フィボナッチ・ゾーン

【ドル円】【フィボナッチゾーン】 2025年04月15日

外国為替市場概況:8時

 15日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では143.10円とニューヨーク市場の終値(143.06円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。前日終値を挟んだ水準でのもみ合いとなった。本日も日本株や米長期金利の動向をにらんだ展開となりそうだが、5・10日(ゴトー日)とあって仲値に向けた本邦実需勢の動向にも注目しておきたい。

 ユーロ円ももみ合い。8時時点では162.47円とニューヨーク市場の終値(162.35円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。162.40円前後でのもみ合いとなっており、日本株の取引開始や本邦勢の本格参入を待つ状態だ。

 ユーロドルは8時時点では1.1353ドルとニューヨーク市場の終値(1.1351ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。1.1350ドル前後で動意の乏しい動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.94円 - 143.19円
ユーロドル:1.1343ドル - 1.1361ドル
ユーロ円:162.26円 - 162.54円

外国為替市場概況:10時

 15日の東京外国為替市場でドル円は強含み。10時時点では143.50円とニューヨーク市場の終値(143.06円)と比べて44銭程度のドル高水準だった。東京勢が本格参入するとドル買い円売りが優勢に。ゴトー日(5・10日)の仲値に絡んだ本邦実需勢の買いも出ていたようであり、10時前に143.59円まで上昇した。
 なお、ボスティック米アトランタ連銀総裁の発言「インフレ率は依然として目標を大きく上回っている」「関税は物価押し上げ圧力として作用するため、インフレ目標達成の時期が延期される可能性」などが伝わっている。

 ユーロ円は底堅い。10時時点では162.57円とニューヨーク市場の終値(162.35円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。上昇したドル円と下落したユーロドルに挟まれ、暫くは方向感が出難かった。しかしながら仲値にかけてはドル円に歩調を合わせ、162.63円までじり高となった。
 ほか、豪ドル円も90.87円まで上値を伸ばした。一時470円超まで上げ幅を広げた日経平均の動きや、仲値にかけての円売りに後押しされた。

 ユーロドルは弱含み。10時時点では1.1328ドルとニューヨーク市場の終値(1.1351ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ安水準だった。NY午後に1.13ドル後半で上値の重さを確認した後であり、持ち高調整と見られる売りに押された。一時1.1317ドルまで下落している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.94円 - 143.59円
ユーロドル:1.1317ドル - 1.1361ドル
ユーロ円:162.26円 - 162.63円

外国為替市場概況:12時

 15日の東京外国為替市場でドル円はいったん頭打ち。12時時点では143.13円とニューヨーク市場の終値(143.06円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。時間外取引で米10年債利回りが昨日のレンジを下回る4.34%台まで低下。一時480円近く上昇した日経平均株価が280円高程度まで上昇幅を縮小するなか、ドル円は143.10円付近まで下押した。

 ユーロドルは下げ渋り。12時時点では1.1349ドルとニューヨーク市場の終値(1.1351ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル頭打ちや米長期金利の低下をながめ、ユーロ高・ドル安方向へ揺り戻し。1.1316ドルまで小幅に下値を広げたところから1.1350ドル付近と、NY終値近辺まで戻した。

 ユーロ円はNY終値を挟んで上下。12時時点では162.45円とニューヨーク市場の終値(162.35円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの動きに挟まれて振幅した。仲値にかけじり高となったドル円の頭打ちもあって、ユーロ円もNY終値を下回る162.21円まで一時下落。しかしユーロドルが下げ渋るなかユーロ円も持ち直し、NY終値水準を再び上回った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.94円 - 143.59円
ユーロドル:1.1316ドル - 1.1361ドル
ユーロ円:162.21円 - 162.63円

外国為替市場概況:15時

 15日午後の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。15時時点では143.05円と12時時点(143.12円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.33%台まで低下し、20年物国債入札が弱めの結果に終わり、本邦長期債利回りがやや上昇したことで、142.91円まで下値を広げた。

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.1350ドルと12時時点(1.1349ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが4.33%台まで低下したことで、一時1.1368ドルまで上値を伸ばしたものの、上値は限定的だった。

