
外国為替市場概況:8時
13日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では148.35円とニューヨーク市場の終値(148.46円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。148.40円前後でのもみ合いとなった。4月3日以来のドル高・円安水準で東京時間を迎えたこともあり、本邦勢の反応に注目しておきたい。また、8時50分には4月30-5月1日開催分の日銀金融政策決定会合における主な意見が公表予定となっいる。
ユーロドルは小動き。8時時点では1.1094ドルとニューヨーク市場の終値(1.1087ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。1.1090ドル付近での小動きとなった。目先は昨日安値の1.1065ドルがサポートとして機能するか注目される。
ユーロ円は8時時点では164.58円とニューヨーク市場の終値(164.59円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。164円台半ばでのもみ合いとなっており、本邦勢の本格参入や日本株の取引開始を待つ状態だ。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.33円 - 148.48円
ユーロドル:1.1085ドル - 1.1095ドル
ユーロ円:164.48円 - 164.69円
外国為替市場概況:10時
13日の東京外国為替市場でドル円は軟調。10時時点では147.81円とニューヨーク市場の終値(148.46円)と比べて65銭程度のドル安水準だった。昨日大幅上昇した後の持ち高調整に押される形でじり安で推移。時間外の米10年債利回りが4.44%台に低下したことも重しとなったほか、仲値公示に絡んだドル売りもあり、147.80円まで下値を広げた。
ユーロ円も軟調。10時時点では164.13円とニューヨーク市場の終値(164.59円)と比べて46銭程度のユーロ安水準だった。日経平均は3万8000円の大台を回復して寄り付いた後も上げ幅を拡大したが反応は薄く、ドル円に連れて164.13円まで下押した。
ユーロドルは小高い。10時時点では1.1104ドルとニューヨーク市場の終値(1.1087ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円でのドル売りの影響を受け、1.1107ドルまで小幅高となった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.80円 - 148.48円
ユーロドル:1.1085ドル - 1.1107ドル
ユーロ円:164.13円 - 164.69円
外国為替市場概況:12時
13日の東京外国為替市場でドル円は安値もみ合い。12時時点では147.96円とニューヨーク市場の終値(148.46円)と比べて50銭程度のドル安水準だった。10時過ぎに147.76円まで下落した後の戻りは148.00円台と限定的。一時4.44%台に低下した時間外の米10年債利回りも落ち着いた動きとなる中、147円台後半でのもみ合いが続いた。
ユーロドルは小動き。12時時点では1.1102ドルとニューヨーク市場の終値(1.1087ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円でのドル売りをながめ、1.1111ドルまで値を上げてわずかに本日高値を更新。もっとも、本日これまでの値幅は26Pips程度と小動きの域を出ていない。
ユーロ円は様子見。12時時点では164.27円とニューヨーク市場の終値(164.59円)と比べて32銭程度のユーロ安水準だった。ドル円、ユーロドル共に動きが落ち着く中、164円台前半で方向感を模索する動きなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.76円 - 148.48円
ユーロドル:1.1085ドル - 1.1111ドル
ユーロ円:164.13円 - 164.69円
外国為替市場概況:15時
13日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では147.81円と12時時点(147.96円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。昨日の大幅高に対するポジション調整の売りが続いており、一時147.65円まで下値を広げた。
ユーロドルは小高い。15時時点では1.1111ドルと12時時点(1.1102ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。昨日の大幅安に対するポジション調整の買いで1.1120ドルまで上値を伸ばしたものの、一段の買いにはつながらず伸び悩んだ。
ユーロ円は15時時点では164.24円と12時時点(164.27円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が弱含みに推移したことで、本日の安値圏での軟調推移が続いた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.65円 - 148.48円
ユーロドル:1.1085ドル - 1.1120ドル
ユーロ円:164.13円 - 164.69円
外国為替市場概況:17時
