
2026/04/10 8:00:49
東京為替見通し
昨日の海外市場でドル円は、米国とイランの停戦協議を巡る先行き不透明感から、WTI原油先物価格が急伸すると、一時159.30円まで上昇した。ただ、「イスラエルとレバノンは和平協議を開始する」との報道が伝わると、WTI原油先物が急失速し158.63円付近まで下押しした。しかし、イスラエルが改めて強硬姿勢を示したことで159円台を回復した。ユーロドルは一時1.1723ドルまで上昇後、再び1.17ドルを割り込んだ。
昨日の値動きを振り返ると、中東情勢を巡るヘッドラインに振り回される展開が続いた。本日の為替市場も同様で、イランを巡る軍事衝突の帰趨が最大の焦点である構図に変化はない。とりわけ、週末に米国とイランの代表団が仲介国パキスタンの首都イスラマバードで協議を行うと伝わっていることから、その帰結次第では相場が急展開する可能性が高い。結果次第では週明けのオープンでギャップを伴う変動が生じるリスクも十分に意識しておく必要がある。
交渉開始時期については当初10日とされていたが、レビット報道官は8日の記者対応で11日開始と発表している。バンス米副大統領が協議に出席し、米国側の交渉団にはウィトコフ中東担当特使とトランプ米大統領の娘婿のクシュナー氏も加わる。報道によるとバンス氏とウィトコフ氏はともに、今回の軍事侵攻に対しては否定的だったともされている。しかしながら、バンス氏は今回の停戦は「もろい休戦(fragile truce)」と位置付け、イラン国内には停戦について嘘をついている勢力もいると発言している。一方で、イランのガリバフ議会議長もイランが提示した10項目の停戦案のうち、米国は3項目違反していると述べるなど、協議前から両者の間で不信感が漂ったままだ。このような状況下では、そもそも交渉が実質的な進展を伴わない、あるいはテーブルに着く段階で難航する可能性も排除できない。その場合、週明けは原油高・株安・ドル高といった典型的な有事フローが再燃するシナリオが想定される。
また、10項目からなる停戦案を巡っても、隔たりは依然として大きい。イラク、レバノン、イエメンを含む広域での戦闘停止という枠組みにおいて、米国が休戦に傾いたとしても、イスラエルが徹底抗戦の姿勢を維持する構図に変化は見られていない。加えて、イランに対する復興費用や補償金の支払い、さらにはホルムズ海峡の安全確保といった論点は、いずれも米国側にとって受け入れ難い条件が多く、現実的な合意余地は限られる。むしろ、条件次第では2月末の軍事行動以前よりもイランに有利な内容となりかねず、トランプ政権の軍事的圧力が実質的な成果を伴わなかったとの評価につながる可能性すらある。交渉が平行線のまま終わる場合、前述の通りドル買いシナリオが優勢となろう。
このように、リスクシナリオは総じて「和平期待の後退」に収斂する。ただし一方で、政治的な「演出」の余地も無視できない。トランプ大統領はこれまでも、実態以上に交渉進展を強調する発信を行ってきた経緯がある。政権の求心力維持という観点からも、何らかの「成果」を示す必要性は高く、仮に見せかけにとどまるものであっても、進展を印象付ける発言があれば、短期的には原油安・株高・ドル安といったリスク選好の反応を誘発する可能性がある。また、バンス副大統領にとっても、ポスト・トランプを見据えれば今回の局面は政治的な存在感を高める好機となる。仮に包括合意に至らずとも、例えば期間限定の停戦(45日規模)が打ち出されれば、同様にドル売り方向への反応が強まる公算が大きい。
経済指標では、本日は日本の3月国内企業物価指数が発表される。原油価格の上昇を背景に、前月比での伸びが意識される局面だ。足元では国内指標に対する市場の反応は限定的だが、エネルギー価格の上昇が物価指標に持続的に波及すれば、今後の日銀の金融政策運営にも徐々に影響を与える可能性がある。また、中国からは3月の消費者物価指数(CPI)および生産者物価指数(PPI)が発表予定であり、グローバル需要の温度感を測るうえでも注目度は高い。
加えて、週末にはハンガリーで総選挙が実施される。現職のオルバン首相は、トランプ政権やプーチン大統領との近い関係で知られ、いわゆる権威主義的な政治スタンスを取る指導者と位置付けられている。仮に同氏が敗北する展開となれば、中東情勢とは別軸で、トランプ政権の対外的な求心力低下が意識される可能性がある。複数の地政学イベントが交錯する今週末は、同政権にとって一つの試金石となり得る局面だ。
2026/04/10 8:07:39
東京外国為替市場概況
10日の東京外国為替市場でドル円は小高い。8時時点では159.08円とニューヨーク市場の終値(158.96円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。中東情勢を巡る不透明感からWTI原油先物価格が朝方から上昇するにつれて159.10円まで値を上げている。本日は週末の5・10日(ゴトー日)とあって東京仲値にかけた実需勢のフローに注意したい。
ユーロ円は小動き。8時時点では186.03円とニューヨーク市場の終値(185.98円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。東京株式相場の取引開始待ち。なお、昨日のCME225先物は56690円と大阪取引所比380円高で引けた。
ユーロドルは8時時点では1.1694ドルとニューヨーク市場の終値(1.1699ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.95円 - 159.10円
ユーロドル:1.1693ドル - 1.1704ドル
ユーロ円:185.96円 - 186.07円
2026/04/10 8:50:49
【指標】
3月企業物価指数(前年比) +2.6%、予想 +2.3%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月企業物価指数(前月比)〔予想 +0.7%〕 (前回発表値 -0.1%)
3月企業物価指数(前年比)〔予想 +2.3%〕 (前回発表値 +2.0%)
2026/04/10 9:51:59
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
韓国中銀政策金利〔予想 2.50%で据え置き〕 (前回発表値 2.50%)
2026/04/10 10:06:47
東京外国為替市場概況
