振り返り
東京市場
1)小動き。154円台で膠着。
2)介入警戒感があり、155円台に向けた動きには慎重。
ロンドン市場
1)ドル買いが一服。
2)前日、パウエルFRB議長が市場の利下げ開始の後ずれ観測に寄り添う姿勢がみられたことでドルが買われた。
3)当面のインフレ指標がでそろったこともあり、目先のドル買い材料出尽くし感もあるようだ。
4)米債利回りが低下、ドル売りを誘っている。
NY市場
1)ドル買いが一服。
2)ドル円は、154円台前半に値を落とした。
3)日米韓の財務相会合が開催され、為替に関して、緊密に協議することで合意したと伝わった。
4)日本と韓国が自国通貨安を巡る懸念を認識し、米国も認識したと伝わった。円買いに反応。
5)基本ホワイトハウスは為替を操作を嫌うが、米国も認識しと伝わったことで、155円を前にした財務省の為替介入の思惑が高まったかもしれない。