
2026/04/16 6:23:44
要人発言
ベイリー英中銀(BOE)総裁
「インフレ率はさらに上昇するだろう」
「戦争前は1回か2回の利下げを予想していた」
「現時点ではそれは英中銀の中心的な予想に含まれず」
「我々は判断を急ぐつもりはない」
2026/04/16 8:00:45
東京為替見通し
15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、日銀の早期利上げ観測の後退を背景に159.15円まで強含んだ後、片山財務相が日米財務相会談後に「必要ならば断固たる措置も取る」と述べたことで158.76円付近まで反落した。ユーロドルは1.1808ドルまで強含みに推移した。ユーロ円は、片山財務相の円安牽制発言で187.34円付近まで値を下げた後、187.70円まで切り返して1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、米国とイランの第2回和平協議開催の公式発表待ちで動きづらい展開が予想される。
昨日は、片山財務相がベッセント米財務長官との日米財務相会談で為替議論を行った後、2025年9月の日米共同声明に触れつつ、「今まで以上に日米間で緊密な連絡を取ることで一致し、必要ならば断固たる措置も取る」と述べ、改めて介入も辞さない姿勢を示した。日米協調でのドル高・円安抑制への警戒感が浮上しており、今後はベッセント米財務長官の発言に警戒することになる。
米国とイランが合意した2週間(※米国東部時間4月21日)の停戦期間での第1回和平協議(11日)は決裂したが、第2回和平協議での合意への期待感から、中東有事のドル買い持ちポジションが巻き戻され、原油価格は反落し、日経平均株価は過去最高値に迫り、S&P総合500種やナスダック総合は過去最高値を更新している。
第2回和平協議の開催日と場所に関しては、14日にトランプ米大統領が「イランとの戦闘終結に向けた交渉が2日以内にパキスタンで再開する可能性がある」と述べていたことや、関係筋による「第2回和平協議は16日前後を目処にしている」との発言などから、16日にイスラマバードで開催されると思われていた。
しかしながら、米国とイランからは、正式な発表がないため、動きづらい展開となっている。
報道によると、18日までにイスラマバードで開催される予定、21日の2週間の停戦期限からさらに2週間延期される可能性、などと報じられているが、トランプ米大統領は、「停戦延長について考えていない」、「27-29日に合意に到達する可能性」などと述べている。
第1回に続いて第2回の和平協議の交渉のテーブルにつくと予想されているバンス副大統領は、「大統領は小さな合意(small deal)を望んでいない。グランドバーゲン(grand bargain=重大で包括的な合意)を作りたいと考えている」と述べた。
第1回和平協議では、バンス副大統領は、イランが、米国のレッドライン(譲れない一線)である核開発の野心を放棄しなかったため交渉が決裂したと説明している。
米国側は、これまでの条件である「イランのウラン濃縮権限の永久放棄」から一歩退き、「20年間の濃縮中断」を要求したが、イランは「5年」を逆提案したため交渉は決裂したとのことである。そして、イランは、核兵器開発の意図を否定しつつ、ウラン濃縮の権利を主張しているとのことである。
また、米上院は昨日、民主党が提出したトランプ大統領に議会の承認を得るまで戦闘を停止するよう求める決議案の審議入りを52対47で阻止しており、共和党が11月の中間選挙に向けて劣勢となる可能性があるにも関わらず、戦争政策を支持していることが示された。
2026/04/16 8:06:45
東京外国為替市場概況
16日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では158.87円とニューヨーク市場の終値(159.00円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。朝方はやや円高・ドル安方向に振れており、一時158.83円まで小幅に下げている。第2回米イラン和平交渉の日程決定を待つなかで積極的な売買は引き続き手控えられそうだ。
ユーロ円も小幅安。8時時点では187.49円とニューヨーク市場の終値(187.60円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。ドル円につれ安となり187.46円まで下げている。なお、昨日のCME225先物は58570円と大阪取引所比210円高で引けた。
ユーロドルは8時時点では1.1802ドルとニューヨーク市場の終値(1.1799ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.83円 - 159.03円
ユーロドル:1.1798ドル - 1.1803ドル
ユーロ円:187.46円 - 187.65円
2026/04/16 8:52:44
【指標】
週次・前週土曜日まで7日間分
[対内]-[対外]証券投資
【非居住者による円資産売買・居住者による外貨資産売買 差引き】
ネット 36,988 (←円資産買い超) ※単位:億円
出所;財務省データよりDZHフィナンシャルリサーチ算出
対外証券投資【居住者による取得・処分】(単位:億円) 出所;財務省
中長期債
ネット 6,962 (←外貨資産買い超)
株式・投資ファンド持分
ネット 2,555 (←外貨資産買い超)
小計
ネット 9,517 (←外貨資産買い超)
対内証券投資【非居住者による取得・処分】(単位:億円) 出所;財務省
中長期債
ネット 7,072 (←円資産買い超)
株式・投資ファンド持分
ネット 39,433 (←円資産買い超)
小計
ネット 46,505 (←円資産買い超)
※ネットのプラスは取得超・買い越し、マイナス(-)は処分超・売り越しを表す。
2026/04/16 10:06:45
東京外国為替市場概況
16日の東京外国為替市場でドル円はじり安。10時時点では158.73円とニューヨーク市場の終値(159.00円)と比べて27銭程度のドル安水準だった。朝方からの上値の重い展開が続いた。時間外の米10年債利回りが低下したことも嫌気され、昨日NY時間安値の158.76円を下抜けて158.68円まで下落した。
ユーロ円も弱含み。10時時点では187.41円とニューヨーク市場の終値(187.60円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。ドル円につれ安の展開が継続し、一時187.38円まで値を下げている。なお、日経平均株価は一時59000円台に乗せ、2月26日に付けたザラ場ベースでの史上最高値59332.43円が視野に入ってきている。
