フィボナッチ・ゾーン

【ドル円】【フィボナッチゾーン】 2026年04月09日

2026/04/09 8:00:47
東京為替見通し
 昨日の海外市場でドル円は、中東情勢が悪化することへの懸念が後退したことで、一時157.89円まで弱含んだ。「イスラエルの『停戦違反』により、ホルムズ海峡を通過する石油タンカーの航行が停止した」との報道も伝わったことで、158.80円付近まで下げ渋った。ユーロドルは一時1.1722ドルと3月2日以来の高値を付けたが、買い一巡後は徐々に上値を切り下げ1.1644ドル付近まで下押しした。

 本日の為替市場も、主導権を握るのは引き続きイランを巡る戦争の行方だろう。昨日の停戦発表後も、イスラエルによる停戦違反や、米・イスラエル・イラン三者間での条件認識のズレが露呈し、情勢は依然として不透明だ。加えて、明日10日には米国とイランの代表団が、仲介国であるパキスタンの首都イスラマバードで協議に臨む予定。観測と不確実性に満ちたトランプ政権の発言一つで、相場が大きく動意づく可能性は高い。

 昨日は日本時間早朝、米国が対イランのインフラ攻撃を2週間停止したことを受け、原油価格は急反落。これに伴い米金利も一時低下し、これまで進行していた有事のドル買い、さらには原油決済に絡むドル需要の巻き戻しが入った。トランプ政権にとっても、自発的な後退と見られかねない「弱腰のTACO化」を回避し、第三国の要請に応じた形での延期という体裁を整えた点では、まさに渡りに船の展開だったと言える。
 
 しかし、トランプ大統領の外交観は一貫してビジネスライクだ。軍事的圧力とディールで問題を解決できるという発想は、外交を信頼と制度の上に築くべきとする多くの国々、そしてイランの認識とは大きく乖離しているとみられる。このズレが顕在化すれば、昨日の巻き戻しは単なるご祝儀相場に過ぎなかったと評価されるだろう。

 イランは、米国が10項目からなる和平案を受け入れたと主張しているが、その内容を見る限り、米国側が同意するハードルは極めて高い。仮に「受け入れ」が事実であったとしても、それは過去2度にわたる奇襲的攻撃に続く、3度目の「だまし討ち」への布石である可能性すら否定できない。例えば、イランは攻撃で失われたインフラや人的被害に対し、米国およびイスラエルからの直接補償を要求している。だが、米国は開戦からわずか6日間で113億ドル超の戦費を費やし、その後も1日10億から20億ドル規模の追加負担を重ねていると一部では報じられている。既に巨額のコストを投じた中で、さらなる補償を受け入れる余地は乏しく、財政が混迷する現状を踏まえれば、トランプ大統領がこれを承認する可能性は低い。

 さらに、ホルムズ海峡の通行料を巡る問題も火種だ。イランは通行料をオマーンと分配し、自国取り分を戦後復興に充てる構想を示している。一方でトランプ大統領は、「世界の安全を守っている米国が受け取るべきだ」と主張。自らの軍事行動で封鎖リスクを高めた当事者でありながら、そのコストを回収しようとする姿勢は、国際社会の常識とは大きくかけ離れているとの見方が強い。
 
 こうした数々の相違点を踏まえれば、双方が受け入れ可能な妥協点を見出すのは現時点では困難とみられる。ただし、戦争の長期化がイランのみならずトランプ大統領にとっても不利益であることは明白だ。戦費の膨張と支持率の低下という現実は日々重みを増している。和平案を拒否すれば泥沼化は避けられず、再び強硬姿勢へと回帰するだろう。その場合、原油価格は急騰、株価は下落、米長期金利は上昇し、ドル買いが再燃する一方で、支持率の低下には歯止めがかからない。和平案を受け入れれば、巨額の戦費を投じた意味が問われ、拒否すれば戦争の長期化、まさに袋小路に入り込んでいる。

 短期的には、戦争の長期化は原油高の高止まりを通じて決済通貨としてのドル需要を支え、ドル買い優位の構図を維持するだろう。しかし、イラン攻撃以前から顕在化していたトランプ大統領の常軌を逸した言動は、第一次政権時以上に際立っている。攻撃後は、米国および政権に対する国内外の信頼が著しく毀損されたことも否定できない。仮に和平が成立したとしても、失われた信用が回復することはないだろう。今後、いわば「ドンロー主義」の歪みが明確になるにつれ、米株・米債・ドルの同時売りという中長期的な潮流が強まる可能性も十分に視野に入れておくべき局面にある。

2026/04/09 8:01:46
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。

3月英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数〔予想 -18〕 (前回発表値 -12)

2026/04/09 8:06:48
東京外国為替市場概況
 9日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では158.56円とニューヨーク市場の終値(158.57円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。158.60円前後で本邦勢の本格参入を待っている。ヒズボラを巡って停戦合意初日から意見の相違が見られるなど、戦争終結に向けた先行き不透明感が高まっており、本日も原油動向に振らされる展開が想定される。

