フィボナッチ・ゾーン

【ドル円】【フィボナッチゾーン】 2025年04月16日

外国為替市場概況:8時

 16日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では143.05円とニューヨーク市場の終値(143.21円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。トランプ米大統領が重要鉱物を巡る調査を開始する行政措置に署名したとの報道が伝わると、今後の関税につながる可能性があるとの思惑からリスク回避目的の売りが出た。一時142.92円まで下押し。もっとも、一巡後は143円台を回復するなど下げ渋る動きを見せている。

 ユーロ円は小安い。8時時点では161.51円とニューヨーク市場の終値(161.57円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。米政権が重要鉱物を巡る調査開始との報道が伝わり、時間外のダウ先物が一時260ドル超安まで下落するなど株安が進んだ。株安を手掛かりにした売りに押されて、一時161.36円まで値を下げた。ただ、その後はユーロドルの上昇やドル円の下げ渋りなどに伴い、昨日終値付近まで買い戻された。

 ユーロドルは小高い。8時時点では1.1295ドルとニューヨーク市場の終値(1.1282ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。対円などでドル売りが先行した流れに沿ったほか、昨日の海外時間に売りが進んだ反動もあり、1.1299ドルまで買い戻しが入った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.92円 - 143.28円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1299ドル
ユーロ円:161.36円 - 161.64円

外国為替市場概況:10時

 16日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では143.05円とニューヨーク市場の終値(143.21円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。トランプ米大統領が重要鉱物を巡る調査を開始する行政措置に署名したとの報道が伝わると、今後の関税につながる可能性があるとの思惑からリスク回避目的の売りが出た。一時142.92円まで下押し。もっとも、一巡後は143円台を回復するなど下げ渋る動きを見せている。

 ユーロ円は小安い。8時時点では161.51円とニューヨーク市場の終値(161.57円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。米政権が重要鉱物を巡る調査開始との報道が伝わり、時間外のダウ先物が一時260ドル超安まで下落するなど株安が進んだ。株安を手掛かりにした売りに押されて、一時161.36円まで値を下げた。ただ、その後はユーロドルの上昇やドル円の下げ渋りなどに伴い、昨日終値付近まで買い戻された。

 ユーロドルは小高い。8時時点では1.1295ドルとニューヨーク市場の終値(1.1282ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。対円などでドル売りが先行した流れに沿ったほか、昨日の海外時間に売りが進んだ反動もあり、1.1299ドルまで買い戻しが入った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.92円 - 143.28円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1299ドル
ユーロ円:161.36円 - 161.64円

外国為替市場概況:12時

 16日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では143.05円とニューヨーク市場の終値(143.21円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。トランプ米大統領が重要鉱物を巡る調査を開始する行政措置に署名したとの報道が伝わると、今後の関税につながる可能性があるとの思惑からリスク回避目的の売りが出た。一時142.92円まで下押し。もっとも、一巡後は143円台を回復するなど下げ渋る動きを見せている。

 ユーロ円は小安い。8時時点では161.51円とニューヨーク市場の終値(161.57円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。米政権が重要鉱物を巡る調査開始との報道が伝わり、時間外のダウ先物が一時260ドル超安まで下落するなど株安が進んだ。株安を手掛かりにした売りに押されて、一時161.36円まで値を下げた。ただ、その後はユーロドルの上昇やドル円の下げ渋りなどに伴い、昨日終値付近まで買い戻された。

 ユーロドルは小高い。8時時点では1.1295ドルとニューヨーク市場の終値(1.1282ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。対円などでドル売りが先行した流れに沿ったほか、昨日の海外時間に売りが進んだ反動もあり、1.1299ドルまで買い戻しが入った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.92円 - 143.28円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1299ドル
ユーロ円:161.36円 - 161.64円

外国為替市場概況:15時

 16日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では142.14円と12時時点(142.71円)と比べて57銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.31%台まで低下し、ダウ先物や日経平均株価が下げ幅を拡大したことなどで、142.11円まで下値を広げた。
 トランプ米大統領は「インフレは下がっている。ほぼ全ての製品のコストは下がる見込み」などと述べた。

 ユーロドルは強含み。15時時点では1.1379ドルと12時時点(1.1327ドル)と比べて0.0052ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが4.31%台まで低下したことで、一時1.1385ドルまで上値を伸ばした。

 ユーロ円は15時時点では161.68円と12時時点(161.59円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇に連れて、161.70円前後まで強含みに推移した。