ユーロドルは10時時点では1.1807ドルとニューヨーク市場の終値(1.1799ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落と米金利低下に伴って一時1.1809ドルまで小幅に上げ、昨日高値の1.1808ドルをわずかに上抜けた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.68円 - 159.03円
ユーロドル:1.1798ドル - 1.1809ドル
ユーロ円:187.38円 - 187.65円
2026/04/16 10:30:45
【指標】
3月豪失業率 4.3%、予想 4.3%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月豪雇用統計
新規雇用者数〔予想 +2.00万人〕 (前回発表値 +4.89万人)
失業率〔予想 4.3%〕 (前回発表値 4.3%)
2026/04/16 10:55:45
要人発言
片山財務相
「G7会合で中東情勢受けた大きな市場変動が見られると発言」
「原油動向が為替に波及、高い緊張感を持って市場を注視」
2026/04/16 10:58:44
要人発言
片山財務相
「日米財務相会談、為替についても話した」
2026/04/16 11:01:15
【指標】
1-3月期中国GDP(前年比)+5.0%、予想 +4.8%
3月中国小売売上高(前年比) +1.7%、予想 +2.3%
3月中国鉱工業生産(前年比)+5.7%、予想 +5.5%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
1-3月期中国国内総生産(GDP)(前期比)〔予想 +1.4%〕 (前回発表値 +1.2%)
1-3月期中国国内総生産(GDP)(前年比)〔予想 +4.8%〕 (前回発表値 +4.5%)
3月中国小売売上高(前年比)〔予想 +2.3%〕 (前回発表値 +2.8%)
3月中国鉱工業生産(前年比)〔予想 +5.5%〕 (前回発表値 +6.3%)
2026/04/16 11:10:45
インターバンクスワップ状況
ドル円スワップスプレッド
O/N 1.39 / 1.27
T/N 4.01 / 3.95
S/W 9.45 / 9.36
1M 40.56 / 40.36
2M 84.63 / 84.23
3M 122.45 / 121.99
6M 236.03 / 234.97
※4月16日10時35分時点
2026/04/16 11:47:45
要人発言
三村財務官
「(為替について)日米で緊密に連携することで合意」
2026/04/16 12:12:45
東京外国為替市場概況
16日の東京外国為替市場でドル円は軟調。12時時点では158.51円とニューヨーク市場の終値(159.00円)と比べて49銭程度のドル安水準だった。10時頃に158.68円まで下落したところで朝方からの売りの流れに一服感が生じかけたものの、反発は158.83円前後まで。片山財務相の「原油動向が為替に波及、高い緊張感を持って市場を注視」などの言葉が伝わるなか再び下押す重い動きに。三村財務官の「(為替について)日米で緊密に連携することで合意」との発言も聞かれ、12時過ぎには158.27円まで下落した。
ユーロ円は株価やドル円をにらんで上下。12時時点では187.31円とニューヨーク市場の終値(187.60円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。戻りが鈍いドル円の動向を反映した円買い局面で187.33円まで小幅に下値を広げた。しかし日経平均株価が59569円までザラ場の史上最高値を更新するなかリスク選好の円売り方向へ傾斜。187.54円前後まで戻した。ただ、当局者発言でドル円の円買いが再び強まると、連れて187.11円まで下落した。
ユーロドルは底堅い。12時時点では1.1817ドルとニューヨーク市場の終値(1.1799ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円が底堅く推移した局面でも支えられたほか、対円でのドル調整が後押しに。12時過ぎには1.1824ドルまで上昇した。
豪ドルは下押し後に上昇。豪3月新規雇用者数が+1.79万人と、市場予想の+2.00万人を下回った。発表直後の豪ドルは反応が鈍かったものの、対ドルで0.7163米ドル、豪ドル円は113.76円へ下押した。ただ、雇用者数の内訳で正規雇用者数が+5.25万人と、前月の修正値-2.77万人から大きく改善。豪ドルは下落幅を縮小した。その後、1-3月期中国国内総生産(GDP)が前年比で+5.0%と市場予想の+4.8%を上回る強い結果となったことを確認すると、中国と経済的な結びつきが強い豪州の通貨・豪ドルは対ドルで0.7197米ドル、対円で114.15円、対ユーロでも1.6426豪ドルまで豪ドル高となった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.27円 - 159.03円
ユーロドル:1.1797ドル - 1.1824ドル
ユーロ円:187.11円 - 187.65円
2026/04/16 12:31:44
インターバンクオプション状況
【ドル円】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 7.61%(前日比-0.05%)
リスクリバーサル1カ月物 0.64%の円コールオーバー
主なオプションのストライクと行使期日
161.00円 16日
160.00円 22日
159.50円 16日
158.40円 16日
158.35円 22日
157.00円 16日
156.90円 16日
【ユーロドル】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 6.25%(前日比-0.05%)
主なオプションのストライクと行使期日
1.1895ドル 16日
1.1815ドル 17日
1.1805ドル 22日
1.1800ドル 21・22日
1.1785ドル 20日
1.1780ドル 21日
1.1770ドル 22日
1.1760ドル 21日
1.1750ドル 20日
1.1735ドル 17日
1.1725ドル 21日
1.1700ドル 16・17日
1.1670ドル 16日
1.1665ドル 16日
1.1660ドル 16日
1.1650ドル 16日
1.1600ドル 17・21・20日
1.1585ドル 22日
1.1555ドル 16・21日
1.1550ドル 17日
2026/04/16 12:32:46