13日午後の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。17時時点では147.85円と15時時点(147.81円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。16時過ぎには148.05円近辺まで買い戻される場面もあったが、欧州通貨が対ドルで買われると上値は抑えられ、147円後半でもみ合い。
ユーロドルは小動き。17時時点では1.1115ドルと15時時点(1.1111ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。緩やかな値動きだが1.1124ドルまでじり高。昨日の大幅安の反動で買い戻しがやや優勢となっているが、値幅は限られている。ポンドドルも1.3212ドルまで上値を広げた。
ユーロ円は方向感がない。17時時点では164.35円と15時時点(164.24円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル相場となっていることで方向感がなく、164円前半で小幅な値動き。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.65円 - 148.48円
ユーロドル:1.1085ドル - 1.1124ドル
ユーロ円:164.13円 - 164.69円
外国為替市場概況:20時
13日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。20時時点では148.06円と17時時点(147.85円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。147円後半で底堅さを示し再び148円台を回復した。ただ、新規材料が乏しく、この後に4月米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあり、戻りは148.10円台にとどめ値動きは限られた。
ユーロドルは小動き。20時時点では1.1104ドルと17時時点(1.1115ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。1.1125ドルを頭に伸び悩み、1.1100ドル前後に押し戻された。5月ユーロ圏・独ZEW景況感指数はともに先月から大きく上昇したが、反応は限定的。
ユーロ円は20時時点では164.41円と17時時点(164.35円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。相場全体の動きが鈍いなか、164円前半の狭いレンジ内で振幅。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.65円 - 148.48円
ユーロドル:1.1085ドル - 1.1125ドル
ユーロ円:164.13円 - 164.69円
外国為替市場概況:22時
13日の欧州外国為替市場でユーロドルは強含み。22時時点では1.1130ドルと20時時点(1.1104ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ高水準だった。4月米消費者物価指数(CPI)は前月比・前年比、およびコア指数の前月比が予想を下回るなど概ね弱い結果となった。発表後はドル売りが強まり、一時1.1136ドルと日通し高値を付けた。
なお、南アフリカランドは売り優勢。南アフリカの国営電力会社エスコムが15日まで計画停電を実施することを発表したことが嫌気され、対ドルでは一時18.4437ランド、対円では8.03円までランド安が進んだ。
ドル円は一進一退。22時時点では147.99円と20時時点(148.06円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。米CPI発表後はドル売りと同時に円売りも強まったため、148円を挟んで上下に動くなど方向感は定まらなかった。
ユーロ円は22時時点では164.72円と20時時点(164.41円)と比べて31銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが上昇したことにつれて164.76円まで値を上げるなど底堅い動きとなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.65円 - 148.48円
ユーロドル:1.1085ドル - 1.1136ドル
ユーロ円:164.13円 - 164.76円
外国為替市場概況:24時
13日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは堅調。24時時点では1.1161ドルと22時時点(1.1130ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ高水準だった。4月米消費者物価指数(CPI)が予想より弱い内容となったことを受けてユーロ買い・ドル売りが優勢になると、24時前に一時1.1164ドルと日通し高値を付けた。
ドル円はやや弱含み。24時時点では147.84円と22時時点(147.99円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。米インフレ指標の下振れを受けて一時147.66円付近まで下押ししたものの、アジア時間に付けた日通し安値147.65円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。