 オフショア人民元(CNH)円は、19.40円まで元安円高に推移し、豪ドル円も90.22円まで下値を広げた。

 ポンドドルは、3月英CPIが、前年比+2.6%と予想+2.7%を下回ったことで、1.3289ドルの本日高値の手前で伸び悩んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.11円 - 143.28円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1385ドル
ユーロ円:161.36円 - 161.82円

外国為替市場概況:17時

 16日午後の東京外国為替市場でドル円は年初来安値更新。17時時点では142.09円と15時時点(142.14円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。15時前に142.11円まで下押したが、11日安値142.07円の下抜けに失敗すると142.50円台を一時回復した。ただ、ポジション調整以外ではドル円を買う地合いではないことで、ユーロドルがじり高になると再び上値が重くなり、17時前には142.05円まで売られ年初来安値を更新した。

 ユーロドルは底堅い。17時時点では1.1387ドルと15時時点(1.1379ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。英インフレ指標が市場予想を下振れたことでユーロポンドが買われたことが支えになり、ユーロドルは1.1392ドルまでじり高。1.14ドル手前では売り圧力が強く大台を超えることはできなかったが、依然として底堅さを維持している。

 ユーロ円は小高い。17時時点では161.74円と15時時点(161.68円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ユーロポンドやユーロ豪ドルの買いに連れて161.93円まで強含み小高く推移。日経平均株価が引けにかけてやや下げ幅を縮めたこともユーロ円を支えた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.05円 - 143.28円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1392ドル
ユーロ円:161.36円 - 161.93円

外国為替市場概況:20時

 16日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し。20時時点では142.79円と17時時点(142.09円)と比べて70銭程度のドル高水準だった。米中貿易戦争の激化への過度な警戒感が緩み、142円の大台割れを回避したドル円は買い戻しが優勢となるも戻りは143円手前にとどめている。一部報道によると、中国はトランプ米政権が敬意を示し担当者を指名するのであれば、交渉に応じる用意があると伝わった。また、トランプ米大統領は17日からの日米協議に自分が出席するとし、「軍事支援の費用と貿易の公平性が協議の一部」と述べた。

 ユーロドルは伸び悩む。20時時点では1.1357ドルと17時時点(1.1387ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ安水準だった。中国が米政権との交渉に前向きとの報道を受けてドル売りが一服。1.1392ドルを頭に伸び悩み一時1.1338ドル近辺に売り戻されるなど上昇は一段落したが、下値は堅く1.13ドル半ば超え水準に切り返し底堅さを維持している。

 ユーロ円は上昇。20時時点では162.10円と17時時点(161.74円)と比べて36銭程度のユーロ高水準だった。米中の関係改善への期待感でリスクオフの動きが緩んだ。ユーロの底堅さが維持されているなか、ドル円の持ち直しを支えに162.26円まで高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.05円 - 143.28円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1392ドル
ユーロ円:161.36円 - 162.26円

外国為替市場概況:22時

 16日の欧州外国為替市場でドル円は小安い。22時時点では142.63円と20時時点(142.79円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。欧州市場序盤で143円を前に上値の重さを確認した後はじり安の流れとなり、142.40円台まで値を下げる場面が見られた。一時プラス圏を回復したダウ先物が再び下げに転じたことも重しとなったか。なお、3月米小売売上高は前月比+1.4%、自動車を除く数値は前月比+0.5%と共に予想を上回ったが、反応は薄かった。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では1.1352ドルと20時時点(1.1357ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。22時前に1.1340ドル台まで小緩むも、欧州序盤に続いて1.13ドル台半ばでの底堅さを確認すると下げ渋り。概ね1.13ドル台半ばから後半でのもみ合いが続いた。

 ユーロ円は軟調。22時時点では161.85円と20時時点(162.10円)と比べて25銭程度のユーロ安水準だった。162円台前半で上昇が一服すると、ダウ先物や欧州株の軟調推移をながめて161.60円台まで下押した。ドル円の下げも重しとなったもよう。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.05円 - 143.28円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1392ドル
ユーロ円:161.36円 - 162.26円

外国為替市場概況:24時

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。24時時点では142.50円と22時時点(142.63円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。17日から始まる日米貿易協議を前に大きな方向感は出なかった。
 なお、23時発表の4月米NAHB住宅市場指数は40と予想の37を上回った一方、2月米企業在庫は前月比0.2%増と市場予想通りの結果となった。

 ユーロドルは強含み。24時時点では1.1383ドルと22時時点(1.1352ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ高水準だった。特に新規のユーロ買い材料は伝わっていないものの、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けてユーロ買い・ドル売りが目立った。

