
東京時間
ドル円は買いが一服。17時時点では155.99円と15時時点(156.06円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。16時過ぎに156.29円付近まで上げたものの、その後は対欧州通貨などを中心にドル売りが強まった影響もあって買いも一服となった。
欧州時間
20日の欧州外国為替市場でドル円は小動き。22時時点では156.38円と20時時点(156.37円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。底堅いも東京序盤につけた高値156.58円を試す動きには持ち込めず、米大統領就任式待ちムードが強いなか156.30円台を中心に狭いレンジ内での動きにとどまった。
NY時間
ドル円は反落。終値は155.62円と前営業日NY終値(156.30円)と比べて68銭程度のドル安水準だった。WSJの報道を受けて投資家の過度な警戒感が和らぐとともに、関税引き上げを見込んで積み上がっていたドル買いポジションを解消する動きが出ると、23時30分過ぎに一時155.42円と日通し安値を更新した。
米大統領就任演説が始まると156.05円付近まで下げ渋る場面もあったが戻りは鈍く、引けにかけては155.50円付近まで押し戻された。