトハウス
「イランが報じた覚書は全くのでっちあげ」

2026/05/28 0:08:42
ニューヨーク外国為替市場概況
 27日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは頭が重い。24時時点では1.1625ドルと22時時点(1.1644ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。イラン国営放送IRIBが「米国とイランの暫定和平合意に関する非公式の草案では、合意の最終取りまとめから1カ月以内にホルムズ海峡の船舶航行を正常化する可能性が盛り込まれている」と報じると、WTI原油先物価格が一時1バレル=87.77ドル前後まで急落。全般ドル売りが優勢となり、21時30分過ぎに1.1661ドルと日通し高値を付けた。
 ただ、買い一巡後は上値が重くなった。この草案がどの時点のものか、また米国が条件に同意しているかどうかが不明な中、WTI原油先物が90ドル台後半まで下げ渋ったことが相場の重しとなり、一時1.1623ドルと日通し安値を更新した。なお、米ホワイトハウスは「イランが報じた覚書は全くのでっちあげ」と表明し、当該報道を否定した。

 ドル円は底堅い動き。24時時点では159.51円と22時時点(159.42円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。イラン国営テレビの報道後は全般ドル売りが進んだ流れに沿って一時159.25円付近まで値を下げたものの、すぐに持ち直した。24時過ぎには159.54円と4月30日以来の高値を更新した。

 ユーロ円は24時時点では185.43円と22時時点(185.62円)と比べて19銭程度のユーロ安水準。21時30分過ぎに一時185.79円と本日高値を付けたものの、そのあとは次第に上値が重くなった。ユーロドルにつれた動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.18円 - 159.54円
ユーロドル:1.1623ドル - 1.1661ドル
ユーロ円:185.20円 - 185.79円

2026/05/28 1:09:19
要人発言
トランプ米大統領
「イランとの取引にまだ満足していない」
「(イラン問題に関して)他国から多大な支持を得た」
「イランの核兵器保有は許されない」

2026/05/28 2:02:40
要人発言
トランプ米大統領
「誰もホルムズ海峡を支配することはできない。米国が監視する」
「ホルムズ海峡は誰にでも開放される」
「(ホルムズ海峡の支配権について)それは交渉の一部だ」
「オマーンは行儀よくしなければ爆破せざるを得ない」
「ガソリン価格は以前のように下がる」

2026/05/28 2:05:39
ニューヨーク外国為替市場概況
 27日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは戻り鈍い。2時時点では1.1632ドルと24時時点(1.1625ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。米ホワイトハウスが、イラン国営テレビが報じた「戦闘終結に向けた覚書の枠組み案」を否定。これを受けて和平協議進展に対する過度な期待感が後退し、為替はドルが全般底堅く推移した。ユーロドルは24時頃につけた1.1623ドルの手前で下げ渋るも、戻り幅は1.1630ドル台で限られた。

 ドル円は底堅さ継続。2時時点では159.49円と24時時点(159.51円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。値動きは緩慢だったが、NY序盤からの地合いの強さは維持された。なお、トランプ米大統領の発言「イランとの取引にまだ満足していない」や「イランの核兵器保有は許されない」が伝わっている。

 ユーロ円は2時時点では185.53円と24時時点(185.43円)と比べて10銭程度のユーロ高水準。24時頃につけた185.41円で売り戻しは一服した。その後は185.50円を挟み上下する展開が続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.18円 - 159.54円
ユーロドル:1.1623ドル - 1.1661ドル
ユーロ円:185.20円 - 185.79円

2026/05/28 3:25:42
欧州マーケットダイジェスト
(27日終値:28日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.53円(27日15時時点比△0.18円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.48円(横ばい)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1627ドル(▲0.0013ドル)
FTSE100種総合株価指数:10505.01(前営業日比△13.62)
ドイツ株式指数(DAX):25177.80(▲7.09)
10年物英国債利回り:4.858%(▲0.017%)
10年物独国債利回り:2.987%(△0.008%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
5月仏消費者信頼感指数
         82        84