 ユーロ円も小動き。8時時点では184.92円とニューヨーク市場の終値(184.95円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。日本株の取引開始待ち。なお、昨日のCME225先物は57075円と大阪取引所比645円高で引けた。

 ユーロドルは8時時点では1.1662ドルとニューヨーク市場の終値(1.1663ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.49円 - 158.67円
ユーロドル:1.1660ドル - 1.1668ドル
ユーロ円:184.87円 - 185.08円

2026/04/09 8:41:47
要人発言
トランプ米大統領
「我々が必要としていた時にNATOはそこにいなかった」
「再び必要になったとしても彼らがそこにいることはないだろう」

2026/04/09 8:54:47
【指標】
週次・前週土曜日まで7日間分

[対内]-[対外]証券投資
【非居住者による円資産売買・居住者による外貨資産売買 差引き】

  ネット  64,060 (←円資産買い超) ※単位:億円

  出所;財務省データよりDZHフィナンシャルリサーチ算出

対外証券投資【居住者による取得・処分】(単位:億円) 出所;財務省
 中長期債
  ネット  -24,624 (←外貨資産売り超)
 株式・投資ファンド持分
  ネット  14,374 (←外貨資産買い超)

 小計
  ネット  -10,250 (←外貨資産売り超)

対内証券投資【非居住者による取得・処分】(単位:億円) 出所;財務省
 中長期債
  ネット  24,214 (←円資産買い超)
 株式・投資ファンド持分
  ネット  29,596 (←円資産買い超)

 小計
  ネット  53,810 (←円資産買い超)

※ネットのプラスは取得超・買い越し、マイナス(-)は処分超・売り越しを表す。

2026/04/09 9:16:48
要人発言
ブレマンNZ準備銀行(RBNZ)総裁
「インフレにはさらなる上方向のリスクがある」
「過去に実施した利下げの効果が、依然として経済に一定の刺激を与え続けている」
「現時点でマイナス成長は見込んでいない」

2026/04/09 10:03:48
東京外国為替市場概況
 9日の東京外国為替市場でドル円は堅調。10時時点では158.85円とニューヨーク市場の終値(158.57円)と比べて28銭程度のドル高水準だった。明日予定されている米・イランの和平交渉を前に中東の不透明感はぬぐいされていない。報道が錯綜していることもあり手を出しにくい相場いなっていることで値幅は限られているが、東京仲値の値決めにかけてはややドル買いが優勢となったことで、158.87円まで値を上げ堅調推移。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.1657ドルとニューヨーク市場の終値(1.1663ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル買いが重しになるものの、1.1660ドルを挟んで小動きのまま。

 ユーロ円は小高い。10時時点では185.17円とニューヨーク市場の終値(184.95円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円に連れた動きになり、東京仲値の値決めにかけて185.19円まで上昇した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.49円 - 158.87円
ユーロドル:1.1653ドル - 1.1668ドル
ユーロ円:184.87円 - 185.19円

2026/04/09 11:12:48
インターバンクスワップ状況
ドル円スワップスプレッド

O/N 1.40 / 1.30
T/N 4.05 / 3.98
S/W 9.52 / 9.41
1M 40.40 / 40.16
2M 83.56 / 83.16
3M 119.97 / 119.47
6M 235.76 / 234.76

※4月9日10時08分時点

2026/04/09 12:07:27
東京外国為替市場概況
 9日の東京外国為替市場でドル円は買い一服。12時時点では158.72円とニューヨーク市場の終値(158.57円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。東京仲値の値決めにかけて優勢となったドル買いの流れを引き継いだ動きは、10時過ぎに158.95円をつけたところで一服。11日の米・イラン和平交渉を前にした不透明感がくすぶり一方向に値幅を広げにくく、158.70円近辺まで下押した。

 ユーロ円はやや伸び悩み気味。12時時点では185.14円とニューヨーク市場の終値(184.95円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に円安方向へ傾く動きとなり、一時185.25円まで上昇。ただ、日経平均株価がマイナス推移となるなか一層の伸びはなく、小幅に下押した。

 ユーロドルはもみあい。12時時点では1.1665ドルとニューヨーク市場の終値(1.1663ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。1.1651ドルまで小幅に下値を広げたものの、対円でのドル下押しもあってNY終値を上回る水準へ浮上。しかし値幅は依然として限定的。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.49円 - 158.95円
ユーロドル:1.1651ドル - 1.1668ドル
ユーロ円:184.87円 - 185.25円

2026/04/09 12:31:47
インターバンクオプション状況
【ドル円】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 8.15%(前日比-0.09%)
リスクリバーサル1カ月物 0.49%の円コールオーバー

主なオプションのストライクと行使期日
161.50円 9日
161.00円 9・16日
160.00円 10・15日
159.50円 10日
159.00円 9日
158.85円 15日
158.40円 16日
158.25円 15日
158.00円 10・15日
157.50円 13日

