フィボナッチ・ゾーン

【ドル円】【フィボナッチゾーン】 2025年03月31日

外国為替市場概況:8時

 31日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。8時時点では149.47円とニューヨーク市場の終値(149.84円)と比べて37銭程度のドル安水準だった。前週末の米金利低下、米株の大幅続落を嫌気し上値が重くはじまり、オセアニア市場では前週末安値(149.69円)をあっさりと下抜けた。時間外の米株先物が下げ幅を広げて始まると更に下押し、149.40円まで弱含んでいる。なお、本日は月末・期末・年度末ということもあり、東京仲値の値決めにかけては神経質な動きが予想される。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.0821ドルとニューヨーク市場の終値(1.0828ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。早朝には1.0834ドルまで買われる場面もあったが、ユーロ円の売りが重しになり1.0805ドルまで下押し。しかし、対円でのドル売りが支えになっていることで、小幅なレンジに留まっている。

 ユーロ円は軟調。8時時点では161.74円とニューヨーク市場の終値(162.25円)と比べて51銭程度のユーロ安水準だった。今週予定されている米国の相互関税発動を前にリスク回避の動きが進行し、クロス円は総じて軟調。ドル円の下落に連れてユーロ円が161.66円まで下値を広げたほか、豪ドル円は93.77円、NZドル円は85.19円まで売りが先行している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.40円 - 149.84円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.0834ドル
ユーロ円:161.66円 - 162.28円

外国為替市場概況:10時

 31日の東京外国為替市場でドル円は上値が重かった。10時時点では149.30円とニューヨーク市場の終値(149.84円)と比べて54銭程度のドル安水準だった。一旦149.64円付近まで持ち直すも、日経平均の大幅安を受けて149.07円まで売り込まれた。本邦年度末の仲値に向けて買い優勢となったが、戻りは149.51円付近までだった。
 日経平均は、トランプ関税への警戒感が高まるなか一時1500円超まで下げ幅を広げた。なお4月2日に米政権が発表する相互関税について、ウォールストリートジャーナル紙が「より広範囲で高い関税を検討」との観測記事を報じている。

 ユーロ円は神経質な動き。10時時点では161.87円とニューヨーク市場の終値(162.25円)と比べて38銭程度のユーロ安水準だった。時間外の米株先物の軟調推移を眺めながら161.49円まで下値を広げた。一巡後に161.90円台に持ち直したところから、日経平均の下落につれて161.50円台まで下押し。その後、東京仲値にかけては162.05円付近まで切り返すなど荒い動きが続いた。

 ユーロドルは底堅い。10時時点では1.0841ドルとニューヨーク市場の終値(1.0828ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円のドル安基調や時間外の米10年債利回りの低下などを支えに、10時過ぎには1.0843ドルまでじり高となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.07円 - 149.84円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.0843ドル
ユーロ円:161.49円 - 162.28円

外国為替市場概況:12時

 31日の東京外国為替市場でドル円は軟調。12時時点では148.89円とニューヨーク市場の終値(149.84円)と比べて95銭程度のドル安水準だった。期末・年度末の仲値公示に絡んで149.51円付近まで値を上げるも買いの勢いは続かず、その後はじり安で推移。しばらくは149円の節目を前に下げ渋るも、割り込むと21日以来となる148.73円まで下値を広げた。

 ユーロ円も軟調。12時時点では161.40円とニューヨーク市場の終値(162.25円)と比べて85銭程度のユーロ安水準だった。日経平均の下げが一服するも反応は薄く、ドル円の下げに連れて161.27円まで売られた。

 ユーロドルは底堅い。12時時点では1.0840ドルとニューヨーク市場の終値(1.0828ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円でのドル安の影響を受けて1.0845ドルまで上昇後は、下押しを1.0830ドル前後に留めると1.0846ドルまで再び値を上げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.73円 - 149.84円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.0846ドル
ユーロ円:161.27円 - 162.28円

外国為替市場概況:15時

 31日午後の東京外国為替市場でドル円は売り一服。15時時点では149.04円と12時時点(148.89円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。早朝の高値から一円超下落したことや、年度末を前にした実需の買いも支えに売りは一服し、一時149.20円台まで反発した。しかし、依然として日経平均は1400円超下落していることもあり、上値も限られ148円台に再び押し戻される場面もあった。

