フィボナッチ・ゾーン

【ドル円】【フィボナッチゾーン】 2025年05月26日

東京マーケットダイジェスト

ドル円:1ドル=142.51円(前営業日NY終値比▲0.05円)
ユーロ円:1ユーロ=162.70円(△0.79円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1417ドル(△0.0055ドル)
日経平均株価:3753153円(前営業日比△371.06円)
東証株価指数(TOPIX):2751.91(△16.39)
債券先物6月物:139.10円(△0.36円)
新発10年物国債利回り:1.515%(▲0.030%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>  <前回発表値>
3月景気動向指数改定値
先行指数    108.1    107.7
一致指数    115.9    116.0

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは強含み。トランプ米大統領が「EUへの50%関税の7月9日までの延長に同意」と発言すると買いが優勢に。その後も全般ドル安の流れが継続した流れに沿って一時1.1419ドルまで上値を伸ばした。また、豪ドル米ドルは0.6537ドル、NZドル米ドルは0.6032ドルまでつれ高となった。

・ドル円は一進一退。米大統領が対EU関税の延期を発表すると初動は買いで反応し一時143.08円まで値を上げた。ただ、次第にドル売り圧力が高まると失速。先週末安値の142.42円を下抜けて142.23円まで下押しした。一方で、日経平均株価が堅調に推移するなかで一巡後は142.70円台まで持ち直した。

・ユーロ円は堅調。米EUの関税を巡る警戒感がいったん後退したことを受けて円売り・ユーロ買いが優勢に。日本株高も支えにその後も強い地合いを保ち、一時162.82円まで上値を伸ばした。

・日経平均株価は続伸。米大統領の発言を好感して時間外の欧米株価指数先物が上昇したため、日本株もつれ高の展開となった。その後も堅調に推移し、結局高値引けとなった。

・債券先物相場は続伸。先週末の米債券相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行。財務省が実施した流動性供給入札が需要の引き締まりを示す結果となったことも支えとなった。

欧州マーケットダイジェスト

(26日終値:27日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=142.76円(27日15時時点比△0.25円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.47円(▲0.23円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1380ドル(▲0.0037ドル)
FTSE100種総合株価指数:休場
ドイツ株式指数(DAX):24027.65(前営業日比△398.07)
10年物英国債利回り:休場
10年物独国債利回り:2.560%(▲0.007%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は小高い。アジア時間の午前に約1カ月ぶりの水準まで下落すると、本日は英米市場が休場ということもあって持ち高調整や利益確定目的の円売り・ドル買いが出た。欧州株式相場や時間外の米株先物が底堅く推移したことも相場の支えとなり、22時前には143.03円付近まで上昇。もっとも、東京時間の朝方につけた高値143.08円手前で上値の重さを確認すると、その後は142.70円台まで上値を切り下げた。

・ユーロドルは小安い。欧米間の貿易摩擦が緩和するとの思惑を手掛かりにした買いが一巡し、欧州時間に入ると1.13ドル台後半までやや売りに押された。ただ、本日は英国がスプリング・バンク・ホリデー、米国がメモリアルデーの祝日で取引参加者が減少したこともあり、次第に動意は乏しくなった。
 なお、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は「基軸通貨としての米ドルの優位性についてさえ不確実性が存在する」「ユーロが将来、国際舞台でより大きな役割を果たす機会をもたらす可能性がある」などの見解を示したほか、ナーゲル独連銀総裁は「関税は米国経済にさらに大きな打撃を与えるだろう」などと言及した。

・ユーロ円は上値が重い。15時過ぎに162.98円まで本日高値を更新したが、その後はユーロドルの下落やドル円の伸び悩みなどに伴い、162.40円台まで上値を切り下げた。

・ロンドン株式相場はスプリング・バンク・ホリデーのため休場となった。

・フランクフルト株式相場は3営業日ぶりに反発。トランプ米大統領が「欧州連合(EU)への50%関税の発動を7月9日まで延期する」と表明したことを好感した買いが入った。個別ではラインメタル(3.28%高)やシーメンス(2.99%高)などの上昇が目立ち、ポルシェ・オートモービル・ホールディング(3.26%安)などを除く38銘柄が上昇した。

・欧州債券相場は上昇。

NYマーケットダイジェスト

休場

短期トレード向きの「DMM FX」

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