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは頭が重かった。イラン国営放送IRIBが「米国とイランの暫定和平合意に関する非公式の草案では、合意の最終取りまとめから1カ月以内にホルムズ海峡の船舶航行を正常化する可能性が盛り込まれている」「米軍はイラン周辺から撤退して海上封鎖を解除する」と報じると、WTI原油先物価格が一時1バレル=87.77ドル前後まで急落。全般ドル売りが優勢となり、21時30分過ぎに1.1661ドルと日通し高値を付けた。
 ただ、買い一巡後は一転下落した。米ホワイトハウスが「イランが報じた覚書は全くのでっちあげ」と表明し、当該報道を否定すると、WTI原油先物が91ドル台前半まで下げ幅を縮小。全般ドル買いが優勢となり、24時過ぎに一時1.1622ドルと日通し安値を更新した。
 なお、トランプ米大統領は「イランとの交渉について、満足していない」と述べたほか、「誰もホルムズ海峡を支配することはできない。米国が監視する」などと話した。

・ドル円は底堅い動き。イラン国営テレビの報道を受けて米イラン和平協議の進展期待が高まると、全般ドル売りが先行。21時30分前に一時159.25円付近まで値を下げた。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。米ホワイトハウスが当該報道を否定したほか、トランプ米大統領の発言を受けて、米イラン和平協議の進展期待が後退。全般ドル買いが優勢となり、2時30分前に一時159.58円と4月30日以来の高値を更新した。米5年債入札後に米長期金利が上昇に転じたことも相場を下支えした。

・ユーロ円は伸び悩み。21時30分過ぎに一時185.79円と本日高値を付けたものの、そのあとは次第に上値が重くなった。24時過ぎには185.41円付近まで下押しした。ユーロドルにつれた動きとなった。

・ロンドン株式相場は小幅ながら7日続伸し、4月20日以来の高値で取引を終えた。イラン国営テレビが米国とイランの戦闘終結に向けた覚書の枠組み案の内容を伝えると、原油先物相場が大幅に下落。投資家心理が改善し、株買いが入った。ただ、米ホワイトハウスが当該報道を否定したこともあり、上値は限定的だった。

・フランクフルト株式相場は小幅ながら続落。イラン国営テレビが米国とイランの戦闘終結に向けた覚書の枠組み案の内容を伝えると、原油先物相場が大幅に下落し、株買いが入った。ただ、米ホワイトハウスが当該報道を否定すると小幅ながら下げに転じた。個別ではシーメンス・エナジー(3.83%安)やRWE(3.23%安)、フレゼニウス(2.28%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は英国債が上昇した一方、独国債が下落した。

2026/05/28 4:05:40
ニューヨーク外国為替市場概況
 27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値を伸ばした。4時時点では159.50円と2時時点(159.49円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。値動きは緩慢なままだったが、米5年債入札後に米長期金利が上昇に転じたことに後押しされ、159.58円まで日通し高値を更新した。米金利は再び低下したためドル買いは続かなかったが、下押し幅は限られた。

 ユーロドルは下値を僅かに広げる。4時時点では1.1629ドルと2時時点(1.1632ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米金利が上昇した局面でドル高に傾き、1.1622ドルまで本日レンジの下限を拡大。ただ動意は鈍いままであり、一巡後は1.1630ドル近辺で小幅に上下した。
 
 ユーロ円は4時時点では185.49円と2時時点(185.53円)と比べて4銭程度のユーロ安水準。185.50円を挟み方向感なく上下した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:159.18円 - 159.58円
ユーロドル:1.1622ドル - 1.1661ドル
ユーロ円:185.20円 - 185.79円

2026/05/28 6:03:50
ニューヨーク外国為替市場概況
 27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。終値は159.52円と前営業日NY終値(159.30円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。イラン国営放送IRIBが「米国とイランの暫定和平合意に関する非公式の草案では、合意の最終取りまとめから1カ月以内にホルムズ海峡の船舶航行を正常化する可能性が盛り込まれている」「米軍はイラン周辺から撤退して海上封鎖を解除する」と報じると、WTI原油先物価格が一時1バレル=87.77ドル前後まで急落。全般ドル売りが優勢となり、21時30分前に一時159.25円付近まで値を下げた。
 ただ、ドル売りは長続きせず、すぐに持ち直した。米ホワイトハウスが「イランが報じた覚書は全くのでっちあげ」と表明し、当該報道を否定すると、WTI原油先物が91ドル台前半まで下げ幅を縮小。全般ドル買いが優勢となり、2時30分前には159.58円と4月30日以来の高値を更新した。米5年債入札後に米長期金利が上昇に転じたことも相場を下支えした。
 なお、トランプ米大統領は「イランとの交渉について、満足していない」と述べたほか、「誰もホルムズ海峡を支配することはできない。米国が監視する」などと話した。

