フィボナッチ・ゾーン

【ドル円】【フィボナッチゾーン】 2026年05月13日

2026/05/13 8:00:49
東京為替見通し
 昨日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。イラン情勢を巡る不透明感を背景に、原油高・株安・ドル高が先行。米インフレ指標の上振れを受けてドル買いが優勢になると、一時157.76円と日通し高値を更新した。米労働省が発表した4月米消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、ユーロドルは1.1722ドルまで弱含み、ユーロ円は185.00円を挟んだもみ合いに終始した。

 ドル円は昨日の15時前に157円後半から156円後半まで1円近く急落する場面が見られた。まとまったドル売り・円買いのフローが入ったかもしれないが、小規模の介入が入った可能性も否定できない。4月末からゴールデンウイークに見られた複数回の値動きに比べると値幅は大きくなかったが、日本当局の介入警戒感で市場は引き続き神経を尖らせている。

 昨日、片山財務相や高市首相と会談を行ったベッセント米財務長官は、過度な為替変動は望ましくないとし、財務省と緊密に連携を取っていくと強調した。また、日本の金融政策に関し、「コミュニケーションを密にすることが成功につながる」と述べた。片山財務相も足元の為替について日米間でよく連携できていると述べ、金融政策の具体的手法は日本銀行にあると発言した。

 ドル円の上昇トレンドに変化はなく、当面は日本当局のドル売り・円買い介入を警戒しながらの相場が続きそうだ。目先は介入観測があった6日の高値157.94円がレジスタンスとして意識されやすい。昨日に発表された4月米消費者物価指数(CPI)は前年比+3.8%と前月から予想以上に伸びが加速し、2023年5月以来の大幅な上昇となった。先週末に発表された4月米非農業部門雇用者数が市場予想を大きく上回ったことも背景に、米連邦準備理事会(FRB)は来年まで金利を据え置くとの見方が強まりつつある。

 大規模な介入が必要になるほど円に売り圧力がかかっているのが現状である。これは投機筋による動きもあるが、現在のドル高・円安は主に「日米の根本的なファンダメンタルズの差」であるとの指摘も少なくない。国際市場では日本の財政規律への懐疑的な視線があり、「円売り・日本国債売り」の動きには今後も警戒を要する。

2026/05/13 8:06:49
東京外国為替市場概況
 13日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では157.60円とニューヨーク市場の終値(157.63円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。本邦勢の本格参入を前に157.60円前後で推移している。昨日に一時急落した後とあって、上値を試した場面では急変に注意が必要か。

 ユーロ円は小動き。8時時点では185.01円とニューヨーク市場の終値(185.02円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。早朝のオセアニア市場ではほとんど動意がなく185円挟みのもみ合いとなっている。なお、昨日のCME225先物は62500円と大阪取引所比160円安で引けた。

 ユーロドルは8時時点では1.1739ドルとニューヨーク市場の終値(1.1739ドル)とほぼ同水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.58円 - 157.65円
ユーロドル:1.1735ドル - 1.1741ドル
ユーロ円:184.92円 - 185.04円

2026/05/13 8:52:49
【指標】
3月経常収支(季節調整前) +4兆6815億円、予想 +3兆8794億円
3月経常収支(季節調整済) +3兆9006億円、予想 +2兆9380億円

※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。

3月国際収支速報
貿易収支〔予想 7835億円の黒字〕 (前回発表値 2676億円の黒字)
経常収支(季節調整前)〔予想 3兆8794億円の黒字〕 (前回発表値 3兆9327億円の黒字)
経常収支(季節調整済)〔予想 2兆9380億円の黒字〕 (前回発表値 2兆7090億円の黒字)

2026/05/13 9:38:49
要人発言
片山財務相
「ベッセント米財務長官から財政を含めて個別の注文はなかった」
「中東情勢の影響は現時点で予断持ち判断することは困難」

2026/05/13 10:06:49
東京外国為替市場概況
 13日の東京外国為替市場でドル円は小高い。10時時点では157.71円とニューヨーク市場の終値(157.63円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。8時30分過ぎから買いが入り、157.77円まで値を上げて昨日高値の157.76円をわずかに上抜けた。もっとも、前日は同水準付近から1円近く急落する場面もあっただけに高値警戒感も意識されており、積極的に上値を試す動きにはなっていない。

 ユーロドルは小安い。10時時点では1.1738ドルとニューヨーク市場の終値(1.1739ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。対円などでわずかにドル買いが進んだ影響から1.1733ドルまで小安く推移した。

