
東京時間
22日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では155.83円と12時時点(155.74円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが4.59%台まで上昇したことで、一時155.96円まで上値を伸ばした。しかし、米10年債利回りが4.58%台へ低下したことや156.00円のNYカットオプションなどで上値は限定的だった。
欧州時間
22日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では155.81円と20時時点(155.76円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。対欧州通貨などを中心としたドル売りが一服すると156円近辺まで切り返したが、昨日同様に156円台では上値の重さが示されたことや新規の手がかりが乏しいこともあり155円後半で伸び悩んでいる。
NY時間
ドル円は3日ぶりに反発。米10年債利回りが上昇に転じたことなどをきっかけに円売り・ドル買いが先行。ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ円売り・ドル買いのフローも観測されると、本日高値となる156.71円まで値を上げた。「マーケットは23-24日の日銀金融政策決定会合での追加利上げをほぼ織り込んでいる」との声が聞かれる中、米国株相場の上昇を好感したリスク・オンの円売りも出た。