要人発言
トランプ米大統領
「イスラエルとレバノンの首脳会談が明日行われる予定」
「イスラエルとレバノンの間に、わずかな休息の時間を設けようとしている」
2026/04/16 14:00:44
イベントスケジュール
○15:00 ☆ 2月英国内総生産(GDP、予想:前月比0.1%)
○15:00 ◎ 2月英鉱工業生産(予想:前月比0.2%/前年比▲1.0%)
○15:00 ◎ 2月英製造業生産高(予想:前月比0.3%)
○15:00 ◇ 2月英商品貿易収支/英貿易収支(予想:202.00億ポンドの赤字/13.00億ポンドの赤字)
○15:30 ◇ 3月スイス生産者輸入価格
○18:00 ☆ 3月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値(予想:前年比2.5%)
○18:00 ☆ 3月ユーロ圏HICPコア改定値(予想:前年比2.3%)
○20:30 ☆ 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(3月18-19日分)
○21:30 ◎ 4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想:10.0)
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:21.5万件/181.0万人)
○21:30 ◎ カザークス・ラトビア中銀総裁、講演
○21:35 ◎ ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、あいさつ
○22:00 ◎ シュナーベルECB専務理事、講演
○22:15 ◎ 3月米鉱工業生産(予想:前月比0.1%)
◇ 設備稼働率(予想:76.3%)
○23:35 ◎ ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事、討議に参加
○17日00:15 ◎ レーン・フィンランド中銀総裁、講演
○17日00:40 ◎ レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、テイラー英中銀金融政策委員会(MPC)委員、講演
○17日01:00 ◎ コッハー・オーストリア中銀総裁、ラデフ・ブルガリア中銀総裁、講演
○17日01:00 ◎ ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演
○17日01:45 ◎ ナーゲル独連銀総裁、講演
○20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)
○国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合と関連イベント(ワシントン、18日まで)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/04/16 14:44:45
要人発言
ミュラー・エストニア中銀総裁
「ECBは今月30日の会合までにインフレ加速抑制のために利上げが必要かどうかを判断するデータを得られない可能性がある」
「戦争の長期化は最大の不確定要因であり、エネルギー価格を左右するとともに、成長やインフレに幅広い影響を及ぼす」
「インフレによるショックは一時的なものだと単純に決め込むことは誤り」
2026/04/16 15:01:45
【指標】
2月英鉱工業生産(前月比)+0.5%、予想 +0.2%
2月英鉱工業生産(前年比)-0.4%、予想 -1.0%
2月英製造業生産指数(前月比)-0.1%、予想 +0.3%
2月英商品貿易収支 -187.91億ポンド、予想 -202.00億ポンド
2月英貿易収支 -7.20億ポンド、予想 -13.00億ポンド
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月英国内総生産(GDP)(前月比)〔予想 +0.1%〕 (前回発表値 ±0.0%)
2月英鉱工業生産(前月比)〔予想 +0.2%〕 (前回発表値 -0.1%)
2月英鉱工業生産(前年比)〔予想 -1.0%〕 (前回発表値 +0.4%)
2月英製造業生産指数(前月比)〔予想 +0.3%〕 (前回発表値 +0.1%)
2月英商品貿易収支 〔予想 202.00億ポンドの赤字〕 (前回発表値 144.49億ポンドの赤字)
2月英貿易収支 〔予想 13.00億ポンドの赤字〕 (前回発表値 39.22億ポンドの黒字)
2026/04/16 15:06:46
東京外国為替市場概況
16日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では158.85円と12時時点(158.51円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。片山財務相や三村財務官の円安牽制発言を受けて158.27円まで下押ししたものの、押し目買い意欲は根強く、158.86円前後まで下値を切り上げた。
ユーロ円も底堅い。15時時点では187.52円と12時時点(187.31円)と比べて21銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の買い戻しに連れて、187.53円前後まで下値を切り上げた。
ユーロドルは15時時点では1.1805ドルと12時時点(1.1817ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。午前中の高値1.1824ドルから1.1803ドル前後まで反落したものの、NYカットオプション(1.1800ドル、1.1805ドル)が下値を支えた。
なお、ミュラー・エストニア中銀総裁は 「ECBは今月30日の会合までにインフレ加速抑制のために利上げが必要かどうかを判断するデータを得られない可能性がある」と述べた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.27円 - 159.03円
ユーロドル:1.1797ドル - 1.1824ドル
ユーロ円:187.11円 - 187.65円
2026/04/16 15:30:55
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月スイス生産者輸入価格(前月比)〔予想 -〕 (前回発表値 -0.3%)
2026/04/16 15:43:54
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=158.85円(前営業日NY終値比▲0.15円)