【ユーロドル】
ボラティリティ(変動率)1カ月物 6.71%(前日比+0.03%)

主なオプションのストライクと行使期日
1.1800ドル 10・15日
1.1750ドル 15日
1.1725ドル 10日
1.1700ドル 10・13・14・16日
1.1680ドル 9日
1.1675ドル 14日
1.1670ドル 16日
1.1665ドル 16日
1.1660ドル 9・15日
1.1650ドル 9・13・14・15・16日
1.1635ドル 9日
1.1610ドル 9・15日
1.1605ドル 9日
1.1600ドル 9・14日
1.1590ドル 9日
1.1575ドル 9日
1.1560ドル 9日
1.1555ドル 9・16日
1.1545ドル 16日
1.1530ドル 10日
1.1525ドル 9日
1.1505ドル 16日
1.1500ドル 9・14・16日

2026/04/09 12:52:18
要人発言
トランプ米大統領
「真の合意が完全に履行されるまで、イランとその周辺地域に留まる」
「万が一、何らかの理由で合意されない場合(可能性は極めて低いが)、これまで誰も見たことのないほど大規模で、より強力で、より効果的な『戦闘』が始まる」
「我が偉大な軍隊は準備を整え、休息を取りながら、次の征服を心待ちにしてる」

2026/04/09 13:50:47
要人発言
植田日銀総裁
「短中期を中心に実質金利は明らかなマイナス、設備投資は緩やかな増加基調が続いている」
「財政支出で市場金利が上昇し、クラウディングアウトが生じる可能性はある」

2026/04/09 13:52:48
イベントスケジュール
○15:00 ◎ 2月独鉱工業生産(予想:前月比0.7%/前年同月比0.8%)
○15:00 ◇ 2月独貿易収支(予想:185億ユーロの黒字)
○19:45 ◎ スレイペン・オランダ中銀総裁、講演
○未定 ◎ ポーランド中銀、政策金利発表(予想:3.75%で据え置き)
○21:00 ◎ 3月メキシコ消費者物価指数(CPI、予想:前年比4.65%)
○21:30 ☆ 10-12月期米国内総生産(GDP)確定値(予想:前期比年率0.7%)
○21:30 ◎ 10-12月期米個人消費(確定値、予想:前期比年率2.0%)
○21:30 ◎ 10-12月期米コアPCE(確定値、予想:前期比年率2.7%)
○21:30 ◎ 2月米個人消費支出(PCE、予想:前月比0.6%)
     ◎ 2月米個人所得(予想:前月比0.3%)
     ☆ 2月米PCEデフレーター(予想:前年比2.8%)
     ☆ 2月米PCEコアデフレーター(予想:前月比0.4%/前年比3.0%)
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:21.0万件/183.0万人)
○23:00 ◇ 2月米卸売売上高(予想:前月比0.6%)
10日02:00 ◎ 米財務省、30年債入札

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。

2026/04/09 14:00:38
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。

3月消費動向調査(消費者態度指数、一般世帯)〔予想 38.3〕 (前回発表値 40.0)

2026/04/09 15:01:47
【指標】
2月独鉱工業生産(前年比) ±0.0%、予想 +0.8%
2月独貿易収支 +198億ユーロ、予想 +185億ユーロ

※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。

2月独鉱工業生産(前月比)〔予想 +0.7%〕 (前回発表値 -0.5%)
2月独鉱工業生産(前年比)〔予想 +0.8%〕 (前回発表値 -1.2%)
2月独貿易収支〔予想 185億ユーロの黒字〕 (前回発表値 212億ユーロの黒字)

2026/04/09 15:06:47
東京外国為替市場概況
 9日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では158.84円と12時時点(158.72円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。後場に入り日経平均が540円超下落するのを眺め158.60円台まで下押すも一時的。その後は日経平均が下げ幅を縮小したほか、時間外のWTI原油先物が98ドル台前半まで再び上昇したこともあり、やや持ち直した。

 ユーロ円は小高い。15時時点では185.22円と12時時点(185.14円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。日経平均の下げ幅縮小を眺め、185.26円まで上昇してわずかに日通し高値を更新した。

 ユーロドルは15時時点では1.1660ドルと12時時点(1.1665ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円でのドル安を受けて1.1671ドルまで上昇するも、一時的。本日これまでの値幅はわずか20pips程度と小動きの域を出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.49円 - 158.95円
ユーロドル:1.1651ドル - 1.1671ドル
ユーロ円:184.87円 - 185.26円