10日の東京外国為替市場でドル円は堅調。10時時点では159.19円とニューヨーク市場の終値(158.96円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。イラン情勢の不透明感でWTI原油先物価格が99ドル台で高止まりしていることもあり、ドル円は159.24円まで上昇し堅調地合いを維持している。
ユーロドルは小幅安。10時時点では1.1688ドルとニューヨーク市場の終値(1.1699ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル買いに連れて1.1686ドルまで小幅にユーロ売り・ドル買いが進んだ。
ユーロ円はもみ合い。10時時点では186.06円とニューヨーク市場の終値(185.98円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。対円・対ユーロのドル買いがほぼ同時に進んでいることで、ユーロ円はNY引け値近辺でのもみ合いが続いている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.95円 - 159.24円
ユーロドル:1.1686ドル - 1.1704ドル
ユーロ円:185.96円 - 186.11円
2026/04/10 10:19:48
要人発言
氷見野日銀副総裁
「足元スタグフレーションとは思っていない」
「景気減速・物価上昇の可能性、よくみていかなければいけない状態」
「金融政策の対応は難しい問題」
2026/04/10 10:31:39
【指標】
3月中国PPI(前年比) +0.5%、予想 +0.4%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月中国消費者物価指数(CPI、前年比)〔予想 +1.1%〕 (前回発表値 +1.3%)
3月中国生産者物価指数(PPI、前年比)〔予想 +0.4%〕 (前回発表値 -0.9%)
2026/04/10 10:40:48
要人発言
片山財務相
「あらゆる方面で万全の対応をとっていく」
「イラン戦闘開始以来、原油のみならず為替も投機的な動き」
2026/04/10 11:21:49
インターバンクスワップ状況
ドル円スワップスプレッド
O/N 4.05 / 3.88
T/N 1.36 / 1.31
S/W 9.43 / 9.33
1M 40.19 / 39.98
2M 82.10 / 81.69
3M 119.77 / 119.30
6M 235.30 / 234.30
※4月10日10時49分時点
2026/04/10 12:11:50
東京外国為替市場概況
10日の東京外国為替市場でドル円は上昇が一服。12時時点では159.16円とニューヨーク市場の終値(158.96円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。週末ゴトー日(5・10日)仲値付近のフローや、WTI原油先物が時間外取引で99.24ドルまでじり高となった動きを後押しとして10時前に159.24円をつけたあとはいったん下押し。ただ、159.03円前後までの小反落にとどまり、159.20円近辺へ戻すなど底堅さが感じられた。
ユーロ円は小動き。12時時点では186.06円とニューヨーク市場の終値(185.98円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ドル円がいったん下押した動きを眺めつつ、185.95円までわずかながら日通し安値を更新。しかし、それでも朝方からの値動きは16銭にすぎず、NY終値を挟んだ振幅にとどまっている。
ユーロドルはもみ合い。12時時点では1.1690ドルとニューヨーク市場の終値(1.1699ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドルの上下と相反して振れたもののレンジは変わらず。1.16ドル後半で動きを落ち着かせている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.95円 - 159.24円
ユーロドル:1.1686ドル - 1.1704ドル
ユーロ円:185.95円 - 186.11円
2026/04/10 12:53:48
インターバンクオプション状況
【ドル円】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 7.97%(前日比+0.09%)
リスクリバーサル1カ月物 0.46%の円コールオーバー
主なオプションのストライクと行使期日
161.00円 16日
160.00円 10・15日
159.50円 10・16日
158.85円 15日
158.40円 16日
158.25円 15日
158.00円 10・15日
157.50円 13日
157.00円 16日
156.90円 16日
【ユーロドル】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 6.48%(前日比+0.08%)
主なオプションのストライクと行使期日
1.1950ドル 10日
1.1895ドル 16日
1.1800ドル 10・15日
1.1750ドル 15日
1.1725ドル 10日
1.1700ドル 10・13・14・16日
1.1685ドル 15日
1.1675ドル 14日
1.1670ドル 16日
1.1665ドル 16日
1.1660ドル 15日
1.1650ドル 13・14・15・16日
1.1610ドル 15日
1.1600ドル 14・15・17日
1.1555ドル 16日
1.1550ドル 17日
1.1545ドル 16日
1.1530ドル 10・16日
1.1515ドル 16日
1.1505ドル 16日
1.1500ドル 14・16・17日
1.1490ドル 15日
1.1475ドル 14・15日
1.1470ドル 16日
1.1460ドル 16日
1.1450ドル 10・13・17日
2026/04/10 14:00:48
イベントスケジュール
○15:00 ◎ 3月独消費者物価指数(CPI)改定値(予想:前月比1.1%/前年比2.7%)
○15:00 ◎ 3月ノルウェーCPI(予想:前月比0.2%/前年比3.6%)
○16:00 ◇ 3月スイスSECO消費者信頼感指数(予想:▲32.4)
○16:00 ◇ 2月トルコ鉱工業生産
○19:00 ◎ デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁、講演