ユーロ円:1ユーロ=187.52円(▲0.08円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1805ドル(△0.0006ドル)
日経平均株価:59518.34円(前営業日比△1384.10円)
東証株価指数(TOPIX):3814.46(△44.13)
債券先物6月物:130.14円(△0.08円)
新発10年物国債利回り:2.400%(▲0.005%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標) <発表値> <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
6962億円の取得超 2兆4809億円の処分超・改
対内株式
3兆9433億円の取得超 2兆9518億円の取得超・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。朝方からやや売りに押される展開となり、三村財務官や片山財務相から円安けん制発言が伝わると一時158.27円まで下落する場面も見られた。ただ、その後は8日安値の157.89円が目先のサポートとして意識される中で買い戻しが入り、日経平均株価が過去最高値を更新する動きも支えに158.90円台まで切り返した。
なお、三村財務官は「(為替について)日米で緊密に連携することで合意」と述べたほか、片山財務相からは「原油動向が為替に波及、高い緊張感を持って市場を注視」「日米財務相会談、為替についても話した」などの見解が伝わった。
・ユーロ円も下値が堅い。ドル円が下値を探ったタイミングでは一時187.11円と前日の安値に面合わせした。もっとも、一巡後はドル円と同様に買い戻しが入って187円台半ばまで値を戻した。
・ユーロドルは上値が重い。対円でドル売りが先行した影響から1.1824ドルまで上昇する場面があったものの、その後は1.1794ドルまで反落した。
・日経平均株価は大幅に3日続伸して、史上最高値を更新した。米国とイランの停戦延長への期待が高まり、投資家心理の改善を促した。海外投機筋からの買いが断続的に入った株価指数先物主導で上値を伸ばし、指数は一時1550円超上昇する場面もあった。
・債券先物相場は3日続伸。昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで売りが先行し、一時129円90銭まで値を下げた。もっとも、片山財務相が「主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議では、利上げが経済に悪影響を及ぼすとして金融政策を様子見とする声が多く聞かれた」と明らかにすると、日銀が4月会合で利上げに動くとの思惑も後退し、国内債には買い戻しが入った。
2026/04/16 17:06:46
東京外国為替市場概況
16日午後の東京外国為替市場でドル円は買い戻しが一服。17時時点では158.86円と15時時点(158.85円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。東京午後からの流れを引き継いで買い戻しが進み、15時30分過ぎには158.95円付近まで値を上げた。節目の159.00円手前では買いも一服となったが、その後の下押しも158.70円台までと限られた。
ユーロドルはさえない。17時時点では1.1791ドルと15時時点(1.1805ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。時間外の原油先物価格が92ドル台前半まで上昇するなか、ドル買い戻しの流れが続いた。一時1.1791ドルまで値を下げて、この日の安値を更新した。
ユーロ円は17時時点では187.32円と15時時点(187.52円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下げにつれて上値を切り下げる展開となり、187.20円台まで押し戻された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.27円 - 159.03円
ユーロドル:1.1791ドル - 1.1824ドル
ユーロ円:187.11円 - 187.65円
2026/04/16 18:01:46
【指標】
3月ユーロ圏HICPコア改定値(前年比) +2.3%、予想 +2.3%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値(前年比)〔予想 +2.5%〕 (前回発表値 +2.5%)
3月ユーロ圏HICPコア改定値(前年比)〔予想 +2.3%〕 (前回発表値 +2.3%)
2026/04/16 20:08:46
欧州外国為替市場概況
16日の欧州外国為替市場でユーロドルはじり安。20時時点では1.1780ドルと17時時点(1.1791ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢の本格参入後もドル買い戻しの流れが続いた。関係者筋の話として朝方に「欧州中央銀行(ECB)は今月末の理事会で政策金利を据え置く方向に傾いている」と伝わったことも相場の重しとなり、一時1.1773ドルまで下押し。昨日安値の1.1772ドルに迫った。
ドル円は底堅い。20時時点では159.01円と17時時点(158.86円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。ドル買いの流れに沿って159.13円まで本日高値を更新。もっとも、昨日高値の159.15円手前ではいったん上値が重くなった。
ユーロ円は小動き。20時時点では187.32円と17時時点(187.32円)とほぼ同水準だった。欧州勢の参入にともなってドル絡みの取引が中心となったため、187.30円前後でやや方向感が乏しくなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.27円 - 159.13円
ユーロドル:1.1773ドル - 1.1824ドル
ユーロ円:187.11円 - 187.65円
2026/04/16 20:25:46
イベントスケジュール
○20:30 ☆ 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(3月18-19日分)
○21:30 ◎ 4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想:10.0)