 ユーロ円は15時時点では162.38円と12時時点(162.44円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価が伸び悩んだことで、上値が重い展開となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.91円 - 143.59円
ユーロドル:1.1316ドル - 1.1368ドル
ユーロ円:162.21円 - 162.63円

外国為替市場概況:17時

 15日午後の東京外国為替市場でドル円は下値支えられる。17時時点では143.30円と15時時点(143.05円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。15時の東京オプションのカットオフを過ぎると142.85円まで下押しした。しかし、昨日の欧米時間に支えられた142.80円前後を下抜けることはできずに、ダウ先物が100ドル超上昇したこともあり143.51円付近まで買い戻された。ただ、東京午前につけた143.59円を超えることはできず、143.20円台まで押し戻されている。

 ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.1357ドルと15時時点(1.1350ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の買いが支えになるものの、上値も抑えられ1.13ドル半ばを中心に限られたレンジの中でもみ合いになった

 ユーロ円は強含み。17時時点では162.75円と15時時点(162.38円)と比べて37銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円に連れる動きになり、15時過ぎに162.08円まで弱含んだが、堅調な株式市場の動きが支えになり162.78円まで強含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.85円 - 143.59円
ユーロドル:1.1316ドル - 1.1368ドル
ユーロ円:162.08円 - 162.78円

外国為替市場概況:20時

 15日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。20時時点では142.84円と17時時点(143.30円)と比べて46銭程度のドル安水準だった。中国が国内航空会社にボーイング機の受け取り停止を指示したとの報道が伝わると貿易戦争の激化への懸念が高まり、142.69円まで下値を広げた。上値は重くなっているが、143円手前まで持ち直すなど方向感は限られている。

 ユーロドルは伸び悩む。20時時点では1.1343ドルと17時時点(1.1357ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。17時過ぎに1.1379ドルまで上値を伸ばしたが、買いは続かず1.13ドル前半に押し戻された。ドイツとユーロ圏の4月ZEW景況感指数がともにマイナス水準と前月から急低下したこともユーロの重し。

 ユーロ円は弱含み。20時時点では162.04円と17時時点(162.75円)と比べて71銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの上昇に連れて17時過ぎに162.80円まで高値を更新したが、ユーロドルが伸び悩むなかドル円の下げに連れ、一時161.79円までレンジ下限を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.69円 - 143.59円
ユーロドル:1.1316ドル - 1.1379ドル
ユーロ円:161.79円 - 162.80円

外国為替市場概況:22時

 15日の欧州外国為替市場でドル円は下値を広げる。22時時点では142.88円と20時時点(142.84円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。17日から始まる日米貿易協議を控え、ドル円は上値の重い動きが継続。ダウ先物がマイナス圏に沈んだ動きも重しに142.60円まで安値を更新した。米10年債利回りは前日終値水準となる4.37%を挟んでの上下と、方向感は出ていない。

 ユーロドルは上値が重い。22時時点では1.1312ドルと20時時点(1.1343ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ安水準だった。ドイツとユーロ圏の4月ZEW景況感指数がマイナス圏と前月から急低下したことも重しに1.1309ドルまで安値を更新した。ユーロポンドが0.8553ポンドまでユーロ売り・ポンド買いに振れているのもユーロドルの重し。
 
 ユーロ円は弱含み。22時時点では161.64円と20時時点(162.04円)と比べて40銭程度のユーロ安水準だった。ユーロが対ドル・対ポンドでの重い動きや、ドル円の下げに連れて161.57円までレンジ下限を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.60円 - 143.59円
ユーロドル:1.1309ドル - 1.1379ドル
ユーロ円:161.57円 - 162.80円

外国為替市場概況:24時

 15日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは下値が堅い。24時時点では1.1328ドルと22時時点(1.1312ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。「米国と欧州連合(EU)の関税を巡る交渉はほとんど進展していない。米関税は維持されると予想」との一部報道をきっかけにユーロ売り・ドル買いが強まると一時1.1286ドルと日通し安値を更新した。
 ただ、前日の安値1.1280ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢となり、1.13ドル台前半まで持ち直した。