2026/04/09 15:40:48
東京マーケットダイジェスト
ドル円:1ドル=158.84円(前営業日NY終値比△0.27円)
ユーロ円:1ユーロ=185.22円(△0.27円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1660ドル(▲0.0003ドル)
日経平均株価:55895.32円(前営業日比▲413.10円)
東証株価指数(TOPIX):3741.47(▲33.83)
債券先物6月物:130.19円(▲0.18円)
新発10年物国債利回り:2.395%(△0.030%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) <発表値>  <前回発表値> 
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
       2兆4624億円の処分超 9455億円の処分超・改
対内株式
       2兆9596億円の取得超 4兆4481億円の処分超
3月消費動向調査(消費者態度指数、一般世帯)
            33.3     39.7・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は小高い。東京仲値に向けた買いが先行し、一時は158.95円まで値を上げた。もっとも、11日に予定されている米国とイランの和平交渉に関しては不透明感も根強く、積極的に上値を試す動きにはならなかった。

・ユーロドルは小動き。新規の取引材料を欠いたこともあり、前日終値を挟んだ狭いレンジ内でのもみ合いに終始した。

・ユーロ円は小高い。ドル円の上昇につれてじわりと下値を切り上げる展開となり、一時185.27円まで値を上げた。

・日経平均株価は5営業日ぶりに反落。レバノンでの戦闘が続くなか、米国およびイスラエルとイラン停戦合意の実効性について懐疑的な見方が広がり、投資家のリスク回避姿勢が高まった。米・イラン間の和平協議が難航するとの見方も相場の重しとなり、一時550円近く下落する場面も見られた。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。米国とイランによる停戦協議への懐疑的な見方が広がるなか、原油高によるインフレ懸念を意識した売りが広がった。

2026/04/09 16:45:38
要人発言
メローニ伊首相
「辞任するつもりはない」
「イラン戦争が長期化した場合、財政規律を緩和することも検討課題」

2026/04/09 17:06:47
東京外国為替市場概況
 9日午後の東京外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。17時時点では158.97円と15時時点(158.84円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。特に新規の取引材料が伝わったわけではないが、欧州勢の参入後も東京時間からの底堅い地合いを引き継いだ。東京午前につけた高値158.95円をわずかに上抜けて、一時158.99円まで値を上げた。

 ユーロドルは小動き。17時時点では1.1663ドルと15時時点(1.1660ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢の参入後も1.1660ドルを挟んだ小動きが続き、方向感が出ていない。

 ユーロ円はもみ合い。17時時点では185.40円と15時時点(185.22円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて一時185.42円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.49円 - 158.99円
ユーロドル:1.1651ドル - 1.1671ドル
ユーロ円:184.87円 - 185.42円

2026/04/09 20:06:49
欧州外国為替市場概況
 9日の欧州外国為替市場でドル円はもみ合い。20時時点では159.08円と17時時点(158.97円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。159.11円までやや上値を伸ばしたものの、米・イランの終戦協議をめぐる不安や期待が交錯する中、買いも加速せず159円前後でこう着と新規の手掛かり待ちとなっている。

 ユーロドルは底堅い。20時時点では1.1670ドルと17時時点(1.1663ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。1.16ドル半ばで底堅さを示し、1.1679ドルまでじり高。ただ、NY原油先物が99ドル台まで上げ幅を拡大した動きも重しとなり、これまでのレンジは0.0028ドル程度と方向感は出ていない。

 ユーロ円は小幅高。20時時点では185.66円と17時時点(185.40円)と比べて26銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの底堅い動きに支えられ、185.73円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.49円 - 159.11円
ユーロドル:1.1651ドル - 1.1679ドル
ユーロ円:184.87円 - 185.73円

2026/04/09 20:30:48
イベントスケジュール
○未定 ◎ ポーランド中銀、政策金利発表(予想:3.75%で据え置き)
○21:00 ◎ 3月メキシコ消費者物価指数(CPI、予想:前年比4.65%)
○21:30 ☆ 10-12月期米国内総生産(GDP)確定値(予想:前期比年率0.7%)
○21:30 ◎ 10-12月期米個人消費(確定値、予想:前期比年率2.0%)
○21:30 ◎ 10-12月期米コアPCE(確定値、予想:前期比年率2.7%)
○21:30 ◎ 2月米個人消費支出(PCE、予想:前月比0.6%)
     ◎ 2月米個人所得(予想:前月比0.3%)
     ☆ 2月米PCEデフレーター(予想:前年比2.8%)
     ☆ 2月米PCEコアデフレーター(予想:前月比0.4%/前年比3.0%)
○21:30 ◎ 前週分の米新規失業保険申請件数/失業保険継続受給者数(予想:21.0万件/183.0万人)
○23:00 ◇ 2月米卸売売上高(予想:前月比0.6%)
10日02:00 ◎ 米財務省、30年債入札

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。

2026/04/09 20:52:39
要人発言
ぺゼシュキアン・イラン大統領
「我々はレバノンを見捨てない」
「イスラエルがレバノン攻撃を続けるなら、停戦協議は無意味になる」

2026/04/09 21:00:49
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。

3月メキシコ消費者物価指数(CPI、前年比)〔予想 +4.65%〕 (前回発表値 +4.02%)

2026/04/09 21:05:19
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。

ポーランド中銀政策金利〔予想 3.75%で据え置き〕 (前回発表値 3.75%)