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:21.5万件/181.0万人)
○21:30 ◎ カザークス・ラトビア中銀総裁、講演
○21:35 ◎ ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、あいさつ
○22:00 ◎ シュナーベルECB専務理事、講演
○22:15 ◎ 3月米鉱工業生産(予想:前月比0.1%)
◇ 設備稼働率(予想:76.3%)
○23:35 ◎ ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事、討議に参加
○17日00:15 ◎ レーン・フィンランド中銀総裁、講演
○17日00:40 ◎ レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、テイラー英中銀金融政策委員会(MPC)委員、講演
○17日01:00 ◎ コッハー・オーストリア中銀総裁、ラデフ・ブルガリア中銀総裁、講演
○17日01:00 ◎ ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演
○17日01:45 ◎ ナーゲル独連銀総裁、講演
○20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)
○国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合と関連イベント(ワシントン、18日まで)
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/04/16 21:11:26
要人発言
カザークス・ラトビア中銀総裁
「すべての理事会が決定の場となり得る。4月30日のECB理事会までに、多くのことが起こる可能性がある」
「市場が織り込んでいる『年内2回の利上げ』という価格形成は妥当」
「エネルギー価格の動向は基準値から大きく外れてはいないが、変動が激しく不確実」
「第二次インフレの大きな影響は現れていない」
「近年のインフレ経験を鑑みれば、企業は過去よりも迅速に価格調整を開始する可能性がある」
2026/04/16 21:31:45
【指標】
前週分の新規失業保険申請件数 20.7万件、予想 21.5万件
前週分の失業保険継続受給者数 181.8万人、予想 181.0万人
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数〔予想 +10.0〕 (前回発表値 +18.1)
前週分の新規失業保険申請件数〔予想 21.5万件〕 (前回発表値 21.9万件)
前週分の失業保険継続受給者数〔予想 181.0万人〕 (前回発表値 179.4万人)
2026/04/16 21:41:46
要人発言
ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「中東での戦争は既にインフレ率を押し上げている」
「課題はあるものの、金融政策は『良好な位置』にある」
「サプライチェーンの混乱の兆候が新たに現れ始めている」
「エネルギーショックの一部が他の価格にも波及し始めている」
「失業率は4.25%から4.5%の間で推移すると予想」
「インフレ率は2027年に目標の2%に戻ると予測」
「エネルギー価格の高騰を受け、今年のインフレ率は2.75~3%に達する見込み」
「2026年のGDP成長率を2~2.5%と予測」
「FRBの金利コントロールシステムは非常にうまく機能している」
「関税によるインフレへの影響は、今年中に弱まると予想」
2026/04/16 22:06:46
欧州外国為替市場概況
16日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では159.11円と20時時点(159.01円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。20時過ぎに158.88円付近まで弱含む場面があったが、その後は再び本日高値圏まで切り返した。米10年債利回りが4.2800%前後まで低下幅を縮小したほか、4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米新規失業保険申請件数が予想より強い結果となったことも相場を押し上げた面がある。
ユーロドルは戻りが鈍い。22時時点では1.1781ドルと20時時点(1.1780ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。20時過ぎに1.1789ドル近辺まで下値を切り上げたものの、その後は買い戻しも一服となり、1.1780ドルを挟んだもみ合いに転じた。
ユーロ円は22時時点では187.45円と20時時点(187.32円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。しばらくは187.30円前後でのもみ合いとなっていたが、ドル円の上昇につれて187円台半ばまでやや下値を切り上げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.27円 - 159.13円
ユーロドル:1.1773ドル - 1.1824ドル
ユーロ円:187.11円 - 187.65円
2026/04/16 22:16:46
【指標】
3月米設備稼働率 75.7%、予想 76.3%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月米鉱工業生産(前月比)〔予想 +0.1%〕 (前回発表値 +0.2%)
3月米設備稼働率〔予想 76.3%〕 (前回発表値 76.3%)
2026/04/16 23:16:45
要人発言
ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「コアインフレが最重要課題」
「新たなAIツールによりサイバーセキュリティへの懸念が高まっている」
「関税とエネルギー価格の影響に注目」
「FRBの金融政策は現在やや引き締め的」
「金利に関する強いガイダンスを示すのは意味がない」
「インフレ率が目標水準に達すれば、引き続き金利引き下げを予想」
2026/04/16 23:52:45
要人発言
ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事
「今年は3回の利下げを想定。イラン紛争前は4回だった」
2026/04/17 0:05:45
ニューヨーク外国為替市場概況
