東京マーケットダイジェスト
ドル円は強含み。早朝はドル買いと円買いが交錯したため方向感がなかったが、株価持ち直しでクロス円に買い戻しがみられるとつれる形で買いが優勢となった。一時152.21円まで値を上げた。一方、先週末の米雇用統計後に付けた高値152.42円が目先のレジスタンスとして意識されると152円を割り込んでいる。
欧州マーケットダイジェスト
ドル円は頭が重かった。前週末に150.93円と昨年12月10日以来約2カ月ぶりの安値を付けたあとだけに、欧州勢参入後はショートカバーが先行。17時30分過ぎには一時152.54円と日通し高値を更新した。
ただ、200日移動平均線が位置する152.77円がレジスタンスとして意識されると失速した。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.45%台まで低下したことも相場の重しとなり、24時過ぎには151.57円付近まで下押しした。日銀の早期利上げ観測を背景とした円買いも入りやすかった。
NYマーケットダイジェスト
ドル円は上昇。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.45%台まで低下すると円買い・ドル売りが先行。日銀の早期利上げ観測を背景とした円買いも入りやすく、24時過ぎには151.57円付近まで下押しした。
ただ、週明け早朝取引で付けた日通し安値151.16円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。米10年債利回りが4.50%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、152.07円付近まで持ち直した。