 ユーロ円は下値が堅い。24時時点では162.15円と22時時点(161.85円)と比べて30銭程度のユーロ高水準。22時前に一時161.62円付近まで下押ししたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げ162円台前半まで持ち直した。ユーロドルの上昇につれた買いが入った。

 カナダドルは強含み。カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)はこの日、市場の大方の予想通り政策金利を現行の2.75%に据え置くことを決めたと発表。ただ、一部では0.25%利下げを予想する向きもあっただけに、発表後はカナダドル買いが強まった。対ドルでは一時1.3874カナダドル、対円では102.80円まで値を上げた。
 なお、声明では「米国の貿易政策の大きな転換と関税の予測不可能性は、不確実性を高め、経済成長の見通しを低下させ、インフレ期待を押し上げている」と指摘し、「経済が直面するリスクと不確実性に特に注意を払いながら、慎重に政策を進めていく」との見解が示された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.05円 - 143.28円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1392ドル
ユーロ円:161.36円 - 162.26円

外国為替市場概況:2時

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小動き。2時時点では142.55円と24時時点(142.50円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。142円台半ばから後半で上下するなど方向感はなかった。ハマック米クリーブランド連銀総裁が「現時点では政策を据え置くことに強い合理性がある」などと発言したが、相場への影響は限られた。

 ユーロドルも動意薄。2時時点では1.1373ドルと24時時点(1.1383ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。新規の手掛かり材料に乏しく、1.13ドル台後半でこう着している。

 ユーロ円は2時時点では162.07円と24時時点(162.15円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。162.28円を戻り高値にその後は162円台前半で推移している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.05円 - 143.28円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1392ドル
ユーロ円:161.36円 - 162.28円

外国為替市場概況:4時

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は売り優勢。4時時点では142.10円と2時時点(142.55円)と比べて45銭程度のドル安水準だった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が「関税の経済的影響は予想よりも大きい可能性が高い」「FRBの責務に緊張が生じるシナリオに陥る可能性がある」と関税政策のリスクを指摘するとダウ平均が810ドル超下落し、米10年債利回りが4.26%台まで低下。リスク回避を目的とした円買い・ドル売りが強まり、4時過ぎには一時141.85円と昨年9月以来の安値を付けた。

 ユーロ円は弱含み。4時時点では161.73円と2時時点(162.07円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。米関税政策に伴う先行き不透明感で米国株が下落するとリスクオフの円高が進み161.60円台まで下押しした。また、ポンド円は187.74円まで本日安値を更新している。

 ユーロドルは4時時点では1.1386ドルと2時時点(1.1373ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下が支えとなり1.1397ドルまでじり高となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.85円 - 143.28円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1397ドル
ユーロ円:161.36円 - 162.28円

外国為替市場概況:NY

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反落。終値は141.88円と前営業日NY終値(143.21円)と比べて1円33銭程度のドル安水準だった。日米関税交渉を明日17日に控える中、しばらくは大きな方向感が出なかった。ただ、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言が伝わると米国株相場の下落とともにリスク回避の円買いが優勢となり、4時30分前に一時141.65円と昨年9月以来の安値を付けた。市場関係者からは「CTA(商品投資顧問)の売りが観測された」との声も聞かれた。
 パウエルFRB議長はこの日の講演で「米政権の関税措置による経済への影響は予想を大幅に上回る」と述べた一方、景気の下支えにつながる早期の利下げには慎重な考えを改めて示した。「いざとなればパウエル議長が緩和に動く」という期待感(パウエル・プット)がはく落すると、ダウ平均は970ドル超下落し、ナスダック総合は4%超下げる場面があった。

 ユーロドルは3営業日ぶりに反発。終値は1.1399ドルと前営業日NY終値(1.1282ドル)と比べて0.0117ドル程度のユーロ高水準となった。明日17日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前に様子見ムードが強く、しばらくは狭い範囲内での推移にとどまった。
 ただ、パウエルFRB議長が早期利下げに慎重な姿勢を改めて示すと、米国株相場が大幅に下落したほか、米長期金利が低下幅を拡大。全般ドル売りが優勢となり、4時30分前に一時1.1413ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.17まで低下した。

 ユーロ円は3日ぶりに小反発。終値は161.67円と前営業日NY終値(161.57円)と比べて10銭程度のユーロ高水準。24時過ぎに一時162.28円と日通し高値を付けたものの、引けにかけては伸び悩んだ。パウエルFRB議長の発言をきっかけに米国株が下げ幅を拡大したことなどが相場の重し。4時30分前には161.56円付近まで下押しした。

本日の参考レンジ
ドル円:141.65円 - 143.28円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1413ドル
ユーロ円:161.36円 - 162.28円

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