 ユーロドルは小幅ながら続落。終値は1.1626ドルと前営業日NY終値(1.1631ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。イラン国営放送の報道を受けて米イラン和平協議の進展期待が高まると、全般ドル売りが先行。21時30分過ぎに一時1.1661ドルと日通し高値を付けた。
 ただ、買い一巡後は一転下落した。米ホワイトハウスが当該報道を否定したほか、トランプ米大統領の発言を受けて、米イラン和平協議の進展期待が後退。全般ドル買いが優勢となり、24時過ぎに一時1.1622ドルと日通し安値を更新した。もっとも、前日の安値1.1616ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋った。

 ユーロ円は3日続伸。終値は185.47円と前営業日NY終値(185.26円)と比べて21銭程度のユーロ高水準。21時30分過ぎに一時185.79円と本日高値を付けたものの、そのあとは伸び悩んだ。24時過ぎには185.41円付近まで下押しした。ユーロドルにつれた動きとなった。

本日の参考レンジ
ドル円:159.18円 - 159.58円
ユーロドル:1.1622ドル - 1.1661ドル
ユーロ円:185.20円 - 185.79円

2026/05/28 6:15:49
イベントスケジュール
<国内>
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)

<海外>
○09:00 ◎ レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト、ジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)副議長、講演
○未定 ◎ 韓国中銀、政策金利発表(予想:2.50%で据え置き)
○10:30 ◇ 1-3月期豪民間設備投資(予想:前期比1.0%)
○11:25 ◎ ロンバルデリ英中銀(BOE)副総裁、グールズビー米シカゴ連銀総裁、討議に参加
○15:00 ◎ 1-3月期ノルウェー国内総生産(GDP)
○15:45 ◇ 4月仏卸売物価指数(PPI)
○16:10 ◎ ラガルドECB総裁、講演
○17:05 ◎ ブリーデンBOE副総裁、講演
○17:30 ◎ チポローネECB専務理事、講演
○18:00 ◎ 5月ユーロ圏経済信頼感指数(予想:93.0)
○18:00 ◎ 5月ユーロ圏消費者信頼感指数(確定値、予想:▲19.0)
○18:30 ◇ 4月南アフリカPPI(予想:前月比2.8%/前年比3.5%)
○20:00 ◎ シュレーゲル・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁、講演
○20:30 ☆ ECB理事会議事要旨(4月29-30日分)
○21:00 ◇ 4月メキシコ失業率(季節調整前、予想:2.70%)
○21:30 ◇ 1-3月期カナダ経常収支(予想:47.0億カナダドルの赤字)
○21:30 ☆ 1-3月期米GDP改定値(予想:前期比年率2.0%)
     ◎     個人消費(改定値、予想:前期比年率1.6%)
     ◎     コアPCE(改定値、予想:前期比年率4.3%)
○21:30 ◎ 4月米個人消費支出(PCE、予想:0.5%)
     ◎ 4月米個人所得(予想:前月比0.4%)
     ☆ 4月米PCEデフレーター(予想:前年比3.8%)
     ☆ 4月米PCEコアデフレーター(予想:前月比0.3%/前年比3.3%)
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:21.1万件/178.0万人)
○21:30 ◎ 4月米耐久財受注額(予想:前月比4.0%/輸送用機器を除く前月比0.5%)
○21:55 ◎ ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、講演
○22:00 ☆ 南アフリカ準備銀行(SARB)、政策金利発表(予想:7.00%に引き上げ)
○23:00 ☆ 4月米新築住宅販売件数(予想:前月比▲3.4%/66.0万件)
○23:15 ◎ ムサレム米セントルイス連銀総裁、講演
○24:00 ◎ マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁、記者会見
○29日00:45 ◎ シュナーベルECB専務理事、講演
○29日01:00 ◇ EIA週間在庫統計
○29日02:00 ◎ 米財務省、7年債入札
○29日04:00 ◎ バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
○インド(イスラム教犠牲祭)、トルコ(犠牲祭)、休場