 ユーロ円は10時時点では185.12円とニューヨーク市場の終値(185.02円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて185.15円まで小幅に値を上げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.57円 - 157.77円
ユーロドル:1.1733ドル - 1.1741ドル
ユーロ円:184.92円 - 185.15円

2026/05/13 10:10:49
要人発言
ルクソンNZ首相
「進行中の世界的な課題が、責任ある財政および経済政策の価値を強調」
「債務をGDP比約40%に引き下げる」
「2028/29会計年度までに営業黒字の回復に引き続き注力」

2026/05/13 10:30:49
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。

1-3月期豪賃金指数(前期比)〔予想 +0.8%〕 (前回発表値 +0.8%)

2026/05/13 11:03:49
インターバンクスワップ状況
ドル円スワップスプレッド

O/N 1.34/ 1.24
T/N 1.36 / 1.27
S/W 9.30 / 9.21
1M 41.31 / 41.15
2M 79.75 / 79.46
3M 121.06 / 120.67
6M 233.82 / 232.98

※5月13日10時48分時点

2026/05/13 12:09:43
東京外国為替市場概況
 13日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。12時時点では157.65円とニューヨーク市場の終値(157.63円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。一時157.78円まで小幅に上値を伸ばした。しかし引き続き、前日に現水準付近から1円近く急落したことへの警戒感がくすぶっているもよう。上昇して動意を再開した時間外取引の米10年債利回りが小幅な低下へ転じたこともあり、ドル円は一気に上値を狙いにいくような状況になっていない。

 ユーロドルは小動き。12時時点では1.1737ドルとニューヨーク市場の終値(1.1739ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドルの底堅い動きを眺めつつ、1.1732ドルまで小幅にユーロ安・ドル高方向へ傾斜。ただ、ドル円が上値を伸ばしきれないなか、ユーロドルは1.1742ドルまで小幅に上値を伸ばすなど、限られたレンジで振れる方向の定まらない動きだった。

 ユーロ円は12時時点では185.04円とニューヨーク市場の終値(185.02円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が上値を小幅ながら広げる推移をにらみ、ユーロ円も185.16円まで小幅高。しかし大きな動きになりにくく、NY終値付近へ収れんするような状態だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.57円 - 157.78円
ユーロドル:1.1732ドル - 1.1742ドル
ユーロ円:184.92円 - 185.16円

2026/05/13 12:31:53
インターバンクオプション状況
【ドル円】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 7.31%(前日比+0.12%)
リスクリバーサル1カ月物 1.49%の円コールオーバー

主なオプションのストライクと行使期日
159.50円 13日
159.00円 18日
158.40円 14日
158.35円 14日
158.30円 14日
158.00円 13・14・15日
157.00円 13・19日
156.75円 13日
156.00円 14日

【ユーロドル】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 5.58%(前日比+0.17%)

主なオプションのストライクと行使期日
1.1950ドル 13・14日
1.1930ドル 14日
1.1900ドル 13・14日
1.1890ドル 15日
1.1875ドル 18日
1.1850ドル 14日
1.1845ドル 19日
1.1810ドル 19日
1.1800ドル 14・18・19日
1.1795ドル 14・18日
1.1785ドル 14日
1.1760ドル 19日
1.1750ドル 14・18日
1.1725ドル 13日
1.1710ドル 13日
1.1700ドル 13・14・19日
1.1680ドル 14日
1.1675ドル 15日
1.1650ドル 18日
1.1616ドル 13日
1.1600ドル 14・18日
1.1575ドル 15日

2026/05/13 13:53:49
イベントスケジュール
○15:00 ◇ 4月独卸売物価指数(WPI)
○15:35 ◎ ラデフ・ブルガリア中銀総裁、講演
○15:45 ◇ 4月仏消費者物価指数(CPI)改定値(予想:前月比1.0%/前年比2.2%)
○16:00 ◇ 3月トルコ経常収支(予想:97.0億ドルの赤字)
○17:00 ◎ ミュラー・エストニア中銀総裁、講演
○18:00 ☆ 1-3月期ユーロ圏域内総生産(GDP)改定値(予想:前期比0.1%/前年比0.8%)
○18:00 ◎ 3月ユーロ圏鉱工業生産(予想:前月比0.3%/前年比▲1.7%)
○20:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○21:00 ◎ 3月ブラジル小売売上高(予想:前年同月比2.7%)
○21:30 ◎ 4月米卸売物価指数(PPI、予想:前月比0.5%/前年比4.8%)
     ◎ 食品とエネルギーを除くコア指数(予想:前月比0.3%/前年比4.3%)
○23:30 ◇ EIA週間在庫統計
○14日00:30 ◎ コリンズ米ボストン連銀総裁、講演
○14日02:00 ◎ 米財務省、30年債入札
○14日02:00 ◎ マン英中銀金融政策委員会(MPC)委員、講演
○14日02:15 ◎ カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、討議に参加
○14日04:00 ◎ レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
○14日04:15 ◎ ラガルドECB総裁、講演