2026/04/09 21:13:39
要人発言
ハセット米国家経済会議(NEC)委員長
「イランでの戦争にも関わらず、依然として、今年の成長率を4-5%と見込む」

2026/04/09 21:20:39
要人発言
ハセット米国家経済会議(NEC)委員長
「政策金利は低下すべき」
「バランスシートの縮小は漸進的であるべき」

2026/04/09 21:31:49
【指標】
2月米個人所得(前月比) -0.1%、予想 +0.3%
2月米個人消費支出(PCE)(前月比) +0.5%、予想 +0.6%
2月米PCEコア・デフレーター(前月比) +0.4%、予想 +0.4%
2月米PCEコア・デフレーター(前年比) +3.0%、予想 +3.0%

※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。

2月米PCEデフレーター(前年比)〔予想 +2.8%〕 (前回発表値 +2.8%
2月米個人所得(前月比)〔予想 +0.3%〕 (前回発表値 +0.4%)
2月米個人消費支出(PCE)(前月比)〔予想 +0.6%〕 (前回発表値 +0.4%)
2月米PCEコア・デフレーター(前月比)〔予想 +0.4%〕 (前回発表値 +0.4%)
2月米PCEコア・デフレーター(前年比)〔予想 +3.0%〕 (前回発表値 +3.1%)

2026/04/09 21:32:39
【指標】
10-12月期米GDP個人消費・確定値(前期比年率) +1.9%、予想 +2.0%
10-12月期米コアPCE・確定値(前期比年率) +2.7%、予想 +2.7%
前週分の新規失業保険申請件数 21.9万件、予想 21.0万件
前週分の失業保険継続受給者数 179.4万人、予想 183.0万人

※タイトルおよび上記に表示した内容が下記の経済指標の結果です。

10-12月期米国内総生産(GDP)確定値(前期比年率)〔予想 +0.7%〕 (前回発表値 +0.7%)
10-12月期米GDP個人消費・確定値(前期比年率)〔予想 +2.0%〕 (前回発表値 +2.0%)
10-12月期米コアPCE・確定値(前期比年率)〔予想 +2.7%〕 (前回発表値 +2.7%)
前週分の新規失業保険申請件数〔予想 21.0万件〕 (前回発表値 20.2万件)
前週分の失業保険継続受給者数〔予想 183.0万人〕 (前回発表値 184.1万人)

2026/04/09 22:06:39
欧州外国為替市場概況
 8日の欧州外国為替市場でユーロドルは強含み。22時時点では1.1686ドルと20時時点(1.1670ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが4.28%台に低下した局面で、一時1.1690ドルまで上値を伸ばした。
 2月米個人所得は前月比でプラス予想に反して-0.1%となり、10-12月期米GDP確定値は前期比+0.5%と下方修正されたものの、市場への影響はなかった。

 ドル円は小動き。22時時点では158.99円と20時時点(159.08円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。WTI原油先物価格が、イスラエルによるレバノン攻撃が継続していることで100ドル台まで上昇したことで、一時159.12円までわずかに上値を伸ばしたものの、上値は限定的だった。
 
 ユーロ円は22時時点では185.80円と20時時点(185.66円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇に連れて、185.88円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.49円 - 159.12円
ユーロドル:1.1651ドル - 1.1690ドル
ユーロ円:184.87円 - 185.88円

2026/04/09 23:01:48
【指標】
※タイトルに表示した内容が下記の経済指標の結果です。

2月米卸売売上高(前月比)〔予想 +0.6%〕 (前回発表値 +0.5%)

2026/04/10 0:06:09
ニューヨーク外国為替市場概況
 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。24時時点では159.19円と22時時点(158.99円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。原油先物相場の上昇などを手掛かりに円売り・ドル買いが先行。米長期金利の上昇に伴う買いも入り、24時前に一時159.24円と日通し高値を更新した。
 なお、WTI原油先物価格は一時1バレル=102.70ドル前後まで上昇した。米国とイランが2週間の停戦で合意したあとも、イスラエルがレバノンへの攻撃を続けていることにイランが強く反発。投資家の間では協議進展への期待感が後退している。ホルムズ海峡の航行が限定的なことも響いている。

 ユーロドルは上値が重い。24時時点では1.1684ドルと22時時点(1.1686ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。22時30分過ぎに一時1.1695ドルと日通し高値を更新したものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。米国とイランの停戦を巡る懐疑的な見方が市場に広がる中、原油高を背景にユーロ売り・ドル買いが出た。

 ユーロ円は24時時点では186.00円と22時時点(185.80円)と比べて20銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが入ると一時186.04円と2月9日以来2カ月ぶりの高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.49円 - 159.24円
ユーロドル:1.1651ドル - 1.1695ドル
ユーロ円:184.87円 - 186.04円