ユーロ円はしっかり。24時時点では165.01円と22時時点(164.72円)と比べて29銭程度のユーロ高水準。ナスダック総合が1.4%超上昇するなど米国株相場が底堅く推移すると円売り・ユーロ買いが優勢となった。24時前に一時165.07円と昨年11月8日以来約半年ぶりの高値を付けた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.65円 - 148.48円
ユーロドル:1.1085ドル - 1.1164ドル
ユーロ円:164.13円 - 165.07円
外国為替市場概況:2時
13日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは高値を更新。2時時点では1.1176ドルと24時時点(1.1161ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。NY序盤発表の4月米消費者物価指数(CPI)が予想より弱かったことを受けたドル売りの流れが継続。1.1182ドルまでユーロ高・ドル安推移と、本日高値を更新した。
ドル円はじり安。2時時点では147.60円と24時時点(147.84円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。米CPI発表後のドル安が少しずつ進み、アジア時間につけた147.65円を割り込んだ。147.46円まで下値を探った。
ユーロ円は、ユーロドル上昇とドル円の下落に挟まれて上下。2時時点では164.96円と24時時点(165.01円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドル上昇への連れ高が先行して昨年11月8日以来、約半年ぶりの高値を165.21円まで更新。しかしドル円が本日安値更新に差し掛かる局面で頭打ちとなり、164.88円前後まで下押す場面もあった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.46円 - 148.48円
ユーロドル:1.1085ドル - 1.1182ドル
ユーロ円:164.13円 - 165.21円
外国為替市場概況:4時
13日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは底堅い。4時時点では1.1185ドルと2時時点(1.1176ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。ドル相場の戻りが重く、ユーロドルは本日高値圏を維持。4時過ぎには1.1188ドルまで上値を広げた。
ドル円は重い動き。4時時点では147.49円と2時時点(147.60円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。下値を探る動きは落ち着くも戻せず。本日安値圏の動きが続いた。トランプ米大統領からは「FRBは欧州や中国のように利下げをする必要ある」との発言も聞かれた。
ユーロ円は、4時時点では164.97円と2時時点(164.96円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが本日高値圏、ドル円が本日安値圏で動意を落ち着かせつつあるなか、ユーロ円は限られたレンジの振れにとどまった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.46円 - 148.48円
ユーロドル:1.1085ドル - 1.1188ドル
ユーロ円:164.13円 - 165.21円
外国為替市場概況:NYまとめ
13日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは反発。終値は1.1185ドルと前営業日NY終値(1.1087ドル)と比べて0.0098ドル程度のユーロ高水準となった。米労働省が発表した4月米消費者物価指数(CPI)が予想より弱い内容となったことが分かると全般ドル売りが先行。5時30分過ぎに一時1.1195ドルと日通し高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時100.91まで低下した。
ただ、市場では「関税の影響を背景にインフレ見通しは引き続き不透明。米連邦準備理事会(FRB)が夏終盤まで利下げを再開しないという見通しを変えるには至らない」との声が聞かれた。
なお、クノット・オランダ中銀総裁は「不確実性は短期的にインフレと成長の両方にとってマイナス」と述べたほか、ビルロワドガロー仏中銀総裁は「夏までに追加利下げの可能性」「トランプ関税は欧州ではなく米国のインフレを加速させる」などと語った。
ドル円は反落。終値は147.48円と前営業日NY終値(148.46円)と比べて98銭程度のドル安水準だった。米CPIの発表を前に買い戻しが先行すると148.27円付近までじり高となったが、アジア時間に付けた日通し高値148.48円を上抜けることは出来なった。米CPIの下振れを受けて全般ドル売りが優勢になると、アジア時間に付けた147.65円を下抜けて一時147.38円まで値を下げた。
なお、トランプ米大統領は自身のSNSに「インフレはなく、ガソリンやエネルギー、食料品、ほぼすべての価格は下落している。FRBは欧州や中国のように利下げをするべき」と投稿した。
ユーロ円は続伸。終値は164.96円と前営業日NY終値(164.59円)と比べて37銭程度のユーロ高水準。ナスダック総合が1.6%超上昇するなど米国株相場が底堅く推移するとリスク・オンの円売り・ユーロ買いが優勢となった。0時30分前に一時165.21円と昨年11月8日以来約半年ぶりの高値を付けた。
本日の参考レンジ
ドル円:147.38円 - 148.48円
ユーロドル:1.1085ドル - 1.1195ドル
ユーロ円:164.13円 - 165.21円