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。

2026/05/13 14:03:43
【指標】
4月景気ウオッチャー調査・先行き判断指数 39.4、予想 40.9

※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。

4月景気ウオッチャー調査・現状判断指数〔予想 41.5〕 (前回発表値 42.2)
4月景気ウオッチャー調査・先行き判断指数〔予想 40.9〕 (前回発表値 38.7)

2026/05/13 15:06:53
東京外国為替市場概況
 13日午後の東京外国為替市場でドル円はこう着相場が続く。15時時点では157.69円と12時時点(157.65円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。底堅さを維持するも、介入警戒感が上値を抑える要因となり、午後のドル円は157.70円前後でもみ合い。引き続き6日の高値157.94円が目先のレジスタンスとして意識されている。

 ユーロドルも動意薄。15時時点では1.1734ドルと12時時点(1.1737ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。相場全体の値動きが鈍く、1.1730ドル台でこう着。本日これまでのレンジはわずか0.0010ドル程度にとどまった。時間外の米10年債利回りは前日終値水準の4.463%前後で値動きは限られている。

 ユーロ円は15時時点では185.04円と12時時点(185.04円)とほぼ同水準だった。185.16円を頭とした、185円前半の狭いレンジ内での振幅にとどまった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.57円 - 157.78円
ユーロドル:1.1732ドル - 1.1742ドル
ユーロ円:184.92円 - 185.16円

2026/05/13 15:45:14
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=157.69円(前営業日NY終値比△0.06円)
ユーロ円:1ユーロ=185.04円(△0.02円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1734ドル(▲0.0005ドル)
日経平均株価:63272.11円(前営業日比△529.54円)
東証株価指数(TOPIX):3919.48(△46.58)
債券先物6月物:128.90円(▲0.26円)
新発10年物国債利回り:2.590%(△0.050%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
       <発表値>    <前回発表値>
3月国際収支速報
経常収支(季節調整前)
    4兆6815億円の黒字 3兆9327億円の黒字
経常収支(季節調整済)
    3兆9006億円の黒字 2兆7015億円の黒字・改
貿易収支
      8305億円の黒字 2676億円の黒字

4月景気ウオッチャー調査
現状判断指数   40.8     42.2
先行き判断指数  39.4     38.7
※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。朝方に157.58円まで下押ししたが売り圧力は強まらず。その後は前日高値157.76円を上抜くも157.78円まで頭打ちとなるなど、方向感を模索する動きとなった。

・ユーロ円は伸び悩み。ドル円に連れて185.16円まで値を上げるも一時的だった。その後はユーロドルが下押した影響を受け、184.94円付近まで下押して早朝に付けた安値184.92円に迫った。

・ユーロドルは小安い。対円でドル買いが進んだ影響から1.1730ドル台で弱含むも、その後の戻りは1.1742ドルに留まり頭が重かった。15時過ぎには1.1725ドルまで下値を広げた。

・日経平均株価は続伸。前日にナスダックが下落して影響から売りが先行するも、その後は好業績銘柄への買いが続いた。また、取引終了後に決算発表を予定しているソフトバンクグループ(SBG)が上昇に転じたことが指数を押し上げた。終値は史上初となる6万3000円台に乗せた。

・債券先物相場は4日続落。前日の欧米債券相場が下落した影響を受けて売りが優勢となり、128円78銭まで下落。売りの勢いが一服すると値を戻す場面も見られたが129円02銭までに留まり、上値重く推移した。新発10年債利回りは、一時2.600%まで上昇して1997年5月以来の高水準を付けた。

2026/05/13 15:46:49
【指標】
4月仏CPI改定値(前年比) +2.2%、予想 +2.2%

※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。

4月仏消費者物価指数(CPI)改定値(前月比)〔予想 +1.0%〕 (前回発表値 +1.0%)
4月仏消費者物価指数(CPI)改定値(前年比)〔予想 +2.2%〕 (前回発表値 +2.2%)