○21:00 ◎ 3月ブラジルIBGE消費者物価指数(IPCA、予想:前年同月比4.00%)
○21:00 ◇ 2月メキシコ鉱工業生産(季調済、予想:前月比0.6%)
○21:30 ☆ 3月カナダ雇用統計(予想:新規雇用者数変化1.50万人/失業率6.8%)
○21:30 ☆ 3月米CPI(予想:前月比0.9%/前年比3.4%)
☆ エネルギーと食品を除くコア指数(予想:前月比0.3%/前年比2.7%)
○23:00 ◎ 2月米製造業新規受注(予想:前月比▲0.2%)
○23:00 ◎ 4月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値、予想:52.0)
○11日01:00 ☆ 10-12月期ロシアGDP速報値(予想:前年比1.0%)
○11日01:00 ◎ 3月ロシアCPI(予想:前月比0.5%)
○11日03:00 ◎ 3月米月次財政収支(予想:1567億ドルの赤字)
○11日 米・イラン和平協議(パキスタン首都イスラマバード)
○12日 ハンガリー総選挙
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/04/10 15:01:20
【指標】
3月ノルウェーCPI(前年比) +3.6%、予想 +3.6%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月ノルウェー消費者物価指数(CPI、前月比)〔予想 +0.2%〕 (前回発表値 +0.6%)
3月ノルウェー消費者物価指数(CPI、前年比)〔予想 +3.6%〕 (前回発表値 +2.7%)
2026/04/10 15:01:40
【指標】
3月独CPI改定値(前年比) +2.7%、予想 +2.7%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月独消費者物価指数(CPI)改定値(前月比)〔予想 +1.1%〕 (前回発表値 +1.1%)
3月独消費者物価指数(CPI)改定値(前年比)〔予想 +2.7%〕 (前回発表値 +2.7%)
2026/04/10 15:09:49
東京外国為替市場概況
10日午後の東京外国為替市場でドル円は小高い。15時時点では159.25円と12時時点(159.16円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。日経平均が後場に入り一段と上げ幅を拡大するのを眺めじり高で推移。14時過ぎに159.27円まで値を上げて午前につけた本日高値をわずかに更新した。時間外の米10年債利回りが4.29%台まで上昇したことも追い風となったもよう。
ユーロ円も小高い。15時時点では186.16円と12時時点(186.06円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。本邦株高を受け、186.18円まで上昇して前日高値186.23円に迫った。
ユーロドルは様子見。15時時点では1.1690ドルと12時時点(1.1690ドル)とほぼ同水準だった。米長期金利の上昇を眺めて1.1688ドル付近まで小幅に下押し。もっとも、本日これまでの値幅は18pips程度と小動きの域を出なかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.95円 - 159.27円
ユーロドル:1.1686ドル - 1.1704ドル
ユーロ円:185.95円 - 186.18円
2026/04/10 15:36:58
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=159.25円(前営業日NY終値比△0.29円)
ユーロ円:1ユーロ=186.16円(△0.18円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1690ドル(▲0.0009ドル)
日経平均株価:56924.11円(前営業日比△1028.79円)
東証株価指数(TOPIX):3739.85(▲1.62)
債券先物6月物:129.82円(▲0.37円)
新発10年物国債利回り:2.430%(△0.040%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)<発表値> <前回発表値>
3月企業物価指数
前月比 0.8% 0.1%・改
前年同月比 2.6% 2.1%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は強含み。中東情勢の不透明感からWTI原油先物価格が時間外で上昇したことを受けて買いが先行。本日は5・10日(ゴトー日)とあって東京仲値にかけた買いも入った。仲値後はやや伸び悩む場面も見られたが、日経平均株価が堅調地合いを保ったうえ、時間外の米10年債利回りが上昇したことも支えとなり、東京終盤には一時159.36円まで上値を伸ばした。
ただ、NY時間に3月米消費者物価指数(CPI)、明日11日に米イランの第1回和平協議が控えていることもあり、動き自体は鈍かった。
・ユーロ円は底堅い。ドル円の上昇や日本株高を受けて円売り・ユーロ買いが散見された。値幅こそなかったが、一時186.17円まで値を上げるなど底堅く推移した。
・ユーロドルは小幅安。原油高に伴うドル買いや米金利上昇を受けて1.1686ドルまで小幅ながら値を下げたが、欧州勢の本格参入を待ちたい向きもあり、動きは緩慢だった。
・日経平均株価は反発。前日の米国株高を受けてハイテク株を中心に値嵩株の上昇が相場をけん引した。今期の業績予想を上方修正したファーストリテイリングが上場来高値を更新し、指数を600円ほど押し上げた。
・債券先物相場は続落。前日の夜間相場で下落した流れを引き継いでスタートすると、高止まりする原油価格を背景に国内のインフレが懸念されたことも重しとなった。
2026/04/10 16:00:50
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月スイスSECO消費者信頼感指数〔予想 -32.4〕 (前回発表値 -30.4)
2026/04/10 16:02:21
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月トルコ鉱工業生産(前月比)〔予想 -〕 (前回発表値 -2.9%・改)