2026/04/10 0:28:49
要人発言
ルッテ北大西洋条約機構(NATO)事務総長
「自由を例外的なものではなく普遍的な原則とするために、米国のリーダーシップが絶対的に不可欠」
「一部の同盟国は、米国がイランにおいて必要とした後方支援やその他の支援を提供する際、少し対応が遅かった」
「ほぼ例外なく、同盟国は米国が求めていることのすべてを実行している」
「同盟各国は、予算を確保し、軍隊を増強し、必要とされる能力を配備するために迅速に動いている」

2026/04/10 2:05:18
ニューヨーク外国為替市場概況
 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は売り戻された。2時時点では158.76円と24時時点(159.19円)と比べて43銭程度のドル安水準だった。ネタニヤフ・イスラエル首相がこの日、レバノンとの和平交渉の開始を明らかにした。イスラエルとレバノンの初会談は、来週にも米ワシントンで行われるもよう。この報道を受けて、中東の地政学リスクに対する警戒感が後退。原油先物が急ピッチで売られ、米長期金利も低下し、為替は「有事のドル買い」の巻き戻しが進んだ。ドル円は159.30円を上値に158.63円まで下押した。

 ユーロドルは強含み。2時時点では1.1710ドルと24時時点(1.1684ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ高水準だった。イスラエルとレバノンの直接交渉が来週にも始まることが伝わると、一時102.70ドル付近まで上昇していたWTI原油先物は97ドル割れまで一気に売り戻された。米10年債利回りも4.26%前後まで低下したことを支えに、ユーロドルは1.17ドル台を回復し、1.1714ドルまで日通し高値を更新した。
 また、中東リスクへの懸念が薄まったことから、リスクに敏感な豪ドルも強含み。対ドルでは、0.7092ドルまで豪ドル高が進んだ。

 ユーロ円は伸び悩み。2時時点では185.91円と24時時点(186.00円)と比べて9銭程度のユーロ安水準。ドル円につれた動きが続き、24時30分前に186.22円まで上げ幅を広げたところから、一時185.80円割れまで失速した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.49円 - 159.30円
ユーロドル:1.1651ドル - 1.1714ドル
ユーロ円:184.87円 - 186.22円

2026/04/10 2:44:37
要人発言
イラン最高指導者ハメネイ師
「イランは戦争を望んでいないが、権利を放棄するつもりもない」
「我々は戦争を望まなかった。戦争を望まないでください」
「戦争被害に対する賠償請求を改めて表明」
「ホルムズ海峡の管理を新たな段階へと移行する」

2026/04/10 3:07:29
要人発言
ネタニヤフ・イスラエル首相
「レバノンにおいて停戦はない」
「ヒズボラへの強力な攻撃を継続している」
「イスラエル北部の安全が確保されるまで停止しない」

2026/04/10 3:25:49
欧州マーケットダイジェスト
(9日終値:10日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.76円(9日15時時点比▲0.08円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.98円(△0.76円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1714ドル(△0.0054ドル)
FTSE100種総合株価指数:10603.48(前営業日比▲5.40)
ドイツ株式指数(DAX):23806.99(▲273.64)
10年物英国債利回り:4.749%(△0.038%)
10年物独国債利回り:2.988%(△0.044%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
2月独鉱工業生産
(前月比)   ▲0.3%     0.0%・改
(前年比)    0.0%    ▲0.9%・改
2月独貿易収支
    198億ユーロの黒字 203億ユーロの黒字・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は頭が重かった。米国とイランが2週間の停戦で合意したあとも、イスラエルがレバノンへの攻撃を続けていることにイランが強く反発。投資家の間では協議進展への期待感が後退し、WTI原油先物価格が一時1バレル=102.70ドル前後まで急伸。為替市場では「有事のドル買い」が優勢となった。米長期金利の上昇に伴う買いも入り、24時過ぎに一時159.30円と日通し高値を更新した。
 ただ、ネタニヤフ・イスラエル首相が「イスラエルはレバノンと直接交渉することに合意した」と表明したほか、「レバノンはイスラエルとの交渉のため一時停戦を要請」との報道が伝わると、WTI原油先物が95ドル台前半まで急失速。安く始まった米国株相場は持ち直し、為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが広がった。米長期金利が低下に転じたことも相場の重しとなり、1時30分過ぎには158.63円付近まで下押しした。

・ユーロドルは底堅い動き。米国とイランの停戦協議を巡る先行きが見通せず、積極的な売買が手控えられる中、序盤は比較的狭い範囲での推移が続いた。ただ、「トランプ米大統領はネタニヤフ・イスラエル首相にレバノンへの攻撃を縮小するよう要請」との報道や、「ネタニヤフ首相はレバノンと和平交渉を始める意向を示した」との報道をきっかけに、原油安・株高・ドル安が進行。前日の高値1.1722ドルを上抜けて一時1.1723ドルまで値を上げた。
 なお、イスラエルとレバノンの初会談は、来週にも米ワシントンで行われるもよう。協議の焦点には、レバノンの親イラン組織ヒズボラの武装解除も含まれる見通しだという。