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.0834ドルと12時時点(1.0840ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の上下に連れて小幅に動意づく場面もあったが、1.08ドル前半でのレンジからは抜け出せずにいる。

 ユーロ円はもみ合い。15時時点では161.46円と12時時点(161.40円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。12時過ぎに161.18円まで下押し後は、ドル円の売りが一服すると161.70円台まで調整の買い戻しが入った。もっとも、ドル円同様に戻りも鈍く161円前半から半ばでもみ合いになっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.73円 - 149.84円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.0846ドル
ユーロ円:161.18円 - 162.28円

外国為替市場概況:17時

 31日午後の東京外国為替市場でドル円は売り一服。15時時点では149.04円と12時時点(148.89円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。早朝の高値から一円超下落したことや、年度末を前にした実需の買いも支えに売りは一服し、一時149.20円台まで反発した。しかし、依然として日経平均は1400円超下落していることもあり、上値も限られ148円台に再び押し戻される場面もあった。

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.0834ドルと12時時点(1.0840ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の上下に連れて小幅に動意づく場面もあったが、1.08ドル前半でのレンジからは抜け出せずにいる。

 ユーロ円はもみ合い。15時時点では161.46円と12時時点(161.40円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。12時過ぎに161.18円まで下押し後は、ドル円の売りが一服すると161.70円台まで調整の買い戻しが入った。もっとも、ドル円同様に戻りも鈍く161円前半から半ばでもみ合いになっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.73円 - 149.84円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.0846ドル
ユーロ円:161.18円 - 162.28円

外国為替市場概況:20時

 31日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。20時時点では149.34円と17時時点(149.13円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。時間外取引で米長期金利の指標となる米10年債利回りの低下が4.18%台を目先の底に落ち着き、4.2%付近へ戻した。この動きをにらみ、ドル円は149.43円前後まで戻りを試した。

 ユーロドルは重い動き。20時時点では1.0818ドルと17時時点(1.0831ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の動向をにらみ、ユーロ安・ドル高推移。1.0806ドル前後へ下押し、アジアタイム朝方につけた日通し安値1.0805ドルに接近した。

 ユーロ円はもみ合い。20時時点では161.57円と、17時時点(161.53円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げ渋りを反映した円相場の動向と、ユーロドルの重い推移に挟まれ、強いトレンドを示す動きにならなかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.70円 - 149.84円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.0849ドル
ユーロ円:161.05円 - 162.28円

外国為替市場概況:22時

 31日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。20時時点では149.34円と17時時点(149.13円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。時間外取引で米長期金利の指標となる米10年債利回りの低下が4.18%台を目先の底に落ち着き、4.2%付近へ戻した。この動きをにらみ、ドル円は149.43円前後まで戻りを試した。

 ユーロドルは重い動き。20時時点では1.0818ドルと17時時点(1.0831ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の動向をにらみ、ユーロ安・ドル高推移。1.0806ドル前後へ下押し、アジアタイム朝方につけた日通し安値1.0805ドルに接近した。

 ユーロ円はもみ合い。20時時点では161.57円と、17時時点(161.53円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げ渋りを反映した円相場の動向と、ユーロドルの重い推移に挟まれ、強いトレンドを示す動きにならなかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.70円 - 149.84円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.0849ドル
ユーロ円:161.05円 - 162.28円

外国為替市場概況:24時

 31日のニューヨーク外国為替市場でドル円はじり高。24時時点では149.52円と22時時点(149.60円)と比べて8銭程度のドル安水準だったが、24時前に一時149.89円と日通し高値を付ける場面があった。3月米シカゴ購買部協会景気指数が47.6と予想の45.0を上回ると円売り・ドル買いが先行。一時は430ドル超下落したダウ平均が上げに転じるなど、大幅安で始まった米国株相場が急速に下げ渋ったことも相場を下支えした。