2026/04/10 17:06:50
東京外国為替市場概況
10日午後の東京外国為替市場でドル円は小じっかり。17時時点では159.34円と15時時点(159.25円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。原油価格の上昇や前日比プラス圏で推移する米長期金利の動きも支えに、昨日の高値159.30円を上回り159.37円までレンジ上限を広げたが、積極的に買い進める地合いにはならず159円前半での小動きにとどまっている。
ユーロドルはやや上値が重い。17時時点では1.1679ドルと15時時点(1.1690ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。原油高を受けて全般ドル買いがやや優勢となり、1.1678ドルまで下押した。もっともこれまでのレンジは0.0022ドル程度と、方向感は限定的。NY原油先物は100ドル近辺まで上昇している。
ユーロ円は底堅い。17時時点では186.09円と15時時点(186.16円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇とユーロドルの下げに挟まれ、186円前半での小動きにとどまるも、186.21円までわずかに上値を伸ばした。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.95円 - 159.37円
ユーロドル:1.1678ドル - 1.1704ドル
ユーロ円:185.95円 - 186.21円
2026/04/10 18:22:49
要人発言
ゼレンスキー・ウクライナ大統領側近
「プーチン露大統領との合意に近づいているとみている」
2026/04/10 20:06:49
欧州外国為替市場概況
10日の欧州外国為替市場でユーロドルは小反発。20時時点では1.1713ドルと17時時点(1.1679ドル)と比べて0.0034ドル程度のユーロ高水準だった。ウクライナ大統領側近の話として「プーチン露大統領との合意に近づいているとみている」との一部報道を受けて、一時1.1716ドルまで小反発した。
ユーロ円は強含み。20時時点では186.47円と17時時点(186.09円)と比べて38銭程度のユーロ高水準だった。露・ウクライナの停戦期待を手掛かりとしたユーロ買いに後押しされ、186.55円まで強含んだ。
ドル円は伸び悩む。20時時点では159.20円と17時時点(159.34円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。ユーロドルのユーロ買い・ドル売りも重しに、ドル円は159.37円を頭に伸び悩んだが、159.20円台を中心とした狭いレンジ内でこう着と底堅い動き。NY原油先物が100ドル近辺で上昇が一服したことや、この後の3月米消費者物価指数(CPI)の結果が注目されていることもあり、やや様子見ムードが広がっている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.95円 - 159.37円
ユーロドル:1.1678ドル - 1.1716ドル
ユーロ円:185.95円 - 186.55円
2026/04/10 20:30:50
イベントスケジュール
○21:00 ◎ 3月ブラジルIBGE消費者物価指数(IPCA、予想:前年同月比4.00%)
○21:00 ◇ 2月メキシコ鉱工業生産(季調済、予想:前月比0.6%)
○21:30 ☆ 3月カナダ雇用統計(予想:新規雇用者数変化1.50万人/失業率6.8%)
○21:30 ☆ 3月米CPI(予想:前月比0.9%/前年比3.4%)
☆ エネルギーと食品を除くコア指数(予想:前月比0.3%/前年比2.7%)
○23:00 ◎ 2月米製造業新規受注(予想:前月比▲0.2%)
○23:00 ◎ 4月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値、予想:52.0)
○11日01:00 ☆ 10-12月期ロシアGDP速報値(予想:前年比1.0%)
○11日01:00 ◎ 3月ロシアCPI(予想:前月比0.5%)
○11日03:00 ◎ 3月米月次財政収支(予想:1567億ドルの赤字)
○11日 米・イラン和平協議(パキスタン首都イスラマバード)
○12日 ハンガリー総選挙
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/04/10 21:00:50
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
2月メキシコ鉱工業生産(前月比)〔予想 +0.6%〕 (前回発表値 -1.1%)
2026/04/10 21:01:49
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月ブラジルIBGE消費者物価指数(IPCA)(前年比)〔予想 +4.00%〕 (前回発表値 +3.81%)
2026/04/10 21:31:49
【指標】
3月米CPI(前年比) +3.3%、予想 +3.4%
3月米CPIエネルギーと食品を除くコア指数(前月比) +0.2%、予想 +0.3%
3月米CPIエネルギーと食品を除くコア指数(前年比) +2.6%、予想 +2.7%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月米消費者物価指数(CPI、前月比)〔予想 +0.9%〕 (前回発表値 +0.3%)
3月米消費者物価指数(CPI、前年比)〔予想 +3.4%〕 (前回発表値 +2.4%)
3月米CPIエネルギーと食品を除くコア指数(前月比)〔予想 +0.3%〕 (前回発表値 +0.2%)
3月米CPIエネルギーと食品を除くコア指数(前年比)〔予想 +2.7%〕 (前回発表値 +2.5%)
2026/04/10 21:32:50
【指標】
3月カナダ失業率 6.7%、予想 6.8%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月カナダ雇用統計
新規雇用者数変化〔予想 +1.50万人〕 (前回発表値 -8.39万人)
失業率〔予想 6.8%〕 (前回発表値 6.7%)
2026/04/10 22:06:49
欧州外国為替市場概況