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。

2026/05/28 6:25:39
NYマーケットダイジェスト
(27日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.52円(前営業日比△0.22円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.47円(△0.21円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1626ドル(▲0.0005ドル)
ダウ工業株30種平均:50644.28ドル(△182.60ドル)
ナスダック総合株価指数:26674.73(△18.55)
10年物米国債利回り:4.48%(横ばい)
WTI原油先物7月限:1バレル=88.68ドル(▲5.21ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4448.4ドル(▲53.9ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
米MBA住宅ローン申請指数
(前週比)   ▲8.5%     ▲2.3%
5月米リッチモンド連銀製造業景気指数
         13        3

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は続伸。イラン国営放送IRIBが「米国とイランの暫定和平合意に関する非公式の草案では、合意の最終取りまとめから1カ月以内にホルムズ海峡の船舶航行を正常化する可能性が盛り込まれている」「米軍はイラン周辺から撤退して海上封鎖を解除する」と報じると、WTI原油先物価格が一時1バレル=87.77ドル前後まで急落。全般ドル売りが優勢となり、21時30分前に一時159.25円付近まで値を下げた。
 ただ、ドル売りは長続きせず、すぐに持ち直した。米ホワイトハウスが「イランが報じた覚書は全くのでっちあげ」と表明し、当該報道を否定すると、WTI原油先物が91ドル台前半まで下げ幅を縮小。全般ドル買いが優勢となり、2時30分前には159.58円と4月30日以来の高値を更新した。米5年債入札後に米長期金利が上昇に転じたことも相場を下支えした。
 なお、トランプ米大統領は「イランとの交渉について、満足していない」と述べたほか、「誰もホルムズ海峡を支配することはできない。米国が監視する」などと話した。

・ユーロドルは小幅ながら続落。イラン国営放送の報道を受けて米イラン和平協議の進展期待が高まると、全般ドル売りが先行。21時30分過ぎに一時1.1661ドルと日通し高値を付けた。
 ただ、買い一巡後は一転下落した。米ホワイトハウスが当該報道を否定したほか、トランプ米大統領の発言を受けて、米イラン和平協議の進展期待が後退。全般ドル買いが優勢となり、24時過ぎに一時1.1622ドルと日通し安値を更新した。もっとも、前日の安値1.1616ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋った。

・ユーロ円は3日続伸。21時30分過ぎに一時185.79円と本日高値を付けたものの、そのあとは伸び悩んだ。24時過ぎには185.41円付近まで下押しした。ユーロドルにつれた動きとなった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、史上最高値を更新した。米イラン和平協議を巡る報道に神経質に上下したものの、そのあとは景気敏感株やディフェンシブ株の一角が買われ、相場を下支えした。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も最高値を更新した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら5日続伸し、史上最高値で取引を終えた。前日急騰した半導体大手マイクロン・テクノロジーが引き続き買われた。

・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。米イラン和平協議を巡る報道に上下する展開だった。米5年債入札後に売りが強まる場面もあったが、反応は一時的だった。

・原油先物相場は大幅に続落。時間外取引から上値重く推移する中、イラン国営放送が「米国とイランの暫定和平合意に関する非公式の草案」を報じると、ホルムズ海峡の航行正常化への期待から87.70ドル台まで急落した。ホワイトハウスが一部報道を否定したことで91ドル超えまで切り返す場面はあったが、和平協議進展への期待感は根強く、引けにかけて再び売り圧力が強まった。

・金先物相場は3日続落。前日からの地合いの弱さを引き継ぐ展開となった。トランプ大統領が利下げを念頭にウォーシュ氏を新FRB議長に指名したものの、市場ではFRBによる利上げ検討の可能性が意識され、金利の付かない金には資金が向かいにくかった。米イラン和平協議を巡る報道に神経質に上下する中、為替がドル高に振れると約2カ月ぶりとなる4400ドルの大台割れまで売られる場面があった。

短期トレード向きの「DMM FX」

-フィボナッチ・ゾーン