16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。24時時点では159.26円と22時時点(159.11円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。米国とイランの戦闘終結へ向けた再協議の行方に注目が集まる中、原油先物が上げ幅を拡大すると、米国株相場が失速し、為替市場ではドル買いが優勢に。前日の高値159.15円を上抜けて一時159.31円と日通し高値を更新した。WTI原油先物価格は1バレル=93.92ドル前後まで上昇した。
なお、パキスタン外務省報道官の話として「米国とイランの新たな交渉ラウンドのための具体的な日程は未定」との報道が伝わっている。
ユーロドルは弱含み。24時時点では1.1771ドルと22時時点(1.1781ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。米国とイランの和平協議進展への期待はあるものの、先行き不透明感も根強い。NY勢本格参入後は原油高・株安・ドル高の流れとなり、前日の安値1.1772ドルを下抜けて一時1.1767ドルまで値を下げた。
なお、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は「コアインフレが最重要課題」「FRBの金融政策は現在やや引き締め的」「インフレ率が目標水準に達すれば、引き続き金利引き下げを予想」と述べたほか、「現時点では、金利に関する具体的なガイダンスを示すことは適切ではない」などと話した。
ユーロ円はもみ合い。24時時点では187.47円と22時時点(187.45円)と比べて2銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.27円 - 159.31円
ユーロドル:1.1767ドル - 1.1824ドル
ユーロ円:187.11円 - 187.65円
2026/04/17 0:27:45
要人発言
レーン・フィンランド中銀総裁
「ユーロ圏の先行きは不透明だ」
2026/04/17 0:39:45
要人発言
トランプ米大統領
「イスラエルとレバノンが10日間の停戦に合意」
「ネタニヤフ・イスラエル首相と素晴らしい会談をした」
2026/04/17 1:29:46
要人発言
テイラー英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「現状維持を続けていること自体が、すでにかなり引き締め的な措置となっている」
「3月の投票は方向転換ではなく、一時的な休止」
2026/04/17 2:03:46
ニューヨーク外国為替市場概況
16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では159.17円と24時時点(159.26円)と比べて9銭程度のドル安水準。トランプ米大統領が「イスラエルとレバノンが10日間の停戦に合意」と発表したにも関わらず、WTI原油先物価格は反応薄。一方で、「湾岸諸国と欧州の当局者らは、米国とイランの核合意に6カ月を要すると見ている」との見解が報じられると、原油先物が94ドル半ばまで買われ、米10年債利回りも4.30%台まで上昇した。調整の売りで159.03円付近まで下押していたドル円も、再び159.20円台を回復し底堅さを示した。
ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.1775ドルと24時時点(1.1771ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。1.1787ドル前後まで小幅に買い戻される場面もあったが、原油先物と米長期金利の上昇に連れて再びユーロ売り・ドル買いが優勢になり上値の重さが目立った。
ユーロ円はもみ合い。2時時点では187.43円と24時時点(187.47円)と比べて4銭程度のユーロ安水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、187.40円台を中心にもみ合い。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.27円 - 159.31円
ユーロドル:1.1767ドル - 1.1824ドル
ユーロ円:187.11円 - 187.65円
2026/04/17 3:11:45
要人発言
トランプ米大統領
「イランとの合意が近い」
「イランとは現在『非常に良好な関係』にある」
「必要であれば停戦を延長する」
「原油価格は予想の約半分だ」
「金利はもっと低くあるべきだ」
2026/04/17 3:25:45
欧州マーケットダイジェスト
(16日終値:17日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.25円(16日15時時点比△0.40円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=187.50円(▲0.02円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1773ドル(▲0.0032ドル)
FTSE100種総合株価指数:10589.99(前営業日比△30.41)
ドイツ株式指数(DAX):24154.47(△87.77)
10年物英国債利回り:4.847%(△0.033%)
10年物独国債利回り:3.032%(▲0.011%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
2月英国内総生産(GDP)
(前月比) 0.5% 0.1%・改
2月英鉱工業生産
(前月比) 0.5% ▲0.1%
(前年同月比)▲0.4% 0.5%・改
2月英製造業生産指数
(前月比) ▲0.1% 0.2%・改
2月英商品貿易収支
187.91億ポンドの赤字 150.77億ポンドの赤字・改
2月英貿易収支
7.20億ポンドの赤字 30.18億ポンドの黒字・改
3月スイス生産者輸入価格
(前月比) 0.2% ▲0.3%
3月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値
(前年比) 2.6% 2.5%
3月ユーロ圏HICPコア改定値
(前年比) 2.3% 2.3%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は強含み。米国とイランの戦闘終結へ向けた再協議の行方に注目が集まる中、原油先物が上げ幅を拡大すると、米国株相場が失速し、為替市場ではドル買いが優勢に。前日の高値159.15円を上抜けて一時159.31円と日通し高値を更新した。WTI原油先物価格は1バレル=95.44ドル前後まで上昇した。