10日の欧州外国為替市場でドル円は小安い。22時時点では159.16円と20時時点(159.20円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。米3月CPI前月比は予想通りに+0.9%だったものの、前年比は+3.3%と予想+3.4%を下回り、コアCPIは前月比+0.2%で予想+0.3%を下回り、前年比も+2.6%で予想+2.7%を下回ったことで、一時158.94円まで下値を広げた。米10年債利回りは一時4.26%台まで低下した。
ユーロドルは小高い。22時時点では1.1720ドルと20時時点(1.1713ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りの低下を受けて、一時1.1726ドルまで上値を伸ばした。
ユーロ円は22時時点では186.54円と20時時点(186.47円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落に連れて186.31円前後まで下押しした後、186.58円まで高値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.94円 - 159.37円
ユーロドル:1.1678ドル - 1.1726ドル
ユーロ円:185.95円 - 186.58円
2026/04/10 22:29:50
要人発言
ハセット米国家経済会議(NEC)委員長
「ホルムズ海峡の開通のためのバックアッププランを用意」
「ホルムズ海峡は2カ月以内に開通可能」
「ホルムズ海峡が開通次第、エネルギー価格の急速な低下を予想」
2026/04/10 23:01:48
【指標】
2月米製造業新規受注(前月比) ±0.0%、予想 -0.2%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
4月米ミシガン大学消費者態度指数・速報値〔予想 52.0〕 (前回発表値 53.3)
2月米製造業新規受注(前月比)〔予想 -0.2%〕 (前回発表値 +0.1%)
2026/04/10 23:47:40
要人発言
イランのガリバフ国会議長
「レバノンでの停戦とイランの凍結資産の解除が協議開始前に必要」
2026/04/11 0:06:19
ニューヨーク外国為替市場概況
10日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは底堅い。24時時点では1.1727ドルと22時時点(1.1720ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。4月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が47.6と予想の52.0を下回ると全般ドル売りが先行。23時30分前に一時1.1738ドルと3月2日以来の高値を更新した。
ユーロ円は堅調。24時時点では186.62円と22時時点(186.54円)と比べて8銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時186.79円まで上昇し、1月23日に付けたユーロ導入以来の高値186.87円に迫った。
ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は214.47円、豪ドル円は112.87円、NZドル円は93.38円、スイスフラン円は202.56円、メキシコペソ円は9.22円まで値を上げた。
ドル円はもみ合い。24時時点では159.13円と22時時点(159.16円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。ユーロ円などクロス円の上昇につれた買いが入った半面、対ユーロなどでドル売りが進んだ影響を受けたため、ドル円自体は大きな方向感が出なかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.94円 - 159.37円
ユーロドル:1.1678ドル - 1.1738ドル
ユーロ円:185.95円 - 186.79円
2026/04/11 1:01:40
【指標】
3月ロシアCPI(前月比) +0.6%、予想 +0.5%
※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。
10-12月期ロシア国内総生産(GDP)速報値(前年比)〔予想 +1.0%〕 (前回発表値 +0.6%)
3月ロシア消費者物価指数(CPI、前月比)〔予想 +0.5%〕 (前回発表値 +0.7%)
2026/04/11 1:20:39
イベントスケジュール
13日
○08:50 ◇ 3月マネーストックM2
○15:15 ◎ 植田和男日銀総裁、あいさつ(第101回信託大会)
14日
○13:30 ◇ 2月鉱工業生産確報
○13:30 ◇ 2月設備稼働率
15日
○08:50 ◎ 2月機械受注
16日
○08:50 ◇ 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/04/11 1:26:09
イベントスケジュール
13日
○16:00 ◇ 2月トルコ経常収支
○19:30 ◎ 3月インド消費者物価指数(CPI)
○21:15 ◎ デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁、講演
○21:30 ◇ 2月カナダ住宅建設許可件数
○23:00 ◎ 3月米中古住宅販売件数
○国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合と関連イベント(ワシントン、18日まで)
14日
○07:20 ◎ ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
○08:01 ◇ 3月英小売連合(BRC)小売売上高調査
○09:00 ◎ 1-3月期シンガポール国内総生産(GDP)速報値
○09:00 ◎ シンガポール金融通貨庁(MAS)、金融政策発表
○09:30 ◇ 4月豪ウエストパック消費者信頼感指数
○10:30 ◇ 3月豪NAB企業景況感指数
○未定 ◎ 3月中国貿易収支
○17:50 ◎ マン英中銀金融政策委員会(MPC)委員、講演
○21:30 ◎ 3月米卸売物価指数(PPI)
◎ 食品とエネルギーを除くコア指数
○23:00 ◎ マクルーフ・アイルランド中銀総裁、講演