2026/05/13 16:01:49
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。

3月トルコ経常収支〔予想 97.0億ドルの赤字〕 (前回発表値 75.0億ドルの赤字)

2026/05/13 17:05:54
要人発言
国際エネルギー機関(IEA)
「イラン紛争により、石油備蓄が記録的ベースで減少」

2026/05/13 17:11:44
東京外国為替市場概況
 13日午後の東京外国為替市場でユーロドルは弱含み。17時時点では1.1707ドルと15時時点(1.1734ドル)と比べて0.0027ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢参入後はユーロ売りでの反応となっており、1.1706ドルまで売られた。
 ほか、ユーロ/ポンドは0.8657ポンド、ユーロ/スイスフランは0.9151フランまで、それぞれユーロ安が進んでいる。

 ドル円は小高い。17時時点では157.84円と15時時点(157.69円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。対ユーロでのドル買いの影響を受け、157.85円まで値を上げて6日高値157.94円に迫った。時間外の米10年債利回りが4.45%台に低下するも反応は薄かった。

 ユーロ円は上値が重い。17時時点では184.78円と15時時点(185.04円)と比べて26銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下げにつれる形で184.74円まで下押した。欧州株は総じて堅調だったものの、ユーロ円の戻りは限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.57円 - 157.85円
ユーロドル:1.1706ドル - 1.1742ドル
ユーロ円:184.74円 - 185.16円

2026/05/13 18:01:49
【指標】
1-3月期ユーロ圏GDP改定値(前年比) +0.8%、予想 +0.8%
3月ユーロ圏鉱工業生産(前月比) +0.2%、予想 +0.3%
3月ユーロ圏鉱工業生産(前年比) -2.1%、予想 -1.7%

※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。

1-3月期ユーロ圏域内総生産(GDP)改定値(前期比)〔予想 +0.1%〕 (前回発表値 +0.1%)
1-3月期ユーロ圏域内総生産(GDP)改定値(前年比)〔予想 +0.8%〕 (前回発表値 +0.8%)
3月ユーロ圏鉱工業生産(前月比)〔予想 +0.3%〕 (前回発表値 +0.4%)
3月ユーロ圏鉱工業生産(前年比)〔予想 -1.7%〕 (前回発表値 -0.6%)

2026/05/13 19:37:44
要人発言
ミュラー・エストニア中銀総裁
「ユーロ圏はスタグフレーションに陥っていない」
「6月の利上げを回避するためには、ホルムズ海峡の混乱が速やかに解決される必要がある」

2026/05/13 20:00:51
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。

米MBA住宅ローン申請指数(前週比)〔予想 -〕 (前回発表値 -4.4%)

2026/05/13 20:11:44
欧州外国為替市場概況
 13日の欧州外国為替市場でユーロドルは下落が一服。20時時点では1.1712ドルと17時時点(1.1707ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。原油先物の買い戻しを背景にドル高の流れが強まると、1.17ドルを割り込んで1.1696ドルまで日通し安値を更新した。しかしながら、1.1684ドルに位置する200日移動平均線が支持水準として意識されて1.17ドル台を回復。ユーロポンドの反発にもつれて、1.1710ドル台まで持ち直した。

 なお、ポンドドルは昨日安値1.3500ドルを割り込んで、一時1.3495ドルまで下値を広げた。英タイムズが、ストリーティング英保健相が早ければ明日にも辞任する可能性があると報じたことで、スターマー政権の求心力低下を巡る政局不安が意識された。財政運営への不透明感から英長期債が売られ、ポンドにも下押し圧力が強まった。

 ドル円は底堅い。20時時点では157.81円と17時時点(157.84円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。ユーロドルでドル買い進んだ局面では、つれて157.90円まで日通し高値を更新した。ただ、6日の急落前につけた同日高値157.94円には届かず、一旦は157.70円台まで緩んだ。もっとも、WTI原油先物が102ドル台まで切り返すなかでは下押し幅は限られた。

 ユーロ円は下げ渋り。20時時点では184.84円と17時時点(184.78円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。18時前につけた184.63円を本日安値に184.80円台まで買い戻された。ユーロが対ドルやポンドで持ち直した影響を受けた。ユーロポンドは0.8648ポンドを下値に0.8670ポンド台を回復している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.57円 - 157.90円
ユーロドル:1.1696ドル - 1.1742ドル
ユーロ円:184.63円 - 185.16円