なお、パキスタン外務省報道官の話として「米国とイランの新たな交渉ラウンドのための具体的な日程は未定」との報道が伝わったほか、湾岸アラブ諸国および欧州の当局者らは「米イラン和平合意の最終決定には6カ月かかる可能性がある」との見解を示したと伝わった。
NY時間発表の4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い結果となり、米長期金利が上昇したこともドルの支援材料。
・ユーロドルは弱含み。欧州勢本格参入後はドル買いが先行。「欧州中央銀行(ECB)は今月末の定例理事会で政策金利を据え置く方向に傾いている」と一部報道が伝わったことも相場の重し。NY勢参入後は原油高・株安・ドル高の流れとなり、前日の安値1.1772ドルを下抜けて一時1.1767ドルまで値を下げた。
なお、3月18-19日分のECB理事会議事要旨では「入手されるデータを注視し、どのシナリオが具現化しつつあるかを評価することで、必要に応じた迅速な政策対応が可能となる」としたうえで、「データが悪化シナリオや深刻シナリオの可能性が高まっていることを示唆しない限り、性急な行動を取らないことが重要」との見解が示された。
・ユーロ円はもみ合い。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。欧州時間の安値は187.27円、高値は187.53円で値幅は26銭程度と小さかった。
・ロンドン株式相場は反発。米国とイランの和平協議進展への期待を背景に買いが先行したものの、中東情勢の先行き不透明感から売りも出やすく上値は限られた。ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクター株が買われたほか、BPやシェルなどエネルギー株が値上がりした。半面、ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が売られた。
・フランクフルト株式相場は3日続伸。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進むとの観測が引き続き相場を下支えした。ただ、米イラン和平協議の行方を見極めたいとして積極的に上値を追う展開にはならなかった。個別ではブレンターク(4.14%高)やスカウト24(3.87%高)、SAP(3.49%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が買われた。
2026/04/17 4:04:46
ニューヨーク外国為替市場概況
16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。4時時点では159.21円と2時時点(159.17円)と比べて4銭程度のドル高水準。WTI原油先物価格が95ドル前半までじり高になり、米10年債利回りも4.31%まで上昇したことで159.29円付近まで連れ高に。日通し高値159.31円を更新することはできていないが、その後の下押しも限られ堅調地合いを維持している。
ユーロドルは日通し安値圏での取引。4時時点では1.1780ドルと2時時点(1.1775ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。原油と米金利の上昇に連れて1.1768ドル付近までユーロ売り・ドル買いが進み日通し安値に迫った。その後は、日通し安値圏に近い水準で様子見になっている。
ユーロ円は小幅高。4時時点では187.55円と2時時点(187.43円)と比べて12銭程度のユーロ高水準。ドル円が堅調に推移していることで、欧州入り後からの高値となる187.57円付近まで小幅に買われた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.27円 - 159.31円
ユーロドル:1.1767ドル - 1.1824ドル
ユーロ円:187.11円 - 187.65円
2026/04/17 6:04:16
ニューヨーク外国為替市場概況
16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅ながら続伸。終値は159.17円と前営業日NY終値(159.00円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。米国とイランの戦闘終結へ向けた再協議の行方に注目が集まる中、WTI原油先物価格が一時1バレル=95.44ドル前後まで上昇すると、為替市場では全般ドル買いが優勢となった。前日の高値159.15円を上抜けると一時159.31円まで上値を伸ばした。4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い結果となったことも相場の支援材料。
なお、パキスタン外務省報道官の話として「米国とイランの新たな交渉ラウンドのための具体的な日程は未定」との報道が伝わったほか、「湾岸アラブ諸国および欧州の当局者らは、米イラン和平合意の最終決定には6カ月かかる可能性があるとの見解を示した」と伝わった。
一方、トランプ米大統領は自身のSNSに「イスラエルとレバノンが10日間の停戦に合意した」と投稿。その後、ホワイトハウスで記者団に対し「イランとの合意見通しは非常に良好」「米イラン協議を今週末に再開する可能性がある」「必要であれば停戦を延長する」などと話した。
ユーロドルは9営業日ぶりに反落。終値は1.1781ドルと前営業日NY終値(1.1799ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。欧州時間に「欧州中央銀行(ECB)は今月末の定例理事会で政策金利を据え置く方向に傾いている」と一部報道が伝わり、ユーロ売り・ドル買いが先行した。NY市場では原油高を背景に全般ドル買いが進み、前日の安値1.1772ドルを下抜けて一時1.1767ドルまで値を下げた。
なお、3月18-19日分のECB理事会議事要旨ではエネルギー価格高騰によるインフレ急騰への懸念がユーロ圏で高まる中、当局者らは拙速な利上げに慎重な姿勢を示していたことが分かった。
ユーロ円は小反落。終値は187.50円と前営業日NY終値(187.60円)と比べて10銭程度のユーロ安水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。NY時間の安値は187.27円、高値は187.57円で値幅は30銭程度だった。
本日の参考レンジ
ドル円:158.27円 - 159.31円