○15日01:00 ◎ ベイリー英中銀(BOE)総裁、講演
○15日01:15 ◎ グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演
○15日02:00 ◎ ポールソン米フィラデルフィア連銀総裁、コリンズ米ボストン連銀総裁、バーキン米リッチモンド連銀総裁、バーFRB理事、イベントに参加
○15日04:00 ◎ グリーン英MPC委員、講演
○15日06:00 ◎ ラガルドECB総裁、講演
○IMF世界経済見通し発表
15日
○15:45 ◇ 3月仏CPI改定値
○18:00 ◎ 2月ユーロ圏鉱工業生産
○20:00 ◇ MBA住宅ローン申請指数
○21:00 ◎ 2月ブラジル小売売上高
○21:30 ◇ 2月カナダ製造業出荷
○21:30 ◇ 2月カナダ卸売売上高
○21:30 ◎ 4月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
○21:30 ◇ 3月米輸入物価指数
○23:00 ◎ 4月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
○23:30 ◇ EIA週間在庫統計
○16日00:50 ◎ ベイリーBOE総裁、講演
○16日02:00 ◎ エスクリバ・スペイン中銀総裁、シュレーゲル・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁、講演
○16日02:45 ◎ ボウマンFRB副議長、講演
○16日03:00 ◎ 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
○16日03:40 ◎ ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演
○16日05:00 ◎ 2月対米証券投資動向
16日
○10:30 ◎ 3月豪雇用統計(失業率/新規雇用者数)
○11:00 ☆ 1-3月期中国GDP
○11:00 ◎ 3月中国鉱工業生産
○11:00 ◎ 3月中国小売売上高
○15:00 ☆ 2月英GDP
○15:00 ◎ 2月英鉱工業生産/製造業生産高
○15:00 ◇ 2月英商品貿易収支/英貿易収支
○15:30 ◇ 3月スイス生産者輸入価格
○18:00 ☆ 3月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値
○18:00 ☆ 3月ユーロ圏HICPコア改定値
○21:30 ◎ カザークス・ラトビア中銀総裁、講演
○21:30 ◎ 4月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数
○21:35 ◎ ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、あいさつ
○22:00 ◎ シュナーベルECB専務理事、講演
○22:15 ◎ 3月米鉱工業生産
◇ 設備稼働率
○17日00:15 ◎ レーン・フィンランド中銀総裁、講演
○17日00:40 ◎ レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
○17日01:00 ◎ コッハー・オーストリア中銀総裁、講演
○17日04:00 ◎ テイラー英MPC委員、講演
○20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)
17日
○17:00 ◇ 2月ユーロ圏経常収支(季節調整済)
○18:00 ◇ 2月ユーロ圏貿易収支
○21:15 ◇ 3月カナダ住宅着工件数
○21:30 ◇ 2月対カナダ証券投資
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
2026/04/11 2:04:39
ニューヨーク外国為替市場概況
10日のニューヨーク外国為替市場でドル円はしっかり。2時時点では159.26円と24時時点(159.13円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。一部通信社が「トランプ米大統領はイランとの交渉が決裂した場合に備えて軍艦を再装備している」と報じた。米国とイランはウラン濃縮やレバノン攻撃について溝があるとされ、和平協議の難航が予想されている。WTI原油先物が再び99ドル半ばまで上昇する中、有事のドル買いが意識され、ドル円は159.35円付近まで強含んだ。
ユーロドルはやや伸び悩み。2時時点では1.1720ドルと24時時点(1.1727ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。1.1739ドルと僅かに日通し高値を更新したところで上昇が一服。米10年債利回りが4.32%台まで上昇するのを眺め、一時1.1714ドル付近まで上値を切り下げた。
ユーロ円は2時時点では186.66円と24時時点(186.62円)と比べて4銭程度のユーロ高水準。下押しは186.50円台に留め、ユーロ導入以来の高値186.87円を狙う水準で底堅く推移した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.94円 - 159.37円
ユーロドル:1.1678ドル - 1.1739ドル
ユーロ円:185.95円 - 186.79円
2026/04/11 3:02:40
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。
3月米財政収支〔予想 1567億ドルの赤字〕 (前回発表値 3075億ドルの赤字)
2026/04/11 3:25:38
欧州マーケットダイジェスト
(10日終値:11日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=159.29円(10日15時時点比△0.04円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=186.74円(△0.58円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1723ドル(△0.0033ドル)
FTSE100種総合株価指数:10600.53(前営業日比▲2.95)
ドイツ株式指数(DAX):23803.95(▲3.04)