・ユーロ円はしっかり。ドル円の上昇につれた買いが入ると一時186.22円と2月9日以来2カ月ぶりの高値を更新した。ただ、ドル円が失速するとユーロ円も伸び悩んだ。

・ロンドン株式相場は小反落。米国とイランの停戦協議を巡る先行き不透明感から売りが出た。前日に3月2日以来の高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りも出やすかった。ただ、押し目を拾いたい向きは多く、下値は限定的だった。コンパス・グループやエンテインなど一般消費財サービスが売られたほか、リオ・ティントやグレンコアなど素材株が値下がりした。

・フランクフルト株式相場は反落。米国とイランの停戦協議を巡る先行き不透明感から売りが出たほか、前日に3月4日以来の高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが出た。個別ではSAP(6.81%安)やエアバス(2.60%安)、スカウト24(2.24%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は下落。原油先物相場が上昇すると、将来的なインフレへの懸念から英国やドイツの長期債に売りが出た。

2026/04/10 4:06:39
ニューヨーク外国為替市場概況
 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。4時時点では159.01円と2時時点(158.76円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。中東情勢や原油相場に振らされる展開が続いた。レバノンとの直接協議を明らかにしたネタニヤフ・イスラエル首相だが、「ヒズボラへの強力な攻撃は継続」と述べ、「レバノンにおいて停戦はない」と強硬な姿勢を改めて示した。一時95ドル前半まで売り戻されていたWTI原油先物は98ドル台まで切り返し、つれてドル円も159.04円前後まで上昇した。

 ユーロドルは伸び悩み。4時時点では1.1699ドルと2時時点(1.1710ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。中東情勢への警戒感が後退した場面では1.1723ドルまで上げ幅を広げるも、一巡後は1.17ドル割れまで上値を切り下げた。ネタニヤフ・イスラエル首相は攻撃的な姿勢を緩めず、再び「有事のドル買い」が意識された。米長期金利が低下幅を吐き出したこともユーロドルの重しとなった。

 ユーロ円は4時時点では186.02円と2時時点(185.91円)と比べて11銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの綱引き状態となり、185円付近で上下した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.49円 - 159.30円
ユーロドル:1.1651ドル - 1.1723ドル
ユーロ円:184.87円 - 186.22円

2026/04/10 6:04:49
ニューヨーク外国為替市場概況
 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに反発。終値は158.96円と前営業日NY終値(158.57円)と比べて39銭程度のドル高水準だった。米国とイランの停戦協議を巡る先行き不透明感から、WTI原油先物価格が一時1バレル=102.70ドル前後まで急伸すると、「有事のドル買い」が先行。米長期金利の上昇に伴う買いも入り、24時過ぎに一時159.30円と日通し高値を更新した。
 ただ、「イスラエルとレバノンは和平協議を開始する」との報道が伝わると、WTI原油先物が95ドル台前半まで急失速。安く始まった米国株相場は持ち直し、為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが広がった。1時30分過ぎには158.63円付近まで下押しした。市場では「米国とイランが2週間の停戦で合意したあとも、イスラエルがレバノンへの攻撃を続けていることにイランが強く反発。投資家の間では協議進展への期待感が後退していた」との声が聞かれた。
 もっとも、ネタニヤフ・イスラエル首相が「レバノンの親イラン組織ヒズボラへの強力な攻撃は継続する」と述べ、「レバノンにおいて停戦はない」と強硬な姿勢を改めて示すと再びドル買いが優勢に。5時過ぎには159.13円付近まで持ち直した。

 ユーロドルは4日続伸。終値は1.1699ドルと前営業日NY終値(1.1663ドル)と比べて0.0036ドル程度のユーロ高水準だった。中東情勢を巡る報道や原油相場の動向に振らされる展開が続いた。「トランプ米大統領はネタニヤフ・イスラエル首相にレバノンへの攻撃を縮小するよう要請」との報道や、「イスラエルとレバノンが和平協議を始める」との報道をきっかけに、原油安・株高・ドル安で反応。2時30分過ぎに一時1.1723ドルと日通し高値を付けた。
 ただ、ネタニヤフ・イスラエル首相がヒズボラへの強力な攻撃を続ける考えを強調すると、再びドル買いが優勢となり、5時30分過ぎには1.1696ドル付近まで下押しした。

 ユーロ円は反発。終値は185.98円と前営業日NY終値(184.95円)と比べて1円03銭程度のユーロ高水準。ドル円の反発やユーロドルの続伸を受けて円売り・ユーロ買いが進んだ。4時30分過ぎには一時186.23円と2月9日以来2カ月ぶりの高値を更新した。

本日の参考レンジ
ドル円:158.49円 - 159.30円
ユーロドル:1.1651ドル - 1.1723ドル
ユーロ円:184.87円 - 186.23円

2026/04/10 6:15:39
イベントスケジュール
<国内>
○08:50 ◇ 3月企業物価指数(予想:前月比0.7%/前年比2.3%)