ユーロドル:1.1767ドル - 1.1824ドル
ユーロ円:187.11円 - 187.65円
2026/04/17 6:15:45
イベントスケジュール
<国内>
特になし
<海外>
○17:00 ◇ 2月ユーロ圏経常収支(季節調整済)
○18:00 ◇ 2月ユーロ圏貿易収支(季節調整前/季節調整済)
○18:00 ◎ ブリーデン英中銀(BOE)副総裁、講演
○21:00 ◎ ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト、講演
○21:15 ◇ 3月カナダ住宅着工件数(予想:25.50万件)
○21:30 ◇ 2月対カナダ証券投資
○18日00:30 ◎ デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、講演
○18日01:15 ◎ バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
○18日02:00 ◎ マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁、講演
○18日03:00 ◎ ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
○国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合と関連イベント(ワシントン、18日まで)
○19日 ブルガリア総選挙
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/04/17 6:20:45
NYマーケットダイジェスト
(16日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.17円(前営業日比△0.17円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=187.50円(▲0.10円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1781ドル(▲0.0018ドル)
ダウ工業株30種平均:48578.72ドル(△115.00ドル)
ナスダック総合株価指数:24102.70(△86.68)
10年物米国債利回り:4.31%(△0.03%)
WTI原油先物5月限:1バレル=94.69ドル(△3.40ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4808.3ドル(▲15.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
26.7 18.1
前週分の米新規失業保険申請件数
20.7万件 21.8万件・改
3月米鉱工業生産
(前月比) ▲0.5% 0.7%・改
設備稼働率 75.7% 76.1%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は小幅ながら続伸。米国とイランの戦闘終結へ向けた再協議の行方に注目が集まる中、WTI原油先物価格が一時1バレル=95.44ドル前後まで上昇すると、為替市場では全般ドル買いが優勢となった。前日の高値159.15円を上抜けると一時159.31円まで上値を伸ばした。4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い結果となったことも相場の支援材料。
なお、パキスタン外務省報道官の話として「米国とイランの新たな交渉ラウンドのための具体的な日程は未定」との報道が伝わったほか、「湾岸アラブ諸国および欧州の当局者らは、米イラン和平合意の最終決定には6カ月かかる可能性があるとの見解を示した」と伝わった。
一方、トランプ米大統領は自身のSNSに「イスラエルとレバノンが10日間の停戦に合意した」と投稿。その後、ホワイトハウスで記者団に対し「イランとの合意見通しは非常に良好」「米イラン協議を今週末に再開する可能性がある」「必要であれば停戦を延長する」などと話した。
・ユーロドルは9日ぶりに反落。欧州時間に「欧州中央銀行(ECB)は今月末の定例理事会で政策金利を据え置く方向に傾いている」と一部報道が伝わり、ユーロ売り・ドル買いが先行した。NY市場では原油高を背景に全般ドル買いが進み、前日の安値1.1772ドルを下抜けて一時1.1767ドルまで値を下げた。
なお、3月18-19日分のECB理事会議事要旨ではエネルギー価格高騰によるインフレ急騰への懸念がユーロ圏で高まる中、当局者らは拙速な利上げに慎重な姿勢を示していたことが分かった。
・ユーロ円は小反落。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。NY時間の安値は187.27円、高値は187.57円で値幅は30銭程度だった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は小反発。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が進むとの期待が相場を下支えしたものの、中東情勢の先行き不透明感から売りも出やすく、指数は下げに転じる場面もあった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は12日続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。堅調な米経済指標や原油高などを手掛かりに債券売りが優勢となった。
・原油先物相場は続伸。トランプ米大統領が「イスラエルとレバノンが10日間の停戦で合意」と発表したにもかかわらず、WTI原油先物は反応薄で推移した。しかしその後、「湾岸諸国および欧州当局者は、米国とイランの核合意成立までに約6カ月を要するとの見方を示している」との報道が伝わると、需給逼迫への警戒が意識され、相場は徐々に水準を切り上げた。一時95.44ドル近辺まで上昇し、そのまま続伸して取引を終えた。なお、トランプ大統領は記者団に対し、「イランとの合意は近い」「必要であれば停戦延長もあり得る」「原油価格は想定の半分程度にとどまっている」などと発言したが、これらのコメントに対する市場の反応も限定的にとどまった。
・金先物相場は続落。暫くは前日終値近辺を上下していたが、「湾岸諸国と欧州の当局者らは、米国とイランの核合意に6カ月を要すると見ている」との見解が報じられるとWTI原油先物価格が95ドル前半まで上昇、連れて米10年債利回りも4.31%まで上げ幅を広げた。この動きを嫌気し、金先物は徐々に上値を切り下げる展開になり、続落して引けた。