10年物英国債利回り:4.835%(△0.086%)
10年物独国債利回り:3.058%(△0.070%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月独消費者物価指数(CPI)改定値
(前月比) 1.1% 1.1%
(前年同月比) 2.7% 2.7%
3月スイスSECO消費者信頼感指数
▲42.9 ▲30.4
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは伸び悩み。日本時間夕刻に一時1.1678ドルと日通し安値を更新したものの、前日の安値1.1651ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋った。
NYの取引時間帯に入り、3月米消費者物価指数(CPI)が前年比で予想を下回り、エネルギーと食品を除くコア指数が前月比・前年比いずれも予想より弱い内容だったことが分かると全般ドル売りが優勢に。4月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が予想を下回ったこともドル売りを促し、0時30分前に一時1.1739ドルと3月2日以来の高値を更新した。
ただ、買い一巡後はやや上値を切り下げた。米国とイランは明日11日、パキスタンの首都イスラマバードで停戦交渉を開始する。米イランの和平交渉を控える中、「トランプ米大統領はイランとの交渉が決裂した場合に備えて軍艦を再装備している」との一部報道が伝わると、WTI原油先物の上昇とともに「有事のドル買い」が入った。1時30分過ぎには一時1.1714ドル付近まで下押しした。
・ドル円は下値が堅かった。3月米CPIの下振れを受けて円買い・ドル売りが先行すると一時158.94円と日通し安値を付けたものの、一目均衡表基準線158.87円や転換線158.96円付近では買いが入りやすく、すぐに持ち直した。米イランの和平交渉を週末に控える中、「有事のドル買い」も意識された。2時前には159.35円付近まで値を戻し、アジア時間に付けた日通し高値159.37円に迫った。
・ユーロ円はしっかり。ユーロドルの上昇やドル円の持ち直しにつれた買いが入ると一時186.79円まで上昇し、1月23日に付けたユーロ導入以来の高値186.87円に迫った。
なお、ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は214.47円、豪ドル円は112.87円、NZドル円は93.38円、スイスフラン円は202.56円、メキシコペソ円は9.22円まで値を上げた。
・ロンドン株式相場は小幅ながら続落。米国とイランの和平交渉への期待から、本日のアジア株式相場が上昇すると英株にも買いが入り、指数はプラス圏で推移する場面もあった。ただ、中東情勢の先行き不透明感は根強く、引けにかけて失速した。ロールス・ロイス・ホールディングスやBAEシステムズなど資本財サービス株が売られたほか、BPやシェルなどエネルギー株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は小幅ながら続落。米国とイランの和平交渉への期待から、本日のアジア株式相場が上昇すると独株にも買いが先行。しばらくは堅調に推移した。ただ、中東情勢の先行き不透明感から売りが出ると引けにかけて失速した。個別ではラインメタル(5.57%安)やハノーバー再保険(1.45%安)、ザランド(1.35%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。原油先物の高止まりや米長期債の下落を受けて、欧州債にも売りが出た。
2026/04/11 4:04:50
ニューヨーク外国為替市場概況
10日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円はユーロ導入以来の最高値を更新した。4時時点では186.86円と2時時点(186.66円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。週末のNY午後に入り、相場全般に動意が鈍くなりつつある中でも欧州前半からの地合いの強さが継続。1月23日に付けたユーロ導入以来の高値186.87円をわずかに超えて、186.88円までユーロ高円安が進んだ。
ユーロドルはじり高。4時時点では1.1731ドルと2時時点(1.1720ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。1.17ドル前半で動意は薄まりつつあったが、通常取引の終了にかけて下落したWTI原油先物を眺め、ユーロ買いドル売りがやや強まった。一時1.1735ドルまで強含んでいる。
ドル円はもみ合い。4時時点では159.28円と2時時点(159.26円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。3時過ぎに159.34円前後まで上昇したものの、一巡後は159.20円台で小幅に上下した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.94円 - 159.37円
ユーロドル:1.1678ドル - 1.1739ドル
ユーロ円:185.95円 - 186.88円
2026/04/11 6:04:48
ニューヨーク外国為替市場概況
10日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは5日続伸。終値は1.1723ドルと前営業日NY終値(1.1699ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ高水準だった。3月米消費者物価指数(CPI)が予想よりも弱い内容だったことが分かると全般ドル売りが先行。4月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が予想を下回ったこともドル売りを促し、0時30分前に一時1.1739ドルと3月2日以来の高値を更新した。
ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。米国とイランは明日11日、パキスタンの首都イスラマバードで停戦交渉を開始する。米イランの和平交渉を控える中、「トランプ米大統領はイランとの交渉が決裂した場合に備えて軍艦を再装備している」との一部報道が伝わると、WTI原油先物の上昇とともに「有事のドル買い」が入った。1時30分過ぎには一時1.1714ドル付近まで下押しした。