 ユーロドルは弱含み。24時時点では1.0802ドルと22時時点(1.0803ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。米シカゴPMIの発表後は米長期金利の低下幅縮小とともにドル買いの動きが強まり、24時前に一時1.0784ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では161.52円と22時時点(161.62円)と比べて10銭程度のユーロ安水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.70円 - 149.89円
ユーロドル:1.0784ドル - 1.0849ドル
ユーロ円:161.05円 - 162.28円

外国為替市場概況:2時

 31日のニューヨーク外国為替市場でドル円はしっかり。2時時点では149.88円と24時時点(149.52円)と比べて36銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.24%台まで低下幅を縮小したことに伴い、1時30分過ぎには149.98円まで本日高値を更新。ダウ平均がプラス圏で底堅い推移を続けていることも相場の支えとなった。

 ユーロドルは売りが一服。2時時点では1.0812ドルと24時時点(1.0802ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。一部報道が関係者筋の話として「欧州中央銀行(ECB)内で4月の金利据え置きを受け入れる用意のあるメンバーが増えている」と伝えると、24時過ぎに1.0816ドル前後まで買いが入った。米長期金利の低下幅縮小に伴うドル買いの影響もあって、積極的に買い戻しが進む展開とはなっていないが、欧州勢参入後からの売りの流れは一服した。

 ユーロ円は強含み。2時時点では162.06円と24時時点(161.52円)と比べて54銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの下げ渋りやドル円の上昇などにつれて162.10円台まで値を上げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.70円 - 149.98円
ユーロドル:1.0784ドル - 1.0849ドル
ユーロ円:161.05円 - 162.28円

外国為替市場概況:4時

 31日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。4時時点では150.12円と2時時点(149.88円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが前週末比で一時上昇に転じたことをながめ、150.27円まで本日高値を更新した。ダウ平均が350ドル超高まで上昇幅を拡大するなど、米国株の買い戻しの流れが続いたことも相場の下支え要因となった。

 ユーロ円も強含み。4時時点では162.35円と2時時点(162.06円)と比べて29銭程度のユーロ高水準だった。米株高やドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが進み、アジア時間早朝につけた162.28円を上抜けて162.48円まで値を上げた。

 ユーロドルは4時時点では1.0815ドルと2時時点(1.0812ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。1.0810ドル台を中心とするもみ合いとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.70円 - 150.27円
ユーロドル:1.0784ドル - 1.0849ドル
ユーロ円:161.05円 - 162.48円

外国為替市場概況:6時

 31日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小反発。終値は149.96円と前営業日NY終値(149.84円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。日本時間夕刻に一時148.70円と日通し安値を付けたものの、欧米市場では買い戻しが優勢となった。
 3月米シカゴ購買部協会景気指数が47.6と予想の45.0を上回ると、4.18%台まで低下した米10年債利回りが4.25%台まで上昇し、全般ドル買い戻しが先行。一時は430ドル超下落したダウ平均が持ち直し、560ドル超上昇したことも相場を下支えした。3時30分前には一時150.27円と日通し高値を更新した。

 ユーロドルは3営業日ぶりに小反落。終値は1.0816ドルと前営業日NY終値(1.0828ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準となった。米関税政策の不透明感に加えて、欧州経済の先行き懸念がくすぶる中、欧州株相場が軟調に推移するとリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが先行。米シカゴPMIの上振れもユーロ売り・ドル買いを促し、24時前に一時1.0784ドルと日通し安値を更新した。
 ただ、前週末の安値1.0765ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋った。「欧州中央銀行(ECB)内では4月の金利据え置きを受け入れる用意のあるメンバーが増えている」との一部報道も買い戻しを誘い、1.08ドル台前半まで下値を切り上げた。

 ユーロ円は小幅続落。終値は162.21円と前営業日NY終値(162.25円)と比べて4銭程度のユーロ安水準。日本時間夕刻に一時161.05円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ドル円の上昇やユーロドルの下げ渋りにつれた円売り・ユーロ買いが出た。大幅安で始まった米国株相場が底堅く推移したことも相場の支援材料となり、アジア時間早朝に付けた162.28円を上抜けると一時162.48円まで上値を伸ばした。

本日の参考レンジ
ドル円:148.70円 - 150.27円
ユーロドル:1.0784ドル - 1.0849ドル
ユーロ円:161.05円 - 162.48円

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