2026/05/13 20:30:49
イベントスケジュール
○21:00 ◎ 3月ブラジル小売売上高(予想:前年同月比2.7%)
○21:30 ◎ 4月米卸売物価指数(PPI、予想:前月比0.5%/前年比4.8%)
     ◎ 食品とエネルギーを除くコア指数(予想:前月比0.3%/前年比4.3%)
○23:30 ◇ EIA週間在庫統計
○14日00:30 ◎ コリンズ米ボストン連銀総裁、講演
○14日02:00 ◎ 米財務省、30年債入札
○14日02:00 ◎ マン英中銀金融政策委員会(MPC)委員、講演
○14日02:15 ◎ カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、討議に参加
○14日04:00 ◎ レーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
○14日04:15 ◎ ラガルドECB総裁、講演

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。

2026/05/13 21:01:11
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。

3月ブラジル小売売上高(前年比)〔予想 +2.7%〕 (前回発表値 +0.2%)

2026/05/13 21:31:49
【指標】
4月米PPI(前年比) +6.0%、予想 +4.8%
4月米PPI食品とエネルギーを除くコア指数(前月比) +1.0%、予想 +0.3%
4月米PPI食品とエネルギーを除くコア指数(前年比) +5.2%、予想 +4.3%

※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。

4月米卸売物価指数(PPI、前月比)〔予想 +0.5%〕 (前回発表値 +0.5%)
4月米卸売物価指数(PPI、前年比)〔予想 +4.8%〕 (前回発表値 +4.0%)
4月米PPI食品とエネルギーを除くコア指数(前月比)〔予想 +0.3%〕 (前回発表値 +0.1%)
4月米PPI食品とエネルギーを除くコア指数(前年比)〔予想 +4.3%〕 (前回発表値 +3.8%)

2026/05/13 22:14:04
欧州外国為替市場概況
 13日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では157.84円と20時時点(157.81円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。20時過ぎに157.75円付近で下げが一服すると、その後はWTI原油先物が102ドル台後半まで上昇したことが支えとなった。4月米卸売物価指数(PPI)が前年比+6.0%と予想+4.8%を上回る伸びとなったことを受け、157.89円付近まで上値を伸ばして本日高値157.90円に迫った。

 ユーロドルは下げ渋り。22時時点では1.1702ドルと20時時点(1.1712ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。原油高を背景とするドル買いが重しとなる中、4月米PPIの発表後に1.1697ドル付近まで下押しした。もっとも本日安値1.1696ドルには届かず、一巡後は1.17ドル台を回復した。

 ユーロ円は上値が重い。22時時点では184.71円と20時時点(184.84円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルのじり安基調に連れて184.67円付近まで値を下げ、本日安値に迫る場面が見られた。日米株価先物の軟調推移も重しとなったもよう。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.57円 - 157.90円
ユーロドル:1.1696ドル - 1.1742ドル
ユーロ円:184.63円 - 185.16円

2026/05/13 23:31:50
【指標】
米エネルギー省(EIA)週間石油在庫  2026/5/8 時点

原油
-430.6万バレル (前週 -231.3万バレル)

ガソリン
-408.4万バレル (前週 -250.4万バレル)

中間留分(含む暖房油)
+19.0万バレル (前週 -129.4万バレル)

原油受け渡し地点オクラホマ州クッシング原油在庫
-170.2万バレル (前週 -64.8万バレル)

2026/05/14 0:04:44
ニューヨーク外国為替市場概況
 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。24時時点では157.86円と22時時点(157.84円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。米インフレ圧力の根強さなどを背景に円売り・ドル買いが出ると一時157.90円と日本時間夕刻に付けた日通し高値に面合わせしたものの、政府・日銀による為替介入への警戒感も根強く、上値は限定的だった。

 ユーロドルは小動き。24時時点では1.1707ドルと22時時点(1.1702ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。新規材料難から様子見ムードが広がり、大きな方向感は出なかった。「市場の注目は14日に予定されている米中首脳会談に向いている」との声も聞かれた。

 ユーロ円は24時時点では184.82円と22時時点(184.71円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.57円 - 157.90円
ユーロドル:1.1696ドル - 1.1742ドル
ユーロ円:184.63円 - 185.16円

2026/05/14 0:33:44
要人発言
コリンズ米ボストン連銀総裁
「当面は政策スタンスを維持する必要」
「金融政策は必要に応じて調整できる体制が整っている」
「長期インフレ期待は2%目標と整合」
「金融引き締めのシナリオも考えられる」
「妥当な期間内に2%のインフレ目標に戻る必要がある」
「インフレリスクを懸念」