もっとも、WTI原油先物は通常取引終了にかけて下落したため、ユーロドルの下押しも限定的となった。
ドル円は続伸。終値は159.27円と前営業日NY終値(158.96円)と比べて31銭程度のドル高水準だった。3月米CPIの下振れを受けて円買い・ドル売りが先行すると一時158.94円と日通し安値を付けたものの、一目均衡表基準線158.87円や転換線158.96円付近では買いが入りやすく、すぐに持ち直した。米イランの和平交渉を週末に控える中、「有事のドル買い」も意識された。2時前には159.35円付近まで値を戻し、アジア時間に付けた日通し高値159.37円に迫った。
ユーロ円も続伸。終値は186.70円と前営業日NY終値(185.98円)と比べて72銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの上昇やドル円の持ち直しにつれた買いが入った。3時30分過ぎには一時186.88円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。
本日の参考レンジ
ドル円:158.94円 - 159.37円
ユーロドル:1.1678ドル - 1.1739ドル
ユーロ円:185.95円 - 186.88円
2026/04/11 6:20:40
NYマーケットダイジェスト
(10日終値)
ドル・円相場:1ドル=159.27円(前営業日比△0.31円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=186.70円(△0.72円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1723ドル(△0.0024ドル)
ダウ工業株30種平均:47916.57ドル(▲269.23ドル)
ナスダック総合株価指数:22902.89(△80.47)
10年物米国債利回り:4.32%(△0.05%)
WTI原油先物5月限:1バレル=96.57ドル(▲1.30ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4787.4ドル(▲30.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月米消費者物価指数(CPI)
(前月比) 0.9% 0.3%
(前年同月比) 3.3% 2.4%
エネルギーと食品を除くコア指数
(前月比) 0.2% 0.2%
(前年同月比) 2.6% 2.5%
2月米製造業新規受注
(前月比) 0.0% 0.0%・改
4月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)
47.6 53.3
3月米財政収支
1641億ドルの赤字 3075億ドルの赤字
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは5日続伸。3月米消費者物価指数(CPI)が予想よりも弱い内容だったことが分かると全般ドル売りが先行。4月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が予想を下回ったこともドル売りを促し、0時30分前に一時1.1739ドルと3月2日以来の高値を更新した。
ただ、買い一巡後は伸び悩む展開に。米国とイランは明日11日、パキスタンの首都イスラマバードで停戦交渉を開始する。米イランの和平交渉を控える中、「トランプ米大統領はイランとの交渉が決裂した場合に備えて軍艦を再装備している」との一部報道が伝わると、WTI原油先物の上昇とともに「有事のドル買い」が入った。1時30分過ぎには一時1.1714ドル付近まで下押しした。
もっとも、WTI原油先物は通常取引終了にかけて下落したため、ユーロドルの下押しも限定的となった。
・ドル円は続伸。3月米CPIの下振れを受けて円買い・ドル売りが先行すると一時158.94円と日通し安値を付けたものの、一目均衡表基準線158.87円や転換線158.96円付近では買いが入りやすく、すぐに持ち直した。米イランの和平交渉を週末に控える中、「有事のドル買い」も意識された。2時前には159.35円付近まで値を戻し、アジア時間に付けた日通し高値159.37円に迫った。
・ユーロ円も続伸。ユーロドルの上昇やドル円の持ち直しにつれた買いが入った。3時30分過ぎには一時186.88円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落。米国とイランは明日11日、パキスタンの首都イスラマバードで停戦交渉を開始する。市場では「交渉を前に警戒感も広がっており、主力株に売りが出た」との声が聞かれた。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は8日続伸。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)やブロードコムなど半導体関連株の上昇が続いた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は連日で史上最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反落。米ミシガン大学が公表した1年先の期待インフレ率が予想を大幅に上回ると、市場では「米連邦準備理事会(FRB)は当面、利下げに踏み切る余地はないだろう」との見方が強まり、債券売りを促した。週末の米イラン和平交渉を前に、ポジション調整目的の売りも出た。
・原油先物相場は反落。原油輸送の要衝・ホルムズ海峡の管理を巡り、米国とイランの対立は深まっているもよう。海峡再開には時間がかかるとの思惑から、時間外取引では100ドル台まで上昇。もっともNY勢の参入後は、100ドルを割り込んだ水準で一進一退となった。11日の米イラン和平協議を控え、週引けにかけては持ち高調整の売りが優勢となった。
・金先物相場は3日ぶりに反落。3月米CPIは市場予想にほぼ沿った結果となったものの、前回から伸び率が加速。4月のミシガン大学調べ1年先期待インフレ率も4.8%と前月から上振れた。インフレ懸念の高まりを受けて米長期金利が上昇すると、金利を産まない資産・金への売り圧力が強まった。金先物は4800ドルを再び割り込み、上値の重い展開のまま週の取引を終えた。