<海外>
○未定 ◎ 韓国中銀、政策金利発表(予想:2.50%で据え置き)
○10:30 ◎ 3月中国消費者物価指数(CPI、予想:前年比1.1%)
○10:30 ◎ 3月中国生産者物価指数(PPI、予想:前年比0.4%)
○15:00 ◎ 3月独消費者物価指数(CPI)改定値(予想:前月比1.1%/前年比2.7%)
○15:00 ◎ 3月ノルウェーCPI(予想:前月比0.2%/前年比3.6%)
○16:00 ◇ 3月スイスSECO消費者信頼感指数(予想:▲32.4)
○16:00 ◇ 2月トルコ鉱工業生産
○19:00 ◎ デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁、講演
○21:00 ◎ 3月ブラジルIBGE消費者物価指数(IPCA、予想:前年同月比4.00%)
○21:00 ◇ 2月メキシコ鉱工業生産(季調済、予想:前月比0.6%)
○21:30 ☆ 3月カナダ雇用統計(予想:新規雇用者数変化1.50万人/失業率6.8%)
○21:30 ☆ 3月米CPI(予想:前月比0.9%/前年比3.4%)
     ☆ エネルギーと食品を除くコア指数(予想:前月比0.3%/前年比2.7%)
○23:00 ◎ 2月米製造業新規受注(予想:前月比▲0.2%)
○23:00 ◎ 4月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値、予想:52.0)
○11日01:00 ☆ 10-12月期ロシアGDP速報値(予想:前年比1.0%)
○11日01:00 ◎ 3月ロシアCPI(予想:前月比0.5%)
○11日03:00 ◎ 3月米月次財政収支(予想:1567億ドルの赤字)
○11日 米・イラン和平協議(パキスタン首都イスラマバード)
○12日 ハンガリー総選挙

※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。

2026/04/10 6:20:39
NYマーケットダイジェスト
(9日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.96円(前営業日比△0.39円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.98円(△1.03円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1699ドル(△0.0036ドル)
ダウ工業株30種平均:48185.80ドル(△275.88ドル)
ナスダック総合株価指数:22822.42(△187.43)
10年物米国債利回り:4.27%(▲0.02%)
WTI原油先物5月限:1バレル=97.87ドル(△3.46ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=4818.0ドル(△40.8ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
10-12月期米国内総生産(GDP)確定値
(前期比年率) 0.5%       0.7%
個人消費確定値
(前期比年率) 1.9%       2.0%
コアPCE確定値
(前期比年率) 2.7%       2.7%
2月米個人所得
(前月比)  ▲0.1%       0.4%
2月米個人消費支出(PCE)
(前月比)   0.5%      0.3%・改
2月米PCEデフレーター
(前年比)   2.8%       2.8%
2月米PCEコア・デフレーター
(前月比)   0.4%       0.4%
(前年比)   3.0%       3.1%
前週分の米新規失業保険申請件数
       21.9万件    20.3万件・改
2月米卸売売上高
(前月比)   2.7%      1.1%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反発。米国とイランの停戦協議を巡る先行き不透明感から、WTI原油先物価格が一時1バレル=102.70ドル前後まで急伸すると、「有事のドル買い」が先行。米長期金利の上昇に伴う買いも入り、24時過ぎに一時159.30円と日通し高値を更新した。
 ただ、「イスラエルとレバノンは和平協議を開始する」との報道が伝わると、WTI原油先物が95ドル台前半まで急失速。安く始まった米国株相場は持ち直し、為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが広がった。1時30分過ぎには158.63円付近まで下押しした。市場では「米国とイランが2週間の停戦で合意したあとも、イスラエルがレバノンへの攻撃を続けていることにイランが強く反発。投資家の間では協議進展への期待感が後退していた」との声が聞かれた。
 もっとも、ネタニヤフ・イスラエル首相が「レバノンの親イラン組織ヒズボラへの強力な攻撃は継続する」と述べ、「レバノンにおいて停戦はない」と強硬な姿勢を改めて示すと再びドル買いが優勢に。5時過ぎには159.13円付近まで持ち直した。

・ユーロドルは4日続伸。中東情勢を巡る報道や原油相場の動向に振らされる展開が続いた。「トランプ米大統領はネタニヤフ・イスラエル首相にレバノンへの攻撃を縮小するよう要請」との報道や、「イスラエルとレバノンが和平協議を始める」との報道をきっかけに、原油安・株高・ドル安で反応。2時30分過ぎに一時1.1723ドルと日通し高値を付けた。
 ただ、ネタニヤフ・イスラエル首相がヒズボラへの強力な攻撃を続ける考えを強調すると、再びドル買いが優勢となり、5時30分過ぎには1.1696ドル付近まで下押しした。

・ユーロ円は反発。ドル円の反発やユーロドルの続伸を受けて円売り・ユーロ買いが進んだ。4時30分過ぎには一時186.23円と2月9日以来2カ月ぶりの高値を更新した。

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