2026/05/14 2:05:50
ニューヨーク外国為替市場概況
 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は高止まり。2時時点では157.85円と24時時点(157.86円)と比べて1銭程度のドル安水準。103ドル半ばまで上昇したWTI原油先物価格が100ドル台まで上げ幅を縮めると、米長期金利の指標とされる10年債利回りも4.50%台から4.46%台へ低下した。この動きに連れてドル円も157.75円近辺まで売られる場面があった。しかし、下押しも限られ、再び日通し高値が視野に入る水準で高止まりしている。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.1708ドルと24時時点(1.1707ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利が上げ幅を縮小したこともあり、1.1718ドル付近まで買い戻しが入ったが上値は重いまま。

 なお、アルミニウムが2022年3月の水準まで上昇するなど、コモディティ市場が堅調なことでコモディティ通貨の買いを誘った。豪ドルは対ドルでは2022年6月以来となる0.7272ドル、対円では1990年以来となる114.74円、対NZドルでも2013年以来となる1.2240ドルまで豪ドル買いが進んだ。また、ランドも対円で9.63円、対ドルで16.38ランド台までランド買いが進んだ。

 ユーロ円はもみ合い。2時時点では184.82円と24時時点(184.82円)とほぼ同水準だった。ドル相場となっていることで、184.80円を挟んでもみ合い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.57円 - 157.90円
ユーロドル:1.1696ドル - 1.1742ドル
ユーロ円:184.63円 - 185.16円

2026/05/14 2:41:50
要人発言
カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「インフレは高すぎる」
「FRBはインフレ率を2%に戻す必要」
「労働市場は横ばいで、低調」
「イラン情勢がインフレ環境を一変させた」

2026/05/14 3:25:40
欧州マーケットダイジェスト
(13日終値:14日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=157.92円(13日15時時点比△0.23円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.83円(▲0.21円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1704ドル(▲0.0030ドル)
FTSE100種総合株価指数:10325.35(前営業日比△60.03)
ドイツ株式指数(DAX):24136.81(△181.88)
10年物英国債利回り:5.065%(▲0.036%)
10年物独国債利回り:3.100%(▲0.001%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
4月仏消費者物価指数(CPI)改定値
(前月比)   1.0%       1.0%
(前年比)   2.2%       2.2%
1-3月期ユーロ圏域内総生産(GDP)改定値
(前期比)   0.1%       0.1%
(前年比)   0.8%       0.8%
3月ユーロ圏鉱工業生産
(前月比)   0.2%      0.2%・改
(前年比)  ▲2.1%     ▲0.8%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは下げ渋り。米国とイランの戦闘終結へ向けた協議に進展がみられず、中東情勢の不透明感が根強いことから、WTI原油先物価格が1バレル=103.67ドル前後まで上昇。「有事のドル買い」が入りやすい地合いとなった。日本時間夕刻に一時1.1696ドルと日通し安値を付けた。
 ただ、200日移動平均線が位置する1.1684ドルがサポーターとして意識されると下げ渋る展開に。4月米卸売物価指数(PPI)が予想を上回ると1.1697ドル付近まで下押しする場面もあったが、1時30分過ぎには1.1718ドル付近まで持ち直した。

・ドル円は強含み。イラン情勢を巡る不透明感を背景に円売り・ドル買いが先行すると、日本時間夕刻に一時157.90円まで値を上げたものの、そのあとは157円台後半でのもみ合いに転じた。
 もっとも、NY市場に入ると4月米卸売物価指数(PPI)の上振れを受けて円売り・ドル買いが優勢に。3時前には一時157.93円と日通し高値を更新した。ただ、政府・日銀による為替介入への警戒感から円買い・ドル売りも入ったため、一本調子で上昇する展開にはならなかった。

・ユーロ円は下げ渋り。日本時間夕刻に一時184.63円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ユーロドルにつれた動きとなった。

・ロンドン株式相場は反発。イラン情勢を巡る不透明感は根強いものの、リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われ、相場の押し上げ要因となった。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株も堅調だった。半面、レレックスやエクスペリアンなど資本財サービス株が売られた。

・フランクフルト株式相場は反発。買い先行で始まったものの、イラン情勢への懸念から上値は限定的となった。個別ではインフィニオン・テクノロジーズ(10.70%高)やメルク(7.21%高)、スカウト24(5.76%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。

