フィボナッチ・ゾーン

【ドル円】【フィボナッチゾーン】 2025年02月12日

東京マーケットダイジェスト

ドル円は買い優勢。特段円売りを促す材料はなかったが、今晩の1月米消費者物価指数(CPI)の発表を前に持ち高を調整する円売り・ドル買いが活発化した。休場明けの本邦実需勢から買いが観測されたこともあり、上値を試す展開に。一時153.73円まで買い上げられた。
 なお、植田日銀総裁は衆院・財務金融委員会で「これまでのところ、こうした利上げの幅による政策決定は適切だった」「今後とも情勢をきちんと見極めて適切な金融政策を実行していきたい」などと述べたが、相場への影響は限られた。

欧州マーケットダイジェスト

ドル円は上昇した。米重要指標の発表を控えてしばらくは153円台半ばでのもみ合いが続いていたが、1月米消費者物価指数(CPI)が前月比0.5%/前年比3.0%と予想の前月比0.3%/前年比2.9%を上回り、エネルギーと食品を除くコア指数も前月比0.4%/前年比3.3%と予想の前月比0.3%/前年比3.1%より強い内容だったことが分かると、米長期金利の上昇とともにドル買いが優勢となった。
 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米下院金融サービス委員会で「今日のデータはインフレ目標は近いが、まだ到達していないことを示している」「関税を理由に政策金利を変更せざるを得なくなる可能性も」などと述べたことも相場の支援材料となり、一時154.80円まで値を上げた。
 ただ、買い一巡後は若干伸び悩んだ。米長期金利の上昇が一服した影響を受けたほか、市場では「一目均衡表基準線が位置する154.90円や節目の155.00円がレジスタンスとして意識されている」との声が聞かれた。

NYマーケットダイジェスト

ドル円は3日続伸。米労働省が発表した1月米消費者物価指数(CPI)が総合・コア指数ともに予想を上回ったことが分かると、米長期金利の上昇とともに全般ドル買いが先行。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米下院金融サービス委員会で「今日のデータはインフレ目標は近いが、まだ到達していないことを示している」「関税を理由に政策金利を変更せざるを得なくなる可能性も」と述べたことも相場の支援材料となり、一時154.80円まで値を上げた。
 ただ、買い一巡後は若干伸び悩んだ。米長期金利の上昇が一服した影響を受けたほか、市場では「一目均衡表基準線が位置する154.90円や節目の155.00円がレジスタンスとして意識された」との声が聞かれた。

短期トレード向きの「DMM FX」

-フィボナッチ・ゾーン