 ユーロ円は下げ渋り。24時時点では161.69円と22時時点(161.64円)と比べて5銭程度のユーロ高水準。米EU関税交渉が難航しているとの観測報道が伝わると、米株価の失速とともに売りが出て23時30分前に一時161.44円と日通し安値を更新した。ただ、株価が再び上昇に転じるとユーロ円にも買い戻しが入った。

 ドル円は戻りが鈍い。24時時点では142.72円と22時時点(142.88円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。23時30分前に一時143.27円付近まで値を戻したものの、買い一巡後は再び弱含んだ。17日から始まる日米貿易協議を控えて、上値の重い動きが続いている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.60円 - 143.59円
ユーロドル:1.1286ドル - 1.1379ドル
ユーロ円:161.44円 - 162.80円

外国為替市場概況:2時

 15日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは弱含み。2時時点では1.1274ドルと24時時点(1.1328ドル)と比べて0.0054ドル程度のユーロ安水準だった。欧州連合(EU)と米国の通商交渉が難航しているとの懸念からユーロ売り・ドル買いが進行。昨日安値の1.1280ドルを下抜けて1.1264ドルまで下値を広げている。

 ユーロ円は軟調。2時時点では161.32円と24時時点(161.69円)と比べて37銭程度のユーロ安水準だった。ダウ平均は再びマイナス圏に沈む場面も見られるなど米関税政策を巡って投資家のリスク回避姿勢が再燃。ユーロ円は一時161.31円まで下げ幅を広げている。

 ドル円は2時時点では143.09円と24時時点(142.72円)と比べて37銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りは4.31%台まで低下幅を拡大しているものの反応は鈍く、143円を挟んで方向感がない。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.60円 - 143.59円
ユーロドル:1.1264ドル - 1.1379ドル
ユーロ円:161.31円 - 162.80円

外国為替市場概況:4時

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小動き。4時時点では143.16円と2時時点(143.09円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。NY終盤に入ると次第に動きが鈍くなり143円台前半での推移が続いた。NY市場に限ると今日の値幅は142.60-143.27円と狭かった。

 ユーロドルは安値圏で推移。4時時点では1.1273ドルと2時時点(1.1274ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。1.1264ドルを底に下げ止まったが反発力は弱く、安値圏でのもみ合いが続いている。

 ユーロ円は4時時点では161.38円と2時時点(161.32円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ダウ平均はマイナス圏を維持するなか、一時161.30円まで本日安値を更新するなどさえない動きが続いている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.60円 - 143.59円
ユーロドル:1.1264ドル - 1.1379ドル
ユーロ円:161.30円 - 162.80円

外国為替市場概況:NY

 15日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは続落。終値は1.1282ドルと前営業日NY終値(1.1351ドル)と比べて0.0069ドル程度のユーロ安水準となった。欧州時間発表の4月独ZEW景況感指数や同月ユーロ圏ZEW景況感指数が大幅に悪化したことを受けて全般ユーロ売りが先行。NYの取引時間帯に入り、「米国と欧州連合(EU)の関税を巡る交渉はほとんど進展していない。米国が提示した対EU関税の大半は撤廃されないだろう」との報道が伝わるとユーロ売りが加速した。前日の安値1.1280ドルを下抜けて一時1.1264ドルまで値を下げた。

 ドル円は4営業日ぶりに反発。終値は143.21円と前営業日NY終値(143.06円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。17日から始まる日米貿易協議を前に戻りを売りたい向きも多く、21時30分前には一時142.60円と日通し安値を付けた。
 ただ、対ユーロなどでドル買いが進むと円に対してもドル買いが波及し、取引終了間際には143.28円付近まで持ち直した。4月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想ほど悪化しなかったことも相場を下支えした。

 ユーロ円は続落。終値は161.57円と前営業日NY終値(162.35円)と比べて78銭程度のユーロ安水準。低調な独・ユーロ圏経済指標を受けて売りが先行。欧米の関税協議が難航しているとの観測報道も相場の重しとなり、3時過ぎに一時161.30円と日通し安値を更新した。

本日の参考レンジ
ドル円:142.60円 - 143.59円
ユーロドル:1.1264ドル - 1.1379ドル
ユーロ円:161.30円 - 162.80円

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