2026/05/14 4:04:20
ニューヨーク外国為替市場概況
 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小高い。4時時点では157.89円と2時時点(157.85円)と比べて4銭程度のドル高水準。緩やかな動きだが上値を抑えていた157.90円の売りオーダーをこなし3時前には157.93円まで上昇した。ただ、WTI原油先物が反落して引け、米債も落ち着いた動きになっていることや、政府・日銀の介入警戒感もあり一方的に上値を買い上げる勢いはなかった。

 ユーロドルは小動き。4時時点では1.1707ドルと2時時点(1.1708ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル買いが上値を抑えてはいるが1.1700ドル台を割り込む勢いはなく小動き。なお、米上院はウォーシュ元米連邦準備理事会(FRB)理事のFRB議長就任を承認したが市場の反応は薄かった。

 ユーロ円はこう着。4時時点では184.85円と2時時点(184.82円)と比べて3銭程度のユーロ高水準。184.80円台を中心にこう着している。
 

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.57円 - 157.93円
ユーロドル:1.1696ドル - 1.1742ドル
ユーロ円:184.63円 - 185.16円

2026/05/14 5:49:50
要人発言
コリンズ米ボストン連銀総裁
「物価上昇圧力がエネルギー分野を超えて、他の商品やサービスにも波及するかどうか注視している」
「イラン戦争によるインフレ圧力は、やがて収束する見通し」

2026/05/14 6:03:50
ニューヨーク外国為替市場概況
 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続伸。終値は157.86円と前営業日NY終値(157.63円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。米労働省が発表した4月米卸売物価指数(PPI)は前月比1.4%/前年比6.0%と予想の前月比0.5%/前年比4.8%を大幅に上回ったほか、食品とエネルギーを除くコア指数は前月比1.0%/前年比5.2%と予想の前月比0.3%/前年比4.3%より強い内容となった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.5003%前後と昨年6月以来約11カ月ぶりの高水準を記録すると、全般ドル買いが優勢となり、3時前に157.93円と本日高値を付けた。
 ただ、米長期金利が上昇幅を縮小したことや、政府・日銀による為替介入への警戒感から、一本調子で上昇する展開にはならなかった。市場では「政府・日銀が円買い介入を実施したとみられる6日の高値157.94円がレジスタンスとして意識されている」との声も聞かれた。

 ユーロドルは3日続落。終値は1.1711ドルと前営業日NY終値(1.1739ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。前日の4月米消費者物価指数(CPI)に続き、本日の4月米PPIが予想より強い内容だったことを受けて全般ドル買いが先行。21時30分過ぎに一時1.1697ドル付近まで値を下げた。
 ただ、日本時間夕刻に付けた日通し安値1.1696ドルや200日移動平均線が位置する1.1684ドルがサポートとして意識されると下げ渋った。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「米国の労働市場は年初と比べてやや改善した」との述べたものの、物価情勢については「イランとの戦闘によりすでに高水準にあったインフレがさらに悪化している」との認識を示した。

 ユーロ円は小幅ながら続落。終値は184.87円と前営業日NY終値(185.02円)と比べて15銭程度のユーロ安水準。21時30分過ぎに一時184.67円付近まで値を下げたものの、日本時間夕刻に付けた日通し安値184.63円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。取引終了間際には184.96円付近まで下値を切り上げた。ユーロドルにつれた動きとなった。

本日の参考レンジ
ドル円:157.57円 - 157.93円
ユーロドル:1.1696ドル - 1.1742ドル
ユーロ円:184.63円 - 185.16円

2026/05/14 6:15:44
イベントスケジュール
<国内>
○08:50 ◇ 4月マネーストックM2
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース、2週分)
○13:00 ◇ 増一行日銀審議委員、講演

<海外>
○08:00 ◎ ローガン米ダラス連銀総裁、講演
○08:01 ◇ 4月英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数(予想:▲25)
○15:00 ☆ 3月英国内総生産(GDP、予想:前月比▲0.1%)
○15:00 ☆ 1-3月期英GDP速報値(予想:前期比0.6%/前年比0.8%)
○15:00 ◎ 3月英鉱工業生産(予想:前月比▲0.2%/前年比0.3%)
○15:00 ◎ 3月英製造業生産高(予想:前月比▲0.1%)
○15:00 ◇ 3月英商品貿易収支/英貿易収支(予想:200.00億ポンドの赤字/20.00億ポンドの赤字)
○21:30 ◇ 3月カナダ卸売売上高(予想:前月比1.4%)
○21:30 ☆ 4月米小売売上高(予想:前月比0.5%/自動車を除く前月比0.6%)
○21:30 ◇ 4月米輸入物価指数(予想:前月比1.0%)
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:20.5万件/179.0万人)
○23:00 ◇ 3月米企業在庫(予想:前月比0.8%)
○23:15 ◎ シュミッド米カンザスシティー連銀総裁、講演
○15日00:15 ◎ ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト、講演
○15日02:00 ◎ ハマック米クリーブランド連銀総裁、あいさつ
○米中首脳会談(北京、15日まで)
○スイス、ノルウェー、スウェーデン(キリスト昇天祭)、休場

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。

2026/05/14 6:20:50
NYマーケットダイジェスト
(13日終値)
ドル・円相場:1ドル=157.86円(前営業日比△0.23円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.87円(▲0.15円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1711ドル(▲0.0028ドル)
ダウ工業株30種平均:49693.20ドル(▲67.36ドル)
ナスダック総合株価指数:26402.34(△314.14)
10年物米国債利回り:4.47%(△0.01%)
WTI原油先物6月限:1バレル=101.02ドル(▲1.16ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4706.7ドル(△20.0ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
米MBA住宅ローン申請指数
(前週比)   1.7%      ▲4.4%
4月米卸売物価指数(PPI)
(前月比)   1.4%      0.7%・改
(前年比)   6.0%      4.3%・改
食品とエネルギーを除くコア指数
(前月比)   1.0%      0.2%・改
(前年比)   5.2%      4.0%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は3日続伸。米労働省が発表した4月米卸売物価指数(PPI)は前月比1.4%/前年比6.0%と予想の前月比0.5%/前年比4.8%を大幅に上回ったほか、食品とエネルギーを除くコア指数は前月比1.0%/前年比5.2%と予想の前月比0.3%/前年比4.3%より強い内容となった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.5003%前後と昨年6月以来約11カ月ぶりの高水準を記録すると、全般ドル買いが優勢となり、3時前に157.93円と本日高値を付けた。
 ただ、米長期金利が上昇幅を縮小したことや、政府・日銀による為替介入への警戒感から、一本調子で上昇する展開にはならなかった。市場では「政府・日銀が円買い介入を実施したとみられる6日の高値157.94円がレジスタンスとして意識されている」との声も聞かれた。

・ユーロドルは3日続落。前日の4月米消費者物価指数(CPI)に続き、本日の4月米PPIが予想より強い内容だったことを受けて全般ドル買いが先行。21時30分過ぎに一時1.1697ドル付近まで値を下げた。
 ただ、日本時間夕刻に付けた日通し安値1.1696ドルや200日移動平均線が位置する1.1684ドルがサポートとして意識されると下げ渋った。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「米国の労働市場は年初と比べてやや改善した」との述べたものの、物価情勢については「イランとの戦闘によりすでに高水準にあったインフレがさらに悪化している」との認識を示した。

・ユーロ円は小幅ながら続落。21時30分過ぎに一時184.67円付近まで値を下げたものの、日本時間夕刻に付けた日通し安値184.63円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。取引終了間際には184.96円付近まで下値を切り上げた。ユーロドルにつれた動きとなった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落。4月米PPIの上振れを受けて売りが先行すると一時300ドル超下落した。ただ、引けにかけては買い戻しが優勢となり、下げ幅を縮めた。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も最高値を更新した。人工知能(AI)への成長期待が高まる中、半導体関連株が買われた。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日続落。前日の4月米CPIに続き、本日の4月米PPIが予想より強い内容だったことを受けて債券売りが優勢となった。利回りは一時4.5003%前後と昨年6月以来約11カ月ぶりの高水準を付けた。ただ、押し目を拾いたい向きも多く、引けにかけては下げ渋った。

・原油先物相場は4日ぶりに反落。米エネルギー省(EIA)が発表した石油在庫で原油、ガソリンともに大幅な取り崩しとなったことで一時103ドル半ばまで上昇する場面があった。しかし、連日続伸していたこともあり、利食い売りも入り4日ぶりに反落して引けた。

・金先物相場は3日ぶりに反発した。明日始まる米中首脳会談を前に、両大国の関係改善を期待する声が多く、貴金属価格は堅調な動きになった。4月米PPIが市場予想を大幅に上回ったことで、金利のつかない金先物に売りがはいる場面もあったが下値は底堅く反発して引けた。

短期トレード向きの「DMM FX」

-フィボナッチ・ゾーン